JP7130169B2 - 不要波学習装置、不要波学習方法、不要波検出装置及び不要波検出方法 - Google Patents

不要波学習装置、不要波学習方法、不要波検出装置及び不要波検出方法 Download PDF

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Description

本開示は、学習モデルを生成する不要波学習装置及び不要波学習方法と、不要波が存在している領域を探索する不要波検出装置及び不要波検出方法とに関するものである。
レーダの観測結果を示す電波画像には、目標の他に、シークラッタ、又は、電離層クラッタ等の不要波が映っていることがある。電波画像から目標を検出する従来の目標検出装置では、目標の検出性能を高めるため、電波画像から目標を検出する処理を行う前に、電波画像に映っている不要波の抑圧処理を行うことがある。
不要波の抑圧処理として、一定誤警報確率処理(CFAR:Constant False Alarm Rate)が知られている。
以下の非特許文献1には、畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Networks)を用いて、電波画像に含まれている不要波が存在している領域である不要波領域の外接矩形を検出する不要波検出方法が開示されている。当該CNNは、電波画像と、不要波領域の外接矩形を示す教師データとを用いて、不要波領域の外接矩形を事前に学習しており、電波画像が与えられると、不要波領域の外接矩形を出力するものである。
従来の目標検出装置が、検出された不要波領域の外接矩形に対して、CFARを実施すれば、外接矩形の中に含まれている不要波を抑圧することができる。
Zhang Ling, You Wei, Wu Q. M. Jonathan, Qi Shengbo, Ji Yonggang, Deep Learning-Based Automatic Clutter/Interference Detection for HFSWR, Remote Sensing, Vol.10, No.10, 2018.
非特許文献1に開示されている不要波検出方法によって検出された不要波領域の外接矩形の中に、目標の信号が含まれていることがある。従来の目標検出装置が、目標の信号が含まれている外接矩形に対してCFARを実施すると、不要波と一緒に目標の信号も抑圧してしまうため、目標を検出できなくなることがある。
不要波領域の外接矩形の中に、目標の信号が含まれる可能性を低減するには、出来る限り細かく分割された外接矩形を示す教師データを用意し、非特許文献1に開示されているCNNが、当該教師データを用いて、不要波領域の外接矩形を学習しておく必要があるという課題があった。細かく分割された外接矩形を示す教師データを用意することは、困難であることがある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、細かく分割された外接矩形を示す教師データを用意することなく、不要波が連結されている不要波グラフを出力することが可能な学習モデルを生成することができる不要波学習装置及び不要波学習方法を得ることを目的とする。
本開示に係る不要波学習装置は、レーダの観測結果を示す電波画像から得られる2次元のレンジドップラマップにおいて誤検出された1つ以上の不要波を連結することによって、不要波が連結されている不要波グラフを生成し、不要波グラフを教師データとして出力する不要波グラフ生成部と、電波画像と、不要波グラフ生成部から出力された教師データとを用いて、不要波グラフを学習し、電波画像が与えられると、不要波グラフを出力する学習モデルを生成する学習モデル生成部とを備えるものである。
本開示によれば、細かく分割された外接矩形を示す教師データを用意することなく、不要波が連結されている不要波グラフを出力することが可能な学習モデルを生成することができる。
実施の形態1に係る不要波学習装置を示す構成図である。 実施の形態1に係る不要波学習装置のハードウェアを示すハードウェア構成図である。 不要波学習装置が、ソフトウェア又はファームウェア等によって実現される場合のコンピュータのハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る不要波検出装置を示す構成図である。 実施の形態1に係る不要波検出装置のハードウェアを示すハードウェア構成図である。 不要波検出装置が、ソフトウェア又はファームウェア等によって実現される場合のコンピュータのハードウェア構成図である。 図1に示す不要波学習装置及び図4に示す不要波検出装置におけるそれぞれの機能を示す説明図である。 実施の形態1に係る不要波学習装置の処理手順である不要波学習方法を示すフローチャートである。 エッジの生成規則を満足していない不要波グラフの例を示す説明図である。 最小全域木の一例を示す説明図である。 最小全域木の生成時に生じるエッジ選択の問題を示す説明図である。 不要波の電力値を考慮して、最小全域木の生成時にエッジを選択する方法を示す説明図である。 CNNのアーキテクチャを示す概念図である。 CNNの学習時に与える教師データとしての、正解特徴マップの設計方法を示す説明図である。 正解特徴マップの生成規則Nj,k を示す説明図である。 正解特徴マップの生成規則Ej,k を示す説明図である。 正解特徴マップN ,E の生成例を示す説明図である。 実施の形態1に係る不要波検出装置の処理手順である不要波検出方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る不要波検出装置の処理内容を示す説明図である。 出力特徴マップN のピーク検出を示す説明図である。 出力特徴マップE からのエッジeハットの推定を示す説明図である。 不要波グラフの推定例を示す説明図である。
以下、本開示をより詳細に説明するために、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る不要波学習装置を示す構成図である。
図2は、実施の形態1に係る不要波学習装置のハードウェアを示すハードウェア構成図である。
図1に示す不要波学習装置は、不要波グラフ生成部1及び学習モデル生成部2を備えている。
不要波グラフ生成部1は、例えば、図2に示す不要波グラフ生成回路11によって実現される。
不要波グラフ生成部1は、レーダの観測結果を示す電波画像から誤検出された1つ以上の不要波を連結することによって、不要波が連結されている不要波グラフを生成する。
不要波グラフ生成部1は、不要波グラフを教師データとして、学習モデル生成部2に出力する。
学習モデル生成部2は、例えば、図2に示す学習モデル生成回路12によって実現される。
学習モデル生成部2は、電波画像と、不要波グラフ生成部1から出力された教師データとを用いて、不要波グラフを学習し、電波画像が与えられると、不要波グラフを出力する学習モデルを生成する。学習モデルは、例えば、CNNによって実現される。
学習モデル生成部2により生成された学習モデルは、学習モデル32として、図4に示す不要波検出装置の不要波グラフ取得部31に実装される。
図1では、不要波学習装置の構成要素である不要波グラフ生成部1及び学習モデル生成部2のそれぞれが、図2に示すような専用のハードウェアによって実現されるものを想定している。即ち、不要波学習装置が、不要波グラフ生成回路11及び学習モデル生成回路12によって実現されるものを想定している。
不要波グラフ生成回路11及び学習モデル生成回路12のそれぞれは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。
不要波学習装置の構成要素は、専用のハードウェアによって実現されるものに限るものではなく、不要波学習装置が、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現されるものであってもよい。
ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして、コンピュータのメモリに格納される。コンピュータは、プログラムを実行するハードウェアを意味し、例えば、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)が該当する。
