JP7131418B2 - 減速機付モータ - Google Patents
減速機付モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7131418B2 JP7131418B2 JP2019017749A JP2019017749A JP7131418B2 JP 7131418 B2 JP7131418 B2 JP 7131418B2 JP 2019017749 A JP2019017749 A JP 2019017749A JP 2019017749 A JP2019017749 A JP 2019017749A JP 7131418 B2 JP7131418 B2 JP 7131418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- housing
- cover
- speed reducer
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
図2に示されるように、モータ本体14は、ハウジング18側が開放された有底円筒状に形成されたヨークハウジング30を有する固定子32と、ヨークハウジング30の内部において回転可能に支持された回転子34と、ブラシホルダ36に支持された図示しないブラシ及びチョークコイル38と、を含んで構成されている。回転子34は、巻線が巻回されることで形成された回転子コイルと、回転子コイルを形成する巻線が接続される整流子と、を備えている。そして、ブラシホルダ36に支持されたブラシが整流子と摺動することで、回転子コイルに通電される電流が切替えられて回転子が回転するようになっている。
図2に示されるように、減速機16は、回転子34の回転軸に固定された図示しないウォームと、ウォームが噛合う外歯40Aが外周部に形成されたウォームホイール40と、を含んで構成されている。ウォームホイール40の軸芯部には、出力軸12が固定されている。ここで、出力軸12は、後述するハウジング18から軸方向一方側へむけて突出している。また、出力軸12の軸方向他方側の端部には、センサマグネット42が固定されている。
ハウジング18は、アルミニウム合金等を用いて形成されている。このハウジング18は、軸方向他方側が開放されていると共にその内部に減速機16が収容される減速機収容凹部18Aが形成されている。また、ハウジング18において減速機収容凹部18Aと隣接する部分には、モータ本体14が固定されるモータ本体固定部18Bが設けられている。
図2に示されるように、インナカバー26は、絶縁性の高い樹脂材料を用いて形成されている。このインナカバー26は、ハウジング18とカバー28との間において減速機16が配置されている領域24と回路基板46が配置されている領域22とを隔てる隔成部26Aを備えている。この隔成部26Aには、円形の開口26Bが形成されている。この開口26Bが形成されていることにより、出力軸12に固定されたセンサマグネット42と回路基板46に取り付けられた図示しないセンサとが対向してかつ近接して配置されるようになっている。また、図6に示されるように、隔成部26Aには、チョークコイル38においてブラシと接続された側とは反対側の端部38Aが挿通されるガイド孔26Cが形成されている。このガイド孔26Cの内径は、回路基板46側へ向かうにつれて小さくなっている。
図2に示されるように、カバー28は金属材料である鋼板材にプレス加工等が施されることにより形成されている。このカバー28は、ハウジング18側が開放された箱状に形成されており、回路基板46と対向して配置される底壁部28Aと、底壁部28Aの外周端からハウジング18側へ屈曲してのびる側壁部28Bと、側壁部28Bにおけるハウジング18側に形成されたフランジ部28Cと、を備えている。フランジ部28Cには、スクリュ52(図11参照)が挿通されるスクリュ孔28Dが形成されている。図11に示されるように、このスクリュ孔28Dに挿通されたスクリュ52がハウジング18に螺合されることで、カバー28がハウジング18に取り付けられるようになっている。また、本実施形態では、カバー28がハウジング18に取り付けられることで、インナカバー26の一部(隔成部26Aの外周部)が、ハウジング18とカバー28との間に挟み込まれるようになっている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
12 出力軸
14 モータ本体
16 減速機
18 ハウジング
20 制御装置
22 回路基板が配置されている領域
24 減速機が配置されている領域
26 インナカバー(隔成部材)
26A 隔成部
26C ガイド孔
26D コネクタ部
28 カバー
34 回転子
38 チョークコイル
38A 端部
46 回路基板
48 回路素子
50 ターミナル(隔成部材側ターミナル)
50A 端部
54 放熱部材
Claims (9)
- モータ本体と、
前記モータ本体の回転を出力軸へ減速して伝達する減速機と、
前記モータ本体が支持されると共に前記減速機が収容され、前記減速機に対して前記出力軸の軸方向一方側が開放されたハウジングと、
前記ハウジングに取付けられ、該ハウジングの開放端側を覆うカバーと、
前記ハウジングと前記カバーとの間において前記減速機と前記出力軸の軸方向に対向して配置され、前記モータ本体への通電を制御する制御装置の一部を構成する回路基板と、
前記ハウジングと前記カバーとの間において前記減速機が配置されている領域と前記回路基板が配置されている領域とを隔てる隔成部と、該隔成部と一体に設けられていると共に前記ハウジング及び前記カバーの外側へ露出し、前記制御装置へ給電するための外部コネクタが接続されるコネクタ部と、を有する隔成部材と、
を備え、
前記モータ本体は、
巻線が巻回されることで形成された回転子コイルと、該回転子コイルを形成する巻線が接続される整流子と、を有する回転子と、
前記整流子と当接し、該整流子と摺動することで前記回転子コイルに通電される電流が切替えられて前記回転子が回転するブラシと、
前記ブラシと接続されたチョークコイルと、
を含んで構成され、
前記チョークコイルにおいて前記ブラシと接続された側とは反対側の端部が、前記回路基板に直接接続されている減速機付モータ。 - モータ本体と、
前記モータ本体の回転を出力軸へ減速して伝達する減速機と、
前記モータ本体が支持されると共に前記減速機が収容され、前記減速機に対して前記出力軸の軸方向一方側が開放されたハウジングと、
前記ハウジングに取付けられ、該ハウジングの開放端側を覆うカバーと、
前記ハウジングと前記カバーとの間において前記減速機と前記出力軸の軸方向に対向して配置され、前記モータ本体への通電を制御する制御装置の一部を構成する回路基板と、
前記ハウジングと前記カバーとの間において前記減速機が配置されている領域と前記回路基板が配置されている領域とを隔てる隔成部と、該隔成部と一体に設けられていると共に前記ハウジング及び前記カバーの外側へ露出し、前記制御装置へ給電するための外部コネクタが接続されるコネクタ部と、を有する隔成部材と、
を備え、
前記隔成部材には、前記外部コネクタに設けられた外部コネクタ側ターミナルが係合すると共に前記回路基板に接続される隔成部材側ターミナルの一部が埋設され、
前記カバーが前記ハウジングに取付けられる前の状態で、前記隔成部材側ターミナルと前記回路基板との接続部が前記回路基板が延在する方向から視認可能となっている減速機付モータ。 - 前記カバーの少なくとも一部が、金属材料を用いて形成されている請求項1又は請求項2記載の減速機付モータ。
- 前記隔成部材が樹脂材料で形成され、
