JP7126437B2 - 蓋部材取付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓋部材取付装置に関する。
容器に蓋を取り付ける装置として、例えば、特許文献1の容器用施蓋装置が知られている。この容器用施蓋装置では、吸着部材によって蓋体を吸着して容器の開口上に供給してから、操作手段によって蓋体を押し付けて容器に取り付けている。
特開2001-072009号公報
上記特許文献1の蓋部材装着装置では、蓋体を容器に供給した際に、容器に対して蓋体の位置がずれていると、蓋体を容器に確実に取り付けることができないおそれがある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、蓋部材を容器に確実に取り付けることができる蓋部材取付装置を提供することを目的とする。
本発明のある態様に係る蓋部材取付装置は、容器に蓋部材を取り付ける蓋部材取付装置であって、第1アームと、前記第1アームに取り付けられ、且つ、第1長尺部材を有する第1エンドエフェクタと、第2アームと、前記第2アームに取り付けられ、且つ、第2長尺部材を有する第2エンドエフェクタと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記容器上に載置された前記蓋部材上において、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材を揺動してから、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材の少なくとも一方の長尺部材を前記容器側へ移動するように、前記第1アーム及び前記第2アームを動作させるよう構成されている。
この構成によれば、容器に対してずれて蓋部材が載置されても、各長尺部材の揺動により蓋部材を揺することにより、容器に対する適切な位置に蓋部材が配される。このように位置調整された蓋部材を長尺部材により押下することにより、蓋部材を容器に確実に取り付けることができる。
この蓋部材取付装置では、前記制御部は、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材を、前記蓋部材上で、前記第1長尺部材の長手方向に直交する方向において、所定位置から一方側に第1距離、往復移動し、前記所定位置から他方側に前記第1距離よりも長い第2距離、往復移動して揺動してから、前記第2長尺部材を前記蓋部材上に配置した状態で、前記第2長尺部材よりも前記一方側において前記蓋部材上で前記第1長尺部材を前記容器側へ移動するように、前記第1アーム及び前記第2アームを動作させるよう構成されていてもよい。
この構成によれば、一方側よりも他方側に大きく各長尺部材を移動させることにより、一方側よりも他方側が低くなるように蓋部材は傾く。この他方側を第2長尺部材により押さえた状態で、一方側を第1長尺部材により押下する。これにより、蓋部材を容器に確実に取り付けることができる。
また、蓋部材取付装置では、前記制御部は、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材の揺動後、前記第1長尺部材の長手方向に直交する方向において前記第1長尺部材と前記第2長尺部材との重なりが大きくなるように前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材を前記第1長尺部材の長手方向に移動してから、前記長尺部材を前記容器側へ移動するように、前記第1アーム及び前記第2アームを動作させるよう構成されていてもよい。
この構成によれば、第1長尺部材と第2長尺部材との重なりを大きくすることにより、第1長尺部材及び第2長尺部材と蓋部材との接触面積を大きく採ることができる。このため、第1長尺部材及び第2長尺部材により蓋部材を安定して押さえ、蓋部材を容器に取り付けることができる。
