JP7139789B2 - 中継装置及び中継処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、中継装置及び中継処理プログラムに関する。
特許文献1には、ネットワーク機器を交換する際に交換後のネットワーク機器に対して交換前のネットワーク機器と同一のネットワーク情報を簡単に設定可能とすることを課題とし、ネットワーク情報を含む設定ファイルを保有するコンピュータ装置を、交換後のネットワーク機器と通信ケーブルで接続するとともに交換前のネットワーク機器に対応したネットワーク情報を含む設定ファイルを選択し、選択された設定ファイルがコンピュータ装置から通信ケーブルを介して設定対象のネットワーク機器に転送され、転送された設定ファイルに含まれるネットワーク情報が設定対象のネットワーク機器のネットワーク情報として設定され、故に、ネットワーク機器を交換する際に交換後のネットワーク機器に対して交換前のネットワーク機器と同一のネットワーク情報を簡単に設定可能となることが開示されている。
特許文献2には、好ましくは現在のIPv4ーIPv6規格に適合した不均質な通信ネットワークが提供され、該ネットワークは一つまたは複数の候補装置を含むいくつかの相互接続されたノードを含み、さらに、該ノードのいくつかはデータルーターとして動作でき、既存のルーティングノードが動作不能になった場合にルーティング機能を引き受けるために候補装置を使うことを含む、ルーターの動作を動的に組織化する方法を提供し、さらに、ネットワーク内でノードの存在を知らせるために、ノードのためのリンクローカルルーター広告を利用し、さらに、ネットワークは、ノードのうちのどれがルーターとして動作することが許されるかの審判者となるべく監視器を用い、ノードは、ルーターの割り当てにおける不一致および/または衝突が動作中に生じた場合には、この監視器と通信するよう構成され、監視器の使用により、ネットワークはルーターが動的に再構成可能となるためより堅牢になることができることが開示されている。
特許文献3には、コールエージェントの収容端末を別のコールエージェントに正確に移設させる端末収容切替システム及び方法を提供することを課題とし、対向端末の間で呼制御を行い通信する複数の端末を収容する1又は複数の第1の呼制御仲介装置と、呼制御仲介装置の可変アドレスを端末に対して与える可変アドレス設定手段とを備え、各第1の呼制御仲介装置は、保持している各収容端末の加入者情報を、切替先の第2の呼制御仲介装置に与えて移設させ、メッセージ転送手段が、加入者情報の移設後、各第1の呼制御仲介装置宛又は各第2の呼制御仲介装置宛の呼制御メッセージを、各第2の呼制御仲介装置宛又は各第1の呼制御仲介装置宛に変換して転送し、可変アドレス設定手段が各収容端末に対して割り当てた呼制御仲介装置の可変アドレスを、第1の呼制御仲介装置から第2の呼制御仲介装置に変更することが開示されている。
特開2011-071774号公報 特表2007-515909号公報 特開2010-041088号公報
通信回線の中継装置を交換する場合、通信回線を一時的に切り離すことなく、交換をすることは可能である。しかし、交換前の中継装置の設定情報を交換後の中継装置に設定するために、その設定情報を保持する別の装置(交換前の中継装置、交換後の中継装置ではない装置)が必要である。
本発明は、通信回線の中継装置を交換する場合にあって、交換前の中継装置の設定情報を保持するための別の装置なしに、通信回線の中継装置を交換することができる中継装置及び中継処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。なお、以下の「請求項」とあるのは、出願当初の請求項である。
請求項1の発明は、自中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、前記設定情報を記憶する記憶手段と、前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段を有する中継装置である。
請求項2の発明は、前記スイッチングハブに機器が通信可能に接続されている場合、該スイッチングハブと該機器との通信状態を、前記指示手段により遮断を指示する前に前記自中継装置に伝送する伝送手段をさらに含む請求項1に記載の中継装置である。
請求項3の発明は、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続が遮断された場合に、前記通信状態を前記機器に送信する送信手段をさらに含む請求項2に記載の中継装置である。
請求項4の発明は、前記受信手段は、自中継装置と前記スイッチングハブが接続された場合、自中継装置と前記第1の中継装置の前記設定情報について異なる設定情報を受信する、請求項1に記載の中継装置である。
請求項5の発明は、異なる設定情報がない場合、共有IPアドレスとして接続を行う、請求項4に記載の中継装置である。
請求項6の発明は、スイッチングハブと既に通信可能となっている自中継装置に、第2の中継装置から通信に必要な設定情報の要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段によって受信された要求にしたがって、自中継装置の設定情報を送信する送信手段と、前記第2の中継装置から前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断の指示を受信する指示受信手段を有する中継装置である。
請求項7の発明は、前記設定情報が前記第2の中継装置に適用された後に、自中継装置のIPアドレスを前記第2の中継装置と自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線の接続を行う接続手段をさらに含む請求項6に記載の中継装置である。
