JP7127413B2 - 抵抗素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、抵抗素子及びその製造方法に関する。
半導体集積回路(IC)等の半導体装置用の抵抗素子として、シリコン基板上に第1の絶縁層が設けられ、その第1の絶縁層上に薄膜の抵抗層が設けられ、その抵抗層上に、抵抗層の相対向する側辺が露出するように第2絶縁膜が設けられた抵抗素子が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載された抵抗素子では、第2絶縁膜上に延在するように2つの電極が設けられ、2つの電極にボンディングワイヤが接続される。
しかしながら、特許文献1に記載された抵抗素子では、ワイヤボンディング時に、第2絶縁膜にクラックが発生すると、電極と抵抗層とが短絡する可能性がある。
特開平8-306861号公報
上記課題に鑑み、本発明は、電極と抵抗層との短絡を防止可能な抵抗素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、(a)半導体基板と、(b)半導体基板上に設けられた第1絶縁膜と、(c)第1絶縁膜上に選択的に設けられた抵抗層と、(d)抵抗層から離間した第1補助膜と、(e)第1補助膜とは異なる方向において、抵抗層から離間した第2補助膜と、(f)抵抗層、並びに第1及び第2補助膜を被覆するように、第1絶縁膜上に設けられた第2絶縁膜と、(g)抵抗層に接続され、第1補助膜の上方となる第2絶縁膜上に配置された第1電極と、(h)第1電極と離間して抵抗層に接続され、第1補助膜の上方となる第2絶縁膜上に配置された第2電極と、を備える抵抗素子であることを要旨とする。
本発明の他の態様は、(a)半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、(b)抵抗層、抵抗層から離間した第1補助膜、第1補助膜とは異なる方向において、抵抗層から離間した第2補助膜を、それぞれ第1絶縁膜上に選択的に形成する工程と、(c)抵抗層、並びに第1及び第2補助膜を被覆するように、第1絶縁膜上に第2絶縁膜を堆積する工程と、(d)抵抗層の第1補助膜側の一部を露出する第1コンタクトホール、抵抗層の第2補助膜側の一部を露出する第2コンタクトホールを、第2絶縁膜にそれぞれ開孔する工程と、(e)第1コンタクトホールを介して抵抗層に接続する第1電極を第1補助膜の上方に、第2コンタクトホールを介して抵抗層に接続する第2電極を第2補助膜の上方に、それぞれ形成する工程と、を含む抵抗素子の製造方法であることを要旨とする。
本発明によれば、電極と抵抗層との短絡を防止可能な抵抗素子及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る抵抗素子の一例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の一例を示す平面図である。 ドープド・ポリシリコンの温度係数とドーズ量との関係を表すグラフである。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の効果を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図5に引き続く工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図6に引き続く工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図7に引き続く工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図8に引き続く工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図9に引き続く工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図10に引き続く工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図11に引き続く工程断面図である。 本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法の一例を説明するための図12に引き続く工程断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る抵抗素子及びその製造方法を説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略する。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は実際のものとは異なる場合がある。また、図面相互間においても寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合がある。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。また、以下の説明における上下等の方向の定義は、単に説明の便宜上の定義であって、本発明の技術的思想を限定するものではない。例えば、対象を90°回転して観察すれば上下は左右に変換して読まれ、180°回転して観察すれば上下は反転して読まれることは勿論である。
(抵抗素子の構成)
本発明の実施形態に係る抵抗素子は、図1に示すように、半導体基板1の一方の面1a上に設けられた第1絶縁膜2と、第1絶縁膜2上にそれぞれ形成された抵抗層3a、第1補助膜3b及び第2補助膜3cのパターンとを基礎としている。図2に示すように、第1補助膜3bは、抵抗層3aから離間した平面パターンであり、第2補助膜3cは、第1補助膜3bとは異なる方向において、抵抗層3aから離間した平面パターンである。図1に示すように、抵抗層3a、第1補助膜3b、第2補助膜3cの上には、第2絶縁膜4(層間絶縁膜)、第1電極5a(表面電極)及び第2電極5b(表面電極)、並びに保護膜6がこの順に積層されている。図2のA-A方向から見た断面図が図1に対応する。本発明の実施形態に係る抵抗素子は、図2に示すように、例えば、第1電極5a及び第2電極5bが並んでいる方向を長手方向とする矩形形状の平面パターンを有している。本発明の実施形態に係る抵抗素子のチップサイズは、例えば2.8mm×2.5mm程度である。
半導体基板1の厚さは、例えば、250~450μm程度である。半導体基板1としては、例えば、n型不純物を高濃度で添加したシリコン基板が使用可能である。また、例えば、p型不純物を高濃度で添加したシリコン基板、n型不純物やp型不純物を高濃度で添加していないシリコン基板、シリコン以外の半導体基板であってもよい。
第1絶縁膜2の厚さは、例えば、600~1000nm程度である。第1絶縁膜2としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO膜)、シリコン窒化膜(Si膜)又はこれらの複合膜が使用可能である。また、例えば、有機ケイ素系化合物のテトラエトキシシラン(TEOS)ガスを用いた化学気相成長(CVD)法による絶縁膜(TEOS膜)であってもよい。
抵抗層3aは、図2に示すように、抵抗素子の短手方向を長手方向とする矩形形状の平面パターンを有している。また、抵抗層3aの厚さは、例えば、400~600nm程度である。さらに、抵抗層3aのシート抵抗は、例えば、100~200Ω/□程度である。抵抗層3aの抵抗値は、抵抗層3aの幅及び長さを調整すること等で制御可能である。抵抗層3aとしては、例えば、n型のドープド・ポリシリコンが使用可能である。n型のドープド・ポリシリコンは、多結晶シリコン(ポリシリコン)への燐(P)等のn型不純物のイオン注入や、CVD装置で多結晶シリコンを堆積中におけるn型不純物の添加で形成可能である。
抵抗層3aの温度係数は、0であるか、又は抵抗層3aが負の温度係数を有することが好ましい。これにより、高温動作時の抵抗値の上昇を抑制できる。例えば、本発明の実施形態に係る抵抗素子をIGBTのゲート抵抗に適用した場合には、IGBTのオン時のロスを抑制することができる。n型のドープド・ポリシリコンの温度係数は、ポリシリコンにn型不純物をイオン注入するときのドーズ量を調整すること等で制御可能である。図3は、燐(P)をイオン注入することで形成されたn型のドープド・ポリシリコンの温度係数とドーズ量の関係を示す。例えば、ドーズ量を7.0×1015cm-2以下程度とすれば、ドープド・ポリシリコンの温度係数を0ppm/℃以下程度にできる。なお、抵抗層3aの温度係数は、0ppm/℃以下に必ずしも限定されず、抵抗層3aが正の温度係数を有していてもよい。
