JP7136328B2 - カメラ調整装置、カメラ位置調整方法及びプログラム - Google Patents

カメラ調整装置、カメラ位置調整方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7136328B2
JP7136328B2 JP2021508519A JP2021508519A JP7136328B2 JP 7136328 B2 JP7136328 B2 JP 7136328B2 JP 2021508519 A JP2021508519 A JP 2021508519A JP 2021508519 A JP2021508519 A JP 2021508519A JP 7136328 B2 JP7136328 B2 JP 7136328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjustment
camera
mark
subject information
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021508519A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020194564A1 (ja
Inventor
威 有熊
貴稔 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2020194564A1 publication Critical patent/JPWO2020194564A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7136328B2 publication Critical patent/JP7136328B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • G06T7/73Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/69Control of means for changing angle of the field of view, e.g. optical zoom objectives or electronic zooming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/695Control of camera direction for changing a field of view, e.g. pan, tilt or based on tracking of objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/71Circuitry for evaluating the brightness variation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30196Human being; Person
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30196Human being; Person
    • G06T2207/30201Face
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30204Marker
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30232Surveillance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、カメラ調整装置、カメラ位置調整方法及びコンピュータ可読媒体に関する。
画像認識技術により、コンピュータは、駅や空港といった公共施設などに設置されたカメラによって撮像された顔や手荷物などを認識することができる。特許文献1には、カメラの認識対象の範囲に配置された調整マーカーにより認識環境情報を取得する技術が開示されている。
国際公開第2016/031190号
特許文献1に記載の技術では、取得された認識環境情報を専門的な知識を持たない作業者が見てもカメラをどのように調整したら良いかが分からないため、専門的な知識を持つ技術者しかカメラの調整作業を行うことができないという問題があった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、カメラの調整作業を容易に行うことができるカメラ調整装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るカメラ調整装置は、認識対象物を撮像するカメラの撮像画像から大きさ、向き、輝度を含む被写体情報を抽出するための調整マークを検出し、検出された前記調整マークの前記撮像画像における位置を検出する調整マーク位置検出部と、前記調整マーク位置検出部によって検出された前記調整マークから前記被写体情報を抽出する被写体情報抽出部と、前記調整マーク位置検出部によって検出された調整マークについて、対応する前記被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定し、前記調整マーク位置検出部によって検出された前記調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と前記規準とに基づいて前記カメラを調整するための調整情報を生成する認識可否判定部と、を有する。
