JP7151186B2 - 配線接続構造及びアタッチメント - Google Patents

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Description

本開示は、配線接続構造及びアタッチメントに関する。
配線を接続部にアタッチメントによって接続する配線接続構造が知られている。例えば特許文献1には、配線に設けられた取付けネジの緩みを防止するためのキャップ部を有するアタッチメントが開示されている。
特開2009-289685号公報
例えば、通信ケーブルを、制御機器に接続するために、RJ-45等の所定の規格に準拠した、ソケットとプラグとによって構成されるコネクタが用いられることがある。このような所定の規格に準拠したコネクタは、各社の製品間で互換性を確保するために、接続時におけるプラグとソケットとの間に、ある程度の隙間が形成される。
従って、所定の規格に準拠したコネクタ等のコネクタは、振動や衝撃等の外力が加えられると、プラグとソケットとの間にがたつきが生じ、接続不良や故障を生じるおそれがある。
そこで、本開示は、配線と接続部との間のがたつきを抑制することが可能な配線接続構造及びアタッチメントを提供することを目的とする。
幾つかの実施形態に係る配線接続構造は、配線を接続部にアタッチメントによって接続する配線接続構造であって、前記接続部は、取付け面と、前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、前記配線は、前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、前記プラグに電気接続されたケーブルと、前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、前記アタッチメントは、前記取付け面に固着される固着部と、前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で、前記プラグ連結体と前記装着体との間に位置するとともに前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有する。このような構成によれば、接続部の取付け面に固着されたアタッチメントが、プラグに一体に連なるプラグ連結体に螺合された装着部に当接するので、プラグを接続部に対して固定することができる。その結果、配線と接続部との間のがたつきが抑制される。
一実施形態において、前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記装着体と前記プラグ連結体との両方に当接可能であってもよい。このような構成によれば、アタッチメントは、係止部がソケットに係止していないサスペンド状態、又は、係止部がソケットに係止しているラッチ状態で、プラグを固定することができる。
一実施形態において、前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記プラグ連結体に圧接可能な弾性体を有してもよい。このような構成によれば、装着体の螺合の程度によってプラグの位置を調整することができる。
一実施形態において、前記配線は、前記ソケットからの前記プラグの抜去を規制するように前記ソケットに係止可能な係止部を有し、前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記係止部が前記ソケットに係止するとともに前記装着体と前記プラグ連結体とのうち前記装着体のみに当接可能であってもよい。このような構成によれば、アタッチメントは、プラグをラッチ状態で固定することができる。
一実施形態において、前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記装着体に圧接可能な弾性体を有してもよい。このような構成によれば、装着体に圧接された弾性体の復元力により、抜去方向にプラグを付勢して、プラグをラッチ状態で強固に固定することができる。
一実施形態において、前記アタッチメントは、前記ケーブルを配置可能な開口を有し、前記開口の周縁部によって前記当接部が構成されていてもよい。このような構成によれば、アタッチメントの剛性を確保しやすい。
一実施形態において、前記開口は、複数設けられていてもよい。このような構成によれば、1つのアタッチメントによって、複数の配線を複数の接続部に接続することができる。
一実施形態において、前記アタッチメントは、前記開口を有する天壁と、前記天壁と前記取付け面との間に介在する支持壁と、を有してもよい。
一実施形態において、前記支持壁は、前記天壁の外周縁と前記取付け面との隙間を塞ぐように前記天壁の全周に亘って設けられていてもよい。このような構成によれば、アタッチメントの剛性を確保しやすい。また、ソケット及びプラグを外部環境から隔離することができるので、耐環境性を高めることができる。
一実施形態において、前記アタッチメントは、前記ケーブルを前記当接部まで挿入可能な切り欠きを有してもよい。このような構成によれば、配線を接続部に取り付けた後に、アタッチメントを取り付けることができる。
一実施形態において、前記切り欠きは、T字形状であってもよい。このような構成によれば、1つのアタッチメントによって、複数の配線を複数の接続部に接続する場合でも、アタッチメントの剛性を確保しやすい。
一実施形態において、前記固着部は、前記取付け面にラッチによって固着されてもよい。このような構成によれば、固着部を取付け面に簡易に固着させやすい。
一実施形態において、前記固着部は、前記取付け面にネジ止めによって固着されてもよい。このような構成によれば、固着部を取付け面に強固に固着させやすい。
