JP7154870B2 - バイト切削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂や金属で被覆された被加工物の表面の高さを均一にするバイト切削装置に関する。
半導体デバイスの製造方法として、被加工物であるウェーハのデバイスが形成された表面をスピンコート法でポリイミドやエポキシ等のレジスト膜で覆い、そのレジスト膜をエッチング又はレーザー光線で部分的に除去し、除去した部分に銅などの金属を充填し、銅の厚みを均一にするためにバイト切削装置でバイト切削(例えば、特許文献1参照)した後に、レジスト膜を除去して電極を形成するというプロセスが用いられている。
前述したプロセスは、レジスト膜をウェーハの表面に被覆する工程(通常、スピンコート法を用いる)で、ウェーハの外縁部の裏面側にレジスト膜が回り込んでしまうことがある。前述したプロセスは、ウェーハの外縁部の裏面側にレジスト膜が回り込んだ状態でバイト切削を行うと、そのウェーハ自体の厚みばらつきが生じるだけでなく、裏面に回り込んだレジスト膜がチャックテーブルの表面に付着し、ウェーハの加工不良が連続して発生する問題がある。
通常、バイト切削装置は、チャックテーブルの表面を高圧洗浄水で洗浄している(例えば、特許文献2参照)。また、バイト切削装置は、切削屑を除去するブラシが設置されている場合もある。
特開2017-100235号公報 特開2012-024879号公報
しかしながら、バイト切削装置は、高圧洗浄水及びブラシを用いても、チャックテーブルの表面に付着したレジスト膜を除去することが困難であった。このために、従来から用いられてきたバイト切削装置は、チャックテーブルの表面に付着したレジスト膜により切削不良の被加工物が発生してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、切削不良の被加工物を抑制することができるバイト切削装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のバイト切削装置は、表面を樹脂で被覆された被加工物の裏面側を、間隔をあけて配置された複数の支持ピンの上端面を含む保持面で保持するチャックテーブルと、スピンドルの先端に装着されたバイト工具を含むバイトホイールで該チャックテーブルに保持された被加工物を旋回切削する切削ユニットと、装置基台に設置され該チャックテーブルを該保持面と平行な加工送り方向に相対移動させる加工送りユニットと、該装置基台に立設するコラムに固定され該切削ユニットを該保持面と直交する方向に移動させる切り込み送りユニットと、チャックテーブル洗浄ユニットと、を備えたバイト切削装置であって、該チャックテーブル洗浄ユニットは、該チャックテーブルの保持面を構成する該上端面より柔らかく、チャックテーブルの該支持ピン間に侵入し、該支持ピン間に侵入した切削屑をチャックテーブルから除去する洗浄用ブラシ部と、該チャックテーブルの保持面に接触し摺動することで該チャックテーブルの保持面に付着した樹脂を除去し、チャックテーブルの保持面より柔らかく、該樹脂より固いテーブル洗浄部材と、を備えることを特徴とする。
前記バイト切削装置において、該テーブル洗浄部材は、PEEKにより構成されても良い。
前記バイト切削装置において、該テーブル洗浄部材は、ロックウェル硬さRスケールが120以上であり、表面粗さRyが0.8以下であり、比重が3以下でも良い。
本発明のバイト切削装置は、表面を樹脂で被覆された被加工物を複数枚収容するカセットを設置するカセット台と、該被加工物の裏面側を保持面で保持するチャックテーブルと、該カセット台から該チャックテーブルの間で該被加工物を搬送する搬送手段と、スピンドルの先端に装着されたバイト工具を含むバイトホイールで該チャックテーブルに保持された被加工物を旋回切削する切削ユニットと、装置基台に設置され該チャックテーブルを該保持面と平行な加工送り方向に相対移動させる加工送りユニットと、該装置基台に立設するコラムに固定され該切削ユニットを該保持面と直交する方向に移動させる切り込み送りユニットと、被加工物の裏面を洗浄する裏面洗浄手段と、を備えたバイト切削装置であって、該裏面洗浄手段は、該樹脂よりも固く、該被加工物が該チャックテーブルに保持される前に、該搬送手段によって該被加工物の表面側を保持した状態で、該被加工物の裏面に接触し摺動することで該被加工物の裏面に付着した樹脂を除去することを特徴とする。