図3は、不要波学習装置が、ソフトウェア又はファームウェア等によって実現される場合のコンピュータのハードウェア構成図である。
不要波学習装置が、ソフトウェア又はファームウェア等によって実現される場合、不要波グラフ生成部1及び学習モデル生成部2におけるそれぞれの処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムがメモリ21に格納される。そして、コンピュータのプロセッサ22がメモリ21に格納されているプログラムを実行する。
また、図2では、不要波学習装置の構成要素のそれぞれが専用のハードウェアによって実現される例を示し、図3では、不要波学習装置がソフトウェア又はファームウェア等によって実現される例を示している。しかし、これは一例に過ぎず、不要波学習装置における一部の構成要素が専用のハードウェアによって実現され、残りの構成要素がソフトウェア又はファームウェア等によって実現されるものであってもよい。
図4は、実施の形態1に係る不要波検出装置を示す構成図である。
図5は、実施の形態1に係る不要波検出装置のハードウェアを示すハードウェア構成図である。
図4に示す不要波検出装置は、不要波グラフ取得部31及び不要波領域探索部33を備えている。
不要波グラフ取得部31は、例えば、図5に示す不要波グラフ取得回路41によって実現される。
不要波グラフ取得部31は、図1に示す不要波学習装置の学習モデル生成部2により生成された学習モデル32を有している。
不要波グラフ取得部31は、電波画像を学習モデル32に与えることによって、学習モデル32から不要波グラフを取得する。
不要波グラフ取得部31は、取得した不要波グラフを不要波領域探索部33に出力する。
不要波領域探索部33は、例えば、図5に示す不要波領域探索回路42によって実現される。
不要波領域探索部33は、不要波グラフ取得部31により取得された不要波グラフから、学習モデル32に与えられた電波画像に含まれている不要波が存在している領域である不要波領域を探索する。
図4では、不要波検出装置の構成要素である不要波グラフ取得部31及び不要波領域探索部33のそれぞれが、図5に示すような専用のハードウェアによって実現されるものを想定している。即ち、不要波検出装置が、不要波グラフ取得回路41及び不要波領域探索回路42によって実現されるものを想定している。
不要波グラフ取得回路41及び不要波領域探索回路42のそれぞれは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又は、これらを組み合わせたものが該当する。
不要波検出装置の構成要素は、専用のハードウェアによって実現されるものに限るものではなく、不要波検出装置が、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現されるものであってもよい。
図6は、不要波検出装置が、ソフトウェア又はファームウェア等によって実現される場合のコンピュータのハードウェア構成図である。
不要波検出装置が、ソフトウェア又はファームウェア等によって実現される場合、不要波グラフ取得部31及び不要波領域探索部33におけるそれぞれの処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムがメモリ51に格納される。そして、コンピュータのプロセッサ52がメモリ51に格納されているプログラムを実行する。
また、図5では、不要波検出装置の構成要素のそれぞれが専用のハードウェアによって実現される例を示し、図6では、不要波検出装置がソフトウェア又はファームウェア等によって実現される例を示している。しかし、これは一例に過ぎず、不要波検出装置における一部の構成要素が専用のハードウェアによって実現され、残りの構成要素がソフトウェア又はファームウェア等によって実現されるものであってもよい。
次に、図1に示す不要波学習装置の動作について説明する。
図7は、図1に示す不要波学習装置及び図4に示す不要波検出装置におけるそれぞれの機能を示す説明図である。
図8は、実施の形態1に係る不要波学習装置の処理手順である不要波学習方法を示すフローチャートである。
まず、不要波グラフ生成部1は、レーダの観測結果を示す電波画像から誤検出された1つ以上の不要波を連結することによって、不要波が連結されている不要波グラフを生成する(図8のステップST1)。
不要波グラフ生成部1は、不要波グラフを教師データとして、学習モデル生成部2に出力する。
不要波グラフは、グラフ理論における、ノードの集合とエッジの集合とを含むネットワーク構造である。ノードは、グラフの節点又はグラフの頂点であり、不要波プロットと呼ばれる。エッジは、グラフの枝又はグラフの辺であり、或るノードと或るノードとの間を接続するものである。
以下、不要波グラフ生成部1による不要波グラフの生成処理を具体的に説明する。
学習モデルを実現するCNNでは、全ての不要波グラフを学習に用いることができないため、不要波グラフの学習に用いることが可能な不要波グラフを教師データとして生成する必要がある。
不要波グラフG(V,E)の構成要素は、ノードV={v,v,・・・}とエッジE={e,e,・・・}との組みである。ノードVは、レンジドップラマップ(以下、「RD(Range-Doppler)マップ」と称する)に対するCFARの実施によって誤検出された不要波プロットである。RDマップは、電波画像から得られる2次元のマップである。RDマップを得る処理自体は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。図7では、不要波プロットに関する情報をプロット情報と表記している。
エッジEは、或る不要波プロットと或る不要波プロットとの間の接続関係を示すものである。
CNNの学習に用いることが可能な不要波グラフG(V,E)は、答えが一意に定まるような規則性を有している必要である。
不要波グラフ生成部1では、不要波グラフG(V,E)のエッジの生成規則として、以下に示す仮定(1)、仮定(2)及び仮定(3)を用意している。
図9は、エッジの生成規則を満足していない不要波グラフの例を示す説明図である。
仮定(1)は、任意の2つの不要波プロットであるノードの間を接続する道が存在し、かつ、始点となるノードから終点となるノードに至るまで、全てのノードが連結されているという生成規則である。道とは、2つのノードの間にエッジが存在することを意味する。
図9の左側の例は、仮定(1)を満足していない不要波グラフを示している。或るノード間に道が存在しない不要波グラフは、1つの不要波グラフが複数に分割されてしまっているため、教師データとして用いることができない。
仮定(2)は、閉路となるような余分なエッジが存在しないという生成規則である。閉路とは、或るノードを起点として、他の2つ以上のノードを経由して、起点のノードに戻るループがあることを意味する。
図9の真ん中の例は、仮定(2)を満足していない不要波グラフを示している。閉路を持っている不要波グラフは、ノードの次数に制約を与えなければ、ノード間を接続する組み合わせが膨大になってしまうため、教師データとして用いることができない。次数とは、ノードが持つエッジの数である。
仮定(3)は、エッジの長さの総和が最小であるという生成規則である。互いの距離が短いノード同士が接続されている方が、互いの距離が長いノード同士が接続されているよりも、ノード同士の関連度合いが高いと考えられる。
図9の右側に示す不要波グラフは、エッジの長さの総和が大きく、総和が最小でないため、仮定(3)を満足していない。
不要波グラフ生成部1は、仮定(1)、仮定(2)及び仮定(3)のそれぞれを満足する不要波グラフとして、最小全域木を生成する。最小全域木は、全てのノードが連結されたグラフであって、閉路を持たないグラフである。また、最小全域木は、エッジの重みの総和が最小となるグラフである。
最小全域木は、重み付きのエッジ集合Tによって構成され、以下の式(1)のように表される。