請求項8の発明は、前記接続手段により前記共有IPアドレスで前記スイッチングハブの通信回線の接続ができ、前記指示受信手段が遮断の指示を受信した場合に、前記自中継装置から前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断をする遮断手段をさらに含む請求項7に記載の中継装置である。
請求項9の発明は、コンピュータを、自中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、前記設定情報を記憶する記憶手段と、前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段として機能させるための中継処理プログラムである。
請求項10の発明は、コンピュータを、スイッチングハブと既に通信可能となっている自中継装置に、第2の中継装置から通信に必要な設定情報の要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段によって受信された要求にしたがって、自中継装置の設定情報を送信する送信手段と、前記第2の中継装置から前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断の指示を受信する指示受信手段として機能させるための中継処理プログラムである。
請求項1の中継装置によれば、通信回線の中継装置の交換後の中継装置にあって、設定情報を保持する別の装置がなくても一時的に通信回線を切り離さず、交換が可能である。
請求項2の中継装置によれば、スイッチングハブに機器が通信可能に接続されている場合、そのスイッチングハブとその機器との通信状態を、遮断前に自中継装置に保持することができる。
請求項3の中継装置によれば、交換後の中継装置とスイッチングハブとの通信回線の接続が遮断された場合に、通信状態を機器に復元することができる。
請求項4の中継装置によれば、全ての設定情報を受信する場合よりも中継装置の交換にかかる時間を短くすることができる。
請求項5の中継装置によれば、設定情報を受信して記憶する場合に比べて中継装置の交換にかかる時間を短くすることができる。
請求項6の中継装置によれば、通信回線の中継装置を交換する場合の交換前の中継装置にあって、設定情報を保持する別の装置がなくても一時的に通信回線を切り離さず、交換が可能である。
請求項7の中継装置によれば、設定情報が交換後の中継装置に適用された後に、交換前の自中継装置のみで自中継装置のIPアドレスを第2の中継装置と自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線の接続を行うことができる。
請求項8の中継装置によれば、共有IPアドレスとスイッチングハブの通信回線の接続ができ、遮断の指示を受信した場合に、交換前の自中継装置のみでスイッチングハブとの通信回線の接続の遮断をすることができる。
請求項9の中継処理プログラムによれば、通信回線の中継装置を交換する場合の交換後の中継装置にあって、設定情報を保持する別の装置がなくても一時的に通信回線を切り離さず、交換が可能である。
請求項10の中継処理プログラムによれば、通信回線の中継装置を交換する場合の交換前の中継装置にあって、設定情報を保持する別の装置がなくても一時的に通信回線を切り離さず、交換が可能である。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 設定情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスクドライブ、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である通信回線の中継装置であって、中継装置100Aは交換後の中継装置(新しい中継装置、第2の中継装置の一例)であって、中継装置100Bは交換前の中継装置(古い中継装置、第1の中継装置の一例)である。つまり、それまでは、中継装置100Bが使われていたが、中継装置100Bを中継装置100Aに交換するものである。
「中継装置」とは、一般的には、ゲートウェイ装置と言われるものを含む。例えば、ネットサーバとスイッチングハブとの中継装置が該当する。なお、中継装置は、Webフィルタリング機能、アンチウイルス機能等を有しており、管理者情報が登録してあるものであってもよい。
本実施の形態の中継装置100Aは、初期の段階(交換前の状態)では、通信回線に接続されておらず、一般的には、それまで使用されている中継装置100Bとは異なる設定情報を有している。例えば、中継装置100Aは交換後ゲートウェイ装置であり、中継装置100Bは交換前ゲートウェイ装置である。
中継装置100Aから先に説明する。
中継装置100Aは、データ送受信(A)モジュール105A、クラスタ化実行モジュール110A、設定情報受信モジュール115A、設定情報記憶モジュール120A、データ送受信(B)モジュール125Aを有している。
データ送受信(A)モジュール105Aは、クラスタ化実行モジュール110A、設定情報受信モジュール115A、データ送受信(B)モジュール125A、スイッチングハブ180と接続されている。データ送受信(A)モジュール105Aは、中継装置100Aとスイッチングハブ180が通信可能となった場合、そのスイッチングハブ180と既に通信可能となっている中継装置100B(第1の中継装置の一例)に、通信に必要な設定情報を要求する。
「通信に必要な設定情報」として、例えば、以下の情報がある。
