JP7130726B2 - 回転子、ブラシレスモータ、回転子の製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、界磁鉄心に巻装したコイルに電流を流すと永久磁石からなるロータが回転するブラシレスモータにおいて、一端面に回転軸を突設した保持体が円柱状のロータの両端面に一体に取り付けられた構成が記載されている。そして、保持体は、円柱状のロータの両端面にそれぞれ接着される。
特許文献1に記載された構成においては、回転軸を貫装する孔が設けられた円筒状の永久磁石からなるロータを用いた場合と比較して、回転力が向上し、モータの特性が向上する。
本発明は、モータ特性の向上を図ったとしても回転子のバランスが悪化することを抑制することができる回転子等を提供することを目的とする。
ここで、前記マグネットの前記外周面と、前記筒状部の前記内周面とが接着されていても良い。
また、前記マグネットには、前記中心線方向における端部に、中央部の中央外周面から凹んだ凹部が形成され、前記回転軸の前記筒状部は、前記マグネットの前記凹部に嵌め込まれていても良い。
また、他の観点から捉えると、本発明は、固定子と、当該固定子の内側に回転可能に設けられた前記回転子と、を備えたブラシレスモータである。
また、他の観点から捉えると、本発明は、所定の中心線を中心として回転可能な回転子の製造方法であって、柱状のマグネットにおける前記中心線方向の端部の外周面に接着剤を塗布する工程と、前記接着剤が塗布された前記マグネットと、軸部と筒状部とを有する回転軸とを、相対的に前記中心線方向に移動させて、前記マグネットの前記外周面と前記回転軸の前記筒状部とを嵌め合わせることにより、前記マグネットの前記外周面と前記回転軸の前記筒状部の内周面とを前記接着剤で接着する工程と、を有する回転子の製造方法である。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るブラシレスモータ1の断面の一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る回転子10を構成する部品の一例を示す斜視図である。
本実施の形態に係るブラシレスモータ1は、回転子10と、固定子20と、固定子20を収容するハウジング30とを備えている。
回転子10については、後で詳述する。
第1プレート32、第2プレート33は、それぞれ、内側に、第1軸受34、第2軸受35を保持するとともに、ケース31の内部に嵌め込まれた、略円筒状の部材である。第1軸受34及び第2軸受35は、ボールベアリングであることを例示することができる。
検出装置50は、磁気センサ51と、磁気センサ51が実装されたセンサ基板52と、磁気センサ51に相対するように設けられたセンサ用のマグネット53を有するマグネットユニット54とを有している。
回転軸11は、マグネット12における一方側の端部に装着された第1回転軸70と、マグネット12における他方側の端部に装着された第2回転軸80とを有している。
第1回転軸70は、一方側に設けられた円柱状の第1円柱状部71と、第1円柱状部71よりも他方側に設けられた円筒状の第1円筒状部72とを有している。また、第1回転軸70は、第1円柱状部71と第1円筒状部72とを接続する第1接続部73を有している。
第2回転軸80は、他方側に設けられた円柱状の第2円柱状部81と、第2円柱状部81よりも一方側に設けられた円筒状の第2円筒状部82とを有している。また、第2回転軸80は、第2円柱状部81と第2円筒状部82とを接続する第2接続部83を有している。
マグネット12は、円柱状の素材に対して、旋盤を用いて、第1凹部911及び第2凹部921が切削加工され、第1端部91の第1端面912及び第2端部92の第2端面922が切削加工され、面取り932が切削加工されることにより成形される。
なお、マグネット12と回転軸11とを接合する手法は、接着に限定されない。例えば、マグネット12と回転軸11とを粘着しても良い。また、マグネット12と回転軸11とを溶接しても良い。
また、マグネット12と回転軸11とをこのように接着、粘着、溶接等により接合することに加えて、マグネット12(例えば第1外周面913)と回転軸11(例えば第1内周面721)とを圧入により固定しても良い。
また、第1回転軸70の第1円筒状部72とマグネット12の第1凹部911との嵌め合いは、すきまばめに限定されず、中間ばめやしまりばめであっても良い。同様に、第2回転軸80の第2円筒状部82とマグネット12の第2凹部921との嵌め合いは、すきまばめに限定されず、中間ばめやしまりばめであっても良い。