Figure 0007130169000001
式(1)において、wは、エッジeの重みである。
図10は、最小全域木の一例を示す説明図である。
図10において、太線で表されているエッジによって構成されている不要波グラフが最小全域木である。
任意のノード集合から最小全域木を求める代表的な最適化アルゴリズムとして、クラスカル法、プリム法、又は、ブルーフカ法等がある。
エッジeの重みwは、エッジeが接続するノード間の距離として扱うことができる。しかし、エッジeの重みwをノード間の距離として扱う場合、図11に示すように、エッジeの選択肢として、複数の選択肢(1)~(3)を生じることがある。
図11は、最小全域木の生成時に生じるエッジ選択の問題を示す説明図である。図11において、(1)~(3)のそれぞれは、エッジの選択肢を示している。図11において、横軸はドップラーを表し、縦軸はレンジを表している。
図11は、選択肢(1)~(3)の全てが同じ長さであるため、ノード間の距離だけでは、一意に選択することが不可能である。
しかし、RDマップ上の不要波の分布を考慮すれば、図11に示すように、選択肢(2)のみが不要波の中を通るエッジであるため、選択肢(2)を選択することが妥当であると考えられる。
不要波グラフ生成部1は、例えば、ノードvとノードvとを接続するエッジeの重みwを、以下の式(2)のように算出する。