本発明の第2の態様に係るカメラ位置調整方法は、認識対象を撮像するカメラの撮像画像から大きさ、向き、輝度を含む被写体情報を抽出するための調整マークを検出し、検出された前記調整マークの前記撮像画像における位置を検出するする第1のステップと、前記第1のステップにおいて検出された前記調整マークから前記被写体情報を抽出する第2のステップと、前記第1のステップにおいて検出された調整マークについて、対応する前記被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定し、前記調整マーク位置検出部によって検出された前記調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と前記規準とに基づいて前記カメラを調整するための調整情報を生成する第3のステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係る非一時的なコンピュータ可読媒体は、認識対象を撮像するカメラの撮像画像から大きさ、向き、輝度を含む被写体情報を抽出するための調整マークを検出し、検出された前記調整マークの前記撮像画像における位置を検出するする第1のステップと、前記第1のステップにおいて検出された前記調整マークから前記被写体情報を抽出する第2のステップと、前記第1のステップにおいて検出された調整マークについて、対応する前記被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定し、前記調整マーク位置検出部によって検出された前記調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と前記規準とに基づいて前記カメラを調整するための調整情報を生成する第3のステップと、をコンピュータに実行させるプログラムが格納されている。
本発明によれば、カメラの調整作業を容易に行うことができる。
実施の形態1に係るカメラ調整装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置において、カメラを調整するための調整情報を生成する処理の流れについて説明するフローチャートである。 調整マークの一例について示す模式図である。 カメラを調整するための調整マークを有する調整ボードの設置について説明する模式図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の調整マーク位置検出部が検出する、調整マークの撮像画像における位置について説明する模式図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の被写体情報抽出部が調整マークから抽出する、大きさについて説明する模式図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の被写体情報抽出部が調整マークから抽出する、向きについて説明する模式図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の被写体情報抽出部が調整マークから抽出する、明るさ(輝度情報)について説明する模式図である。 撮像画像から検出された調整マークの認識が可能か否かを判定するための判定規準テーブルについて示す模式図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の調整マーク位置検出部により出力される、調整マーク検出情報テーブルの一例を示す模式図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の被写体情報抽出部により出力される、被写体情報テーブルの一例を示す模式図である。 検出された調整マークの被写体情報に判定規準を適用して得られた判定結果の一例を示す模式図である。 実施の形態2に係るカメラ調整装置の認識可否判定部が生成する判定結果テーブルの一例を示す模式図である。 図柄の異なる調整マークを用いる例について説明する模式図である。 調整情報を生成する処理について説明する模式図である。 図3のフローチャートのステップS107における、検出された調整マークを判定結果の類似性からグループ化する場合の処理を示すフローチャートである。 一日を通して明るさが大きく変動する場所にカメラが設置されている場合における、カメラの調整方法について説明する模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
[実施の形態1]
以下、実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1に係るカメラ調整装置10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、カメラ調整装置10は、調整マーク位置検出部11と、被写体情報抽出部12と、認識可否判定部13と、を備えている。
調整マーク位置検出部11は、認識対象物を撮像するカメラの撮像画像から大きさ、向き、輝度を含む被写体情報を抽出するための調整マークを検出し、検出された調整マークの撮像画像における位置を検出する。被写体情報抽出部12は、調整マーク位置検出部によって検出された調整マークから被写体情報を抽出する。
認識可否判定部13は、調整マーク位置検出部11によって検出された調整マークについて、対応する被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定する。そして、認識可否判定部13は、調整マーク位置検出部によって検出された調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と規準とに基づいてカメラを調整するための調整情報を生成する。このようにすることで、カメラの調整作業を容易に行うことができる。
[実施の形態2]
以下、実施の形態2について説明する。
まず、実施の形態2にかかるに係るカメラ調整装置の構成例について説明する。図2は、実施の形態2に係るカメラ調整装置110の構成を示すブロック図である。図2に示すカメラ調整装置110は、カメラ120を調整するための調整情報を生成する。
カメラ120は、認識対象物を撮像するためのもので、例えば、画像取得用カメラ121と、映像認識部122と、カメラ制御部123と、を備えている。画像取得用カメラ121は、撮像画像を取得するためのものである。撮像画像は、例えば撮影した映像のフレーム画像である。映像認識部122は、撮像画像に対して認識処理を実行し、認識対象物の認識を行うためのものである。カメラ制御部123は、画像取得用カメラ121の画角、ズーム、輝度を調整するためのものである。なお、カメラ120において、映像認識部122は、画像取得用カメラ121及びカメラ制御部123と、一体の装置として構成してもよく、別体の装置として構成してもよい。また、カメラ120は、カメラ制御部123がない構成であってもよい。例えば、パンチルトズーム機能がついていないカメラに対して、生成した調整情報を設置者が見て、人手で画角を調整してもよい。
カメラ調整装置110は、調整マーク位置検出部111と、被写体情報抽出部112と、認識可否判定部113と、を備えている。
調整マーク位置検出部111は、調整マークを検出し、検出された調整マークの撮像画像における位置を検出する。すなわち、調整マーク位置検出部111は、撮像画像が入力され、調整マークの撮像画像における位置を出力する。なお、調整マークの詳細については後述する。
被写体情報抽出部112は、調整マーク位置検出部111によって検出された調整マークから被写体情報を抽出する。すなわち、被写体情報抽出部112は、撮像画像と調整マークの撮像画像における位置が入力され、調整マークの被写体情報を出力する。
認識可否判定部113は、調整マーク位置検出部111によって検出された調整マークについて、対応する被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定する。そして、認識可否判定部113は、調整マーク位置検出部によって検出された調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と判定規準とに基づいてカメラ120を調整するための調整情報を生成する。すなわち、認識可否判定部113は、調整マークの被写体情報と調整マークの撮像画像における位置が入力され、カメラ120を調整するための調整情報を出力する。
次に、カメラ調整装置110において、カメラ120を調整するための調整情報を生成する処理の流れについて説明する。なお、以下の説明では図2についても適宜参照する。
図3は、カメラ調整装置110において、カメラ120を調整するための調整情報を生成する処理の流れについて説明するフローチャートである。図3に示すように、まず、調整マーク位置検出部111が、撮像画像を取得する(ステップS101)。続いて、調整マーク位置検出部111が、撮像画像から調整マークを検出し、検出された調整マークの撮像画像における位置を検出する。(ステップS102)。続いて、被写体情報抽出部112が、検出された調整マークから被写体情報を抽出する(ステップS103)。
ステップS103に続いて、認識可否判定部113が、検出された調整マークについて、対応する被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定する(ステップ104)。続いて、認識可否判定部113が、抽出された被写体情報数が閾値Th1より多いか否かを判定する(ステップS105)。
ステップS105において、抽出された被写体情報数が閾値Th1以下である場合、処理をステップS101に戻す。ステップS105において、抽出された被写体情報数が閾値Th1より多い場合、認識可否判定部113が、認識可能比率が閾値Th2より大きいか否か判定する(ステップS106)。ここで、認識可能比率とは、認識が可能であると判定された被写体情報数の、抽出された全被写体情報数に対する比率である。
ステップS106において、認識可能比率が閾値Th2以下である場合、処理を終了する。ステップS106において、認識可能比率が閾値Th2より大きい場合、調整情報を生成する(ステップS107)。
ステップS107に続いて、認識可否判定部113が、生成した調整情報をカメラ120のカメラ制御部123に出力する(ステップS108)。続いて、認識可否判定部113が、入力されている調整マークの被写体情報を消去し(ステップS109)、処理をステップS101に戻す。
次に、調整マークについて説明する。
図4は、調整マークの一例について示す模式図である。図4の上段に示すように、調整ボード130は、横方向A1、縦方向A2に延びる辺を有する長方形の板で、カメラ120の認識対象の範囲に1つ以上設置され、表面に調整マーク131を有する。調整マーク131は、大きさ向き調整用パターン131aと、明るさ調整用パターン131bと、を含む。
図4の中段には大きさ向き調整用パターン131aの拡大図を示す。大きさ向き調整用パターン131aは、大きさ、向きに関する被写体情報を抽出するためのものである。大きさ向き調整用パターン131aの図柄は、横方向A1に延びる直線と縦方向A2に延びる直線が複数組み合わされたものである。
図4の下段には明るさ調整用パターン131bの拡大図を示す。明るさ調整用パターン131bは、明るさ(輝度)に関する被写体情報を抽出するためのものである。明るさ調整用パターン131bには、濃淡の異なる所定の数の単色領域が、横方向A1と縦方向A2の少なくとも一方に並べて配置されている。ここでは、明るさ調整用パターン131bは横方向に並べて配置され、所定の数は6である。なお、所定の数は6に限らず、2以上であればよい。
図5は、カメラ120を調整するための調整マーク131(図4参照)を有する調整ボード130の設置について説明する模式図である。例えば、カメラ120により認識する認識対象物が“顔”である場合、図5に示すように、作業者Tは、調整ボード130が顔の位置に来るように調整ボード130を手で保持する。そして、作業者Tは、調整ボード130を保持した状態で矢印のように移動して、調整ボード130がカメラ120の認識対象の範囲を隈なく移動するようにする。撮像画像における認識対象の範囲は、作業者に保持された調整ボード130における調整マーク131が移動した範囲として特定することができる。なお、カメラ120において、撮像画像における認識対象の範囲をユーザが設定するようにしてもよい。また、カメラ120において、撮像画像における認識対象の範囲が予め設定されていてもよい。
