JP7127370B2 - 読影レポート作成装置 - Google Patents
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Description
過去に作成された読影レポートを記憶する記憶手段から読影対象の検査に類似する検査の読影レポートを取得し、取得した読影レポートに基づいて新規に作成する読影レポートのひな形を作成する作成手段と、
複数のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
前記作成手段により作成されたひな形から前記キーワード記憶手段に記憶されているキーワードを認識する認識手段と、
前記作成手段により作成されたひな形を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示されたひな形においてユーザー操作により選択されたキーワードと差し替える代替キーワードの入力を受け付ける入力手段と、
前記ひな形における前記選択されたキーワードを前記入力手段により入力された代替キーワードに差し替えることにより新規の読影レポートを作成する読影レポート作成手段と、
前記ひな形の単語のうち前記認識手段によりキーワードとして認識されなかった単語が予め定められた条件を満たすか否かを判断し、前記予め定められた条件を満たすと判断した単語を前記キーワード記憶手段に登録する登録手段と、
を備える。
前記キーワード記憶手段は、前記複数のキーワードと、前記複数のキーワードのそれぞれと差し替え可能な代替キーワード候補とを対応付けて記憶し、
前記入力手段は、前記選択されたキーワードと差し替え可能な代替キーワード候補を前記表示手段に表示させ、ユーザー操作による前記代替キーワード候補のうちの一の代替キーワード候補の選択を、前記選択されたキーワードと差し替える代替キーワードの入力として受け付ける。
前記入力手段は、前記選択されたキーワードと差し替え可能な代替キーワード候補を前記表示手段に表示された前記選択されたキーワードの近傍に表示させ、ユーザー操作による前記代替キーワード候補のうちの一の代替キーワード候補の選択を、前記選択されたキーワードと差し替える代替キーワードの入力として受け付ける。
前記入力手段は、音声入力により前記代替キーワードの入力を受け付ける。
前記表示制御手段は、前記ひな形における前記認識手段により認識されたキーワードを識別可能に前記表示手段に表示させる。
前記作成手段は、前記記憶手段に前記読影対象の検査と同一患者の過去検査の読影レポートが存在する場合に、前記同一患者の過去検査の読影レポートに基づいて前記ひな形を作成する。
前記作成手段は、前記記憶手段に前記読影対象の検査と同一患者の過去検査の読影レポートが存在する場合において、前記同一患者の過去検査が前記読影対象の検査と類似する場合に、前記同一患者の過去検査の読影レポートに基づいて前記ひな形を作成する。
請求項8に記載の発明は、請求項1~7のいずれか一項に記載の発明において、
前記作成手段は、前記記憶手段に前記読影対象の検査と同一患者の過去検査の読影レポートが存在しない場合は、前記読影対象の検査に類似する別患者の過去検査の読影レポートに基づいて前記ひな形を作成する。
まず、本発明の実施形態の構成を説明する。
図1に、本実施形態における読影レポート作成システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、読影レポート作成システム100は、画像生成装置1、サーバー装置2、読影端末3を備えて構成されている。これら各装置1~3は、LAN(Local Area Network)等の医療施設内で構築された通信ネットワークNを介して相互にデータを送受信可能に接続されている。通信ネットワークNは、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格が適用されている。なお、各装置の台数は、特に限定されない。
画像生成装置1は、人体における被写体部位を撮影し、その撮影画像(医用画像)のデジタルデータを生成するモダリティーであり、例えば、CR(Computed Radiography)装置、FPD(Flat Panel Detector)装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、超音波診断装置等を適用可能である。
図2に示すように、サーバー装置2は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24、記憶部25を備えて構成され、各部はバス26により接続されている。
レポートDB253は、読影レポートを格納するためのデータベースである。
キーワードDB254は、例えば、蓄積された多数の読影レポートを解析することにより作成されたものである。キーワードDB254は、例えば、撮影部位毎に、複数の読影レポートから単語(例えば、名詞や動詞)を抽出し、所定数以上の読影レポートから抽出された単語をキーワードとして登録するとともに、その抽出された単語と同一カテゴリーの単語(例えば、抽出された単語が病変名を表す単語であれば病変名を表す単語、解剖学的な区域名を表す単語であれば解剖学的な区域名を表す単語、・・・)、類義語、対語等を代替キーワード候補として登録したものである。
図3に示すように、読影端末3は、制御部31、操作部32、表示部33、通信部34、記憶部35を備えて構成され、各部はバス36により接続されている。
次に、読影レポート作成システム100の動作について説明する。
