JP7150777B2 - 振動波モータ及びこれを用いた装置 - Google Patents

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本発明は、振動波モータ及びこれを用いた装置に関する。
圧電素子の圧電効果による変形を駆動源とする摩擦駆動型の超音波モータ(振動波モータ)は、電磁モータに比べて発生力が大きく、減速機構を設けることなく被駆動部を駆動させることが可能である。また、摩擦を利用して被駆動部を駆動させるため、保持力が大きく、静音性に優れた駆動を行うことが可能である。特許文献1では、2つの圧接部が形成された弾性体と圧電素子を備える振動子、および加圧バネにより加圧された圧接部に接触する被接触部材を有するリニア振動型モータが開示されている。また、特許文献2では、特許文献1とは異なる構成を有する振動波モータが開示されている。
特開2015-136205号公報 特許第3825643号公報
特許文献1では、加圧バネによる加圧の反力は可動部と一体化された移動板と固定のユニットカバー部材の双方に駆動方向に設けられたV溝部に嵌入された転動ボールで受けられるが、転動ボールは転がりながら移動をガイドするので駆動負荷を小さくできる。しかしながら、転動ボールを挟持する移動板とユニットカバー部材の位置は複数の部材を介して決められるため、介在する部材の寸法精度等により転動ボールがV溝部から脱落してしまう隙間が生じてしまうおそれがある。転動ボールの脱落を防止するために転動ボールの直径を大きくすると、装置が大型化してしまう。
また、特許文献2では、振動子はV字形の板バネでレールに加圧され、加圧の反力は板バネを支持する固定板と一体化され、レールの下面に当接する回転部材で受けられる。しかしながら、回転部材は転動するが、その回転軸部には加圧の反力を受けた状態で摩擦による駆動抵抗が働いている。この構成では、回転軸部に作用する摩擦トルクを外径との比率で低減しているので、駆動負荷を小さくするためには装置が大型化してしまう。
このような課題に鑑みて、本発明は、転動部材の脱落を抑制可能であるとともに、小型化可能な振動波モータを提供することを目的とする。
本発明の一側面としての振動波モータは、振動子と、前記振動子と接触する接触面を有する摩擦部材と、前記摩擦部材を固定するベース部材と、前記振動子を前記摩擦部材に対して加圧する加圧手段と、前記振動子と一体に移動する可動部材であって、該可動部材の移動方向に平行な方向に延びている溝部を含む可動部材と、前記接触面に平行な面と、前記可動部材の移動方向に平行な方向に延びているガイド部を備え、前記可動部材の移動をガイドするガイド部材と、前記ガイド部材を前記ベース部材に固定する固定部と、前記溝部と前記ガイド部の間に挟持された複数の転動部材を有し、前記振動子に発生する振動により前記振動子と前記摩擦部材が相対的に移動する振動波モータであって、前記摩擦部材は、前記振動子と前記ガイド部材の間に配置され、前記可動部材は、前記ガイド部材の前記ガイド部が形成された面とは反対の面側に、前記複数の転動部材から離れる方向の前記ガイド部材の動きを規制する規制部を備え、前記規制部は、前記ガイド部材が前記規制部に当接した場合に、前記複数の転動部材のそれぞれにおいて一部が前記溝部の内部に位置する状態となるように設けられていることを特徴とする。

本発明によれば、転動部材の脱落を抑制可能であるとともに、小型化可能な振動波モータを提供することができる。
本発明の実施形態に係る振動波モータユニットを備える撮像装置の断面図である。 実施例1の振動子の平面図および側面図である。 実施例1の振動波モータユニットの斜視図である。 実施例1の振動波モータユニットの分解斜視図である。 実施例1の振動波モータユニットの平面図および断面図である。 実施例1の振動子の動きの自由度の説明図である。 実施例1の加圧板と可動部材の関係を説明する図である。 実施例1の直進案内部の斜視図である。 実施例1の直進案内部の説明図である。 実施例1の直進案内部の組立の説明図である。 実施例1のレンズ駆動ユニットの斜視図である。 実施例2の振動波モータユニットの斜視図である。 実施例2の振動波モータユニットの分解斜視図である。 実施例2の振動波モータユニットの平面図および断面図である。 実施例2の振動子の動きの自由度の説明図である。 実施例2の加圧板と可動部材の関係を説明する図である。 実施例2の直進案内部の斜視図である。 