蓋部材取付装置は、前記第1アーム及び前記第2アームを一対のアームとして備えているロボットにより構成されていてもよい。この蓋部材取付装置では、前記ロボットは、一対の前記アームが互いに同軸で基台に設けられた双腕ロボットであってもよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、蓋部材を容器に確実に取り付けることができる蓋部材取付装置を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓋部材取付装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、図1の制御部の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図3(a)は、第1エンドエフェクタを示す図である。図3(b)は、第2エンドエフェクタを示す図である。 図4は、第1長尺部材及び第2長尺部材により蓋部材を容器側へ押下する状態を搬送方向の一方側から視た図である。 図5は、第1長尺部材及び第2長尺部材により蓋部材を容器側へ押下する状態を対向方向の一方側から視た図である。 図6は、図1の蓋部材取付装置を備える蓋部材取付システムを示す斜視図である。 図7は、図6の蓋部材取付システムを上方から視た図である。 図8(a)は、各吸着部により蓋部材を吸着した図である。図8(b)は、各長尺部材に蓋部材を当接した図である。図8(c)は、蓋部材を容器上に載置した図である。 図9(a)は、各長尺部材を揺動した図である。図9(b)は、傾いた蓋部材を第2長尺部材により押さえた図である。図9(c)は、蓋部材を第1長尺部材により押下した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するための構成要素を抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している場合がある。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態)
<蓋部材取付装置の構成>
本実施の形態に係る蓋部材取付装置10は、図1に示すように、容器の開口部に蓋部材を取り付ける装置であって、例えば、ロボットが用いられる。ロボットには、例えば、水平多関節型ロボットが用いられる。但し、蓋部材取付装置10は、これに限定されず、垂直多関節型ロボット等のロボットであってもよい。
蓋部材取付装置10は、第1アーム20、第2アーム30、第1エンドエフェクタ40、第2エンドエフェクタ50、制御部60及び台車11を備える。例えば、台車11内に制御部60が収納されている。
また、台車11の上面には基軸14が固定されている。基軸14には、当該基軸14の軸心を通る回転軸線L1周りに回動可能に第1アーム20及び第2アーム30が設けられている。第1アーム20と第2アーム30とが上下に高低差を有するように設けられている。これにより、蓋部材取付装置10は、例えば、同軸上に配置した第1アーム20及び第2アーム30を1台の制御部60により制御する同軸双腕型のスカラロボットである。なお、第1アーム20及び第2アーム30は、独立して動作したり、互いに関連して動作したりすることができるように構成されている。
第1アーム20は、第1アーム部21及び第1リスト部22を有している。第2アーム30は、第2アーム部31及び第2リスト部32を有している。なお、ここでは、第1アーム20及び第2アーム30は、実質的に同じ構成とする形態を採用したが、これに限定されない。例えば、各アーム部21、31及び各リスト部22、32が、第1アーム20と第2アーム30とで異なる構成である形態を採用してもよい。
第1アーム部21は略直方体状の第1リンク21a及び第1リンク21bで構成され、第2アーム部31は略直方体状の第2リンク31a及び第2bリンク31bで構成されている。
各リンク21a、31aは、その基端部が回転関節J1を介して基軸14と連結されていて、回転関節J1により回転軸線L1周りに回動する。各リンク21b、31bは、その基端部が各リンク21a、31aの先端部と回転関節J2を介して連結されていて、回転関節J2によって回転軸線L2周りに回動する。
各リスト部22、32は、各リンク21b、31bの先端部に直動関節J3を介して連結されていて、各リンク21b、31bに対し昇降移動可能である。各リスト部22、32の下端部には回転関節J4が設けられていて、回転関節J4の下端部には各装着部24、34が設けられている。これにより、各装着部24、34に装着された各エンドエフェクタ40、50は、回転関節J4によって回転軸線L3周りに回動することができる。
第1エンドエフェクタ40は、第1アーム20の先端に設けられており、第1装着部24により第1リスト部22に脱着可能に接続されている。第2エンドエフェクタ50は、第2アーム30の先端に設けられており、第2装着部34により第2リスト部32に脱着可能に接続されている。なお、第1エンドエフェクタ40及び第2エンドエフェクタ50の詳細については後述する。
