JP7155278B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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JP7155278B2 JP2020547813A JP2020547813A JP7155278B2 JP 7155278 B2 JP7155278 B2 JP 7155278B2 JP 2020547813 A JP2020547813 A JP 2020547813A JP 2020547813 A JP2020547813 A JP 2020547813A JP 7155278 B2 JP7155278 B2 JP 7155278B2
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Description

本発明は、鞍乗り型車両のエアバッグ装置に関する。
従来、ヘッドパイプの後面を覆い且つ乗員が着座するシートの前方に配置されることによって跨ぎ空間を形成する車体カバーと、跨ぎ空間に設けられ且つエアバッグを収容するリテーナーと、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記エアバッグ装置では、リテーナーは、車体カバーに沿うようにして後斜め上方に傾斜して設けられるとともに、エアバッグは、側面視においてリテーナーの傾斜に沿う中心線に対して前側に傾斜した方向に膨出する。
特開2015-145151号公報
特許文献1では、ハンドルの転舵に関わらず、エアバッグの上方展開は同一位置で行われるため、ハンドルが転舵された車両の旋回中に乗員の姿勢が変化し、乗員に対してエアバッグの展開位置が左右にずれる場合がある。
本発明の目的は、ハンドルの転舵に応じてエアバッグを乗員に対向するように展開させることが可能な鞍乗り型車両のエアバッグ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、インフレーター(53)と、前記インフレーター(53)から放出されるガスによって膨張するエアバッグ(52)と、前記エアバッグ(52)を収納するリテーナー(51,91)と、を有するエアバッグ装置を備える鞍乗り型車において、前記リテーナー(51,91)は、ヘッドパイプ(14)の後方に配置され、前記リテーナー(51,91)は、前記ヘッドパイプ(14)に回動可能に支持される操舵軸(20)から後方に延びる第1延出部(68,88)と、前記ヘッドパイプ(14)から、又は、前記第1延出部(88)の下方で前記操舵軸(20)から後方に延びる第2延出部(69,89)とに連結され、ハンドル(23)の転舵に応じて前記リテーナー(51,91)が左右に移動することを特徴とする。
上記発明において、前記第1延出部(68)は、一端が前記操舵軸(20)に固定され、他端が前記リテーナー(51)に揺動可能に連結され、前記第2延出部(69)は、一端が前記ヘッドパイプ(14)側に揺動可能に連結されるとともに他端が前記リテーナー(51)に揺動可能に連結されたリンク部材(71)を備えるようにしても良い。
また、上記発明において、前記リンク部材(71)は、一対設けられるようにしても良い。
また、上記発明において、前記リンク部材(71)は、一対の平行リンクからなるようにしても良い。
また、上記発明において、前記第1延出部(88)及び前記第2延出部(89)は、それぞれ一端が前記操舵軸(20)側に固定され、他端が前記リテーナー(91)に固定されていても良い。
また、上記発明において、前記第2延出部(89)は、前記操舵軸(20)を備えるとともに操舵輪(2)を支持するフロントフォーク(11)に取付けられるようにしても良い。
本発明は、リテーナーが、ヘッドパイプの後方に配置され、リテーナーは、ヘッドパイプに回動可能に支持される操舵軸から後方に延びる第1延出部と、ヘッドパイプ又は操舵軸から後方に延びる第2延出部とに連結され、ハンドルの転舵に応じてリテーナーが左右に移動するので、ハンドルの転舵に応じてリテーナーを左右に移動でき、エアバッグの上方展開を行う際に、エアバッグを乗員に対向して展開させることができる。
上記発明において、第1延出部は、一端が操舵軸に固定され、他端がリテーナーに揺動可能に連結され、第2延出部は、一端がヘッドパイプ側に揺動可能に連結されるとともに他端がリテーナーに揺動可能に連結されたリンク部材を備えるので、第1延出部と第2延出部とを操舵軸の軸方向に近づけて配置でき、エアバッグ装置のコンパクト化を図ることができる。