実施例2の振動波モータユニットとレンズユニットの連結部の説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る振動波モータユニット(振動波モータあるいは超音波モータユニット。以下、モータユニットという)1000を備える撮像装置(光学機器)の断面図である。本実施形態の撮像装置は、撮像レンズ部2000およびカメラボディ3000を備える。撮像レンズ部2000の内部には、モータユニット1000と、モータユニット1000に取り付けられた合焦レンズ4000が配置されている。カメラボディ3000の内部には、撮像素子5000が配置されている。合焦レンズ4000は、撮影時にモータユニット1000により光軸Oに沿って移動する。被写体像は撮像素子5000の位置で結像し、撮像素子5000は合焦した像を生成する。なお、本実施形態ではモータユニット1000は撮像装置に搭載されているが、本発明はこれに限定されない。モータユニット1000は、例えば、レンズユニット等の他の光学機器に搭載されてもよいし、光学機器とは異なる装置に搭載されてもよい。また、本実施形態では撮像レンズ部2000およびカメラボディ3000は一体的に構成されているが、本発明はこれに限定されない。撮像レンズ部2000は、カメラボディ3000に着脱可能に取り付けられてもよい。つまり、本発明でいうところの装置とは、後述の各実施例で説明する振動波モータと、この振動波モータからの駆動力によって駆動する部材とを有する装置のことをいう。
図2を参照して、本実施例のモータユニット1000Aが備える振動子2について説明する。図2は、振動子2の平面図および側面図である。図2(A)は振動子2の平面図、図2(B)は側面図である。振動子2は、駆動突起2a、2bおよび固定腕部2c、2dを備える。振動子2には、振動板(弾性板)3および圧電素子4が接着剤等により固着されている。圧電素子4に2相の高周波電圧が印加されると、超音波振動を励振し、駆動突起2a、2bの先端には図2(B)に示されるxy平面上の楕円運動が励起される。この状態で駆動突起2a、2bに摩擦材が摩擦接触することで、振動子2および摩擦材は相対的に移動する。本実施例では、摩擦部材7に対向し、駆動突起2a、2bを含む矩形領域A×Bを駆動力発生領域(対向領域)、矩形領域A×Bおよびx軸に直交する面Cを前後対称面、矩形領域A×Bおよびz軸に直交する面Dを左右対称面とする。前後対称面Cは、後述するよう移動部の移動方向および加圧手段の加圧方向に直交する方向、並びに加圧手段の加圧方向を含む面である。また、左右対称面Dは、移動部の移動方向および加圧手段の加圧方向を含む面である。
以下、図3から図5を参照して、モータユニット1000Aの構成について説明する。図3は、モータユニット1000Aの斜視図である。図3(A)は平面側斜視図、図3(B)は底面側斜視図である。図4は、モータユニット1000Aの分解斜視図である。図5は、モータユニット1000Aの平面図および断面図である。図5(A)は平面図、図5(B)および図5(C)はそれぞれ、図5(A)のx-x断面図およびz-z断面図である。
ベース部材5は、ビスにより固定部(不図示)に固定されるとともに、ビスを用いて摩擦部材7を固定する。摩擦部材7は、引張コイルバネ10による加圧力により振動子2の駆動突起2a、2bと摩擦接触する。フレキシブル基板6は、異方性導電ペースト等で機械的および電気的に圧電素子4に接続され、圧電素子4に2相の高周波電圧を印加する。振動子保持枠8は、振動子2の固定腕部2c、2dを接着等により固定することで、振動子2と一体化されている。加圧仲介部材9は、振動子2に接触するフェルト9a、および引張コイルバネ10による加圧力を受ける金属等の高剛性板9bを備える。フェルト9aは、振動子2に励起される振動を阻害せずに、振動子2に引張コイルバネ10による加圧力を伝える。引張コイルバネ(加圧手段)10は、振動子2の周囲に4つ配置され、本実施例では加圧手段として前述したように加圧力を発生させる。加圧板11は、引張コイルバネ10により付勢される。また、加圧板11は、振動子2の前後対称面Cと左右対称面Dの交線上で加圧仲介部材9と当接する球状突起11aを備える。結合板金12は、ビスで振動子保持枠8に固定される。ガイド部材13は、固定板金16を介して、摩擦部材7の駆動突起2a、2bとの接触面と平行になるようにビスでベース部材5に固定される。可動部材14は、引張コイルバネ10により付勢される。転動ボール(転動部材)19x、19y、19zはそれぞれ、ガイド部材13と可動部材14の間に挟持され、引張コイルバネ10による加圧力を受ける。一体化バネ15は、引張コイルバネであり、結合板金12を介して振動子保持枠8および可動部材14がx軸方向において一体化するように付勢する。本実施例では、振動子2、振動子保持枠8、加圧仲介部材9、引張コイルバネ10、加圧板11、結合板金12、および可動部材14で構成される移動部は、x軸に沿って摩擦部材7に対して相対的に移動する。
