JP7140826B2 - 把持制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はロボットハンドを用いて線状物を把持する場合の把持制御装置に関する。
対象物を3次元カメラ等で認識して自律的に把持するロボットの普及が進んでいる。線状物を把持することについては、たとえば特開2014-176917号公報(特許文献1)に、線状体の組み付け作業を行なうロボット装置であって、一端が固定された線状体の固定端近傍を把持したのち、把持部を所定の軌跡でスライドさせて他端に移動させる装置が記載されている。これにより、線状物の一例である電線に付いた癖等により正確に推定することが困難な他端を素早く把持できるとされる。
特開2016-192138号公報(特許文献2)には、ワイヤーハーネスの製造方法および画像処理方法に関する発明が開示され、ワイヤーハーネスを製造する過程において、電線集合体の3次元形状が測定されることによって加工位置が特定される加工位置特定処理が実施される。
特開2014-176917号公報 特開2016-192138号公報
ロボットハンドの把持部で線状物としてたとえばワイヤーハーネス等を把持し、所定のターゲット位置にワイヤーハーネスの先端を移動させる制御を行なう場合が考えられる。たとえば、対象物に設けられた貫通孔に、そのワイヤーハーネスの先端を挿入する制御が想定される。
この場合に、ワイヤーハーネスは比較的その剛性が低い場合が多いため、ワイヤーハーネスをロボットハンドの把持部を用いて一箇所のみ把持したのでは、その把持部から先端側は不安定となる。さらに、把持部で把持したワイヤーハーネスの先端側とは反対側(後端側)にはワイヤーハーネスが連続して繋がっている場合がある。この場合には、後端側のワイヤーハーネスの重量がロボットハンドの把持部に加わることで、把持部によるワイヤーハーネスの把持が不安定になることが懸念される。
この発明は、上記課題を解決することを目的としており、ロボットハンドの把持部で線状物を把持した場合、安定的に線状物を把持することが可能な構成を備える、把持制御装置を提供することにある。
この把持制御装置においては、線状物を把持可能な線状物把持装置を備えたロボットに対して前記線状物の把持情報を上記ロボットに通知する把持制御装置であって、上記線状物の3次元形状を取得する3次元カメラと、上記3次元形状に基づいて第1把持位置を認識し、所定の方法で第2把持位置を計算し、上記第1把持位置および上記第2把持位置を上記ロボットに通知する処理部と、を有する。
他の形態においては、上記第2把持位置は、上記3次元形状、上記線状物把持装置の形状および上記線状物把持装置の可動域のうち少なくとも1つに基づいて計算される。
他の形態においては、上記処理部は、上記線状物把持装置が上記第1把持位置および上記第2把持位置を把持する際の把持姿勢もさらに通知する。
他の形態においては、上記把持姿勢は、上記第1把持位置において上記線状物と上記線状物把持装置の把持部とが直交する姿勢である。
他の形態においては、上記線状物は、複数の細線が被覆材で覆われた多芯線であるとともに、複数の上記細線が露出した露出細線部と、被覆材により覆われた被覆束部とを含み、上記第1把持位置は、上記露出細線部に位置し、上記第2把持位置は、上記被覆束部に位置する。
他の形態においては、上記ロボットは1台の多関節ロボットであり、上記処理部は、上記多関節ロボットに設けたロボットハンドで把持可能な上記第1把持位置および上記第2把持位置を上記多関節ロボットに通知する。
この把持制御装置によれば、ロボットハンドの把持部で線状物を把持した場合、安定的に線状物を把持すうことが可能な構成を備える、把持制御装置の提供を可能とする。
関連技術における線状物把持方法を実行する全体システムを示す図である。 関連技術における線状物把持方法の工程フロー図である。 関連技術における線状物把持方法の判定工程の工程フロー図である。 関連技術における第1干渉領域および第1拡張干渉領域を示す図である。 関連技術における第2干渉領域および第2拡張干渉領域を示す図である。 関連技術における第1干渉領域の大きさを説明するための図である。 関連技術における第1判定工程を説明するための図である。 関連技術における第1予備判定工程を説明するための図である。 線状物の把持位置を示す模式図である。 実施の形態における線状物把持装置の構成を示す概略図である。
