JP7156900B2 - 硬貨払出装置 - Google Patents

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本発明は、硬貨払出装置に関する。
近年、店舗等において、商品代金として入金された硬貨を収納したり、収納された硬貨を商品代金に応じて釣銭として出金したりする硬貨入出金装置が広く利用されている。
前記硬貨入出金装置に関連する技術として、例えば特許文献1の硬貨払出装置が提案されている。前記特許文献1には、回転ディスクを正回転させて規制ピンにより硬貨を回転ディスクの周方向に案内して排出させる硬貨払出装置において、コインジャム(硬貨詰まり)による硬貨の排出不良が生じた場合に、回転ディスクを逆回転させて硬貨を規制ピンを乗り越えさせることにより前記コインジャムを解消する技術が開示されている。
特開2014-203313号公報
しかし、従来の技術では、前記コインジャムが生じた場合に回転ディスクの回転方向を切り替える必要があるため、駆動モータの負荷が大きくなるとともに、硬貨払出装置の構成が複雑化する問題が生じ得る。
本発明の目的は、簡易な構成により硬貨の排出不良を防止することが可能な硬貨払出装置を提供することにある。
本発明の一の態様に係る硬貨払出装置は、硬貨を垂直方向に積み重ねて収納する硬貨収納部と、前記硬貨収納部の底面に対向するように配置され、前記垂直方向の回転軸周りに回転駆動される回転体と、前記回転体の上面に設けられ、前記硬貨収納部に収納される前記硬貨を前記回転体の前記回転駆動に応じて前記硬貨収納部の底面に設けられる開口部から押し出して排出する押出し部と、前記硬貨収納部の前記開口部から前記硬貨が排出されたことを検知する硬貨検知部と、前記硬貨検知部により前記硬貨が排出されたことが検知された検知タイミングに基づいて前記回転体が1回転するのに要する回転時間を算出する算出部と、前記算出部により算出される前記回転時間に基づいて、前記回転体を所定の位置に停止させる駆動制御部と、を備える。
本発明によれば、簡易な構成により硬貨の排出不良を防止することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の全体構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の内部構造を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の側面カバーを透視した状態を示す側面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の硬貨収納カセットを上方から見た斜視図である。 図5は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の硬貨収納カセットを下方から見た斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の硬貨収納カセットの内部構成を示す模式図である。 図8Aは、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の硬貨収納カセットの硬貨が排出される仕組みを示す図ある。 図8Bは、図8Aを上方から見た図である。 図9Aは、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の硬貨収納カセットの硬貨が排出される仕組みを示す図ある。 図9Bは、図9Aを上方から見た図である。 図10Aは、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置の硬貨収納カセットの硬貨が排出される仕組みを示す図ある。 図10Bは、図10Aを上方から見た図である。 参考形態に係る硬貨入出金装置において、硬貨の排出不良が生じる仕組みを示す図ある。 参考形態に係る硬貨入出金装置において、硬貨の排出不良が生じる仕組みを示す図ある。 図12Aは、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置において押出しピンが移動する様子を示す図である。 図12Bは、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置において押出しピン及び硬貨が移動する様子を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置において押出しピンの停止位置を算出するためのタイミングチャートである。 