JP7128606B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、粉末洗剤だけでなく、液体洗剤を使用して洗濯物を洗うことを可能にした洗濯機が考えられている。
特開2011-200524号公報
液体洗剤は、粉末洗剤とは異なり、水への溶け残りを心配する必要が殆ど無い。そのため、近年では、液体洗剤を使用することが主流となりつつある。
そこで、液体洗剤を使用して洗濯物を洗う場合に、より効果的に洗濯物を洗うことができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、水槽、回転槽、液体洗剤コース実行手段を備える。水槽には、水が貯留される。回転槽は、前記水槽内において水平軸または傾斜軸を回転軸として回転可能に設けられ、洗濯物が収容される。液体洗剤コース実行手段は、前記水槽内に液体洗剤を供給して前記回転槽内の洗濯物を洗う液体洗剤コースを実行する。そして、液体洗剤コース実行手段は、前記水槽内に濃縮洗い用設定水位まで水を供給して前記回転槽内の洗濯物を洗う濃縮洗い行程を実行し、この濃縮洗い行程の後に、前記水槽内に前記濃縮洗い用設定水位よりも高い本洗い用設定水位まで水を供給して前記回転槽内の洗濯物を洗う本洗い行程を実行するものであって、前記濃縮洗い行程を複数段階で実行するものであり、前記濃縮洗い行程は、前記複数段階として、少なくとも第1濃縮洗い行程と第2濃縮洗い行程を有し、前記第1濃縮洗い行程は、前記本洗い行程よりも前記回転槽の回転速度が高く、前記第2濃縮洗い行程は、前記第1濃縮洗い行程の後に実行され、前記本洗い行程よりも前記回転槽の回転速度が低く、前記液体洗剤コース実行手段は、前記第2濃縮洗い行程において前記回転槽を停止させる期間を、前記本洗い行程において前記回転槽を停止させる期間よりも短くする
本実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断側面図 本実施形態に係る洗濯機の制御系の構成例を概略的に示すブロック図 粉末洗剤コースにおける水位の変化および液体洗剤コースにおける水位の変化を例示する図 粉末洗剤コースの動作内容および液体洗剤コースの動作内容を例示する図
以下、洗濯機に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する洗濯機10は、回転槽の回転軸が水平軸または傾斜軸となる、いわゆる横軸型のドラム式洗濯機であり、その外郭を構成する筐体11の前面の中央部に、洗濯物を出し入れするための洗濯物出入口12を備えている。洗濯物出入口12は、円形に開口しており、同じく円形の扉13により開閉される。筐体11の内部には、水を貯留可能な有底円筒状の水槽14が設けられている。水槽14は、当該水槽14の下部の左右に設けられた一対のサスペンション15により弾性的に支持されている。
水槽14の前面には、水槽カバー16が設けられている。水槽カバー16の中央部には、円形状に開口する開口部17が設けられている。中央部に開口部17を有する水槽カバー16は、水槽14の前面に円環状の前壁部を形成する。そして、水槽カバー16の後面部には、噴射口部18が設けられている。噴射口部18は、水槽カバー16の後面に注水カバー19が取り付けられることにより形成されている。注水カバー19は、水槽カバー16の後面に、例えば溶着などにより固定されている。
水槽14の内部には、回転槽の一例であるドラム20が回転可能に設けられている。ドラム20は、内部に洗濯物を収容可能な有底円筒状をなしている。ドラム20の回転軸は、洗濯機10の前後方向、つまり、奥行方向に沿って、後面側が前面側よりも低くなるように傾斜している。ドラム20は、水槽14の後面に設けられた洗濯機モータ21により回転される。ドラム20の前面には、バランスリング22が設けられている。バランスリング22の中央部には、円形状に開口する開口部23が設けられている。中央部に開口部23を有するバランスリング22は、ドラム20の前面に円環状の前壁部を形成する。ドラム20の側周面には、複数の貫通孔20aが設けられている。また、ドラム20の内周面には、洗濯物をかき上げるための複数のバッフル20bが設けられている。