本発明に基づいた実施の形態の把持制御装置について、以下、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。図においては、実際の寸法比率では記載しておらず、構造の理解を容易にするために、一部比率を異ならせて記載している。
以下の説明においては、線状物の一例として電線を用いた場合について説明しているが、電線に限定されるものではない。この説明での線状物とは、細長い形状を有する物体であれば何でもよい。線状物の一例としては、電線、ワイヤーハーネス、はんだ、紐、糸、繊維、ガラス繊維、光ファイバ、チューブ、乾麺等が挙げられる。細線を束にした電線に限定されず、一本線から構成される電線等も含まれる。特に、たわみが生じるなどして形状が変化する線状物や、直線ではない線状物の場合、本実施の形態の効果がより顕著に表れる。
(関連技術:線状物把持方法および制御装置)
以下、図1から図8を参照して、関連技術として、線状物把持方法および制御装置の一例について説明する。
図1において、線状物把持方法を実施するための全体システム10は、ロボット20と、3次元カメラ31と、制御装置32とを有する。作業空間には、電線W1、電線W2、電線W3から構成されるワイヤーハーネスWが配置されている。
ロボット20としては、公知の多関節ロボットを好適に利用することができる。ロボットアーム21の先端にはロボットハンド22が備えられており、ロボットハンド22の一対の把持部23、23で線状物を把持する。
3次元カメラ31は、電線W1、電線W2、電線W3の3次元形状を計測できるものであれば特に限定されない。好ましくはステレオカメラを用いる。ステレオカメラは線状物の3次元形状を高速に計測するのに好ましい。
ステレオカメラは2台のカメラを含み、異なる視点から撮像された2枚の画像上で計測したい点の対応点を求め、2台のカメラの位置関係から3角測量の原理によって計測点の3次元位置を算出する。ステレオ方式による線状物の3次元計測に関しては、たとえば、特開平2-309202号公報には、多数の線状物を2台のカメラで撮像し、2つの画像中の輝線の傾きと輝線間の距離を特徴として照合することにより対応点を決定することが記載されており、これによって、対応点の決定にかかる処理時間を短縮できるとされる。
ステレオ方式において、一方の画像の視点と計測点を結ぶ直線を他方の画像上に(特願2017―221045号参照)投影した直線をエピポーラ線といい、一方の画像上の点に対応する他方の画像上の対応点は必ず他方の画像上のエピポーラ線上に投影されている。
このことを利用して、線状物の上のある点の対応点を求めるには、他方の画像上で線状物とエピポーラ線の交点を求めればよく、高速に線状物の3次元形状を計測できる。線状物が互いに異なる色に色分けされている場合には、カラーカメラを用いることにより、画像から該当する色を抽出してから対応点を求めることで、各線状物の3次元形状をより高速に求めることができる。
制御装置32は、図示しない通信部によって3次元カメラ31と通信し、ステレオカメラから電線W1、電線W2、電線W3の3次元形状を取得する。制御装置は図示しない演算部によって、ステレオカメラから取得した3次元形状に基づいて、ロボットハンド22が線状物を把持する際に他の線状物と干渉するか否かを判定し、把持すべき目標線状物を決定するための各種演算を行なう。
制御装置は上記通信部を介して、演算結果に基づいて、把持すべき目標線状物の把持位置をロボット20に通知する。把持位置をロボット20に直接通知するだけでなく、制御装置32とロボット20との間にロボットの動作を制御する別の装置(たとえば、ロボットコントローラや制御用パソコン等)を設け、それらの装置に対して通知しても良い。
図2を参照して、本関連技術の線状物把持方法を以下に説明する。この関連技術の線状物把持方法は、複数の電線W1、電線W2、電線W3の3次元形状を計測する工程(S1)、計測された3次元形状に基づいてロボットハンド22が線状物を把持する際に他の線状物が干渉するか否かを判定する判定工程(S2)、判定工程S2における判定結果に基づいて決定された目標線状物を把持する工程(S3)を含む。
複数の電線W1、電線W2、電線W3の3次元形状を計測する工程S1は3次元カメラ31によって実施される。ステレオカメラは線状物のある作業空間を撮像し、2枚の画像を演算処理して電線W1、電線W2、電線W3のそれぞれの3次元形状を取得する。線状物の3次元形状は、直交座標系または斜交座標系で表され、好ましくは直交座標で表される。
