JP7138036B2 - 管継手および管の接合方法 - Google Patents

管継手および管の接合方法 Download PDF

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Description

本発明は、受口に挿し口が挿入された管継手および管の接合方法に関する。
従来、この種の管継手としては、例えば図28,図29に示すように、一方の管101の受口102に他方の管103の挿し口104が挿入され、受口102の内周と挿し口104の外周との間に環状のシール部材収容空間が形成され、シール部材収容空間に、受口102の内周と挿し口104の外周との間をシールする円環状のゴム製のシール部材106が収容されているものがある。このような管継手100の受口102の内部には、割輪107を介して、シール部材106をシール部材収容空間に押圧して圧縮状態に保つ押輪108が設けられている。
押輪108と受口102の奥端面110との間には、ボルト111と継ぎ棒112とが管周方向において複数本ずつ設けられている。ボルト111は押輪108に螺合しており、押輪108からのボルト111のねじ出しにともなって、継ぎ棒112が受口102の奥端面110を押圧することで、その反力により押輪108が割輪107を介してシール部材106をシール部材収容空間に押し込み、シール部材106が圧縮状態に保たれて所定のシール機能を発揮する。
また、押輪108と受口102の奥端面110との間の空間はモルタル材121で埋められている。
これによると、管軸方向における押輪108と受口102の奥端面110との間隔120はボルト111と継ぎ棒112とによって所定の間隔に保たれている。また、図29に示すように、ボルト111と継ぎ棒112とはモルタル材121の内部に埋め込まれるため、継ぎ棒112がボルト111と受口102の奥端面110との間から脱落するのを防止することができる。
尚、上記のような管継手は例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2006-70994
しかしながら上記の従来形式では、継ぎ棒112の脱落防止のために継ぎ棒112をモルタル材121の内部に埋め込んでしまう必要があり、モルタル材121の塗布作業に手間を要し、管の接合に時間と労力を要した。
本発明は、スペーサの脱落を防止し、管の接合に要する手間を軽減することが可能な管継手および管の接合方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、シール部材と押輪とスペーサとを管の内部から装着する管継手であって、
一方の管の受口に他方の管の挿し口が挿入され、
受口の内周と挿し口の外周との間に、環状の収容空間が形成され、
収容空間内に、受口と挿し口との間をシールするシール部材と、シール部材を押圧して圧縮状態に保つ押輪と、管軸方向における押輪と受口の奥端との間隔を保つスペーサとが収容され、
スペーサは押輪と受口の奥端との間に挟まれて収容空間内に保持され、
スペーサの脱落を防止する脱落防止部材がスペーサに設けられて収容空間内に収容されており、
押輪とスペーサと脱落防止部材とはそれぞれ挿し口の外周よりも管径方向における外側に配置されているものである。
これによると、脱落防止部材によって、スペーサが押輪と受口の奥端との間から脱落するのを防止することができる。従って、スペーサの脱落を防止するためにスペーサをモルタル材の内部に埋め込む必要は無く、管の接合に要する手間を軽減することができる。
本第2発明における管継手は、スペーサは管周方向において所定間隔をあけて複数設けられているものである。
本第3発明における管継手は、脱落防止部材は、弾性体からなり、少なくともスペーサが脱落しかけた時に押輪に当接する一方の当接部と、少なくともスペーサが脱落しかけた時に受口の奥端に当接する他方の当接部と、一方の当接部と他方の当接部との間に設けられた連設部とを有し、
連設部が管軸方向において変形自在であるものである。
これによると、少なくともスペーサが脱落しかけた時に、脱落防止部材の一方の当接部が押輪に当接するとともに、他方の当接部が受口の奥端に当接することで、スペーサの脱落が防止される。
本第4発明における管継手は、一方の当接部は一方の当接部材に設けられ、
他方の当接部は他方の当接部材に設けられ、
連設部は一方の当接部材と他方の当接部材との間に設けられ、
一方および他方の当接部材は、スペーサに外嵌され、スペーサに対して管軸方向に摺動自在であるものである。
本第5発明における管継手は、管径方向における脱落防止部材の内面側の形状と外面側の形状とが異なっているものである。