次に、調整マーク位置検出部111(図2参照)が検出する、調整マーク131(図4参照)の撮像画像における位置について説明する。
図6は、調整マーク位置検出部111が検出する、調整マーク131の撮像画像における位置について説明する模式図である。図6に示すように、調整マーク131の撮像画像における位置は、例えば、調整マーク131に含まれる大きさ向き調整用パターン131aの、撮像画像の中央位置P1を原点とする2次元座標(X,Y)で表される。なお、調整マーク131の撮像画像における位置は、図6に示すように大きさ向き調整用パターン131aの中央位置P2の座標を検出するようにしてもよく、大きさ向き調整用パターン131aの4隅(P3、P4、P5、P6)の座標をそれぞれ検出するようにしてもよい。
次に、被写体情報抽出部112(図2参照)が検出する、調整マーク131(図4参照)の被写体情報(大きさ、向き、明るさ)について説明する。
図7は、被写体情報抽出部112が調整マーク131から抽出する、大きさについて説明する模式図である。被写体情報抽出部112は、調整マーク131の大きさとして、図7に示す、撮像画像Mにおける調整マーク131に含まれる大きさ向き調整用パターン131aの、横方向A1のピクセル数である幅(width)と縦方向A2のピクセル数である高さ(hight)の少なくとも一方を抽出する。
図8は、被写体情報抽出部112が調整マーク131から抽出する、向きについて説明する模式図である。被写体情報抽出部112は、図8に示すように、撮像画像Mにおける、調整マーク131に含まれる大きさ向き調整用パターン131aのヨー(yaw)、ピッチ(pitch)、ロール(roll)を、調整マーク131の向きとして抽出する。ここで、ヨーは左右の角度(左がプラス、右がマイナス)、ピッチは上下の角度(上がプラス、下がマイナス)、ロールは回転の角度(時計回りがプラス、反時計回りがマイナス)である。
図9は、被写体情報抽出部112が調整マーク131から抽出する、明るさ(輝度情報)について説明する模式図である。被写体情報抽出部112は、図9の上段に示す撮像画像Mにおける、調整マーク131に含まれる明るさ調整用パターン131bの全ピクセルについて、それぞれ輝度値を検出する。そして、被写体情報抽出部112は、図9の下段に示す、横軸を輝度値、縦軸をピクセル数とする輝度ヒストグラムを作成し、輝度ヒストグラムのおけるピークの輝度の最大値Lmax及び最小値Lminを、調整マーク131の輝度情報としてそれぞれ抽出する。なお、ピークにおけるピクセル数の、明るさ調整用パターン131bの全ピクセル数に対する割合[%]が、閾値Th3を超えている必要がある。ここでは、輝度ヒストグラムのおけるピークの輝度の最大値Lmaxは約120、最小値Lminは約5である。
また、図9の上段に示すように、明るさ調整用パターン131bにおける、領域1の中央輝度値をLu1、領域2の中央輝度値をLu2、領域3の中央輝度値をLu3、領域4の中央輝度値をLu4、領域5の中央輝度値をLu5、領域6の中央輝度値をLu6とする。被写体情報抽出部112は、隣接する領域における中央輝度値の差Dn(n=5)をそれぞれ算出する(D1=Lu1-Lu2、D2=Lu2-Lu3、D3=Lu3-Lu4、D4=Lu4-Lu3、D5=Lu5-Lu6)。すなわち、被写体情報抽出部112は、隣接する領域における中央輝度値の差Dn(n=5)をそれぞれ算出し、これらを調整マーク131の輝度情報として抽出する。
このように、被写体情報抽出部112は、撮像画像Mにおける明るさ調整用パターン131bから、輝度ヒストグラムのおけるピークの輝度の最大値Lmax及び最小値Lminと、隣接する領域における中央輝度値の差Dnと、の少なくとも一方を輝度情報として抽出する。
次に、撮像画像から検出された調整マークの認識が可能か否かを判定する処理について説明する。なお、以下の説明では図2についても適宜参照する。
図10は、撮像画像から検出された調整マークの認識が可能か否かを判定するための判定規準テーブルについて示す模式図である。図10に示すように、判定規準IDには、K1、K2の2つがある。例えば、認識対象物が“顔”である場合には判定規準ID:K1を適用し、認識対象物が“手荷物”である場合には判定規準ID:K2を適用する。このように、調整マークの認識が可能か否かを判定するための判定規準は、認識対象物に応じたものを用いる。なお、判定規準IDは2つに限るものではなく、1つであっても、2つより多くてもよい。判定規準テーブルには、検出された調整マークにおける被写体情報(大きさ、向き、明るさ)のそれぞれについての適格範囲が規定されている。
例えば、判定規準ID:K1の大きさについて、図7に示す幅(width)の適格範囲は、-20<width<200である。判定規準ID:K1の向きについて、図8に示すヨー(yaw)、ピッチ(pitch)、ロール(roll)の適格範囲は、それぞれ、-10<yaw<10、-10<pitch<10、-10<roll<10である。判定規準ID:K1の明るさについて、図9の上段に示す、輝度ヒストグラムのおけるピークの輝度の最大値Lmax及び最小値Lminの適格範囲は、それぞれ、Lmax>150、Lmin>30である。ここで、閾値Th3は5%である。また、図9の下段に示す、明るさ調整用パターン131bについて、隣接する領域における中央輝度値の差(D1、D2、D3、D4、D5)のうち、閾値Th4(=10)より大きいものを区別可能な領域とする。区別可能な領域数の適格範囲は、区別可能な領域数>4である。
図11は、調整マーク位置検出部111により出力される、調整マーク検出情報テーブルの一例を示す模式図である。図11に示すように、調整マーク検出情報テーブルには、調整マーク検出ID(ここではM1、M2、M3)、検出した時刻、調整マークの撮像画像における位置が含まれる。ここで、調整マークの撮像画像における位置は、調整マークに含まれる大きさ向き調整用パターンの中央位置の座標である。