なお、第1アーム20及び第2アーム30の各関節J1~J4には、それぞれ、各関節が連結する2つの部材を相対的に回転又は昇降させるアクチュエータの一例として、制御部60によってサーボ制御されるサーボモータ等の駆動モータ(図示せず)が設けられている。また、各関節J1~関節J4には、それぞれ、駆動モータの回転位置を検出するエンコーダ等の回転センサ(図示せず)と、駆動モータの回転を制御する電流を検出する電流センサ(図示せず)と、が設けられている。
<制御部の構成>
制御部60は、図2に示すように、CPU等の演算部60aと、ROM及びRAM等の記憶部60bと、サーボ制御部60cとを備え、例えばマイクロコントローラ等のコンピュータを備えたロボットコントローラである。なお、制御部60は、集中制御する単独の制御部によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御部によって構成されていてもよい。また、記憶部60bが制御部60内に配置されている形態を採用したが、これに限定されず、記憶部60bが制御部60と別体に設けられている形態を採用してもよい。
記憶部60bには、ロボットコントローラとしての基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。演算部60aは、記憶部60bに記憶された基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、蓋部材取付装置10の各種動作を制御する。すなわち、演算部60aは、蓋部材取付装置10の制御指令を生成し、これをサーボ制御部60cに出力する。サーボ制御部60cは、演算部60aにより生成された制御指令に基づいて、蓋部材取付装置10の各アーム20、30の関節J1~J4に対応するサーボモータの駆動を制御するように構成されている。
<第1エンドエフェクタ及び第2エンドエフェクタの構成>
第1エンドエフェクタ40は、図3(a)及び図4に示すように、第1基部41、第1回転部42、第1支持部43、第1長尺部材44、第1吸着部45及び第1伸縮部46を有している。第1基部41は、例えば、直方体形状であって、第1装着部24に装着される被装着部(図示せず)を上面に有し、この上面に直交する側面において第1回転部42に接続されている。
第1回転部42は、例えば、円柱形状であって、第1基部41の側面に直交する第1回転軸42aを有している。第1回転部42は、一端が第1回転軸42aを中心に回転アクチュエータ(図示せず)によって回転可能に第1基部41に接続され、他端が第1支持部43に固定されている。
第1支持部43は、第1回転部42を介して第1基部41に取り付けられていると共に、第1基部41から離される方向において第1長尺部材44及び第1吸着部45を支持する。これにより、第1長尺部材44及び第1吸着部45は、第1支持部43を介して第1回転部42の第1回転軸42aを中心に回転可能に第1基部41に装着されている。
第1長尺部材44は、例えば、第1回転部42の第1回転軸42aに平行な方向に長く延び、この第1長手方向44aに直交する断面が矩形状の角材により形成されている。第1長尺部材44は、第1長手方向44aに直交する端面、及び、第1長手方向44aに沿う側面を有している。第1長尺部材44は、側面のうち、一方側面が第1支持部43に固定されており、支持部43に固定される面と反対側の側面(第1当接面44b)を有している。
第1吸着部45は、ゴム等の弾性材料で形成され、先端に第1吸着口45aを有するキャップ形状である。第1吸着部45は、基端が第1配管45bに接続され、先端が第1長手方向44aに直交する方向において第1支持部43側と反対側に開口している。
第1吸着部45は、第1配管45bを介して真空発生装置(図示せず)に接続されている。真空発生装置は、例えば、真空ポンプやCONVUM(登録商標)など、第1吸着部45に負圧を発生させる装置であり、台車11等に設けられている。
第1配管45bには、例えば、開閉弁(図示せず)が設けられている。開閉弁により第1配管45bを開放および閉塞することによって、第1吸着部45による吸着およびその解除が行われる。真空発生装置の動作および開閉弁の開閉は制御部60により制御される。これにより、第1配管45bを介して第1吸着部45の内部空間を吸引し、蓋部材を吸着することができる。
第1配管45bは第1伸縮部46に接続されている。例えば、第1伸縮部46は、リニアアクチュエータであって、第1配管45bを伸縮する。これにより、第1配管45bに設けられた第1吸着部45は、第1長尺部材44の第1当接面44bよりも進退することができる。なお、この伸縮方向に直交する方向においては、第1長尺部材44に対して第1吸着部45は所定の位置に配置されている。