これによると、スペーサを管の内部から装着する際、脱落防止部材を管径方向において誤って逆向きに取り付けてしまうのを防止することができる。
本第6発明は、上記第4発明に記載の管継手を用いた管の接合方法であって、
受口に挿し口を挿入した状態で、挿し口の先端と受口の奥端との間に開口部を形成し、
シール部材と押輪とを、管の内部から、管径方向における挿し口の外側にセットし、
スペーサに取り付けた脱落防止部材の一方の当接部材と他方の当接部材との間隔を縮小した状態で、スペーサを押輪と受口の奥端との間に挟み、
少なくともスペーサが脱落しかけた時に一方の当接部が押輪に当接するとともに他方の当接部が受口の奥端に当接するように、脱落防止部材の一方の当接部材と他方の当接部材との間隔を拡げ、
挿し口を受口にさらに挿入して、開口部を管軸方向において短縮することで、受口の内周と挿し口の外周との間に形成された収容空間に、シール部材と押輪とスペーサと脱落防止部材とを収容するものである。
以上のように本発明によると、脱落防止部材によって、スペーサが押輪と受口の奥端との間から脱落するのを防止することができるため、スペーサの脱落を防止するためにスペーサをモルタル材の内部に埋め込む必要は無く、管の接合に要する手間を軽減することができる。
また、脱落防止部材の連設部が管軸方向において伸縮することにより、押輪と受口の奥端との間隔の僅かな変動を吸収することができるため、スペーサの脱落を確実に防止することができる。
また、確実に脱落防止部材の一方の当接部が押輪に当接するとともに他方の当接部が受口の奥端に当接するため、脱落防止部材の位置が管軸方向においてずれてしまうのを防止することができる。
本発明の実施の形態における管継手の断面図である。 同、管継手の受口の断面図である。 同、管継手のロックリングの図である。 同、管継手のシール部材の図であり、その一部を断面表示したものである。 同、管継手の一部拡大断面図である。 図5におけるX-X矢視図である。 同、管継手の押輪の図である。 図7におけるX-X矢視図である。 図7におけるY-Y矢視図である。 同、管継手の脱落防止部材の外面側から見たときの斜視図である。 同、管継手の脱落防止部材の内面側から見たときの斜視図である。 同、管継手の脱落防止部材を取り付けたスペーサの斜視図である。 図12におけるX-X矢視図である。 同、管継手の脱落防止部材を取り付けたスペーサの側面図であって、脱落防止部材を変形させた様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、受口内に押輪とロックリングを挿入した様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、シャコ万力を用いてロックリングを拡径した様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す図であり、シャコ万力を用いてロックリングを拡径した様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す図であり、縮径防止用ストッパをロックリングの分断部分に嵌め込んだ様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、縮径防止用ストッパをロックリングの分断部分に嵌め込んだ様子を示す。 同、管継手の管の接合時に使用する縮径防止用ストッパの斜視図である。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、挿口を受口内に挿入し、シール部材を受口内に預け入れた様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、拡開用治具を用いて押輪と受口の奥端面との間隔を拡開している様子を示す。 同、管継手の管の接合方法に用いられる拡開用治具の斜視図である。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、脱落防止部材を変形した状態で、スペーサを押輪と受口の奥端面との間にセットした様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、脱落防止部材の一方の当接部材と他方の当接部材との間隔を拡げて、一方の当接面を押輪に当接し、他方の当接面を受口の奥端面に当接した様子を示す。 同、管継手の管の接合方法を示す断面図であり、挿口を受口内にさらに挿入し、挿口の先端が受口の奥端面に当接した様子を示す。 同、管継手の断面図であり、挿し口が受口に対して脱抜方向へ移動した様子を示す。 従来の管継手の断面図である。 同、管継手の一部拡大断面図であり、ボルトと継ぎ棒とをモルタル内に埋め込んだ様子を示す。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