また、上記発明において、リンク部材は、一対設けられるので、リテーナーを、第1延出部と第2延出部の一対のリンク部材とで強固に支持できる。
また、上記発明において、リンク部材は、一対の平行リンクからなるので、ハンドルの操舵に応じてリテーナーを左右に平行移動でき、エアバッグの上方展開を行う際に、エアバッグを乗員に対向して展開させることができる。
また、上記発明において、第1延出部及び第2延出部は、それぞれ一端が操舵軸側に固定され、他端がリテーナーに固定されているので、簡単な構造で、ハンドルの転舵に応じてリテーナーを左右に移動でき、エアバッグの上方展開を行う際に、エアバッグを乗員に対向して展開させることができる。
また、上記発明において、第2延出部は、操舵軸を備えるとともに操舵輪を支持するフロントフォークに取付けられるので、第2延出部の取付位置の自由度を増すことができ、エアバッグ装置の汎用性を高めることができる。
図1は、本発明の第1実施形態のエアバッグ装置を備える自動二輪車を示す左側面図である。 図2は、車体前部の車幅方向中央を前後に切断した断面図(第1実施形態)である。 図3は、エアバッグ装置の配置及び構造を示す背面図(第1実施形態)である。 図4は、エアバッグ装置の配置及び構造を示す左側面図(第1実施形態)である。 図5は、エアバッグ装置の作用を示す第1作用図(第1実施形態)である。 図6は、エアバッグ装置の作用を示す第2作用図(第1実施形態)である。 図7は、第2実施形態の自動二輪車における車体前部の車幅方向中央を前後に切断した断面図である。 図8は、エアバッグ装置の配置及び構造を示す背面図(第2実施形態)である。 図9は、エアバッグ装置の配置及び構造を示す左側面図(第2実施形態)である。 図10は、エアバッグ装置の作用を示す第1作用図(第2実施形態)である。 図11は、エアバッグ装置の作用を示す第2作用図(第2実施形態)である。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態のエアバッグ装置50を備える自動二輪車1を示す左側面図である。
図1は、後で詳述するエアバッグ52が膨張して上方へ鉛直に展開した状態を示している。
自動二輪車1は、骨格となる車体フレーム10と、車体フレーム10の前端部にフロントフォーク11を介して支持された前輪2と、車体フレーム10の後部にパワーユニット12を介して支持された後輪3とを備える。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座するシート13を備えたスクーター型の鞍乗り型車両である。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ14、メインフレーム15、左右一対のロアフレーム16、左右一対のリアフレーム17を備える。
ヘッドパイプ14は、車体フレーム10の前端に設けられ、前輪2と同様に車幅の中央に配置される。メインフレーム15は、ヘッドパイプ14から後下方に延びる。左右一対のロアフレーム16は、メインフレーム15の下端部からそれぞれ後方に延びる。左右のリアフレーム17は、左右のロアフレーム16からそれぞれ後上がりに後方へ延びる。
フロントフォーク11は、ステアリングシャフト20、左右一対のフォークパイプ21、ブリッジ部材22を備える。
ステアリングシャフト20は、ヘッドパイプ14に回動可能に支持され、ステアリングシャフト20の上端側にハンドル23が配置される。左右のフォークパイプ21は、前輪2の左右両側に配置され、車軸2aを介して前輪2を支持する。ブリッジ部材22は、ステアリングシャフト20の下端に固定されて左右のフォークパイプ21の上部を連結する。
車両側面視において、ヘッドパイプ14は、自動二輪車1に設定される所定のキャスター角の分だけ鉛直方向に対し後傾している。ステアリングシャフト20は、ヘッドパイプ14に挿通されて支持され、車両側面視で後傾して配置される。
パワーユニット12は、後輪3の駆動源としてのエンジンと、後輪3を支持するスイングアームとの機能を備える。パワーユニット12は、前端部に設けられるリンク部材24を介して揺動自在に車体フレーム10に支持され、後端部に設けられる車軸3aを介して後輪3を支持する。
シート13は、リアフレーム17の上方に設けられる。シート13は、運転者が着座する前側シート13aと、同乗者が着座する後側シート13bとを一体に備える。
運転者が左右の足を置く左右一対のステップフロア25は、前側シート13aの前下方に左右一対設けられる。
自動二輪車1は、車体フレーム10等の車体を覆う車体カバー26を備える。