この第1長尺部材44及び第1吸着部45は、第1アーム20の回転関節J1、J2、J4(図1)及び直動関節J3(図1)により移動することができる。このように第1アーム20は第1長尺部材44及び第1吸着部45を移動させることができる。
第2エンドエフェクタ50は、図3(b)及び図4に示すように、第2基部51、第2回転部52、第2支持部53、第2長尺部材54、第2吸着部55及び第2伸縮部56を有している。第2エンドエフェクタ50における各部は第1エンドエフェクタ40の各部とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
<蓋部材取付システムの構成>
蓋部材取付システム70は、図6及び図7に示すように、蓋部材取付装置10、搬送部71及び供給部72を備えている。搬送部71によって容器80が蓋部材取付装置10に供給され、供給部72によって蓋部材81が蓋部材取付装置10に供給され、蓋部材取付装置10によって容器80に蓋部材81が取り付けられる。
図3(a)~図4に示すように、容器80は、ポリスチレン及びポリプロピレン等の樹脂により形成され、例えば、弁当箱等、食品を収容する容器である。容器80は、例えば、円形状の底部80a及び開口部80bを有し、底部80aの径が開口部80bの径よりも小さく、開口部80bから底部80aに向かって窪む略半球形状である。但し、容器80の形状はこれに限定されず、底部80a及び開口部80bが矩形状の直方体形状等であってもよい。
また、容器80には、内面に周方向に延びる環状の段差部80cが設けられている。段差部80cは、開口部80bから底部80aに向かうほど拡径するように形成されている。
蓋部材81は、ポリスチレン及びポリプロピレン等の樹脂により形成され、容器80の開口部80bを覆う部材である。蓋部材81は、例えば、円形状の天部81a及び外周縁81bを有し、天部81aの径が外周縁81bの径よりも小さく、外周縁81bから天部81aに向かって突出する形状である。但し、蓋部材81の形状はこれに限定されず、平板形状等であってもよい。
なお、蓋部材81は、その外周縁81bが容器80の内側の段差部80cに嵌る内嵌合蓋である。但し、蓋部材81は、容器80の開口部80bを覆えるものであれば、蓋部材81の内側に容器80が嵌る外嵌合蓋であってもよい。
図6及び図7に示すように、蓋部材取付システム70において、例えば、搬送部71を互いに間に挟むように蓋部材取付装置10及び供給部72が配置されている。なお、搬送部71により容器80が搬送される方向を搬送方向と称する。この搬送方向に直交する方向であって、搬送部71を挟んで蓋部材取付装置10と供給部72とが互いに対向する方向を対向方向と称する。また、搬送方向及び対向方向は、水平方向に含まれ、上下方向に直交している。さらに、対向方向において、蓋部材取付装置10よりも供給部72側を第1側(一方側)と称し、第1側と反対側を第2側(他方側)と称する。
搬送部71は、例えば、ベルトコンベアであって、搬送方向に長く延びている。例えば、搬送部71による搬送方向の上流側に第1エンドエフェクタ40が配置され、搬送方向の下流側に第2エンドエフェクタ50が配置されるように、蓋部材取付装置10は搬送部71の前に設けられている。
蓋部材取付装置10よりも上流側において搬送部71に位置調整部73が設けられている。位置調整部73は、第1案内部73a及び第2案内部73bを有しており、搬送部71における容器80の位置を調整している。
第1案内部73a及び第2案内部73bは、平板形状であって、対向方向において互いに間隔を空け、搬送方向に対し平行に設けられている。搬送部71において、第1案内部73aは蓋部材取付装置10側に配置され、第2案内部73bは供給部72側に配置されている。第1案内部73aと第2案内部73bとの間隔は、容器80の最大径よりも少し大きく設定されている。
よって、搬送部71により搬送されている容器80が第1案内部73aと第2案内部73bとの間を通過することにより、対向方向における容器80の位置が調整される。これによって、対向方向において容器80は蓋部材取付装置10に対して所定の位置に配置される。なお、第1案内部73a及び第2案内部73bの少なくともいずれか1つが対向方向に移動してもよい。