また、洗濯機10は、給水機構部30、排水機構部31、循環機構部32を備えている。給水機構部30は、筐体11の給水口部11aから水槽14の給水口部14aに延びる給水経路上に給水弁30a、給水ケース30bなどを備え、ドラム20内の洗濯物を洗う洗い行程および洗濯物をすすぐすすぎ行程において水槽14内に水を供給する。給水ケース30bは、図示しない洗剤類投入部を有している。この洗剤類投入部には、粉末洗剤、液体洗剤、柔軟剤などを収容可能になっている。洗剤類投入部に収容された粉末洗剤、液体洗剤、柔軟剤などは、給水経路を流れる水とともに水槽14内に供給される。
排水機構部31は、水槽14の排水口部14bから機外に延びる排水経路上に排水弁31aなどを備え、排水行程において水槽14内の水を機外に排出する。循環機構部32は、水槽14の排水口部14bから噴射口部18に延びる排水経路上に循環ポンプ32aなどを備えており、洗い行程やすすぎ行程において、水槽14内の水を吸い込んで圧送して、噴射口部18から水槽14内にシャワー状に噴射する。即ち、循環機構部32は、水槽14内の水を循環させながら水槽14内にシャワー状に噴射する。
次に、洗濯機10の制御系の構成例について説明する。図2に例示する制御装置50は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、制御プログラムに従って洗濯機10の動作全般を制御する。制御装置50は、給水弁30a、排水弁31a、洗濯機モータ21などの各種の駆動部を制御することにより、ドラム20内の洗濯物を洗う周知の洗い行程、ドラム20内の洗濯物をすすぐ周知のすすぎ行程、ドラム20内の洗濯物を脱水する周知の脱水行程などを含む各種の運転コースを実行可能に構成されている。また、制御装置50は、洗い行程やすすぎ行程において循環ポンプ32aの駆動を制御することにより、水槽14内の水を循環させながら水槽14内にシャワー状に噴射することが可能である。
本実施形態の洗濯機10では、制御装置50は、粉末洗剤コースおよび液体洗剤コースを実行可能に構成されている。粉末洗剤コースは、水槽14内に粉末洗剤を供給してドラム20内の洗濯物を洗う運転コースである。一方、液体洗剤コースは、水槽14内に液体洗剤を供給してドラム20内の洗濯物を洗う運転コースである。即ち、制御装置50は、制御プログラムを実行することにより、粉末洗剤コース実行処理部61、液体洗剤コース実行処理部62をソフトウェアにより仮想的に実現する。なお、これらの処理部は、ハードウェアにより構成してもよいし、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより構成してもよい。
粉末洗剤コース実行処理部61は、粉末洗剤コース実行手段の一例であり、上述した粉末洗剤コースを実行する。粉末洗剤コースは、詳しくは後述する濃縮洗い行程を含んでおらず、本洗い行程により洗濯物を洗う運転コースである。一方、液体洗剤コース実行処理部62は、液体洗剤コース実行手段の一例であり、上述した液体洗剤コースを実行する。液体洗剤コースは、詳しくは後述する濃縮洗い行程を含んでおり、この濃縮洗い行程と本洗い行程により洗濯物を洗う運転コースである。
制御装置50は、例えばユーザの選択操作に応じて、粉末洗剤コースおよび液体洗剤コースを選択して実行可能になっている。なお、洗濯機10は、例えば、洗剤類投入部に液体洗剤投入用のアタッチメントが取り付けられていない場合には自動的に粉末洗剤コースを選択し、洗剤類投入部に液体洗剤投入用のアタッチメントが取り付けられている場合には自動的に液体洗剤コースを選択するように構成してもよい。なお、液体洗剤投入用のアタッチメントが取り付けられているか否かの判定は、例えば、液体洗剤用のアタッチメントに設けた磁石に対し、洗剤類投入部に設けたリードスイッチが反応しているか否かに基づき判定することができる。
液体洗剤コース実行処理部62は、液体洗剤コースにおける洗い行程として、濃縮洗い行程および本洗い行程を実行可能に構成されている。濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、水槽14内に濃縮洗い用設定水位Laまで水を供給してドラム20を駆動することにより、当該ドラム20内の洗濯物を洗う。一方、本洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、水槽14内に本洗い用設定水位Lbまで水を供給してドラム20を駆動することにより、当該ドラム20内の洗濯物を洗う。