判定工程S2は制御装置32によって実施される。判定工程については詳細を後述する。
目標線状物を把持する工程S3はロボット20によって実施される。ロボットは、把持すべき目標線状物の把持位置を制御装置32から通知され、ロボットアーム21およびロボットハンド22を移動させて把持動作を実行する。
以下に判定工程S2を詳細に説明する。
図3を参照して、本関連技術の判定工程S2では、線状物の3次元形状の取得(S21)、注目線状物の選択(S22)、注目線状物の把持位置の決定(S23)、ロボットハンド待機位置の取得(S24)、各種干渉領域の設定(S51~S54)と各種干渉判定(S61~S64)を実施する。
制御装置32はまず、3次元カメラ31から電線W1、電線W2、電線W3の3次元形状を取得する(S21)。
次に、制御装置32は、ロボットハンド22で把持しようとする注目線状物を選択する(S22)。以下において、電線W1を把持しようとする注目線状物、電線W2と電線W3を注目線状物以外の線状物(他の線状物)として説明する。制御装置は、電線の色などの指定を外部から受けて、その指示に基づいて注目線状物を決定してもよい。好ましくは、制御装置は自律的整理番号(特願2017-221045号参照)に注目線状物を選択する。
たとえば、電線W1、電線W2、電線W3が台の上に置かれている場合、取得した3次元形状に基づいて最も高い位置、すなわち最も上にある線状物を注目線状物として選択することができる。線状物が重なり合って置かれている場合でも、上にある線状物ほど、その線状物を把持するときに他の線状物が干渉する確率が低いからである。
次に、制御装置32は、注目すべき電線W1の把持位置を決定する(S23)。たとえば、注目線状物の先端から何mmというような予め定められた条件に基づいて、制御装置が注目線状物の把持位置を3次元座標として算出する。
次に、制御装置32は、ロボットハンド22の待機位置を取得する(S24)。ロボットハンド22の待機位置が予め定められている場合は、その座標を待機位置として取得する。待機位置を線状物の3次元形状に基づいて決定する場合、たとえば線状物から所定距離離れた上方に決定するなどの場合は、演算により待機位置を取得する。
制御装置32はロボットハンド22の現在位置をロボット20から取得し、ロボットハンド22の現在位置が待機位置と異なる場合は、ロボットハンド22を待機位置に移動させる。ロボットハンド22の待機位置と電線W1の把持位置を結ぶ線分が、ロボットハンド22が把持動作を実行するときのおおよその移動経路を与える。
次に、制御装置32は、ロボットハンド22と他の電線W2、電線W3との干渉判定のために、注目線状物の把持位置を含むいくつかの干渉領域を設定する。図3では、第1干渉領域、第1拡張干渉領域、第2干渉領域、第2拡張干渉領域の順に設定している。すべての他の線状物の1本毎に、当該他の線状物が上記それぞれの干渉領域に含まれるか否かを判定する干渉判定を行なう。
各線状物についての干渉判定は、線状物上の点または線分を長さ方向にずらしながら、その点が干渉領域内にあるかまたはその線分が干渉領域と交差するかを判定することによって行なうことができる。図3では、第2拡張干渉領域に対する第2予備判定、第2干渉領域に対する第2判定、第1拡張干渉領域に対する第1予備判定、第1干渉領域に対する第1判定の順に実施している。以下に、図3の順番とは異なるが、各干渉領域とその領域に対する干渉判定とについて説明する。
図4を参照して、第1干渉領域51に対する第1判定工程S61は、ロボットハンド22が電線W1を把持するときに他の電線W2、W3と干渉するか否かを判定する。
第1干渉領域51は、電線W1の把持位置Pを含み、所定の形状および所定の大きさを有する平面状の領域である。第1干渉領域は、その中心に把持位置Pを含むことが好ましい。第1干渉領域の形状は特に限定されないが、好ましくは、多角形、円または楕円とする。第1干渉領域が多角形の場合は、好ましくは4角形、より好ましくは正方形である。計算の負荷が軽くなり、高速な判定が可能となるからである。第1干渉領域が多角形の場合、線状物の3次元形状を表す座標系(以下、単に「座標系」という)のいずれか2本の軸がなす平面に平行な辺を有する正方形を第1干渉領域とするのが特に好ましい。