また、抵抗層3aとしては、例えば、p型のドープド・ポリシリコンであってもよい。p型のドープド・ポリシリコンも、多結晶シリコン(ポリシリコン)にホウ素(B)等のp型不純物をポリシリコンにイオン注入する等の手法で形成可能である。また、抵抗層3aは、ドープド・ポリシリコンに限定されず、窒化タンタル(TaNx)等の遷移金属の窒化物の膜、クロム(Cr)-ニッケル(Ni)-マンガン(Mn)の順に積層された高融点金属膜の積層膜であってもよい。また、銀パラジウム(AgPd)や酸化ルテニウム(RuO)等の薄膜を使用してもよい。なお、図1に示した構造とは変わるが抵抗層3aを半導体基板1表面に形成したp型拡散層やn型拡散層で実現することも可能である。
第1補助膜3b及び第2補助膜3cは、図2に示すように、抵抗素子の短手方向を長手方向とする矩形形状の平面パターンを有している。図2では、第1補助膜3bと第2補助膜3cの平面パターンが、相似形をなす対象構造である場合を例示的に示している。第1補助膜3b及び第2補助膜3cは、抵抗層3aを間に挟み、さらに、抵抗層3aと離間して1次元方向に配列されている。即ち、第1補助膜3b及び抵抗層3a、抵抗層3a及び第2補助膜3cは、所定間隔を隔てて互いに平行に配置されている。第1補助膜3b及び第2補助膜3cとしては、例えば、抵抗層3aと同じ材料が使用可能である。第1補助膜3b及び第2補助膜3cの厚さは、例えば、抵抗層3aと同程度である。
第2絶縁膜4は、図1に示すように、第1絶縁膜2上に、抵抗層3aを被覆するように配置されている。第2絶縁膜4は、抵抗層3aの無い箇所に露出した第1絶縁膜2をも被覆している。第2絶縁膜4の厚さは、例えば、抵抗層3aが配置されていないところで、1000~2000nm程度である。第2絶縁膜4としては、例えば、所謂「NSG膜」と称される燐(P)やホウ素(B)を含まないシリコン酸化膜(SiO膜)、燐を添加したシリコン酸化膜(PSG膜)、ホウ素を添加したシリコン酸化膜(BSG膜)、燐及びホウ素を添加したシリコン酸化膜(BPSG膜)、シリコン窒化膜(Si膜)の単層膜又はこれらの複合膜が使用可能である。また、例えば、500~800nm程度のNSG膜と、400~800nm程度のPSG膜とを積層した複合膜であってもよい。NSG膜は抵抗バラツキを抑制する機能を有する。またPSG膜はワイヤボンディングの強度を確保する機能を有する。
また、第2絶縁膜4のうちの、抵抗層3aの第1補助膜3b側の端部上に位置する部分には、抵抗素子の厚さ方向に貫通している第1コンタクトホール4a,4bが開孔されている。さらに、第2絶縁膜4のうちの、抵抗層3aの第2補助膜3c側の端部上に位置する部分には、抵抗素子の厚さ方向に貫通している第2コンタクトホール4c,4dが開孔されている。
第1電極5aは、第1電極5aの第2電極5b側の端部の下面が抵抗層3aの第1補助膜3b側の端部と対向するように、第1補助膜3bの上方の位置に配置されている。第1電極5aの第2電極5b側の端部の下面は、第1コンタクトホール4a、4b内を通って抵抗層3aの上面まで延びている第1コンタクト領域5c,5dを突出部として有している。また、第2電極5bは、第2電極5bの第1電極5a側の端部の下面が抵抗層3aの第2補助膜3c側の端部と対向するように、第2補助膜3cの上方の位置に、第1電極5aと離間されて配置されている。第2電極5bの第1電極5a側の端部の下面は、第2コンタクトホール4c、4d内を通って抵抗層3aの上面まで延びている第2コンタクト領域5e,5fを突出部として有している。電気的には、第1電極5a、抵抗層3a及び第2電極5bは直列接続されて、段差状の立体構造をなす抵抗素子を実現している。
第1電極5a及び第2電極5bは、図2に示すように、抵抗素子の短手方向を長手方向とする矩形形状の平面パターンを有している。第1電極5a及び第2電極5bの厚さは、例えば、3μm程度である。第1電極5a及び第2電極5bは、例えば、100~130nm程度のバリアメタルとしてのチタン/窒化チタン(Ti/TiN)、3μm程度のアルミニウム-シリコン(Al-Si)、35~55nm程度の反射防止膜としてのTiN/Tiの積層膜が使用可能である。また、例えば、Al-Siの代わりに、Al、Al-Cu-Si、Al-Cu等のAl合金等であってもよい。第1電極5a及び第2電極5bは、電極パッドを構成している。そして、第1電極5a及び第2電極5bには、Al等の金属からなる直径200~400μm程度の、図4に示したボンディングワイヤ7a,7bが接続される。