車体カバー26は、フロントカバー27、インナーカバー28、センターカバー29、アンダーカバー30、左右一対のリアサイドカバー31を備える。
フロントカバー27は、ヘッドパイプ14及びフロントフォーク11の上部を前方及び左右側方から覆う。インナーカバー28は、フロントカバー27の後縁に連続し、ヘッドパイプ14及びフロントフォーク11の上部を後方から覆う。センターカバー29は、前側シート13aの前下方に位置する。アンダーカバー30は、左右のステップフロア25の下方で車体を下方から覆う。左右のリアサイドカバー31は、シート13の下方で左右のリアフレーム17を側方から覆う。
車両側面視で、後上がりに傾斜するウインドスクリーン32は、フロントカバー27の上部に取付けられる。ヘッドライト33は、フロントカバー27の前面に設けられる。
前輪2は、上方からフロントフェンダー34で覆われ、後輪3は、上方からリアフェンダー35で覆われる。
車速等の自動二輪車1に関する情報を表示するメーター36は、ハンドル23の前方に配置される。バックミラー37は、ハンドル23に取付けられる。
センターカバー29の前部は、インナーカバー28の下部に連続する。センターカバー29は、前側シート13aから左右のステップフロア25に伸ばされる運転者の左右の脚部の内側に位置する。
車両側面視では、インナーカバー28、センターカバー29及び前側シート13aの前面によって、下方に窪む跨ぎ空間38が形成される。乗員(運転者)は、自動二輪車1に乗降する際に、跨ぎ空間38を介して自動二輪車1を跨ぐことができる。
自動二輪車1は、外部からの衝撃から乗員を保護するエアバッグ装置50を備える。エアバッグ装置50は、フロントフォーク11、ハンドル23及びヘッドパイプ14の周囲に配置されている。
図2は、車体前部の車幅方向中央を前後に切断した断面図(第1実施形態)である。
ステアリングシャフト20の上端部には、ハンドルホルダー41が設けられている。
ハンドルホルダー41は、ステアリングシャフト20の上端に取付けられたベース部材61と、ベース部材61に支持されたホルダー本体62とから構成される。
ホルダー本体62は、ベース部材61に設けられた左右一対のロアホルダー63と、左右のロアホルダー63の上部にそれぞれ一対のボルト(不図示)で締結された左右一対のアッパーホルダー65とからなる。ハンドル23は、左右のロアホルダー63と左右のアッパーホルダー65との間に挟持されて固定される。
ベース部材61には、後方(詳しくは、後方斜め下方)に延びる延出部材66が固定されている。ヘッドパイプ14には、後方(詳しくは、後方斜め下方)に延びるブラケット67が固定され、ブラケット67の後部に左右一対のリンク部材71が左右揺動可能に支持されている。左右のリンク部材71は、ブラケット67から後方(詳しくは、後方斜め下方)に延びている。
上記延出部材66の後端部と左右のリンク部材71の後端部とに、エアバッグ装置50を構成する箱状のリテーナー51が左右揺動可能に連結されている。
リテーナー51は、ヘッドパイプ14及びステアリングシャフト20の後方に配置されている。
エアバッグ装置50は、リテーナー51と、リテーナー51の内部に配置されたエアバッグ52及びインフレーター53とを備える。
リテーナー51は、金属製であり、前壁51a、後壁51b、左右一対の側壁51c、上壁51d及び底壁51eを備え、上部に蓋部材54が取付けられている。
蓋部材54は、リテーナー51の後壁51b、左右の側壁51c及び上壁51dによって形成された開口51fを塞いでいる。
エアバッグ52は、インフレーター53に取付けられ、リテーナー51内に畳まれた状態で収納されている。車体に衝撃が加わったときには、インフレーター53から放出されたガスにより、エアバッグ52は、蓋部材54を押し開けながら、図1に示したように乗員(運転者)の前方に膨出する。
インフレーター53は、リテーナー51の底壁51eに設けられる。車体に設けられた加速度センサーが、車体の衝撃を検知すると、衝撃値が所定値以上になった場合に制御部(不図示)は、インフレーターに着火信号を出力して、インフレーターからガスを放出させる。この結果、放出したガスによりエアバッグが展開する。
図3は、エアバッグ装置50の配置及び構造を示す背面図である。
エアバッグ装置50は、リテーナー51を支持するリテーナー支持部56を備える。
リテーナー支持部56は、ベース部材61、延出部材66、ブラケット67及び左右一対のリンク部材71を備える。ベース部材61及び延出部材66は、上後方延出部68を構成する。また、ブラケット67及び左右一対のリンク部材71は、下後方延出部69を構成する。上後方延出部68及び下後方延出部69は、エアバッグ装置50に含まれる。
