JP7154041B2 - 超音波診断装置および状態表示プログラム - Google Patents

超音波診断装置および状態表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7154041B2
JP7154041B2 JP2018104699A JP2018104699A JP7154041B2 JP 7154041 B2 JP7154041 B2 JP 7154041B2 JP 2018104699 A JP2018104699 A JP 2018104699A JP 2018104699 A JP2018104699 A JP 2018104699A JP 7154041 B2 JP7154041 B2 JP 7154041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
motion analysis
ultrasonic probe
display
stationary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018104699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019208592A (ja
Inventor
貴志 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Priority to JP2018104699A priority Critical patent/JP7154041B2/ja
Publication of JP2019208592A publication Critical patent/JP2019208592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7154041B2 publication Critical patent/JP7154041B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

本発明の実施形態は、超音波診断装置および状態表示プログラムに関する。
最近、超音波診断装置の超音波プローブのユーザの利便性を高めるよう、ユーザの両手が塞がった状態でも超音波プローブを保持する手で入力操作を行うための技術が開発されている。この種の技術によれば、超音波プローブ自体の動きの条件に応じてあらかじめ操作を割り当てておくことにより、ユーザは超音波プローブを動かすだけで様々な操作を入力することができる。
しかし、ユーザは、超音波プローブ自体の動きが装置にどのように認識されているのかを把握することが難しい。たとえば、超音波プローブが静止して所定時間経過するとあらかじめ所定の動作が実行されるよう設定されている場合であって、当該動作を入力したいと考える場合、ユーザは超音波プローブを静止させようと試みる。しかし、超音波プローブが静止していると実際に装置が判定してくれているのか否か、あるいは、そもそも静止判定を行っているのか否かなどの装置の状態は、ユーザが把握することが難しい。このため、ユーザは手探り状態での作業を強いられてしまい、非常に利便性が悪い。
特開2010-094275号公報
本発明が解決しようとする課題は、超音波プローブが静止して所定時間経過すると所定の動作が実行されるよう設定されている場合に、装置の処理状態を示す画像を表示することである。
実施形態に係る超音波診断装置は、動き解析部と、画像生成部と、静止時動作制御部と、状態表示部と、を備える。動き解析部は、被検体に対して超音波の送受信を行う超音波プローブが、静止した状態か否かの動き解析をする。画像生成部は、超音波プローブの受信信号にもとづいて画像データを生成する。静止時動作制御部は、超音波プローブが静止した状態で所定時間が経過すると、あらかじめ設定された動作を実行する。状態表示部は、超音波プローブが静止した状態にあると、動作の実行までの時間を示す画像を画像データにもとづく画像とともにディスプレイに表示させる一方、超音波プローブが動いていると、静止した状態への移行を検知するために動き解析が実行中であることを示す画像を前記画像データにもとづく画像とともにディスプレイに表示させる。
一実施形態に係る超音波診断装置および超音波プローブの一構成例を示すブロック図。 超音波プローブが静止した状態か否かの解析を行う様子の一例を示す説明図。 超音波プローブが静止して所定時間経過したときに実行すべき所定の動作を設定するための画面の一例を示す説明。 状態表示機能により、ディスプレイの状態表示領域に静止時動作の実行までの時間を示す画像が表示される場合の一例を示す説明図。 ディスプレイの状態表示領域に表示される処理回路の処理状態を示す画像の遷移の一例を示す説明図。 図1に示す処理回路のプロセッサにより、超音波プローブが静止して所定時間経過すると所定の動作が実行されるよう設定されている場合に、処理回路の処理状態を示す画像を表示する際の手順の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら、超音波診断装置および状態表示プログラムの実施形態について詳細に説明する。
本実施形態に係る超音波診断装置は、超音波プローブが静止して所定時間経過すると所定の動作を実行する機能を備えたものである。
図1は、一実施形態に係る超音波診断装置10および超音波プローブ30の一構成例を示すブロック図である。以下の説明では、超音波診断装置10と超音波プローブ30とが互いにデータ送受信可能に無線接続される場合の例を示す。
超音波診断装置10は、ディスプレイ21、入力インターフェース22、位置情報取得装置23、および超音波プローブ30と接続されて用いることができる。なお、超音波診断装置10は、図1に示すようにディスプレイ21および入力インターフェース22を備えてもよいし、超音波プローブ30を備えてもよいし、位置情報取得装置23を備えてもよい。超音波診断装置10は、タブレット型やスマートフォン型であってもよい。
超音波診断装置10は、図1に示すように、送受信回路11、Bモード処理回路12、ドプラ処理回路13、画像生成回路14、画像メモリ15、記憶回路16、通信回路17、および処理回路19を有する。