図14は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置で実行される制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置で実行される制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置で実行される制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。尚、以下の各実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置は、例えば、店舗、ガソリンスタンド等の施設において、POS端末等に接続されて使用される。前記硬貨入出金装置は、例えば自動釣銭機としての機能を有する。前記硬貨入出金装置は、本発明の硬貨払出装置の一例である。以下では、本発明の硬貨払出装置の一実施形態として、両面から操作可能な硬貨入出金装置(自動釣銭機)を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置100の外観を示す斜視図である。図2は、硬貨入出金装置100の内部構造を斜め上方から見た斜視図である。
硬貨入出金装置100は、一方側(表面)から操作可能な入出金部110Aと、他方側(裏面)から操作可能な入出金部110Bとを備えている。入出金部110Aは、硬貨を入金(投入)するための硬貨入金口113Aと、紙幣を入金又は出金するための紙幣入出金口112Aと、硬貨を出金するための硬貨出金口111Aとを含んでいる。同様に、入出金部110Bは、硬貨を入金するための硬貨入金口113Bと、紙幣を入金又は出金するための紙幣入出金口(図示せず)と、硬貨を出金するための硬貨出金口111Bとを含んでいる。硬貨出金口111Aは、硬貨入出金装置100の下方に設けられる硬貨搬送部130の一端に配置されており、硬貨出金口111Bは、硬貨搬送部130の他端に配置されている。
図2に示すように、硬貨入出金装置100の内部の上方には、硬貨集金部101と、入金硬貨搬送部102A,102Bと、搬送通路切換機構103と、硬貨収納部104とが設けられている。図3に示すように、硬貨収納部104には、硬貨の金種に応じた複数の硬貨収納カセット10が設けられている。例えば図3の左端に設けられた硬貨収納カセット10は、100円及び500円の硬貨を収納し、図3の中央に設けられた硬貨収納カセット10は、10円及び50円の硬貨を収納し、図3の右端に設けられた硬貨収納カセット10は、1円及び5円の硬貨を収納する。
硬貨入金口113Aから入金された硬貨及び硬貨入金口113Bから入金された硬貨は、硬貨集金部101に集められる。硬貨集金部101に集められた硬貨は、硬貨識別部(図示せず)により金種が識別され、対応する硬貨収納カセット10に収納される。各硬貨収納カセット10の底部には、収納された硬貨を搬送ベルト上(図示せず)に排出する排出口が設けられている。
硬貨識別部は、公知の方法、例えば硬貨の大きさ(厚みを含む)、重量、材質、撮影画像等から金種を識別し、硬貨識別信号を制御部1(図6参照)に送信する。また、紙幣識別部(図示せず)は、公知の方法、例えば紙幣の印刷パターン(透かしを含む)、印刷インクの材質、縦横寸法等から金種を識別し、紙幣識別信号を制御部1に送信する。
制御部1は、硬貨識別部からの硬貨識別信号を受信し、硬貨識別信号に応じて所定の硬貨収納カセット10に硬貨を搬送する搬送指令信号を搬送通路切換機構103に送信する。
例えば、制御部1は、硬貨識別部から100円硬貨の硬貨識別信号を受信すると、100円硬貨用の硬貨収納カセット10に硬貨を搬送する搬送指令信号を搬送通路切換機構103に送信する。これにより、搬送通路切換機構103に通じる搬送路を搬送する100円硬貨が、100円硬貨用の硬貨収納カセット10に落下して収納される。
また、制御部1は、釣銭が必要となったときに所定の硬貨収納カセット10の駆動部(後述の駆動モータ14)に駆動指令信号を送信する。具体的には、制御部1は、硬貨識別部にて金種を識別された硬貨の枚数を計数して合計金額を算出し、かつ外部からの商品代金情報を受信し、合計金額と商品代金情報に含まれる金額とを比較して釣銭が必要であるか否かを判断する。そして、制御部1は、釣銭が必要な場合に釣銭に応じた硬貨収納カセット10の駆動部に駆動指令信号を送信する。前記駆動指令信号に応じて駆動部が駆動することにより、硬貨収納カセット10から釣銭としての硬貨Mが硬貨搬送部130に排出される。
