JP7132965B2 - ミラー装置 - Google Patents
ミラー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7132965B2 JP7132965B2 JP2020057268A JP2020057268A JP7132965B2 JP 7132965 B2 JP7132965 B2 JP 7132965B2 JP 2020057268 A JP2020057268 A JP 2020057268A JP 2020057268 A JP2020057268 A JP 2020057268A JP 7132965 B2 JP7132965 B2 JP 7132965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- stay
- housing
- rail member
- mirror body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J6/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
- B62J6/05—Direction indicators
- B62J6/055—Electrical means, e.g. lamps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J29/00—Adaptations or arrangements of mirrors for use on cycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J50/00—Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
- B62J50/20—Information-providing devices
- B62J50/21—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
- B62J50/22—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger electronic, e.g. displays
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ミラー装置において、ミラー本体の位置を変更可能にする機構への水の侵入を抑制できるようにすることを目的とする。
また、上述の構成において、前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられても良い。
また、上述の構成において、前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になっても良い。
また、上述の構成において、前記ミラー本体(41)にカメラ(70)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記カメラ(70)の映像を表示するモニターであっても良い。
また、ミラー装置は、車体(30)から延出するミラーステー(40)と、前記ミラーステー(40)に支持されるミラー本体(41)とを備え、前記ミラーステー(40)に対し前記ミラー本体(41)の位置を変更可能なミラー装置において、前記ミラー本体(41)は、前記ミラーステー(40)に対しスライド可能に支持され、前記ミラー本体(41)は、ミラー(43)と、前記ミラー(43)を収容するミラーハウジング(45)とを備え、前記ミラーステー(40)に対する前記ミラー本体(41)のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構(58)が、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられ、前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になることを特徴とする。
この構成によれば、ミラーステーに対するミラー本体のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構が、ミラーハウジング内に設けられるため、スライド規制機構に水が侵入することを抑制できる。
この構成によれば、車両の走行に伴う走行風が開口に流れるため、ミラー装置の空気抵抗を低減できる。
また、上述の構成において、ミラーステーの前面には、ウインカーが設けられても良い。
この構成によれば、ミラー装置にウインカーを設けることができるとともに、ミラー本体の位置を変更した場合であってもウインカーの位置は変更されないため、ウインカーを正しい位置に位置させておくことができる。
この構成によれば、ミラーステーが嵌まる凹部からウインカーが前方に露出するため、ウインカーをコンパクトに設けることができる。
また、上述の構成において、スライド規制機構を操作する操作子は、ミラー本体の下面に設けられても良い。
この構成によれば、操作子の側からミラー本体内に水が入ることを抑制できる。
この構成によれば、レール部材に水が侵入することを抑制できる。
また、上述の構成において、スライド規制機構は、上下に移動可能にミラーハウジングに支持される規制部材と、レール部材に設けられ、規制部材の係合突起が係合する係合部とを備え、操作子は、規制部材から下方に延びてミラー本体の下面から下方に突出し、操作子が上方に押圧されると、規制部材と係合部との係合が解除され、ミラー本体がスライド可能になっても良い。
この構成によれば、操作子を上方に押圧することで、規制部材の係合突起と係合部との係合を解除でき、ミラー本体を簡単な操作でスライドさせることができる。
この構成によれば、ミラーステーの前面にウインカーを設けることができるとともに、レール部材を介しミラーステーによってミラー本体をスライド可能に支持できる。また、レール部材に水が侵入することを抑制できる。
また、上述の構成において、ミラー本体にカメラが設けられ、ミラーは、カメラの映像を表示するモニターであっても良い。