・通信回線情報(クライアントPCのIP、通信回線体系等)
・Webフィルタリング設定(ホワイトリスト、ブラックリスト等)
・アンチウイルス設定情報(ON/OFF、個別設定等)
・ログ(ウイルス検知履歴、通信履歴等)
・管理者、ユーザー等に関する情報
次に、データ送受信(A)モジュール105Aは、その要求に対応して中継装置100Bから送信された設定情報を受信し、設定情報受信モジュール115Aに送信する。
そして、データ送受信(A)モジュール105Aは、クラスタ化実行モジュール110Aにより共有IPアドレス(共有のIPアドレス)によってスイッチングハブ180との通信が可能となった場合に、中継装置100Bに対して中継装置100Bとスイッチングハブ180との通信回線の接続の遮断を指示する。ここで、遮断の指示を行うときに中継装置100Bに対して、中継装置100Bに記録されている設定情報の削除を指示してもよい。また、設定情報が削除された後に遮断の指示を行ってもよい。
また、データ送受信(A)モジュール105Aは、スイッチングハブ180に機器が通信可能に接続されている場合、そのスイッチングハブ180とその機器との通信状態を、遮断を指示する前に中継装置100Aに伝送するようにしてもよい。
ここでの「機器」とは、スイッチングハブ180に通信可能に接続されているものであればよく、クライアントPC(パソコン)、モバイル端末等が該当する。
「通信状態」として、機器への伝送状態を示す情報等がある。データ送受信(A)モジュール105Aは、その通信状態を引き継ぐことによって、機器との再度の通信確立処理を行うことなく、継続して、通信を継続することができる。
そして、データ送受信(A)モジュール105Aは、中継装置100Bとスイッチングハブ180との通信回線の接続が遮断された場合に、通信状態を機器に送信するようにしてもよい。
中継装置100Aが、中継装置100Bと機器との接続を引き継ぐようにしたことを機器に通知するものであり、その機器は、中継装置100Bが中継装置100Aに交換された後も、中継装置100Aとの通信を新たに行うのではなく(通信セッションを新たに生成する必要なく、中継装置100Bとの通信の続きを中継装置100Aと行うようにすればよいことになる。
クラスタ化実行モジュール110Aは、データ送受信(A)モジュール105Aと接続されている。クラスタ化実行モジュール110Aは、設定情報の受信後、交換前後の中継装置100Bと中継装置100Aをクラスタ化する。ここで、クラスタ化実行モジュール110Aにおけるクラスタ化とは、設定情報を設定情報記憶モジュール120Aに記憶した後、中継装置100BのIPアドレスを、中継装置100Bと中継装置100Aの共有IPアドレスとして通信回線との接続を行うことである。
設定情報受信モジュール115Aは、データ送受信(A)モジュール105A、設定情報記憶モジュール120Aと接続されている。設定情報受信モジュール115Aは、データ送受信(A)モジュール105Aによって受信された設定情報を設定情報記憶モジュール120Aに記憶させる(いわゆる設定情報を適用する)。
また、設定情報受信モジュール115Aは、中継装置100Aとスイッチングハブ180が接続された場合、中継装置100Aと中継装置100Bの設定情報について異なる設定情報をデータ送受信(A)モジュール105Aを介して受信するようにしてもよい。
そして、データ送受信(A)モジュール105Aは、異なる設定情報がない場合、共有IPアドレスとして接続を行うようにしてもよい。
設定情報記憶モジュール120Aは、設定情報受信モジュール115Aと接続されている。設定情報記憶モジュール120Aは、設定情報受信モジュール115Aから送信された設定情報を記憶する。
データ送受信(B)モジュール125Aは、データ送受信(A)モジュール105と接続されており、また、通信回線190を介して、中継装置100Bのデータ送受信(B)モジュール125Bと接続されている。データ送受信(B)モジュール125Aは、通信回線190との通信を行う。また、データ送受信(A)モジュール105Aと連携して、スイッチングハブ180と接続されている通信回線に接続されている機器(一般的に、クライアント装置と言われる)と通信回線190に接続されている機器(一般的に、サーバー装置と言われる)との間の通信を中継する。
次に、中継装置100Bを説明する。
中継装置100Bは、データ送受信(A)モジュール105B、クラスタ化実行モジュール110B、設定情報送信モジュール115B、設定情報記憶モジュール120B、データ送受信(B)モジュール125Bを有している。
データ送受信(A)モジュール105Bは、クラスタ化実行モジュール110B、設定情報送信モジュール115B、データ送受信(B)モジュール125B、スイッチングハブ180と接続されている。データ送受信(A)モジュール105Bは、スイッチングハブ180と既に通信可能となっている中継装置100Bに対する中継装置100Aからの「通信に必要な設定情報の要求」を受信する。
また、データ送受信(A)モジュール105Bは、中継装置100Aからスイッチングハブ180との通信回線の接続の遮断の指示を受信する。
データ送受信(A)モジュール105Bは、クラスタ化実行モジュール110Bにより共有IPアドレスでスイッチングハブ180の通信回線の接続ができ、中継装置100Aから遮断の指示を受信した場合に、中継装置100Bからスイッチングハブ180との通信回線の接続の遮断をする。つまり、遮断の指示を受信した後に、データ送受信(A)モジュール105Bは、中継装置100Bとスイッチングハブ180との通信回線の接続を遮断する。そして、その後は、一般的に中継装置100Bの電源断、中継装置100Bの撤去等が行われる。ここで、遮断の指示と同時に設定情報の削除の指示も受信した場合、中継装置100Bは設定情報の削除を行うようにしてもよい。また、設定情報を削除した後にスイッチングハブ180との通信回線の接続の遮断を行ってもよい。