保護膜6としては、例えば、TEOS膜、Si膜、ポリイミド膜を積層した複合膜が使用可能である。保護膜6には、第1電極5a中央部及び第2電極5b中央部と対向する位置に開口部6a,6bが設けられている。開口部6a,6bから露出している第1電極5a及び第2電極5bの部分が、図4に示したボンディングワイヤ7a,7bを接続可能なパッド領域となる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る抵抗素子は、第1絶縁膜2上の第1電極5aの下方及び第2電極5bの下方のそれぞれに、抵抗層3aと離間した第1補助膜3b及び第2補助膜3cを備えるようにした。それゆえ、例えば、図5に示すように、第1電極5aや第2電極5bへのボンディングワイヤ7a,7bの接続時に、第1電極5aや第2電極5bから第2絶縁膜4にクラック8a,8bが発生した場合に、第1補助膜3b及び第2補助膜3c、つまり、抵抗層3aと離間(絶縁分離)された部材をクラック8a,8bの進展を止める受け皿とすることができる。そのため、例えば、第1電極5aの下方や第2電極5bの下方に抵抗層3aを延長させてクラック8a,8bの受け皿とするものと異なり、第1電極5aと抵抗層3aとの短絡や、第2電極5bと抵抗層3aとの短絡を防止可能な抵抗素子を提供できる。
なお、引用文献1に記載された抵抗素子では、パッド領域の下方に、抵抗膜を備えている。それゆえ、パッド領域と抵抗膜との間の絶縁膜にクラックが発生すると、パッド領域と抵抗膜とが短絡するため、実行的抵抗値が変化する等の特性不良の原因となりうる。
また、本発明の実施形態に係る抵抗素子は、パッド領域の下方に、クラック8a,8bの受け皿を備えるため、クラック8a,8bの発生や進展を止めるために第1電極5aや第2電極5b、第2絶縁膜4、第1絶縁膜2を厚膜化する必要がなく、製造コストを低減できる。また、クラック発生をリジェクトする、スクリーニング試験の必要がなくなる。
ちなみに、例えば、半導体基板の一方の面側に抵抗層及び第1電極をこの順に設け、他方の面側に第2電極を設けた縦型の抵抗素子では、互いに対向する第1電極及び第2電極(パッド領域)からなる並行平板が容量成分となりうる。それゆえ、これらのパッド領域が、高周波動作環境において、寄生容量成分として抵抗動作特性を阻害する要因になる可能性がある。
これに対し、本発明の実施形態に係る抵抗素子では、抵抗層3a、第1電極5a及び第2電極5bを半導体基板1の一方の面1a側に備えるため、第1電極5a及び第2電極5b(パッド領域)が互いに対向する並行平板構造にならず、大きな容量成分として寄与することがないので、寄生容量成分を抑制できる。そのため、より高周波領域での抵抗動作が可能となり、適用範囲が広がる。
また、抵抗層3aの厚み方向に電圧が印加されない構造となる点でも、第2絶縁膜4や第1絶縁膜2の厚膜化を必要としなくなり、製造コストを低減できる。さらに、半導体基板1の電気特性が抵抗値に影響しないので、半導体基板1の仕様が不問になり、材料コストを低減できる。したがって、本発明の実施形態に係る抵抗素子によれば、縦型の抵抗素子に比べ、高周波動作に優れ、製造コストが低い薄膜抵抗体を実現することができる。
以下に説明するように、本発明の実施形態に係る抵抗素子を構成する第1補助膜3b及び第2補助膜3cは、抵抗層3aと同じ材料で同時に形成できる。それゆえ、第1補助膜3b及び第2補助膜3cの形成の手間を軽減できる。
(抵抗素子の製造方法)
次に、図5~図13を参照して、本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法を説明する。なお、以下に述べる抵抗素子の製造方法や例示的に示した数値や材料等は一例であり、特許請求の範囲に記載した趣旨の範囲であれば、これ以外の種々の製造方法により実現可能であることは勿論である。
まず、n型不純物を高濃度で添加したシリコン基板等の半導体基板1を用意する。そして、半導体基板1の表面や内部に半導体装置の活性領域を構成するp型半導体領域やn型半導体領域等を形成する。引き続き、図5に示すように、活性領域(図示省略。)が構成された半導体基板1上に、TEOS膜等の第1絶縁膜2を堆積する。第1絶縁膜2の堆積方法としては、例えば、低圧CVD法(減圧CVD法)等が使用可能である。なお、第1絶縁膜2は、熱酸化法により熱酸化膜を形成した後、CVD法等により、熱酸化膜上に絶縁膜を堆積して、熱酸化膜及び堆積した絶縁膜を積層した複合膜で形成してもよい。