この構成によれば、カメラがミラー本体と一緒に移動するため、ミラー本体の位置に応じた映像をミラーに表示できる。
この構成によれば、テールランプの後方側の状況を後部カメラによってミラーに表示でき、ミラー本体のカメラとは異なる位置の状況をミラーに表示できる。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
サブフレーム17は、メインフレーム16の後部16aから自動二輪車1の後端側まで後方に延びる。
センターフレーム18は、メインフレーム16に対し直接接続されておらず、メインフレーム16に対し後下方に離間して配置される。
また、センターフレーム18は、サブフレーム17に対し直接接続されておらず、サブフレーム17に対し下方に離間して配置される。
サブフレーム17は、センターフレーム18に対し上方に離間した位置で、メインフレーム16の後部16aから後輪3の上方の位置まで延びる。シート14は、サブフレーム17の後部の上面に配置される。
前輪2は、フロントフォーク12の下端部に支持される。操舵用のハンドル20は、フロントフォーク12の上端部に取り付けられる。
メインフレーム16の下部は、クランクケース26の前部の上部に接続される。
左右のセンターフレーム18は、クランクケース26の後部26aの外側方にそれぞれ配置され、後部26aに固定される。
リアサスペンション29は、クランクケース26の後部26aとスイングアーム13の前部との間に掛け渡される。
フロントフェンダー32は、フロントフォーク12に支持される。
左右一対のミラー装置35は、フロントカバー30に取り付けられる。
テールランプ36は、サブフレーム17の後端部に設けられる。
ミラー装置35は、乗員が後方の状況を確認するためのバックミラーである。
ミラー装置35は、車体としてのフロントカバー30から車幅方向外側且つ上方に延出するミラーステー40と、ミラーステー40に支持されるミラー本体41とを備える。
ミラー本体41は、ミラーステー40に対しスライド可能に設けられ、ミラーステー40の軸方向に位置を変更可能である。ミラーステー40の軸方向は、ミラー本体41がスライドするスライド方向Sである。スライド方向Sは、ほぼ車幅方向である。
ミラーステー40の前面40bにおいて車幅方向外側の端部には、ウインカー42が設けられる。ウインカー42は、発光部42aと、発光部42aを前方側から覆うウインカーレンズ42bとを備える。
図3~図5を参照し、ミラー本体41は、ミラー43と、ミラー43を収容するミラーハウジング45とを備える。
ミラーハウジング45は、内部が中空の箱状である。ミラーハウジング45の後面は、後方に開放する開放部45aである。
ミラー43は、板状であり、板厚方向を車両前後方向に指向させて配置される。ミラー43は、開放部45aに配置され、開放部45aを塞ぐ。ミラー43は、開放部45aの周縁部に取り付けられる。ミラー43は、ミラー本体41の後面を構成する。図4は、ミラー43を取り外した状態で、ミラー本体41の内部を後方側から見た図である。
図4及び図6を参照し、ミラーステー40の後方には、ミラー本体41をスライド可能に支持するレール部材46が設けられる。レール部材46は、ミラーステー40と平行にミラーステー40の軸方向(スライド方向S)に長く延びる板状部材である。
レール部材46は、複数のレール固定具47によってミラーステー40に固定される。
レール部材46は、ミラーステー40の後面40cに後方から対向する前壁部46aと、前壁部46aの上縁から後方に延びる上壁部46bと、前壁部46aの下縁から後方に延びる下壁部46cと、上壁部46bの後部から下方に突出する上レール46dと、下壁部46cの後部から上方に突出する下レール46eとを備える。
ミラーステー40の後面40cとレール部材46の前壁部46aとの間には、レール固定具47によって前後方向に隙間Gが確保される。
ミラーステー40は、ガイド部50に嵌まる。ミラー本体41は、ガイド部50にミラーステー40が嵌まった状態で、ミラーステー40に沿ってスライドする。
ミラーステー40の後面40cは、ガイド部50の凹形状の底部50aに対向する。
ウインカー42は、ガイド部50内に配置され、ガイド部50の前面の開口から前方に露出する。
また、ガイド部50の底部50aには、底部50aを貫通する逃げ孔52が一対設けられる。ミラーハウジング45内には、レール部材46が設けられる。
図3~図6を参照し、レール固定具47は、逃げ孔52を通って、ミラーステー40とミラーハウジング45内のレール部材46とを接続する。ガイド部50の底部50aは、隙間G(図3)に位置する。また、逃げ孔52は、開口51と同様に、ミラーハウジングの外側の空間をミラーハウジング45内に連通させる開口である。
図4及び図7を参照し、ミラー本体41のミラーハウジング45内には、スライド方向Sに並べて一対設けられるスライダー55と、一対のスライダー55を支持する支持板56と、スライダー55及び支持板56を支持するステー57と、ミラーステー40に対するミラー本体41のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構58とが設けられる。
図8及び図9を参照し、スライダー55は、レール部材46の上レール46d及び下レール46eに係合し、レール部材46上をスライド方向Sに移動する。詳細には、スライダー55は、スライダー55の上面及び下面に設けられる溝部55aが上レール46d及び下レール46eに係合する。
支持板56の後面において一対のスライダー55の間の位置には、後方側に突出するガイド部材59が上下に一対設けられる。
ステー57の支持部57aは、支持板56の後方でレール部材46に沿ってスライド方向Sに延びる板状である。
スライダー55は、固定具57c及びスライダー固定具55bによって支持板56に固定される。
ステー57の取付部57bは、支持部57aの長手方向の両端部からそれぞれ前方に延びてレール部材46の上方でミラーハウジング45に締結される一対と、支持部57aの長手方向の両端部からそれぞれ前方に延びてレール部材46の下方でミラーハウジング45に締結される一対とを備える。