前記カバーが金属板で形成されている請求項3記載の減速機付モータ。 - 前記隔成部材の一部が、前記ハウジングと前記カバーとの間に挟み込まれている請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
- 前記隔成部材には、前記チョークコイルにおいて前記ブラシと接続された側とは反対側が挿通されるガイド孔が形成され、
前記ガイド孔の内径が、前記回路基板側へ向かうにつれて小さくなっている請求項1又は請求項1を引用する請求項3~請求項5のいずれか1項に記載の減速機付モータ。 - 前記カバーが前記ハウジングに取付けられる前の状態で、前記チョークコイルと前記回路基板との接続部が前記回路基板が延在する方向から視認可能となっている請求項1又は請求項1を引用する請求項3~請求項6のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
- 前記隔成部材には、前記外部コネクタに設けられた外部コネクタ側ターミナルが係合する隔成部材側ターミナルの一部が埋設され、
前記隔成部材側ターミナルにおいて前記回路基板に接続される側の端部が、前記回路基板側へ向けて折曲げられており、
前記隔成部材側ターミナルにおいて前記回路基板に接続される側が、前記回路基板とは反対側へ撓み変形可能とされている請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の減速機付モータ。 - 前記回路基板と前記ハウジングとの間及び前記回路基板と前記カバーとの間の少なくとも一方には、前記回路基板に取付けられた回路素子の熱を前記ハウジング又は前記カバーに伝達する放熱部材が設けられている請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の減速機付モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019017749A JP7131418B2 (ja) | 2019-02-04 | 2019-02-04 | 減速機付モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019017749A JP7131418B2 (ja) | 2019-02-04 | 2019-02-04 | 減速機付モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020127277A JP2020127277A (ja) | 2020-08-20 |
JP7131418B2 true JP7131418B2 (ja) | 2022-09-06 |
Family
ID=72084322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019017749A Active JP7131418B2 (ja) | 2019-02-04 | 2019-02-04 | 減速機付モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7131418B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174097A (ja) | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Corp | 電動式パワーステアリング装置 |
JP2010252600A (ja) | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Asmo Co Ltd | 制御回路付きモータ |
JP2017051027A (ja) | 2015-09-03 | 2017-03-09 | アスモ株式会社 | 減速機付モータ |
JP2018088745A (ja) | 2016-11-28 | 2018-06-07 | アスモ株式会社 | モータ |
-
2019
- 2019-02-04 JP JP2019017749A patent/JP7131418B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174097A (ja) | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Corp | 電動式パワーステアリング装置 |
JP2010252600A (ja) | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Asmo Co Ltd | 制御回路付きモータ |
JP2017051027A (ja) | 2015-09-03 | 2017-03-09 | アスモ株式会社 | 減速機付モータ |
JP2018088745A (ja) | 2016-11-28 | 2018-06-07 | アスモ株式会社 | モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020127277A (ja) | 2020-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4774888B2 (ja) | モータ | |
US6563245B1 (en) | DC brush motor | |
US6270320B1 (en) | Electric motor with a fan wheel, for forming an axial or radial fan | |
US6734589B2 (en) | Electric motor | |
JP2006115687A (ja) | ステータユニット及びモータ | |
KR20010101482A (ko) | 전기식 구동 유니트 | |
WO2020241026A1 (ja) | 回転電機及び回転電機の製造方法 | |
JP4241396B2 (ja) | 固定軸受けを備えたモータ装置 | |
JP7131418B2 (ja) | 減速機付モータ | |
JP6736904B2 (ja) | 駆動装置 | |
US3304448A (en) | Dynamoelectric machine terminal arrangement | |
US10958124B2 (en) | Motor | |
JP2003032966A (ja) | 電動モータ | |
JP2020127276A (ja) | モータ | |
KR20210015960A (ko) | 전기 액추에이터 | |
JP4736798B2 (ja) | アクチュエータ | |
JP6848474B2 (ja) | シールド構造を備えたモータ装置 | |
JP4788335B2 (ja) | アクチュエータ | |
JP2007043854A (ja) | モータ及びモータの組立方法 | |
JP2003079109A (ja) | ブラシホルダ及び電動モータ | |
WO2020250698A1 (ja) | 電動ポンプ | |
JP6219028B2 (ja) | 制御回路付きモータ | |
WO2019244872A1 (ja) | モータ | |
JP6946859B2 (ja) | 回転電機 | |
JPH09322475A (ja) | ブレーキ付モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220726 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220808 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7131418 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |