JP7132965B2 - ミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ミラー装置に関する。
従来、車体から延出するミラーステーと、ミラーステーに支持されるミラー本体とを備え、ミラーステーに対しミラー本体の位置を変更可能なミラー装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ミラーステーは、パイプ状の第1ステーと、第1ステーのパイプ内に嵌合する第2ステーとを備え、パイプ状の第1ステーの外周のねじ部に締結されるクランパーを緩めることで、第2ステーと共にミラー本体を移動可能にしている。すなわち、クランパー及びねじ部は、ミラー本体の位置を変更可能にする機構を構成する。
実開昭60-57492号公報
しかしながら、上記従来のミラー装置では、ミラー本体の位置を変更可能にする機構が外側に露出するため、この機構に水が侵入し、錆が発生することがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ミラー装置において、ミラー本体の位置を変更可能にする機構への水の侵入を抑制できるようにすることを目的とする。
ミラー装置は、車体(30)から延出するミラーステー(40)と、前記ミラーステー(40)に支持されるミラー本体(41)とを備え、前記ミラーステー(40)に対し前記ミラー本体(41)の位置を変更可能なミラー装置において、前記ミラー本体(41)は、前記ミラーステー(40)に対しスライド可能に支持され、前記ミラー本体(41)は、ミラー(43)と、前記ミラー(43)を収容するミラーハウジング(45)とを備え、前記ミラーステー(40)に対する前記ミラー本体(41)のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構(58)が、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、前記ミラー(43)は、前記ミラーハウジング(45)から後方に露出し、前記ミラーハウジング(45)の前面(45b)には、前記ミラーステー(40)に沿って延びるガイド部(50)が設けられ、前記ミラー本体(41)は、前記ガイド部(50)に嵌まる前記ミラーステー(40)に沿ってスライドし、前記ガイド部(50)には、前記ミラーハウジング(45)内に連通する開口(51)が設けられることを特徴とする。
た、上述の構成において、前記ミラーステー(40)の前面(40b)には、ウインカー(42)が設けられても良い。
さらに、上述の構成において、前記ガイド部(50)は、前記ミラーハウジング(45)の前記前面(45b)が後方に凹む凹部であり、前記ミラーステー(40)は、前記凹部に嵌まり、前記ウインカー(42)は、前記凹部から前方に露出しても良い。
また、上述の構成において、前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられても良い。
また、上述の構成において、前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーステー(40)の後方で前記ミラーハウジング(45)内に設けられても良い。
また、上述の構成において、前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になっても良い。
また、上述の構成において、前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーステー(40)の後方で前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、前記ミラーステー(40)の前面(40b)には、ウインカー(42)が設けられ、前記ウインカー(42)は、前方に露出しても良い。
また、上述の構成において、前記ミラー本体(41)にカメラ(70)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記カメラ(70)の映像を表示するモニターであっても良い。
さらに、上述の構成において、車両(1)のテールランプ(36)に後部カメラ(71)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記後部カメラ(71)の映像を表示するモニターであっても良い。
また、ミラー装置は、車体(30)から延出するミラーステー(40)と、前記ミラーステー(40)に支持されるミラー本体(41)とを備え、前記ミラーステー(40)に対し前記ミラー本体(41)の位置を変更可能なミラー装置において、前記ミラー本体(41)は、前記ミラーステー(40)に対しスライド可能に支持され、前記ミラー本体(41)は、ミラー(43)と、前記ミラー(43)を収容するミラーハウジング(45)とを備え、前記ミラーステー(40)に対する前記ミラー本体(41)のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構(58)が、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられ、前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になることを特徴とする。
ミラー装置は、車体から延出するミラーステーと、ミラーステーに支持されるミラー本体とを備え、ミラーステーに対しミラー本体の位置を変更可能であり、ミラー本体は、ミラーステーに対しスライド可能に支持され、ミラー本体は、ミラーと、ミラーを収容するミラーハウジングとを備え、ミラーステーに対するミラー本体のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構が、ミラーハウジング内に設けられる。
この構成によれば、ミラーステーに対するミラー本体のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構が、ミラーハウジング内に設けられるため、スライド規制機構に水が侵入することを抑制できる。
また、上述の構成において、ミラーは、ミラーハウジングから後方に露出し、ミラーハウジングの前面には、ミラーステーに沿って延びるガイド部が設けられ、ミラー本体は、ガイド部に嵌まるミラーステーに沿ってスライドし、ガイド部には、ミラーハウジング内に連通する開口が設けられても良い。
この構成によれば、車両の走行に伴う走行風が開口に流れるため、ミラー装置の空気抵抗を低減できる。
また、上述の構成において、ミラーステーの前面には、ウインカーが設けられても良い。
この構成によれば、ミラー装置にウインカーを設けることができるとともに、ミラー本体の位置を変更した場合であってもウインカーの位置は変更されないため、ウインカーを正しい位置に位置させておくことができる。
さらに、上述の構成において、ガイド部は、ミラーハウジングの前面が後方に凹む凹部であり、ミラーステーは、凹部に嵌まり、ウインカーは、凹部から前方に露出しても良い。
この構成によれば、ミラーステーが嵌まる凹部からウインカーが前方に露出するため、ウインカーをコンパクトに設けることができる。
また、上述の構成において、スライド規制機構を操作する操作子は、ミラー本体の下面に設けられても良い。
この構成によれば、操作子の側からミラー本体内に水が入ることを抑制できる。
また、上述の構成において、ミラーステーには、ミラー本体をスライド可能に支持するレール部材が取り付けられ、レール部材は、ミラーステーの後方でミラーハウジング内に設けられても良い。
この構成によれば、レール部材に水が侵入することを抑制できる。
また、上述の構成において、スライド規制機構は、上下に移動可能にミラーハウジングに支持される規制部材と、レール部材に設けられ、規制部材の係合突起が係合する係合部とを備え、操作子は、規制部材から下方に延びてミラー本体の下面から下方に突出し、操作子が上方に押圧されると、規制部材と係合部との係合が解除され、ミラー本体がスライド可能になっても良い。
この構成によれば、操作子を上方に押圧することで、規制部材の係合突起と係合部との係合を解除でき、ミラー本体を簡単な操作でスライドさせることができる。
また、上述の構成において、ミラーステーには、ミラー本体をスライド可能に支持するレール部材が取り付けられ、レール部材は、ミラーステーの後方でミラーハウジング内に設けられ、ミラーステーの前面には、ウインカーが設けられ、ウインカーは、前方に露出しても良い。
この構成によれば、ミラーステーの前面にウインカーを設けることができるとともに、レール部材を介しミラーステーによってミラー本体をスライド可能に支持できる。また、レール部材に水が侵入することを抑制できる。
また、上述の構成において、ミラー本体にカメラが設けられ、ミラーは、カメラの映像を表示するモニターであっても良い。
この構成によれば、カメラがミラー本体と一緒に移動するため、ミラー本体の位置に応じた映像をミラーに表示できる。
さらに、上述の構成において、車両のテールランプに後部カメラが設けられ、ミラーは、後部カメラの映像を表示するモニターであっても良い。
この構成によれば、テールランプの後方側の状況を後部カメラによってミラーに表示でき、ミラー本体のカメラとは異なる位置の状況をミラーに表示できる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 右側のミラー装置を車両前方から見た正面図である。 ミラーステー及びミラー本体を前方側から見た図である。 ミラー本体の内部を後方側から見た図である。 図4のV-V断面図である。 図5におけるミラーステー側の部材を示す断面図である。 図5におけるミラー本体側の部材を示す断面図である。 図5におけるレール部材の周辺の構造を示す断面図である。 図8の構造を後方側から見た図である。 規制部材及びレール部材を前方側から見た図である。 規制部材が上方に移動した状態を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