スライド規制機構58を操作するための操作子61は、規制部材60から下方に延出する。
詳細には、規制部材60は、レール部材46を後方から覆う後壁60aと、レール部材46の前壁部46aを前方から覆う前壁60bと、後壁60aの上端と前壁60bの上端とを繋ぐ上壁60cと、後壁60aの下端と前壁60bの下端とを繋ぐ下壁60dとを備える。
上壁60cは、レール部材46の上壁部46bを上方から覆い、下壁60dは、レール部材46の下壁部46cを下方から覆う。
ガイド部材59の後端には、ガイド孔部66の幅よりも大径のフランジ部59aが設けられる。ガイド孔部66は、支持板56とフランジ部59aとの間に挟まれ、フランジ部59aによってガイド部材59に対し抜け止めされる。
規制部材60は、ガイド部材59、支持板56、固定具57c、及びステー57を介し、上下に移動可能にミラーハウジング45に支持されている。
規制部材60は、スライド方向Sにおいて、左右のスライダー55の間に配置される。
図5、図7、図8、及び図10を参照し、規制部材60が係合する係合部62は、レール部材46の前壁部46aに設けられる。係合部62は、前壁部46aを貫通する孔であり、スライド方向Sにおいて規制部材60の中間部に設けられる。
詳細には、係合部62は、前壁部46a上をスライド方向Sに延びるスリット状の長孔部62aと、長孔部62aの下縁に対し下方に凹む複数の係合凹部62bとを備える。
係合凹部62bは、スライド方向Sに略等間隔で複数設けられる。
係合突起68は、係合部62の長孔部62a内をスライド方向Sに移動可能であるとともに、複数の係合凹部62bの内のいずれか一つに係合する。
付勢部材収納部61aは、規制部材60の下壁60dに設けられる孔60eを介し、規制部材60の内側に連通する。
受け部材64は、筒状部64aが規制部材60の孔60eに嵌合する。また、受け部材64は、受け部材64の上端の受け面部64bが、レール部材46の下壁部46cに下方から当接する。受け部材64は、孔60eに沿って上下に移動可能である。
付勢部材63は、受け面部64bと付勢部材収納部61aとの間で圧縮されており、付勢部材収納部61aを介し、規制部材60を下方側に付勢する。
操作子61は、ミラーハウジング45から下面孔69を通ってミラーハウジング45の下方に突出する。
また、図1を参照し、自動二輪車1は、テールランプ36の後方を撮影する後部カメラ71をテールランプ36と一体に備える。
ミラー43は、カメラ70で撮影された映像を表示するモニターである。また、ミラー43は、後部カメラ71で撮影された映像を表示するモニターでもある。
乗員は、例えば、ハンドル20の周辺に設けられる操作部(不図示)の操作によって、ミラー43に表示する映像をカメラ70の映像と後部カメラ71の映像との間で切り替える。
図8及び図10を参照し、ミラー本体41は、スライド規制機構58の規制部材60の係合突起68がレール部材46の係合凹部62bに係合することで、スライド方向Sへの移動を規制されている。図10では、仮想線で示す係合突起68が、配列の中央の係合凹部62bに係合している。
図8の状態は、ミラー本体41のスライド方向Sへの移動が規制された「ロック状態」である。
図11は、規制部材60が上方に移動した状態を示す断面図である。
操作子61が上方に押圧されると、規制部材60は、付勢部材63の付勢力に抗して上方に移動し、規制部材60は、図8の状態から図11の状態になる。図11の状態では、係合突起68は、長孔部62a内に位置し、長孔部62a内をスライド方向Sに移動可能である。すなわち、図11の状態は、ミラー本体41のスライド方向Sへの移動の規制が解除された「ロック解除状態」である。また、図10では、「ロック解除状態」に対応する係合突起68は、実線で示される。
スライド規制機構58は、ミラー43の前方側でミラーハウジング45内に配置される。このため、スライド規制機構58に雨水等の水が侵入することを抑制できる。
自動二輪車1の走行風は、開口51及び逃げ孔52からミラーハウジング45内に流れる。ミラーハウジング45内に流入する走行風は、例えば、下面孔69等の孔から外側に排出される。このため、ミラー本体41の空気抵抗を低減できる。
また、ミラー本体41が最も車幅方向内側に移動した状態では、開口51及び逃げ孔52は、ミラーステー40によって塞がれる。
この構成によれば、ミラーステー40に対するミラー本体41のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構58が、ミラーハウジング45内に設けられるため、スライド規制機構58に水が侵入することを抑制できる。
この構成によれば、自動二輪車1の走行に伴う走行風が開口51に流れるため、ミラー装置35の空気抵抗を低減できる。
また、ミラーステー40の前面45bには、ウインカー42が設けられる。
この構成によれば、ミラー装置35にウインカー42を設けることができるとともに、ミラー本体41の位置を変更した場合であってもウインカー42の位置は変更されないため、ウインカー42を正しい位置に位置させておくことができる。
この構成によれば、ミラーステー40が嵌まる凹部からウインカー42が前方に露出するため、ウインカー42をコンパクトに設けることができる。
また、スライド規制機構58を操作する操作子61は、ミラー本体41の下面45cに設けられる。
この構成によれば、操作子61の側からミラー本体41内に水が入ることを抑制できる。
この構成によれば、レール部材46に水が侵入することを抑制できる。
また、スライド規制機構58は、上下に移動可能にミラーハウジング45に支持される規制部材60と、レール部材46に設けられ、規制部材60の係合突起68が係合する係合部62とを備え、操作子61は、規制部材60から下方に延びてミラー本体41の下面45cから下方に突出し、操作子61が上方に押圧されると、規制部材60と係合部62との係合が解除され、ミラー本体41がスライド可能になる。
この構成によれば、操作子61を上方に押圧することで、規制部材60の係合突起68と係合部62との係合を解除でき、ミラー本体41を簡単な操作でスライドさせることができる。