水道管路の配管方法として、シールド内配管を行ったり、推進工法を採用したりする手法が用いられている。このようなシールド内配管や推進工法に用いることができるダクタイル鉄管の管継手として、例えば図1に示した離脱防止機能を有する管継手1の構造を以下に説明する。
互いに接合される一方の管2の受口3に他方の管4の挿し口5が挿入され、挿し口5の先端が受口3の奥端面19に当接している。また、挿し口5の先端から管軸方向7に距離を置いた位置における挿し口5の外周には、管径方向8の外向きに突出する外周突部6が全周にわたり形成されている。尚、外周突部6は、挿し口5の外周に直接立ち上がり(突部)を形成した形態や、挿し口5の外周に溝を形成し、溝に別部材を嵌め込むことによって立ち上がり(突部)を形成した形態、或いは、挿し口5の外周に溝を形成し、挿し口5の先端と溝との間を外周突部として機能させる形態等を含む。また、これらの形態に限定されるものではない。
図1,図2に示すように、受口3の内周には、管径方向8における内向きに突出した環状突部9と、環状突部9と受口3の開口端部10との間に位置するロックリング収容溝11とが形成されている。
ロックリング収容溝11には、挿し口5に外嵌可能なロックリング13と、ロックリング13を管径方向内向き17に押圧する押圧部材14とが収容されている。図3に示すように、ロックリング13は一箇所に分断部分15を有する一つ割構造の円環状のリングであり、これによって、ロックリング13の直径を僅かに拡縮することができる。
また、押圧部材14は、複数の板形状(又は柱形状)の押圧体(図示省略)を円環状に接合したものであり、ロックリング13の外周面とロックリング収容溝11の底面との間に設けられている。外周突部6は、管軸方向7において環状突部9とロックリング13との間にあり、挿し口5の脱抜方向12からロックリング13に係合可能である。
管軸方向7における環状突部9と受口3の奥端面19との間で、且つ、受口3の内周と挿し口5の外周との間には、円環状の収容空間25が全周にわたり形成されている。収容空間25内には、受口3の内周と挿し口5の外周との間をシールするシール部材26と、シール部材26を押圧して圧縮状態に保つ押輪29と、管軸方向7における押輪29と受口3の奥端面19との間隔を所定の間隔31に保つ複数のスペーサ30とが収容されている。尚、所定の間隔31とは、シール部材26がシールに必要な圧縮量まで圧縮されるように設計で定められた正規の間隔である。
受口3の内周で且つ管軸方向7における環状突部9と受口3の奥端面19との間には、シール材圧接面20が全周にわたり形成されている。シール材圧接面20は、収容空間25に面しており、受口3の奥側から環状突部9に向かって縮径するテーパ部21と、テーパ部21から環状突部9に達するストレート部22とを有している。
図4に示すように、シール部材26は、軟質のゴム(弾性体の一例)からなる断面円形状のバルブ部32と、硬質のゴム(弾性体の一例)からなる断面楔形状のヒール部33とを有する円環状の部材である。管軸方向7におけるヒール部33の一端部がバルブ部32に一体に繋がっている。尚、シール部材26は、バルブ部32を先端にして、収容空間25に挿入されている。
図5~図9に示すように、押輪29は一箇所に分断部分40を有する一つ割構造の円環状のリングであり、これによって、押輪29を僅かに縮径することができる。また、押輪29は、シール部材26を受口3の奥から開口端部10に向かって押圧する押圧面41と、管軸方向7において押圧面41の反対側に形成されて受口3の奥端面19に対向する対向面42とを有している。
対向面42には、押圧面41に向かって陥没した複数の嵌込部43が形成されている。これら嵌込部43は押輪29の周方向35において所定間隔44をあけて形成されている。
図5~図7および図12に示すように、スペーサ30は、金属製の四角形の板であり、シール部材26の反発力により、押輪29と受口3の奥端面19との間に挟まれて収容空間25内に保持される。この際、各スペーサ30の一端部が各嵌込部43に嵌め込まれ、他端部が受口3の奥端面19に当接している。各スペーサ30は、各嵌込部43と同様に、管周方向38において所定間隔44をあけて複数配置されている。
各スペーサ30には、スペーサ30の脱落を防止する脱落防止部材50が着脱自在に設けられて、収容空間25内に収容されている。図5,図6,図10,図11に示すように、脱落防止部材50は、ゴム(弾性体の一例)からなり、一方の当接部材51と、他方の当接部材52と、一方の当接部材51と他方の当接部材52との間に設けられた連設部53とを有している。