濃縮洗い用設定水位Laは、適宜変更して設定することができ、例えばドラム20内に収容されている洗濯物の重量に応じて調整して設定することができる。この場合、後述するように、濃縮洗い用設定水位Laは、「高」レベル、「中」レベル、「低」レベル、「少」レベルの複数段階で調整可能になっている。ドラム20内に収容されている洗濯物の重量は、例えば、周知の重量センシングにより特定することができる。重量センシングは、ドラム20内の洗濯物の重量に応じて洗濯機モータ21の回転負荷が変化することを利用するものであり、例えば水槽14内への給水前の状態で、洗濯機モータ21を所定の短時間だけ回転させ、その際の洗濯機モータ21の回転速度の変化を検出することにより行うことができる。
また、本洗い用設定水位Lbも、濃縮洗い用設定水位Laよりも高い水位で適宜変更して設定することができ、例えばドラム20内に収容されている洗濯物の重量に応じて、濃縮洗い用設定水位Laよりも高い範囲で調整して設定することができる。本洗い用設定水位Lbも、この場合、「高」レベル、「中」レベル、「低」レベル、「少」レベルの複数段階で調整可能になっている。濃縮洗い行程においては、本洗い行程に比べて水槽14内の水量が少ないことから、水槽14内の洗濯水における液体洗剤の濃度が本洗い行程に比べ高くなる。よって、濃縮洗い行程によれば、本洗い行程に比べ、液体洗剤がより濃縮された洗濯水により洗濯物を洗うことができる。
図3には、粉末洗剤コースにおける水槽14内の水位の変化を破線で例示し、液体洗剤コースにおける水槽14内の水位の変化を実線で例示している。この図3に例示するように、液体洗剤コースでは、液体洗剤コース実行処理部62は、まず、濃縮洗い行程を実行し、この濃縮洗い行程の後に本洗い行程を実行するようになっている。この場合、液体洗剤コース実行処理部62は、濃縮洗い行程として、第1濃縮洗い行程および第2濃縮洗い行程を実行するように構成されている。第1濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、水槽14内に第1濃縮洗い用設定水位La1まで水を供給してドラム20を駆動することにより、当該ドラム20内の洗濯物を洗う。一方、第2濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、水槽14内に第2濃縮洗い用設定水位La2まで水を供給してドラム20を駆動することにより、当該ドラム20内の洗濯物を洗う。
第1濃縮洗い用設定水位La1は、適宜変更して設定することができ、例えばドラム20内に収容されている洗濯物の重量に応じて調整して設定することができる。この場合、第1濃縮洗い用設定水位La1は、複数段階で調整可能になっている。一方、第2濃縮洗い用設定水位La2は、第1濃縮洗い用設定水位La1よりも高く、且つ、本洗い用設定水位Lbよりも低い水位で適宜変更して設定することができ、例えばドラム20内に収容されている洗濯物の重量に応じて、第1濃縮洗い用設定水位La1よりも高く、且つ、本洗い用設定水位Lbよりも低い範囲で調整して設定することができる。この場合、第2濃縮洗い用設定水位La2も、複数段階で調整可能になっている。液体洗剤コース実行処理部62は、まず、第1濃縮洗い行程を実行し、この第1濃縮洗い行程の後に第2濃縮洗い行程を実行するようになっている。
図4に例示するように、液体洗剤コースにおける第1濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、第1濃縮洗い用設定水位La1の高低に関わらず、ドラム20を、ドラム20の内周面に洗濯物が張り付く程度の回転速度、例えば150rpmの回転速度で回転させる。また、液体洗剤コース実行処理部62は、第1濃縮洗い用設定水位La1の高低に関わらず、ドラム20を連続的に駆動する。内周面に洗濯物が張り付いた状態でドラム20が連続的に回転することにより、遠心力が作用して、液体洗剤を含む洗濯水が洗濯物に浸透しやすくなる。即ち、この第1濃縮洗い行程は、液体洗剤を洗濯物に浸透させる液体洗剤浸透行程と称することができる。