後述する第1拡張干渉領域をより小さくして第1予備判定の効率を向上できるからである。第1干渉領域が多角形でない場合は、好ましくは円である。同じく、計算の負荷が軽くなり、高速な判定が可能となるからである。
第1干渉領域51の大きさは、大きすぎると実際には干渉しないのに干渉すると誤判定する確率が増大する。図6を参照して、ロボットハンド22の最大断面に外接する最小の円を円C1とすると、第1干渉領域は、好ましくは、円C1の2.0倍の直径を有する円に内包される大きさであり、より好ましくは、円C1と同じ大きさの円に内包される大きさである。
一方、第1干渉領域が小さすぎると、実施には干渉するのに干渉しないと誤判定する確率が増大する。図6を参照して、ロボットハンド22が線状物を把持するために動作させる把持部23の最大断面に外接する最小の円を円C2とすると、第1干渉領域は、好ましくは、円C2(特願2017―221045号参照)と同じ大きさの円を内包できる大きさである。
第1干渉領域51は、好ましくは、電線W1と直交する。第1干渉領域が注目線状物と直交するとは、把持位置Pにおいて注目線状物が伸びる方向が第1干渉領域と直角をなすことをいう。第1干渉領域を含む平面の方程式が容易に求められるからである。また、ロボットハンド22で線状物を把持する場合、線状物を真横から、つまり線状物と直角の方向から把持することが多いからである。注目線状物と直交する第1干渉領域内に他の線状物が存在する場合には、ロボットハンド22が注目線状物を真横から把持しない場合であっても、ロボットハンド22が当該他の線状物と干渉する蓋然性が高いからである。
図7を参照して、第1判定工程S61は、対象とする他の電線W2上の線分Lと第1干渉領域51との交差判定によって行なうことができる。線分Lは、電線W2の3次元形状を表す点群のうち隣り合う2点S、T間の線分とすることができる。線分Lが第1干渉領域と交差するなら、線分L上のどこかの点が第1干渉領域に含まれる。交差判定は公知の方法で行なうことができる。たとえば、第1干渉領域51を含む平面Uの法線ベクトルNと、把持位置Pから線分Lの両端S、TへのベクトルPSおよびPTとの内積を取り、2つの内積の符号が異なる場合は線分Lは平面Uと交差する。線分Lと平面Uが交差する場合は、その交点が第1干渉領域51内にあるか否かを判定すればよい。
図4を参照して、第1拡張干渉領域52に対する第1予備判定工程S62は、第1判定に先だって実施され、ロボットハンド22と他の電線W2、W3が干渉しない場合を、より高速な計算で発見するために行なう。
第1拡張干渉領域52は第1干渉領域51を内包する空間領域である。第1拡張干渉領域の形状や大きさは特に限定されないが、好ましくは、第1干渉領域を内包し、すべての辺が座標系のいずれかの軸に平行な6面体のうち最小のものを第1拡張干渉領域として設定する。座標系が直交座標系の場合は、この6面体は直方体である。これにより、座標の大小比較を行なうだけで、第1予備判定が実施できる。
具体的には、図8を参照して、第1拡張干渉領域52の8つの頂点A~Hの座標を図8のとおりとし、線分Lの一方の端点Sの座標を(xS,yS,zS)とすると、x1≦xS≦x2、かつ、y1≦yS≦y2、かつ、z1≦zS≦z2、であれば点Sは第1拡張干渉領域内にあり、そうでなければ点Sは第1拡張干渉領域外にある。
第1拡張干渉領域52が第1干渉領域51を内包するので、第1予備判定によってハンドと他の線状物が干渉しないとの結果が得られた場合は、第1判定を省略できる。
図5を参照して、第2干渉領域53に対する第2判定工程(S63)は、ロボットハンド22が電線W1の把持位置Pまで移動する経路で、他の電線W2、電線W3と干渉するか否かを判定する。
第2干渉領域53は、電線W1の把持位置Pとロボットハンド22の待機位置Qとを結ぶ線分PQを含み、線分PQの両側に広がり所定の幅を有する平面状の領域である。第2干渉領域は、その幅方向の中心に線分PQを含むことが好ましい。第2干渉領域の形状は、特に限定されないが、好ましくは長方形または平行四辺形であり、より好ましくは、線分PQを線対称の対称軸とする長方形である。計算の負荷を軽くして、より高速に判定するためである。
第2干渉領域53の幅は、広すぎると実際には干渉しないのに干渉すると誤判定する確率が増大する。第2干渉領域の幅は、好ましくは、図6の円C1の直径以下である。一方、第2干渉領域の幅が狭すぎると、実施には干渉するのに干渉しないと誤判定する確率が(特願2017―221045号参照)増大する。第2干渉領域の幅は、好ましくは、図6の円C2の直径以上である。