車体フレーム10は、車体フレーム10の前端に設けられるヘッドパイプ(不図示)と、このヘッドパイプから後方に延びるメインフレーム16と、メインフレーム16の後部16aに接続されるサブフレーム17と、サブフレーム17の下方に配置される左右一対のセンターフレーム18とを備える。
サブフレーム17は、メインフレーム16の後部16aから自動二輪車1の後端側まで後方に延びる。
センターフレーム18は、メインフレーム16に対し直接接続されておらず、メインフレーム16に対し後下方に離間して配置される。
また、センターフレーム18は、サブフレーム17に対し直接接続されておらず、サブフレーム17に対し下方に離間して配置される。
サブフレーム17は、センターフレーム18に対し上方に離間した位置で、メインフレーム16の後部16aから後輪3の上方の位置まで延びる。シート14は、サブフレーム17の後部の上面に配置される。
フロントフォーク12は、上記ヘッドパイプによって左右に操舵自在に支持される。
前輪2は、フロントフォーク12の下端部に支持される。操舵用のハンドル20は、フロントフォーク12の上端部に取り付けられる。
エンジン11は、クランク軸25を支持するクランクケース26と、クランクケース26の前部から上方に延びるシリンダー部27とを備える。クランクケース26の後部26aは、変速機(不図示)を収納する変速機ケース部である。エンジン11の出力は、スイングアーム13に沿って前後に延びる駆動力伝達部材24によって後輪3に伝達される。
メインフレーム16の下部は、クランクケース26の前部の上部に接続される。
左右のセンターフレーム18は、クランクケース26の後部26aの外側方にそれぞれ配置され、後部26aに固定される。
自動二輪車1は、左右のセンターフレーム18を車幅方向に接続するピボット軸28を備える。スイングアーム13の前端部は、ピボット軸28に支持され、スイングアーム13は、ピボット軸28を中心に上下に揺動可能である。後輪3は、スイングアーム13の後端部に支持される。
リアサスペンション29は、クランクケース26の後部26aとスイングアーム13の前部との間に掛け渡される。
自動二輪車1は、フロントフォーク12の上部及び上記ヘッドパイプを前方側から覆うフロントカバー30と、フロントカバー30の下方で車体を側方から覆うサイドカバー31とを備える。
フロントフェンダー32は、フロントフォーク12に支持される。
車速等の情報を表示するメーター33は、フロントカバー30の後方且つハンドル20の前方に配置される。
左右一対のミラー装置35は、フロントカバー30に取り付けられる。
テールランプ36は、サブフレーム17の後端部に設けられる。
図2は、右側のミラー装置35を車両前方から見た正面図である。左右のミラー装置35は、左右対称に設けられるため、ここでは、右側のミラー装置35について詳細に説明する。
ミラー装置35は、乗員が後方の状況を確認するためのバックミラーである。
ミラー装置35は、車体としてのフロントカバー30から車幅方向外側且つ上方に延出するミラーステー40と、ミラーステー40に支持されるミラー本体41とを備える。
ミラー本体41は、ミラーステー40に対しスライド可能に設けられ、ミラーステー40の軸方向に位置を変更可能である。ミラーステー40の軸方向は、ミラー本体41がスライドするスライド方向Sである。スライド方向Sは、ほぼ車幅方向である。
ミラーステー40は、車幅方向に延びる棒状部材であり、基端部40aがフロントカバー30の前面に固定される。
ミラーステー40の前面40bにおいて車幅方向外側の端部には、ウインカー42が設けられる。ウインカー42は、発光部42aと、発光部42aを前方側から覆うウインカーレンズ42bとを備える。
図3は、ミラーステー40及びミラー本体41を前方側から見た図である。図4は、ミラー本体41の内部を後方側から見た図である。図5は、図4のV-V断面図である。
図3~図5を参照し、ミラー本体41は、ミラー43と、ミラー43を収容するミラーハウジング45とを備える。
ミラーハウジング45は、内部が中空の箱状である。ミラーハウジング45の後面は、後方に開放する開放部45aである。
ミラー43は、板状であり、板厚方向を車両前後方向に指向させて配置される。ミラー43は、開放部45aに配置され、開放部45aを塞ぐ。ミラー43は、開放部45aの周縁部に取り付けられる。ミラー43は、ミラー本体41の後面を構成する。図4は、ミラー43を取り外した状態で、ミラー本体41の内部を後方側から見た図である。
図6は、図5におけるミラーステー40側の部材を示す断面図である。