本発明は、切削不良の被加工物を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るバイト切削装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示されたバイト切削装置の加工対象の被加工物の一例を示す斜視図である。 図3は、図2に示された被加工物の側断面図である。 図4は、図1に示されたバイト切削装置のチャックテーブルの斜視図である。 図5は、図4に示されたチャックテーブルの断面図である。 図6は、図1に示されたバイト切削装置のチャックテーブル洗浄ユニットの保持面洗浄部の斜視図である。 図7は、図1に示されたバイト切削装置の旋回切削加工中の切削ユニット及びチャックテーブルの側面図である。 図8は、図1に示されたバイト切削装置の制御ユニットが加工動作中に繰り返し実行するフローチャートである。 図9は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットのテーブル洗浄部材が保持面の一端と対向した状態を示す図である。 図10は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットのテーブル洗浄部材が保持面の一端に接触した状態を示す図である。 図11は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットのテーブル洗浄部材が保持面上を摺動して他端まで移動した状態を示す図である。 図12は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットの洗浄用ブラシ部が保持面の他端と対向した状態を示す図である。 図13は、実施形態2に係るバイト切削装置の構成例を示す斜視図である。 図14は、図13に示されたバイト切削装置の裏面洗浄ユニットが被加工物の裏面を洗浄する状態を一部断面で示す側面図である。 図15は、図13に示されたバイト切削装置の裏面洗浄ユニットが被加工物の裏面を洗浄する状態を下方からみた平面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係るバイト切削装置を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係るバイト切削装置の構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示されたバイト切削装置の加工対象の被加工物の一例を示す斜視図である。図3は、図2に示された被加工物の側断面図である。
実施形態1に係るバイト切削装置1は、図2に示す被加工物200の表面202に積層された樹脂203を平坦に旋回切削加工するものである。バイト切削装置1の加工対象である被加工物200は、実施形態1ではシリコン、サファイア、ガリウムヒ素などを基板201とする円板状の半導体ウェーハや光デバイスウェーハのウェーハであるが、本発明では、金属や樹脂で形成されたパッケージ基板、インターポーザー基板などでも良い。被加工物200は、基板201の表面202の交差(実施形態1では、直交)する複数の図示しない分割予定ラインによって区画された複数の領域にそれぞれデバイスが形成されている。
被加工物200は、図2及び図3に示すように、デバイスが形成された基板201の表面202をレジスト膜である樹脂203で被覆され、樹脂203がエッチング又はレーザー加工により部分的に除去され、樹脂203が除去された部分に銅等の図示しない金属が充填されている。なお、図1及び図2は、樹脂203が除去された部分及び樹脂203が除去された部分に充填された金属を省略している。
樹脂203は、ポリイミド又はエポキシ等の合成樹脂からなり、液状の状態で基板201の表面202に塗布された後に硬化される。実施形態1において、樹脂203は、スピンナーテーブルに保持されて軸心回りに回転する被加工物200の基板201の表面202の中央に滴下されて、回転による遠心力によって水平方向に延ばされて表面202全体を被覆する。こうして、実施形態1において、樹脂203は、所謂スピンコート法により基板201の表面202を被覆する。なお、樹脂203は、基板201の表面202を被覆する際に、図2に示すように、裏面204側まで回り込んで、裏面204の一部分も被覆することがある。
次に、実施形態1に係るバイト切削装置1を図面に基づいて説明する。図4は、図1に示されたバイト切削装置のチャックテーブルの斜視図である。図5は、図4に示されたチャックテーブルの断面図である。図6は、図1に示されたバイト切削装置のチャックテーブル洗浄ユニットの保持面洗浄部の斜視図である。図7は、図1に示されたバイト切削装置の旋回切削加工中の切削ユニット及びチャックテーブルの側面図である。