クラスタ化実行モジュール110Bは、データ送受信(A)モジュール105Bと接続されている。クラスタ化実行モジュール110Bは、設定情報の送信後、交換前後の中継装置100Bと中継装置100Aをクラスタ化する。ここで、クラスタ化実行モジュール110Bにおけるクラスタ化とは、設定情報が中継装置100Aに適用された後に、中継装置100BのIPアドレスを中継装置100Aと中継装置100Bの共有IPアドレスとして通信回線の接続を行うことである。
設定情報送信モジュール115Bは、データ送受信(A)モジュール105B、設定情報記憶モジュール120Bと接続されている。設定情報送信モジュール115Bは、データ送受信(A)モジュール105Bによって受信された要求にしたがって、中継装置100Bの設定情報(設定情報記憶モジュール120Bに記憶されている設定情報)をデータ送受信(A)モジュール105Bを介して中継装置100Aに送信する。
設定情報記憶モジュール120Bは、設定情報送信モジュール115Bと接続されている。設定情報記憶モジュール120Bは、中継装置100Bの設定情報を記憶している。
データ送受信(B)モジュール125Bは、データ送受信(A)モジュール105と接続されており、また、通信回線190を介して、中継装置100Aのデータ送受信(B)モジュール125Aと接続されている。データ送受信(B)モジュール125Bは、通信回線190との通信を行う。また、データ送受信(A)モジュール105Bと連携して、スイッチングハブ180と接続されている通信回線に接続されている機器と通信回線190に接続されている機器との間の通信を中継する。
なお、中継装置100Aは、中継装置100Bの構成(モジュール群)を有していてもよい。つまり、中継装置100Aが普通に使用されるようになった後は、交換対象(つまり、中継装置100Aが交換前ゲートウェイ装置)となるので、その後の交換のためである。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
クライアントPC270は、スイッチングハブ180と接続されている。クライアントPC270は、前述の機器の一例である。クライアントPC270は、スイッチングハブ180、中継装置100(中継装置100A又は中継装置100B)を介して、インターネット290(図1の例に示した通信回線190の一例)に接続されているサーバー等との通信を行う。インターネット290、スイッチングハブ180とクライアントPC270との通信回線は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよい。スイッチングハブ180とクライアントPC270との通信回線は、例えば、通信インフラとしてのイントラネット等であってもよい。
中継装置100Aは、スイッチングハブ180、インターネット290と接続されている。中継装置100Aは、例えば交換後ゲートウェイ装置である。
中継装置100Bは、スイッチングハブ180、インターネット290と接続されている。中継装置100Bは、例えば交換前ゲートウェイ装置である。つまり、中継装置100Bを中継装置100Aに交換する例を示している。
スイッチングハブ180は、中継装置100A、中継装置100B、クライアントPC270と接続されている。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、交換後の装置である中継装置100Aを配置する。もちろんのことながら、この状態では、中継装置100Bのみがゲートウェイ装置としての役割を有しており、スイッチングハブ180と中継装置100Bが接続されている状態である。
ステップS304では、スイッチングハブ180と中継装置100Aを接続し、交換前の装置である中継装置100Bから交換後の装置である中継装置100Aに設定情報を送信する。ステップS304の詳細な処理については、図5の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS306では、中継装置100AはステップS304で送信された設定情報を設定情報記憶モジュール120Aに記憶する。
ステップS308では、中継装置100Aが正常稼働可能であるか否かを判断し、正常稼働可能の場合はステップS310へ進み、それ以外の場合は正常稼働可能となるまで待機する。具体的には、中継装置100Aがゲートウェイ装置として正常に動作可能であることを確認する処理である。
ステップS310では、中継装置100Aと中継装置100Bがクラスタ化する。中継装置100BのIPアドレスを共有アドレス(仮想アドレス)として、中継装置100Aと中継装置100Bでクラスタ化構成を作る。共有アドレスは、マスタとなる装置が持ち、その装置がロードバランサとしての機能を担う。クラスタ化は、既知の技術であり、本実施の形態では冗長化構成となる。マスタとなる装置は、本処理の前半では中継装置100Bであり、本処理の終了直前では中継装置100Aである。具体的には、2つの装置において、同じゲートウェイ装置としての動作が可能(両者ともアクティブ状態)となる。
ステップS312では、中継装置100Aと中継装置100Bとで通信が可能であるか否かを判断し、通信が可能である場合はステップS314へ進み、それ以外の場合は通信が可能となるまで待機する。つまり、クラスタ化処理の完了を待機している。