図4及び図6を参照し、ミラーステー40の後方には、ミラー本体41をスライド可能に支持するレール部材46が設けられる。レール部材46は、ミラーステー40と平行にミラーステー40の軸方向(スライド方向S)に長く延びる板状部材である。
レール部材46は、複数のレール固定具47によってミラーステー40に固定される。
レール部材46は、ミラーステー40の後面40cに後方から対向する前壁部46aと、前壁部46aの上縁から後方に延びる上壁部46bと、前壁部46aの下縁から後方に延びる下壁部46cと、上壁部46bの後部から下方に突出する上レール46dと、下壁部46cの後部から上方に突出する下レール46eとを備える。
レール固定具47は、レール部材46の前壁部46aから前方に延出し、ミラーステー40の後面40cに接続される。レール固定具47は、ピン状である。レール固定具47は、レール部材46の長手方向の両端部にそれぞれ設けられる。
ミラーステー40の後面40cとレール部材46の前壁部46aとの間には、レール固定具47によって前後方向に隙間Gが確保される。
図3及び図6を参照し、ミラーステー40の前面40bにおいて、車幅方向外側の端部には、後方側に一段低くなる段部40dが設けられる。ウインカー42は、段部40dに取り付けられる。これにより、ウインカー42の前面42cは、ミラーステー40の前面40bと略面一になる。
図3及び図5を参照し、ミラーハウジング45の前面45bには、ミラーステー40に沿ってスライド方向Sに延びるガイド部50が設けられる。ガイド部50は、ミラーハウジング45の前面45bの一部が後方に凹む凹部である。
ミラーステー40は、ガイド部50に嵌まる。ミラー本体41は、ガイド部50にミラーステー40が嵌まった状態で、ミラーステー40に沿ってスライドする。
ミラーステー40の後面40cは、ガイド部50の凹形状の底部50aに対向する。
ウインカー42は、ガイド部50内に配置され、ガイド部50の前面の開口から前方に露出する。
ガイド部50の底部50aには、ミラーハウジング45内に連通する開口51が複数設けられる。開口51は、スライド方向Sに長く延びる長孔状である。
また、ガイド部50の底部50aには、底部50aを貫通する逃げ孔52が一対設けられる。ミラーハウジング45内には、レール部材46が設けられる。
図3~図6を参照し、レール固定具47は、逃げ孔52を通って、ミラーステー40とミラーハウジング45内のレール部材46とを接続する。ガイド部50の底部50aは、隙間G(図3)に位置する。また、逃げ孔52は、開口51と同様に、ミラーハウジングの外側の空間をミラーハウジング45内に連通させる開口である。
図7は、図5におけるミラー本体41側の部材を示す断面図である。
図4及び図7を参照し、ミラー本体41のミラーハウジング45内には、スライド方向Sに並べて一対設けられるスライダー55と、一対のスライダー55を支持する支持板56と、スライダー55及び支持板56を支持するステー57と、ミラーステー40に対するミラー本体41のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構58とが設けられる。
図8は、図5におけるレール部材46の周辺の構造を示す断面図である。図9は、図8の構造を後方側から見た図である。
図8及び図9を参照し、スライダー55は、レール部材46の上レール46d及び下レール46eに係合し、レール部材46上をスライド方向Sに移動する。詳細には、スライダー55は、スライダー55の上面及び下面に設けられる溝部55aが上レール46d及び下レール46eに係合する。
支持板56は、スライド方向Sに互いに離れて配置されるスライダー55を互いに接続する。スライダー55は、支持板56の前面に固定され、支持板56は、スライダー55を後方から支持する。支持板56は、レール部材46の後方に位置する。スライダー55は、スライダー55及び支持板56に挿通されるスライダー固定具55bによって、支持板56に固定される。
支持板56の後面において一対のスライダー55の間の位置には、後方側に突出するガイド部材59が上下に一対設けられる。
図4、及び図7~図9を参照し、ステー57は、支持板56の後方に配置されてスライダー55及び支持板56を支持する支持部57aと、支持部57aから前方に延びてミラーハウジング45の前面45bの内面に固定される複数の取付部57bとを備える。
ステー57の支持部57aは、支持板56の後方でレール部材46に沿ってスライド方向Sに延びる板状である。
ステー57の支持部57aは、支持部57aから前方に延びるピン状の一対の固定具57cによって、支持板56及びスライダー55に接続される。固定具57cは、支持部57a、支持板56及びスライダー55に挿通される。すなわち、ステー57は、固定具57cを介し、支持板56及びスライダー55を支持する。
スライダー55は、固定具57c及びスライダー固定具55bによって支持板56に固定される。