バイト切削装置1は、は、図1に示すように、装置基台2と、チャックテーブル10と、切削ユニット20と、加工送りユニット30と、切り込み送りユニット40と、チャックテーブル洗浄ユニット50と、制御ユニット100とを備える。
チャックテーブル10は、被加工物200の裏面204側を保持面11で保持するものである。チャックテーブル10は、図4及び図5に示すように、ステンレス鋼等の金属材により構成され、かつ円盤状の基台12と、基台12の外周部に形成された外周環状保持部13とを備え、外周環状保持部13の内側に吸引凹部14が形成されている。また、チャックテーブル10は、吸引凹部14内に設けられた複数の円柱状の支持ピン16を備えている。吸引凹部14に設けられた複数の支持ピン16は、等間隔に配置されている。このように構成されたチャックテーブル10の外周環状保持部13および複数の支持ピン16は、母材がステンレス鋼に構成され、外周環状保持部13の上面17及び支持ピン16の上端面18にニッケルにより構成されたメッキ層が形成されている。外周環状保持部13の上面17及び支持ピン16の上端面18は、被加工物200を保持する保持面11を構成する。なお、チャックテーブル10の保持面11は、被加工物200を保持した際に、図4及び図5に示すように、裏面204側に回り込んだ樹脂203が付着することがある。
チャックテーブル10に形成された吸引凹部14は、吸引通路を介して吸引源19に連通されている。チャックテーブル10は、吸引源19により吸引されることにより、吸引通路15を介して吸引凹部14に負圧が作用し、保持面11上に載置された被加工物200を吸引保持する。このとき、被加工物200は、外周環状保持部13の上面17と複数の支持ピン16の上端面18とによって支持される。チャックテーブル10は、Z軸方向と平行な軸心回りに回転自在な図示しない支持基台に支持されている。なお、Z軸方向は、鉛直方向と平行であり保持面11と直交する方向である。実施形態1において、チャックテーブル10は、保持面11が支持ピン16の上端面18により構成される所謂ピンチャックテーブルである。また、実施形態1に係るチャックテーブル10は、定期的に保持面11を構成する上面17及び上端面18が切削ユニット20のバイト工具21により切削(所謂、セルフ切削)されて、平坦だしが行われ、メッキ層がなくなると、再度メッキ層が形成される。また、実施形態1に係るバイト切削装置1は、研削ホイールを利用する研削装置のように保持面11がポーラスセラミックにより構成されたものであるとセルフ切削することが困難であるために、ピンチャックテーブルをチャックテーブル10として採用している。また、実施形態1に係るチャックテーブル10は、保持面11がポーラスセラミックにより構成されたものよりも、保持面11に切削屑等が付着しにくく、被加工物200の吸引力が強く、チャックテーブルの下に設置される三点の支えの高さを調整して保持面11の形状を作る必要が無く、上端面18等を削ればよいのでウェーハ形状の再現性が高いという効果を奏する。
切削ユニット20は、スピンドル23の下端に装着されたバイト工具21(図7に示す)を含むバイトホイール22(図7に示す)でチャックテーブル10に保持された被加工物200の基板201の表面202を被覆した樹脂203を旋回切削するものである。切削ユニット20は、切り込み送りユニット40を介して装置基台2に立設するコラム3に支持され、かつスピンドル23を軸心回りに回転させるモータ24を備える。切削ユニット20のスピンドル23の軸心は、Z軸方向に沿って配置されている。グラインダホイールでは、樹脂203は粘性があり目詰まりが起こるなどうまく切削できないが、実施形態1に係るバイト切削装置1は、バイト工具21を用いるために樹脂203を切削することができる。
加工送りユニット30は、装置基台2上に設置され、チャックテーブル10を保持面11と平行な加工送り方向であるX軸方向に相対移動させるものである。加工送りユニット30は、チャックテーブル10を支持した支持基台をX軸方向に移動させることで、チャックテーブル10を切削ユニット20から離間した搬出入位置と切削ユニット20の下方の加工位置とに亘って移動させる。
切り込み送りユニット40は、装置基台2に立設するコラム3に固定され、切削ユニット20を保持面11と直交する切り込み送り方向であるZ軸方向に移動させるものである。切り込み送りユニット40は、切削ユニット20を下降させてバイト工具21を加工位置のチャックテーブル10に保持された被加工物200に近付け、切削ユニット20を上昇させてバイト工具21を加工位置のチャックテーブル10に保持された被加工物200から遠ざける。