一方の当接部材51は、管軸方向7に貫通する長方形の一方の孔55と、管径方向8における外向きに突出した一方の突部56と、押輪29の対向面42に当接する一方の当接面57(一方の当接部の一例)とを有している。また、他方の当接部材52も同様に、管軸方向7に貫通する長方形の他方の孔60と、管径方向8における外向きに突出した他方の突部61と、受口3の奥端面19に当接する他方の当接面62(他方の当接部の一例)とを有している。尚、一方の当接部材51と他方の当接部材52とは同形状である。
連設部53は一対の平板状の内側連設部65と外側連設部66とを有している。内側連設部65と外側連設部66とは管径方向8において相対向しており、内側連設部65と外側連設部66との間には、スペーサ30の厚さに相当する挿入空間67が形成されている。
図13に示すように、管径方向8における内側および外側連設部65,66のそれぞれの厚さT1は一方および他方の当接部材51,52のそれぞれの厚さT2よりも薄い。また、図14に示すように、内側連設部65と外側連設部66とは、管径方向8においてU形状に変形することにより、管軸方向7において伸縮(変形の一例)自在である。
図12に示すように、スペーサ30を脱落防止部材50の一方の孔55と挿入空間67と他方の孔60とに挿入することにより、一方および他方の当接部材51,52がスペーサ30に外嵌されて、脱落防止部材50がスペーサ30に取り付けられる。尚、一方および他方の当接部材51,52はスペーサ30に対して管軸方向7に摺動自在である。
また、図10に示すように、スペーサ30から取り外された脱落防止部材50の全長Lは図5に示す所定の間隔31(設計で定められた正規の間隔)よりも僅かに長く製作されている。
また、図10,図11に示すように、管径方向8における脱落防止部材50の内面側69の形状と外面側70の形状とが異なっている。すなわち、図10に示すように、脱落防止部材50の外面側70は一方および他方の突部56,61を有する凹凸形状であり、これに対して、図11に示すように、脱落防止部材50の内面側69は突部56,61を有していない平坦な形状である。
尚、図5に示すように、管径方向8における脱落防止部材50の外面と受口3の内周面との間には隙間71が形成され、また、管径方向8における脱落防止部材50の内面と挿し口5の外周面との間には隙間72が形成されている。
上記管継手1の管2,4の接合方法について以下に説明する。
先ず、図15に示すように、押輪29を、縮径させて、この状態で受口3の開口端部10から受口3内の奥に挿入する。
次に、押圧部材14をロックリング収容溝11に収容し、その後、ロックリング13に外力をかけて、ロックリング13を、縮径させ、この縮径状態で受口3の開口端部10からロックリング収容溝11に嵌め込む。この際、ロックリング13の分断部分15が管底部に向くようにする。その後、外力を開放することにより、ロックリング13は、その直径が元に戻り、分断部分15を下にしてロックリング収容溝11に収容される。これにより、図15に示すように、ロックリング収容溝11内の押圧部材14がロックリング13の外周面とロックリング収容溝11の底面との間に設けられる。
次に、図16,図17に示すように、シャコ万力76を受口3の開口端部10に掛け合わせて、ロックリング13を拡径させる。このとき、図21および図22に示すように、ロックリング13の内周面が受口3の内周面と面一になる程度まで、このロックリング13の拡径を行う。尚、シャコ万力76はロックリング13の周方向に沿った複数位置においてセットする。
このようにシャコ万力76を用いてロックリング13を拡径させると、それにともなって分断部分15も周方向に拡大するため、図18の実線および図19の実線で示すようにその拡大した分断部分15に縮径防止用ストッパ77をはめ込む。これにより、ロックリング13の縮径が防止され、ロックリング13は拡径状態に保たれる。
縮径防止用ストッパ77は、図20に示すような板状体により形成され、ロックリング13の分断部分15に嵌め込まれる広幅の嵌め込み体78と、外部突出片79とを一体に有する。尚、外部突出片79は、ロックリング収容溝11の位置から挿し口5の外周と受口3の内周との隙間を通って、受口3の開口端部10の手前外方へ突出する。また、外部突出片79には、離脱用ワイヤー80が接続されている。
図18,図19に示すように、縮径防止用ストッパ77をセットした後、全てのシャコ万力76を受口3の開口端部10から取り外す。尚、この際、縮径防止用ストッパ77の離脱用ワイヤー80を他方の管4の挿し口5とは反対の受口側(図示省略)から他方の管4内に導入しておく。