また、この第1濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、循環ポンプ32aのポンプモータを所定の回転速度で駆動する。この場合、液体洗剤コース実行処理部62は、第1濃縮洗い用設定水位La1が「高」レベルである場合には、循環ポンプ32aのポンプモータを2600rpmの回転速度で駆動する。また、液体洗剤コース実行処理部62は、第1濃縮洗い用設定水位La1が「中」レベル、「低」レベル、「少」レベルである場合には、循環ポンプ32aのポンプモータを3350rpmの回転速度で駆動する。
また、この第1濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、第1濃縮洗い用設定水位La1が「高」レベル、「中」レベルである場合には、循環ポンプ32aを8秒オンして7秒オフすることを繰り返すことで間欠的に駆動する。また、液体洗剤コース実行処理部62は、第1濃縮洗い用設定水位La1が「低」レベル、「少」レベルである場合には、循環ポンプ32aを5秒オンして10秒オフすることを繰り返すことで間欠的に駆動する。即ち、液体洗剤コース実行処理部62は、第1濃縮洗い用設定水位La1が低い場合には、第1濃縮洗い用設定水位La1が高い場合に比べ、循環ポンプ32aを駆動する期間を短くし、また、循環ポンプ32aを停止させる期間を長くする。
また、液体洗剤コースにおける第2濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、ドラム20を、ドラム20内の下部において洗濯物が転がる程度の回転速度、例えば30rpmの回転速度で回転させる。ドラム20内の下部において洗濯物が転がる程度の回転速度でドラム20が回転することにより、ドラム20内の下部において洗濯物同士が相互にこすれるようになる。即ち、この第2濃縮洗い行程は、ドラム20内の洗濯物をバッフル20bによりかき上げて洗う「たたき洗い」ではなく、ドラム20内の洗濯物同士をこすり合わせることにより洗う「こすり洗い」により洗う行程となっており、こすり洗い行程と称することができる。
また、この第2濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、第2濃縮洗い用設定水位Laの高低に基づき、ドラム20の回転態様を異ならせるようになっている。この場合、液体洗剤コース実行処理部62は、第2濃縮洗い用設定水位La2が「高」レベル、「中」レベルである場合には、ドラム20の回転を10秒オンして2秒オフすることを繰り返すことで間欠的に駆動する。また、液体洗剤コース実行処理部62は、第2濃縮洗い用設定水位La2が「低」レベル、「少」レベルである場合には、ドラム20を連続的に駆動する。
また、この第2濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、循環ポンプ32aのポンプモータを所定の回転速度で駆動する。この場合、液体洗剤コース実行処理部62は、第2濃縮洗い用設定水位La2が「高」レベルである場合には、循環ポンプ32aのポンプモータを2600rpmの回転速度で駆動し、「中」レベル、「低」レベル、「少」レベルである場合には、循環ポンプ32aのポンプモータを3350rpmの回転速度で駆動する。
また、この第2濃縮洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、第2濃縮洗い用設定水位La2が「高」レベルである場合には、循環ポンプ32aを12秒オンして8秒オフすることを繰り返すことで間欠的に駆動する。また、液体洗剤コース実行処理部62は、第2濃縮洗い用設定水位La2が「中」レベル、「低」レベル、「少」レベルである場合には、循環ポンプ32aを8秒オンして7秒オフすることを繰り返すことで間欠的に駆動する。即ち、液体洗剤コース実行処理部62は、第2濃縮洗い用設定水位La2が低い場合には、第2濃縮洗い用設定水位La2が高い場合に比べ、循環ポンプ32aを駆動する期間を短くし、また、循環ポンプ32aを停止させる期間を長くする。
また、液体洗剤コースにおける本洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、ドラム20を、ドラム20内の上部に洗濯物がかき上げられる程度の回転速度、例えば42rpmの回転速度で回転させる。ドラム20内の洗濯物がかき上げられて落されることにより、洗濯物を、いわゆる「たたき洗い」により洗うことができる。即ち、この本洗い行程は、周知のたたき洗い行程と称することができる。