一実施形態において、前記弾性体は、柔軟素材によって構成されてもよい。このような構成によれば、振動に伴う応力の発生を抑制することができる。
幾つかの実施形態に係るアタッチメントは、配線を接続部に接続するアタッチメントであって、前記接続部は、取付け面と、前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、前記配線は、前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、前記プラグに電気接続されたケーブルと、前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、前記アタッチメントは、前記取付け面に固着される固着部と、前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で、前記プラグ連結体と前記装着体との間に位置するとともに前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有する。このような構成によれば、接続部の取付け面に固着されたアタッチメントが、プラグに一体に連なるプラグ連結体に螺合された装着部に当接するので、プラグを接続部に対して固定することができる。その結果、配線と接続部との間のがたつきが抑制される。
幾つかの実施形態に係る配線接続構造は、配線を接続部にアタッチメントによって接続する配線接続構造であって、前記接続部は、取付け面と、前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、前記配線は、前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、前記ソケットからの前記プラグの抜去を規制するように前記ソケットに係止可能な係止部と、前記プラグに電気接続されたケーブルと、を有し、前記アタッチメントは、前記取付け面に固着される固着部と、前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で、前記プラグを前記挿入方向に押圧する弾性体と、を有する。このような構成によれば、弾性体の復元力により、プラグを挿入方向に付勢することができる。その結果、プラグがソケットと密着して、配線と接続部との間のがたつきが抑制される。
本開示によれば、配線と接続部との間のがたつきを抑制することができる配線接続構造及びアタッチメントを提供することができる。
本開示の第1実施形態に係る配線接続構造を示す斜視図である。 図1の配線接続構造を示す断面図である。 図1の配線接続構造における接続部を示す正面図である。 図1の配線接続構造における配線を示す斜視図である。 図1の配線接続構造におけるアタッチメントを表側から示す斜視図である。 図5のアタッチメントを裏側から示す斜視図である。 図1の配線接続構造を用いた配線接続方法の第1工程を示す概略図である。 図1の配線接続構造を用いた配線接続方法の第2工程を示す概略図である。 図1の配線接続構造を用いた配線接続方法の第3工程を示す概略図である。 図1の配線接続構造を用いた配線接続方法の第4工程を示す概略図である。 本開示の第2実施形態に係る配線接続構造を示す断面図である。 本開示の第3実施形態に係る配線接続構造を示す斜視図である。 図12の配線接続構造を示す断面図である。 本開示の第4実施形態に係る配線接続構造を示す斜視図である。 図14の配線接続構造を示す断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して例示説明する。各図において共通の要素には、同一の符号を付している。
(第1実施形態)
図1は、本開示の第1実施形態に係る配線接続構造1を示す斜視図である。図2は、配線接続構造1の断面図である。図1及び図2に示すように、配線接続構造1は、アタッチメント70によって、配線10を接続部40に接続する。アタッチメント70は、接続部40の後述する取付け面41と、配線10とに取付可能である。
図3は、接続部40を示す正面図である。図3に示すように、接続部40は、取付け面41と、取付け面41に設けられたソケット42と、を有する。取付け面41は、例えば、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)等の制御機器(サーバー等)の筐体の外面である。制御機器は、例えば、海底(Subsea)に設置して使用される、Subsea Electronic Module(SEM)に搭載して用いることができる。図3に示すように、ソケット42は、後述する配線10が有するプラグ11(図4参照)が挿入される挿入部43と、配線10が有する係止部12(図4参照)が係止可能な規制部44と、有する。図3には、接続部40が2つのソケット42を有する例を示すが、ソケット42は1つでもよいし、3つ以上でもよい。
本実施形態の接続部40の取付け面41には、後述するアタッチメント70が有する固着部としてのラッチ71(図6等参照)が嵌合により固着することで、アタッチメント70を固着可能な取付け孔45が区画されている。
図4は、配線10を示す斜視図である。図4に示すように、配線10は、プラグ11と、係止部12と、ケーブル13と、を有する。プラグ11は、例えば配線10の端部に配置され、図3に示した接続部40のソケット42の挿入部43への挿入によって、ソケット42と電気接続可能である。係止部12は、例えばプラグ11に設けられ、ソケット42からのプラグ11の抜去を規制するように、ソケット42の規制部44に係止可能である。ケーブル13は、プラグ11に電気接続されている。