供給部72は、蓋部材81を供給する載置台である。蓋部材取付装置10のエンドエフェクタの数に応じて、この実施の形態では、2台の供給部72が蓋部材取付システム70に備えられている。2台の供給部72は搬送方向に並んで配置され、一方の供給部72は第1エンドエフェクタ40に対向し、他方の供給部72は第2エンドエフェクタ50に対向して配置されている。供給部72は、対向方向に直交し且つ各エンドエフェクタ40、50に対向する供給口72aを有し、供給口72aから蓋部材81を供給する。
供給部72において、天部81aが開口部80bよりも供給口72a側になり、天部81aが対向方向に直交するように蓋部材81は立てられて配置されている。これにより、供給口72a側と反対側の開口から蓋部材81を供給部72に補給することができ、作業性に優れている。また、供給部72において蓋部材81に埃等が付着しにくく、供給部72は蓋部材81を衛生的に保持することができる。
<蓋部材取付装置の動作方法>
蓋部材取付システム70における蓋部材取付装置10の動作方法について、図3(a)~図9(c)を参照しながら説明する。この動作方法は制御部60により実行される。
まず、図3(a)及び図3(b)に示すように、制御部60は、第1吸着部45の第1吸着口45a及び第2吸着部55の第2吸着口55aが対向方向に直交するように、第1回転部42及び第2回転部52を第1回転軸42a及び第2回転軸52aを中心にそれぞれ回転する。但し、第1吸着口45a及び第2吸着口55aにより供給部72の蓋部材81を吸着することができれば、第1吸着口45a及び第2吸着口55aはこの向きに限定されない。
なお、この姿勢において、各長尺部材44、54は、上下方向に互いに間隔を空けて、搬送方向に平行になるように配置される。また、第1長尺部材44は第1吸着部45よりも上側に配置され、第2長尺部材54は第2吸着部55よりも下側に配置される。この第1吸着部45及び第2吸着部55は搬送方向に沿って並ぶ。よって、第1長尺部材44と第2長尺部材54とは干渉することなく、また、コンパクトにこれらを回転することができる。
続いて、制御部60は、第1伸縮部46により第1配管45bを伸ばし、第1吸着部45を第1長尺部材44の第1当接面44bよりも供給部72側へ突出させる。また、制御部60は、第2伸縮部56により第2配管55bを伸ばし、第2吸着部55を第2長尺部材54の第2当接面54bよりも供給部72側へ突出させる。
また、制御部60は、第1配管45b及び第2配管55bの各開閉弁を開放するように制御し、一方の供給部72の蓋部材81の中央に第1吸着口45aを吸着し、他方の供給部72の蓋部材81の中央に第2吸着口55aを吸着する。第1吸着口45a及び第2吸着口55aは同時に吸着してもよいし、順次吸着してもよい。各吸着位置は、第1長尺部材44の第1当接面44b及び第2長尺部材54の第2当接面54bが蓋部材81に対向すれば、これに限定されない。
そして、制御部60は、第1エンドエフェクタ40及び第2エンドエフェクタ50を供給部72から離す方向に第1アーム20及び第2アーム30によりそれぞれ移動する。それから、図4に示すように、制御部60は、第1吸着部45及び第2吸着部55が下方の搬送部71を向くように、第1回転部42及び第2回転部52をそれぞれ回転する。これにより、当接面44b、54bは、下方を向き、水平面等の所定面上に配置される。
この際、図8(a)に示すように、各吸着部45、55が各長尺部材44、54よりも突出している。このため、図8(b)に示すように、制御部60は、各伸縮部46、56により各配管45b、55bを縮める。これにより、各吸着部45、55により吸着されている蓋部材81は各長尺部材44、54側に引っ張られ、蓋部材81が各当接面44b、54bに当接する。
ここで、図7に示すように、搬送部71によって、搬送方向に間隔を空けながら複数の容器80が搬送されている。この際、位置調整部73によって、対向方向における容器80の位置は蓋部材取付装置10から所定の位置に配置されている。なお、搬送部71は連続的に容器80を搬送してもよい。又は、容器80が蓋部材取付装置10の前に至ると、搬送動作が停止してもよい。この場合、搬送部71は搬送動作及びその停止を繰り返す間欠運転を行ってもよいし、容器80を検出するセンサの信号等により搬送動作を停止してもよい。
続いて、図5及び図7に示すように、制御部60は、各長尺部材44、54及び各吸着部45、55を下方へ移動させる。これにより、蓋部材取付装置10の前方に配置された2つの容器80の一方の容器80上に第1吸着部45の第1吸着口45aにより吸着された蓋部材81が重ねられ、他方の容器80上に第2吸着部55の第2吸着口55aにより吸着された蓋部材81が重ねられる。