次に、図6を参照して、本実施例の振動子2の動きの自由度について説明する。図6は、振動子2の動きの自由度の説明図である。図6では、説明に不要なモータユニット1000Aの構成部品は省略している。図6(A)は、一体化バネ15による付勢力で結合板金12を介して一体化された振動子保持枠8および可動部材14を示している。一体化バネ15は、振動子保持枠8に設けられたフック部8aと可動部材14に設けられたフック部14bの間に掛けられている。基準ボール17は、結合板金12に形成された円錐穴部12aと可動部材14に形成された円錐穴部14aの間に挟持されている。転動ボール18は、振動子保持枠8に形成されたV字溝8bと可動部材14に形成された平面部14cの間に挟持されている。V字溝8bと平面部14cにより転動ボール18を挟持することで、振動子保持枠8および可動部材14の基準ボール17を中心とするy軸回りの回転方向(yaw方向)への回転は規制される。
図6(B)は、一体化バネ15、基準ボール17、および転動ボール18の設定中心の平面で切断した場合のモータユニット1000Aの断面図である。矢印A、B、Cはそれぞれ、振動子保持枠8に働く力を表している。矢印Aにより表される力は、基準ボール17を中心に振動子保持枠8が回転するように、一体化バネ15が振動子保持枠8を付勢する力である。矢印Bにより表される力は、平面部14cにより転動ボール18がV字溝8bに対して作用する力である。V字溝8bと平面部14cにより転動ボール18を挟持することで、振動子保持枠8および可動部材14の基準ボール17を中心とする回転は規制されているため、振動子保持枠8のyaw方向への回転は規制される。このとき、力Aと力Bの基準ボール17を中心とするモーメントは釣り合っている。
力Cは、結合板金12を介して振動子保持枠8に作用する力であるが、図6(C)に示されるように、力Aと力Bの合力と釣り合っている。そのため、振動子保持枠8のx軸方向(x軸並進方向)およびz軸方向(z軸並進方向)への動きの自由度は規制される。また、基準ボール17は円錐穴部12aと円錐穴部14aの間に挟持されているので、振動子保持枠8のy軸方向(y軸並進方向)への動きの自由度も規制される。
以上より、本実施例では、振動子2と一体化された振動子保持枠8の可動部材14に対する動きは、x軸回りの回転方向(roll方向)およびz軸回りの回転方向(pitch方向)の2自由度となる。本実施例では、振動子2がroll方向およびpitch方向の動きの自由度を有することで、振動子2の駆動突起2a、2bを摩擦部材7に確実に当接させることが可能である。また、振動子2の動きの自由度を規制する力A-Cは、1つの平面内で釣り合っているため、駆動突起2a、2bに対して不要な力のアンバランスを起こさない。
図6(D)および図6(E)はそれぞれ、基準ボール17を中心に振動子保持枠8がroll方向およびpitch方向へ回転している状態を示す図である。図6(D)および図6(E)に示されているように、roll方向への回転で駆動突起2a、2bがy軸方向へ上下し、pitch方向への回転で駆動突起2a、2bのy軸方向における位置の差に対応することが可能である。
図7は、加圧板11と可動部材14の関係を説明する図である。4本の引張コイルバネ10は、加圧板11と可動部材14の各バネ掛け部に係合している。加圧板11と可動部材14のy軸方向の間隔は不図示のモータユニット1000Aの構成部品により決定するため、4本の引張コイルバネ10は加圧板11および可動部材14を付勢する。4本の引張コイルバネ10は、球状突起11aから等間隔の位置にそれぞれ対称に配置された同一仕様のバネである。しかしながら、各引張コイルバネの所定長さでの付勢力は製造ばらつきにより必ずしも同一とはならず、加圧板11および可動部材14の各バネ掛け部の位置も単部品内での製造精度や間に介在する部品の製造誤差により誤差が生じる。本実施例では、加圧板11は、球状突起11aで加圧仲介部材9に当接し、球状突起11aを支点としてroll方向およびpitch方向の動き(傾き)の自由度を持つ。すなわち、加圧板11は、球状突起11aを支点としてroll方向およびpitch方向へ傾斜可能である。そのため、球状突起11aから加圧仲介部材9を介して駆動突起2a、2bに作用する4本の引張コイルバネ10による加圧力はそれぞれ、上記の製造ばらつきに対して最適に調整される。