Figure 0007130169000002
式(2)において、Z(p)は、RDマップ上の2次元座標pの信号電力値、v,vは、ノードの座標を示している。
uは、エッジeが接続するノード間の位置を、図12に示すように、0から1で表す際の媒介変数である。
図12は、不要波の電力値を考慮して、最小全域木の生成時にエッジを選択する方法を示す説明図である。
図12において、重みwは、エッジe上の信号電力値の線積分値にマイナスを掛けた値である。
図12に示す選択方法では、最小全域木の生成において、重みwが小さいエッジeを優先して選択するため、重みwが最も小さい選択肢(2)に係るエッジeが選択される。
不要波グラフ生成部1は、生成した最小全域木G(V,T)を正解の不要波グラフとし、正解の不要波グラフを教師データとして学習モデル生成部2に出力する。
学習モデル生成部2は、電波画像と、不要波グラフ生成部1から出力された教師データとを用いて、不要波グラフを学習し、電波画像が与えられると、不要波グラフを出力する学習モデルを生成する(図8のステップST2)。
以下、学習モデル生成部2による学習モデルの生成処理を具体的に説明する。
学習モデル生成部2は、学習モデルをCNNによって実現するため、不要波グラフを学習するCNNを構築する。
図13は、CNNのアーキテクチャを示す概念図である。
図13に示すアーキテクチャでは、CNNが、2つの枝で構成されている。
一方の枝は、RDマップXが与えられると、不要波グラフのノードの位置と、ノードの種別とを推定するノードネットワークφ(X)である。RDマップXは、電波画像から得られる2次元のマップである。
他方の枝は、RDマップXが与えられると、不要波グラフのエッジの位置と、エッジの種別とを推定するエッジネットワークΨ(X)である。Rは、RDマップXにおけるレンジ方向のセル数、Vは、RDマップXにおけるドップラー方向のセル数である。
t={1,2,・・・,T}であり、tはステージ番号を表している。1ステージ目(Stage t=1)は、ノードネットワークφ(X)から、後述する損失値f t=1を算出し、エッジネットワークΨ(X)から、後述する損失値f t=1を算出するステージである。
2ステージ目以降(Stage t={2,・・・,T})は、ノードネットワークφ(X)とエッジネットワークΨ(X)とを結合し、ノードネットワークφ(X)とエッジネットワークΨ(X)との結合結果である特徴マップから、損失値f 及び損失値f のそれぞれを算出するステージである。
学習モデル生成部2は、以下の式(3)に示す損失関数fが最小化するように、ノードネットワークφ(X)及びエッジネットワークΨ(X)のそれぞれを学習する。