送受信回路11は、送信回路および受信回路を有する。送受信回路11は、処理回路19に制御されて、超音波の送受信における送信指向性と受信指向性とを制御する。なお、図1には送受信回路11が超音波診断装置10に設けられる場合の例について示したが、送受信回路11は超音波プローブ30に設けられてもよいし、超音波診断装置10と超音波プローブ30の両方に設けられてもよい。
送信回路は、パルス発生器、送信遅延回路およびパルサ回路などを有し、超音波振動子に駆動信号を供給する。パルス発生器は、所定のレート周波数で、送信超音波を形成するためのレートパルスを繰り返し発生する。送信遅延回路は、超音波振動子から発生される超音波をビーム状に集束して送信指向性を決定するために必要な圧電振動子ごとの遅延時間を、パルス発生器が発生する各レートパルスに対し与える。また、パルサ回路は、レートパルスにもとづくタイミングで、超音波振動子に駆動パルスを印加する。送信遅延回路は、各レートパルスに対し与える遅延時間を変化させることで、圧電振動子面から送信される超音波ビームの送信方向を任意に調整する。
受信回路は、アンプ回路、A/D変換器、加算器などを有し、超音波振動子が受信したエコー信号を受け、このエコー信号に対して各種処理を行なってエコーデータを生成する。アンプ回路は、エコー信号をチャンネルごとに増幅してゲイン補正処理を行なう。A/D変換器は、ゲイン補正されたエコー信号をA/D変換し、デジタルデータに受信指向性を決定するのに必要な遅延時間を与える。加算器は、A/D変換器によって処理されたエコー信号の加算処理を行なってエコーデータを生成する。加算器の加算処理により、エコー信号の受信指向性に応じた方向からの反射成分が強調される。
Bモード処理回路12は、受信回路からエコーデータを受信し、対数増幅、包絡線検波処理などを行なって、信号強度が輝度の明るさで表現されるデータ(Bモードデータ)を生成する。ドプラ処理回路13は、受信回路から受信したエコーデータから速度情報を周波数解析し、ドプラ効果による血流や組織、造影剤エコー成分を抽出し、平均速度、分散、パワーなどの移動態情報を多点について抽出したデータ(ドプラデータ)を生成する。
画像生成回路14は、超音波プローブ30が受信したエコー信号にもとづいて超音波画像データを生成する。たとえば、画像生成回路14は、Bモード処理回路12が生成した2次元のBモードデータから反射波の強度を輝度にて表した2次元Bモード画像データを生成する。また、画像生成回路14は、ドプラ処理回路13が生成した2次元のドプラデータから移動態情報を表す平均速度画像、分散画像、パワー画像、または、これらの組み合わせ画像としての2次元のカラードプラ画像の画像データを生成する。
画像メモリ15は、処理回路19が生成した2次元超音波画像を記憶する記憶回路である。
記憶回路16は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。記憶回路16の記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介した通信によりダウンロードされてもよいし、光ディスクなどの可搬型記憶媒体を介して記憶回路16に与えられてもよい。なお、記憶回路16に記憶される情報の一部または全部は、外部の記憶回路や超音波プローブ30の図示しない記憶回路などの記憶媒体の少なくとも1つに分散されて記憶され、あるいは複製されて記憶されてもよい。
通信回路17は、近距離無線通信用の種々のプロトコルを実装し、超音波プローブ30の通信回路31とネットワークを介さずに直接にデータ送受信することができる。
タイマ18は、処理回路19により制御され、所定時間をセットされて起動されると、所定時間に応じたカウント値をカウンタにセットする。タイマ18は、計時を開始すると、クロックパルスの数に応じてカウンタを減算し、所定時間が経過すると、処理回路19に対してタイムアウト信号を出力し計時を停止する。また、タイマ18は、処理回路19からリセットすべき旨の指示を受けると、所定時間に応じたカウント値にカウンタをリセットする。
処理回路19は、超音波診断装置10を統括制御する機能を実現する。また、処理回路19は、記憶回路16に記憶された状態表示プログラムを読み出して実行することにより、超音波プローブ30が静止して所定時間経過すると所定の動作が実行されるよう設定されている場合に、処理回路19の処理状態を示す画像を表示するための処理を実行するプロセッサである。
ディスプレイ21は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、処理回路19の制御に従って各種情報を表示する。なお、超音波診断装置10は、ディスプレイ21および入力インターフェース22の少なくとも一方を備えずともよい。
入力インターフェース22は、たとえばトラックボール、スイッチ、ボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行なうタッチパッド、光学センサを用いた非接触入力回路、および音声入力回路等などの一般的な入力装置により実現され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を処理回路19に出力する。
また、超音波診断装置10がタブレット型やスマートフォン型の超音波診断装置10である場合は、ディスプレイ21と入力インターフェース22は一体としてタッチパネルを構成してもよい。
超音波診断装置10は、図1に示すように、位置情報取得装置23の出力信号を取得してもよい。位置情報取得装置23は、たとえば磁気センサ、赤外線センサ、光学センサ、または加速度センサなどを用いて構成することができる。また、位置情報取得装置23は、超音波プローブ30の筐体にマーカが設けられている場合、このマーカを複数のカメラにより撮像した複数方向からの画像にもとづいて、超音波プローブ30の位置情報を求めてもよい。この場合、あらかじめ、マーカと振動子配列面または超音波プローブ30の筐体の所定位置との距離がオフセット情報として記憶回路16に記憶されているとよい。