加工送りユニット30及び切り込み送りユニット40は、軸心回りに回転自在に設けられた周知のボールねじ41、ボールねじ41を軸心回りに回転させる周知のパルスモータ42及びチャックテーブル10又は切削ユニット20をY軸方向又はZ軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレール43を備える。
また、バイト切削装置1は、カセット8,9を設置するカセット台4と、位置合わせユニット5と、カセット台4に載置されたカセット8,9からチャックテーブル10との間で被加工物200を搬送する搬送手段である搬送ユニット90と、旋回切削加工後の被加工物200を洗浄する洗浄ユニット6とを備える。
カセット8,9は、被加工物200を複数枚収容する収容器であり、装置基台2の搬出入位置寄りの端部に配置されたカセット台4に設置される。一方のカセット8は、旋回切削加工前の被加工物200を収容し、他方のカセット9は、旋回切削加工後の被加工物200を収容する。また、位置合わせユニット5は、カセット8から取り出された被加工物200が仮置きされて、その中心位置合わせを行うためのテーブルである。
搬送ユニット90は、搬出入ユニット91と、搬入ユニット92と、搬出ユニット93とを備える。搬出入ユニット91は、例えばU字型ハンド94を備えるロボットピックであり、U字型ハンド94によって被加工物200を吸着保持して搬送する。具体的には、搬出入ユニット91は、旋回切削加工前の被加工物200をカセット8から位置合わせユニット5へ搬出するとともに、旋回切削加工後の被加工物200を洗浄ユニット6からカセット9へ搬入する。
搬入ユニット92は、図1に示すように、カセット8から搬出し位置合わせユニット5で位置合わせされた旋回切削加工前の被加工物200の表面202側の樹脂203を吸着保持して搬出入位置に位置するチャックテーブル10上に搬入する搬送パッド95を有している。搬出ユニット93は、搬出入位置に位置するチャックテーブル10上に保持された旋回切削加工後の被加工物200の表面202側の樹脂203を吸着保持して洗浄ユニット6に搬出する搬送パッド96を有している。
チャックテーブル洗浄ユニット50は、搬出入位置に位置するチャックテーブル10の保持面11に接触し摺動することでチャックテーブル10の保持面11に付着した樹脂203を除去するものである。チャックテーブル洗浄ユニット50は、図1に示すように、移動支持部51と、摺動洗浄部60とを備える。
移動支持部51は、装置基台2の水平方向と平行でかつX軸方向に対して直交するY軸方向の両側部に互いに対向して配設された一対の支持部材52と、一対の支持部材52間に配置された案内ロッド53と、図示しない移動機構とを備える。案内ロッド53は、一対の支持部材52同士を連結しているとともに、長手方向がY軸方向と平行な円柱状に形成されている。また、実施形態1において、案内ロッド53は、Z軸方向に互いに間隔をあけて一対設けられている。案内ロッド53は、摺動洗浄部60をY軸方向に移動自在に支持している。移動機構は、案内ロッド53に対して摺動洗浄部60をY軸方向に沿って移動させる。
摺動洗浄部60は、摺動部61と、保持面洗浄部70とを備える。摺動部61は、案内ロッド53にY軸方向に移動自在に設けられた一対の摺動ブロック62と、一対の摺動ブロック62に固定された案内部材63と、図示しない移動機構とを備える。摺動ブロック62は、案内ロッド53と1対1で対応しており、対応する案内ロッド53に移動自在に支持されている。案内部材63は、保持面洗浄部70をZ軸方向に移動自在に支持している。移動機構は、案内部材63に対して保持面洗浄部70をZ軸方向に沿って移動させる。
保持面洗浄部70は、案内部材63にZ軸方向に移動自在に支持されることにより、搬出入位置のチャックテーブル10の保持面11のZ軸方向の上方に配置されている。保持面洗浄部70は、図1及び図6に示すように、洗浄本体部71と、洗浄用ブラシ部72と、チャックテーブル洗浄手段であるテーブル洗浄部材80とを備えている。洗浄本体部71は、案内部材63にZ軸方向に移動自在に支持されている。洗浄用ブラシ部72と、テーブル洗浄部材80とは、洗浄本体部71の下端に取り付けられ、かつY軸方向に間隔をあけて配置されている。
