JP7149026B1 - 高炉内装入物の表面プロフィール測定装置及び測定方法、並びに高炉の操業方法 - Google Patents

高炉内装入物の表面プロフィール測定装置及び測定方法、並びに高炉の操業方法 Download PDF

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Abstract

【課題】噴出した装入物の影響を受けることなく、装入面全面のプロフィールを正確に測定することができ、更には、炉内ガスの噴出口の表面プロフィールを正確に測定することができる高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置及び測定方法を提供する。【解決手段】高炉内装入物の表面プロフィール測定装置及び測定方法は、検出波を送信し、受信する送受信手段と、検出波を、高炉の周方向に走査する周方向走査手段と、検出波を、高炉の径方向に走査する径方向走査手段と、を備えるともに、周方向走査手段及び径方向走査手段を共に稼働し、検出波を高炉の周方向に走査しながら、高炉の径方向への走査を行う第1の測定モードと、周方向走査手段及び径方向走査手段を共に停止し、停止位置にて、検出波による測定を繰り返し行い、得られたデータを平均化する第2の測定モードと、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、高炉内の鉄鉱石やコークス、石灰(以下、まとめて「装入物」ともいう。)の表面プロフィールを測定する測定装置及び測定方法に関する。また、本発明は、装入物の表面プロフィールを基にして最適な高炉の操業を行う方法に関する。
高炉の操業では、装入物の堆積状態を適正にして、炉内のガスの流れを安定させることにより、燃料費低減や炉体の長寿命化が可能となる。装入物の適正な堆積状態を得るためには、堆積している装入物の表面(以下、「装入面」ともいう。)のプロフィールを短時間で正確に測定し、予め求めておいた理論的な堆積状態、すなわち「理論堆積プロフィール」となるように装入物を補給したり、高炉内のガスの流れを調整する必要がある。
特に、高炉内のガスの流れや融着帯の形成を左右するのは、高炉の半径方向における鉄鉱石とコークスとの分布比である。高炉を安定的に稼働させるためには、高炉の中心部にガスを多く流すことが望ましいとされており、高炉の中心側の「O/C(O:鉱石層厚、C:コークス層厚)」を低くし、炉壁側の「O/C」を高くすることが重要である。装入面の「O/C」が理想的な状態であると、逆V型の軟化融着帯が形成され、炉内ガスが高炉の中心に集中するようになり、高炉の中心の装入面から炉内ガスが吹き出す。それに伴って、高炉の中心の装入面に窪みができる。
装入面の「O/C」が適正であるかは、装入面のプロフィールを測定することで判断することができ、装入物が噴出した個所が、炉内ガスの噴出口であると見做すことができる。しかし、炉内ガスの噴出と共に装入物が噴出するため、噴出した装入物により検出波が反射及び減衰されて、装入面のプロフィールを正確に測定することができず、噴出口の表面プロフィールを正確に測定することもできない。
また、軟化融着帯が理想的な状態に形成されているかを判断する方法として、炉頂に設置されたカメラを用いて炉内を観察する方法が広く行われている(例えば、特許文献1参照)。しかし、炉内は真っ暗であって、装入面の高温の部分が明るく見られる程度であり、噴出口の表面プロフィールを正確に測定することができない。また、噴出した装入物によりカメラの視野が遮られるなどの問題もある。
特開2017-191023号公報
本発明はこれら問題に鑑みて成されたものであり、噴出した装入物の影響を受けることなく、装入面全面のプロフィールを正確に測定することができ、更には、炉内ガスの噴出口の表面プロフィールを正確に測定することができる、高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置及び測定方法を提供する。
上記課題を解決するために本発明は、下記の高炉内装入物のプロフィール測定装置及び測定方法、並びに高炉の操業方法を提供する。
(1) 高炉に供給され、堆積している装入物の表面に向けて検出波を送信し、前記装入物の表面で反射された前記検出波を受信して、前記装入物の表面プロフィールを測定する測定装置であって、
前記検出波を送信し、受信する送受信手段と、
前記検出波を、前記高炉の周方向に走査する周方向走査手段と、
前記検出波を、前記高炉の径方向に走査する径方向走査手段と、
を備えるともに、
前記周方向走査手段及び前記径方向走査手段を共に稼働し、前記検出波を前記高炉の周方向に走査しながら、前記高炉の径方向への走査を行う第1の測定モードと、
前記装入物の噴出口に対応する位置にて、前記周方向走査手段及び前記径方向走査手段を共に停止して前記検出波による測定を繰り返し行い、得られたデータを平均化して前記噴出口の表面プロフィールを測定する第2の測定モードと、
を備えることを特徴とする高炉内装入物の表面プロフィール測定装置。