第2干渉領域53は、好ましくは、電線W1との交角が最大となるように設定される。ロボットハンド22が電線W1に接近する際に、把持部23、23がそのような平面内を進むことが多いからである。
第2判定工程S63は、第1判定工程S61と同様に、対象とする他の電線W2上の線分Lと第2干渉領域53との交差判定によって行なうことができる。
第2拡張干渉領域54に対する第2予備判定工程(S64)は、第2判定に先だって実施され、ロボットハンド22と他の電線W2、電線W3が干渉しない場合を、より高速な計算で発見するために行なう。
第2拡張干渉領域54は第2干渉領域53を内包する空間領域である。第2拡張干渉領域の形状や大きさは特に限定されないが、好ましくは、第2干渉領域を内包し、すべての辺が座標系のいずれかの軸に平行な6面体のうち最小のものを第2拡張干渉領域として設定する。座標系が直交座標系の場合は、この6面体は直方体である。これにより、座標の大小比較を行なうだけで、第2予備判定が実施できる。
第2拡張干渉領域54が第2干渉領域53を内包するので、第2予備判定によってハンドと他の線状物が干渉しないとの結果が得られた場合は、第2判定を省略できる。
判定の対象とする線分Lを電線W2の長さ方向にずらしながら上記判定工程S61~S64を繰り返して、他の電線W2との干渉判定が完了したら、次の他の電線W3について同じ処理を行なう。
すべての他の電線W2、W3が干渉領域51~54に含まれないと判定された場合は、制御装置32は電線W1の把持位置をロボットハンド22で把持する際に他の線状物の干渉がないと判定する。その後、電線W1を目標線状物として、その把持位置をロボット20に通知する。
いずれかの第1判定または第2判定で線分Lが第1干渉領域または第2干渉領域に含まれると判定された場合は、制御装置32は電線W1の把持位置をロボットハンド22で把持する際に他の線状物の干渉があると判定する。以後の判定工程を省略して工程S22に戻り、注目線状物を変えて同じ処理を繰り返す。制御装置32が自律的に次の注目線状物を選択する場合は、たとえば、先に3次元カメラ31から取得した電線W1~W3の3次元形状に基づいて、次に高い位置にある線状物を注目線状物として選択することができる。
何れの線状物に注目しても他の線状物と「干渉あり」と判定された場合は、線状物全体を回転させて向きを変えたり、線状物を振ったり振動させたりして線状物同士の位置関係を変化させてから、再度各工程を実施してもよい。各注目線状物の把持位置から最も近い他の線状物までの距離を干渉距離として計算しておき、干渉距離の長い線状物から把持するようにしてもよい。これにより、把持が成功しやすい順番で把持動作を実行するようロボットに指示することができる。干渉距離は、干渉判定における第1干渉領域または第2干渉領域と他の線状物との交点から把持位置までの距離を用いることで簡易に計算することができる。
以上のとおり、本関連技術の線状物把持方法によれば、線状物と他の線状物が干渉するか否かの判定結果に基づいて把持動作を実行するので、複数の線状物から1本の線状物を(特願2017―221045号参照)選んでロボットハンド22で把持することが可能となる。
ロボットハンド22の他の線状物との干渉の有無は、ロボットハンド22側のCADデータと線状物の3次元形状データを用いて、多面体との交差の有無を計算することによって実施してもよい。しかしこの方法は判定の正確さにおいて優れるが、時間のかかる処理である。
この関連技術では、注目線状物以外の線状物が第1干渉領域内に存在するか否かを、平面状の第1干渉領域と線状物との交差判定によって判定できるので、計算量が少なく、干渉の有無を高速に判定できる。第1干渉領域内に注目線状物以外の線状物が存在しない場合は、ロボットハンド22が他の線状物と干渉しないで注目線状物を把持できる蓋然性が高い。第2干渉領域についても同様である。
各判定工程を実施する順番は、第1予備判定を第1判定に先立って行ない、第2予備判定を第2判定に先立って行なう以外は、特に限定されない。上記実施形態では、第2判定工程を先に、第1判定工程を後で実施したが、この順番を逆にしてもよい。上記関連技術では、線分Lを線状物の長さ方向にずらしながら、1つの線分毎にすべての判定工程を実施したが、ある線状物について一つの判定工程(たとえば第2予備判定工程)を終えてから、改めて同じ線状物について他の判定工程(たとえば第2判定工程)を実施してもよい。
