JP7153465B2 - 飲料容器 - Google Patents
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Description
また、飲料容器に、飲料の消費量又は残存量を示す目盛りを設けることも知られている。例えば、特許文献1には、ポリエチレンテレフタレート製のペットボトル本体と、該ペットボトル本体を被覆する、商品名等が印字されたシュリンクフィルムとを有するペットボトルのシュリンクフィルムに目盛りを印刷により設けることが記載されている。
また引用文献2には、ペットボトル本体に、内部の飲料をどれ位使ったか、又はどれ位残っているかがわかる軽量目盛りを付けた、軽量メモリつきペットボトルが記載されている。
また本発明は、本発明の飲料容器に飲料が充填されている容器入り飲料を提供するものである。
図1及び図2には、本発明の飲料容器の一実施形態である飲料容器1が示されている。図1に示す飲料容器1は、図3に示す合成樹脂製の透明なボトル本体2と該ボトル本体2を被覆する樹脂フィルム製のラベル4とを有する。
ボトル本体2は、図3に示すように、口首部23と胴部24と底部27とを有している。口首部23は、上端に注出口23aを有し、注出口23aを封止するためのキャップ(図示せず)を螺合させるための螺条23bを周囲に有する。胴部24は、角筒状の本体部25と、該本体部25から口首部23に向かって水平断面の断面積が漸減する先すぼまり形状の肩部26とを有している。
本実施形態の飲料容器1においては、一対の第2壁29,29(図3に一方のみ図示)それぞれにも、第1壁28の上部凹部31及び下部凹部35と同様の形態を有する上部凹部31及び下部凹部35が形成されており、第2壁29の上部凹部31及び下部凹部35も、それぞれ周囲を平坦面32で囲まれている。
ペットボトルのラベル4としては、従来、ボトル本体2の口首部23の直下又は肩部26から底部27近傍までを被覆するセミフルラベルとも呼ばれるラベルが汎用されている。しかし、ラベル4に使用する資材である樹脂フィルムの使用量を削減して、資材の節約やラベルの引き剥がしやすさを向上させる等の観点から、本実施形態の飲料容器1においては、図2に示すように、ハーフラベル又はセミハーフラベルと呼ばれるラベルを採用し、ボトル本体2の高さ方向Zにおける、ラベル4で被覆されている被覆部21の範囲を狭くする一方、被覆部21より下方に位置する、ラベル4により被覆されていない露出部22の範囲を広くしてある。
第1の目印51及び第2の目印53は、飲料の消費量又は残存量を知る目安となる目印、より具体的には、飲料の消費量を知る目安となる目印である。例えば、内部に収容される飲料が、容積1050mLの特定保健用食品で、その1日当たりの推奨摂取量が350mLである場合、内部に残存する飲料の液面の位置を第2の目印53の位置に合わせたときに、残存する液量が、飲料入り商品内の飲料の当初の充填量から350mL減らした量となり、内部に残存する飲料の液面の位置が第1の目印51の位置に合わせたときに、残存する液量が、飲料入り商品内の飲料の当初の充填量から700mL減らした量となり、内部に残存する飲料がなくなったときに、残存する液量が、飲料入り商品内の飲料の当初の充填量から1050mL減らした量となるように、第1の目印51及び第2の目印53の位置が設定されている。これにより、一般消費者は、1日目は、残存する液体の液面が第2の目印53の位置となるように消費し、2日目は、残存する液体の液面が第1の目印51の位置となるように消費し、3日目は、全量使い切るように飲料を飲んで消費することで、1~3日目のいずれの日においても、推奨摂取量に沿った量の飲料を摂取することができる。
ラベルに用いる樹脂フィルムの構成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン等のポリアミド、ポリスチレン等のスチロール樹脂等が挙げられる。また、従来のペットボトルに汎用されているシュリンクフィルムと同様のものを特に制限なく用いることができる。
しかも、第1の目印51を、ボトル本体2の露出部22に立体形状に形成することによって、ボトル本体2に印刷する場合等に比して飲料容器の製造工程を簡略化でき製造コスト等を抑制することができるとともに、ペットボトルのようにボトル本体をリサイクルする場合も印刷がないのでリサイクルに適している。第1の目印51を、露出部22に立体形状に形成するには、例えば、ボトル本体の製造に使用する金型に、第1の目印51の立体形状に対応する凸部や凹部を形成しておき、ブロー成形、射出成形等の各種公知の方法による成形を行う。その場合、第1の目印51を、ボトル本体2の成形と同時に形成できるので、製造工程の簡略化等の観点から好ましい。