(2) 前記高炉の軸線中心部に対応する前記装入物の表面に対して、前記第2の測定モードを行うことを特徴とする(1)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置。
(3) 前記第1の測定モードと前記第2の測定モードとを組み合わせ、前記装入物の表面全体の表面プロフィールと、前記装入物の噴出口の表面プロフィールとを測定することを特徴とする(1)又は(2)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置。
(4) 高炉に供給され、堆積している装入物の表面に向けて検出波を送信し、前記装入物の表面で反射された前記検出波を受信して、前記装入物の表面プロフィールを測定する測定方法であって、
(1)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置を用いて、
前記第1の測定モードにより、前記装入物の表面全体の表面プロフィールを測定するとともに、前記装入物の噴出物を検出し、かつ、
前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定することを特徴とする高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
(5) 前記高炉の軸線中心部に対応する前記装入物の表面に対して、前記第2の測定モードを行うことを特徴とする(4)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
(6) 前記第1の測定モードと前記第2の測定モードとを組み合わせ、前記装入物の表面全体の表面プロフィールと、前記装入物の噴出口の表面プロフィールとを測定することを特徴とする(4)又は(5)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
(7) 前記第1の測定モードを行い、前記装入物の噴出物を検出した時にガスが噴出していると判断し、前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定することを特徴とする(4)又は(5)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
(8) 前記第1の測定モードを行い、前記装入物の噴出物を検出した時にガスが噴出していると判断し、前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定することを特徴とする(6)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
(9) (1)又は(2)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置を用い、
前記第1の測定モードにより、前記装入物の表面全体の表面プロフィールを測定するとともに、前記装入物の噴出物を検出し、かつ、
前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定し、操業条件を調整しながら操業することを特徴とする高炉の操業方法。
(10) (3)に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置を用い、
前記第1の測定モードにより、前記装入物の表面全体の表面プロフィールを測定するとともに、前記装入物の噴出物を検出し、かつ、
前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定し、操業条件を調整しながら操業することを特徴とする高炉の操業方法。
本発明によれば、噴出した装入物の影響を受けることなく、装入面全面のプロフィールを正確に測定することができ、更には、炉内ガスの噴出口の表面プロフィールを正確に測定することができる。
図1は、高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置の一例を示す図であり、当該測定装置を高炉に設置した状態を、高炉の軸線に沿って示す図である。 図2は、図1に示した測定装置の具体的構成を示す図である。 図3は、高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置の他の例を示す図である。 図4は、高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置の更に他の例を示す図である。 図5は、噴出した装入物により検出波の送受信が阻害される状態を、図1に倣って示す図である。 図6は、第1の測定モード及び第2の測定モードの装入面上の走査線の一例を示す図である。 図7は、第1の測定モード及び第2の測定モードの装入面上の走査線の他の例を示す図である。
以下、本発明に関して、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下で説明する実施形態に限定されるものではない。
図1及び図2は、高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置の一例を示している。なお、図1は、高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置の一例を示す図であり、当該測定装置を高炉に設置した状態を、高炉の軸線に沿って示す図であり、図2は、測定装置の詳細を示す図である。
図1に示すように、高炉1は、シュート200により装入物20である鉄鉱石やコークス、石灰等が供給される。シュート200は、高炉1の軸線Cを中心に図中符号R1で示す方向に旋回し、軸線Cに対する傾斜角度R2を変えることで、装入物20の落下位置を制御している。そして、シュート200から落下した装入物20が、高炉1の炉内に堆積する。
高炉1の炉頂近傍には開口部2Aが形成されており、開口部2Aに測定装置100Aが設置される。測定装置100Aは、図2に示すように、回転軸110を中心にして、符号Yで示すように高炉1の開口部2Aに対して水平に回転する回転板120を備える。なお、本実施形態において、回転板120は、高炉1の開口部2Aに対して水平に回転するものとしているが、必ずしもこれに限られるものではなく、高炉1の開口部2Aに対して若干の傾斜角を有した状態で回転するものであってもよい。
回転板120は、その中央部が開口した円環状の円板である。この回転板120の中央部の開口を、符号121で示す。
回転軸110は、円筒状で、その内部にアンテナ135を収容しており、回転板120の開口121と同心状に取り付けられる。アンテナ135は、導波管133を介して検出波M(マイクロ波やミリ波)の送受信手段130に接続している。導波管133は、連結棒114の送受信手段130側の上端部分が分離しており、送受信手段130が回転しない構成となっている。この分離部分を符号180で示すが、検出波Mが漏洩しないように、隙間の間隔を検出波Mの波長未満に設定している。
なお、図示は省略するが、導波管133のアンテナ135側の部分を、回転軸110よりフリーにして回転軸110が回転しても導波管133が回転しないようにしてもよく、この場合は分離部分180が不要になる。
また、導波管133は、回転軸110の軸線と一致している。尚、アンテナ135には、検出波Mの指向性を高めるために、アンテナ面に、例えばフッ素樹脂等からなる誘電体レンズ136を付設してもよい。また、アンテナ135をパラボラアンテナ又はカセグレンアンテナにすることにより、測定装置100Aの全体としての、図2中の縦方向の寸法を小さくすることができ、誘電体レンズ136を省略することもできる。
回転軸110の外周面にはギア112が設けられており、ギア112には、モータ113のギア155が噛合している。したがって、モータ113を駆動させることにより、回転軸110が図中の符号Yで示すように回動し、それに伴って回転板120が、回転軸110と同方向に、高炉1の開口部2Aに対して水平に回転する。
このように、回転板120の回転とともに検出波Mが高炉1の周方向に走査され、回転板120及びその駆動系が「周方向走査手段」に相当する。
回転板120の下方の、高炉1の開口部2Aとの間の空間には、炉内に検出波Mを送信し、受信するための角度固定反射板138と、角度可変反射板140とが配設されている。
角度固定反射板138は、その反射面の傾斜角度が45°に固定されている反射板であり、第1の角度固定反射板138A、第2の角度固定反射板138B、及び第3の角度固定反射板138Cで構成されている。
第1の角度固定反射板138Aは、回転板120の開口121を通じてアンテナ135のアンテナ面(図の例では誘電体レンズ136)と対向している。
第2の角度固定反射板138Bは、第1の角度固定反射板138Aと対向配置しており、第2の角度固定反射板138Bとは第3の角度固定反射板138Cが対向配置している。
そのため、図2中の一点鎖線で示すように、アンテナ135から送信された検出波Mは、第1の角度固定反射板138Aで反射されて第2の角度固定反射板138Bに送られ、第2の角度固定反射板138Bで反射された後、第3の角度固定反射板138Cに送られる。そして、第3の角度固定反射板138Cで反射されて、角度可変反射板140に送られる。
これら第1の角度固定反射板138A、第2の角度固定反射板138B及び第3の角度固定反射板138Cは、例えば、回転板120から高炉1の開口部2Aに向かって垂下する固定部材(図示せず)に取り付けられる。
角度可変反射板140は、反射面140aの傾斜角度が図2中の符号Xで示す方向に可変する反射板である。この角度可変反射板140では、反射面140aとは反対側の面(裏面)の中心に、リンク機構117の第1リンク117aが固定されており、第1リンク117aには第2リンク117bが連結している。また、第2リンク117bには、回転軸110の開口121を通じて回転軸110の内部を貫通する連結棒114が連結しており、連結棒114の第2リンク117bとは反対側の端部にラックギア118が形成されている。