上記関連技術では、ロボットハンド22の待機位置取得(S24)に先立って注目線状物を選択したが(S22)、先にロボットハンド22の待機位置を取得し、その待機位置に基づいて注目線状物を選択してもよい。その場合は、注目線状物として最も待機位置側にある線状物を選択できる。最も待機位置側にある線状物として、待機位置の座標と当該線状物の把持位置の座標との距離が最も短い線状物を選択してもよい。これにより、把持する際に他の線状物と干渉する可能性の低い線状物を優先的に選択できる点で好ましい。
ロボットハンド22が線状物を把持する際の姿勢(把持姿勢)は、把持部と線状物が略直角をなすように把持することが好ましい。把持部に対して把持位置から先端側の線状物の向きが略垂直であれば、把持した後に加工機等に挿入する際もロボットの制御が容易になるからである。好ましくは、待機位置において、把持した際に把持部と線状物とが直角をなす向きになるように、ロボットハンド22の姿勢を調整する。その後、ロボットハンド22は、待機位置から把持位置に向かって第2干渉領域に沿って移動する。これにより、ロボットハンド22の姿勢、ロボットハンド22の移動方向、ならびに第1および第2干渉領域の平面の向きが一致するため、高精度な干渉判定が可能となる。
本実施の形態によって線状物を把持したロボットハンド22が当該線状物を種々の製造装置・加工装置まで搬送してもよい。たとえば、把持した電線の先端をロボットハンド22によって移動させ、被膜剥き加工機や端子圧着装置等に挿入してもよい。電線の先端をコネクタ等の各種部品に挿入しワイヤーハーネスを製造する工程に用いてもよい。
(実施の形態:把持制御装置および線状物把持装置)
上記のように説明した、ロボットハンド22の把持部23を用いて、当該線状物を把持する場合について検討する。具体的には、この実施の形態では、ロボットハンド22の把持部23による線状物の把持姿勢および把持位置を制御する装置を把持制御装置40と呼ぶ。
再び、図1を参照して、把持制御装置40は、ワイヤーハーネスWの3次元形状を取得する3次元カメラ31と、3次元形状に基づいて第1把持位置H1を認識し、以下に説明する所定の方法で第2把持位置H2を計算し、第1把持位置H1および第2把持位置H2をロボット20に通知する処理部と、を有する。この処理部は、制御装置32に含まれていてもよいし、別途の装置として構成してもよい。本実施の形態では、制御装置32に処理部が含まれている。
処理部は、線状物W1の3次元形状を取得する3次元カメラ31から線状物(ワイヤーハーネスW)の3次元形状を取得し、この3次元形状から線状物の先端の位置を取得し、線状物の先端の位置に基づき、把持姿勢および把持位置の情報をロボットハンド22を有するロボット20に通知することを想定している。
図1に示した全体システム10においては、ロボットハンド22を有するロボット20、3次元カメラ31、および、制御装置32を有する構成としている。この制御装置32は、ロボット20および3次元カメラ31から独立した制御装置、ロボット20が備える制御装置、および、3次元カメラ31が備える制御装置のいずれであってもよい。
本実施の形態は、1本のロボットアーム21で線状物を2か所把持してハンドリングできる機構となっているため、2本のロボットアームを用いて線状物を2か所把持する機構に比べて、各段に省コストかつ省スペースで正確な搬送を実現できる。図1においては、3次元カメラ31を2台記載しているが、3次元カメラ31は線状物(ワイヤーハーネスW)の形状を取得できればよく、1台であっても複数台であってもよい。
上記のようにして線状物の把持位置の判定を行なった後に、ロボットハンド22の把持部23を用いて、当該線状物を把持する場合に、線状物の先端近傍付近を1箇所把持することが考えられる。しかし、線状物は比較的その剛性が低い場合が多いため、線状物を把持部23を用いて一箇所のみ把持したのでは、その把持部23から先端側は不安定となる場合がある。このような場合、線状物を把持して所定の加工孔に挿入しようと移動させても、先端側が不安定になっているため、挿入できないことが懸念される。
さらに、把持部23で把持した線状物の先端側とは反対側(後端側)には線状物が連続して繋がっている場合がある。この場合には、後端側の線状物の重量がロボットハンドの把持部23に加わることで、把持部23による線状物の把持が不安定になることが懸念される。