ステップS314では、中継装置100Bをスイッチングハブ180から切り離す。つまり、物理的に切り離しを行い、この後は、中継装置100Aがゲートウェイ装置としての役割を有することになる。
図3の例に示したフローチャート内のステップS304で送信される設定情報は、例えば、設定情報テーブル400がある。図4は、設定情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。
設定情報テーブル400は、ネットワーク情報欄410、Webフィルタリング設定欄420、アンチウイルス設定欄430、ログ情報欄440、管理者情報欄450、ユーザー情報欄460を有しており、ネットワーク情報欄410は、クライアントPCのIPアドレス欄412、ネットワーク体系情報欄414等を有しており、Webフィルタリング設定欄420は、ホワイトリスト欄422、ブラックリスト欄424等を有しており、アンチウイルス設定欄430は、ON/OFF欄432、個別設定欄434等を有しており、ログ情報欄440は、ウイルス検知履歴欄442、通信履歴欄444等を有しており、管理者情報欄450は、ユーザーID欄452等を有しており、ユーザー情報欄460は、ユーザーID欄462等を有している。
ネットワーク情報欄410は、ネットワーク情報を記憶している。クライアントPCのIPアドレス欄412は、クライアントPCのIPアドレスを記憶している。ネットワーク体系情報欄414は、ネットワーク体系情報を記憶している。Webフィルタリング設定欄420は、Webフィルタリング設定を記憶している。ホワイトリスト欄422は、ホワイトリストを記憶している。ブラックリスト欄424は、ブラックリストを記憶している。アンチウイルス設定欄430は、アンチウイルス設定を記憶している。ON/OFF欄432は、ON/OFFを記憶している。個別設定欄434は、個別設定を記憶している。ログ情報欄440は、ログ情報を記憶している。ウイルス検知履歴欄442は、ウイルス検知履歴を記憶している。通信履歴欄444は、通信履歴を記憶している。管理者情報欄450は、管理者情報を記憶している。ユーザーID欄452は、本実施の形態において、ユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID:IDentification)を記憶している。ユーザー情報欄460は、ユーザー情報を記憶している。ユーザーID欄462は、ユーザーIDを記憶している。
図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図3の例に示すフローチャートのステップS304の処理例である。中継装置100Aと中継装置100Bとの間の処理例を示すものである。
ステップS502では、中継装置100Aは、ブロードキャストで交換対象装置の検索パケットを送信する。もちろんのことながら、中継装置100Bも送信先となる。
ステップS504では、中継装置100Bは、検索パケットを受信後、交換後の装置である中継装置100Aに肯定応答パケットを送信する。
ステップS506では、中継装置100Aは、肯定応答パケットを受信後、中継装置100Bに対し、設定情報取得リクエストを送信する。
ステップS508では、中継装置100Bは、中継装置100Aから設定情報取得リクエストを受信する。
ステップS510では、中継装置100Bは、設定情報の送信は必要であるか否かを判断し、必要である場合はステップS512へ進み、それ以外の場合はステップS516へ進む。つまり、設定情報を複数回に分けて送信するので、送信する設定情報が残っているかチェックする(送信完了ならステップS516へ進む)。
ステップS512では、中継装置100Bは、(1パケット分の設定情報にシリアル番号を付した情報)を中継装置100Aに1パケット分、送信する。
ステップS514では、中継装置100Aは、中継装置100Bからの受信パケットをチェックし、OKであれば、次のデータ(次の1パケット分の設定情報)を要求するステップS506へ戻り、NGであれば、再度の設定情報取得リクエスト(再送要求)を送信するステップS506へ戻る。ステップS506からステップS514までの処理を、必要分だけ(設定情報の全てを送信するまで)繰り返すことになる。
ステップS516では、中継装置100Bは、設定情報送信完了通知を中継装置100Aに送信する。
ステップS518では、中継装置100Aは、中継装置100Bから設定情報送信完了通知を受信し、処理を終了する。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図3の例に示すフローチャートのステップS310の後の処理例である。つまり、スイッチングハブ180に接続されている機器(例えば、クライアントPC270等)との通信を中継装置100Bから中継装置100Aに引き継ぐための処理例である。
ステップS602では、交換前装置である中継装置100Bにセッション情報があるか否かを判断し、ある場合はステップS604へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS699)。セッション情報は、もちろんのことながら、機器と中継装置100Bとが通信を行うための情報である。
ステップS604では、スイッチングハブ180に対して、現在のセッションにおける通信相手を交換後の装置である中継装置100Aと通信するように指示する。