図2及び図4に、ソケット42に対するプラグ11の挿入方向Aと、ソケット42に対するプラグ11の抜去方向Bとをそれぞれ示す。抜去方向Bは、挿入方向Aとは反対方向である。図2に示すように、プラグ11がソケット42に挿入された状態では、係止部12(図4参照)は、ソケット42からのプラグ11の抜去を規制するように、ソケット42の規制部44(図3参照)に係止可能である。すなわち、係止部12がソケット42の規制部44に係止することで、プラグ11がソケット42に対して抜去方向Bに移動することが規制される。図4に示すように、本実施形態では、係止部12は、板バネ状に形成され、挿入方向Aに対してプラグ11の側面に設けられている。
図4に示すように、本実施形態の配線10は、プラグ連結体15と、装着体16と、をさらに備える。
本実施形態のプラグ連結体15は、プラグ11と着脱可能であり、プラグ11に装着された状態で、プラグ11との位置関係が一定となる。すなわち、プラグ連結体15は、プラグ11に一体に連なる。プラグ連結体15は、ケーブル13が貫通可能な中空部を内部に区画する。図4に示すように、プラグ連結体15は、プラグ11に装着された状態で係止部12と係合する係合部17を有していてもよい。係合部17は、例えば板バネ状であり、プラグ11がソケット42に挿入された状態で使用者等により押圧されることで、係合部17に係合する係止部12が移動して、係止部12のソケット42への係止を解除することができる。
装着体16は、プラグ連結体15に対して挿入方向Aに螺合可能である。詳細には、図2に示すように、装着体16は、プラグ連結体15に設けられた被螺合部18と螺合可能な螺合部19を有している。本実施形態では、被螺合部18は、外周面に雄ねじを有する筒状をなしている。螺合部19は、有頂円筒状の装着体16の内周面に設けられた雌ねじによって構成されている。被螺合部18及び螺合部19は、一方が雄ねじで他方が雌ねじであればよく、これらの形状は、筒状又は有頂円筒状には限られない。装着体16は、プラグ連結体15に螺合された状態で、挿入方向Aに沿う軸の周囲で回転することにより、プラグ連結体15に対して挿入方向A及び抜去方向Bに移動可能である。装着体16は、ケーブル13が貫通可能な中空部を内部に区画する。
配線10が有するプラグ11及び係止部12と、接続部40が有するソケット42とは、例えば所定の規格に準拠した、ラッチロック式コネクタを構成する。コネクタが準拠する所定の規格としては、例えば、RJ-45、RJ-11等が挙げられる。本実施形態のコネクタは、例えば、一般用のラッチロック式コネクタよりも耐久性に優れた、産業用のラッチロック式コネクタである。所定の規格に準拠したラッチロック式コネクタでは、各社の製品間で互換性を持たせるため、ソケット42と、ソケット42に挿入されたプラグ11との間には、ある程度の隙間が形成される。このように、ソケット42とプラグ11との間に隙間が形成される場合、ソケット42又はソケット42に挿入されたプラグ11に振動や衝撃等の外力が加えられると、がたつきが生じ、接続不良や故障の原因となり得る。また、仮にがたつきを抑制するために、ラッチロック式コネクタに替えてスクリューロック式コネクタを用いる場合、ソケット42及びプラグ11の双方を専用部品に変更する等、大掛かりな設計変更を要する。そこで、本実施形態の配線接続構造1は、配線10を接続部40に、後述するアタッチメント70によって接続することで、配線10と接続部40との間のがたつきを抑制することを可能とした。
図5は、アタッチメント70を表側から示す斜視図である。図6は、アタッチメント70を裏側から示す斜視図である。図5及び図6に示すように、アタッチメント70は、取付け面41の取付け孔45(図3参照)に嵌合することで、取付け面41に固着される固着部としてのラッチ71を有する。詳細には、図2に示すように、ラッチ71は、取付け孔45に挿入されると、取付け孔45を区画する壁面により抜去方向Bへ付勢されつつ、抜去方向Bへの移動が規制されるため、取付け面41に固着される。このような構成によれば、固着部としてのラッチ71を取付け面41に簡易に固着させやすい。
本実施形態のアタッチメント70は、天壁73と、支持壁75と、を有する。天壁73は、ケーブル13を配置可能な開口74を有する。支持壁75は、アタッチメント70が取付け面41に固着された状態で、天壁73と取付け面41との間に介在する。図5及び図6には、アタッチメント70が2つの開口74を有する例を示すが、アタッチメント70が有する開口74の数は、ソケット42の数に合わせて、1つでもよいし、3つ以上でもよい。アタッチメント70に複数の開口74を設けることで、1つのアタッチメント70によって、複数の配線10を複数の接続部40に接続することができる。図2に示すように、アタッチメント70が取付け面41に固着された状態では、各開口74は、各ソケット42に対応する位置に配置される。換言すれば、アタッチメント70が取付け面41に取り付けられた状態では、各開口74と各ソケット42とは、互いに挿入方向Aに沿う位置に配置される。
アタッチメント70は、開口74に替えて、ケーブル13を後述する当接部72まで挿入可能な切り欠き74b(図14参照)を有してもよい。アタッチメント70がケーブル13を挿入可能な切り欠き74bを有することで、配線10を接続部40に取り付けた後に、アタッチメント70を取り付けることができる。切り欠き74bは、T字形状であってもよい。このように、切り欠き74bをT字形状とすることで、1つのアタッチメント70によって、複数の配線10を複数の接続部40に接続する場合でも、アタッチメント70の剛性を確保しやすい。切り欠き74bの詳細については後述する。
ケーブル13が開口74に挿入された状態で、ケーブル13が挿入されたプラグ連結体15をアタッチメント70の裏側(挿入方向A側)から、ケーブル13が挿入された装着体16をアタッチメント70の表側(抜去方向B側)から、開口74を通じて互いに螺合させることで、プラグ連結体15と装着体16との間に配置された開口74の周縁部76が、プラグ連結体15と装着体16とによって、挿入方向Aに沿う両側への移動を規制される。これにより、アタッチメント70は、配線10に取付け可能である。