連結棒114は、アンテナ135と送受信手段130とを接続する導波管133を内管とする外管部114aを有し、外管部114aの外周面にラックギア118が形成されている。このラックギア118には、モータ125のギア119が噛合しており、モータ125を駆動することによりギア119が回転し、ラックギア118で直線運動に変換される。ここで、モータ125には、エンコーダ126が接続しており、モータ125の回転量、更にはギア119の回転量が検出される。
また、連結棒114は、回転軸110の内部で、アンテナ135を避けるように回転板120に向かって延びる中間部114bを有している。外管部114aの回転軸110側の端部は外方に屈曲しており、この屈曲部分に中間部114bが連続している。
更には、中間部114bは、回転板120の開口121を通じて高炉1の開口部2Aに延びる下端部114cを有している。この下端部114cが、リンク機構117の第2リンク117bに連結している。
連結棒114はこのように構成され、モータ125の回転がギア119を通じてラックギア118により直線運動に変換され、図2中に符号Hで示すように、連結棒114が角度可変反射板140の側、あるいは反対側へと直線状に移動する。
また、角度可変反射板140の直径両端には、支軸(図示せず)が突設しており、支軸が回動自在に支持されている。そして、支持腕が、回転板120に取り付けられた支持腕保持棒145に取り付けられている。
そして、連結棒114が角度可変反射板140の側へと移動(図2中の下降方向)すると、リンク機構117を介して角度可変反射板140の反射面140aが高炉1の内壁1aを向くように傾斜し、連結棒114が角度可変反射板140とは反対側へと移動(図2中の上昇方向)すると、リンク機構117を介して角度可変反射板140の反射面140aが高炉1の軸線C(図1参照)を向くように傾斜する。すなわち、連結棒114の下降及び上昇により、角度可変反射板140の反射面140aの傾斜を、図2中の符号X方向に変えることができる。
それに伴って、角度固定反射板138の第3の角度固定反射板138Cから角度可変反射板140に送られた検出波Mは、符号Zで示すように図2中における左右方向に振られ、回転板120の径方向に沿った線状となって炉内に送られる。角度可変反射板140による検出波Mの振り幅は、例えば図1に示すように高炉1の内壁1aから軸線Cまで検出波Mが線状に移動するように調整される。
このように、角度可変反射板140により検出波Mが高炉1の径方向に走査され、角度可変反射板140及びその駆動系が「径方向走査手段」に相当する。
検出波Mは、図1に示す装入面Sで反射され、送信時と同経路を辿って送受信手段130で受信される。送受信は、例えばFM-CW方式で行うことができる。すなわち、送受信手段130に接続するアンテナ135から送信され、角度固定反射板138A~138Cで反射されて角度可変反射板140に送られ、角度可変反射板140から所定の角度で送信された検出波M(送信波)は、高炉1の開口部2Aを通じて炉内へと送られた後、装入面Sで反射され、その反射波が逆の経路(すなわち、角度可変反射板140→角度固定反射板138C~138A→アンテナ135→送受信手段130)を辿って、送受信手段130で検波される。そして、送信波と反射波との周波数差(ビート周波数)から送受信手段130と装入面Sとの間の距離情報が得られる。
この線状の検出波Mの送受信を、回転軸110を中心にして回転板120を回転させながら行うことにより、高炉1の炉内全域にわたる円形の走査領域における距離情報が得られる。一方で、モータ113に接続するエンコーダ150により、回転板120の回転位置に相当する回転軸110の回動角度が検出されるため、走査領域における検出波Mの位置情報が得られる。また、エンコーダ126によるモータ125及びギア119の回転量から、角度可変反射板140の反射面140aの傾斜角度が検出され、回転板120の径方向における位置情報が検出される。これら距離情報と位置情報とから、装入面Sの全面にわたって表面プロフィールが得られる。
このように、回転板120の回転に合わせて角度可変反射板140を傾斜させるだけであるため、全表面を一度に走査する場合に比べて、装置の簡素化及び駆動源の負荷を軽減することができる。
また、角度固定反射板138及び角度可変反射板140を用いる代わりに、図3に示すような、フェーズドアレイモジュール160を回転板120に取り付ける構成とすることもできる。
図3に示すように、フェーズドアレイモジュール160は、n個のアンテナ素子161(1)~161(n)を移相器162に接続したものであり、個々のアンテナ素子161(1)~161(n)は、検出波Mの位相を制御するための移相器162にマイクロストリップライン(図示せず)で接続されている。そして、フェーズドアレイモジュール160は、移相器162からのアンテナ素子161(1)~161(n)への各移相量を変えることによりアンテナ素子161(1)~161(n)の指向性(検出波Mの送受信方向)を変えて、アンテナ素子161(1)~161(n)の連設方向(すなわち、図3における左右方向)に沿った線状の走査を行う。