Figure 0007130169000003
は、CNNのステージtにおいて、不要波グラフG(V,T)におけるノードの位置及びノードの種別のそれぞれと対応するCNNの推定結果に対する損失値である。
は、CNNのステージtにおいて、不要波グラフG(V,T)におけるエッジの位置及びエッジの種別のそれぞれと対応するCNNの推定結果に対する損失値である。
は、以下の式(6)に示すように、ノードネットワークφ(X)における複数の出力特徴マップの中のいずれか1つの出力特徴マップである。

Figure 0007130169000004
は、以下の式(7)に示すように、エッジネットワークΨ(X)における複数の出力特徴マップの中のいずれか1つの出力特徴マップである。

Figure 0007130169000005
pは、出力特徴マップの位置座標を表している。
R’は、それぞれの出力特徴マップにおけるレンジ方向のセル数、V’は、それぞれの出力特徴マップにおけるドップラー方向のセル数である。
,E のそれぞれは、正解特徴マップであり、教師データである正解の不要波グラフより生成される。
Jは、図14に示すノードネットワークφ(X)の出力特徴マップの数であり、推定対象の種別数等に基づいて設定される。
図14は、CNNの学習時に与える教師データとしての、正解特徴マップの設計方法を示す説明図である。
推定対象の種別がシークラッタであれば、RDマップのドップラー軸0[m/s]付近のレンジ方向にシークラッタが分布している。
推定対象の種別が電離層クラッタであれば、RDマップのレンジ軸の約150[km]以遠において、ドップラー方向に広がりをもって電離層クラッタが分布している。
この事実を鑑みると、シークラッタ及び電離層クラッタのそれぞれは、図14に示すように、3つの領域を参照することで推定可能である。
即ち、シークラッタは、領域(1)を参照することで推定可能である。
ドップラー軸のプラス側に存在する電離層クラッタは、領域(2)を参照することで推定可能であり、ドップラー軸のマイナス側に存在する電離層クラッタは、領域(3)を参照することで推定可能である。
図14の例では、J=3であり、不要波の種別と領域毎に、不要波を予測するように設計している。
即ち、シークラッタの予測用の特徴マップは、Nj=1 及びEj=1,2 であり、ドップラー軸のプラス側に存在する電離層クラッタの予測用の特徴マップは、Nj=2 及びEj=3,4 であり、マイナス側に存在する電離層クラッタの予測用の特徴マップは、Nj=3 及びEj=5,6 である。
の枚数が2J枚である理由は、エッジをベクトル場として表現するためである。
正解特徴マップN ,E の生成方法について説明する。
教師データである不要波グラフのエッジは、不要波グラフ生成部1によって最小全域木として生成されており、最小全域木のノードの位置は、CFARのハイパーパラメータの設定に依存する。そのため、ノードの位置は、分散が大きく、正解が一意に定まらない問題がある。
学習モデル生成部2は、上記の問題に対処するため、不要波グラフを2枚の特徴マップとして表現する。即ち、学習モデル生成部2は、不要波グラフのノードを2次元ガウス分布による特徴マップで表現し、不要波グラフにおけるエッジ上の各点を2次元ベクトルによる特徴マップで表現する。
正解特徴マップN は、以下の式(8)のように表される。

Figure 0007130169000006
式(8)において、Nj,k は、推定対象jにおけるk番目の不要波の正解ヒートマップであり、以下の式(9)のように表される。推定対象jは、シークラッタ、ドップラー軸のプラス側に存在する電離層クラッタ、又は、ドップラー軸のマイナス側に存在する電離層クラッタである。