アタッチメント70は、当接部72を有する。本実施形態では、天壁73における開口74の周縁部76によって、当接部72が構成されている。当接部72の詳細については後述する。
本実施形態の天壁73は、平板状であり、アタッチメント70の固着部としてのラッチ71が取付け面41に固着された状態で、取付け面41と略平行な平面に位置する。本実施形態の支持壁75は、平板状であり、天壁73の全周に亘って、天壁73と略直交する方向に延在している。これにより、アタッチメント70の剛性を高めることができる。
本実施形態の支持壁75は、アタッチメント70の固着部としてのラッチ71が取付け面41に固着された状態で、取付け面41との間に隙間77(図5参照)を区画する。これにより、例えば、アタッチメント70が取付け面41及び配線10に取り付けられた状態であっても、アタッチメント70を取付け面41から取り外すことを要さずに、例えば配線10と接続部40との接続の状態を確認することができる。詳細は後述するが、支持壁75は、第2実施形態の支持壁75a(図13参照)のように、アタッチメント70が取付け面41に固着された状態で、天壁73の外周縁と取付け面41との隙間を塞ぐように天壁73の全周に亘って設けられていてもよい。これにより、アタッチメント70の剛性をより高めることができる。また、ソケット42及びプラグ11を外部環境から隔離することができるので、耐環境性を高めることができる。
図5及び図6に示すように、アタッチメント70は、取付け面41に接する弾性体78を有してもよい。詳細には、アタッチメント70は、支持壁75の天壁73が位置する側と反対側の端部から、支持壁75と略直交する方向に延在する張り出し部79を有してもよく、張り出し部79の裏面(挿入方向A側の面)に配置された弾性体78を有してもよい。アタッチメント70が弾性体78を有する場合、図2に示すように、固着部としてのラッチ71が取付け面41の取付け孔45に嵌合した状態で、取付け面41と張り出し部79との間で弾性体78が圧縮される。そして、弾性体78の復元力により、ラッチ71が抜去方向Bに付勢されて、取付け孔45を区画する壁面に密着し、アタッチメント70が取付け面41に強固に固着され得る。弾性体78は、スポンジ等の柔軟素材によって構成されることが好ましい。これにより、振動に伴う応力の発生を抑制することができる。
以下、配線接続構造1を用いた配線接続方法について、図7~図10を参照しながら説明する。図7は、配線接続構造1を用いた配線接続方法の第1工程を示す概略図である。まず、第1工程の前に、配線10は、係止部12が設けられたプラグ11と、プラグ連結体15と、装着体16と、ケーブル13と、がそれぞれ分解されている。図7に示すように、第1工程において、ケーブル13を、挿入方向Aに向けて、装着体16の中空部、アタッチメント70の開口74、プラグ連結体15の中空部の順番でそれぞれ通過させ、ケーブル13の先端をプラグ11に結線する。
図8は、配線接続構造1を用いた配線接続方法の、第1工程の後の第2工程を示す概略図である。図8に示すように、第2工程において、プラグ連結体15を、挿入方向Aに向けてプラグ11に装着する。その後、プラグ11を、接続部40のソケット42の挿入部43に、挿入方向Aに向けて挿入する。
図9は、配線接続構造1を用いた配線接続方法の、第2工程の後の第3工程を示す概略図である。図9に示すように、第2工程でプラグ11をソケット42の挿入部43に挿入した後、第3工程において、アタッチメント70の固着部としてのラッチ71を取付け面41の取付け孔45に嵌合させることで、アタッチメント70が取付け面41に固着させる。
図10は、配線接続構造1を用いた配線接続方法の、第3工程の後の第4工程を示す概略図である。図10に示すように、第4工程において、装着体16を、アタッチメント70の開口74を通じてプラグ連結体15に螺合させることで、プラグ連結体15に対して挿入方向Aに移動させる。装着体16は、アタッチメント70の開口74の周縁部76である当接部72に当接すると、接続部40に対する挿入方向Aへの移動が妨げられる。その後、装着体16のプラグ連結体15に対する螺合を継続すると、図10に示すように、プラグ連結体15が、プラグ11とともに接続部40に対して抜去方向Bに移動して、当接部72に当接する。
このように、本実施形態の配線接続構造1によれば、ソケット42にプラグ11が電気接続され、且つ、取付け面41に固着部としてのラッチ71が固着された状態(以下、適宜「接続状態」と称する。)で、アタッチメント70の当接部72が、装着体16の螺合によって装着体16とプラグ連結体15との両方に当接する。このような構成により、接続状態で、アタッチメント70が装着体16とプラグ連結体15との間に固定されるため、プラグ11を接続部40に対して固定することができる。その結果、配線10と接続部40との間のがたつきが抑制される。
このとき、配線10の係止部12は、接続部40のソケット42に係止していない状態(以下、適宜「サスペンド状態」と称する。)であってもよいし、ソケット42に係止している状態(以下、適宜「ラッチ状態」と称する。)であってもよい。
(第2実施形態)
図11は、本開示の第2実施形態に係る配線接続構造2を示す断面図である。図11に示すように、本実施形態の配線接続構造2は、アタッチメント70aによって、配線10及び接続部40を接続する。本実施形態のアタッチメント70aは、接続部40の取付け面41と、配線10とに取付け可能である。