図12は、被写体情報抽出部112により出力される、被写体情報テーブルの一例を示す模式図である。図12に示すように、被写体情報テーブルには、調整マーク検出ID(ここではM1、M2、M3)、大きさ(width)、向き(yaw、pitch、roll)、明るさ(区別可能な領域数)が含まれている。
認識可否判定部113は、調整マーク位置検出部111によって検出された調整マークのそれぞれについて、対応する被写体情報における大きさ、向き、輝度の判定規準からのずれを求める。図13は、検出された調整マークの被写体情報に判定規準を適用して得られた判定結果の一例を示す模式図である。図13に示すように、調整マークID:M1における被写体情報に対し、認識対象物が顔の場合の判定規準(判定規準ID:K1)と、認識対象物が手荷物である場合の判定規準(判定規準ID:K2)と、をそれぞれ適用している。一般的に、顔の認識の方が手荷物の認識よりも認識の難易度が高いため、判定規準ID:K1の方が判定規準ID:K2よりも厳しくなっている。図13に示す判定結果の表では、適合範囲内である場合には丸印が付されている。判定規準ID:K1を適用した場合、大きさ(width)とロール(roll)以外の項目は適合範囲内である。判定規準ID:K1を適用した場合、判定規準の適合範囲からのずれ量が、大きさ(width)では-9、ロール(roll)では+6となっている。一方、判定規準ID:K2を適用した場合、全ての項目が適合範囲内である。
図14は、認識可否判定部113が生成する判定結果テーブルの一例を示す模式図である。図14に示す判定結果テーブルでは、適合範囲内である場合には丸印が付されている。図14中の”明るさ“は区別可能な領域数である。図14に示すように、調整マークIDがM1、M2、M3に対して、それぞれ判定規準IDがK1とK2の判定規準を適用している。調整マークID:M1では、判定規準ID:K2を適用した場合には全ての項目で適合範囲内となっているが、判定規準ID:K2を適用した場合には、大きさ(width)における適合範囲からのずれ量が-9、ロール(roll)における適合範囲からのずれ量が+6となっている。調整マークID:M2では、判定規準ID:K2を適用した場合には全ての項目で適合範囲内となっているが、判定規準ID:K2を適用した場合には、大きさ(width)における適合範囲からのずれ量が-4、ロール(roll)における適合範囲からのずれ量が+1となっている。調整マークID:M3では、判定規準ID:K1を適用した場合、判定規準ID:K2を適用した場合のいずれにおいても全ての項目で適合範囲内となっている。
図15は、図柄の異なる調整マークを用いる例について説明する模式図である。図15に示すように、認識対象物が“顔”である場合には調整マーク131Fを有する調整ボード130aを用い、認識対象物が“手荷物”である場合には調整マーク131Lを用いている。調整マーク131Fは、大きさ向き調整用パターン131aAと、明るさ調整用パターン131bと、を含む。調整マーク131Lは、大きさ向き調整用パターン131aBと、明るさ調整用パターン131bと、を含む。大きさ向き調整用パターン131aAと大きさ向き調整用パターン131aBは図柄が異なる。このように、配置する調整マークの図柄を、認識対象物の属性ごとに異なるものにしてもよい。これにより、検出した調整マークの認識対象が何であるか(ここでは、認識対象物が”顔“であるか”手荷物“であるか)を容易に識別することができる。図14に示す例のように判定規準が複数ある場合に、配置する調整マークの図柄を認識対象物の属性ごとに異なるものにすると、検出された調整マークに対していずれの判定規準を適用するか、を容易に決定することができる。
次に、調整情報を生成する処理について説明する。なお、以下の説明では図2についても適宜参照する。
認識可否判定部113は、調整マーク位置検出部111によって検出された調整マークのそれぞれについて、対応する被写体情報における大きさ、向き、輝度の判定規準からのずれを求めた後に、ずれが緩和されるように調整情報を生成する。
図16は、調整情報を生成する処理について説明する模式図である。図16中の”明るさ“は区別可能な領域数である。図16に示すように、判定結果の行ベクトルは、大きさ(width)、向き(yaw)、向き(pitch)、向き(roll)、明るさ、位置(X座標)、位置(Y座標)の順に要素が並んでいる。なお、判定結果の行ベクトルにおいて、適合範囲内である場合には0が入力されている。調整情報の行ベクトルは、パン、チルト、ロール、ズーム、明るさの順に要素が並んでいる。調整情報の行ベクトルにおいて、要素の値が0の場合には、当該要素についての調整は不要である。ここでは、要素“明るさ”の値が0なので、明るさの調整は不要である。変換行列は、判定結果の行ベクトルを調整情報の行ベクトルに変換するためのものである。すなわち、判定結果の行ベクトルに変換行列をかけることで調整情報の行ベクトルが得られる。
調整情報の行ベクトルの要素“パン”には、判定結果の行ベクトルの要素“向き(yaw)”と位置(X座標)が影響する。調整情報の行ベクトルの要素“チルト”には、判定結果の行ベクトルの要素の“向き(pitch)”と位置(Y座標)が影響する。調整情報の行ベクトルの要素“ロール”には、判定結果の行ベクトルの要素の“向き(roll)”と位置(Y座標)が影響する。調整情報の行ベクトルの要素“ズーム”には、判定結果の行ベクトルの要素の“大きさ(width)”が影響する。調整情報の行ベクトルの要素“明るさ”には、判定結果の行ベクトルの要素の“明るさ”が影響する。調整情報の行ベクトルの要素において、影響を及ぼす判定結果の行ベクトルの要素が反映されるように変換行列が構成されている。
認識可否判定部113が出力した調整情報は、カメラ120のカメラ制御部123に入力される。カメラ制御部123は、入力された調整情報に従ってカメラ120の調整を自動で行う。