たとえば、位置情報取得装置23がトランスミッタ、位置センサとしての磁気センサ、および制御装置を有する場合、トランスミッタは、基準信号を送信する。具体的には、トランスミッタは、任意の位置に配置され、トランスミッタを中心として外側に向かって磁場を形成する。位置センサとしての磁気センサは、基準信号を受信することにより、3次元空間上の位置情報を取得する。具体的には、位置センサとしての磁気センサは、超音波プローブ30の表面に装着され、トランスミッタによって形成された3次元の磁場を検出して、検出した磁場の情報を信号に変換して、制御装置に出力する。
また、この場合、制御装置は、磁気センサから受信した信号にもとづいて、トランスミッタを原点とする3次元座標における磁気センサの座標および向きを算出し、算出した座標および向きを超音波プローブ30の位置情報として処理回路19に出力する。
超音波プローブ30は、音響レンズ、整合層、複数の超音波振動子(圧電振動子)により構成される振動子群、圧電振動子から後方への超音波の伝播を防止するバッキング材、およびこれらを内包するケースなどを有する。
超音波プローブ30としては、スキャン方向(アジマス方向)に複数の超音波振動子が配列されるとともにレンズ方向(エレベーション方向)にも複数の素子が配列された2次元アレイプローブを用いることができる。この種の2次元アレイプローブとしては、たとえば1.5Dアレイプローブ、1.75Dアレイプローブや、2Dアレイプローブなどを用いることができる。
なお、超音波プローブ30は、ボリュームデータを取得可能に構成されてもよい。この場合、2次元アレイプローブである超音波プローブ30により被検体を3次元でスキャンしてもよいし、複数の圧電振動子が一列で配置された1次元超音波プローブである超音波プローブ30により被検体を2次元でスキャンするまたはこれら複数の超音波振動子を回転させることで被検体を3次元でスキャンしてもよいし、1次元超音波プローブの複数の圧電振動子を機械的に揺動してもよい。
超音波プローブ30がボリュームデータを取得可能な場合、ユーザは、複数の2次元超音波画像のいずれかをリアルタイムな動画としてまたは静止画として表示させる2次元表示モード(2Dモード)と、リアルタイムに取得されている3次元超音波画像を動画として表示させる4次元表示モード(4Dモード)とのいずれかのモードを選択可能である。
また、超音波プローブ30は、図1に示すように通信回路31を有する。超音波プローブ30の通信回路31の構成および作用は、超音波診断装置10の通信回路17の構成および作用と実質的に異ならないため、説明を省略する。
また、超音波プローブ30は、処理回路および記憶回路を有してもよい。この場合、超音波診断装置10の処理回路19の機能の一部または全部は、超音波プローブ30の処理回路が超音波プローブ30の記憶回路に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実行されてもよい。
また、図1には超音波診断装置10と超音波プローブ30が無線接続される場合の例を示したが、この無線接続は、超音波プローブ30にケーブルを介して接続された無線通信機能を備えた通信アダプタにより実現されてもよい。この場合、通信アダプタは超音波プローブ30の筐体とプラグ等により接続されてもよく、この場合ケーブルは不要である。また、超音波診断装置10と超音波プローブ30は有線接続されてもよい。有線接続される場合、超音波プローブ30は、ケーブルおよび接続コネクタを介して、超音波診断装置10と着脱自在に接続される。なお、接続コネクタが超音波プローブ30の筐体に一体的に設けられている場合は、ケーブルは不要である。
続いて、本実施形態に係る処理回路19のプロセッサによる実現機能例について説明する。図1に示すように、処理回路19のプロセッサは、静止時動作設定機能41、動き解析機能42、状態表示機能43、および静止時動作制御機能44を実現する。これらの各機能41-44は、それぞれプログラムの形態で記憶回路16に記憶されている。
図2は、超音波プローブ30が静止した状態か否かの解析を行う様子の一例を示す説明図である。なお、図2にはBモード画像が扇形で表示される場合の例を示したが、Bモード画像は四角形や台形で表示されてもよい。本実施形態に係る超音波プローブ30は超音波プローブ30を移動させながら所定のフレームレートで撮影可能なものであればよく、コンベックス型やリニア型などの型式および圧電振動子の配置形状に制限はない。
超音波画像にもとづいて超音波プローブ30が静止した状態か否かの解析(以下、動き解析という)を行なう場合、たとえば、超音波画像データの所定領域を動き解析の対象領域(以下、動き解析領域という)51に設定し、現在より前のフレーム(たとえば1つ前のフレーム)の超音波画像データと現在のフレームの超音波画像データとの間で、動き解析領域51の各画素の動きベクトルを求めるとよい。
一般に、ユーザは、被検体の関心領域(ROI)がBモード画像データの中心付近に位置するように超音波プローブ30を操作する。ROIは、心臓等の動く部位である場合があり、この場合、動き解析領域51にROIが含まれてしまうと、動き解析領域51の動きベクトルは超音波プローブ30の移動量および移動方向を示すものとはならない。
このため、動き解析領域51にROIが含まれないように、動き解析領域51は、画像データのうち少なくともROIが含まれると予想される中央領域(以下、ROI予想領域という)を避けるように、画像データの各角部近傍に設けることが好ましい。また、画像データの角部のうち、画像データの上部近傍の領域は、輝度が高いことが多いため、動き解析領域51としてより好ましい。さらに、画像データの上部の動き解析領域51のうち、特に輝度値が高い高輝度領域52を解析対象として動きベクトルを求めることで、超音波プローブ30の移動量および移動方向を安定して求めることができると考えられる(図2参照)。また、動き解析領域51を複数箇所設定することにより、超音波プローブ30の移動量および移動方向をより正確に求めることができる。
静止時動作設定機能41は、超音波プローブ30が静止して所定時間経過したときに実行すべき所定の動作を設定する。
図3は、超音波プローブ30が静止して所定時間経過したときに実行すべき所定の動作を設定するための画面(静止時動作設定画面)60の一例を示す説明図である。
図3に示すように、静止時動作設定画面60は、超音波プローブ30が静止して所定時間経過したときに実行すべき所定の動作(以下、静止時動作という)の選択画像61と、所定の動作が実行されるまでに超音波プローブ30が静止する所定時間の選択画像62と、を含むとよい。