硬貨搬送部130は、硬貨収納カセット10から排出される硬貨Mを硬貨出金口111A,111Bに搬送して出金する。硬貨搬送部130は、硬貨Mの搬送方向をA方向及びB方向に相互に切り替えることが可能に構成されている。例えば、硬貨搬送部130は、硬貨MをA方向に搬送して硬貨出金口111Aに出金する。また硬貨搬送部130は、硬貨MをB方向に搬送して硬貨出金口111Bに出金する。尚、硬貨搬送部130は、例えば入出金部110Aにおいて利用者から操作(入金等)を受け付けた場合に、制御部1の指令信号に基づいて、硬貨MをA方向に搬送して硬貨出金口111Aに出金する。一方、硬貨搬送部130は、例えば入出金部110Bにおいて利用者から操作(入金等)を受け付けた場合に、制御部1の指令信号に基づいて、硬貨MをB方向に搬送して硬貨出金口111Bに出金する。
次に、硬貨収納カセット10の具体的な構成について説明する。図4は、1つの硬貨収納カセット10の構成を示す斜視図であり、図5は、当該硬貨収納カセット10を下方から見た斜視図である。ここでは、図4及び図5では一例として、10円及び50円の硬貨を収納する硬貨収納カセット10を示している。
また図6には、硬貨入出金装置100の制御部1の機能ブロックを示している。制御部1は、時間取得部2、硬貨枚数取得部3、判定処理部4、硬貨検出部5、演算処理部6、モータ制御部7などの処理部を備えている。硬貨収納カセット10は、制御部1の指令信号に基づいて、硬貨Mを収納したり排出したりする。
図4に示すように、硬貨収納カセット10は、同一金種の硬貨(例えば10円硬貨)を不規則に収納する第1収納部11aと、同一金種の硬貨(例えば50円硬貨)を水平置きに垂直方向に積み重ねて収納する第2収納部11bとを備えている。第2収納部11bは、例えば円筒状(チューブ状)に形成されており、内径(内部領域)が硬貨の直径より僅かに大きくなっている。第2収納部11bの底面には、排出口11c(開口部)が設けられており、第2収納部11bに収納された硬貨が1枚ずつ排出口11cから排出される。第2収納部11bは、本発明の硬貨収納部の一例である。
図7は、硬貨収納カセット10の内部構成を示す模式図である。硬貨収納カセット10の下方には、第2収納部11bの底面に対向するように、回転ディスク12が設けられている。回転ディスク12の上面には、当該回転ディスク12の上面から上方(垂直方向)に立ち上がる円筒状の押出しピン13(突起)が設けられている。回転ディスク12は、モータ制御部7の指令信号に基づいて駆動モータ14が駆動することにより、変速機能を担う複数のギヤを介して、垂直方向の回転軸周りに所定の方向(図7に示すR1方向)に回転駆動する。回転ディスク12は、本発明の回転体の一例である。押出しピン13は、回転ディスク12の回転駆動に応じてR1方向に回転する。第2収納部11bの下側の側方には、光センサ15が設けられている。例えば下方側に配置された光センサ15(発光センサ)から発光された光15a(光ビーム)は、上方側に配置された光センサ15(受光センサ)に受光される。光センサ15は、硬貨Mが光15aを遮光することにより、当該硬貨Mが第2収納部11bから排出されたことを検知する。
次に、第2収納部11bから硬貨Mが排出される仕組みについて、図8から図10を用いて説明する。
図8Aには、第2収納部11bに硬貨Mが収納されている様子を示している。図8Bは、第2収納部11bを上方から見た様子を示している。この状態において、硬貨Mの払出要求に応じて第2収納部11bから硬貨Mを排出する場合、モータ制御部7からの前記駆動指令信号に基づいて駆動モータ14が駆動する。これにより、回転ディスク12がR1方向に回転し、これに伴って押出しピン13がR1方向に回転する。押出しピン13は、第2収納部11bに収納された複数の硬貨Mのうち最下位置の硬貨Mに当接し、当該硬貨Mを第2収納部11bの排出口11cからD1方向に押し出す。
図8A及び図8Bに示す状態からさらに押出しピン13がR1方向に回転すると、図9A及び図9Bに示すように、硬貨Mが第2収納部11bの排出口11cからD1方向にさらに押し出され、硬貨Mが光センサ15の光15aを遮光する。すなわち、光センサ15は、透光状態から遮光状態に変化する。光センサ15は、光15aが遮光されると、硬貨Mを検知したとして検知信号(例えばON信号)を制御部1に送信する。