ミラーステー40の前面40bにウインカー42を設けることができるとともに、レール部材46を介しミラーステー40によってミラー本体41をスライド可能に支持できる。また、レール部材46に水が侵入することを抑制できる。
また、ミラー本体41にカメラ70が設けられ、ミラー43は、カメラ70の映像を表示するモニターである。
この構成によれば、ミラー本体41がスライドする際に、カメラ70がミラー本体41と一緒に移動するため、ミラー本体41の位置に応じた映像をミラー43に表示できる。
この構成によれば、テールランプ36の後方側の状況を後部カメラ71によってミラー43に表示でき、ミラー本体41のカメラ70とは異なる位置の状況をミラー43に表示できる。
上記実施の形態では、ミラー43は、カメラ70の映像を表示するモニターであるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ミラー43は、後方からの光を乗員に反射する鏡であっても良い。
また、上記実施の形態では、ミラー装置35は、フロントカバーに取り付けられるものとして説明したが、これに限らず、ミラー装置35は、例えば、ハンドル20に取り付けられても良い。
また、上記実施の形態では、自動二輪車1に設けられるミラー装置35を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、4輪以上を備える鞍乗り型車両、及び、その他の車両に適用可能である。
30 フロントカバー(車体)
35 ミラー装置
36 テールランプ
40 ミラーステー
40b 前面(ミラーステーの前面)
41 ミラー本体
42 ウインカー
43 ミラー
45 ミラーハウジング
45b 前面(ミラーハウジングの前面)
45c 下面
46 レール部材
50 ガイド部
51 開口
52 逃げ孔(開口)
58 スライド規制機構
60 規制部材
61 操作子
62 係合部
68 係合突起
70 カメラ
71 後部カメラ
Claims (10)
- 車体(30)から延出するミラーステー(40)と、前記ミラーステー(40)に支持されるミラー本体(41)とを備え、前記ミラーステー(40)に対し前記ミラー本体(41)の位置を変更可能なミラー装置において、
前記ミラー本体(41)は、前記ミラーステー(40)に対しスライド可能に支持され、
前記ミラー本体(41)は、ミラー(43)と、前記ミラー(43)を収容するミラーハウジング(45)とを備え、
前記ミラーステー(40)に対する前記ミラー本体(41)のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構(58)が、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、
前記ミラー(43)は、前記ミラーハウジング(45)から後方に露出し、
前記ミラーハウジング(45)の前面(45b)には、前記ミラーステー(40)に沿って延びるガイド部(50)が設けられ、
前記ミラー本体(41)は、前記ガイド部(50)に嵌まる前記ミラーステー(40)に沿ってスライドし、
前記ガイド部(50)には、前記ミラーハウジング(45)内に連通する開口(51)が設けられることを特徴とするミラー装置。 - 前記ミラーステー(40)の前面(40b)には、ウインカー(42)が設けられることを特徴とする請求項1記載のミラー装置。
- 前記ガイド部(50)は、前記ミラーハウジング(45)の前記前面(45b)が後方に凹む凹部であり、前記ミラーステー(40)は、前記凹部に嵌まり、
前記ウインカー(42)は、前記凹部から前方に露出することを特徴とする請求項2記載のミラー装置。 - 前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のミラー装置。
- 前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーステー(40)の後方で前記ミラーハウジング(45)内に設けられることを特徴とする請求項4記載のミラー装置。
- 前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、
前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、
前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になることを特徴とする請求項5記載のミラー装置。 - 前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーステー(40)の後方で前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、
前記ミラーステー(40)の前面(40b)には、ウインカー(42)が設けられ、前記ウインカー(42)は、前方に露出することを特徴とする請求項1記載のミラー装置。 - 前記ミラー本体(41)にカメラ(70)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記カメラ(70)の映像を表示するモニターであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のミラー装置。
- 車両(1)のテールランプ(36)に後部カメラ(71)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記後部カメラ(71)の映像を表示するモニターであることを特徴とする請求項8記載のミラー装置。
- 車体(30)から延出するミラーステー(40)と、前記ミラーステー(40)に支持されるミラー本体(41)とを備え、前記ミラーステー(40)に対し前記ミラー本体(41)の位置を変更可能なミラー装置において、
前記ミラー本体(41)は、前記ミラーステー(40)に対しスライド可能に支持され、
前記ミラー本体(41)は、ミラー(43)と、前記ミラー(43)を収容するミラーハウジング(45)とを備え、