この際、各長尺部材44、54は、隣接する容器80に亘って搬送方向に延び、この2つの容器80上に配置される。蓋部材81上において、第1吸着部45及び第2吸着部55は、搬送方向に並べられる。また、対向方向において、第1長尺部材44は各吸着部45、55よりも第1側に配置され、第2長尺部材54は各吸着部45、55よりも第2側に配置される。このため、各長尺部材44、54は、互いの間に各吸着部45、55を挟んで、その長手方向44a、54aが搬送方向に平行になる。そして、各当接面44b、54bは、水平方向に並べられて、蓋部材81上に配置される。
そして、図8(c)に示すように、制御部60は、開閉弁を閉塞するように制御し、第1吸着部45及び第2吸着部55の吸着を停止する。これにより、蓋部材81が容器80上に載置される。なお、各伸縮部46、56により各配管45b、55bが縮められて、各吸着部45、55が蓋部材81よりも上方に配置されていてもよい。
続いて、図9(a)に示すように、制御部60は、蓋部材81上において各長尺部材44、54が揺動するように各アーム20、30を動作させる。例えば、制御部60は、各長尺部材44、54を、蓋部材81上で、第1長手方向44aに直交する方向において、所定位置から一方側に第1距離、往復移動し、所定位置から他方側に第1距離よりも長い第2距離、往復移動して揺動する。
なお、この所定位置は、例えば、各吸着部45、55を蓋部材81の中央に配置した際に、各吸着部45、55から所定距離にある各長尺部材44、54の位置である。ここで、各吸着部45、55の伸縮方向以外の方向(例えば、対向方向及び搬送方向)において第1吸着部45と第1長尺部材44とは互いに所定の位置関係にあり、第2吸着部55と第2長尺部材54とは互いに所定の位置関係にある。
具体的には、制御部60は、所定位置から、搬送方向の一方側(例えば、上流側)に、第1距離(例えば、5mm)、第1長尺部材44及び第2長尺部材54を移動させてから、搬送方向の他方側(例えば、下流側)に第1距離、移動させる。これにより、各長尺部材44、54は、蓋部材81上で所定位置から搬送方向の一方側に往復移動する。
また、制御部60は、所定位置から、搬送方向の他方側に、第1距離、各長尺部材44、54を移動させてから、搬送方向の一方側に第1距離、移動させる。これにより、各長尺部材44、54は、蓋部材81上で所定位置から搬送方向の他方側に往復移動する。
さらに、制御部60は、所定位置から、対向方向の第1側に、第1距離、各長尺部材44、54を移動させてから、対向方向の第2側に第1距離、移動させる。これにより、各長尺部材44、54は、蓋部材81上で所定位置から対向方向の第1側に往復移動する。
最後に、制御部60は、所定位置から、対向方向の第2側に、第2距離(例えば、10mm)、各長尺部材44、54を移動させてから、対向方向の第1側に第2距離、移動させる。これにより、各長尺部材44、54は、蓋部材81上で所定位置から対向方向の第2側に往復移動する。
このように、各長尺部材44、54を蓋部材81に接触させながら水平方向に揺動することにより、容器80上において蓋部材81が揺すられる。このため、仮に水平方向において容器80に対して蓋部材81の位置がずれていても、蓋部材81が容器80の内側に嵌り、容器80に対する蓋部材81の位置調整がなされる。このため、蓋部材81は、開口部80bを覆うように容器80に対して位置決めされる。
また、第2側への各長尺部材44、54の往復移動距離(第2距離)は、他の方向への移動距離(第1距離)よりも長い。このため、図9(b)に示すように、蓋部材81は、第1側よりも第2側が低くなるように、例えば、5度以上10度以下、傾斜する。例えば、蓋部材81は、その外周縁81bの第1側が容器80の段差部80cに嵌らず、第2側が嵌るように傾く。
続いて、制御部60は、一旦、各長尺部材44、54を上方に移動させて、蓋部材81から離す。それから、制御部60は、図9(c)に示すように、例えば、搬送方向の上流側から下流側に延びる第1長尺部材44を下流側に移動させ、下流側から上流側に延びる第2長尺部材54を上流側に移動させる。
これにより、第1長尺部材44及び第2長尺部材54は、互いを合計した長さが短くなり、対向方向において互いの重なりが大きくなるように、蓋部材81上において搬送方向に移動する。このように、上下方向において蓋部材81に重なる第1長尺部材44及び第2長尺部材54の面積が増える。各当接面44b、54bが蓋部材81に当接する面積が増える。なお、第1長尺部材44又は第2長尺部材54を搬送方向に移動し、対向方向において第1長尺部材44と第2長尺部材54との重なりを大きくしてもよい。