また、この本洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、本洗い用設定水位Lbの高低に関わらず、ドラム20を間欠的に駆動する。この場合、液体洗剤コース実行処理部62は、本洗い用設定水位Lbの高低に関わらず、ドラム20の回転を20秒オンして5秒オフすることを繰り返すことで間欠的に駆動する。
また、この本洗い行程では、液体洗剤コース実行処理部62は、循環ポンプ32aのポンプモータを所定の回転速度で駆動する。この場合、液体洗剤コース実行処理部62は、本洗い用設定水位Lbの高低に関わらず、循環ポンプ32aを連続的に駆動する。なお、この液体洗剤コースにおける本洗い行程の動作内容は、粉末洗剤コースにおける本洗い行程の動作内容と同じである。
以上に説明した液体洗剤コースにおいて、液体洗剤コース実行処理部62は、濃縮洗い行程、この場合、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程におけるドラム20の回転速度を、「たたき洗い」を行う本洗い行程におけるドラム20の回転速度よりも低く設定している。
また、この液体洗剤コースにおいて、液体洗剤コース実行処理部62は、濃縮洗い行程、この場合、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程においてドラム20を停止させる期間を、「たたき洗い」を行う本洗い行程においてドラム20を停止させる期間よりも短く設定している。
また、この液体洗剤コースにおいて、液体洗剤コース実行処理部62は、濃縮洗い行程、この場合、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程において循環ポンプ32aを停止させる期間を、「たたき洗い」を行う本洗い行程において循環ポンプ32aを停止させる期間よりも長く設定している。
本実施形態に係る洗濯機10によれば、液体洗剤コース実行処理部62は、液体洗剤コースの洗い行程において、まず、濃縮洗い行程を実行する。この濃縮洗い行程では、水槽14内に濃縮洗い用設定水位Laまで水が供給されてドラム20内の洗濯物が洗われる。そして、液体洗剤コース実行処理部62は、この濃縮洗い行程の後に、本洗い行程を実行する。この本洗い行程では、水槽14内に濃縮洗い用設定水位Laよりも高い本洗い用設定水位Lbまで水が供給されてドラム20内の洗濯物が洗われる。
ここで、液体洗剤は、粉末洗剤に比べ溶け残りにくく、少ない水量であっても十分に溶解させることができ、従って、高濃度で液体洗剤が溶解した洗濯水を生成することができる。本実施形態に係る洗濯機10によれば、高濃度の洗濯水を生成できるという液体洗剤の特性を有効に活用し、本洗い行程において洗濯物を本洗いする前に、高濃度で液体洗剤を含む洗濯水により洗濯物を洗うようにした。よって、液体洗剤を使用して洗濯物を洗う場合に、より効果的に洗濯物を洗うことができる。
また、洗濯機10によれば、濃縮洗い行程として、第1濃縮洗い行程および第2濃縮洗い行程を設けている。そして、第1濃縮洗い行程では、ドラム20を当該ドラム20の内周面に洗濯物が張り付く程度の回転速度で回転させて、高濃度で液体洗剤を含む洗濯水を洗濯物に効率良く浸透させる。また、第2濃縮洗い行程では、ドラム20を当該ドラム20内の下部において洗濯物が転がる程度の回転速度で回転させて、高濃度で液体洗剤を含む洗濯水が浸透した洗濯物同士をこすり合わせるようにして洗う。これにより、高濃度の洗濯水を生成できるという液体洗剤の特性を有効に活用して、洗濯物を一層効果的に洗うことができる。
本実施形態に係る洗濯機10は、回転槽の回転軸が水平軸または傾斜軸となるドラム式洗濯機であり、このようなドラム式洗濯機では、回転槽の回転軸が垂直軸となる縦軸型の洗濯機に比べ、洗濯物同士がこすれ合いにくく、従って、洗濯物に与えられる摩擦による機械力が不足する傾向があり、汚れが落ちにくいという課題がある。また、液体洗剤は、キレート剤やゼオライトを含んでいないため、これらを含む粉末洗剤に比べ、汚れの種類によっては洗浄性能が劣る場合がある。そのため、特に、ドラム式洗濯機において液体洗剤を用いて洗濯物を洗う場合には、機械力が不足し、且つ、洗浄能力が不足する場合があり、このような2つの課題を同時に解決する必要が生じる。本実施形態に係る洗濯機10によれば、第2濃縮洗い行程において、水槽12内の水量を少なくして「こすり洗い」を行うことで、液体洗剤を高濃度に濃縮して用いるとともに、洗濯物同士が相互にこすれ合いやすくなる状況を形成する。よって、洗濯物に与えられる機械力が不足するというドラム式洗濯機のデメリット、および、粉末洗剤に比べ洗浄能力が劣るという液体洗剤のデメリットを同時に克服して、洗濯物を「こすり洗い」により効果的に洗うことができる。