そして、図19の仮想線に示すように、挿し口5を受口3の開口端部10から受口3の内部に挿入する。この際、ロックリング13は縮径防止用ストッパ77によって拡径状態に保たれているため、挿し口5の外周突部6はロックリング13の内側を受口3の開口端部10側から受口3の奥側へ通過することができる。
この際、図21に示すように、挿し口5の先端を、受口3の奥端面19まで到達させず、奥端面19よりも手前側で停止させる。これにより、挿し口5の先端と受口3の奥端面19との間に、開口部82を全周にわたって形成する。
その後、シール部材26を、管2,4の内部から、開口部82を通して、管径方向8における挿し口5の外側にセットし、受口3のシール材圧接面20と挿し口5の外周との間に預け入れる。この際、押輪29をシール部材26と受口3の奥端面19との間にセットしておく。
次に、図22に示すように、複数台の拡開用治具84を用いて、押輪29と受口3の奥端面19との間隔を拡開することにより、押輪29がシール部材26を押圧し、シール部材26が受口3のシール材圧接面20と挿し口5の外周との間に押し込まれて圧縮状態に保たれる。
尚、図23に示すように、拡開用治具84は、油圧式のピストンシリンダ装置86を有し、ピストン87の先端にブラケット88が設けられ、このブラケット88にピストン87を受容するシリンダ89のガイド部材90が両側に設けられている。
このガイド部材90の互いに向き合う側面には蟻溝91が設けられ、シリンダ89の側面には蟻溝91に嵌合し、長さ方向に摺動移動可能に突条92が形成され、シリンダ89に連通されたパイプ93からの油圧の増減によって、シリンダ89がガイド部材90に沿って往復摺動するように構成されている。
そして、ガイド部材90とシリンダ89とに、それぞれ押輪29と受口3の奥端面19とに係合する爪94,95が突設されている。図22に示すように、一方の爪94を受口3の奥端面19に、他方の爪95を押輪29に係合させ、シリンダ89内に油圧を供給すれば、ピストン87がシリンダ89から伸びて、他方の爪95が一方の爪94に対して受口3の奥から開口端部10に向かって移動する。これにより、押輪29と受口3の奥端面19との間隔が拡開され、押輪29がシール部材26を受口3の奥から開口端部10に向かって押圧する。
尚、拡開用治具84は管周方向38において複数箇所にセットされ、複数台の拡開用治具84を用いて上記のように押輪29を押圧する。
図12の実線で示すように、スペーサ30を脱落防止部材50の一方の孔55と挿入空間67と他方の孔60とに挿入して、脱落防止部材50をスペーサ30に取り付ける。そして、図14に示すように、脱落防止部材50の一方および他方の当接部材51,52をスペーサ30に対して摺動させて互いに接近させ、一方の当接部材51と他方の当接部材52との間隔を縮小する。これにより、内側連設部65と外側連設部66とが管径方向8においてU形状に変形し、一方の当接部材51と他方の当接部材52とがスペーサ30の両端部から中央部分に寄せられる。
このようにして変形した脱落防止部材50を取り付けたスペーサ30を、図24に示すように、管2,4の内部から、開口部82を通して、管径方向8における挿し口5の外側にセットする。この際、先ず、スペーサ30の一端を押輪29の嵌込部43に嵌め込み、その後、スペーサ30の他端を受口3の奥端面19に当接させる。この時、内側連設部65と外側連設部66とが変形して、一方の当接部材51と他方の当接部材52とがスペーサ30の中央部分に寄せられているため、他方の当接部材52が受口3の奥端面19に接触しない状態で、スペーサ30の他端が受口3の奥端面19に当接する。
これにより、脱落防止部材50を取り付けたスペーサ30を、押輪29と受口3の奥端面19との間に容易に挿入して、拡開用治具84がセットされていない箇所に、所定間隔44をあけて均等にセットすることができる。
このようにスペーサ30をセットした際、U形状に変形していた外側連設部66が、受口3の内周面に当接し、受口3の内周面によって管径方向8における内向き17に相対的に押されることになるため、内側連設部65と外側連設部66とがU形状態から管軸方向7に伸長し、一方の当接部材51と他方の当接部材52との間隔が拡大される。
さらに、図25に示すように、作業者が、手作業にて、管2,4の内部から一方の当接部材51と他方の当接部材52との間隔を管軸方向7に拡げて、一方の当接面57を押輪29の対向面42に確実に当接させ、他方の当接面62を受口3の奥端面19に確実に当接させる。
このようにして取り付けられたスペーサ30は、シール部材26の反発力によって、押輪29と受口3の奥端面19との間に挟まれ、管軸方向7における押輪29と受口3の奥端面19との間が所定の間隔31に保たれる。