フェーズドアレイモジュール160は、アンテナ素子161(1)~161(n)のアンテナ端面161aが高炉1の開口部2Aを向くように、かつ、アンテナ素子161(1)~161(n)の連設方向が回転板120の径方向に沿うように、回転板120に取り付けられる。フェーズドアレイモジュール160の回転板120への取り付けは、アンテナ端面161aを結ぶ線が回転板120の板面に対して角度αをなすように傾斜していてもよいし、アンテナ端面161aを結ぶ線と回転板120の板面とが平行、すなわち角度α=0としてもよい。
このように、フェーズドアレイモジュール160により検出波Mが高炉1の径方向に走査され、フェーズドアレイモジュール160及び移相器162が「径方向走査手段」に相当する。また、上記と同様に、回転板120及びその駆動系が、「周方向走査手段」に相当する。
測定装置として、図4に示す構成の測定装置100Bとすることも可能である。図4は、高炉内装入物の表面プロフィールの測定装置の更に他の例を示す図である。
図4に示すように、高炉1の開口部2Bには、容器350が取り付けられてり、容器350の一側面(図4では左側端部)が開口して、アンテナ取付壁351で閉鎖されている。そして、アンテナ取付壁351にアンテナ311が取り付けられている。また、アンテナ311には、検出波Mの送受信器310が連結している。
容器350の開口部2Bの直上には、反射板320が配置されている。反射板320の直径両端からは支軸321が突出しており、支軸321を支持腕360が回動自在に支持している。また、支持腕360は、管体361の反射板320側の端部(先端)に固定されている。
管体361の後端近傍の外周面には、ギア364が取り付けられており、モータ370のギア371と係合している。そして、管体361は、モータ370の駆動により自身の軸線を中心に矢印Y方向に回動し、この回動に伴って、支持腕360で支持されている反射板320も、同方向に回動する。また、管体361の外周面には軸受362が嵌合しており、管体361は、軸受362を介して回動自在に容器350に支持される。
また、反射板320には、リンク機構300が連結している。このリンク機構300は、反射板320の裏面320aの中心に、第1リンク301が固定されている。そして、第1リンク301には、連結ピン304を介して第2リンク302が回動自在に連結し、第2リンク302には、連結ピン305を介してスライダ303が回動自在に連結している。スライダ303は、断面円形の長尺の棒材であり、その後端にはラックギア308が形成されている。このラックギア308は、モータ309のギアと係合しており、モータ309を駆動することにより、スライダ303が、図4中における矢印L方向に往復直線移動する。そして、スライダ303がアンテナ側に前進すると、反射板320が開口部2Bを向くように図4中下向き方向に傾斜し、スライダ303が反アンテナ側に後退すると、反射板320がアンテナ311を向くように図4中における上向き方向に傾斜する。
スライダ303は、アンテナ311から送信される検出波Mの伝搬軸の延長線上にあり、反射板320の支軸321もこの検出波の伝搬軸の延長線上にある。そのため、反射板320は、検出波の伝搬軸を中心に、スライダ303の前進後退に伴って、図4中における矢印X方向に回動する。
また、管体361とスライダ303とは、管体361を外管とし、スライダ303を内管とする2重管構造になっている。また、スライダ303の反射板320側の端部には、溝が形成されており、この溝にOリング等のシール部材365が装着され、管体361との隙間を摺動自在に塞いでいる。
そして、管体361を駆動するモータ370と、スライダ303を駆動するモータ309とを協働することにより、反射板320を、矢印X方向及び矢印Y方向に回動する。これにより、開口部2Bから送信された検出波Mは、装入物20の挿入面を面状に走査し、面状の表面プロフィールが得られる。尚、モータ370とモータ309の何れか一方のみを駆動して、反射板320を矢印X方向又は矢印Y方向の一方にのみ回動させることにより、線状の表面プロフィールを得ることもできる。
このように、管体361及びその駆動系が「周方向走査手段」に相当する。また、反射板320及びその駆動系が「径方向走査手段」に相当する。
尚、上記測定装置100Bとして、周方向走査手段と径方向走査手段とを備える限り、上記構成に制限されることはなく、例えば、本出願人による特許第6573323号公報に記載の測定装置なども可能である。
上述したように、測定装置100Bの周方向走査手段及び径方向走査手段の両方を稼働させることにより、装入面Sの全面にわたる表面プロフィールを測定することができる。この測定モードが、「第1の測定モード」である。
ところで、第1の測定モードでは、装入面Sの表面プロフィールの他に、装入面Sの噴出した部分(噴出口)からの噴出物も検出される。図5は、噴出した装入物20により検出波の送受信が阻害される状態を、図1に倣って示す図であるが、図示されるように、噴出した個々の装入物20は、数十mm程度の大きさがあるため、送信波Tの一部は装入物20で反射され、反射波Rとして受信される。一方、装入物20をすり抜けた送信波T′は、装入面Sで反射して反射波R′として受信される。そのため、噴出した装入物20が多量になるほど、装入物20をすり抜ける送信波T′が少なくなり、更には反射波R′も噴出した装入物20によって遮られるため、測定装置100Aで受信する反射波R′の信号レベルが低下する。