図3の静止時動作の選択画像61において、「自動画像保存」とは、超音波プローブ30が静止して所定時間経過すると、所定時間の経過時に画像生成回路14により生成された画像データを記憶回路16に保存させる動作をいう。「自動画像保存」によれば、ユーザは、保存したい画像が表示された状態で超音波プローブ30を所定時間静止させるだけで、他の操作を一切必要とせずに、自動的に当該画像を記憶回路16に保存させることができる。また、入力インターフェース22を用いて保存指示する場合に生じうる超音波プローブ30のずれを未然に防ぐことができ、確実に所望の画像を保存することができる。
また、「2Dモード→4Dモード」とは、超音波プローブ30がボリュームデータを取得可能な場合に、2Dモードで超音波画像を表示中に超音波プローブ30が静止して所定時間経過すると、自動的に4Dモードに移行させる動作をいう。一般に、2Dモードのほうが、4Dモードよりもフレームレートが高く解像度も高いため、関心領域を探すのに適している。「2Dモード→4Dモード」を選択した場合、ユーザは、まず2Dモードで注目したい断面を探してから、超音波プローブ30を所定時間静止させるだけで、他の操作を一切必要とせずに、自動的に当該断面を含む4Dモード表示に移行することができる。
入力インターフェース22を用いてモード移行指示する場合、この指示操作によって超音波プローブ30がずれてしまうことがある。この点、本実施形態に係る「2Dモード→4Dモード」によれば、ユーザは、所望の断面が表示された位置で超音波プローブ30を静止させておくだけで、超音波プローブ30がずれることなく正確な位置で4Dモードに移行することができる。
動き解析機能42は、上述の通り、超音波画像データの所定領域を動き解析領域51に設定し、現在より前のフレーム(たとえば1つ前のフレーム)の超音波画像データと現在のフレームの超音波画像データとの間で、動き解析領域51のうちの高輝度領域52の各画素の動きベクトルを求める。また、動き解析機能42は、求めた動きベクトルにもとづいて超音波プローブ30が静止しているか否かを解析する。
また、超音波診断装置10が位置情報取得装置23を備えるなどして位置情報取得装置23の出力信号を取得可能に構成される場合は、動き解析機能42は、位置センサの出力にもとづいて動き解析を行ってもよい。また、動き解析機能42は、動き解析領域51を用いた解析と、位置センサを用いた解析とを組み合わせてもよい。この場合、動き解析機能42は、たとえば両者が一致した結果になった場合に、動き解析結果を最終出力してもよい。
ところで、静止時動作が設定され、当該静止時動作の実行を所望する場合、ユーザは、超音波プローブ30を静止しようと試みる。しかし、超音波プローブ30が静止していると実際に処理回路19が判定してくれているのか否か、あるいは、そもそも静止判定を行っているのか否かなどの処理回路19の処理状態は、ユーザが把握することが難しい。
そこで、状態表示機能43は、超音波プローブ30が静止した状態にあると、Bモード画像とともに、ディスプレイ21の状態表示領域70に処理回路19の処理状態を示す画像を表示する。静止時動作制御機能44は、超音波プローブ30が静止した状態で所定時間が経過すると、あらかじめ設定された動作(静止時動作)を実行する。
図4は、状態表示機能43により、ディスプレイ21の状態表示領域70に静止時動作の実行までの時間を示す画像71が表示される場合の一例を示す説明図である。
超音波プローブ30が静止した状態にあると動き解析機能42が解析している場合は、図4に示すように、静止時動作の実行までの時間を示す画像(以下、残り時間画像という)71を表示させる。ユーザは、残り時間画像71が表示されていることにより、静止時動作が実行されるまで、あとどのくらい超音波プローブ30を静止させておけばよいのかの情報のみならず、超音波プローブ30が静止していると装置が認識してくれていることを明確に把握することができる。
残り時間画像71は、静止時動作が実行されるまでの残り時間をユーザが直感的に理解しやすい画像であるとよく、たとえば残り時間が減るに応じて延びるインジケータや残り時間を示す文字情報などを用いることができる。また、インジケータは残り時間に応じて長さだけでなく色を変化させてもよい。また、インジケータは図4に示すような棒状に限られず、たとえば円グラフなどであってもよい。また、残り時間表示ではなく経過時間を表示させてもよい。
図5は、ディスプレイ21の状態表示領域70に表示される処理回路19の処理状態を示す画像の遷移の一例を示す説明図である。図5には、静止時動作が「自動画像保存」である場合の一例を示した。
残り時間画像71が表示されているときに、超音波プローブ30が動いていると動き解析機能42が解析し、静止時動作制御機能44によるタイマ18のカウンタ減算がリセットされると、状態表示機能43は、静止した状態への再度の移行を検知するために動き解析を実行中であることを示す画像(以下、動き解析中画像という)72を、状態表示領域70に表示させる(図5の「detecting」参照)。
動き解析中画像72は、超音波プローブ30が静止するのを装置が待っている状態を示す画像である。動き解析中画像72は、動き解析機能42が、動き解析領域51で求めた動きベクトルにもとづいて超音波プローブ30が静止しているか否かを解析している状態であることをユーザが直感的に理解しやすい画像とするとよい。図5には、動き解析中画像72として、文字「detecting」とともに、残り時間画像71のインジケータに対応する画像を白抜きで表示する場合の例を示した。
反対に、動き解析中画像72が表示されているときに、超音波プローブ30が静止していると動き解析機能42が解析し、静止時動作制御機能44がタイマ18のカウンタを減算しはじめると、状態表示機能43は、状態表示領域70の表示画像を、動き解析中画像72から残り時間画像71に遷移させる。
残り時間画像71と動き解析中画像72により、ユーザは、超音波プローブ30が静止していると装置が認識しているのか、動いていると装置が認識しているのか、を容易に理解することができる。また、残り時間画像71から動き解析中画像72に遷移した場合、ユーザは、静止時動作がキャンセルされたことを容易に把握することができる。また、動き解析中画像72から残り時間画像71に遷移した場合、ユーザは、静止時動作へのカウントダウンが始まったことを容易に把握することができるとともに、静止時動作の実行までの残り時間を容易に把握することができる。