図9A及び図9Bに示す状態からさらに押出しピン13がR1方向に回転すると、図10A及び図10Bに示すように、硬貨Mが第2収納部11bの排出口11cから排出されて下方(D2方向)に落下する。このとき、光センサ15の光15aは、受光側の光センサ15に受光される。すなわち、光センサ15は、遮光状態から透光状態に変化する。光センサ15は、光15aが透光されると、硬貨Mが通過したとして検知信号(例えばOFF信号)を制御部1に送信する。硬貨検出部5は、光センサ15から受信する検知信号(ON信号及びOFF信号)に基づいて、硬貨Mが第2収納部11bから排出されたと判断する。第2収納部11bから排出された硬貨Mは、搬送ベルト上に排出されて硬貨出金口111Aから出金される。
ここで、光センサ15は、硬貨Mが押出しピン13に押し出されて移動することにより光15aを遮光及び透光したときに、硬貨Mが排出されたことを検知してもよいし、硬貨収納カセット10に含まれる構成部材(図示せず)が硬貨Mの移動に応じて動作することにより光15aを遮光及び透光したときに、硬貨Mが排出されたことを検知してもよい。光センサ15は、本発明の硬貨検知部の一例である。
このように、回転ディスク12及び押出しピン13がR1方向に1回転(一周)すると、回転ディスク12の上面に設けられた押出しピン13が、第2収納部11bに収納された硬貨Mを回転ディスク12の回転動作に応じて第2収納部11bの排出口11cから押し出して排出する。これにより、第2収納部11bに収納された硬貨Mは、最下位置の硬貨Mから1枚ずつ第2収納部11bから排出される。押出しピン13は、本発明の押出し部の一例である。
尚、硬貨入出金装置100は、回転ディスク12がR1方向とは反対方向に回転可能な構成であってもよい。例えば、回転ディスク12が逆回転する場合、硬貨収納カセット10の第1収納部11aに収納された硬貨M(ここでは10円硬貨)が排出される。
ここで、回転ディスク12が停止しているときの押出しピン13の位置が本来の位置とは異なる場合、以下に示す不具合が生じるおそれがある。例えば、第2収納部11bに硬貨Mが1枚も収納されていない場合に、押出しピン13が、第2収納部11bを上方から見て第2収納部11bの内側に位置する(内部領域に重なる)ように停止することが考えられる。この場合に、第2収納部11bに硬貨Mが収納(入金)されると、図11Aに示すように、硬貨Mが押出しピン13に乗り上げ、第2収納部11b内で斜めに積み重なった状態となる。
その後、硬貨Mの払出の要求により回転ディスク12が回転すると、押出しピン13が回転し、第2収納部11bの最下位置の硬貨Mが排出口11cに移動し、図11Bに示すように、斜めになった硬貨Mが排出口11cの端部と干渉して引っ掛かった状態で固定される。この場合、押出しピン13はそれ以上回転することができず、回転ディスク12を駆動している駆動モータ14がロック状態となり、エラーが発生してしまう。
従来、押出しピン13は、初期設定において、硬貨Mを排出完了した時点の位置に停止するように手動で設定されている。また、前記位置から押出しピン13が周回するように、駆動モータ14の駆動時間を予め設定している。しかしながら、個々の硬貨入出金装置100ごとに、駆動モータ14、回転ディスク12、ギヤ等の動作のバラツキや負荷状態がそれぞれ異なるため、押出しピン13が繰り返し周回するうちにその停止位置がずれて、第2収納部11bの内部領域で停止し、上記エラーが発生することが考えられる。
これに対して、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置100は、光センサ15の検出信号に基づいて押出しピン13を適正な位置で停止させることにより上記エラーの発生を防止する構成を備えている。以下、押出しピン13を適正な位置に停止させるための構成について具体的に説明する。
図12A及び図12Bは、第2収納部11bを上方から見た図である。図12Aでは、回転ディスク12がR1方向に回転することにより、押出しピン13が位置P1から位置P2に移動した様子を示している。位置P1は、上方から見て、押出しピン13が第2収納部11bの内部領域に入る直前の位置を示し、位置P2は、押出しピン13が第2収納部11bの内部領域から出た直後の位置を示している。角度θtは、位置P1,P2のなす角度、すなわち押出しピン13が第2収納部11bの内部領域を通過する角度を示している。