幅広部eを有することで第1の目印51が視認しやすく、また側方延出部fを有することで、第1の目印51にボトル本体2の内部の液体の液面を合わせることも容易となる。斯かる効果の一層の向上の観点から、幅広部eは、飲料容器1の高さ方向Zに沿う長さLeが、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは2.0mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは8.0mm以下であり、また好ましくは1.0mm以上10mm以下、より好ましくは2.0mm以上8.0mm以下である。同様の観点から、側方延出部fは、飲料容器1の高さ方向Zに沿う長さLfが、幅広部Leの50%以下、より好ましくは30%以下であり、また好ましくは0.5mm以上5.0mm以下、より好ましくは1.0mm以上3.0mm以下である。
なお、幅広部eは、図2に示すような、ひし形の形状の他、円形、ハート形、楕円形等の任意の形状とすることができ、また側方延出部fは、幅広部eの両側に設けるのに代えて片側のみに設けても良い。また第1の目印51は、飲料容器1の高さ方向Zに沿う長さLeが一定の横方向に延びる線状のものであっても良い。
また、第1の目印51及び第2の目印53として、それらの目印に液面に合わせることにより、飲料の消費量に代えて飲料の残存量を知る目安となる目印を設けても良い。残存量が一定量づつ減少するように消費すれば、一定期間(例えば1日)又は一定回数毎(例えば1回毎)の消費量を把握することもできる。また、第1の目印及び第2の目印として、飲料容器を倒立させたときの液面に合わせることにより、飲料の消費量又は残存量を知ることのできるものを設けることもできる。
飲料容器内の容量又は飲料容器に充填する飲料の液量は、特に制限はないが、例えば、50mL以上2000mL以下である。
飲料容器に充填する飲料は、各種公知の飲料が挙げられ、例えば、ミネラルウォーター等の水、緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶類、炭酸飲料、果汁飲料、乳酸菌飲料、野菜飲料等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。本発明の飲料容器や容器入り飲料は、特定保健用食品として認可された飲料用に適している。
例えば、第2の目印53を表示する透明部41は、上述した実施形態の飲料容器においては、第1の目印51を有する第1壁28に隣接する一つのコーナー壁と重なる部分のみに形成されていたが、第2の目印53を表示する透明部41を、4つあるコーナー壁のうちの複数又は全部のコーナー壁と重なる部位に設けても良い。
また各筒状の本体部は、角部にコーナー壁を有する水平断面形状が正方形状のものであっても良いし、角部にコーナー壁を有する水平断面形状が長方形状のものであっても良い。長方形状の場合、第1の目印51を有する第1壁28の第2方向Yに沿う長さが、第2壁29の第1方向Xに沿う長さより長いことが、第1の目印51の視認性の観点から好ましい。
2 ボトル本体
21 被覆部
22 露出部
23 口首部
24 胴部
25 本体部
26 肩部
27 底部
28 第1壁
29 第2壁
30 コーナー壁
3 凹部
31 上部凹部
35 下部凹部
4 ラベル
41 透明部
5 目印
51 第1の目印
53 第2の目印
Claims (6)
- 合成樹脂製の透明なボトル本体と該ボトル本体を被覆する樹脂フィルム製のラベルとを有する飲料容器であって、
前記ボトル本体は、周囲が前記ラベルに被覆された被覆部と、該被覆部より下方に位置し、周囲が前記ラベルに被覆されていない露出部とを有しており、
前記飲料容器に、飲料の消費量を知る目安となる複数の目印が設けられており、
前記露出部に、第1の目印が立体形状に形成され、前記被覆部を被覆する前記ラベルに、第2の目印が設けられており、
特定保健用食品用の飲料容器であって、内部に特定保健用食品である飲料が充填されており、
内部に残存する飲料の液面の位置が第2の目印の位置となるように消費したときの該飲料の消費量が、該飲料の1日当たりの推奨摂取量である、飲料容器。 - 正立状態とした飲料容器において、第1の目印に液面を合わせたときの飲料の消費量が、第2の目印に液面を合わせたときの飲料の消費量の整数倍となっている、請求項1に記載の飲料容器。。
- 前記ラベルがシュリンクラベルである、請求項1又は2に記載の飲料容器。
- 前記ボトル本体は、周面に、該ボトル本体の内部側に向かって窪んだ凹部を有しており、第1の目印が該凹部内に形成されている、請求項1~3の何れか1項に記載の飲料容器。
- 第1の目印は、前記凹部内に、前記ボトル本体の内部側に更に窪んだ小凹部として形成されている、請求項4に記載の飲料容器。
- 第1の目印は、幅広部と、該幅広部から側方に延出し、前記飲料容器の高さ方向に沿う長さが前記幅広部より短い側方延出部とを有する、請求項1~5の何れか1項に記載の飲料容器。
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