図3のフローチャートのステップS107において、認識可否判定部113は、調整マーク位置検出部111によって検出された調整マークを、それぞれにおける認識が可能か否かの判定結果の類似性からグループ化し、グループごとに調整情報を生成してもよい。このようにする場合、全グループの調整情報に基づいて最終的な調整情報を生成するようにする。
図17は、図3のフローチャートのステップS107における、検出された調整マークを判定結果の類似性からグループ化する場合の処理を示すフローチャートである。図17に示すように、まず、判定規準における同じ項目で適合範囲外となった被写体情報をグループ化する(ステップS201)。例えば、図14に示す判定結果テーブルにおいて、調整マーク検知IDがM1とM2は、判定規準ID:K1を適用した場合に、いずれも大きさ(width)と向き(roll)で適合範囲外となっている。判定規準ID:K1を適用した場合、調整マーク検知IDがM1とM2は判定結果が類似しているので同じグループとする。
ステップS201に続いて、全ての被写体情報を判定したか否か判定する(ステップS202)。ステップS202において、判定していない被写体情報が残っている場合は、各グループのカメラ120の調整情報を生成し(ステップS203)、処理をステップS202に戻す。なお、グループにおけるカメラ120の調整情報は、当該グループに含まれる被写体情報の判定結果を平均し、平均した判定結果に変換行列(図10参照)を適用することで生成する。
ステップS202おいて、全ての被写体情報を評価した場合は、各グループのカメラ120の調整情報を統合する(ステップS204)。各グループのカメラ120の調整情報を統合する処理において、例えば、それぞれのグループにおけるカメラ120の調整情報を平均する。なお、各グループのカメラ120の調整情報の統合する処理において、それぞれのグループの調整情報に対し、まず、認識対象物の認識における重要度に応じて重み付けし、重み付けされた後のグループの調整情報を平均するようにしてもよい。
カメラ120が、空港や駅のホームなど、一日を通して明るさが大きく変動する場所に設置されている場合、カメラ120を時間帯に応じて調整する必要がある。図18は、一日を通して明るさが大きく変動する場所にカメラ120が設置されている場合における、カメラ120の調整方法について説明する模式図である。図18に示すように、調整マーク131を有する調整ボードは、カメラ120の視野における所定の位置に取付けられている。この状態で、例えば、午前6時、正午、午後6時、午前0時の時刻にカメラ120によって撮像画像を取得し、取得された撮像画像のそれぞれに対し、調整マーク131の検出を行って調整マークの被写体情報を抽出する。そして、それぞれの時刻における調整マークの被写体情報について認識の可否の判定を行い、判定結果から調整情報を生成する。カメラ120のカメラ制御部123は、午前6時、正午、午後6時、午前0時の時刻において、それぞれの時刻に対応する調整情報に基づいてカメラの調整を行う。このようにすることで、カメラ120が一日を通して明るさが大きく変動する場所に設置されている場合にも、一日を通して認識対象物の認識を適切に行うことができるようになる。
上記実施の形態2では、カメラ調整装置110の認識可否判定部113により生成された調整情報が、カメラ120のカメラ制御部123に調整情報が出力される構成について説明した(図2参照)。これに対し、上記調整情報がモニターなどの表示部に出力される構成であってもよい。前者の構成にした場合、カメラ120の調整は、カメラ制御部123が入力された調整情報に従って自動で行うが、後者の構成にした場合、カメラ120の調整は、人が表示部に表示された調整情報に従って手動で行う。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、各処理を、CPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述のカメラ調整方法を実現するためのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10、110 カメラ調整装置
11、111 調整マーク位置検出部
12、112 被写体情報抽出部
13、113 認識可否判定部
120 カメラ
121 画像取得用カメラ
122 映像認識部
123 カメラ制御部
130 調整ボード
131 調整マーク

Claims (9)

  1. 認識対象物を撮像するカメラの撮像画像から大きさ、向き、輝度を含む被写体情報を抽出するための調整マークを検出し、検出された前記調整マークの前記撮像画像における位置を検出する調整マーク位置検出部と、
    前記調整マーク位置検出部によって検出された前記調整マークから前記被写体情報を抽出する被写体情報抽出部と、
    前記調整マーク位置検出部によって検出された調整マークについて、対応する前記被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定し、前記調整マーク位置検出部によって検出された前記調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と前記判定規準とに基づいて前記カメラを調整するための調整情報を生成する認識可否判定部と、を有するカメラ調整装置。
  2. 前記認識可否判定部は、前記調整マーク位置検出部によって検出された調整マークを、それぞれにおける認識が可能か否かの判定結果の類似性からグループ化し、グループごとに調整情報を生成するとともに、全グループの調整情報に基づいて最終的な調整情報を生成する、請求項1に記載のカメラ調整装置。
  3. 前記認識可否判定部は、前記調整マーク位置検出部によって検出された調整マークのそれぞれについて、対応する被写体情報における大きさ、向き、輝度の前記判定規準からのずれを求め、前記ずれが緩和されるように調整情報を生成する、請求項1に記載のカメラ調整装置。