先ず、図3(a)に示すように、円柱状である、マグネット12の素材に対して、旋盤を用いて切削加工することにより、第1凹部911及び第2凹部921、第1端面912及び第2端面922、面取り932を成形する。
なお、接着剤を塗布する位置は、第1回転軸70の第1円筒状部72の第1内周面721上であっても良いが、この位置に接着剤を塗布すると、マグネット12に第1回転軸70の第1円筒状部72を嵌め合わせた際に、マグネット12の端面912に接着剤が付着するおそれがあるため、接着剤を塗布する位置は、上述のように、マグネット12の第1凹部911の第1外周面913上であることが望ましい。
図4は、第2の実施形態に係るブラシレスモータ2の断面の一例を示す図である。
第2の実施形態に係るブラシレスモータ2は、第1の実施形態に係るブラシレスモータ1に対して、回転子10に相当する回転子210が異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態と第2の実施形態とで、同じ形状及び機能を有するものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
マグネット212は、第1の実施形態に係るマグネット12と異なり、第1凹部911及び第2凹部921が形成されておらず、純粋な円柱状である。それゆえ、マグネット212の外周面215の径は、軸方向の一方側の端部から他方側の端部まで同一である。
第1回転軸270は、第1円柱状部71と、第1円柱状部71よりも他方側に設けられた円筒状の第1円筒状部272とを有している。また、第1回転軸270は、第1円柱状部71と第1円筒状部272とを接続する第1接続部273を有している。
第1円筒状部272は、マグネット212における一方側の端部に嵌め込まれ、接着剤にてマグネット212に接着されている。マグネット212に第1凹部911が形成されていないため、第1回転軸270は、第1の実施形態に係る第1回転軸70に対して、第1円筒状部272の外周面の径が、マグネット212の外周面215(中央部の外周面を含む)の径よりも大きい点が異なる。
第2円筒状部282は、マグネット212における他方側の端部に嵌め込まれ、接着剤にてマグネット212に接着されている。マグネット212に第2凹部921が形成されていないため、第2回転軸280は、第1の実施形態に係る第2回転軸80に対して、第2円筒状部282の外周面の径が、マグネット212の外周面215(中央部の外周面を含む)の径よりも大きい点が異なる。
Claims (4)
- 所定の中心線を中心として回転可能な回転子であって、
柱状のマグネットと、
軸部と筒状部とを有する回転軸と、
を備え、
前記マグネットにおける前記中心線方向の端部の外周面には、前記マグネットの中央外周面から凹んだ凹部が形成されており、
前記マグネットの前記凹部の外周面は、前記中心線方向に平行な面であり、
前記回転軸の前記筒状部は、前記マグネットの前記凹部に嵌め込まれているとともに、前記マグネットの前記中央外周面を覆っておらず、
前記マグネットの前記凹部の外周面と、前記回転軸の前記筒状部の内周面とが接合されていて、且つ、前記マグネットにおける前記中心線方向の端面と、当該端面と対向する前記回転軸における前記中心線方向の端面とが接合されていない
回転子。 - 前記マグネットの前記凹部の前記外周面と、前記回転軸の前記筒状部の前記内周面とが接着により接合されている
請求項1に記載の回転子。 - 固定子と、
当該固定子の内側に回転可能に設けられた請求項1又は2に記載の回転子と、を備えたブラシレスモータ。 - 所定の中心線を中心として回転可能な回転子の製造方法であって、
柱状のマグネットにおける前記中心線方向の端部の外周面に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤が塗布された前記マグネットと、軸部と筒状部とを有する回転軸とを、相対的に前記中心線方向に移動させて、前記マグネットの前記外周面と前記回転軸の前記筒状部とを嵌め合わせることにより、前記マグネットの前記端部における前記中心線方向の端面と当該端面と対向する前記回転軸における前記中心線方向の端面とを前記接着剤で接着せずに、前記マグネットの前記外周面と前記回転軸の前記筒状部の内周面とを前記接着剤で接着する工程と、
を有する回転子の製造方法。
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