また、加圧板11は加圧仲介部材9を含む振動子保持枠8に対して相対的にroll方向とpitch方向の動きの自由度を有するため、振動子保持枠8の傾きおよび傾きの変化に関わらず、可動部材14に対する加圧板11の姿勢は最適な状態に調整される。そのため、球状突起11aから加圧仲介部材9を介して駆動突起2a、2bに作用する4本の引張コイルバネ10による加圧力はそれぞれ、ばらつくことなく安定する。また、加圧板11と可動部材14のy軸方向の距離が変化することがあるが、引張コイルバネ10は板バネ等に比べるとバネ定数を小さくすることが可能であるため加圧力の安定化に有利である。
また、加圧板11に設けられた突起11bは図6(B)に示される振動子保持枠8に形成された溝部8cと係合するため、振動子保持枠8を介して加圧板11および可動部材14はx軸方向において一体化されている。したがって、移動部がx軸に沿って移動する間、引張コイルバネ10、加圧板11、および可動部材14の位置関係は変化せず、引張コイルバネ10による加圧力は安定する。
図8は、ガイド部材13、可動部材14、および両部材の間に挟持される転動ボール19x、19y、19zにより構成される直進案内部の斜視図である。図9は、直進案内部の説明図である。可動部材14には、それぞれ転動ボール19x、19y、19zと係合する直進ガイド溝14x、14y、14zがx軸方向(移動部の移動方向)に平行に形成されている。直進ガイド溝(第1の溝形状)14x、14yは、x軸に沿って直列、すなわちx軸に平行な同一直線上に離間して形成されている。また、直進ガイド溝(第2の溝形状)14zは、直進ガイド溝14x、14yに対してz軸方向へ離間し、x軸に沿って形成されている。可動部材14は、転動ボール19x、19y、19zが転動することで引張コイルバネ10による加圧力を受けながらガイド部材13に対してx軸に沿って滑らかに移動する。
図9(A)は、ガイド部材13および可動部材14が転動ボール19x、19y、19zに当接する状態を表している。また、図9(B)は、図9(A)の状態における転動ボール19y、19zを通る位置での断面図である。直進ガイド溝14x、14y、14zの一部には、各転動ボールに係合可能となるように60度の開角を有する面が形成されている。ガイド部材13には、直進ガイド溝14x、14yに対向し、転動ボール19x、19yに係合するx軸に沿って一続きに形成された案内壁(第1のガイド部)13x-yが形成されている。案内壁13x-yには、各転動ボールに係合可能となるように120度の開角が形成されている。また、ガイド部材13には、直進ガイド溝14zに対向し、転動ボール19zに係合するxz面に平行にx軸に沿って形成された案内平面部(第2のガイド部)13zが形成されている。なお、本実施例では各直進ガイド溝の一部に60度の開角を有する面が形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、各直進ガイド溝の一部にyz面に対して所定の角度を有する面がx軸に沿って形成されていればよく、直進ガイド溝全体が所定の角度を有するV字形状溝として形成されてもよい。また、本実施例では案内壁13x-yに120度の開角が形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、案内壁13x-yは、各転動ボールに係合できればx軸に沿ってyz面に対して所定の角度を有するように形成されてもよい。
ガイド部材13には、平面部(当接部)13v、13wが形成されている。可動部材14は、前述したように、引張コイルバネ10とそれぞれ係合する4つのバネ掛け部(係合部)を備える。図9(A)の状態で4つのバネ掛け部のうち2つのバネ掛け部は、その一部である規制部14vが平面部13vとy軸方向において間隔aを形成するように設けられている。また、可動部材14には、図9(A)の状態で平面部13wとy軸方向において間隔aを形成するように、2つのストッパ部(規制部)14wが設けられている。