次に、拡開用治具84を取り外し、図26に示すように挿し口5の先端が受口3の奥端面19に当接するまで挿し口5を受口3に挿入する。これにより、挿し口5の先端と受口3の奥端面19との間の開口部82が閉じられ、収容空間25が受口3の内周と挿し口5の外周との間に形成され、収容空間25にシール部材26と押輪29とスペーサ30と脱落防止部材50とが収容される。
この際、脱落防止部材50の内面と挿し口5の外周面との間には隙間72が形成されるため、挿し口5を受口3に挿入している時に挿し口5が脱落防止部材50に接触することは無い。これにより、挿し口5を受口3に挿入する際の抵抗が減少し、必要な挿入力が低減される。
その後、図18の仮想線および図19の仮想線で示すように、他方の管4内において離脱用ワイヤー80を引っ張り、縮径防止用ストッパ77をロックリング13の分断部分15から取り外す。これにより、図1に示すように、ロックリング13は、押圧部材14によって管径方向内向き17に押圧されるため、自身の弾性力と押圧部材14からの押圧力とによって縮径し、挿し口5の外周に全周にわたって抱き付く。これにより、管2,4の接合作業が完了する。
上記のような管2,4の接合方法では、図10,図11に示すように脱落防止部材50の内面側69の形状と外面側70の形状とが異なっているため、図24,図25に示すように、スペーサ30を管2,4の内部から装着する際、脱落防止部材50を管径方向8において誤って逆向きに取り付けてしまうのを防止することができる。
また、脱落防止部材50の一方の当接部材51と他方の当接部材52とは同形状であるため、図12で示すように、スペーサ30を脱落防止部材50の一方の孔55と挿入空間67と他方の孔60とに挿入して、脱落防止部材50をスペーサ30に取り付ける際、管軸方向7において一方の当接部材51と他方の当接部材52とが逆向きであっても支障は無い。
上記のようにして接合された管2,4の管継手1の作用および効果を以下に説明する。
図5に示すように、各部品の製作時の誤差や管2,4の接合作業時の誤差等によって管軸方向7における押輪29と受口3の奥端面19との間隔が所定の間隔31(設計で定められた正規の間隔)に対して僅かに変動することがあり、押輪29と受口3の奥端面19との間隔が所定の間隔31よりも僅かに大きくなっても、脱落防止部材50の内側連設部65と外側連設部66(連設部53)とが管軸方向7に伸長することにより、確実に一方の当接面57が押輪29の対向面42に当接するとともに他方の当接面62が受口3の奥端面19に当接する。また、押輪29と受口3の奥端面19との間隔が所定の間隔31よりも僅かに小さくなっても、内側連設部65と外側連設部66とが管軸方向7に短縮することにより、確実に一方の当接面57が押輪29の対向面42に当接するとともに他方の当接面62が受口3の奥端面19に当接する。
このように、内側および外側連設部65,66が管軸方向7において伸縮することにより、押輪29と受口3の奥端面19との間隔の僅かな変動を吸収することができ、脱落防止部材50の位置が管軸方向7においてずれてしまうのを防止することができる。
また、地震等によって挿し口5に離脱力が作用して、挿し口5が受口3に対して脱抜方向12へ移動した場合、図27に示すように、外周突部6がロックリング13に係合し、これにより、挿し口5が受口3から脱抜されるのを防止することができる。この際、挿し口5の先端が受口3の奥端面19から脱抜方向12へ離間し、挿し口5の先端と受口3の奥端面19との間に開口部82が形成される。
この際、脱落防止部材50の一方の当接面57が押輪29の対向面42に当接するとともに他方の当接面62が受口3の奥端面19に当接しているため、スペーサ30の他端が受口3の奥端面19から外れてスペーサ30が押輪29と受口3の奥端面19との間から開口部82を通って管2の内部に脱落するのを防止することができる。このように、スペーサ30に脱落防止部材50を設けることによって、スペーサ30の脱落を防止するためにスペーサ30をモルタル材の内部に埋め込む必要は無く、管2,4の接合に要する手間を軽減することができる。
上記実施の形態では、管2,4を接合する際、図1に示すように、挿し口5を受口3に挿入して、挿し口5の先端を受口3の奥端面19に当接させているが、挿し口5の先端と受口3の奥端面19との間に隙間が形成されていてもよい。