また、スキャン開始直後など、Bモード画像に被検体の構造物が含まれていない場合や、ゲインを低く設定しており画像が非常に暗い場合などは、当該画像は、そもそも重要な画像とは考えられず超音波プローブ30の動き解析をするに値しない画像であるといえる。このため、動き解析機能42は、画像データの所定領域の平均輝度値が閾値以下であると、動き解析してよい画像ではないと判断して動き解析を中断する。所定領域としては、たとえば図2に示した動き解析領域51の上部領域を用いてもよいし、画像全体を用いてもよいし、ROIを含む領域を用いてもよい。
この場合、状態表示機能43は、動き解析の実行中ではないことを示す画像(以下、解析中断画像という)73を状態表示領域70に表示させるとよい。図5には、解析中断画像73として、文字「waiting」とともに、残り時間画像71のインジケータに対応する画像を灰色で表示する場合の例を示した。解析中断画像73の表示中は、動き解析が実行されないため、ユーザが超音波プローブ30を動かしても静止させても、動き解析機能42は無視する。
また、残り時間画像71が表示されているときに、残り時間がゼロとなって静止時動作が実行されると、静止時動作が実行されたことを示す画像(以下、動作実行画像という)74を表示するとよい(図5の「stored」参照)。動作実行画像74を表示することにより、ユーザは静止時動作が確かに実行されたことを視認することができる。
また、図5に示した自動画像保存の例では、画像を1枚または所定枚数保存した後は、カウンタをリセットするとともに動き解析を所定の待ち時間だけ中断させてもよい。この場合は、残り時間画像71から直接、または残り時間画像71から動作実行画像74を経て、解析中断画像73を所定の待ち時間だけ表示するとよい。この場合、自動画像保存の実行後にユーザが超音波プローブ30を静止させ続けた場合に、同じ超音波画像が連続して保存され続けてしまうことを確実に防ぐことができる。
また、画像を1枚または所定枚数保存した後、カウンタをリセットして、残り時間画像71から直接に動き解析中画像72に移行してもよい。この場合、ユーザは、静止時動作設定画面60で設定した所定時間ごとに連続して画像を自動保存させることができる。なお、状態表示領域70に表示される処理回路19の処理状態を示す画像71-74は、超音波画像とともにディスプレイ21に表示されると両画像をユーザが同時に視認しやすく好ましいが(図4参照)、超音波画像を伴わずにディスプレイ21に表示されてもよいし、超音波画像とは異なる表示装置に表示されてもよい。この種の表示装置としては、たとえば超音波プローブ30の筐体に設けられたディスプレイ(図示せず)を用いてもよい。
次に、本実施形態に係る超音波診断装置10および状態表示プログラムの動作の一例について説明する。
図6は、図1に示す処理回路19のプロセッサにより、超音波プローブ30が静止して所定時間経過すると所定の動作が実行されるよう設定されている場合に、処理回路19の処理状態を示す画像を表示する際の手順の一例を示すフローチャートである。図6において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
まず、ステップS1において、静止時動作設定機能41は、たとえば静止時動作設定画面60を介してユーザにより指示されて、超音波プローブ30が静止して所定時間経過したときに実行すべき所定の動作(静止時動作)を設定する(図3参照)。
次に、ステップS2において、動き解析機能42は、Bモード画像を取得する。
次に、ステップS3において、動き解析機能42は、取得したBモード画像が動き解析してよい画像であるか(動き解析するに値する画像であるか)否かを判定する。具体的には、動き解析機能42は、画像データの所定領域の平均輝度値が閾値以下であるか否かを判定する。動き解析するに値する画像ではないと判断すると、動き解析機能42は動き解析を中断する(ステップS3のNO)。そして、状態表示機能43が状態表示領域70に解析中断画像73を表示し(ステップS4)、ステップS2に戻る。たとえばスキャン開始直後など、Bモード画像に被検体の構造物が含まれていない場合には、動き解析機能42は動き解析を中断する。
一方、動き解析するに値する画像であると判断すると、ステップS5において、状態表示機能43は、残り時間画像71を表示中か否かを判定する。残り時間画像71を表示中ではない場合は(ステップS5のNO)、状態表示機能43は動き解析中画像72を表示する(ステップS6)。一方、残り時間画像71を表示中である場合は(ステップS5のYES)、ステップS7において、動き解析機能42は、超音波画像データの所定領域を動き解析領域51に設定し、現在より前のフレーム(たとえば1つ前のフレーム)の超音波画像データと現在のフレームの超音波画像データとの間で、動き解析領域51のうちの高輝度領域52の各画素の動きベクトルを求める。
次に、ステップS8において、動き解析機能42は、求めた動きベクトルにもとづいて超音波プローブ30が静止しているか否かを解析する。超音波プローブ30が動いている場合は、ステップS9に進み、タイマ18を制御して静止時動作までのカウンタをリセットして、ステップS2に戻る。一方、超音波プローブ30が静止している場合は、ステップS10に進む。
なお、超音波診断装置10が位置情報取得装置23の出力信号を取得可能に構成される場合は、ステップS7およびS8において、動き解析機能42は、位置センサの出力にもとづいて動き解析(超音波プローブ30が静止しているか否かの解析)を行ってもよい。
次に、ステップS10において、静止時動作制御機能44は、タイマ18を制御して静止時動作までの所定時間に応じたカウント値をカウンタにセットして計時を開始させ、状態表示機能43は残り時間画像71を状態表示領域70に表示させる。ステップS10を実行するのが2度目以降の場合は、静止時動作制御機能44は、経過時間に応じてカウンタを減算し、状態表示機能43は残り時間画像71を残り時間に応じて更新する。