洗浄用ブラシ部72は、洗浄本体部71からZ軸方向に沿って下方に延在した延在部材73と、延在部材73の下端に取り付けられたブラシ74とを備える。実施形態において、ブラシ74は、X軸方向の長さがチャックテーブル10の保持面11の直径よりも大きく形成され、チャックテーブル10の保持面11とX軸方向の全長に亘って対向している。ブラシ74は、可撓性を有する繊維等で構成される毛75を複数設けている。毛75は、チャックテーブル10の保持面11を構成する上面17及び上端面18に形成されたメッキ層よりもやわらかい材料で構成されている。洗浄用ブラシ部72は、洗浄本体部71が移動機構により下方に移動されると毛75がチャックテーブル10の吸引凹部14内に侵入し、摺動洗浄部60が移動機構によりY軸方向に移動されると毛75がチャックテーブル10の支持ピン16間を移動して、支持ピン16間に侵入した切削屑等をチャックテーブル10から除去する。このとき、洗浄用ブラシ部72は、毛75が上面17及び上端面18に形成されたメッキ層よりもやわらかい材料で構成されているので、メッキ層を剥がすことがない。
テーブル洗浄部材80は、チャックテーブル10の保持面11に接触し摺動することでチャックテーブル10の保持面11に付着した樹脂203を除去するものである。テーブル洗浄部材80は、洗浄本体部71にZ軸方向に移動自在に設けられているとともに、図示しないバネ等の付勢手段により洗浄本体部71からZ軸方向に沿って下方に付勢されている。テーブル洗浄部材80は、洗浄本体部71からZ軸方向に沿って下方に延在した延在部81と、延在部81の下端に設けられた洗浄部82とを備える。洗浄部82は、長手方向がX軸方向と平行な矩形状に形成されており、搬出入位置のチャックテーブル10の保持面11と対向する下面が水平方向と平行に形成されている。
テーブル洗浄部材80は、少なくとも洗浄部82がチャックテーブル10の保持面11より柔らかく、硬化した樹脂203より固い合成樹脂により構成されている。即ち、テーブル洗浄部材80の少なくとも洗浄部82の硬度は、保持面11よりも低く、かつ硬化した樹脂203よりも高い。なお、本発明では、硬度は、ブリネル硬さ、ビッカース硬さ、ヌープ硬さ、ロックウェル硬さ、スーパーフィシャル硬さ、マイヤ硬さ、ジュロメータ硬さ、バーコール硬さ、モノトロン硬さ 、マルテンス硬さ、ショア硬さ又はモース硬度のいずれかにより定められる。また、実施形態1において、テーブル洗浄部材80の洗浄部82を構成する合成樹脂は、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン:Poly Ether Ether Ketone)であるが、本発明では、PEEKに限定されない。なお、テーブル洗浄部材80の洗浄部82は、例えばブロックが削れてゴミを発生させることを防ぐためロックウェル硬さRスケールが120以上が好ましい。また、洗浄部82の表面粗さは、粗いとチャックテーブル10の保持面11を削ってしまうのでRyが0.8以下が好ましい。また、テーブル洗浄部材80の比重が大きくなるとチャックテーブル10との接触面の圧力が高くなるためチャックテーブル10を削る危険が高まる。するとカウンタバランスで荷重を抜く等の特別な構造を必要とするため、テーブル洗浄部材80の比重は3以下が好ましい。
テーブル洗浄部材80は、洗浄本体部71が移動機構により下方に移動されると付勢手段の付勢力により洗浄部82の下面がチャックテーブル10の保持面11に密に接触し、摺動洗浄部60が移動機構によりY軸方向に移動されると、洗浄部82の下面がチャックテーブル10の保持面11上を摺動して、保持面11に付着した樹脂203をチャックテーブル10の保持面11から除去する。
制御ユニット100は、バイト切削装置1を構成する上述した各構成要素をそれぞれ制御するものである。即ち、制御ユニット100は、被加工物200に対する加工動作をバイト切削装置1に実行させるものである。制御ユニット100は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インタフェース装置とを有し、コンピュータプログラムを実行可能なコンピュータである。
制御ユニット100の演算処理装置は、ROMに記憶されているコンピュータプログラムをRAM上で実行して、バイト切削装置1を制御するための制御信号を生成する。制御ユニット100の演算処理装置は、生成した制御信号を入出力インタフェース装置を介してバイト切削装置1の各構成要素に出力する。また、制御ユニット100は、加工動作の状態や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される図示しない表示手段や、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる入力手段と接続されている。入力手段は、表示手段に設けられたタッチパネルと、キーボード等とのうち少なくとも一つにより構成される。