次に、半導体基板1及び第1絶縁膜2上に、ノンドープのポリシリコン層を形成する。ポリシリコン層の形成方法としては、例えば、CVD法等が使用可能であり、第1絶縁膜2上全面に堆積させて形成できる。そして、ポリシリコン層に、燐(P)等のn型不純物をイオン注入する。例えば、燐(P)を加速電圧80keV程度、ドーズ量6.0×1015cm-2以下程度でイオン注入する。その後、熱処理により、注入されたイオンを活性化させ、図6に示すように、n型不純物が高濃度に添加されたドープド・ポリシリコン層3を形成する。イオン注入で不純物添加する代わりにCVD法で堆積する際に気相中から不純物元素を添加してドープド・ポリシリコン層3を形成してもよい。引き続き、ドープド・ポリシリコン層3上に、フォトレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレジスト膜をパターニングする。パターニングされたフォトレジスト膜をエッチングマスクとして用いて、反応性イオンエッチング(RIE)等により、ドープド・ポリシリコン層3の一部を選択的に除去して、ドープド・ポリシリコン層3をパターニングする。その後、フォトレジスト膜を除去する。この結果、図7に示すように、第1絶縁膜2上に、第1補助膜3b、抵抗層3a、第2補助膜3cのそれぞれが互いに離間して形成される。対応する図2では、第1補助膜3bが抵抗層3aから離間した平面パターンであり、第2補助膜3cが第1補助膜3bとは反対方向(異なる方向)において、抵抗層3aから離間した平面パターンであることが示されている。なお、第1補助膜3b、抵抗層3a、第2補助膜3cの不純物濃度はほぼ同じであり、シート抵抗はほぼ同じとなる。
次に、図8に示すように、第1絶縁膜2、抵抗層3a、第1補助膜3b,第2補助膜3cを被覆するように、第2絶縁膜4を堆積する。例えば、CVD法等によりNSG膜及びPSG膜を順に堆積し、NSG膜及びPSG膜を積層した複合膜で第2絶縁膜4を形成することができる。引き続き、第2絶縁膜4上に、フォトレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレジスト膜をパターニングする。パターニングされたフォトレジスト膜をエッチングマスクとして用いて、RIE等により、第2絶縁膜4の一部を選択的に除去して、第2絶縁膜4の一部に開孔パターンを形成する。その後、フォトレジスト膜を除去する。この結果、図9に示すように、第2絶縁膜4を、第1コンタクトホール4a、4b、第2コンタクトホール4c、4dが貫通する。
次に、図10に示すように、真空蒸着法又はスパッタリング法等により、コンタクトホール4a~4dのそれぞれの内部を埋め込むように、第2絶縁膜4上に金属膜5を堆積する。例えば、CVD法等により、Ti/TiN、Al-Si及びTiN/Tiを順に堆積し、Ti/TiN、Al-Si及びTiN/Tiを積層した複合膜で金属膜5を形成することができる。引き続き、金属膜5上に、フォトレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレジスト膜をパターニングする。パターニングされたフォトレジスト膜をエッチングマスクとして用いて、RIE等により、金属膜5の一部を選択的に除去して、金属膜5をパターニングする。その後、フォトレジスト膜を除去する。この結果、図11に示すように、第2絶縁膜4上に、第1電極5a及び第2の電極が形成される。このとき同時に、第1コンタクトホール4a、4bを介して第1電極5aの第1コンタクト領域5c、5dが形成され、第2コンタクトホール4c、4dを介して第2電極5bの第2コンタクト領域5e、5fが形成される。即ち、第1コンタクトホール4a、4bを介して抵抗層3aの一方の端部に接続する第1電極5aのパターンが第1補助膜3bの上方に形成される。同時に、第2コンタクトホール4c、4dを介して抵抗層3aの他方の端部に接続する第2電極5bのパターンが第2補助膜3cの上方に形成される。
次に、図12に示すように、第1電極5aと第2電極5bとの間の隙間等を埋め込むように、第1電極5a、第2電極5b及び第2絶縁膜4上に保護膜6を形成する。例えば、プラズマCVD法等により、TEOS膜及びSi膜を順次堆積した後、Si膜にポリイミド膜を塗布することで、TEOS膜、Si膜及びポリイミド膜を積層した複合膜で保護膜6を形成することができる。引き続き、保護膜6上に、フォトレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレジスト膜をパターニングする。パターニングされたフォトレジスト膜をエッチングマスクとして用いて、RIE等により、保護膜6の一部を選択的に除去して、保護膜6の一部に窓部を形成する。その後、フォトレジスト膜を除去する。この結果、図13に示すように、保護膜6に開口部6a,6bが形成され、開口部6a,6bから露出している第1電極5a及び第2電極5bの中央部分によってパッド領域が形成される。