線状物を把持して所定位置まで移動させる場合、線状物がたわむことによって、移動中に他の部品や障害物に線状物が接触してしまうことが懸念される。ロボットが線状物を把持して所定のケースに収納する場合、把持している最中に線状物の形状が想定外の形状になると、所定のケースに線状物を収納できないことがある。
そこで、本実施の形態では、安定的に線状物を把持し移動することが可能なように、線状物を二カ所把持することが可能な構成を備える把持制御装置および線状物把持装置について、以下説明する。
図9および図10を参照して、本実施の形態の線状物把持装置220について説明する。上記したロボットハンド22は、線状物把持装置220を含んでいる。図9は、線状物の把持位置を示す模式図、図10は、線状物把持装置220の構成を示す概略図である。
図9を参照して、本実施の形態に用いる線状物は、電線W1、電線W2、電線W3が束ねられたワイヤーハーネスWを用いる。電線W1、電線W2、電線W3は、ワイヤーハーネスWの被覆束部W10の先端部分から被覆が取り除かれて露出した状態(露出細線部)となっている。
本実施の形態では、電線W1の先端を所定の位置に搬送することを想定している。線状物把持装置220は、電線W1の先端側から所定距離L1の位置にある露出細線部の位置(第1把持位置H1)と、第1把持位置H1よりもワイヤーハーネスWの先端側から遠い位置にあるL1+L2の位置(第2把持位置H2)の被覆束部W10とを、把持する。
いずれの電線を選択するか、また、選択された電線W1の第1把持位置H1は、上述の把持位置の判定工程を採用することにより決定される。被覆束部W10の第2把持位置H2については、後述の決定方法または計算方法によって決まる位置となる。本実施の形態では、第1把持位置H1として、電線W1の先端からの距離L1は、約10mmに設定した。第1把持位置H1と第2把持位置H2との距離L2は、約100mmに設定した。距離L1および距離L2は、線状物の種類、重量等に応じて適宜最適な距離に設定することができる。
図10を参照して、線状物把持装置220は、電線W1の第1把持位置H1を把持する第1把持装置22AおよびワイヤーハーネスWの第2把持位置H2を把持する第2把持装置22Bを含む。第1把持装置22Aおよび第2把持装置22Bは、ブリッジ部材25により一体となるように連結されている。さらに、ブリッジ部材25には、ロボットアーム21の先端側に連結された連結部材26が取り付けられている。
第1把持装置22Aは、第1本体装置24Aを有する。第1本体装置24Aの先端部分には、電線W1の第1把持位置H1を把持する一対のグリップハンド23a,23aが設けられている。
一対のグリップハンド23a,23aは、第1本体装置24Aの内部に設けられたアクチュエータ(図示省略)により、図中の矢印P方向に開閉可能に設けられている。グリップハンド23a,23aの開閉動作は、上述の制御装置32において制御される。
一対のグリップハンド23a,23aは、平板状の部材が用いられている。これにより、比較的細い線径の電線W1であっても安定的に把持することができる。
第2把持装置22Bも、第1把持装置22Aと同様に、第2本体装置24Bを有する。第2本体装置24Bの先端部分には、被覆束部W10の第2把持位置H2を把持する一対のグリップハンド23b,23bが設けられている。
一対のグリップハンド23b,23bは、第2本体装置24Bの内部に設けられたアクチュエータ(図示省略)により、図中の矢印P方向に開閉可能に設けられている。一対のグリップハンド23b,23bの開閉動作は、上述の制御装置32において制御される。
図10中において、ワイヤーハーネスWの延びる方向をX方向とすると、第1把持装置22Aおよび第2把持装置22Bが位置する方向は、X方向に対して直交するZ方向となる。つまり、ワイヤーハーネスの把持姿勢は、第1把持位置および第2把持位置において、ワイヤーハーネスと把持部であるグリップハンド23a,23aおよび23b,23bとが直交する姿勢となる。一対のグリップハンド23a,23aおよび一対のグリップハンド23b,23bが開閉する図中の矢印P方向は、X方向およびZ方向の両方に直交するY方向となる。ここで、直交とは厳密な意味での90度でなくても、以下に示す本実施の形態の効果が得られる範囲での多少の誤差を含むものとする。