延出部材66は、板状であり、前端部がハンドルホルダー41(詳しくは、ベース部材61)に後方に延びるように固定され、後端部がリテーナー51の上壁51dから突出する上連結ピン73に揺動可能に連結されている。上連結ピン73は、リテーナー51の上壁51dの車幅方向中央に位置し、上壁51dに上方に突出するように固定されている。
ブラケット67は、板状であり、ヘッドパイプ14の後部に固定されている。
左右のリンク部材71は、それぞれ真直に形成されている。
左右のリンク部材71はそれぞれ、前端部が、ブラケット67から突出する左右一対の前連結ピン75に揺動可能に連結され、後端部が、リテーナー51の底壁51e(図2参照)から突出する左右一対の後連結ピン76に揺動可能に連結されている。
左右のリンク部材71は、ハンドル23が直進時の位置のときに、車両前後方向に延び、平行に配置されている。即ち、左右のリンク部材71は、平行リンクである。従って、リテーナー51は、左右への傾きが常に一定に維持される。例えば、リテーナー51の後壁51bは、直進時には車両後方に面し、ハンドル23の左右への転舵時においても車両後方に面している。
リテーナー支持部56を上記構造にすることで、ハンドル23を左右に転舵したときに、ハンドル23の転舵に伴ってリテーナー51は、左右に移動する。
図4は、エアバッグ装置50の配置及び構造を示す左側面図である。
車両側面視で、ベース部材61、延出部材66、ブラケット67及び左右のリンク部材71は、ステアリングシャフト20の軸線20aに対して直角又は直角に近い角度に配置されている。
また、上連結ピン73、前連結ピン75及び後連結ピン76のそれぞれの軸線73a,75a,76aは、ステアリングシャフト20の軸線20aに平行である。
なお、延出部材66をステアリングシャフト20に直接に固定しても良い。
リテーナー51は、延出部材66と左右のリンク部材71とで上下に挟持されている。これにより、リテーナー51を、延出部材66及び左右のリンク部材71に対してがたつき無く揺動させることができる。なお、リテーナー51と延出部材66との間、及びリテーナー51と左右のリンク部材71との間には、それぞれ揺動を滑らかにするスペーサーを配置しても良い。
上記したように、延出部材66と左右のリンク部材71とにリテーナー51を連結することで、延出部材66と左右のリンク部材71とを軸線20aの延びる方向で、リテーナー51の高さに合わせて近接させることができる。これにより、エアバッグ装置50のコンパクト化を図ることができる。
また、リテーナー51の下側をブラケット67及び左右のリンク部材71で支持することで剛性を高めることができる。これにより、エアバッグ52(図1参照)の展開時に発生する下向きの反力を受け止めることができる。
また、延出部材66と左右のリンク部材71とを、それぞれステアリングシャフト20側及びヘッドパイプ14側から後方に延ばしている。これにより、リテーナー51を運転者に近づけることができ、エアバッグ52の展開時に、エアバッグ52で運転者を受け止めやすくできる。
以上に述べたエアバッグ装置50の作用を次に説明する。
図5は、エアバッグ装置50の作用を示す第1作用図、図6は、エアバッグ装置50の作用を示す第2作用図である。
図5及び図6は、ステアリングシャフト20の軸方向上方から見た状態を示している。符号70は、ステアリングシャフト20の軸線20aを通って車両前後方向に延びる車体中心線である。
図5に示すように、ハンドル23を、直進時の状態から左に切ると、延出部材66が、ベース部材61に対して後方に延びた状態から後方斜め側方(詳しくは、後方斜め右側方)に延びた状態に揺動する。この結果、延出部材66の後端部に形成された長穴66aに挿入された上連結ピン73を含むリテーナー51は、側方(右側方)に揺動しながら移動する。このとき、リテーナー51は、ヘッドパイプ14(図4参照)側(詳しくは、ブラケット67(図4参照))に平行な左右のリンク部材71により連結されているから、リテーナー51は、二点鎖線で示す車両直進時の位置から左右の傾きを変えることなく移動する。例えば、後壁51bは、常に車幅方向に延びた状態で移動する。
上記した長穴66aは、延出部材66とリンク部材71との全長及び揺動中心位置の差によって揺動時に発生する延出部材66に対する上連結ピン73の位置ずれを吸収する。