また、装入面Sからの反射波R′は1点であるのに対し、噴出した装入物20は高炉1の上下方向又は左右方向にある広がりをもって分散しているため、噴出した装入物20からの反射波Rは複数存在する。しかも、噴出した装入物20は落下するため、空間に留まることがないため、反射波Rの信号レベルの大きさは常に変化する。
このように、測定装置100Aでは、装入面Sからの反射波R′と、噴出した装入物20からの反射波Rとが混在しており、装入面S、更にはガスの噴出口の表面プロフィールを正確に測定することができない。そこで、噴出口に対応する位置にて、回転板120の回転及び角度可変反射板140の傾斜動作を任意の位置で停止し、停止した位置にて検出波Mによる送受信を繰り返し行う。この走査が、「第2の測定モード」である。
また、第2の測定モードでは、受信データ(スペクトル波形)を加算平均することにより、噴出した装入物20からのランダムに変化する反射波R及びフロアノイズを1/√N(ただし、Nは「繰り返し測定回数」である。)だけ減衰させることができる。これにより、噴出した装入物20の影響を抑えて、噴出口の表面プロフィールをより正確に測定できる。
なお、第2の測定モードでは、反射波Rを平均化するため、噴出した装入物20を検出することができない。
第2の測定モードは、装入面Sの軸線Cに対応する部分の周辺(以下、「炉心周辺部」という。)を走査することが好ましい。すなわち、装入面Sの炉心周辺部にて、図2に示す測定装置100Aでは、回転板120の回転動作及び角度可変反射板140の傾斜動作を停止させ、また、図3に示すフェーズドアレイモジュール160では、回転板120の回転動作及び位相変化を停止させ、また、図4に示す測定装置100Bでは、管体361の回転動作及び反射板320の傾斜動作を停止させることにより、それぞれ周方向及び径方向の走査点を固定し、N回、同じ位置にて検出波Mによる送受信を行う。これにより、装入面Sの炉心周辺部の表面プロフィールをより正確に測定できる。
上述したように、高炉1を安定稼働させるためには、高炉1の炉心部分でガスが噴出していることが望ましいとされているが、噴出した装入物20により検出波Mの送受信が阻害されているため、装入面Sの炉心周辺部の表面プロフィールを正確に測定することができない。しかし、第2の測定モードを行うことにより、噴出した装入物20の影響を少なくすることができるため、炉心周辺部の装入面Sをより正確に知り得ることは、高炉1の操業に有利となる。
また、第1の測定モードと第2の測定モードとを組み合わせることにより、装入面Sの全面にわたる表面プロフィールと、例えば炉心周辺部の表面プロフィールを同時に測定することができる。図6に、両測定モードによる装入面Sの面上での走査様式の一例を示すが、花びら状の実線(ただし、実際には、測定点は点線状に連なっている。)は第1の測定モードを、点は高炉1の軸線Cの周辺部で第2の測定モードを行ったときのそれぞれの走査様式を示している。このように、第1の測定モードによる装入面Sの全面の表面プロフィールと、第2の測定モードにより噴出した装入物20による影響を抑えた、炉心周辺部の表面プロフィールを同時に測定することができる。
尚、第1の測定モードによる花びら状の走査は、本出願人による特開2021-172877号公報を参照することができる。
また、第1の測定モードには制限はなく、図6に示す花びら状の走査線の他、例えば図7に示すような階段状の走査線とすることもできる。図示されるような階段状の走査線とするには、図4に示した測定装置100Bにおいて、先ず、管体361をある角度回転させて停止し、停止した位置にて反射板320を連続して傾斜させることにより、図4中の左右方向への走査を行う。次いで、反射板320の傾斜を固定した状態で、管体361を所定角度回転させると、図4中の上下方向の次の段に以降し、再度、反射板320を連続して、図4中の左右方向に走査する。この操作を繰り返し行うことで、図7に示すような階段状の走査を行うことができる。
その他、図示は省略するが、高炉1の軸線Cを中心とする螺旋状の走査も可能である。
このように第1の測定モードと第2の測定モードにより測定した装入面Sの表面プロヒールに基づき、鉄鉱石及びコークスの各供給量、「O/C」などの操業条件を調整することで、より安定した高炉1の操業が可能になる。
1 高炉
2A、2B 開口部
20 装入物
100A、100B 測定装置(高炉内装入物の表面プロフィール測定装置)
110 回転軸
114 連結棒
117 リンク機構
120 回転板
130 送受信手段
135 アンテナ
138、138A、138B、138C 角度固定反射板
140 角度可変反射板
150 エンコーダ(回転板側)
160 フェーズドアレイモジュール
161、161(1)~161(n) アンテナ素子
162 移相器
164(1)~164(n) 導波管
200 シュート
300 リンク機構