読影端末3において読影アプリケーションが起動され、サーバー装置2にログイン要求が行われると、サーバー装置2はログイン認証を行う。認証後、サーバー装置2は、通信部24により読影端末3に検査リスト画面を送信する。読影端末3から読影対象の検査が選択され、読影が指示されると、サーバー装置2は、読影対象の検査の医用画像が表示された読影画面の画面情報を生成して通信部24により読影端末3に送信する。読影端末3において、読影画面から読影対象の検査についての新規の読影レポートの作成が指示されると、サーバー装置2にその指示が通知され、サーバー装置2は、読影レポート作成処理を実行する。
図5に、ステップS1において制御部21により実行されるレポートひな形作成処理のフローチャートを示す。
同一患者の過去検査の読影レポートが存在すると判断した場合(ステップS101;YES)、制御部21は、ステップS102に移行する。
同一患者の過去検査の読影レポートが存在しないと判断した場合(ステップS101;NO)、制御部21は、ステップS104に移行する。
例えば、管理情報DB251における読影対象の検査と同一患者の過去検査の撮影部位をチェックし、過去検査の撮影部位と読影対象の検査の撮影部位が同じである場合は検査が類似していると判断する。過去検査の撮影部位と読影対象の検査の撮影部位が異なる場合は検査が類似していないと判断する。なお、管理情報DB251のどの項目の情報を用いて類似チェックを行うかは特に限定されない。例えば、撮影部位のみでなく、撮影部位とモダリティー種の情報を用いて類似チェックを行うこととしてもよい。
例えば、読み出した過去検査の読影レポートをそのままひな形としてもよいし、読影レポートに患者ID、患者名、検査ID、検査時刻等が含まれている場合、これらを読影対象の検査のものに自動的に置き換えてひな形として作成してもよい。
なお、読影対象の検査と類似する同一患者の過去検査が複数存在した場合は、そのうちの一つの過去検査(例えば、検査日が直近の過去検査)の読影レポートに基づいてひな形を作成する。
例えば、制御部21は、別患者の過去検査であって、読影対象の検査と撮影部位が同一の過去検査を読影対象の検査に類似する別患者の過去検査として、その過去検査の読影レポートをレポートDB253から読み出す。そして、読み出した過去検査の読影レポートに基づいてひな形を作成する。例えば、読み出した読影レポートをそのままひな形としてもよいし、読影レポートに患者ID、患者名、検査ID、検査時刻等が含まれている場合、これらを読影対象の検査のものに自動的に置き換えてひな形として作成してもよい。
図6に、ステップS2において制御部21により実行されるキーワード認識処理のフローチャートを示す。
次いで、制御部21は、抽出した単語から一つを選択し、キーワードDB254に登録されているキーワードに該当するか否かを判断する(ステップ202)。
例えば、その単語と構成が類似している単語(例えば、その単語の一部(例えば、左右や内外等)を別のものに差し替えた単語)がキーワードDB254に登録されているという条件を満たす場合、その単語を新規キーワードとして登録すると判断する。例えば、その単語が「肝左葉」であり、キーワードDB254に「肝右葉」が登録されている場合、「肝左葉」を新規キーワードとして登録すると判断する。なお、新規キーワードに対応付ける代替キーワード候補や関連性の強さとしては、例えば、その単語と構成が類似していると判断された単語自体、及びその単語と構成が類似していると判断された単語に対応付けてキーワードDB254に記憶されている単語等を登録することができる。
新規キーワードとして登録しないと判断した場合(ステップS204;NO)、制御部21は、ステップS206に移行する。
制御部31は、操作部32により代替キーワード候補表示欄332bから代替キーワード候補が選択され、差し替え指示ボタン332cが押下されると、選択された代替キーワード候補を入力された代替キーワードとして通信部34によりサーバー装置2に送信する。操作部32により手入力ボタン332dが押下されると、制御部31は、図9に示すダイアログボックス332e、決定ボタン332g及びキーボード332fを表示部33に表示させる。キーボード332fによりダイアログボックス332eに代替キーワードが入力され、決定ボタン332gが押下されると、制御部31は、入力された代替キーワードを通信部34によりサーバー装置2に送信する。
なお、制御部21は、手入力された代替キーワードが選択されたキーワードの代替キーワード候補としてキーワードDB254に登録されているか否かを判断し、登録されていない場合は、選択されたキーワードの代替キーワード候補としてキーワードDB254に登録することとしてもよい。
読影端末3からの読影レポートの承認依頼の指示が通信部24により受信されていないと判断した場合(ステップS8;NO)、制御部21は、ステップS4に戻る。
読影端末3からの読影レポートの承認依頼の指示が通信部24により受信されたと判断した場合(ステップS8;YES)、制御部21は、編集済みのひな形により読影レポートを作成してレポートDB253に登録するとともに、読影ステータスを承認待ちに変更し(ステップS9)、読影レポート作成処理を終了する。
制御部21は、記憶部25のユーザーDBを参照して、承認可能な読影医の連絡先に作成した読影レポートの承認依頼を行う。
これにより、ユーザーがよりより素早く代替キーワード候補の選択を行うことが可能となる。
これにより、ユーザーは代替キーワード候補の選択操作をしなくても、代替キーワードを入力することが可能となる。