一対のグリップハンド23b,23bは、平板状の部材が用いられている。これにより、比較的細い線径の電線W1であっても安定的に把持することができる。
以上、本実施の形態における線状物把持装置220によれば、電線W1の第1把持位置H1を第1把持装置22Aにより把持し、被覆束部W10を第2把持装置22Bにより把持している。これにより、線状物把持装置220は、ワイヤーハーネスWを2カ所保持することとなる。その結果、ワイヤーハーネスWを安定的に保持し、ロボットハンド22を用いて、電線W1の先端部を所定の位置に正確に搬送することができる。
第2把持位置H2は、第1把持位置H1から所定距離離れた位置に第2把持装置22Bを設けることで決定されているがこの決定方法には限定されない。たとえば、他のロボットアームがすでに線状物を掴んでいた場合(他のロボットアームからワイヤーハーネスを受け取るような場合)、当該他のロボットアームの掴んでいる位置情報から第2把持位置H2を決定してもよい。
さらに、第2把持位置H2は、ワイヤーハーネスWの3次元形状、線状物把持装置220の形状および線状物把持装置220の可動域のうち少なくとも1つに基づいて計算されるとよい。線状物把持装置220の可動域に基づいて決定されるとは、第2把持位置H2が、ロボット20および線状物把持装置220の稼働範囲内であるか否かを判定する可動領域判定を行なう。判定結果が可動領域外であった場合、別の把持位置を第2把持位置として、再判定してもよいし、ワイヤーハーネスWの姿勢を変える情報(回転、移動など)をロボット20に通知してもよい。
把持対象の線状物としては、ワイヤーハーネスWに限定されない。電線、はんだ、紐、糸、繊維、ガラス繊維、光ファイバ、チューブ、乾麺等が挙げられる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 全体システム、20 ロボット、21 ロボットアーム、22 ロボットハンド、31 3次元カメラ(ステレオカメラ)、32 制御装置、40 把持制御装置、51 第1干渉領域、52 第1拡張干渉領域、53 第2干渉領域、54 第2拡張干渉領域。22A 第1把持装置、22B 第2把持装置、23 把持部、23a,23b グリップハンド、24A 第1本体装置、24B 第2本体装置、25 ブリッジ部材、26 連結部材、220 線状物把持装置、H1 第1把持位置、H2 第2把持位置。

Claims (6)

  1. 線状物を把持可能な線状物把持装置を備えたロボットに対して前記線状物の把持情報を前記ロボットに通知する把持制御装置であって、
    前記線状物の3次元形状を取得する3次元カメラと、
    前記3次元形状に基づいて第1把持位置を認識し、所定の方法で第2把持位置を計算し、前記第1把持位置および前記第2把持位置を前記ロボットに通知する処理部と、
    を有する把持制御装置。
  2. 前記第2把持位置は、前記3次元形状、前記線状物把持装置の形状および前記線状物把持装置の可動域のうち少なくとも1つに基づいて計算される、
    請求項1に記載の把持制御装置。
  3. 前記処理部は、前記線状物把持装置が前記第1把持位置および前記第2把持位置を把持する際の把持姿勢もさらに通知する、
    請求項1または2のいずれか1項に記載の把持制御装置。
  4. 前記把持姿勢は、前記第1把持位置において前記線状物と前記線状物把持装置の把持部とが直交する姿勢である、
    請求項3に記載の把持制御装置。
  5. 前記線状物は、複数の細線が被覆材で覆われた多芯線であるとともに、複数の前記細線が露出した露出細線部と、被覆材により覆われた被覆束部とを含み、
    前記第1把持位置は、前記露出細線部に位置し、
    前記第2把持位置は、前記被覆束部に位置する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の把持制御装置。
  6. 前記ロボットは1台の多関節ロボットであり、
    前記処理部は、前記多関節ロボットに設けたロボットハンドで把持可能な前記第1把持位置および前記第2把持位置を前記多関節ロボットに通知する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の把持制御装置。
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