301 第1リンク
302 第2リンク
303 スライダ
308 ラックギア
309 モータ
310 送受信器
311 アンテナ
320 反射板
350 容器
361 管体
364 ギア
370 モータ
371 ギア

Claims (10)

  1. 高炉に供給され、堆積している装入物の表面に向けて検出波を送信し、前記装入物の表面で反射された前記検出波を受信して、前記装入物の表面プロフィールを測定する測定装置であって、
    前記検出波を送信し、受信する送受信手段と、
    前記検出波を、前記高炉の周方向に走査する周方向走査手段と、
    前記検出波を、前記高炉の径方向に走査する径方向走査手段と、
    を備えるともに、
    前記周方向走査手段及び前記径方向走査手段を共に稼働し、前記検出波を前記高炉の周方向に走査しながら、前記高炉の径方向への走査を行う第1の測定モードと、
    前記装入物の噴出口に対応する位置にて、前記周方向走査手段及び前記径方向走査手段を共に停止して前記検出波による測定を繰り返し行い、得られたデータを平均化して前記噴出口の表面プロフィールを測定する第2の測定モードと、
    を備えることを特徴とする高炉内装入物の表面プロフィール測定装置。
  2. 前記高炉の軸線中心部に対応する前記装入物の表面に対して、前記第2の測定モードを行うことを特徴とする請求項1に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置。
  3. 前記第1の測定モードと前記第2の測定モードとを組み合わせ、前記装入物の表面全体の表面プロフィールと、前記装入物の噴出口の表面プロフィールとを測定することを特徴とする請求項1又は2に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置。
  4. 高炉に供給され、堆積している装入物の表面に向けて検出波を送信し、前記装入物の表面で反射された前記検出波を受信して、前記装入物の表面プロフィールを測定する測定方法であって、
    請求項1に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置を用いて、
    前記第1の測定モードにより、前記装入物の表面全体の表面プロフィールを測定するとともに、前記装入物の噴出物を検出し、かつ、
    前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定することを特徴とする高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
  5. 前記高炉の軸線中心部に対応する前記装入物の表面に対して、前記第2の測定モードを行うことを特徴とする請求項4に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
  6. 前記第1の測定モードと前記第2の測定モードとを組み合わせ、前記装入物の表面全体の表面プロフィールと、前記装入物の噴出口の表面プロフィールとを測定することを特徴とする請求項4又は5に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
  7. 前記第1の測定モードを行い、前記装入物の噴出物を検出した時にガスが噴出していると判断し、前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定することを特徴とする請求項4又は5に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
  8. 前記第1の測定モードを行い、前記装入物の噴出物を検出した時にガスが噴出していると判断し、前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定することを特徴とする請求項6に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定方法。
  9. 請求項1又は2に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置を用い、
    前記第1の測定モードにより、前記装入物の表面全体の表面プロフィールを測定するとともに、前記装入物の噴出物を検出し、かつ、
    前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定し、操業条件を調整しながら操業することを特徴とする高炉の操業方法。
  10. 請求項3に記載の高炉内装入物の表面プロフィール測定装置を用い、
    前記第1の測定モードにより、前記装入物の表面全体の表面プロフィールを測定するとともに、前記装入物の噴出物を検出し、かつ、
    前記第2の測定モードにより、前記装入物の噴出口の表面プロフィールを測定し、操業条件を調整しながら操業することを特徴とする高炉の操業方法。
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