Figure 0007130169000007
式(10)において、vj,k,vは、推定対象jにおけるk番目の不要波に対する正解ノードvの座標である。
学習モデル生成部2は、図15に示すように、vj,k,vを分布の頂点するガウス分布を生成する。
そして、学習モデル生成部2は、全てのvj,k,vを重ね合わせることによって、2次元混合ガウス分布を生成する。2次元混合ガウス分布は、推定対象jにおけるk番目の不要波に対する正解特徴マップNj,k である。
図15は、正解特徴マップの生成規則Nj,k を示す説明図である。
正解特徴マップE は、以下の式(11)のように表される。

Figure 0007130169000008
式(11)において、Ej,k,e は、推定対象jにおけるk番目の不要波が持つエッジeに対する正解ベクトル場である。eは、ノードvとノードvとを接続するエッジである。RDマップにおけるエッジe上の信号電力値zによって、ベクトル場が生成される。
また、nは、図16に示すように、エッジeに適当な幅σを設定することによって生成できる領域eのうち、以下の式(12)で定義されるEj,k,e (p)が0でない座標pの数である。図16は、正解特徴マップの生成規則Ej,k を示す説明図である。

Figure 0007130169000009
式(12)において、||▽Z(p)||は、座標pにおける信号電力値z(p)の勾配強度、ej,k,viは、ノードvと接続されているエッジeの方向の単位ベクトル、vj,k,viは、ノードvの座標である。
“p on e”は、座標pがエッジe上に乗っているかを判断する操作を表す記号であり、図16に示す領域eバーを用いて判定される。明細書の文章中では、電子出願の関係上、文字の上に“-”の記号を付することができないため、eバーのように表記している。
上記の判定は、以下の式(13)のように表される。

Figure 0007130169000010
図17は、正解特徴マップN ,E の生成例を示す説明図である。
学習モデル生成部2は、正解特徴マップN ,E を用いて、不要波グラフを学習することによって、不要波グラフを学習した学習モデルを生成する。
学習モデルは、ノードネットワークφ(X)の正解特徴マップN 及びエッジネットワークΨ(X)の正解特徴マップE のそれぞれを学習することによって最適化された学習済みパラメータを有している。
学習モデル生成部2により生成された学習モデルは、学習モデル32として、図4に示す不要波検出装置の不要波グラフ取得部31に実装される。
図18は、実施の形態1に係る不要波検出装置の処理手順である不要波検出方法を示すフローチャートである。
図19は、実施の形態1に係る不要波検出装置の処理内容を示す説明図である。
不要波グラフ取得部31は、図1に示す不要波学習装置の学習モデル生成部2により生成された学習モデル32を有している。
不要波グラフ取得部31は、電波画像を学習モデル32に与えることによって、学習モデル32から不要波グラフを取得する(図18のステップST11)。
不要波グラフ取得部31は、取得した不要波グラフを不要波領域探索部33に出力する。
以下、不要波グラフ取得部31による不要波グラフの取得処理を具体的に説明する。
不要波グラフ取得部31は、図19に示すように、電波画像から得られるRDマップを学習モデル32に与えることによって、RDマップにおけるそれぞれの不要波領域の不要波グラフを推定する。
ノードネットワークφ(X)における出力特徴マップN は、ヒートマップとして表現されているため、具体的なノードの座標が一点に定まっていない。出力特徴マップN は、CNNの最終ステージにおける出力特徴マップである。
具体的なノードの座標が一点に定まっていなければ、不要波グラフを推定することができないため、不要波グラフ取得部31は、具体的なノードを推定する必要がある。
エッジネットワークΨ(X)における出力特徴マップE は、ベクトル場として表現されているため、具体的なエッジが1つに定まっていない。出力特徴マップE は、CNNの最終ステージにおける出力特徴マップである。
具体的なエッジが1つに定まっていなければ、不要波グラフを推定することができないため、不要波グラフ取得部31は、具体的なエッジを推定する必要がある。
不要波グラフ取得部31は、推定対象jにおける出力特徴マップN のピークを検出する。
出力特徴マップN は、図20における左下のグラフに示すように、重なりの大きい複数の混合ガウス分布となっていることが想定される。
図20は、出力特徴マップN のピーク検出を示す説明図である。
一定以上の重なりを持つ複数の混合ガウス分布の中の1つのガウス分布を残して、1つのガウス分布のピークを検出するには、例えば、NMS(Non-Maximum Suppression)を用いることができる。NMSは、光学画像の物体検出に用いられる公知の方法である。即ち、NMSは、検出した複数の検出窓に重なりがある場合、1つの検出窓のみを残して、その他の検出窓を削除する方法である。
重なり度合いは、IoU(Intersection over Union)を用いて、測ることができる。
ピークの検出は、座標pのセルの信号電力値と、座標pの周辺に存在している8つのセルの信号電力値とを比較し、座標pのセルの信号電力値が、8つのセルの信号電力値の全てよりも大きければ、座標pのセルがピークvハットであるとする。明細書の文章中では、電子出願の関係上、文字の上に“^”の記号を付することができないため、vハットのように表記している。
不要波グラフ取得部31は、検出したピークvハットを最終的な推定Vピークハット={vハット、vハット、・・・}とする。
不要波グラフ取得部31は、出力特徴マップE から複数のエッジeハットを求める。
出力特徴マップE は、ベクトル場として表現されているため、不要波グラフ取得部31は、以下の式(14)に示すように、各セルにおけるベクトルの向きを考慮して、信号電力値に従って、それぞれのエッジeハット={vj,vpハット,vj,vqハット}の接続強度Lei{vj,vpハット,vj,vqハット}を算出する。