ステー57の取付部57bは、支持部57aの長手方向の両端部からそれぞれ前方に延びてレール部材46の上方でミラーハウジング45に締結される一対と、支持部57aの長手方向の両端部からそれぞれ前方に延びてレール部材46の下方でミラーハウジング45に締結される一対とを備える。
スライド規制機構58は、レール部材46に対し上下に移動可能に設けられる規制部材60と、レール部材46に設けられ、規制部材60が係合する係合部62と、規制部材60を上下方向に付勢する付勢部材63と、付勢部材を受ける受け部材64とを備える。
スライド規制機構58を操作するための操作子61は、規制部材60から下方に延出する。
図4、図5、及び図7~図9を参照し、規制部材60は、スライド方向Sに見た場合、断面が矩形の筒部材であり、筒内にレール部材46が通される。
詳細には、規制部材60は、レール部材46を後方から覆う後壁60aと、レール部材46の前壁部46aを前方から覆う前壁60bと、後壁60aの上端と前壁60bの上端とを繋ぐ上壁60cと、後壁60aの下端と前壁60bの下端とを繋ぐ下壁60dとを備える。
上壁60cは、レール部材46の上壁部46bを上方から覆い、下壁60dは、レール部材46の下壁部46cを下方から覆う。
規制部材60の後壁60aは、支持板56を後方から覆う。この後壁60aには、支持板56の一対のガイド部材59が前方から挿通されるガイド孔部66が設けられる。ガイド孔部66は、上下方向に延びる長孔状である。
ガイド部材59の後端には、ガイド孔部66の幅よりも大径のフランジ部59aが設けられる。ガイド孔部66は、支持板56とフランジ部59aとの間に挟まれ、フランジ部59aによってガイド部材59に対し抜け止めされる。
規制部材60は、ガイド孔部66がガイド部材59にガイドされることで、ガイド部材59に沿って上下に移動する。
規制部材60は、ガイド部材59、支持板56、固定具57c、及びステー57を介し、上下に移動可能にミラーハウジング45に支持されている。
規制部材60は、スライド方向Sにおいて、左右のスライダー55の間に配置される。
図10は、規制部材60及びレール部材46を前方側から見た図である。
図5、図7、図8、及び図10を参照し、規制部材60が係合する係合部62は、レール部材46の前壁部46aに設けられる。係合部62は、前壁部46aを貫通する孔であり、スライド方向Sにおいて規制部材60の中間部に設けられる。
詳細には、係合部62は、前壁部46a上をスライド方向Sに延びるスリット状の長孔部62aと、長孔部62aの下縁に対し下方に凹む複数の係合凹部62bとを備える。
係合凹部62bは、スライド方向Sに略等間隔で複数設けられる。
規制部材60の前壁60bには、後方に突出して規制部材60の係合部62に前方から係合する係合突起68が設けられる。係合突起68は、断面円形のピン状である。
係合突起68は、係合部62の長孔部62a内をスライド方向Sに移動可能であるとともに、複数の係合凹部62bの内のいずれか一つに係合する。
図5及び図8を参照し、操作子61は、規制部材60の下壁60dから下方に延びる棒状部材である。操作子61の上端には、付勢部材63を収納する付勢部材収納部61aが設けられる。付勢部材収納部61aは、操作子61の上端面に設けられる穴部である。
付勢部材収納部61aは、規制部材60の下壁60dに設けられる孔60eを介し、規制部材60の内側に連通する。
受け部材64は、筒状部64aと、筒状部64aの上端を塞ぐ受け面部64bとを備える。
受け部材64は、筒状部64aが規制部材60の孔60eに嵌合する。また、受け部材64は、受け部材64の上端の受け面部64bが、レール部材46の下壁部46cに下方から当接する。受け部材64は、孔60eに沿って上下に移動可能である。
付勢部材63は、上下に延びるコイルばねである。付勢部材63の下端63aは、付勢部材収納部61aの底面に当接する。付勢部材63の上部は、筒状部64a内に入り、付勢部材63の上端63bは、受け面部64bに下方から当接する。
付勢部材63は、受け面部64bと付勢部材収納部61aとの間で圧縮されており、付勢部材収納部61aを介し、規制部材60を下方側に付勢する。
図3~図5を参照し、ミラー本体41のミラーハウジング45の下面45cには、スライド方向Sに延びるスリット状の下面孔69が設けられる。
操作子61は、ミラーハウジング45から下面孔69を通ってミラーハウジング45の下方に突出する。
図2~図4を参照し、ミラー本体41は、ミラー43に対し車幅方向外側に、ミラー本体41の後方を撮影するカメラ70を備える。
また、図1を参照し、自動二輪車1は、テールランプ36の後方を撮影する後部カメラ71をテールランプ36と一体に備える。
ミラー43は、カメラ70で撮影された映像を表示するモニターである。また、ミラー43は、後部カメラ71で撮影された映像を表示するモニターでもある。