それから、制御部60は、第2長尺部材54をその下方にある容器80側に移動させて、第2当接面54bを蓋部材81に当接させる。ここでは、第2長尺部材54は、その第2長手方向54aが搬送方向に平行で、第2当接面54bが水平になるようにして、蓋部材81の中央よりも第2側に配置される。
その後、制御部60は、第1長尺部材44を、第2長手方向54aが搬送方向に平行で、第1当接面44bが水平にしたまま、その下方にある容器80側に移動させる。これにより、第1長尺部材44は蓋部材81の中央よりも第1側において蓋部材81を容器80側へ押し付ける。
この際、容器80の開口部80bに対して傾斜する蓋部材81の低い側を第2長尺部材54が押さえた状態で、第1長尺部材44が蓋部材81の高い側を容器80に押し込む。これにより、蓋部材81は、容器80の段差部80cに嵌った外周縁81bの第1側を支点として第2側が押し下げられ、図4に示すように、第2側も段差部80cに嵌る。これによって、蓋部材81と容器80との隙間から空気が抜けながら、蓋部材81が容器80により一層確実に取り付けられる。また、蓋部材81を押し込む際の圧力を小さくでき、蓋部材81の変形を防止することができる。
さらに、図9(a)の揺動動作時よりも図9(c)の押下動作時において、対向方向における第1長尺部材44と第2長尺部材54との重なりが大きくなるように、第1長尺部材44及び第2長尺部材54を搬送方向に移動している。これにより、蓋部材81に対する各長尺部材44、54の接触面積を大きくすることができる。このため、各長尺部材44、54は安定して蓋部材81を容器80に押下することができる。また、蓋部材81を押し込む際の圧力を小さくでき、蓋部材81の変形を防止することができる。
なお、上記構成では、揺動動作及び押下動作において、各吸着部45、55を各当接面44b、54bよりも上方に配置したが、各吸着部45、55を各当接面44b、54bと同じ高さになるように配置してもよい。これにより、各吸着部45、55、及び、各当接面44b、54bにより蓋部材81が揺動及び押下される。
また、上記構成では、各長尺部材44、54は、第1側よりも第2側に長く移動するように揺動した。但し、各長尺部材44、54を揺動する距離は、第1側及び第2側で同じであってもよい。
さらに、上記構成では、各長尺部材44、54は対向方向及び搬送方向に揺動した。但し、各長尺部材44、54の揺動方向は対向方向及び搬送方向のいずれか一方であってもよい。
さらに、上記構成では、第2長尺部材54により蓋部材81の第2側を押さえた状態で、第1長尺部材44により蓋部材81を押下して、蓋部材81を容器80に取り付けた。但し、第1長尺部材44により蓋部材81の第1側を押さえた状態で、第2長尺部材54により蓋部材81を押下して、蓋部材81を容器80に取り付けてもよい。又は、第1長尺部材44及び第2長尺部材54により蓋部材81を押下して、蓋部材81を容器80に取り付けてもよい。
また、各長尺部材44、54は、各長手方向44a、54aに直交する断面が円形状の丸棒により形成されていてもよい。これにより、各長尺部材44、54により蓋部材81に作用する圧力が上昇し、各長尺部材44、54による押下力を低減でき、蓋部材取付装置10のコストを抑えることができる。
さらに、各長尺部材44、54は平板により形成されていてもよい。これにより、各長尺部材44、54により蓋部材81に作用する圧力が低下し、各長尺部材44、54により押下された蓋部材81の変形を抑制することができる。
蓋部材取付システム70は、図6及び図7に示すように、搬送部71により搬送されてくる容器80の画像を取得するカメラ74をさらに備えていてもよい。この場合、搬送部71において位置調整部73が設けられていなくてもよい。
カメラ74は、蓋部材取付装置10よりも上流側において搬送部71よりも上方に配置され、容器80の画像を取得して制御部60へ出力する。制御部60は、画像に基づき容器80の位置情報を取得して、第1長尺部材44及び第2長尺部材54が蓋部材81の中心を互いの間に挟むように第1アーム20及び第2アーム30を動作させる。この場合、第1長尺部材44の第1長手方向44a及び/又は第2長尺部材54の第2長手方向は搬送方向に平行でなくてもよい。
上記全ての蓋部材取付装置10は、2本をアーム20、30及びそれにより変位するエンドエフェクタ40、50を有していたが、3本以上のアーム及びエンドエフェクタを有していてもよい。