前記ミラーステー(40)に対する前記ミラー本体(41)のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構(58)が、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、
前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられ、
前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、
前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、
前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、
前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になることを特徴とするミラー装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020057268A JP7132965B2 (ja) | 2020-03-27 | 2020-03-27 | ミラー装置 |
DE102021105598.9A DE102021105598B4 (de) | 2020-03-27 | 2021-03-09 | Spiegelvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020057268A JP7132965B2 (ja) | 2020-03-27 | 2020-03-27 | ミラー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021154885A JP2021154885A (ja) | 2021-10-07 |
JP7132965B2 true JP7132965B2 (ja) | 2022-09-07 |
Family
ID=77916779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020057268A Active JP7132965B2 (ja) | 2020-03-27 | 2020-03-27 | ミラー装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7132965B2 (ja) |
DE (1) | DE102021105598B4 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5969890A (en) | 1997-04-09 | 1999-10-19 | Donnelly Corporation | Adjustable exterior rearview mirror for vehicles |
US6325518B1 (en) | 1999-03-12 | 2001-12-04 | Donnelly Corporation | Extendable exterior rearview mirror assembly |
JP2003512232A (ja) | 1999-10-20 | 2003-04-02 | シェーフェナッカー・ビジョン・システムズ・ユーエスエイ・インコーポレーテッド | トレーラ牽引のための交換可能な覆い型ミラー |
JP2005145151A (ja) | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車両周辺確認補助装置および車両周辺映像表示方法 |
JP2009137502A (ja) | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | 車両用アウトサイドミラー |
JP2014116756A (ja) | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Toyota Motor Corp | 周辺監視システム |
JP6293238B1 (ja) | 2016-11-08 | 2018-03-14 | 株式会社フジクラ | ヒートパイプ |
JP2018176783A (ja) | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 三菱電機株式会社 | 表示制御装置、表示システムおよび表示制御プログラム |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6057492U (ja) | 1983-09-28 | 1985-04-22 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車用バツクミラ−ステ− |
JP2604693Y2 (ja) * | 1992-09-16 | 2000-05-22 | 株式会社村上開明堂 | 電動格納式ドアミラー |
JPH06293238A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-21 | Kanto Auto Works Ltd | 車両のミラー装置 |
US6179428B1 (en) | 2000-05-18 | 2001-01-30 | Daimlerchrysler Corporation | Adjustable rearview mirror |
CN1234559C (zh) | 2001-11-16 | 2006-01-04 | 株式会社村上开明堂 | 用于车辆的车内附件保持装置 |
JP4122993B2 (ja) | 2003-02-04 | 2008-07-23 | 市光工業株式会社 | 電動格納式ドアミラー |
JP5048433B2 (ja) | 2007-09-19 | 2012-10-17 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のウインカ一体型バックミラー |
JP2010018233A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Mitsuba Corp | フロントドア開閉装置 |