乗員は、例えば、ハンドル20の周辺に設けられる操作部(不図示)の操作によって、ミラー43に表示する映像をカメラ70の映像と後部カメラ71の映像との間で切り替える。
ここで、ミラー本体41をミラーステー40に対しスライドさせる動作について説明する。
図8及び図10を参照し、ミラー本体41は、スライド規制機構58の規制部材60の係合突起68がレール部材46の係合凹部62bに係合することで、スライド方向Sへの移動を規制されている。図10では、仮想線で示す係合突起68が、配列の中央の係合凹部62bに係合している。
図8の状態は、ミラー本体41のスライド方向Sへの移動が規制された「ロック状態」である。
図3~図5を参照し、ミラー本体41の位置を変更する場合、乗員(ユーザー)は、まず、ミラーハウジング45の下面45cの操作子61を上方に押圧する。
図11は、規制部材60が上方に移動した状態を示す断面図である。
操作子61が上方に押圧されると、規制部材60は、付勢部材63の付勢力に抗して上方に移動し、規制部材60は、図8の状態から図11の状態になる。図11の状態では、係合突起68は、長孔部62a内に位置し、長孔部62a内をスライド方向Sに移動可能である。すなわち、図11の状態は、ミラー本体41のスライド方向Sへの移動の規制が解除された「ロック解除状態」である。また、図10では、「ロック解除状態」に対応する係合突起68は、実線で示される。
「ロック解除状態」では、乗員は、レール部材46に対しミラー本体41をスライド方向Sにスライドさせてミラー本体41の位置を変更できる。この際、ミラー本体41は、スライダー55がレール部材46の上レール46d及び下レール46eに対し摺動することで、スライドする。また、操作子61は、下面孔69内をスライド方向Sに移動する。さらに、受け部材64は、受け面部64bを介し、レール部材46の下壁部46cに対してスライド方向Sに摺動する。
ミラー本体41が任意の位置に移動され、操作子61の押圧操作が解除されると、付勢部材63の付勢力によって係合突起68が係合凹部62bに係合し、規制部材60は「ロック状態」となる。例えば、係合突起68を、配列の中央の係合凹部62bに対し車幅方向外側の係合凹部62bに係合させると、ミラー本体41は、車幅方向外側に移動した状態で固定される。このように、ミラー本体41をスライド方向Sに移動し、移動した位置にミラー本体41を容易に固定できるため、ミラー本体41の位置を乗員の望む位置に容易に変更できる。
スライド規制機構58は、ミラー43の前方側でミラーハウジング45内に配置される。このため、スライド規制機構58に雨水等の水が侵入することを抑制できる。
図3及び図4に示すように、ミラー本体41が車幅方向外側に移動した状態では、ミラーハウジング45の開口51及び逃げ孔52は、前方に露出する。
自動二輪車1の走行風は、開口51及び逃げ孔52からミラーハウジング45内に流れる。ミラーハウジング45内に流入する走行風は、例えば、下面孔69等の孔から外側に排出される。このため、ミラー本体41の空気抵抗を低減できる。
また、ミラー本体41が最も車幅方向内側に移動した状態では、開口51及び逃げ孔52は、ミラーステー40によって塞がれる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、ミラー装置35は、車体としてのフロントカバー30から延出するミラーステー40と、ミラーステー40に支持されるミラー本体41とを備え、ミラーステー40に対しミラー本体41の位置を変更可能であり、ミラー本体41は、ミラーステー40に対しスライド可能に支持され、ミラー本体41は、ミラー43と、ミラー43を収容するミラーハウジング45とを備え、ミラーステー40に対するミラー本体41のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構58が、ミラーハウジング45内に設けられる。
この構成によれば、ミラーステー40に対するミラー本体41のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構58が、ミラーハウジング45内に設けられるため、スライド規制機構58に水が侵入することを抑制できる。
また、ミラー43は、ミラーハウジング45から後方に露出し、ミラーハウジング45の前面45bには、ミラーステー40に沿って延びるガイド部50が設けられ、ミラー本体41は、ガイド部50に嵌まるミラーステー40に沿ってスライドし、ガイド部50には、ミラーハウジング内に連通する開口51が設けられる。
この構成によれば、自動二輪車1の走行に伴う走行風が開口51に流れるため、ミラー装置35の空気抵抗を低減できる。
また、ミラーステー40の前面45bには、ウインカー42が設けられる。