ステップS606では、対象のセッション移行を完了し、ステップS602へ戻る。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図7に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU701を用い、記憶装置としてRAM702、ROM703、HDD704を用いている。HDD704として、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュ・メモリであるSSD(Solid State Drive)等を用いてもよい。データ送受信(A)モジュール105、クラスタ化実行モジュール110、設定情報受信モジュール115A、設定情報送信モジュール115B、データ送受信(B)モジュール125等のプログラムを実行するCPU701と、そのプログラムやデータを記憶するRAM702と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM703と、設定情報記憶モジュール120等としての機能を有する補助記憶装置であるHD704と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク、カメラ(視線検知カメラ等を含む)等に対する利用者の操作(動作、音声、視線等を含む)に基づいてデータを受け付ける受付装置706と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置705と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース707、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス708により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図7に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図7に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)や再構成可能な集積回路(field-programmable gate array:FPGA)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図7に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…中継装置
105…データ送受信(A)モジュール
110…クラスタ化実行モジュール
115A…設定情報受信モジュール
115B…設定情報送信モジュール
120…設定情報記憶モジュール
125…データ送受信(B)モジュール
180…スイッチングハブ
190…通信回線
270…クライアントPC
290…インターネット

Claims (15)

  1. 自中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、
    前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段と、
    前記スイッチングハブに機器が通信可能に接続されている場合、該スイッチングハブと該機器との通信状態を、前記指示手段により遮断を指示する前に前記自中継装置に伝送する伝送手段と、
    前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続が遮断された場合に、前記通信状態を前記機器に送信する送信手段
    を有する中継装置。
  2. 前記受信手段は、自中継装置と前記スイッチングハブが接続された場合、自中継装置と前記第1の中継装置の前記設定情報について異なる設定情報を受信する、
    請求項1に記載の中継装置。
  3. 異なる設定情報がない場合、共有IPアドレスとして接続を行う、
    請求項に記載の中継装置。
  4. 自中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、
    前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段
    を有し、
    前記受信手段は、自中継装置と前記スイッチングハブが接続された場合、自中継装置と前記第1の中継装置の前記設定情報について異なる設定情報を受信する、
    中継装置。
  5. 異なる設定情報がない場合、共有IPアドレスとして接続を行う、
    請求項4に記載の中継装置。
  6. 前記スイッチングハブに機器が通信可能に接続されている場合、該スイッチングハブと該機器との通信状態を、前記指示手段により遮断を指示する前に前記自中継装置に伝送する伝送手段
    をさらに含む請求項に記載の中継装置。
  7. 前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続が遮断された場合に、前記通信状態を前記機器に送信する送信手段
    をさらに含む
    請求項に記載の中継装置。
  8. 第2の中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、
    前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自第2の中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段と、
    前記スイッチングハブに機器が通信可能に接続されている場合、該スイッチングハブと該機器との通信状態を、前記指示手段により遮断を指示する前に前記自第2の中継装置に伝送する伝送手段と、
    前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続が遮断された場合に、前記通信状態を前記機器に送信する送信手段