上記全ての蓋部材取付装置10では、第1吸着部45及び第2吸着部55が備えられていた。但し、蓋部材取付装置10が第1吸着部45及び第2吸着部55を備えていなくてもよいし、又は、第1吸着部45又は第2吸着部55が備えられていてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良又は他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の蓋部材取付装置は、蓋部材を容器に確実に取り付けることができる蓋部材取付装置等として有用である。
10 :蓋部材取付装置
11 :台車(基台)
20 :第1アーム
30 :第2アーム
40 :第1エンドエフェクタ
44 :第1長尺部材
44a :第1長手方向(長手方向)
45 :第1吸着部(吸着部)
50 :第2エンドエフェクタ
54 :第2長尺部材
54a :第2長手方向(長手方向)
60 :制御部
70 :蓋部材取付システム
71 :搬送部
74 :カメラ
80 :容器
80b :開口部
81 :蓋部材

Claims (4)

  1. 容器に蓋部材を取り付ける蓋部材取付装置であって、
    第1アームと、
    前記第1アームに取り付けられ、且つ、第1長尺部材を有する第1エンドエフェクタと、
    第2アームと、
    前記第2アームに取り付けられ、且つ、第2長尺部材を有する第2エンドエフェクタと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記容器上に載置された前記蓋部材上において、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材を揺動してから、
    前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材の少なくとも一方の長尺部材を前記容器側へ移動するように、
    前記第1アーム及び前記第2アームを動作させるよう構成され、
    前記制御部は、
    前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材を、前記蓋部材上で、前記第1長尺部材の長手方向に直交する方向において、所定位置から一方側に第1距離、往復移動し、前記所定位置から他方側に前記第1距離よりも長い第2距離、往復移動して揺動してから、
    前記第2長尺部材を前記蓋部材上に配置した状態で、前記第2長尺部材よりも前記一方側において前記蓋部材上で前記第1長尺部材を前記容器側へ移動するように、
    前記第1アーム及び前記第2アームを動作させるよう構成されている、蓋部材取付装置。
  2. 容器に蓋部材を取り付ける蓋部材取付装置であって、
    第1アームと、
    前記第1アームに取り付けられ、且つ、第1長尺部材を有する第1エンドエフェクタと、
    第2アームと、
    前記第2アームに取り付けられ、且つ、第2長尺部材を有する第2エンドエフェクタと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記容器上に載置された前記蓋部材上において、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材を揺動してから、
    前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材の少なくとも一方の長尺部材を前記容器側へ移動するように、
    前記第1アーム及び前記第2アームを動作させるよう構成され、
    前記制御部は、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材の揺動後、前記第1長尺部材の長手方向に直交する方向において前記第1長尺部材と前記第2長尺部材との重なりが大きくなるように前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材を前記第1長尺部材の長手方向に移動してから、前記長尺部材を前記容器側へ移動するように、前記第1アーム及び前記第2アームを動作させるよう構成されている、蓋部材取付装置。
  3. 前記第1アーム及び前記第2アームを一対のアームとして備えているロボットにより構成されている、請求項1又は2に記載の蓋部材取付装置。
  4. 前記ロボットは、一対の前記アームが互いに同軸で基台に設けられた双腕ロボットである、請求項に記載の蓋部材取付装置。
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