この構成によれば、ミラー装置35にウインカー42を設けることができるとともに、ミラー本体41の位置を変更した場合であってもウインカー42の位置は変更されないため、ウインカー42を正しい位置に位置させておくことができる。
さらに、ガイド部50は、ミラーハウジング45の前面45bが後方に凹む凹部であり、ミラーステー40は、この凹部に嵌まり、ウインカー42は、ガイド部50の凹部から前方に露出する。
この構成によれば、ミラーステー40が嵌まる凹部からウインカー42が前方に露出するため、ウインカー42をコンパクトに設けることができる。
また、スライド規制機構58を操作する操作子61は、ミラー本体41の下面45cに設けられる。
この構成によれば、操作子61の側からミラー本体41内に水が入ることを抑制できる。
また、ミラーステー40には、ミラー本体41をスライド可能に支持するレール部材46が取り付けられ、レール部材46は、ミラーステー40の後方でミラーハウジング45内に設けられる。
この構成によれば、レール部材46に水が侵入することを抑制できる。
また、スライド規制機構58は、上下に移動可能にミラーハウジング45に支持される規制部材60と、レール部材46に設けられ、規制部材60の係合突起68が係合する係合部62とを備え、操作子61は、規制部材60から下方に延びてミラー本体41の下面45cから下方に突出し、操作子61が上方に押圧されると、規制部材60と係合部62との係合が解除され、ミラー本体41がスライド可能になる。
この構成によれば、操作子61を上方に押圧することで、規制部材60の係合突起68と係合部62との係合を解除でき、ミラー本体41を簡単な操作でスライドさせることができる。
また、ミラーステー40には、ミラー本体41をスライド可能に支持するレール部材46が取り付けられ、レール部材46は、ミラーステー40の後方でミラーハウジング45内に設けられ、ミラーステー40の前面40bには、ウインカー42が設けられ、ウインカー42は、前方に露出する。
ミラーステー40の前面40bにウインカー42を設けることができるとともに、レール部材46を介しミラーステー40によってミラー本体41をスライド可能に支持できる。また、レール部材46に水が侵入することを抑制できる。
また、ミラー本体41にカメラ70が設けられ、ミラー43は、カメラ70の映像を表示するモニターである。
この構成によれば、ミラー本体41がスライドする際に、カメラ70がミラー本体41と一緒に移動するため、ミラー本体41の位置に応じた映像をミラー43に表示できる。
さらに、自動二輪車1のテールランプ36に後部カメラ71が設けられ、ミラー43は、後部カメラ71の映像を表示するモニターである。
この構成によれば、テールランプ36の後方側の状況を後部カメラ71によってミラー43に表示でき、ミラー本体41のカメラ70とは異なる位置の状況をミラー43に表示できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、ミラー43は、カメラ70の映像を表示するモニターであるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ミラー43は、後方からの光を乗員に反射する鏡であっても良い。
また、上記実施の形態では、ミラー装置35は、フロントカバーに取り付けられるものとして説明したが、これに限らず、ミラー装置35は、例えば、ハンドル20に取り付けられても良い。
また、上記実施の形態では、自動二輪車1に設けられるミラー装置35を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、4輪以上を備える鞍乗り型車両、及び、その他の車両に適用可能である。
1 自動二輪車(車両)
30 フロントカバー(車体)
35 ミラー装置
36 テールランプ
40 ミラーステー
40b 前面(ミラーステーの前面)
41 ミラー本体
42 ウインカー
43 ミラー
45 ミラーハウジング
45b 前面(ミラーハウジングの前面)
45c 下面
46 レール部材
50 ガイド部
51 開口
52 逃げ孔(開口)
58 スライド規制機構
60 規制部材
61 操作子
62 係合部
68 係合突起
70 カメラ
71 後部カメラ

Claims (10)

  1. 車体(30)から延出するミラーステー(40)と、前記ミラーステー(40)に支持されるミラー本体(41)とを備え、前記ミラーステー(40)に対し前記ミラー本体(41)の位置を変更可能なミラー装置において、
    前記ミラー本体(41)は、前記ミラーステー(40)に対しスライド可能に支持され、
    前記ミラー本体(41)は、ミラー(43)と、前記ミラー(43)を収容するミラーハウジング(45)とを備え、
    前記ミラーステー(40)に対する前記ミラー本体(41)のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構(58)が、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ
    前記ミラー(43)は、前記ミラーハウジング(45)から後方に露出し、
    前記ミラーハウジング(45)の前面(45b)には、前記ミラーステー(40)に沿って延びるガイド部(50)が設けられ、
    前記ミラー本体(41)は、前記ガイド部(50)に嵌まる前記ミラーステー(40)に沿ってスライドし、
    前記ガイド部(50)には、前記ミラーハウジング(45)内に連通する開口(51)が設けられることを特徴とするミラー装置。
  2. 前記ミラーステー(40)の前面(40b)には、ウインカー(42)が設けられることを特徴とする請求項記載のミラー装置。
  3. 前記ガイド部(50)は、前記ミラーハウジング(45)の前記前面(45b)が後方に凹む凹部であり、前記ミラーステー(40)は、前記凹部に嵌まり、
    前記ウインカー(42)は、前記凹部から前方に露出することを特徴とする請求項記載のミラー装置。
  4. 前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のミラー装置。
  5. 前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーステー(40)の後方で前記ミラーハウジング(45)内に設けられることを特徴とする請求項記載のミラー装置。
  6. 前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、
    前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、
    前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になることを特徴とする請求項記載のミラー装置。
  7. 前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーステー(40)の後方で前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、
    前記ミラーステー(40)の前面(40b)には、ウインカー(42)が設けられ、前記ウインカー(42)は、前方に露出することを特徴とする請求項記載のミラー装置。
  8. 前記ミラー本体(41)にカメラ(70)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記カメラ(70)の映像を表示するモニターであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のミラー装置。
  9. 車両(1)のテールランプ(36)に後部カメラ(71)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記後部カメラ(71)の映像を表示するモニターであることを特徴とする請求項記載のミラー装置。
  10. 車体(30)から延出するミラーステー(40)と、前記ミラーステー(40)に支持されるミラー本体(41)とを備え、前記ミラーステー(40)に対し前記ミラー本体(41)の位置を変更可能なミラー装置において、
    前記ミラー本体(41)は、前記ミラーステー(40)に対しスライド可能に支持され、
    前記ミラー本体(41)は、ミラー(43)と、前記ミラー(43)を収容するミラーハウジング(45)とを備え、
    前記ミラーステー(40)に対する前記ミラー本体(41)のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構(58)が、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、
    前記スライド規制機構(58)を操作する操作子(61)は、前記ミラー本体(41)の下面(45c)に設けられ、
    前記ミラーステー(40)には、前記ミラー本体(41)をスライド可能に支持するレール部材(46)が取り付けられ、前記レール部材(46)は、前記ミラーハウジング(45)内に設けられ、
    前記スライド規制機構(58)は、上下に移動可能に前記ミラーハウジング(45)に支持される規制部材(60)と、前記レール部材(46)に設けられ、前記規制部材(60)の係合突起(68)が係合する係合部(62)とを備え、
    前記操作子(61)は、前記規制部材(60)から下方に延びて前記下面(45c)から下方に突出し、
    前記操作子(61)が上方に押圧されると、前記規制部材(60)と前記係合部(62)との係合が解除され、前記ミラー本体(41)がスライド可能になることを特徴とするミラー装置。
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