    を有する第2の中継装置と、
    スイッチングハブと既に通信可能となっている自第1の中継装置に、第2の中継装置から通信に必要な設定情報の要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段によって受信された要求にしたがって、自第1の中継装置の設定情報を送信する送信手段と、
    前記第2の中継装置から前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断の指示を受信する指示受信手段
    を有する第1の中継装置
    を有する中継システム。
  9. 前記第1の中継装置は、
    前記設定情報が前記第2の中継装置に適用された後に、自中継装置のIPアドレスを前記第2の中継装置と自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線の接続を行う接続手段
    をさらに含む請求項に記載の中継システム
  10. 前記第1の中継装置は、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスで前記スイッチングハブの通信回線の接続ができ、前記指示受信手段が遮断の指示を受信した場合に、前記自中継装置から前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断をする遮断手段
    をさらに含む請求項に記載の中継システム
  11. 第2の中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、
    前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自第2の中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段
    を有し、
    前記受信手段は、自第2の中継装置と前記スイッチングハブが接続された場合、自第2の中継装置と前記第1の中継装置の前記設定情報について異なる設定情報を受信する、
    第2の中継装置と、
    スイッチングハブと既に通信可能となっている自第1の中継装置に、第2の中継装置から通信に必要な設定情報の要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段によって受信された要求にしたがって、自第1の中継装置の設定情報を送信する送信手段と、
    前記第2の中継装置から前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断の指示を受信する指示受信手段
    を有する第1の中継装置
    を有する中継システム。
  12. 前記第1の中継装置は、
    前記設定情報が前記第2の中継装置に適用された後に、自中継装置のIPアドレスを前記第2の中継装置と自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線の接続を行う接続手段
    をさらに含む請求項11に記載の中継システム
  13. 前記第1の中継装置は、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスで前記スイッチングハブの通信回線の接続ができ、前記指示受信手段が遮断の指示を受信した場合に、前記自中継装置から前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断をする遮断手段
    をさらに含む請求項12に記載の中継システム
  14. コンピュータを、
    自中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、
    前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段と、
    前記スイッチングハブに機器が通信可能に接続されている場合、該スイッチングハブと該機器との通信状態を、前記指示手段により遮断を指示する前に前記自中継装置に伝送する伝送手段と、
    前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続が遮断された場合に、前記通信状態を前記機器に送信する送信手段
    として機能させるための中継処理プログラム。
  15. コンピュータを、
    自中継装置とスイッチングハブが通信可能となった場合、該スイッチングハブと既に通信可能となっている第1の中継装置に、通信に必要な設定情報を要求する要求手段と、
    前記要求手段により要求された前記設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記設定情報を前記記憶手段に記憶した後、前記第1の中継装置のIPアドレスを前記第1の中継装置と前記自中継装置の共有IPアドレスとして通信回線との接続を行う接続手段と、
    前記接続手段により前記共有IPアドレスによって前記スイッチングハブとの通信が可能となった場合に、前記第1の中継装置と前記スイッチングハブとの通信回線の接続の遮断を指示する指示手段
    として機能させ
    前記受信手段は、自中継装置と前記スイッチングハブが接続された場合、自中継装置と前記第1の中継装置の前記設定情報について異なる設定情報を受信する、
    中継処理プログラム。
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