図12Bにおいて、位置P3は、硬貨Mが光センサ15の光15aを遮光し始めたとき(遮光開始時)の位置を示している。位置P4は、硬貨Mが光センサ15の光15aを遮光しなくなったとき(遮光終了時)、すなわち光15aが透光し始めたとき(透光開始時)の位置を示している。角度θsは、位置P3,P4のなす角度、すなわち硬貨Mが光センサ15の光15aを通過する角度を示している。角度θd1は、位置P1,P3のなす角度を示し、角度θd2は、位置P2,P4のなす角度を示している。
図13は、押出しピン13の停止位置を算出するためのタイミングチャートである。図13の時間Tcは、回転ディスク12が1回転(一周)するのに要する時間(以下、回転時間Tcという。)を示している。換言すると、回転時間Tcは、回転ディスク12を1回転させるために要する駆動モータ14の駆動時間を示している。回転時間Tcは、本発明の回転時間の一例である。
図13の(a)は、駆動モータ14を駆動するための駆動信号(電力供給)を示すタイミングチャートである。ここでは、Hi状態(ハイレベル)が、電力供給状態を示している。図13の(b)は、光センサ15の光15aが硬貨Mにより遮光されているか否かを示すタイミングチャートである。ここでは、光センサ15の光15aが硬貨Mにより遮光されている状態(遮光状態)をHi状態(ハイレベル)として示しており、光15aが硬貨Mにより遮光されていない状態(透光状態)をLow状態(ローレベル)として示している。図13の(c)は、押出しピン13が第2収納部11bの内部領域に存在しているか否かを示すタイミングチャートである。ここでは、Hi状態(ハイレベル)が、押出しピン13が第2収納部11bの内部領域に存在していることを示している。図13の(d)は、押出しピン13の正常な位置範囲を示すタイミングチャートである。ここでは、時間T1からT3の期間が、上記エラーが発生しない正常な位置範囲を示している。
例えば硬貨Mの払出の要求により駆動モータ14が駆動を開始すると、回転ディスク12が回転し、それに応じて押出しピン13がR1方向に移動を開始する。
先ず、押出しピン13は、第2収納部11bの内部領域に進入し(図12Aの位置P1参照)、図13の(c)に示す時間Tθtが開始される。
その後、第2収納部11bに硬貨Mが収納されている場合は、押出しピン13が硬貨Mを移動させて、図12Bの位置P1,P3のなす角度θd1に対応する時間Tθd1、すなわち押出しピン13が角度θd1を移動するのに要する時間Tθd1が経過すると、第2収納部11bから押し出された硬貨Mが、光センサ15の光15aを遮光する。これにより、時間Tθsが開始される。
その後、押出しピン13が位置P2(図12A参照)に到達して第2収納部11bの内部領域から出ると、時間Tθtが終了する。
その後、押出しピン13がさらに硬貨Mを移動させて、図12Bの位置P2から位置P4のなす角度θd2に対応する時間Tθd2、すなわち押出しピン13が角度θd2を移動するのに要する時間Tθd2が経過すると、第2収納部11bから押し出された硬貨Mが、光センサ15の光15aを通過する。これにより、時間Tθsが終了し、1枚の硬貨Mが排出される。
その後、次の硬貨Mを排出するために、押出しピン13は再度R1方向に回転して、第2収納部11bの内部領域に進入し時間Tθtが開始される。
ここで、回転ディスク12及び押出しピン13が1回転するのに要する回転時間Tc(駆動モータ14の駆動時間)は、光センサ15による硬貨Mの検知タイミングに基づいて算出される。具体的には、演算処理部6が、光センサ15が遮光状態から透光状態に変化した時間(検知タイミング)を計測することにより回転時間Tcを算出する。例えば、制御部1は、1枚目の硬貨Mが光15aを通過したことにより光センサ15により検知された検知タイミングから、2枚目の硬貨Mが光15aを通過したことにより光センサ15により検知された検知タイミングまでに要した時間を回転時間Tcとして算出する(図13の(b)参照)。また、回転時間Tcは、時間Tθtの立ち下がりタイミングから次の時間Tθtの立ち下がりタイミングまでの期間と同一となる(図13の(c)参照)。
上述のようにして回転時間Tcが算出されることにより、押出しピン13が第2収納部11bの内部領域に進入する直前の位置P1と、第2収納部11bの内部領域を出た直後の位置P2とを算出することができる。さらに位置P1,P2が算出されることにより、前記角度θtが算出される。
具体的には、演算処理部6は、押出しピン13が角度θt分回転するのに要する時間Tθtを、Tθt=(θt×Tc)÷2πの式により算出する。
また、演算処理部6は、押出しピン13が角度θs分回転するのに要する時間Tθsを、Tθt=(θs×Tc)÷2πの式により算出する。