次に、化学的機械研磨(CMP)等により、半導体基板1の下面を研磨し、半導体基板1の厚さを350μm程度に薄くする。この結果、図1に示すように、本発明の実施形態に係る抵抗素子が製造される。なお、実際の製造工程では、図1に示した抵抗素子と同様の素子が1枚のウェハにマトリクス状のチップ領域として多数形成される。そして、ダイシングにより、これらのチップ領域は、図1に示した抵抗素子のチップに分離される。なお、冒頭で述べた半導体装置の活性領域は必ずしも図1に示した抵抗素子の下方に存在する必要は無く、抵抗素子のチップと半導体装置の活性領域のチップを別のチップとして切り出すようなチップ領域のレイアウトを半導体基板1上に設定しても構わない。
本発明の実施形態に係る抵抗素子の製造方法によれば、第1電極5aと抵抗層3aとの短絡、第2電極5bと抵抗層3aの短絡を防止可能な抵抗素子を容易に実現可能となる。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなるであろう。
1…半導体基板、1a…一方の面、2…第1絶縁膜、3…ポリシリコン層、3a…抵抗層、3b…第1補助膜、3c…第2補助膜、4…第2絶縁膜、4a,4b…第1コンタクトホール、4c,4d…第2コンタクトホール、5…金属膜、5a…第1電極、5b…第2電極、5c,5d…第1コンタクト領域、5e,5f…第2コンタクト領域、6…保護膜、6a…開口部、6b…開口部、7a,7b…ボンディングワイヤ、8a,8b…クラック

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に選択的に設けられた抵抗層と、
    前記抵抗層から離間した第1補助膜と、
    前記第1補助膜とは異なる方向において、前記抵抗層から離間した第2補助膜と、
    前記抵抗層、並びに前記第1及び第2補助膜を被覆するように、前記第1絶縁膜上に設けられた第2絶縁膜と、
    前記抵抗層に接続され、前記第1補助膜の上方となる前記第2絶縁膜上に配置された第1電極と、
    前記第1電極と離間して前記抵抗層に接続され、前記第2補助膜の上方となる前記第2絶縁膜上に配置された第2電極と、
    を備えることを特徴とする抵抗素子。
  2. 前記第1及び第2補助膜は、前記抵抗層と同じ材料からなることを特徴とする請求項1に記載の抵抗素子。
  3. 半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、
    抵抗層、前記抵抗層から離間した第1補助膜、前記第1補助膜とは異なる方向において、前記抵抗層から離間した第2補助膜を、それぞれ前記第1絶縁膜上に選択的に形成する工程と、
    前記抵抗層、並びに前記第1及び第2補助膜を被覆するように、前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を堆積する工程と、
    前記抵抗層の前記第1補助膜側の一部を露出する第1コンタクトホール、前記抵抗層の前記第2補助膜側の一部を露出する第2コンタクトホールを、前記第2絶縁膜にそれぞれ開孔する工程と、
    前記第1コンタクトホールを介して前記抵抗層に接続する第1電極を前記第1補助膜の上方に、前記第2コンタクトホールを介して前記抵抗層に接続する第2電極を前記第2補助膜の上方に、それぞれ形成する工程と
    を含むことを特徴とする抵抗素子の製造方法。
  4. 前記第1及び第2補助膜は、前記抵抗層と同じ材料からなることを特徴とする請求項3に記載の抵抗素子の製造方法。
  5. 抵抗層、前記抵抗層から離間した第1補助膜、前記第1補助膜とは異なる方向において、前記抵抗層から離間した第2補助膜を、それぞれ前記第1絶縁膜上に選択的に形成する工程は、
    前記第1絶縁膜上にポリシリコン層を形成する工程と、
    前記ポリシリコン層をパターニングすることにより、前記抵抗層、前記第1補助膜および前記第2補助膜を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の抵抗素子の製造方法。
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