図6に示すように、ハンドル23を、直進時の状態から右に切ると、延出部材66が、ベース部材61に対して後方に延びた状態から後方斜め側方(詳しくは、後方斜め左側方)に延びた状態に揺動する。この結果、延出部材66の長穴67aに挿入された上連結ピン73を含むリテーナー51は、側方(左側方)に揺動しながら移動する。このとき、リテーナー51は、二点鎖線で示す直進時の位置から左右の傾きを変えることなく移動する。例えば、後壁51bは、常に車幅方向に延びた状態で移動する。
以上の図5及び図6において、エアバッグ装置50では、ハンドル23の左右の転舵に伴って、ハンドル23の転舵方向とは反対側にリテーナー51が移動する。このようなハンドル23の左右の転舵時(例えば、車両旋回時)に、車体の衝撃が検知されると、遠心力によって転舵方向とは反対側に移動した運転者に対向させてエアバッグを展開させることができる。
以上の図2及び図4に示したように、鞍乗り型車両としての自動二輪車1は、インフレーター53と、インフレーター53から放出されるガスによって膨張するエアバッグ52と、エアバッグ52を収納するリテーナー51とを備える。
エアバッグ装置50において、リテーナー51は、ヘッドパイプ14の後方に配置される。リテーナー51は、ヘッドパイプ14に回動可能に支持される操舵軸としてのステアリングシャフト20から後方に延びる上後方延出部(第1延出部)68と、ヘッドパイプ14又はステアリングシャフト20から後方に延びる下後方延出部(第2延出部)69とに連結される。また、リテーナー51は、ハンドル23の転舵に応じて左右に移動する。
この構成によれば、ハンドル23の転舵に応じてリテーナー51を左右に移動でき、エアバッグ52の上方展開を行う際に、エアバッグ52を乗員(運転者)に対向して展開させることができる。
また、図4に示したように、上後方延出部68は、一端がステアリングシャフト20に固定され、他端がリテーナー51に揺動可能に連結される。下後方延出部69は、一端がヘッドパイプ14側に揺動可能に連結されるとともに他端がリテーナー51に揺動可能に連結されたリンク部材71を備える。
この構成によれば、上後方延出部68と下後方延出部69とをステアリングシャフト20の軸方向に近づけて配置でき、エアバッグ装置50のコンパクト化を図ることができる。
また、図3に示したように、リンク部材71は、一対設けられるので、リテーナー51を、上後方延出部68と、下後方延出部69の一対のリンク部材71とで強固に支持できる。
また、リンク部材71は、一対の平行リンクからなるので、ハンドル23の操舵に応じてリテーナー51を左右に平行移動でき、エアバッグ52の上方展開を行う際に、エアバッグ52を乗員に対向して展開させることができる。
<第2実施形態>
図7は、第2実施形態の自動二輪車80における車体前部の車幅方向中央を前後に切断した断面図である。
第2実施形態において、第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
ハンドルホルダー41のベース部材61には、後方(詳しくは、後方斜め下方)に延びる延出部材81が固定されている。また、ブリッジ部材22には、左右一対のステー83を介して延出部材84が固定されている。
左右のステー83は、ブリッジ部材22の両側部からヘッドパイプ14の両側方をヘッドパイプ14に沿って上方(詳しくは、上方斜め後方)に延びている。
延出部材84は、左右のステー83の上端に固定され、左右のステー83から後方(詳しくは、後方斜め下方)に延びている。
上記した延出部材81の後端部と延出部材84の後端部とに、エアバッグ装置90を構成する箱状のリテーナー91が支持されている。
エアバッグ装置90は、第1実施形態のエアバッグ装置50(図2参照)に対して、リテーナー51(図2参照)の代わりにリテーナー91を備える。即ち、エアバッグ装置90は、リテーナー91と、リテーナー91の内部に配置されたエアバッグ52及びインフレーター53とを備える。
リテーナー91は、ヘッドパイプ14及びステアリングシャフト20の後方に配置されている。
リテーナー91は、金属製であり、前壁51a、後壁51b、左右一対の側壁51c、上壁91d及び底壁91eを備え、上部に蓋部材54が取付けられている。
蓋部材54は、リテーナー91の後壁51b、左右の側壁51c及び上壁91dによって形成された開口51fを塞いでいる。
エアバッグ52は、インフレーター53に取付けられ、リテーナー91内に畳まれた状態で収納されている。
インフレーター53は、リテーナー91の底壁91eに固定されている。
図8は、エアバッグ装置90の配置及び構造を示す背面図(第2実施形態)である。
エアバッグ装置90は、リテーナー91を支持するリテーナー支持部93を備える。