また、洗濯機10によれば、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程におけるドラム20の回転速度を、「たたき洗い」を行う本洗い行程におけるドラム20の回転速度よりも低くする。第2濃縮洗い行程においては、液体洗剤が高濃度に濃縮された洗濯水によって洗濯物が洗われるため、仮に本洗い行程と同レベルの回転速度でドラム20を回転させると、泡が発生しやすい。発生した泡は、クッション性を有するため、洗濯物同士をこすり合わせることにより洗う洗浄効果を低減させるおそれがある。洗濯機10によれば、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程におけるドラム20の回転速度を、「たたき洗い」を行う本洗い行程におけるドラム20の回転速度よりも低くするので、泡の発生を抑制することができ、こすり洗いによる洗浄効果の低減を回避することができる。
また、洗濯機10によれば、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程においてドラム20を停止させる期間を、「たたき洗い」を行う本洗い行程においてドラム20を停止させる期間よりも短くする。この構成によれば、第2濃縮洗い行程においてドラム20が回転していない期間、つまり、洗濯物同士がこすり合わない期間を少なくすることができる。よって、こすり洗いによる洗浄効果の低減を一層抑えることができる。
また、洗濯機10によれば、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程において循環ポンプ32aを停止させる期間を、「たたき洗い」を行う本洗い行程において循環ポンプ32aを停止させる期間よりも長くする。上述した通り、第2濃縮洗い行程では、高濃度で液体洗剤を含む洗濯水から泡が発生しやすく、従って、このような洗濯水に対し循環水が過剰にシャワー状に噴射されると、泡が一層発生しやすくなる。洗濯機10によれば、「こすり洗い」を行う第2濃縮洗い行程において循環ポンプ32aを停止させる期間を、「たたき洗い」を行う本洗い行程において循環ポンプ32aを停止させる期間よりも長くするので、循環水が水槽14内にシャワー状に噴射される期間を短くすることができ、従って、クッション性を有する泡の発生を抑制することができる。よって、こすり洗いによる洗浄効果の低減を回避することができる。
本実施形態は、上述した一実施形態に限られるものではなく、例えば、次のように変形または拡張することができる。
上述の実施形態では、液体洗剤コース実行処理部62は、ドラム20の回転速度を当該ドラム20の内周面に洗濯物が張り付く回転速度とする期間を、濃縮洗い行程の第1段階である第1濃縮洗い行程に設けた。本実施形態は、これに限られるものではなく、液体洗剤コース実行処理部62は、ドラム20の回転速度を当該ドラム20の内周面に洗濯物が張り付く回転速度とする期間を、濃縮洗い行程を終了するまでに、換言すれば、本洗い行程を開始するまでに設けるようにすればよい。即ち、ドラム20の回転速度を当該ドラム20の内周面に洗濯物が張り付く回転速度とする期間、つまり、高濃度で液体洗剤が含まれる洗濯水を洗濯物に浸透させる期間は、本洗い行程の開始前であれば、適宜調整して設定することができる。
濃縮洗い行程は、第1濃縮洗い行程および第2濃縮洗い行程からなる2段階に限られるものではなく、1段階であってもよいし、3段階以上の複数段階であってもよい。この場合、複数の段階において、それぞれ水位を異ならせるように構成するとよい。また、本洗い用設定水位Lbよりも低い範囲で、後段の濃縮洗い行程ほど水位を高くするように設定するとよい。これにより、濃縮洗い行程から本洗い行程にスムーズに移行することができる。