図9(C)は、ガイド部材13と可動部材14がy軸方向において当接した状態、すなわち平面部13vと2つの規制部14v、および平面部13wと2つのストッパ部14wが当接している状態を表している。また、図9(D)は、図9(C)の状態における転動ボール19zの位置での断面図である。図9(C)では、転動ボール19x、19y、19zは、直進ガイド溝14x、14y、14zに係合しているが、ガイド部材13とは接触していない。また、図9(D)では、転動ボール19x、19y、19zは、ガイド部材13に接触しているが、可動部材14とは接触していない。図9(D)に示されるように、転動ボール19zは、ガイド部材13に接触した位置でも直進ガイド溝14zに対して間隔bだけ可動部材14に掛っているので、直進ガイド溝14zから脱落することはない。また、転動ボール19x、19yはそれぞれ、直進ガイド溝14x、14yに間隔bだけ可動部材14に掛かっているので、直進ガイド溝14x、14yから脱落することはない。
以上説明したように、本実施例では、平面部13v、13wと当接する複数の規制部14vおよびストッパ部14wを設けることで転動ボール19x、19y、19zの脱落を防止することが可能である。具体的には、規制部14vおよびストッパ部14wは、間隔aが可動部材14の設計面14eから各転動部材が対応する直進ガイド溝と係合する位置までの間隔cより短くなるように設けられていればよい。本実施例では、規制部14vおよびストッパ部14wは、ガイド部材13がy軸方向に移動した際に各転動ボールが間隔bだけ可動部材14に掛かるように、すなわち、各転動ボールの一部が各直進ガイド溝の内部に位置するように設けられている。なお、本実施例のモータユニット1000Aは、3つの転動ボール19x、19y、19zを備えているが、本発明はこれに限定されない。例えば、3つ以上の転動ボールを備え、それに応じてガイド部材13のガイド部および可動部材14の直進ガイド溝を形成すればよい。ただし、3つ以上の転動ボールを備える場合、転動ボールや直進ガイド溝の製造誤差によりガイド部や直進ガイド溝に係合しない転動ボールが存在するため、可動部材114が高精度に移動しにくくなる。そのため、可動部材114を高精度に移動させるために、転動ボールの数を3つにすることが好ましい。
また、本実施例では、図8(B)に示されるように、可動部材14のバネ掛け部はガイド部材13のy軸方向の投影面内に配置されている。具体的には、バネ掛け部は、直進ガイド溝14x、14y、14zと案内壁13x-yおよび案内平面部13zを挟み込むように配置されている。このように配置することで、ガイド部材13のy軸の正側の空間(案内壁13x-yおよび案内平面部13zが形成されている面とは反対側の面側の空間)を有効に活用することが可能である。また、基準ボール17と係合する円錐穴部14a、一体化バネ15と係合するフック部14b、および後述する連動部14dもガイド部材13のy軸方向の投影面内に配置されている。具体的には、各部材は、直進ガイド溝14x、14y、14zと案内壁13x-yおよび案内平面部13zを挟み込むように配置されている。ガイド部材13のy軸の正側の空間を活用することで、モータユニット1000Aを小型化することが可能となる。
本実施例では、上記構成により、ガイド部材13、可動部材14および転動ボール19x、19y、19zをy軸方向で組み込むことは不可能である。そのため、本実施例では、図10に示されるように、転動ボール19x、19y、19zをそれぞれ可動部材14の直進ガイド溝14x、14y、14zに乗せて矢印S方向へスライドさせてガイド部材13に差し込むことで図8(A)に示される組み込み状態となる。
図11(A)は、モータユニット1000Aが取り付けられた状態のレンズ駆動ユニットの斜視図である。図11(B)は、モータユニット1000Aが取り付けられていない状態のレンズ駆動ユニットの斜視図である。図11(C)は、モータユニット1000Aとレンズユニット300の連結部を示す図である。図11(D)は、連結部の断面図である。レンズユニット300は、バー・スリーブ構成にて光軸(x軸)に沿って移動可能に支持されている。ガイドバー301、302は、x軸に平行に形成され、不図示の部材により支持される。連動部材303は、連動付勢バネ304を介してレンズユニット300と光軸方向において一体化されるとともに、矢印R方向へ回転力を加えられている。可動部材14に設けられた連動部14dには、図11(D)に示されるように60度の開角を有する溝形状が形成されている。図11(B)の矢印R方向への回転力により、連動部材303に設けられた球状連動部303aは連動部14dに形成された溝形状に係合し、モータユニット1000Aの駆動力は連動部材303を介してレンズユニット300に伝達される。また、連動部材303の矢印方向Rへの回転力は、転動ボール19x、19y、19zを介してガイド部材13に受けられる。また、モータユニット1000Aとレンズユニット300のy軸方向の位置誤差は連動部材303の矢印R方向の回転で吸収され、z軸方向の位置誤差は連動部14dに形成された溝形状と球状連動部303aの係合位置がz軸方向へ移動することで吸収される。したがって、製造上の誤差がある場合でも、モータユニット1000Aは、レンズユニット300を光軸に沿って滑らか、かつ、確実に駆動することができる。