次に、バイト切削装置の加工動作の一例を説明する。先ず、オペレータは、旋回切削加工前の被加工物200を収容したカセット8と、被加工物200を収容していないカセット9を装置基台2のカセット台4に設置し、加工内容情報を制御ユニット100に登録する。バイト切削装置1は、加工動作の開始指示を受け付けると、加工動作を開始する。
加工動作において、バイト切削装置1の制御ユニット100は、搬出入ユニット91にカセット8から被加工物200を取り出させ、位置合わせユニット5へ搬出させる。バイト切削装置1の制御ユニット100は、位置合わせユニット5に被加工物200の中心位置合わせを行わさせ、搬入ユニット92に位置合わせされた被加工物200を搬出入位置に位置するチャックテーブル10上に搬入させる。このとき、チャックテーブル洗浄ユニット50の摺動洗浄部60は、チャックテーブル10の上方から退避している。バイト切削装置1の制御ユニット100は、チャックテーブル10に被加工物200を保持させ、加工送りユニット30に被加工物200を加工位置に搬送する。
バイト切削装置1の制御ユニット100は、図7に示すように、バイトホイール22を回転させ、保持面11からの距離が被加工物200の仕上がり厚さとなる位置にバイト工具21の先端を位置付ける。バイト切削装置1の制御ユニット100は、チャックテーブル10を軸心回りに回転させながら加工位置で被加工物200の表面にバイト工具21を切り込ませて、被加工物200に旋回切削加工を施して、被加工物200の樹脂203の表面を平坦に形成する。
バイト切削装置1の制御ユニット100は、旋回切削加工を施した被加工物200を搬出入位置まで搬送させ、搬出ユニット93に洗浄ユニット6に搬送させ、洗浄ユニット6に洗浄させた後、搬出入ユニット91に被加工物200をカセット9に収容させる。バイト切削装置1の制御ユニット100は、次の被加工物200をカセット8から取り出させて、旋回切削加工を施す。バイト切削装置1の制御ユニット100は、カセット8内の全ての被加工物200に旋回切削加工を施すと加工動作を終了する。
次に、本明細書は、チャックテーブル洗浄ユニット50のチャックテーブル10の保持面11の洗浄動作の一例を図面に基づいて説明する。図8は、図1に示されたバイト切削装置の制御ユニットが加工動作中に繰り返し実行するフローチャートである。図9は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットのテーブル洗浄部材が保持面の一端と対向した状態を示す図である。図10は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットのテーブル洗浄部材が保持面の一端に接触した状態を示す図である。図11は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットのテーブル洗浄部材が保持面上を摺動して他端まで移動した状態を示す図である。図12は、図8に示された洗浄ステップにおいて、チャックテーブル洗浄ユニットの洗浄用ブラシ部が保持面の他端と対向した状態を示す図である。
制御ユニット100は、バイト切削装置1の加工動作中に、図8に示すフローチャートを予め設定された所定のタイミングにおいて繰り返し実施する。制御ユニット100は、バイト切削装置1の加工動作中に、洗浄タイミングであるか否かを判定する(ステップST1)。制御ユニット100は、洗浄タイミングではないと判定する(ステップST1:No)と、図8に示すフローチャートを終了する。洗浄タイミングは、チャックテーブル洗浄ユニット50を用いて、チャックテーブル10の保持面11を洗浄するタイミングであることをいい、例えば、被加工物200を旋回切削加工した毎、予め設定された数の被加工物200を旋回切削加工した毎である。制御ユニット100は、洗浄タイミングであると判定する(ステップST1:Yes)と、洗浄ステップST2に進む。
洗浄ステップST2では、制御ユニット100は、チャックテーブル10を搬出入位置に位置付け、図9に示すように、移動機構の動作を制御して、チャックテーブル洗浄ユニット50のテーブル洗浄部材80が保持面11のY軸方向の一端とZ軸方向に対向する位置に洗浄本体部71を位置付ける。洗浄ステップST2では、制御ユニット100は、図10に示すように、移動機構の動作を制御して、洗浄本体部71を下方に移動させて、付勢手段の付勢力によりテーブル洗浄部材80の洗浄部82の下面を保持面11のY軸方向の一端に密に接触させる。