次に、ステップS11において、静止時動作制御機能44は、カウンタがゼロか否かを判定する。カウンタがゼロと判定された場合は(ステップS11のYES)、静止時動作制御機能44が静止時動作を実行し、状態表示機能43が動作実行画像74を表示して、一連の手順は終了となる。一方、カウンタがゼロではないと判定された場合は(ステップS11のNO)、ステップS2に戻る。
なお、静止時動作が自動画像保存である場合は、ステップS12の実行後、カウンタをリセットするとともに、ステップS4に戻って動き解析を所定の待ち時間だけ中断させるとよい。この場合は、残り時間画像71から直接、または残り時間画像71から動作実行画像74を経て、解析中断画像73を所定の待ち時間表示するとよい。この場合、同じ超音波画像が連続して保存され続けてしまうことを確実に防ぐことができる。
以上の手順により、静止時動作が設定されている場合に、処理回路19の処理状態を示す画像を表示することができる。
本実施形態に係る超音波診断装置10は、静止時動作に係る処理状態を示す画像71-74を状態表示領域70に表示することができる。このため、ユーザは、処理回路19の処理状態を容易に把握することができる。したがって、本実施形態に係る超音波診断装置10によれば、ユーザは静止時動作を不安なく最大限に活用することができるため、検査のスループットを大幅に向上させることができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、超音波プローブ30が静止して所定時間経過すると所定の動作が実行されるよう設定されている場合に、処理回路19の処理状態を示す画像を表示することができる。
なお、本実施形態における処理回路19の動き解析機能42、状態表示機能43および静止時動作制御機能44は、それぞれ特許請求の範囲における動き解析部、状態表示部および静止時動作制御部の一例である。また、本実施形態における画像生成回路14は、特許請求の範囲における画像生成部の一例である。
なお、上記実施形態において、「プロセッサ」という文言は、たとえば、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、または、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(たとえば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびFPGA)等の回路を意味するものとする。プロセッサは、記憶媒体に保存されたプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
また、上記実施形態では処理回路の単一のプロセッサが各機能を実現する場合の例について示したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサが各機能を実現してもよい。また、プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶媒体が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 超音波診断装置
14 画像生成回路
19 処理回路
21 ディスプレイ
23 位置情報取得装置
30 超音波プローブ
42 動き解析機能
43 状態表示機能
44 静止時動作制御機能
51 動き解析領域
60 静止時動作設定画面
70 状態表示領域
71 残り時間画像
72 動き解析中画像
73 解析中断画像
74 動作実行画像

Claims (9)

  1. 被検体に対して超音波の送受信を行う超音波プローブが、静止した状態か否かの動き解析をする動き解析部と、
    前記超音波プローブの受信信号にもとづいて画像データを生成する画像生成部と、
    前記超音波プローブが静止した状態で所定時間が経過すると、あらかじめ設定された動作を実行する静止時動作制御部と、
    前記超音波プローブが静止した状態にあると、前記動作の実行までの時間を示す画像を前記画像データにもとづく画像とともにディスプレイに表示させる一方、前記超音波プローブが動いていると、静止した状態への移行を検知するために前記動き解析が実行中であることを示す画像を前記画像データにもとづく画像とともに前記ディスプレイに表示させる状態表示部と、
    を備え
    前記静止時動作制御部は、
    前記超音波プローブが静止した状態で前記所定時間が経過すると、前記所定時間の経過時に前記画像生成部により生成された前記画像データを記憶部に保存させる自動保存動作を行い、
    前記動き解析部は、
    前記自動保存動作が実行されると、所定の待ち時間だけ前記動き解析を中断し、
    前記状態表示部は、
    前記自動保存動作が実行され、前記動き解析が中断されると、前記画像データにもとづく画像とともに、前記動き解析の実行中ではないことを示す画像を前記ディスプレイに表示させる、
    音波診断装置。
  2. 被検体に対して超音波の送受信を行う超音波プローブが、静止した状態か否かの動き解析をする動き解析部と、
    前記超音波プローブの受信信号にもとづいて画像データを生成する画像生成部と、
    前記超音波プローブが静止した状態で所定時間が経過すると、あらかじめ設定された動作を実行する静止時動作制御部と、
    前記超音波プローブが静止した状態にあると、前記動作の実行までの時間を示す画像を前記画像データにもとづく画像とともにディスプレイに表示させる一方、前記超音波プローブが動いていると、静止した状態への移行を検知するために前記動き解析が実行中であることを示す画像を前記画像データにもとづく画像とともに前記ディスプレイに表示させる状態表示部と、
    を備え
    前記静止時動作制御部は、
    前記超音波プローブが静止した状態で前記所定時間が経過すると、複数の2次元超音波画像をリアルタイムな動画としてまたは静止画として表示させる2次元表示モードから、リアルタイムに取得されている3次元超音波画像を動画として表示させる4次元表示モードに移行させる、
    音波診断装置。
  3. 前記静止時動作制御部は、
    前記超音波プローブが静止した状態のとき、前記動作までの前記所定時間に対応するカウンタを減算し、前記カウンタがゼロになると前記動作を実行する一方、前記超音波プローブが静止した状態から動いている状態に遷移すると、前記カウンタをリセットし、