リテーナー支持部93は、ベース部材61、延出部材81、左右のステー83及び延出部材84を備える。ベース部材61及び延出部材81は、上後方延出部88を構成する。また、左右のステー83及び延出部材84は、下後方延出部89を構成する。上後方延出部88及び下後方延出部89は、エアバッグ装置90に含まれる。
延出部材81は、板状であり、前端部がハンドルホルダー41(詳しくは、ベース部材61)に後方に延びるように固定され、後端部がリテーナー91の上壁91dに左右一対のボルト95で固定されている。
左右のステー83は、真直で、板状又は棒状に形成されている。左右のステー83の下端部は、それぞれブリッジ部材22(図7参照)の左右側部に溶接等により接合される又は締結部材により締結される。
延出部材84は、板状であり、前端部が左右のステー83の上端に、例えば溶接により接合され、後端部がリテーナー91の底壁91e(図7参照)に左右一対のボルト97で固定されている。
上記したように、リテーナー91は、ステアリングシャフト20側にリテーナー支持部93を介して一体的に支持されている。従って、ハンドル23を左右に転舵したときに、転舵に伴ってリテーナー51は左右に移動する。
図9は、エアバッグ装置90の配置及び構造を示す左側面図(第2実施形態)である。
車両側面視で、延出部材81及び延出部材84は、ステアリングシャフト20の軸線20aに対して直角又は直角に近い角度に配置されている。
なお、延出部材81を、ステアリングシャフト20に直接に固定しても良い。
上記したように、リテーナー91を、延出部材81及び延出部材84にそれぞれボルト止めしているので、リテーナー91を強固に固定できる。
また、延出部材81及び延出部材84を、それぞれステアリングシャフト20側から後方に延ばしているので、リテーナー91を運転者に近づけることができ、エアバッグ52の展開時に、エアバッグ52で運転者を受けやすくできる。
以上に述べたエアバッグ装置90の作用を次に説明する。
図10は、エアバッグ装置90の作用を示す第1作用図(第2実施形態)、図11は、エアバッグ装置90の作用を示す第2作用図(第2実施形態)である。
図10及び図11は、ステアリングシャフト20の軸方向上方から見た状態を示している。
図10に示すように、ハンドル23を、直進時の状態から左に切ると、延出部材81及び延出部材84(図9参照)が、ステアリングシャフト20側に対して後方に延びた状態から後方斜め側方(後方斜め右側方)に延びた状態まで揺動する。このとき、延出部材81及び延出部材84のそれぞれの後端部に取付けられたリテーナー91が、ステアリングシャフト20を中心にして、二点鎖線で示す車両直進時の位置から一側方(右側方)へ揺動する。例えば、後壁51bは、車両後方に面する状態から一側方斜め後方(右側方斜め後方)に面する状態となるように移動する。
図11に示すように、ハンドル23を、直進時の状態から右に切ると、延出部材81及び延出部材84(図9参照)が、ステアリングシャフト20側に対して後方に延びた状態から後方斜め側方(後方斜め左側方)に延びた状態まで揺動する。このとき、リテーナー91は、ステアリングシャフト20を中心にして、二点鎖線で示す車両直進時の位置から他側方(左側方)へ揺動する。例えば、後壁51bは、車両後方に面する状態から他側方斜め後方(左側方斜め後方)に面する状態となるように移動する。
以上の図10及び図11において、エアバッグ装置90では、ハンドル23の左右の転舵に伴って、ハンドル23の転舵方向とは反対側にリテーナー91が揺動する。このようなハンドル23の左右の転舵時(例えば、車両旋回時)に、車体の衝撃が検知されると、遠心力によって旋回方向とは反対側に移動した運転者に対向させてエアバッグを展開させることができる。
以上の図7及び図9に示したように、鞍乗り型車両としての自動二輪車80は、インフレーター53と、インフレーター53から放出されるガスによって膨張するエアバッグ52と、エアバッグ52を収納するリテーナー91とを備える。
エアバッグ装置90において、リテーナー91は、ヘッドパイプ14の後方に配置される。リテーナー91は、ヘッドパイプ14に回動可能に支持されるステアリングシャフト20から後方に延びる上後方延出部(第1延出部)88と、ヘッドパイプ14又はステアリングシャフト20から後方に延びる下後方延出部(第2延出部)89とに連結される。また、リテーナー91は、ハンドル23の転舵に応じて左右に移動する。
この構成によれば、ハンドル23の転舵に応じてリテーナー91を左右に移動でき、エアバッグ52の上方展開を行う際に、エアバッグ52を乗員に対向して展開させることができる。