上記実施の形態では、管2,4の接合する際、図24に示すように、脱落防止部材50のU形状に変形した外側連設部66が受口3の内周面に当接することで、内側連設部65と外側連設部66とがU形状態から管軸方向7に伸長し、一方の当接部材51と他方の当接部材52との間隔が拡大され、その後、図25に示すように、作業者が手作業にて一方の当接部材51と他方の当接部材52との間隔を管軸方向7へさらに拡げて、一方の当接面57を押輪29の対向面42に確実に当接させるとともに、他方の当接面62を受口3の奥端面19に確実に当接させているが、U形状に変形した外側連設部66が受口3の内周面に当接することで、内側連設部65と外側連設部66とがU形状態から管軸方向7に伸長し、一方の当接部材51と他方の当接部材52との間隔が管軸方向7に拡大され、自動的に、一方の当接面57が押輪29の対向面42に当接するとともに他方の当接面62が受口3の奥端面19に当接するように構成してもよい。この場合、作業者が手作業で一方の当接部材51と他方の当接部材52との間隔を管軸方向7に拡げる操作を省くことができるため、管2,4の接合の作業効率が向上する。
上記実施の形態では、図25に示すように、スペーサ30をセットした際、脱落防止部材50の一方の当接面57が押輪29の対向面42に当接し、他方の当接面62が受口3の奥端面19に当接しているが、スペーサ30をセットした際、一方の当接面57と押輪29の対向面42との間に隙間が形成され、他方の当接面62と受口3の奥端面19との間に隙間が形成され、スペーサ30が脱落しかけた時に、一方の当接面57が押輪29の対向面42に当接し、他方の当接面62が受口3の奥端面19に当接して、スペーサ30の脱落を防止してもよい。
1 管継手
2 一方の管
3 受口
4 他方の管
5 挿口
7 管軸方向
8 管径方向
19 受口の奥端面
25 収容空間
26 シール部材
29 押輪
30 スペーサ
38 管周方向
44 所定間隔
50 脱落防止部材
51 一方の当接部材
52 他方の当接部材
53 連設部
57 一方の当接面(一方の当接部)
62 他方の当接面(他方の当接部)
69 内面側
70 外面側
82 開口部

Claims (6)

  1. シール部材と押輪とスペーサとを管の内部から装着する管継手であって、
    一方の管の受口に他方の管の挿し口が挿入され、
    受口の内周と挿し口の外周との間に、環状の収容空間が形成され、
    収容空間内に、受口と挿し口との間をシールするシール部材と、シール部材を押圧して圧縮状態に保つ押輪と、管軸方向における押輪と受口の奥端との間隔を保つスペーサとが収容され、
    スペーサは押輪と受口の奥端との間に挟まれて収容空間内に保持され、
    スペーサの脱落を防止する脱落防止部材がスペーサに設けられて収容空間内に収容されており、
    押輪とスペーサと脱落防止部材とはそれぞれ挿し口の外周よりも管径方向における外側に配置されていることを特徴とする管継手。
  2. スペーサは管周方向において所定間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の管継手。
  3. 脱落防止部材は、弾性体からなり、少なくともスペーサが脱落しかけた時に押輪に当接する一方の当接部と、少なくともスペーサが脱落しかけた時に受口の奥端に当接する他方の当接部と、一方の当接部と他方の当接部との間に設けられた連設部とを有し、
    連設部が管軸方向において変形自在であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管継手。
  4. 一方の当接部は一方の当接部材に設けられ、
    他方の当接部は他方の当接部材に設けられ、
    連設部は一方の当接部材と他方の当接部材との間に設けられ、
    一方および他方の当接部材は、スペーサに外嵌され、スペーサに対して管軸方向に摺動自在であることを特徴とする請求項3記載の管継手。
  5. 管径方向における脱落防止部材の内面側の形状と外面側の形状とが異なっていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管継手。
  6. 上記請求項4に記載の管継手を用いた管の接合方法であって、
    受口に挿し口を挿入した状態で、挿し口の先端と受口の奥端との間に開口部を形成し、
    シール部材と押輪とを、管の内部から、管径方向における挿し口の外側にセットし、
    スペーサに取り付けた脱落防止部材の一方の当接部材と他方の当接部材との間隔を縮小した状態で、スペーサを押輪と受口の奥端との間に挟み、
    少なくともスペーサが脱落しかけた時に一方の当接部が押輪に当接するとともに他方の当接部が受口の奥端に当接するように、脱落防止部材の一方の当接部材と他方の当接部材との間隔を拡げ、
    挿し口を受口にさらに挿入して、開口部を管軸方向において短縮することで、受口の内周と挿し口の外周との間に形成された収容空間に、シール部材と押輪とスペーサと脱落防止部材とを収容することを特徴とする管の接合方法。
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