図12から図14を参照して、本実施例の振動波モータユニット(超音波モータユニット。以下、モータユニットという)1000Bの構成について説明する。図12は、モータユニット1000Bの斜視図である。図12(A)は平面側斜視図、図12(B)は底面側斜視図である。図13は、モータユニット1000Bの分解斜視図である。図14は、モータユニット1000Bの平面図および断面図である。図14(A)は平面図、図14(B)および図14(C)はそれぞれ、図14(A)のx-x断面図およびz-z断面図である。
本実施例のモータユニット1000Bが備える振動子2は、実施例1の振動子2と同一である。ベース部材105は、ビスにより固定部(不図示)に固定されるとともに、ビスを用いて摩擦部材107を固定する。摩擦部材107は、引張コイルバネ110による加圧力により駆動突起2a、2bと摩擦接触する。フレキシブル基板106は、実施例1と同様に、異方性導電ペースト等で機械的および電気的に振動子2の圧電素子4に接続され、圧電素子4に2相の高周波電圧を印加する。振動子保持枠108は、振動子2の固定腕部2c、2dを接着等により固定することで、振動子2と一体化されている。加圧仲介部材109は、振動子2に接触するフェルト109a、および引張コイルバネ110による加圧力を受ける金属等の高剛性板109bを備える。フェルト109aは、振動子2に励起される振動を阻害せずに、振動子2に引張コイルバネ110による加圧力を伝える。引張コイルバネ(加圧手段)110は、振動子2の周囲に4つ配置され、本実施例では加圧手段として前述したように加圧力を発生させる。加圧板111は、引張コイルバネ110により付勢される。また、加圧板111は、加圧仲介部材109と当接するy軸方向の位置が等しい2つの球状突起111aを備える。2つの球状突起111aは、振動子2の前後対称面C内で左右対称面Dに対して対称となるように設けられている。可動部外枠112は、ビスにより可動部材114と一体化されている。ガイド部材113は、固定板金116を介して、摩擦部材107の駆動突起2a、2bとの接触面と平行になるようにビスでベース部材105に固定される。可動部材114は、引張コイルバネ110により付勢される。転動ボール(転動部材)119x、119y、119zはそれぞれ、ガイド部材113と可動部材114の間に挟持され、引張コイルバネ110による加圧力を受ける。本実施例では、振動子2、振動子保持枠108、加圧仲介部材109、引張コイルバネ110、加圧板111、可動部外枠112、および可動部材114で構成される移動部は、x軸に沿って摩擦部材107に対して相対的に移動する。
次に、図15を参照して、本実施例の振動子2の動きの自由度について説明する。図15は、振動子2の動きの自由度の説明図である。図15では、説明に不要なモータユニット1000Bの構成部品は省略している。図15(A)は、振動子保持枠108と一体化されている可動部外枠112および可動部材114を示している。図15(B)は、図15(A)に示される構成を基準バー117および被付勢バー118を通る平面で切断した断面図である。図15(C)は、図15(A)に示される構成を振動子2の左右対称面Dで切断した断面図である。
一体化バネ115は、板バネであり、可動部外枠112に設けられたバネ取り付け部112bに固定され、被付勢バー118を介して振動子保持枠108に形成された平面部108bを矢印D方向へ付勢する。また、振動子保持枠108に形成された平面部108aは、平面部108aと可動部外枠112に形成された平面部112aの間に挟持された基準バー117を介して、矢印D方向の付勢力と釣り合う矢印E方向の反力を受ける。したがって、振動子保持枠108および可動部外枠112は、一体化バネ115の付勢力により基準バー117および被付勢バー118を介してx軸方向において一体化されている。また、基準バー117を平面部112aおよび平面部108aの間に挟持することで、振動子保持枠108のyaw方向への回転も規制される。また、振動子保持枠108がz軸方向において可動部外枠112に嵌合することで、振動子保持枠108のz軸方向(z軸並進方向)およびroll方向への回転も規制される。