また、上後方延出部88及び下後方延出部89は、それぞれ一端がステアリングシャフト20に固定され、他端がリテーナー91に固定されている。
この構成によれば、簡単な構造で、ハンドル23の転舵に応じてリテーナー91を左右に移動でき、エアバッグ52の上方展開を行う際に、エアバッグ52を乗員に対向して展開させることができる。
また、図7に示したように、下後方延出部89は、ステアリングシャフト20を備えるとともに操舵輪としての前輪2を支持するフロントフォーク11に取付けられる。
この構成によれば、下後方延出部89の取付位置の自由度を増すことができ、エアバッグ装置90の汎用性を高めることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、第1実施形態において、図5及び図6に示したように、左右のリンク部材71を平行にしたが、これに限らない。例えば、左右のリンク部材71において、それぞれの前端の間隔よりもそれぞれの後端の間隔を広くしたり、それぞれの前端の間隔よりもそれぞれの後端の間隔を狭くしたりしても良い。これにより、リテーナー51の後壁51bの車幅方向に対する角度を変更することができる。これにより、エアバッグ52が展開したときのエアバッグ52の横の広がり具合やエアバッグ52の背面が面する方向を調整することができる。
また、第2実施形態において、図9に示したように、リテーナー91をフロントフォーク11側に上後方延出部88及び下後方延出部89の両方で取付けたが、これに限らない。例えば、リテーナー91をフロントフォーク11側に、上後方延出部88及び下後方延出部89の一方で取付けても良い。
本発明は、自動二輪車1,80に適用する場合に限らず、自動二輪車1,80以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
1,80 自動二輪車(鞍乗り型車両)
2 前輪(操舵輪)
11 フロントフォーク
14 ヘッドパイプ
20 ステアリングシャフト(操舵軸)
21 フォークパイプ(操舵輪支持部材)
23 ハンドル
51,91 リテーナー
52 エアバッグ
53 インフレーター
68,88 上後方延出部(第1延出部)
69,89 下後方延出部(第2延出部)
71 リンク部材

Claims (6)

  1. インフレーター(53)と、前記インフレーター(53)から放出されるガスによって膨張するエアバッグ(52)と、前記エアバッグ(52)を収納するリテーナー(51,91)と、を有するエアバッグ装置を備える鞍乗り型車において、
    前記リテーナー(51,91)は、ヘッドパイプ(14)の後方に配置され、
    前記リテーナー(51,91)は、前記ヘッドパイプ(14)に回動可能に支持される操舵軸(20)から後方に延びる第1延出部(68,88)と、前記ヘッドパイプ(14)から、又は、前記第1延出部(88)の下方で前記操舵軸(20)から後方に延びる第2延出部(69,89)とに連結され、ハンドル(23)の転舵に応じて前記リテーナー(51,91)が左右に移動することを特徴とする鞍乗り型車両
  2. 前記第1延出部(68)は、一端が前記操舵軸(20)に固定され、他端が前記リテーナー(51)に揺動可能に連結され、
    前記第2延出部(69)は、一端が前記ヘッドパイプ(14)側に揺動可能に連結されるとともに他端が前記リテーナー(51)に揺動可能に連結されたリンク部材(71)を備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両
  3. 前記リンク部材(71)は、一対設けられることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両
  4. 前記リンク部材(71)は、一対の平行リンクからなることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両
  5. 前記第1延出部(88)及び前記第2延出部(89)は、それぞれ一端が前記操舵軸(20)側に固定され、他端が前記リテーナー(91)に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両
  6. 前記第2延出部(89)は、前記操舵軸(20)を備えるとともに操舵輪(2)を支持するフロントフォーク(11)に取付けられることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両
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