    前記状態表示部は、
    前記超音波プローブが静止した状態から動いている状態に遷移すると、前記動き解析の実行中であることを示す画像を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1または2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記状態表示部は、
    前記超音波プローブが静止した状態で前記所定時間が経過し前記静止時動作制御部により前記動作が実行されると、前記動作が実行されたことを示す画像を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の超音波診断装置。
  5. 前記動き解析部は、
    前記画像データの所定領域の平均輝度値が閾値以下であると、前記動き解析を中断し、
    前記状態表示部は、
    前記動き解析が中断されると、前記動き解析の実行中ではないことを示す画像を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1ないしのいずれか1項に記載の超音波診断装置。
  6. 前記動き解析部は、
    前記画像データの上部近傍の領域を動き解析領域に設定し、現在より前のフレームと現在のフレームの前記画像データとの間で前記動き解析領域の各画素の動きベクトルを求め、求めた動きベクトルにもとづいて前記動き解析を行う、
    請求項1ないしのいずれか1項に記載の超音波診断装置。
  7. 前記超音波プローブに設けられ、前記超音波プローブの3次元空間上の位置に応じた信号を出力する位置センサ、
    をさらに備え、
    前記動き解析部は、
    前記位置センサの出力にもとづいて前記動き解析を行う、
    をさらに備えた請求項1ないしのいずれか1項に記載の超音波診断装置。
  8. コンピュータに、
    被検体に対して超音波の送受信を行う超音波プローブが、静止した状態か否かの動き解析をするステップと、
    前記超音波プローブの受信信号にもとづいて画像データを生成するステップと、
    前記超音波プローブが静止した状態で所定時間が経過すると、あらかじめ設定された動作を実行するステップと、
    前記超音波プローブが静止した状態にあると、前記動作の実行までの時間を示す画像を前記画像データにもとづく画像とともにディスプレイに表示させるステップと、
    前記超音波プローブが動いていると、静止した状態への移行を検知するために前記動き解析が実行中であることを示す画像を前記画像データにもとづく画像とともに前記ディスプレイに表示させるステップと、
    を実行させるための状態表示プログラムであって、
    前記あらかじめ設定された前記動作を実行するステップは、
    前記超音波プローブが静止した状態で前記所定時間が経過すると、前記所定時間の経過時に生成された前記画像データを記憶部に保存させる自動保存動作を行うステップを含み、
    前記静止した状態か否かの前記動き解析をするステップは、
    前記自動保存動作が実行されると、所定の待ち時間だけ前記動き解析を中断するステップを含み、
    前記自動保存動作が実行され、前記動き解析が中断されると、前記画像データにもとづく画像とともに、前記動き解析の実行中ではないことを示す画像を前記ディスプレイに表示させるステップをさらに有する、
    状態表示プログラム。
  9. コンピュータに、
    被検体に対して超音波の送受信を行う超音波プローブが、静止した状態か否かの動き解析をするステップと、
    前記超音波プローブが静止した状態で所定時間が経過すると、あらかじめ設定された動作を実行するステップと、
    前記超音波プローブが静止した状態にあると、前記動作の実行までの時間を示す画像をディスプレイに表示させるステップと、
    前記超音波プローブが動いていると、静止した状態への移行を検知するために前記動き解析が実行中であることを示す画像を前記ディスプレイに表示させるステップと、
    を実行させるための状態表示プログラムであって、
    前記あらかじめ設定された前記動作を実行するステップは、
    前記超音波プローブが静止した状態で前記所定時間が経過すると、複数の2次元超音波画像をリアルタイムな動画としてまたは静止画として表示させる2次元表示モードから、リアルタイムに取得されている3次元超音波画像を動画として表示させる4次元表示モードに移行させるステップを含む、
    状態表示プログラム。
JP2018104699A 2018-05-31 2018-05-31 超音波診断装置および状態表示プログラム Active JP7154041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018104699A JP7154041B2 (ja) 2018-05-31 2018-05-31 超音波診断装置および状態表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018104699A JP7154041B2 (ja) 2018-05-31 2018-05-31 超音波診断装置および状態表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019208592A JP2019208592A (ja) 2019-12-12
JP7154041B2 true JP7154041B2 (ja) 2022-10-17

Family

ID=68844238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018104699A Active JP7154041B2 (ja) 2018-05-31 2018-05-31 超音波診断装置および状態表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7154041B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022230379A1 (ja) * 2021-04-30 2022-11-03