洗浄ステップST2では、制御ユニット100は、移動機構の動作を制御して、チャックテーブル洗浄ユニット50を保持面11のY軸方向の他端に向かってY軸方向に移動させて、テーブル洗浄部材80の洗浄部82の下面で保持面11から樹脂203を除去するとともにまたは除去したあとに、ブラシ74の毛75で支持ピン16間の切削屑等を除去する。洗浄ステップST2では、制御ユニット100は、移動機構の動作を制御して、図11に示すように、チャックテーブル洗浄ユニット50のブラシ74が保持面11のY軸方向の他端を超えると、洗浄本体部71のY軸方向の移動を停止する。
洗浄ステップST2では、制御ユニット100は、図12に示すように、移動機構の動作を制御して、洗浄本体部71を上方に移動させた後、図9に示すように、チャックテーブル洗浄ユニット50のテーブル洗浄部材80が保持面11のY軸方向の一端とZ軸方向に対向する位置に洗浄本体部71を位置付ける。洗浄ステップST2では、制御ユニット100は、図9から図12に示す動作を順に予め定められた所定回数繰り返す。制御ユニット100は、図9から図12に示す動作を所定回数繰り返すと、洗浄ステップST2を終了する。
以上説明したように、実施形態1にかかるバイト切削装置1は、チャックテーブル10の保持面11に接触し摺動することでチャックテーブル10の保持面11に付着した樹脂203を除去するテーブル洗浄部材80を備えている。このために、バイト切削装置1は、樹脂203が裏面204に付着した被加工物200をチャックテーブル10に保持することによりチャックテーブル10の保持面11に樹脂203が付着して、保持面11に樹脂203が付着した状態のまま被加工物200を旋回切削することを抑制できる。その結果、バイト切削装置1は、被加工物200の切削不良が連続発生することを抑制することができ、切削不良の被加工物200を抑制することができるという効果を奏する。
また、バイト切削装置1は、テーブル洗浄部材80の洗浄部82がチャックテーブル10の保持面11より柔らかく、樹脂203より固いためチャックテーブル10を傷つけることなく、保持面11から樹脂203を除去することができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2に係るバイト切削装置を図面に基づいて説明する。図13は、実施形態2に係るバイト切削装置の構成例を示す斜視図である。図14は、図13に示されたバイト切削装置の裏面洗浄ユニットが被加工物の裏面を洗浄する状態を一部断面で示す側面図である。図15は、図13に示されたバイト切削装置の裏面洗浄ユニットが被加工物の裏面を洗浄する状態を下方からみた平面図である。なお、実施形態2は、図13、図14及び図15の実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略している。
実施形態2に係るバイト切削装置1-2は、図13に示すように、チャックテーブル洗浄ユニット50がテーブル洗浄部材80を備えていない点と、裏面洗浄手段である裏面洗浄ユニット110を備えている点とを除いて、実施形態1に係るバイト切削装置1と構成が同じである。
裏面洗浄ユニット110は、被加工物200がチャックテーブル10に保持される前に、搬送ユニット90の搬入ユニット92によって被加工物200の表面202側を保持した状態で、被加工物200の裏面204に接触し摺動することで被加工物200の裏面204に付着した樹脂203を除去するものである。裏面洗浄ユニット110は、装置基台2のX軸方向とY軸方向の中央に配置され、図14及び図15に示すように、揺動アーム111と、裏面洗浄部材112とを備える。
揺動アーム111は、一端部がZ軸方向と平行な軸心回りに回転自在に設けられ、図示しないモータ等の駆動源により軸心回りに回転する。裏面洗浄部材112は、揺動アーム111の他端部に取り付けられ、長手方向が揺動アーム111の長手方向と平行な矩形状に形成されている。裏面洗浄部材112は、実施形態1に係るバイト切削装置1のテーブル洗浄部材80の洗浄部82と同じ材料で構成されている。即ち、裏面洗浄部材112は、樹脂203よりも固い。裏面洗浄部材112の上面は、水平方向に平坦に形成され、全長が被加工物200の直径よりも長く形成されている。
実施形態2に係るバイト切削装置1-2の制御ユニット100は、搬送ユニット90の搬入ユニット92が位置合わせユニット5から搬出入位置のチャックテーブル10に被加工物200を搬入する際に、搬入ユニット92の搬送パッド95に表面202側を保持したまま被加工物200の裏面204を裏面洗浄ユニット110の裏面洗浄部材112の上面に重ねる。実施形態2に係るバイト切削装置1-2の制御ユニット100は、裏面洗浄ユニット110の揺動アーム111を図15に一点鎖線で示す位置間で所定回数揺動させて、裏面洗浄部材112の上面を被加工物200の裏面204に摺動させて、被加工物200の裏面204から樹脂203を除去する。