以上より、本実施例では、振動子2と一体化された振動子保持枠108の可動部材114に対する動きは、y軸方向(y軸並進方向)およびpitch回転方向の2自由度となる。本実施例では、振動子2がy軸方向およびpitch方向の動きの自由度を有することで、振動子2の駆動突起2a、2bを摩擦部材107に確実に当接させることが可能である。また、駆動突起2a、2bと摩擦部材107は、基準バー117および被付勢バー118が転動することで移動するため、動きの抵抗を小さくすることが可能である。また、矢印D方向の付勢力と矢印E方向の反力は、一つの平面内で釣り合っているため、駆動突起2a、2bに対して不要な力のアンバランスを起こさない。
図16は、加圧板111と可動部材114の関係を説明する図である。4本の引張コイルバネ110は、加圧板111と可動部材114の各バネ掛け部に係合している。加圧板111と可動部材114のy軸方向の間隔は不図示のモータユニット1000Bの構成部品により決定するため、4本の引張コイルバネ110は加圧板111および可動部材114を付勢する。本実施例では、加圧板111は、y軸方向の位置が等しい2つの球状突起111aで加圧仲介部材109に当接し、2つの球状突起111aを支点としてpitch方向の動き(傾き)の自由度を持つ。すなわち、加圧板111は、2つの球状突起111aを支点としてpitch方向へ傾斜可能である。そのため、2つの球状突起111aから加圧仲介部材109を介して駆動突起2a、2bに作用する4本の引張コイルバネ110による加圧力はそれぞれ、最適に調整される。
また、加圧板111は加圧仲介部材109を含む振動子保持枠108に対して相対的にpitch方向の動きの自由度を有するため、振動子保持枠108の傾きおよび傾きの変化に関わらず、可動部材114に対する加圧板111の姿勢は最適な状態に調整される。また、加圧板111と可動部材114のy軸方向の距離が変化する場合があるが、引張コイルバネ110は板バネ等に比べるとバネ定数を小さくすることが可能であるため加圧力の安定化に有利である。
また、加圧板111に設けられた突起111bは、図15(B)に示される振動子保持枠108に形成された溝部108cと係合するため、振動子保持枠108を介して加圧板111と可動部材114はx軸方向において一体化されている。したがって、モータユニット1000Bがx軸に沿って移動する間、引張コイルバネ110、加圧板111、および可動部材114の位置関係は変化せず、引張コイルバネ110による加圧力は安定する。
図17は、ガイド部材113、可動部材114、および両部材に挟持される転動ボール119x、119y、119zにより構成される直進案内部の斜視図である。ガイド部材113、可動部材114に形成された直進ガイド溝114x、114y、114z、および転動ボール119x、119y、119zの関係は、実施例1と同様なので説明は省略する。ガイド部材113には、平面部(当接部)113v、113wが形成されている。可動部材114は、前述したように、引張コイルバネ110と係合する4つのバネ掛け部(係合部)を備える。実施例1と同様に、ガイド部材113および可動部材114が各転動ボールに当接する状態で4つのバネ掛け部のうち2つのバネ掛け部は、その一部である規制部114vが平面部113vとy軸方向において間隔aを形成するように設けられている。また、可動部材114には、ガイド部材113および可動部材114が各転動ボールに当接する状態で平面部113wとy軸方向において間隔aを形成するように、2つのストッパ部(規制部)114wが設けられている。上記構成により、転動ボール119x、119y、119zの脱落を防止する。また、本実施例では、実施例1と同様に、可動部材114のバネ掛け部はガイド部材113のy軸方向の投影面内に配置している。このように配置することで、ガイド部材113のy軸の正側の空間を有効に活用でき、モータユニット1000Bを小型化することが可能となる。