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100099988A1 (en) 2008-10-16 2010-04-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasound diagnosis apparatus
WO2014112242A1 (ja) 2013-01-17 2014-07-24 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置
US20150164482A1 (en) 2013-12-12 2015-06-18 Konica Minolta, Inc. Ultrasound diagnostic apparatus, ultrasound image recording method, and non-transitory computer readable recording medium
JP2016022279A (ja) 2014-07-23 2016-02-08 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置及び超音波診断装置の作動方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100099988A1 (en) 2008-10-16 2010-04-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasound diagnosis apparatus
JP2010094275A (ja) 2008-10-16 2010-04-30 Toshiba Corp 超音波診断装置
WO2014112242A1 (ja) 2013-01-17 2014-07-24 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置
US20150164482A1 (en) 2013-12-12 2015-06-18 Konica Minolta, Inc. Ultrasound diagnostic apparatus, ultrasound image recording method, and non-transitory computer readable recording medium
JP2015131100A (ja) 2013-12-12 2015-07-23 コニカミノルタ株式会社 超音波診断装置、超音波画像記録方法、及びコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体
JP2016022279A (ja) 2014-07-23 2016-02-08 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置及び超音波診断装置の作動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019208592A (ja) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019205167A1 (zh) 一种超声瞬时弹性测量设备及方法
CN102415902B (zh) 超声波诊断装置以及超声波图像处理装置
JP2015198810A (ja) 超音波画像診断装置
JP2008100061A (ja) 超音波映像を形成する超音波システム及び方法
EP3603527A1 (en) Ultrasonic diagnostic device and operating method thereof
KR101776530B1 (ko) 초음파 화상 표시 장치 및 그 제어 프로그램
KR20150114285A (ko) 초음파 진단 장치 및 그 동작방법
JP7154041B2 (ja) 超音波診断装置および状態表示プログラム
JP2013158348A (ja) 超音波診断装置及び画像処理プログラム
JP7190263B2 (ja) 超音波診断装置および自動保存制御プログラム
US20220110606A1 (en) Method for scanning material using an ultrasonic imaging probe
JP2015156907A (ja) 超音波診断装置および超音波プローブ
KR102244069B1 (ko) 점액낭의 위치 정보를 표시하는 방법 및 이를 위한 초음파 장치
JP7373452B2 (ja) 超音波診断装置およびボディマーク表示プログラム
JP6019362B2 (ja) 医療画像測定装置及び医療画像測定方法
JP2012143356A (ja) 超音波診断装置及びプログラム
JP2011104109A (ja) 超音波診断装置
JP2014000151A (ja) 携帯型超音波診断装置
US20180116634A1 (en) Ultrasonic diagnosis apparatus
JP7469877B2 (ja) 超音波診断装置、医用画像処理装置、および医用画像処理プログラム
JP7190851B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
EP4344652A1 (en) Ultrasonography apparatus, image processing apparatus, ultrasound image capturing method, and ultrasound image capturing program
JP7242623B2 (ja) 超音波画像表示システム及びその制御プログラム
JP6645778B2 (ja) 超音波プローブ及び超音波診断装置
JP2010099195A (ja) 超音波画像診断装置、画像処理装置及び超音波画像診断支援プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7154041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150