実施形態2にかかるバイト切削装置1-2は、搬送ユニット90の搬入ユニット92が表面202側を保持した被加工物200の裏面204に接触し摺動することで裏面204に付着した樹脂203を除去する裏面洗浄ユニット110を備えている。このために、バイト切削装置1-2は、被加工物200をチャックテーブル10で保持する前に、被加工物200の裏面204に付着した樹脂203を除去でき、裏面204に樹脂203が付着した状態で被加工物200を旋回切削することを抑制できる。その結果、バイト切削装置1-2は、被加工物200の切削不良が連続発生することを抑制することができ、切削不良の被加工物200を抑制することができるという効果を奏する。
また、バイト切削装置1-2は、裏面洗浄ユニット110の裏面洗浄部材112がチャックテーブル10の保持面11より柔らかく、樹脂203より固いため裏面204から樹脂203を除去することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,1-2 バイト切削装置
2 装置基台
3 コラム
4 カセット台
8,9 カセット
10 チャックテーブル
11 保持面
20 切削ユニット
21 バイト工具
22 バイトホイール
23 スピンドル
30 加工送りユニット
40 切り込み送りユニット
80 テーブル洗浄部材(チャックテーブル洗浄手段)
90 搬送ユニット(搬送手段)
110 裏面洗浄ユニット(裏面洗浄手段)
200 被加工物
202 表面
203 樹脂
204 裏面
X 加工送り方向
Z 保持面と直交する方向

Claims (4)

  1. 表面を樹脂で被覆された被加工物の裏面側を、間隔をあけて配置された複数の支持ピンの上端面を含む保持面で保持するチャックテーブルと、
    スピンドルの先端に装着されたバイト工具を含むバイトホイールで該チャックテーブルに保持された被加工物を旋回切削する切削ユニットと、
    装置基台に設置され該チャックテーブルを該保持面と平行な加工送り方向に相対移動させる加工送りユニットと、
    該装置基台に立設するコラムに固定され該切削ユニットを該保持面と直交する方向に移動させる切り込み送りユニットと、チャックテーブル洗浄ユニットと、を備えたバイト切削装置であって、
    該チャックテーブル洗浄ユニットは、
    該チャックテーブルの保持面を構成する該上端面より柔らかく、チャックテーブルの該支持ピン間に侵入し、該支持ピン間に侵入した切削屑をチャックテーブルから除去する洗浄用ブラシ部と、
    該チャックテーブルの保持面に接触し摺動することで該チャックテーブルの保持面に付着した樹脂を除去し、チャックテーブルの保持面より柔らかく、該樹脂より固いテーブル洗浄部材と、
    を備えることを特徴とするバイト切削装置。
  2. 該テーブル洗浄部材は、PEEKにより構成されている請求項1に記載のバイト切削装置。
  3. 該テーブル洗浄部材は、ロックウェル硬さRスケールが120以上であり、表面粗さRyが0.8以下であり、比重が3以下である請求項1に記載のバイト切削装置。
  4. 表面を樹脂で被覆された被加工物を複数枚収容するカセットを設置するカセット台と、
    該被加工物の裏面側を保持面で保持するチャックテーブルと、
    該カセット台から該チャックテーブルの間で該被加工物を搬送する搬送手段と、
    スピンドルの先端に装着されたバイト工具を含むバイトホイールで該チャックテーブルに保持された被加工物を旋回切削する切削ユニットと、
    装置基台に設置され該チャックテーブルを該保持面と平行な加工送り方向に相対移動させる加工送りユニットと、
    該装置基台に立設するコラムに固定され該切削ユニットを該保持面と直交する方向に移動させる切り込み送りユニットと、被加工物の裏面を洗浄する裏面洗浄手段と、を備えたバイト切削装置であって、
    該裏面洗浄手段は、該樹脂よりも固く、該被加工物が該チャックテーブルに保持される前に、該搬送手段によって該被加工物の表面側を保持した状態で、該被加工物の裏面に接触し摺動することで該被加工物の裏面に付着した樹脂を除去することを特徴とするバイト切削装置。
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