  4. 前記被写体情報における向きはヨー、ピッチ、ロールによって特定され、
    前記調整情報は、パン、チルト、ロール、ズームを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のカメラ調整装置。
  5. 前記認識対象物の属性ごとに、対応する前記調整マークの前記判定規準を異なるものとする、請求項1から4のいずれか一項に記載のカメラ調整装置。
  6. 配置する前記調整マークの図柄は、前記認識対象物の属性ごとに異なるものとする、請求項1から5のいずれか一項に記載のカメラ調整装置。
  7. 調整マークには、濃淡の異なる所定の数の単色領域を横方向と縦方向の少なくとも一方に並べて配置された明るさ調整用パターンが含まれる、請求項1から6のいずれか一項に記載のカメラ調整装置。
  8. 認識対象物を撮像するカメラの撮像画像から大きさ、向き、輝度を含む被写体情報を抽出するための調整マークを検出し、検出された前記調整マークの前記撮像画像における位置を検出する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて検出された前記調整マークから前記被写体情報を抽出する第2のステップと、
    前記第1のステップにおいて検出された調整マークについて、対応する前記被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定し、前記第1のステップにおいて検出された前記調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と前記判定規準とに基づいて前記カメラを調整するための調整情報を生成する第3のステップと、を有するカメラ調整方法。
  9. 認識対象物を撮像するカメラの撮像画像から大きさ、向き、輝度を含む被写体情報を抽出するための調整マークを検出し、検出された前記調整マークの前記撮像画像における位置を検出する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて検出された前記調整マークから前記被写体情報を抽出する第2のステップと、
    前記第1のステップにおいて検出された調整マークについて、対応する前記被写体情報と予め設定された判定規準とを比較することにより認識が可能か否かを判定し、前記第1のステップにおいて検出された前記調整マークのうちで認識が可能でないと判定された調整マークに対応する被写体情報と前記判定規準とに基づいて前記カメラを調整するための調整情報を生成する第3のステップと、をコンピュータに実行させるプログラ
JP2021508519A 2019-03-27 2019-03-27 カメラ調整装置、カメラ位置調整方法及びプログラム Active JP7136328B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/013093 WO2020194564A1 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 カメラ調整装置、カメラ位置調整方法及びコンピュータ可読媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020194564A1 JPWO2020194564A1 (ja) 2021-11-04
JP7136328B2 true JP7136328B2 (ja) 2022-09-13

Family

ID=72609692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021508519A Active JP7136328B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 カメラ調整装置、カメラ位置調整方法及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11627246B2 (ja)
JP (1) JP7136328B2 (ja)
AR (1) AR118520A1 (ja)
WO (1) WO2020194564A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114200624A (zh) * 2021-08-25 2022-03-18 浙江宇视科技有限公司 一种相机镜头模组、相机镜头光轴调节装置及双目相机

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004187140A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Fuji Photo Optical Co Ltd 資料提示装置
JP3977398B2 (ja) * 2005-06-10 2007-09-19 株式会社ファースト XYθステージによる位置アライメントシステム
JP4670657B2 (ja) * 2006-01-24 2011-04-13 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
CN101401124A (zh) * 2006-03-20 2009-04-01 奥林巴斯株式会社 图像信息处理装置、判定方法以及计算机程序
JP5168124B2 (ja) * 2008-12-18 2013-03-21 富士通株式会社 画像のマーカ付加装置、方法、及びプログラム
JP5778967B2 (ja) * 2011-04-08 2015-09-16 任天堂株式会社 情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置および情報処理システム
US8934667B2 (en) * 2011-06-20 2015-01-13 Sony Corporation System and method for confidence-based marker adjustment