また、洗濯水を洗濯物に浸透させる濃縮洗い行程を、2段階以上の複数段階で構成してもよい。この場合も、本洗い用設定水位Lbよりも低い範囲で、後段の濃縮洗い行程ほど水位を高くするように設定するとよい。また、いわゆる「こすり洗い」を行う濃縮洗い行程を、2段階以上の複数段階で構成してもよい。この場合も、本洗い用設定水位Lbよりも低い範囲で、後段の濃縮洗い行程ほど水位を高くするように設定するとよい。
液体洗剤は、1回のすすぎ行程により十分に洗濯物から除去できるものと、2回以上の複数回のすすぎ行程を行わないと十分に洗濯物から除去できないものがある。そのため、洗濯機10は、使用する液体洗剤の種類や特性に応じて、すすぎ行程の実行回数を調整可能に構成するとよい。すすぎ行程の実行回数の調整は、例えば、図示しない操作パネルにすすぎ回数を調整するための操作キーを設け、この操作キーの操作内容に応じて調整するように構成することができる。さらに、洗濯機10は、すすぎ行程の実行回数が変更された場合には、その変更後のすすぎ回数を記憶し、次回の運転時において、その変更後のすすぎ回数を自動的に反映させるように構成するとよい。この構成によれば、ユーザは、液体洗剤コースを実行するごとにすすぎ回数を調整する必要が無く、使い勝手の良い洗濯機10を提供することができる。
以上に説明した本実施形態に係る洗濯機によれば、液体洗剤コース実行手段は、液体洗剤コースを開始すると、まず、水槽内に濃縮洗い用設定水位まで水を供給して回転槽内の洗濯物を洗う濃縮洗い行程を実行する。そして、液体洗剤コース実行手段は、この濃縮洗い行程の後に、水槽内に濃縮洗い用設定水位よりも高い本洗い用設定水位まで水を供給して回転槽内の洗濯物を洗う本洗い行程を実行する。この構成によれば、高濃度の洗濯水を生成できるという液体洗剤の特性を有効に活用して、本洗い行程において洗濯物を本洗いする前に、高濃度で液体洗剤を含む洗濯水により洗濯物を洗うことができ、液体洗剤を使用して洗濯物を洗う場合に、より効果的に洗濯物を洗うことができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、14は水槽、20はドラム(回転槽)、32aは循環ポンプ、62は液体洗剤コース実行処理部(液体洗剤コース実行手段)を示す。

Claims (4)

  1. 水が貯留される水槽と、
    前記水槽内において水平軸または傾斜軸を回転軸として回転可能に設けられ、洗濯物が収容される回転槽と、
    前記水槽内に液体洗剤を供給して前記回転槽内の洗濯物を洗う液体洗剤コースを実行する液体洗剤コース実行手段と、を備え、
    前記液体洗剤コース実行手段は、
    前記水槽内に濃縮洗い用設定水位まで水を供給して前記回転槽内の洗濯物を洗う濃縮洗い行程を実行し、この濃縮洗い行程の後に、前記水槽内に前記濃縮洗い用設定水位よりも高い本洗い用設定水位まで水を供給して前記回転槽内の洗濯物を洗う本洗い行程を実行するものであって、前記濃縮洗い行程を複数段階で実行するものであり、
    前記濃縮洗い行程は、前記複数段階として、少なくとも第1濃縮洗い行程と第2濃縮洗い行程を有し、
    前記第1濃縮洗い行程は、前記本洗い行程よりも前記回転槽の回転速度が高く、
    前記第2濃縮洗い行程は、前記第1濃縮洗い行程の後に実行され、前記本洗い行程よりも前記回転槽の回転速度が低く、
    前記液体洗剤コース実行手段は、前記第2濃縮洗い行程において前記回転槽を停止させる期間を、前記本洗い行程において前記回転槽を停止させる期間よりも短くする洗濯機。
  2. 前記液体洗剤コース実行手段は、前記第2濃縮洗い行程において、前記回転槽の回転速度を、前記回転槽内の下部において洗濯物が転がる回転速度に制御する請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記液体洗剤コース実行手段は、前記第1濃縮洗い行程を終了するまでに、前記回転槽の回転速度を、前記回転槽の内周面に洗濯物が張り付く回転速度とする期間を設ける請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記水槽内の水を循環させる循環ポンプをさらに備え、
    前記液体洗剤コース実行手段は、前記第2濃縮洗い行程において前記循環ポンプを停止させる期間を、前記本洗い行程において前記循環ポンプを停止させる期間よりも長くする請求項1からの何れか1項に記載の洗濯機。
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