本実施形態の配線10及び接続部40は、それぞれ第1実施形態の配線10及び接続部40と同様であるので、説明を省略する。本実施形態のアタッチメント70aの当接部72は、接続状態で、配線10の装着体16の螺合によってプラグ連結体15に圧接可能な弾性体78aを有する。詳細には、弾性体78aは、アタッチメント70aの天壁73の裏面(挿入方向A側の面)のうち、開口74の周縁部76を含む位置に配置されている。弾性体78aは、第1実施形態の弾性体78と同様に、スポンジ等の柔軟素材によって構成されることが好ましい。これにより、振動に伴う応力の発生を抑制することができる。本実施形態のアタッチメント70aは、弾性体78aを有すること以外の点で、第1実施形態のアタッチメント70aと同様であるので、説明を省略する。
以下、配線接続構造2を用いた配線接続方法について説明する。配線接続構造2を用いた配線接続方法における第1工程、第2工程、及び第3工程は、第1実施形態の配線接続構造1を用いた配線接続方法における第1工程、第2工程、及び第3工程とそれぞれ同様であるので、説明を省略する。
配線接続構造2を用いた配線接続方法の第4工程において、図11に示すように、装着体16が当接部72に接触した後、装着体16のプラグ連結体15に対する螺合を継続すると、プラグ連結体15が、プラグ11とともに接続部40に対して抜去方向Bに移動して、当接部72の弾性体78aに当接する。その後、装着体16のプラグ連結体15に対する螺合をさらに継続すると、プラグ連結体15の抜去方向Bへの移動に伴って弾性体78aが弾性変形するため、弾性体78aを介して装着体16とプラグ連結体15との間の力が釣り合った状態で、プラグ11のソケット42に対する位置を調整することができる。
このように、本実施形態の配線接続構造2によれば、アタッチメント70aの当接部72は、接続状態で、装着体16の螺合によってプラグ連結体15に圧接可能な弾性体78aを有するので、装着体16の螺合の程度によってプラグ11の位置を調整することができる。
(第3実施形態)
図12は、本開示の第3実施形態に係る配線接続構造3を示す斜視図である。図13は、配線接続構造3の断面図である。図12及び図13に示すように、配線接続構造3は、アタッチメント70bによって、配線10を接続部40aに接続する。本実施形態のアタッチメント70bは、接続部40aの取付け面41と、配線10とに取付け可能である。
本実施形態の配線10は、第1実施形態の配線10と同様であるので、説明を省略する。本実施形態の接続部40aは、第1実施形態及び第2実施形態の接続部40の取付け孔45に替えて、取付け孔45aを区画するが、その他の構成は接続部40と同様である。取付け孔45aは、ネジ穴であり、後述するアタッチメント70bが有する固着部としてのネジ穴71aと共にネジSで締結されることで、アタッチメント70bを固着可能である。
本実施形態のアタッチメント70bは、第1実施形態のアタッチメント70の固着部としてのラッチ71に替えて、固着部としてのネジ穴71aを区画する。ネジ穴71aは、接続部40aが区画する取付け孔45aと共にネジSで締結されることで、アタッチメント70bを取付け面41に固着可能である。このように、固着部としてのネジ穴71aは、取付け面41にネジ止めによって固着されてもよい。このような構成によれば、固着部としてのネジ穴71aを取付け面41に強固に固着させやすい。
本実施形態のアタッチメント70bは、天壁73と、支持壁75aと、を有する。アタッチメント70bの天壁73は、第1実施形態のアタッチメント70の天壁73と同様であるので、説明を省略する。アタッチメント70bの支持壁75aは、アタッチメント70bの固着部としてのネジ穴71aが取付け面41に固着された状態で、天壁73の外周縁と取付け面41との隙間を塞ぐように天壁73の全周に亘って設けられている。これにより、アタッチメント70bの剛性をより確保しやすい。また、ソケット42及びプラグ11を外部環境から隔離することができるので、耐環境性を高めることができる。支持壁75aは、第1実施形態の支持壁75のように、アタッチメント70bが取付け面41に取付けられた状態で、取付け面41との間に隙間を区画してもよい。これにより、例えば、アタッチメント70bが取付け面41及び配線10に取り付けられた状態であっても、アタッチメント70bを取付け面41から取り外すことを要さずに、例えば配線10と接続部40aとの接続の状態を確認することができる。
アタッチメント70bは、開口74に替えて、ケーブル13を後述する当接部72まで挿入可能な切り欠き74b(図14参照)を有してもよい。アタッチメント70bがケーブル13を挿入可能な切り欠き74bを有することで、配線10を接続部40aに取り付けた後に、アタッチメント70bを取り付けることができる。切り欠き74bは、T字形状であってもよい。このように、切り欠き74bをT字形状とすることで、1つのアタッチメント70bによって、複数の配線10を複数の接続部40aに接続する場合でも、アタッチメント70bの剛性を確保しやすい。切り欠き74bの詳細については後述する。
アタッチメント70bは、当接部72を有する。アタッチメント70bの当接部72は、装着体16に接する弾性体78bを有する。詳細には、アタッチメント70bは、開口74の周縁部76の表面(抜去方向B側の面)に配置された弾性体78bを有する。すなわち、当接部72は、開口74の周縁部76と弾性体78bとによって構成されている。弾性体78bは、第1実施形態の弾性体78と同様に、スポンジ等の柔軟素材によって構成されることが好ましい。これにより、振動に伴う応力の発生を抑制することができる。
以下、配線接続構造3を用いた配線接続方法について説明する。配線接続構造3を用いた配線接続方法における第1工程及び第2工程は、第1実施形態の配線接続構造1を用いた配線接続方法における第1工程及び第2工程と同様であるので、説明を省略する。