また、演算処理部6は、押出しピン13が角度θd1分回転するのに要する時間Tθd1を、Tθd1=(θd1×Tc)÷2πの式により算出する。
また、演算処理部6は、押出しピン13が角度θd2分回転するのに要する時間Tθd2を、Tθd2=(θd2×Tc)÷2πの式により算出する。
このように、演算処理部6は、光センサ15の検知タイミングから算出された回転時間Tcに基づいて、図13に示す時間Tθt,Tθs,Tθd1,Tθd2を算出する。演算処理部6は、本発明の算出部の一例である。
ここで、図13の(d)に示す期間T1~T3は、上記エラーの発生を抑えることができる押出しピン13の停止区間を示しているが、前記時間Tθs,Tθd1,Tθd2は設計値より算出しているため、実際の硬貨入出金装置100では誤差が含まれることが考えられる。このため、押出しピン13の停止位置を期間T1~T3の中間位置T2となるように設定することが好ましい。
そこで、演算処理部6は、回転時間Tcに基づいて、硬貨Mが光センサ15を通過してから回転ディスク12を停止させるまでの時間、すなわち光センサ15により硬貨Mが排出されたことが検知されてから回転ディスク12を停止させるまでの時間Tm(以下、駆動モータ停止時間Tmという。)を、以下の式により算出する。駆動モータ停止時間Tmは、本発明の駆動停止時間の一例である。
Tm=(Tc-Tθt)÷2-Tθd2
モータ制御部7は、硬貨Mが光センサ15を通過してから、上記式により算出された駆動モータ停止時間Tmだけ経過した後に駆動モータ14の駆動を停止させる。これにより、上記エラーの発生を抑えることができる押出しピン13の停止区間のうち中間位置で押出しピン13を停止することができる。
このように、モータ制御部7は、回転時間Tcに基づいて、第2収納部11bの上方から見て押出しピン13が第2収納部11bに重ならない位置に停止するように、回転ディスク12を停止させる。また、モータ制御部7は、第2収納部11bの上方から見て第2収納部11bの収納領域に重なる押出しピン13が回転駆動により前記収納領域に重ならなくなるタイミングから、押出しピン13が前記回転駆動により前記収納領域に重なるタイミングまでの期間T1~T3の中間位置T2に対応する位置に押出しピン13が停止するように、回転ディスク12を停止させる。モータ制御部7は、本発明の駆動制御部の一例である。
図14、図15及び図16は、硬貨Mの払出処理の一例を示すフローチャートである。図14及び図15に示すフローチャートは、1つの金種の硬貨Mを指示された枚数分排出(出金)する処理の流れを示している。前記払出処理を実行させるための払出処理プログラム(硬貨出金制御ファームウェア)は、例えば記憶部8に記憶される。制御部1は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーであり、制御部1は、前記CPUで前記払出処理プログラムに従った各種の処理を実行することによって図6に示す各種の処理部として機能する。
ステップS101において、硬貨入出金装置100の制御部1(時間取得部2)は、記憶部8から、回転ディスク12が1回転するのに要する時間である回転時間Tcと、硬貨Mが光センサ15を通過した時点から回転ディスク12を停止させるまでの時間である駆動モータ停止時間Tmとを読み出す。尚、回転時間Tc及び駆動モータ停止時間Tmは、硬貨入出金装置100の初期状態では、デフォルトの値が記憶部8に書き込まれている。例えば、出荷前の動作確認検査等における動作において、硬貨入出金装置100ごとに対応する回転時間Tc及び駆動モータ停止時間Tmを算出し、算出した時間をデフォルトの値として記憶部8に書き込んでおく(図16のステップS205参照)。
次にステップS102において、制御部1(硬貨枚数取得部3)は、記憶部8で管理されている、硬貨入出金装置100に収納されている硬貨Mの在高枚数を読み出す。
次にステップS103において、制御部1は、記憶部8で管理されている、硬貨Mの出金要求枚数を読み出す。
次にステップS104において、制御部1(判定処理部4)は、前記在高枚数と前記出金要求枚数とを比較する。前記在高枚数が前記出金要求枚数より少ない場合(S104:NO)、制御部1は、出金できないことを示すエラーを通知し(S105)、払出処理を停止する。前記在高枚数が前記出金要求枚数以上の場合(S104:YES)、制御部1は、変数である出金枚数に出金要求枚数をセットする(S106)。