JP2013009202A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Toshiba Corp カメラ方向調整装置及びカメラ方向調整方法
JP2013024656A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Toyota Motor Corp 光軸調整システム
JP5821526B2 (ja) * 2011-10-27 2015-11-24 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
WO2014069247A1 (ja) * 2012-11-02 2014-05-08 ソニー株式会社 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム
US9307231B2 (en) * 2014-04-08 2016-04-05 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. Calibration target for video processing
JP6344029B2 (ja) * 2014-04-16 2018-06-20 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム、及び表示装置
JP6750500B2 (ja) * 2014-08-27 2020-09-02 日本電気株式会社 情報処理装置および認識支援方法
US10812693B2 (en) * 2017-10-20 2020-10-20 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. Systems and methods for motion capture

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2020194564A1 (ja) 2021-11-04
AR118520A1 (es) 2021-10-20
US20220201193A1 (en) 2022-06-23
US11627246B2 (en) 2023-04-11
WO2020194564A1 (ja) 2020-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230206685A1 (en) Decreasing lighting-induced false facial recognition
JP6453488B2 (ja) 人体頭頂部の識別に基づく通行人の統計方法及び装置
KR20100073189A (ko) 얼굴 검출 방법 및 장치
US10469812B2 (en) Projection display system, information processing apparatus, information processing method, and storage medium therefor
JP6157165B2 (ja) 視線検出装置及び撮像装置
JP7136328B2 (ja) カメラ調整装置、カメラ位置調整方法及びプログラム
JP2013210845A (ja) 移動物体照合装置
CN112307912A (zh) 一种基于摄像头确定人员轨迹的方法及***
KR20240058827A (ko) 비전 시스템을 이용하여 이미지에서 라인들을 찾고 분류하기 위한 시스템 및 방법
US20200034649A1 (en) Object tracking system, intelligent imaging device, object feature extraction device, and object feature extraction method
CN109522893B (zh) 一种空中非合作目标气球要害点快速的检测方法
KR101473428B1 (ko) 영상 정합 방법
KR20190055861A (ko) 결함 검출장치 및 그의 동작방법
JP6847690B2 (ja) ベッド識別装置
CN113516112B (zh) 一种基于聚类的规则排列物体自动识别及编号方法
JP6277602B2 (ja) 監視装置、プログラムおよび方法
CN111325073A (zh) 基于运动信息聚类的监控视频异常行为检测方法
JP5983033B2 (ja) 位置関係判定プログラム、位置関係判定方法および位置関係判定装置
KR101935969B1 (ko) 히스토그램을 이용한 객체 추적 실패 감지 및 재추적 방법 및 장치
JPWO2018155269A1 (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP2008234619A (ja) 顔認証装置および顔認証方法
US20120098966A1 (en) Electronic device and image capture control method using the same
JP7338174B2 (ja) 物体検出装置および物体検出方法
JP2018190132A (ja) 画像認識用コンピュータプログラム、画像認識装置及び画像認識方法
CN108288261A (zh) 脸部照片的筛选方法及脸部辨识***

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210618

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220815

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7136328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151