配線接続構造3を用いた配線接続方法の、第2工程の後の第3工程において、図13に示すように、アタッチメント70bの固着部としてのネジ穴71aと、接続部40aの取付け孔45aと、を貫通するように、ネジSで締結する。これにより、アタッチメント70bが、接続部40aに固着される。
配線接続構造3を用いた配線接続方法の、第3工程の後の第4工程において、装着体16を、アタッチメント70bの開口74を通じて、プラグ連結体15に螺合させることで、プラグ連結体15に対して挿入方向Aに移動させる。装着体16は、アタッチメント70の開口74の周縁部76である当接部72の弾性体78bに当接すると、接続部40に対する挿入方向Aへの移動が妨げられる。その後、装着体16のプラグ連結体15に対する螺合を継続すると、プラグ連結体15が、プラグ11とともに接続部40に対して抜去方向Bに移動する。プラグ11が接続部40に対して抜去方向Bにある程度移動すると、配線10の係止部がソケット42の係合部に係合してラッチ状態となるとともに、当接部72はプラグ連結体15には当接しない。
このように、本実施形態の配線接続構造3によれば、アタッチメント70bの当接部72は、接続状態で、装着体16の螺合によって配線10の係止部がソケットに係止するとともに装着体16とプラグ連結体15とのうち装着体16のみに当接可能である。このような構成によれば、アタッチメント70bは、プラグ11をラッチ状態で固定することができる。
アタッチメント70bによりプラグ11がラッチ状態で固定された状態で、装着体16のプラグ連結体15に対する螺合をさらに継続すると、装着体16が弾性体78bを弾性変形させながら、挿入方向Aに移動する。これにより、弾性体78bは、接続状態で、装着体16の螺合によって装着体16に圧接される。このような構成によれば、装着体16に圧接された弾性体78bの復元力により、抜去方向Bにプラグ11を付勢して、プラグ11をラッチ状態で強固に固定することができる。図13には、アタッチメント70bが弾性体78bを有する例を示したが、アタッチメント70bは弾性体78bを有していなくてもよい。
(第4実施形態)
図14は、本開示の第4実施形態に係る配線接続構造4を示す斜視図である。図15は、配線接続構造4の断面図である。図14及び図15に示すように、配線接続構造4は、アタッチメント70cによって、配線10bを接続部40aに接続する。本実施形態のアタッチメント70cは、接続部40aの取付け面41と、配線10bとに取付け可能である。
本実施形態の接続部40aは、第2実施形態の接続部40aと同様であるので、説明を省略する。図15に示すように、本実施形態の配線10bは、プラグ11bと、ラッチ(図示省略)と、ケーブル13と、を有する。プラグ11bは、例えば配線10の端部に配置され、接続部40aのソケット42の挿入部43への挿入によって、ソケット42と電気接続可能である。配線10b係止部は、図示は省略するが、第1実施形態の配線10の係止部12と同様に、例えばプラグ11bに設けられ、ソケット42からのプラグ11の抜去を規制するように、ソケット42の規制部に係止可能である。ケーブル13は、プラグ11bに電気接続されている。本実施形態の配線10bが有するプラグ11b及び係止部と、接続部40aが有するソケット42とは、第1実施形態と同様に、例えば所定の規格に準拠した、ラッチロック式コネクタを構成する。コネクタが準拠する所定の規格としては、例えば、RJ-45、RJ-11等が挙げられる。本実施形態のコネクタは、例えば、一般用のラッチロック式コネクタである。
本実施形態のアタッチメント70cは、天壁73と、支持壁75bと、を有する。本実施形態のアタッチメント70cは、ケーブル13を当接部72まで挿入可能な切り欠き74bを有する。切り欠き74bは、図14に示すように、支持壁75bに設けられて支持壁75bを横断する切り欠きを含む。このように、アタッチメント70cが、ケーブル13を挿入可能な切り欠き74bを有するので、配線10bを接続部40aに取り付けた後に、アタッチメント70cを取り付けることができる。
支持壁75bは、アタッチメント70cが取付け面41に取付けられた状態で、天壁73と取付け面41との間に介在する。図14に示すように、切り欠き74bは、T字形状である。このように、切り欠き74bをT字形状とすることで、1つのアタッチメント70cによって、複数の配線10bを複数の接続部40aに接続する場合でも、アタッチメント70cの剛性を確保しやすい。
アタッチメント70cは、弾性体78cを有する。弾性体78cは、天壁73の裏面80に配置されている。詳細には、弾性体78cは、天壁73の裏面80のうち、切り欠き74bの周縁部76bを含む位置に配置されている。弾性体78cは、第1実施形態の弾性体78等と同様に、スポンジ等の柔軟素材によって構成されることが好ましい。これにより、振動に伴う応力の発生を抑制することができる。
以下、配線接続構造4を用いた配線接続方法について説明する。まず、配線接続構造4を用いた配線接続方法の第1工程において、配線10bを接続部40aに取り付ける。詳細には、配線10bのプラグ11bを接続部40aのソケット42の挿入部43に挿入する。
配線接続構造4を用いた配線接続方法の、第1工程の後の第2工程において、図15に示すように、アタッチメント70cの固着部としてのネジ穴71aと、接続部40aの取付け孔45aと、を貫通するように、ネジSで締結する。これにより、アタッチメント70cが、接続部40aに固着される。このとき、弾性体78cがプラグ11bと当接した状態で弾性変形する。よって、弾性体78cの復元力によって、プラグ11bが、挿入方向Aに押圧されるので、プラグ11bがソケット42の挿入部43に当接した状態が、維持される。