本実施例のモータユニット1000Bは、レンズユニットを光軸に沿って駆動させるために、レンズ駆動ユニットの一部として機能する。図18は、モータユニット1000Bとレンズユニットの連結部の説明図である。実施例1と同様に、図11(B)の矢印R方向への回転力により、可動部外枠112に設けられた球状連動部112cはレンズユニットに設けられた連動部材401に形成された60度の開角を有する連動溝401aと係合する。そのため、モータユニット1000Bからの駆動力は、可動部外枠112を介して連動部材401に伝達される。また、矢印R方向への回転力は可動部外枠112と一体化された可動部材114および転動ボール119x、119y、119zを介してガイド部材113で受けられるため、振動子保持枠108には不要な力は伝わらない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの辞し形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。なお、前述の各実施例における各部材がある面内に存在するとは、その部材の少なくとも一部がその面と交差していると解釈してもよい。
1000A、1000B 振動波モータユニット(振動波モータ)
2 振動子
7、107 摩擦部材
10、110 引張コイルバネ(加圧手段)
13、113 ガイド部材
14、114 可動部材
14v、114v 規制部
14w、114w ストッパ部(規制部)
14x、14y、114x、114y 直進ガイド溝(第1の溝形状)
14z、114z 直進ガイド溝(第2の溝形状)
19x、19y、19z、119x、119y、119z 転動ボール(転動部材)

Claims (11)

  1. 振動子と、
    前記振動子と接触する接触面を有する摩擦部材と、
    前記摩擦部材を固定するベース部材と、
    前記振動子を前記摩擦部材に対して加圧する加圧手段と、
    前記振動子と一体に移動する可動部材であって、該可動部材の移動方向に平行な方向に延びている溝部を含む可動部材と、
    前記接触面に平行な面と、前記可動部材の移動方向に平行な方向に延びているガイド部を備え、前記可動部材の移動をガイドするガイド部材と、
    前記ガイド部材を前記ベース部材に固定する固定部と、
    前記溝部と前記ガイド部の間に挟持された複数の転動部材を有し、
    前記振動子に発生する振動により前記振動子と前記摩擦部材が相対的に移動する振動波モータであって、
    前記摩擦部材は、前記振動子と前記ガイド部材の間に配置され、
    前記可動部材は、前記ガイド部材の前記ガイド部が形成された面とは反対の面側に、前記複数の転動部材から離れる方向の前記ガイド部材の動きを規制する規制部を備え、
    前記規制部は、前記ガイド部材が前記規制部に当接した場合に、前記複数の転動部材のそれぞれにおいて一部が前記溝部の内部に位置する状態となるように設けられていることを特徴とする振動波モータ。
  2. 前記ガイド部材には、前記規制部に当接する当接部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動波モータ。
  3. 前記当接部と前記当接部に当接する各規制部との間隔は、前記可動部材の設計面から前記転動部材が前記溝部と係合する位置までの間隔より短いことを特徴とする請求項2に記載の振動波モータ。
  4. 前記加圧手段は、前記振動子の周囲に配置された複数の付勢手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  5. 前記可動部材は、前記複数の付勢手段のそれぞれに係合する複数の係合部を備え、
    前記複数の係合部は、前記溝部と前記ガイド部を挟み込むように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の振動波モータ。
  6. 前記規制部は、前記複数の係合部のいずれかを利用していることを特徴とする請求項5に記載の振動波モータ。
  7. 前記溝部の少なくとも一部には、前記移動方向に沿って前記平行な面に対して所定の角度を有する面が形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  8. 前記振動子は、前記摩擦部材に接触する振動板、および電圧を印加されることで超音波振動を励振する圧電素子を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  9. 前記転動部材は、前記加圧手段による加圧の反力を受けることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の振動波モータと、前記振動波モータからの駆動力によって駆動する部材とを有することを特徴とする装置。
  11. 前記装置は、レンズを備える光学機器であること特徴とする請求項10に記載の装置。
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