次に、制御部1(硬貨検出部5)は、駆動モータ14の回転駆動を開始し(S107)、硬貨Mが光センサ15の光15aを遮光(光センサ15がON)した後、光15aが透光状態(光センサ15がON)になるのを検出する(S108、S109)。
光センサ15の光15aが遮光した後に透光状態に変化したということは硬貨Mが出金(排出)されたことを意味するため、続いて、制御部1は、変数である出金枚数の値を1つ減少させる(S110)。
次に、前記出金枚数が1枚未満(0枚)の場合は(S111:NO)、この出金要求の処理において回転時間Tcを算出することができないため、ステップS101で読み出した駆動モータ停止時間Tmが経過した後、制御部1(モータ制御部7)は、駆動モータ14を停止させて回転ディスク12の回転駆動を停止させ(S119)、出金動作を停止する。
前記出金枚数が1枚以上の場合(S111:YES)、ステップS112において、制御部1は、タイマ9を「0」にリセットした後、タイマ9の計測を開始する。
次にステップS113において、制御部1(硬貨検出部5)は、次に出金する硬貨Mが光センサ15の光15aを遮光(光センサ15がON)した後、光15aが透光状態(光センサ15がON)になるのを検出する(S113、S114)。
光センサ15の光15aが遮光した後に透光状態に変化したということは硬貨Mが出金(排出)されたことを意味するため、続いて、制御部1は、前記出金枚数の値を1つ減少させる(S115)。
次にステップS116において、制御部1は、タイマ9により計測された時間を取得する。
次にステップS117において、制御部1(演算処理部6)は、回転ディスク12及び押出しピン13が1回転するのに要した回転時間Tcと駆動モータ停止時間Tmとを算出するための演算処理、及び、算出した値を記憶部8に登録する登録処理とを実行する。
図16は、前記演算処理及び前記登録処理に対応するサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
先ずステップS201において、制御部1(演算処理部6)は、ステップS116において取得した時間を、回転ディスク12及び押出しピン13が1回転するのに要した回転時間Tc(駆動モータ14の駆動時間)としてコピーする。
次にステップS202及びS203において、制御部1(演算処理部6)は、回転時間Tcの値から予め設計値として確定している角度θt,θd2,θsに基づいて、上述の式により時間Tθt,Tθd2を算出する。
次にステップS204において、制御部1(演算処理部6)は、回転時間Tc及び時間Tθt,Tθd2に基づいて、上述の式により駆動モータ停止時間Tmを算出する。
次にステップS205において、制御部1(演算処理部6)は、算出した回転時間Tc及び駆動モータ停止時間Tmの値をそれぞれ、ステップS101で読み出した記憶部8の記憶領域に書き込み更新する。その後、サブルーチンの処理は終了する。
ステップS117の処理が終了すると、制御部1(硬貨枚数取得部3)は前記出金枚数を確認し、前記出金枚数が1枚以上の場合(S118:YES)、処理はステップS112に移行する。
前記出金枚数が1枚未満(0枚)の場合(S118:NO)、制御部1(モータ制御部7)は、ステップS117で算出した駆動モータ停止時間Tmが経過した後、駆動モータ14を停止させて(S119)、払出処理を停止する。
ここで、ステップS117のサブルーチンの処理では、直前の回転駆動により算出された回転時間Tcに基づいて駆動モータ停止時間Tmを算出しているが、駆動モータ停止時間Tmの算出方法はこれに限定されない。例えば、演算処理部6は、過去に算出した複数の回転時間Tcに基づいて、駆動モータ停止時間Tmを算出してもよい。具体的には、演算処理部6は、過去に算出した複数の回転時間Tcの平均値を、駆動モータ停止時間Tmとして算出してもよい。
また、一回の出金取引の間に得られた駆動モータ停止時間Tm及び回転時間Tcの値の平均値を取り、その平均値を前記駆動モータ停止時間Tm及び回転時間Tcとして記憶部8に登録してもよい。また例えば、過去最近のN回分の駆動モータ停止時間Tm及び回転時間Tcを保持しておき、N回分の平均値を駆動モータ停止時間Tm及び回転時間Tcとして記憶部8に登録してもよい。これにより、駆動モータ停止時間Tm及び回転時間Tcを、より安定した値として取得することができる。