このように、本実施形態の配線接続構造4によれば、アタッチメント70cは、プラグ11bを挿入方向Aに押圧する弾性体78cを有するので、弾性体78cの復元力により、プラグを挿入方向Aに付勢することができる。その結果、プラグ11bがソケット42と密着して、配線10bと接続部40aとの間のがたつきが抑制される。
接続部40または接続部40aを備える制御機器を搭載したSEMにおいて、当該SEMに搭載される制御機器に、第1~第4実施形態の配線接続構造1~4を適用して、耐振動・耐衝撃の評価試験を行った。その結果、配線接続構造1~4のいずれを適用した場合であっても、下記の製品の耐振動・耐衝撃の外部仕様に対して、数倍の負荷を与えた下記の評価試験(ISO 13628に準拠)を行っても、プラグ11とソケット42との間の電気接続が維持され、当該評価試験に合格することができた。製品の外部仕様は、振動が、周波数範囲10Hz~57Hz、振幅±0.075mm;周波数範囲57Hz~150Hz、加速度1Gであり、衝撃が、加速度15G、作用時間13ms、半サイン波波形であった。評価試験の条件は、振動が、周波数範囲5Hz~25Hz、振幅±2mm;周波数範囲25Hz~1000Hz、加速度5Gであり、衝撃が、加速度30G、作用時間13ms、半サイン波波形であった。このように、第1~第4実施形態の配線接続構造1~4を適用した制御機器を用いれば、強固な固定が可能な専用ハウジングを備えたモジュラージャックを使用したり、強固な固定により信号線の接触を確保できるバネ式端子台使用したりする必要なく、耐振動・耐衝撃の規格を満たすことができる。
本開示は、上述した各実施形態で特定された構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した内容を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
本開示は、配線接続構造及びアタッチメントに関する。
1、2、3、4:配線接続構造
10、10b:配線
11、11b:プラグ
12:係止部
13:ケーブル
14:信号ピン
15:プラグ連結体
16:装着体
17:係合部
18:被螺合部
19:螺合部
40、40a:接続部
41:取付け面
42:ソケット
43:挿入部
44:規制部
45、45a:取付け孔
70、70a、70b、70c:アタッチメント
71:ラッチ(固着部)
71a:ネジ穴(固着部)
72:当接部
73:天壁
74:開口
74b:切り欠き
75、75a、75b:支持壁
76:貫通孔の周縁部
76b:切り欠きの周縁部
77:隙間
78、78a、78b、78c:弾性体
79、79a:張り出し部
80:天壁の裏面
A:挿入方向
B:抜去方向
S:ネジ

Claims (10)

  1. 配線接続部及びアタッチメントを有する配線接続構造であって、
    前記接続部は、
    取付け面と、
    前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、
    前記配線は、
    前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、
    前記プラグに電気接続されたケーブルと、
    前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、
    前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、
    前記アタッチメントは、
    前記取付け面に固着される固着部と、
    前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有し、
    前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記装着体と前記プラグ連結体との両方に当接可能であり、
    前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記プラグ連結体に圧接可能な弾性体を有する、
    配線接続構造。
  2. 配線、接続部及びアタッチメントを有する配線接続構造であって、
    前記接続部は、
    取付け面と、
    前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、
    前記配線は、
    前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、
    前記プラグに電気接続されたケーブルと、
    前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、
    前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、
    前記アタッチメントは、
    前記取付け面に固着される固着部と、
    前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で、前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有し、
    前記配線は、前記ソケットからの前記プラグの抜去を規制するように前記ソケットに係止可能な係止部を有し、
    前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記係止部が前記ソケットに係止するとともに前記装着体と前記プラグ連結体とのうち前記装着体のみに当接可能である
    配線接続構造。
  3. 前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記装着体に圧接可能な弾性体を有する、請求項に記載の配線接続構造。