Figure 0007130169000011
不要波グラフ取得部31は、図21に示すように、複数のエッジeハットの接続強度Leiの中で、閾値λ以上の接続強度Leiに係るエッジeハットを最終的な推定エッジTハット={eハット、eハット、・・・}とする。閾値λは、不要波グラフ取得部31の内部メモリに格納されていてもよいし、不要波検出装置の外部から与えられるものであってもよい。
図21は、出力特徴マップE からのエッジeハットの推定を示す説明図である。
出力特徴マップN 及び出力特徴マップE におけるそれぞれのjは、推定対象を示しているため、図22に示すように、出力特徴マップN 及び出力特徴マップE のそれぞれから、不要波領域の不要波グラフを推定することができる。
図22は、不要波グラフの推定例を示す説明図である。
不要波領域探索部33は、不要波グラフ取得部31により取得された種別毎の不要波グラフから、不要波領域を探索する(図18のステップST12)。
即ち、不要波領域探索部33は、それぞれの種別の不要波グラフにおける推定エッジTハットからの距離Lが閾値Th以内の領域を不要波領域として探索する。閾値Thは、不要波領域探索部33の内部メモリに格納されていてもよいし、不要波検出装置の外部から与えられるものであってもよい。
ここでは、不要波領域探索部33が、不要波グラフにおける推定エッジTハットからの距離Lが閾値Th以内の領域を不要波領域として探索している。しかし、これは一例に過ぎず、不要波領域探索部33が、それぞれの種別の不要波グラフに対するグラフカットを実施することによって得られる領域を不要波領域として探索するようにしてもよい。
グラフカットは、予め大まかに指定した前景領域と背景領域とを基準として、前景領域と背景領域との境界を求めるための最小切断問題を解くアルゴリズムである。不要波領域探索部33は、不要波グラフを前景領域に設定し、前景領域と適切な距離以上離れた領域を背景領域に設定した上で、グラフカットを適用している。
不要波領域探索部33は、探索した不要波領域に対して、CFARを実施することによって、不要波を抑圧する。
以上の実施の形態1では、レーダの観測結果を示す電波画像から誤検出された1つ以上の不要波を連結することによって、不要波が連結されている不要波グラフを生成し、不要波グラフを教師データとして出力する不要波グラフ生成部1と、電波画像と、不要波グラフ生成部1から出力された教師データとを用いて、不要波グラフを学習し、電波画像が与えられると、不要波グラフを出力する学習モデルを生成する学習モデル生成部2とを備えるように、不要波学習装置を構成した。したがって、不要波学習装置は、細かく分割された外接矩形を示す教師データを用意することなく、不要波が連結されている不要波グラフを出力することが可能な学習モデルを生成することができる。
なお、本開示は、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本開示は、学習モデルを生成する不要波学習装置及び不要波学習方法に適している。
本開示は、不要波が存在している領域を探索する不要波検出装置及び不要波検出方法に適している。
1 不要波グラフ生成部、2 学習モデル生成部、11 不要波グラフ生成回路、12 学習モデル生成回路、21 メモリ、22 プロセッサ、31 不要波グラフ取得部、32 学習モデル、33 不要波領域探索部、41 不要波グラフ取得回路、42 不要波領域探索回路、51 メモリ、52 プロセッサ。