したがって、過去に作成された読影レポートの中から読影対象の検査に類似する読影レポートが自動的にひな形として表示されるので、ユーザーが読影対象の検査に類似する検査の過去のレポートを探す手間を省略することができ、読影レポートを効率よく作成することが可能となる。また、ひな型において差し替え可能なキーワードが識別可能に表示されているので、ユーザーは、どの語が差し替え可能であるかを容易に把握することが可能となる。
したがって、ユーザーは、選択したキーワードと差し替える単語の文字列をキーボードから入力する手間を省くことができるので、読影レポートを効率よく作成することが可能となる。
したがって、ユーザーは、選択したキーワードと差し替える単語の文字列をキーボードから入力する手間を省くことができるので、読影レポートを効率よく作成することが可能となる。
したがって、ユーザーは、選択したキーワードと差し替える単語の文字列をキーボードから入力する手間を省くことができるので、読影レポートを効率よく作成することが可能となる。
したがって、読影レポートのひな形の単語のうち、予め定められた条件を満たす単語を新たなキーワードとしてキーワードDB254に登録することが可能となる。
例えば、上記実施形態においては、読影レポート作成処理に必要なデータベース(管理情報DB251、画像DB252、レポートDB253、キーワードDB254)が同じ記憶部25に記憶されている場合を例として説明したが、別体の記憶部に記憶部に記憶されている構成としてもよい。また、これらのデータベースは、読影レポート作成処理を実行する装置(本実施形態ではサーバー装置2)と通信ネットワークを介して接続される外部の記憶装置に備えられる構成としてもよい。
1 画像生成装置
2 サーバー装置
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 通信部
25 記憶部
251 管理情報DB
252 画像DB
253 レポートDB
254 キーワードDB
26 バス
3 読影端末
31 制御部
32 操作部
33 表示部
34 通信部
35 記憶部
36 バス
Claims (8)
- 過去に作成された読影レポートを記憶する記憶手段から読影対象の検査に類似する検査の読影レポートを取得し、取得した読影レポートに基づいて新規に作成する読影レポートのひな形を作成する作成手段と、
複数のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
前記作成手段により作成されたひな形から前記キーワード記憶手段に記憶されているキーワードを認識する認識手段と、
前記作成手段により作成されたひな形を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示されたひな形においてユーザー操作により選択されたキーワードと差し替える代替キーワードの入力を受け付ける入力手段と、
前記ひな形における前記選択されたキーワードを前記入力手段により入力された代替キーワードに差し替えることにより新規の読影レポートを作成する読影レポート作成手段と、
前記ひな形の単語のうち前記認識手段によりキーワードとして認識されなかった単語が予め定められた条件を満たすか否かを判断し、前記予め定められた条件を満たすと判断した単語を前記キーワード記憶手段に登録する登録手段と、
を備える読影レポート作成装置。 - 前記キーワード記憶手段は、前記複数のキーワードと、前記複数のキーワードのそれぞれと差し替え可能な代替キーワード候補とを対応付けて記憶し、
前記入力手段は、前記選択されたキーワードと差し替え可能な代替キーワード候補を前記表示手段に表示させ、ユーザー操作による前記代替キーワード候補のうちの一の代替キーワード候補の選択を、前記選択されたキーワードと差し替える代替キーワードの入力として受け付ける請求項1に記載の読影レポート作成装置。 - 前記入力手段は、前記選択されたキーワードと差し替え可能な代替キーワード候補を前記表示手段に表示された前記選択されたキーワードの近傍に表示させ、ユーザー操作による前記代替キーワード候補のうちの一の代替キーワード候補の選択を、前記選択されたキーワードと差し替える代替キーワードの入力として受け付ける請求項2に記載の読影レポート作成装置。
- 前記入力手段は、音声入力により前記代替キーワードの入力を受け付ける請求項1に記載の読影レポート作成装置。
- 前記表示制御手段は、前記ひな形における前記認識手段により認識されたキーワードを識別可能に前記表示手段に表示させる請求項1~4のいずれか一項に記載の読影レポート作成装置。
- 前記作成手段は、前記記憶手段に前記読影対象の検査と同一患者の過去検査の読影レポートが存在する場合に、前記同一患者の過去検査の読影レポートに基づいて前記ひな形を作成する請求項1~5のいずれか一項に記載の読影レポート作成装置。
- 前記作成手段は、前記記憶手段に前記読影対象の検査と同一患者の過去検査の読影レポートが存在する場合において、前記同一患者の過去検査が前記読影対象の検査と類似する場合に、前記同一患者の過去検査の読影レポートに基づいて前記ひな形を作成する請求項1~6のいずれか一項に記載の読影レポート作成装置。
- 前記作成手段は、前記記憶手段に前記読影対象の検査と同一患者の過去検査の読影レポートが存在しない場合は、前記読影対象の検査に類似する別患者の過去検査の読影レポートに基づいて前記ひな形を作成する請求項1~7のいずれか一項に記載の読影レポート作成装置。
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