  4. 前記アタッチメントは、前記ケーブルを配置可能な開口を有し、前記開口の周縁部によって前記当接部が構成されている、請求項1~のいずれか一項に記載の配線接続構造。
  5. 前記アタッチメントは、前記ケーブルを前記当接部まで挿入可能な切り欠きを有する、請求項1~のいずれか一項に記載の配線接続構造。
  6. 前記固着部は、前記取付け面にラッチによって固着される、請求項1~のいずれか一項に記載の配線接続構造。
  7. 配線、接続部及びアタッチメントを有する配線接続構造であって、
    前記接続部は、
    取付け面と、
    前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、
    前記配線は、
    前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、
    前記プラグに電気接続されたケーブルと、
    前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、
    前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、
    前記アタッチメントは、
    前記取付け面に固着される固着部と、
    前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で、前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有し、
    前記固着部は、前記取付け面にネジ止めによって固着される
    配線接続構造。
  8. 配線接続部のためのアタッチメントであって、
    前記接続部は、
    取付け面と、
    前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、
    前記配線は、
    前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、
    前記プラグに電気接続されたケーブルと、
    前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、
    前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、
    前記アタッチメントは、
    前記取付け面に固着される固着部と、
    前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有し、
    前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記装着体と前記プラグ連結体との両方に当接可能であり、
    前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記プラグ連結体に圧接可能な弾性体を有する、
    アタッチメント。
  9. 配線と接続部のためのアタッチメントであって、
    前記接続部は、
    取付け面と、
    前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、
    前記配線は、
    前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、
    前記プラグに電気接続されたケーブルと、
    前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、
    前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、
    前記アタッチメントは、
    前記取付け面に固着される固着部と、
    前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で、前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有し、
    前記配線は、前記ソケットからの前記プラグの抜去を規制するように前記ソケットに係止可能な係止部を有し、
    前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記係止部が前記ソケットに係止するとともに前記装着体と前記プラグ連結体とのうち前記装着体のみに当接可能であり、
    前記アタッチメントの前記当接部は、前記接続状態で、前記装着体の螺合によって前記装着体に圧接可能な弾性体を有する、
    アタッチメント。
  10. 配線と接続部のためのアタッチメントであって、
    前記接続部は、
    取付け面と、
    前記取付け面に設けられたソケットと、を有し、
    前記配線は、
    前記ソケットへの挿入によって前記ソケットと電気接続可能なプラグと、
    前記プラグに電気接続されたケーブルと、
    前記プラグに一体に連なるプラグ連結体と、
    前記プラグ連結体に対して、前記ソケットへの前記プラグの挿入方向に螺合可能な装着体と、を有し、
    前記アタッチメントは、
    前記取付け面に固着される固着部と、
    前記固着部に一体に連なるとともに、前記ソケットに前記プラグが電気接続され且つ前記取付け面に前記固着部が固着された接続状態で、前記装着体の螺合によって少なくとも前記装着体に当接可能な当接部と、を有し、
    前記固着部は、前記取付け面にネジ止めによって固着される、
    アタッチメント。
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