Claims (12)

  1. レーダの観測結果を示す電波画像から得られる2次元のレンジドップラマップにおいて誤検出された1つ以上の不要波を連結することによって、不要波が連結されている不要波グラフを生成し、前記不要波グラフを教師データとして出力する不要波グラフ生成部と、
    前記電波画像と、前記不要波グラフ生成部から出力された教師データとを用いて、不要波グラフを学習し、電波画像が与えられると、不要波グラフを出力する学習モデルを生成する学習モデル生成部と、を備える、
    不要波学習装置。
  2. 前記不要波グラフ生成部は、前記不要波グラフとして、最小全域木を生成する
    請求項1記載の不要波学習装置。
  3. 前記学習モデル生成部は、前記教師データから不要波の分布を示す正解特徴マップを生成し、前記電波画像と、前記正解特徴マップとを用いて、前記不要波グラフを学習する
    請求項1記載の不要波学習装置。
  4. 前記学習モデル生成部は、前記教師データに含まれている不要波の種別毎に、不要波の分布を示す正解特徴マップを生成し、前記電波画像と、それぞれの種別の正解特徴マップとを用いて、不要波の種別毎に前記不要波グラフを学習する
    請求項1記載の不要波学習装置。
  5. 前記学習モデル生成部は、前記不要波グラフのノードを混合ガウス分布、前記不要波グラフのエッジをベクトル場として、不要波の種別毎に前記正解特徴マップを生成する
    請求項4記載の不要波学習装置。
  6. 不要波グラフ生成部が、レーダの観測結果を示す電波画像から得られる2次元のレンジドップラマップにおいて誤検出された1つ以上の不要波を連結することによって、不要波が連結されている不要波グラフを生成し、前記不要波グラフを教師データとして出力し、
    学習モデル生成部が、前記電波画像と、前記不要波グラフ生成部から出力された教師データとを用いて、不要波グラフを学習し、電波画像が与えられると、不要波グラフを出力する学習モデルを生成する
    不要波学習方法。
  7. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の不要波学習装置の前記学習モデル生成部により生成された学習モデルを有しており、電波画像を前記学習モデルに与えることによって、前記学習モデルから不要波グラフを取得する不要波グラフ取得部と、
    前記不要波グラフ取得部により取得された不要波グラフから、前記学習モデルに与えられた電波画像に含まれている不要波が存在している領域である不要波領域を探索する不要波領域探索部と、を備える、
    不要波検出装置。
  8. 前記不要波グラフ取得部は、前記学習モデルから、不要波の分布を示す特徴マップを取得し、前記特徴マップから不要波グラフを生成する
    請求項7記載の不要波検出装置。
  9. 前記不要波グラフ取得部は、前記特徴マップのピークを検出することによって、前記特徴マップにおける複数のノードをそれぞれ推定し、前記複数のノードの間を結ぶエッジを推定し、前記推定したノードと前記推定したエッジとから、前記不要波グラフを生成する
    請求項8記載の不要波検出装置。
  10. 前記不要波領域探索部は、前記不要波グラフ取得部により取得された不要波グラフにおける前記推定したエッジからの距離が閾値以内の領域を前記不要波領域として探索する、
    請求項9記載の不要波検出装置。
  11. 前記不要波領域探索部は、前記不要波グラフ取得部により取得された不要波グラフに対するグラフカットを実施することによって得られる領域を前記不要波領域として探索する、
    請求項7記載の不要波検出装置。
  12. 不要波グラフ取得部が、請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の不要波学習装置の前記学習モデル生成部により生成された学習モデルに対して、電波画像を与えることによって、前記学習モデルから不要波グラフを取得し、
    不要波領域探索部が、前記不要波グラフ取得部により取得された不要波グラフから、前記学習モデルに与えられた電波画像に含まれている不要波が存在している領域である不要波領域を探索する
    不要波検出方法。
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