硬貨入出金装置100は、上述の処理により得られた駆動モータ停止時間Tmに基づいて、硬貨Mを排出した後の駆動モータ14の停止制御を行う。尚、硬貨入出金装置100は、硬貨Mが第2収納部11bに存在しない場合は、上述の処理により得られた回転時間Tcに基づいて、駆動モータ14の停止制御を行う。これにより、経年変化等で駆動モータ14の動作のバラツキ、回転ディスク12、ギヤ等の負荷状態が変化しても、変化に応じて押出しピン13の位置を適切な位置に維持することができるため上記エラーの発生を防ぐことができる。すなわち、硬貨入出金装置100を使用し続けた場合、回転ディスク12が1回転するのに要する回転時間Tcは、駆動モータ14の動作のバラツキ、回転ディスク12、ギヤ等の負荷状態の変化などにより変動する可能性がある。この場合においても、上述の構成によれば、前記回転時間Tcに応じて駆動モータ停止時間Tmが算出されるため、押出しピン13の位置を常に最適な位置に停止させることできる。
以上のように、本発明の実施形態に係る硬貨入出金装置100によれば、硬貨Mを第2収納部11bから排出する度に前記演算処理を実行することにより駆動モータ停止時間Tmを動的(リアルタイム)に算出するため、押出しピン13の位置を最適な位置に停止させることできる。よって、硬貨Mの排出不良が生じた場合に駆動モータ14を逆回転させる従来の構成を備える必要がないため、硬貨入出金装置100の構成を簡略化することができる。また、硬貨Mの排出不良を防止するための機構を別途追加する必要がないため、硬貨入出金装置100の大型化を防ぐことができ、さらには小型化を図ることもできる。また、硬貨入出金装置100では、硬貨Mの排出を検知する光センサ15の検知結果を用いて、回転ディスク12の停止制御を行うことができるため、コストが増大することもない。また、硬貨入出金装置100ごとに押出しピン13の位置を最適な位置に停止させることできるため、駆動モータ停止時間Tmを硬貨入出金装置100ごとに個別に設定する必要もない。
1 :制御部
2 :時間取得部
3 :硬貨枚数取得部
4 :判定処理部
5 :硬貨検出部
6 :演算処理部
7 :モータ制御部
8 :記憶部
9 :タイマ
10 :硬貨収納カセット
11a :第1収納部
11b :第2収納部
11c :排出口
12 :回転ディスク
13 :押出しピン
14 :駆動モータ
15 :光センサ
15a :光
100 :硬貨入出金装置
M :硬貨
Tc :回転時間
Tm :駆動モータ停止時間

Claims (6)

  1. 硬貨を垂直方向に積み重ねて収納する硬貨収納部と、
    前記硬貨収納部の底面に対向するように配置され、前記垂直方向の回転軸周りに回転駆動される回転体と、
    前記回転体の上面に設けられ、前記硬貨収納部に収納される前記硬貨を前記回転体の前記回転駆動に応じて前記硬貨収納部の底面に設けられる開口部から押し出して排出する押出し部と、
    前記硬貨収納部の前記開口部から前記硬貨が排出されたことを検知する硬貨検知部と、
    前記硬貨検知部により前記硬貨が排出されたことが検知された検知タイミングに基づいて前記回転体が1回転するのに要する回転時間を算出する算出部と、
    前記算出部により算出される前記回転時間に基づいて、前記回転体を所定の位置に停止させる駆動制御部と、
    を備える硬貨払出装置。
  2. 前記駆動制御部は、前記硬貨収納部の上方から見て前記押出し部が前記硬貨収納部に重ならない位置に停止するように、前記回転体を停止させる、
    請求項1に記載の硬貨払出装置。
  3. 前記駆動制御部は、前記硬貨収納部の上方から見て前記硬貨収納部の収納領域に重なる前記押出し部が前記回転駆動により前記収納領域に重ならなくなるタイミングから、前記押出し部が前記回転駆動により前記収納領域に重なるタイミングまでの期間の中間位置に対応する位置に前記押出し部が停止するように、前記回転体を停止させる、
    請求項2に記載の硬貨払出装置。
  4. 前記算出部は、前記回転時間に基づいて、前記硬貨検知部により前記硬貨が排出されたことが検知されてから前記回転体を停止させるまでの時間を示す駆動停止時間を算出する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の硬貨払出装置。
  5. 前記駆動制御部は、前記硬貨検知部により前記硬貨が排出されたことが検知されてから前記駆動停止時間が経過した後に、前記回転体を停止させる、
    請求項4に記載の硬貨払出装置。
  6. 前記算出部は、過去に算出した1又は複数の前記回転時間に基づいて、前記駆動停止時間を算出する、
    請求項4又は請求項5に記載の硬貨払出装置。
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