US9676336B2 (en) | 2013-06-25 | 2017-06-13 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Exterior rearview mirror assembly for vehicle |
CN108275225A (zh) | 2018-02-06 | 2018-07-13 | 浙江帝恒实业有限公司 | 一种具有显示功能的电动车后视镜支架 |
-
2020
- 2020-03-27 JP JP2020057268A patent/JP7132965B2/ja active Active
-
2021
- 2021-03-09 DE DE102021105598.9A patent/DE102021105598B4/de active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5969890A (en) | 1997-04-09 | 1999-10-19 | Donnelly Corporation | Adjustable exterior rearview mirror for vehicles |
US6325518B1 (en) | 1999-03-12 | 2001-12-04 | Donnelly Corporation | Extendable exterior rearview mirror assembly |
JP2003512232A (ja) | 1999-10-20 | 2003-04-02 | シェーフェナッカー・ビジョン・システムズ・ユーエスエイ・インコーポレーテッド | トレーラ牽引のための交換可能な覆い型ミラー |
JP2005145151A (ja) | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車両周辺確認補助装置および車両周辺映像表示方法 |
JP2009137502A (ja) | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | 車両用アウトサイドミラー |
JP2014116756A (ja) | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Toyota Motor Corp | 周辺監視システム |
JP6293238B1 (ja) | 2016-11-08 | 2018-03-14 | 株式会社フジクラ | ヒートパイプ |
JP2018176783A (ja) | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 三菱電機株式会社 | 表示制御装置、表示システムおよび表示制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102021105598A1 (de) | 2022-09-15 |
JP2021154885A (ja) | 2021-10-07 |
DE102021105598B4 (de) | 2023-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7401959B2 (en) | Turn signal lamp for a vehicle | |
JP6120914B2 (ja) | 車両のカウルステー構造 | |
EP2168850B1 (en) | Saddle-type vehicle | |
JP6708687B2 (ja) | 自動二輪車のシートフレーム | |
JP5938302B2 (ja) | 鞍乗り型車両のリッドロック構造 | |
US7934744B2 (en) | Saddle-ride type vehicle | |
JP2011148451A (ja) | 鞍乗り型車両の前部構造 | |
WO2018043485A1 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2007118870A (ja) | ヘッドライト支持構造体 | |
JP7132965B2 (ja) | ミラー装置 | |
JP2018154268A (ja) | 支持部材およびそれを含む車両 | |
EP2974949B1 (en) | Saddle type vehicle | |
JP3585921B2 (ja) | 自動二輪車における前照灯支持構造 | |
JP6043863B2 (ja) | 鞍乗型車両の前部構造 | |
JP6151896B2 (ja) | 鞍乗り型車両の配索構造 | |
JP5196238B2 (ja) | 自動二輪車の配線保持構造 | |
JP5033748B2 (ja) | 車両の前部構造 | |
JP6553109B2 (ja) | 車両のウインカ装置 | |
JP2019119441A (ja) | 鞍乗り型車両のフロントカウル構造 | |
JP3041820B2 (ja) | 自動二,三輪車のハンドルカバー | |
JP4351021B2 (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JP2005112307A (ja) | 車両用パーキングレバーの配置構造 | |
ITTO20010767A1 (it) | Proiettore anteriore per motocicli a due o tre ruote. | |
JP2021066257A (ja) | 鞍乗型車両 | |
ITTO990436A1 (it) | Dispositivo di manubrio per un veicolo |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220826 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7132965 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |