JP7123102B2 - シート用テーブル - Google Patents
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Description
本発明は、車両などの乗り物のシートに設けられるシート用テーブルに関する。
従来より、乗員が着座するシートの側方に設けられた肘掛内に、平板状のテーブル本体を収納するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の装置では、肘掛内に形成されたガイドに沿って移動可能に支持された支持ロッドと、支持ロッドに固定されたブラケットとを介して、テーブル本体が肘掛内に収納可能および肘掛内から引き出し可能に支持される。
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、テーブル本体が肘掛内に収納されるため、肘掛が幅方向に増大しやすく、シートの設置スペース上の制約が大きい。
本発明の一態様は、乗り物のフロアの上方に設置されるシートに面して設けられるシート用テーブルであって、天板と、シートの下方に設けられた支持部に取り付けられ、シートの座部の下方の収容位置から座部の上方の使用位置に至るまで、天板を移動可能に支持する脚部と、を備える。脚部は、可動部と、天板の操作に連動して可動部の動きを固定する固定装置と、を有する。
本発明によれば、シート用テーブルを設けた場合にシートの設置スペース上の制約が大きくなることを防止できる。
以下、図1A~図6Bを参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係るシート用テーブルは、乗り物のフロアの上方に設置される各種の乗り物用シートに適用することができる。以下では、車両用シートにシート用テーブルを適用する例を説明する。
図1A,図1Bは、それぞれ本発明の実施形態に係るシート用テーブル100の車両への適用例を示す斜視図である。ここでは、車両の左右の後席にそれぞれシート用テーブル100が設けられる例を示す。なお、図1Aは、シート用テーブル100が収容位置に収容されたシート用テーブル100の非使用状態を示し、図1Bは、シート用テーブル100が使用位置に配置されたシート用テーブル100の使用状態を示す。以下では、図示のように前後方向、左右方向および上下方向を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。前後方向、左右方向および上下方向は、それぞれ車両の長さ方向、幅方向および高さ方向である。
図1A,図1Bに示すように、車両のフロア101上にはシート200が設置される。シート200は、乗員の臀部を支持するシートクッション201と、乗員の背部を支持するシートバック202と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト203とを有する。図示は省略するが、シート200の左右側方には乗員が腕部を載置するアームレストが設けられる。シート200(シートクッション201)は、フロア101の上面に立設された左右一対の脚部204を介してフロア101から支持される。なお、図では左右のシート200が一体に設けられているが、左右のシート200を互いに分離して設けることもできる。
フロア101とシートクッション201との間には、左右の脚部204に挟まれ、前方が開放された収容空間SPが形成される。図1Aに示すように、収容空間SPの左右方向中央部に、非使用状態の左右一対のシート用テーブル100が収容される。図1Bに示すように、左右のシート用テーブル100は、左右の乗員がそれぞれ使用可能なように左右のシート200に対応して互いに左右対称に構成される。以下では、主に右側のシート用テーブル100の構成について説明する。
図2は、シート用テーブル100の全体構成を示す斜視図である。なお、図2では、シート用テーブル100の使用状態を示す。図2に示すように、シート用テーブル100は、略矩形状の天板1と、天板1をシートクッション201の下方の収容位置(図1A)からシートクッション201の上方の使用位置(図1B)にかけて移動可能に支持する脚部材2とを有する。フロア101の上面には、シートクッション201(図1A)の下方にブラケット102が固定される。ブラケット102はフロア101の上面に立設された左右一対の板部102a,102bを有し、天板1は、収容位置において板部102a,102bの間に収容される。
脚部材2は、それぞれ細長に形成された第1脚部材21と第2脚部材22とを有する。第1脚部材21と第2脚部材22とは、それぞれ内部に空洞を設けるように板部材によって形成されるが、鋳造、削り出し等で形成してもよい。第1脚部材21の基端部は、ブラケット102(板部102b)に設けられた支持部103に、左右方向の軸線CL1に沿って延在する軸部23(図3B参照)を介して回動可能に軸支される。第1脚部材21の先端部には、第2脚部材22の一端部が、左右方向の軸線CL2に沿って延在する軸部24を介して回動可能に軸支される。第2脚部材22の他端部には、天板1の端部が、左右方向の軸線CL3に沿って延在する軸部25を介して回動可能に軸支される。
天板1は、ヒンジ部1cを介して左右方向に回動可能な略矩形状の左右一対の板部1a,1bを有する。板部1a,1bは、シート用テーブル100の使用状態では、その上面の載置面10が同一平面となるように左右に展開され、非使用状態では載置面10同士が重ねられる。天板1の左端部には、前後方向の軸線CL4に沿って板部1aを回動可能に支持する支持部11が設けられる。図2の状態から、ヒンジ部1cを介して板部1bを左方(矢印A1方向)に回動し、さらに支持部11を介して板部1a,1bを左方(矢印A2方向)に回動することで、天板1(板部1a,1b)の姿勢を水平姿勢から鉛直姿勢に変更できる。なお、図示は省略するが、ヒンジ部1cおよび支持部11には、天板1が水平姿勢および鉛直姿勢となるように回動角を制限するストッパが設けられる。
図2では、第1脚部材21に対する第2脚部材22の回動角が最大であり、この最大回動状態では、第1脚部材21が前方かつ上方に向けて傾斜し、第2脚部材22が上方に向けて起立する。第1脚部材21に対する第2脚部材22の回動角は、軸部24の近傍に設けられたストッパにより制限される。図3A,図3Bは、脚部材2の内部構成を示す側面図(左側から見た側面図)である。図3A,図3Bに示すように、第1脚部材21と第2脚部材22とは、軸線CL1と軸線CL2とを結ぶ基準線L1および軸線CL2と軸線CL3とを結ぶ基準線L2に沿ってそれぞれ延在する。図3A、3Bに示すように、ストッパ3は脚部材2の内部に設けられる。
より詳しくは、第1脚部材21の表面(左側面)は凹凸状に形成される。すなわち、基準線L1に沿って一対の凹部211,212が形成され、凹部211,212以外の部位が凸部213となる。凹部211,212は、第1脚部材21の基端側および先端側に、基準線L1と略平行に、かつ、凹部211が凹部212よりも第1脚部材21の前面側(図3Bの矢印B1方向側)に位置するように延設される。第2脚部材22は、凹部212の底面と同一面上に回動可能に装着される。軸部24は第1脚部材21と一体に回転するように設けられ、第2脚部材22は、軸部24の周囲に軸部24に対し相対回転する軸受け部221を有する。軸受け部221の外周面には、径方向外側に突出して側面視で略直角の直角部222が設けられる。
図3Aに示すように、脚部材2が最大回動状態に至る前は、第2脚部材22の直角部222の端面223が第1脚部材21の凸部213の端面214から離間し、第2脚部材22は軸線CL2を中心として第1脚部材21に対し相対回転可能である。この状態から第2脚部材22が矢印B1方向に回動し、脚部材2が最大回動状態になると、図3Bに示すように、直角部222の端面223が凸部213の端面214に当接する。これにより、第2脚部材22の矢印B1方向の回動が阻止され、第1脚部材21(基準線L1)と第2脚部材22(基準線L2)とのなす角θaが所定の最大回動角θa1に制限される。
図3Bにおいて、詳細な図示は省略するが、第1脚部材21の基端側の軸部23にも、軸部24のストッパ3と同様のストッパ4が設けられる。これにより、ブラケット102に対する第1脚部材21の回動角、すなわち第1脚部材21の水平線に対するなす角θbが最小回動角θb1に制限される。このため、図3Bの状態から矢印B2方向への第1脚部材21の回動が阻止される。なお、本実施形態では、第1脚部材21が軸部23を介してブラケット102に対し回動可能に設けられ、第2脚部材22が軸部24を介して第1脚部材21に回動可能に設けられるが、以下では軸部23,24とその周囲の部位を可動部P1,P2と呼ぶことがある。
図2に示すように、ブラケット102の板部102bと第2脚部材22との間には、伸縮可能な付勢部材6が配置される。より詳しくは、付勢部材6の一端部は、左右方向の軸線CL5に沿って延在する軸部61を介して板部102bに回動可能に軸支される。付勢部材6の他端部は、軸部24の近傍に設けられた左右方向の軸線CL6に沿って延在する軸部62を介して、第2脚部材22に回動可能に軸支される。付勢部材6は、例えば、圧縮力に抗して伸長方向に常時付勢力を及ぼす空気ばねにより構成される。
図4A~図4Dは、シート用テーブル100が収容位置から使用位置に移動するときのシート用テーブル100の姿勢変化の一例を示す側面図である。なお、図4A~図4Dのシート用テーブル100の位置を、便宜上、それぞれ第1位置、第2位置、第3位置および第4位置と呼ぶ。第1位置は収容位置(図1A)に対応する。第4位置は、天板1が使用位置(図1B)に至る直前の位置である。
シート用テーブル100の収容位置(図1A)から使用位置(図1B)への移動は以下のようにして行われる。図4Aに示すように、シート用テーブル100が格納された初期状態では、第2脚部材22が付勢部材6により後方に付勢され、第2脚部材22の端部(軸部25)がフロア101の上面に押し当てられる。このため、天板1の基部、すなわち第2脚部材22の端部(軸部25)が最下部に位置する。
この状態では、天板1と脚部材2とを含むシート用テーブル100の全体は、シートクッション201の下方の収容空間SPに配置される。これにより、側面視略矩形の収容空間SPに、略矩形の天板1を効率よく収容できる。すなわち、乗員の足元の空間を狭めることなく、乗員が天板1を引き出し操作しやすいシートクッション201の下方に、シート用テーブル100を効率よく配置することができる。
次いで、乗員は例えば天板1の上端角部を把持し、天板1を前方に引き出す。このとき、第1脚部材21が軸部23を介して前方に回動するとともに、第2脚部材22が付勢部材6により前方に付勢される。このため、シート用テーブル100は、図4Bに示すように、天板1がシートクッション201よりも前方に引き出された第2位置となる。第2位置では、軸部24を介した第1脚部材21に対する第2脚部材22の回動がストッパ3により制限され、第1脚部材21と第2脚部材22とのなす角θaは最大回動角θa1となる。
次いで、乗員は天板1を把持して上方に引き上げる。これにより、図4Cに示すように、第1脚部材21と第2脚部材22とのなす角が最大回動角θa1とされたまま、シート用テーブル100は、脚部材2が起立した第3位置となる。第3位置では、天板1がシートクッション201の上面よりも上方に位置するとともに、軸部23を介した第1脚部材21の矢印C1方向の回動がストッパ4により制限され、第1脚部材21の水平線に対するなす角θbは最小回動角θb1となる。
次いで、乗員は天板1をさらに上方に引き上げる。これにより、図4Dの矢印C2に示すように軸部25を介して天板1が上方に回動する。第3位置では、天板1がシートクッション201の上方に位置するため、第3位置から第4位置への回動途中で、天板1がシートクッション201に干渉することはない。次いで、支持部11を介して天板1を右方向に回動し、天板1を水平姿勢としてテーブル100を使用位置にセットする。
図4Cの第3位置では、第2脚部材22に対する天板1の回動角θcが0°であり、図4Dの第4位置では90°である。軸部25には、第2脚部材22に対する天板1の回動角θcを所定角度(0°または90°)に保持する回動保持部26が設けられる。図5は、回動保持部26の一例を概略的に示す図である。図5に示すように、回動保持部26は、所定の回動角(0°、90°)に対応した凹部26a,26bを有する板ばね261と、凹部26a,26bに係合するピン262とを有する。板ばね261は例えば支持部263を介して第2脚部材22に取り付けられ、ピン262は天板1(例えば図6Aのブラケット151)と一体に設けられる。
板ばね261は支持部263を支点にして矢印方向に揺動可能であり、ピン262が凹部26aに係合すると(実線)、第2脚部材22に対する天板1の回動角θcが0°に保持される。一方、矢印Aに示すように板ばね261に対しピン262が相対移動して、ピン262が凹部26bに係合すると(二点鎖線)、回動角θcが90°に保持される。なお、ピン262は板ばね261の凹部26a,26bを超えて相対移動可能であり、これにより回動角θcを例えば0°より小さくすることができる(図4A参照)。なお、この例では回動角を90°に設定したが、回動角は、脚部材2の角度に応じて適宜設定すればよい。
本実施形態の特徴的構成として、シート用テーブル100は、第3位置から第4位置への天板1の回動操作に連動して可動部P1,P2を固定し、これにより脚部材2を鉛直姿勢に固定する固定装置を有する。図6A,図6Bは、固定装置50の概略構成を示す脚部材2の内部の側面図である。図6Aは第3位置に対応し、図6Bは第4位置に対応する。固定装置50は、可動部P1の動きを固定する第1固定装置5Aと、可動部P2の動きを固定する第2固定装置5Bとを有する。
図6A,図6Bに示すように、第1固定装置5Aは、第1脚部材21の凹部211に移動可能に嵌合された可動ロッド51と、可動ロッド51に連結されたケーブル53とを有する。第2固定装置5Bは、第1脚部材21の凹部212に移動可能に嵌合された可動ロッド52と、可動ロッド52に連結されたケーブル54とを有する。凹部211,212は、軸線CL1と軸線CL2とを結ぶ基準線L1にそれぞれ平行に延設され、可動ロッド51,52は、凹部211,212に沿って基準線L1に平行に移動可能である。より詳しくは、凹部211は、軸部23側の端部から第1脚部材21の長手方向略中央部に至るまで形成され、凹部212は、軸部24側の端部から第1脚部材21の長手方向略中央部に至るまで形成される。
第2脚部材22の先端部側の軸部25は、第2脚部材22に対し相対回転可能に設けられる。この軸部25には、天板1の基端部である軸部15が天板1と一体に回転可能に設けられる。軸部15には、軸線CL3を挟んで天板1の反対側の外周面から天板1の反対方向にブラケット151が突設される。ブラケット151は、天板1の回動に伴い軸線CL3を中心に回動し、図6Aの第3位置では前方に、図6Bの第4位置では下方に突出する。ケーブル53,54は、軸部24の周囲を経由して第1脚部材21および第2脚部材22の表面に沿って配策され、その一端部は、ブラケット151の先端部にそれぞれ連結される。例えばケーブル53,54は途中で一体に束ねられてブラケット151に連結される。なお、ケーブル53,54は、側面視で第1脚部材21および第2脚部材22の前後方向外側に突出しないように配策される。
ケーブル53は、凹部211の軸部24側の端面211a(凸部213との境界面)を超えて延在し、その他端部は可動ロッド51に連結される。凹部211の端面211aと可動ロッド51との間にはばね55(例えばコイルばね)が介装され、可動ロッド51はばね55により常時軸部23側に付勢される。軸部23の周囲には、プレート57が固定される。プレート57は例えばブラケット102に固定され、回転不能である。プレート57には、脚部材2が鉛直姿勢(第3位置、第4位置)であるときに凹部211に連なるように切り欠き58が設けられる。可動ロッド51の先端部は切り欠き58に係合可能であり、可動ロッド51が切り欠き58に係合すると、軸線CL1を中心とした第1脚部材21の回動が阻止される。すなわち、第1固定装置5Aが作動して可動部P1が固定される。
ケーブル54は、第1脚部材21に左右方向に突設されたピン54aを経由して180°方向転換した後、凹部212の軸部23側の端面212a(凸部213との境界面)を超えて延在し、その他端部は可動ロッド52に連結される。凹部212の端面212aと可動ロッド52との間にはばね56(例えばコイルばね)が介装され、可動ロッド52はばね56により常時軸部24側に付勢される。第2脚部材22の端部(軸受け部221)の外周面には、脚部材2が鉛直姿勢(第3位置、第4位置)であるときに凹部212に連なるように、直角部222の端面223に連なって切り欠き224が設けられる。可動ロッド52の先端部は切り欠き224に係合可能であり、可動ロッド52が切り欠き224に係合すると、軸線CL2を中心とした第2脚部材22の回動が阻止される。すなわち、第2固定装置5Bが作動して可動部P2が固定される。
図6A,図6Bの固定装置5の動作について説明する。図6Aに示すように、シート用テーブル100が第3位置に位置するとき、第2脚部材22に対する天板1の回動角θcは0°である(図4C参照)。このとき、天板1の軸部15のブラケット151が後方に突出し、ケーブル53,54を介して可動ロッド51,52にそれぞれ引張力F1が作用する。これにより、ばね55の付勢力に抗して図6Aの矢印に示すように可動ロッド51が軸部24側に移動するとともに、ばね56の付勢力に抗して図6Aの矢印に示すように可動ロッド52が軸部23側に移動する。
このため、可動ロッド51,52の先端部はそれぞれ切り欠き58,224から離脱し、固定装置5による可動部P1,P2の固定が解除される。したがって、軸線CL1を中心とした第1脚部材21の回動および軸線CL2を中心とした第2脚部材22の回動が可能となる。なお、第3位置では、第1脚部材21の回動はストッパ4(図3B)により制限されているため、第1脚部材21は前方(矢印A1方向)のみに回動が可能である。また、第1脚部材21に対する第2脚部材22の回動はストッパ3(図3B)により制限されているため、第2脚部材22は後方(矢印A2方向)のみに回動が可能である。
図6Aの状態から、乗員がテーブル100を使用するために、図6Bに示すように天板1を矢印A3方向に回動操作すると、第2脚部材22に対する天板1の回動角θcが90°となる(図4D参照)。このとき、天板1の軸部15のブラケット151が下方に突出し、ケーブル53,54が緩められる。これにより、ばね55の付勢力により図6Bの矢印に示すように可動ロッド51が軸部23側に移動するとともに、ばね56の付勢力により図6Bの矢印に示すように可動ロッド52が軸部24側に移動する。
その結果、可動ロッド51の先端部がプレート57の切り欠き58に係合し、軸線CL1を中心とした第1脚部材21の回動が阻止される。また、可動ロッド52の先端部が第2脚部材22の端部の切り欠き224に係合し、軸線CL2を中心とした第2脚部材22の回動が阻止される。すなわち、固定装置5が作動して可動部P1,P2の動きが固定され、脚部材2が鉛直姿勢に保持される。
このように本実施形態では、シート用テーブル100を収納位置(図1A)から使用位置(図1B)に移動する際の天板1の上方への回動操作に連動して固定装置5が作動し、脚部材2が鉛直姿勢で固定される。したがって、シート用テーブル100を容易に使用位置に保持できる。すなわち、天板1は、回動可能な脚部材2を介して収容位置から使用位置へ移動可能に設けられるため、シート用テーブル100を安定した姿勢で使用する場合には、脚部材2の可動を固定する必要がある。この固定を、仮にシート用テーブル100の移動の操作と別に行うと、乗員にとって煩雑な操作が必要となり、シート用テーブル100の使用位置への迅速な姿勢変更が困難である。この点、本実施形態では、シート用テーブル100の移動の操作に連動して固定装置5が作動するため、シート用テーブル100の使用位置への迅速な姿勢変更を容易に実現できる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)シート用テーブル100は、車両のフロア101の上方に設置されるシート200に面して設けられる(図1A,図1B)。このシート用テーブル100は、天板1と、シート200(シートクッション201)の下方に設けられたブラケット102に取り付けられ、乗員の臀部を支持するシートクッション201の下方の収容位置からシートクッション201の上方の使用位置に至るまで、天板1を移動可能に支持する脚部材2と、を備える(図2)。脚部材2は、可動部P1,P2と、天板1の操作に連動して可動部P1,P2の動きを固定する固定装置5と、を有する(図6A,図6B)。
(1)シート用テーブル100は、車両のフロア101の上方に設置されるシート200に面して設けられる(図1A,図1B)。このシート用テーブル100は、天板1と、シート200(シートクッション201)の下方に設けられたブラケット102に取り付けられ、乗員の臀部を支持するシートクッション201の下方の収容位置からシートクッション201の上方の使用位置に至るまで、天板1を移動可能に支持する脚部材2と、を備える(図2)。脚部材2は、可動部P1,P2と、天板1の操作に連動して可動部P1,P2の動きを固定する固定装置5と、を有する(図6A,図6B)。
このように本実施形態ではシート用テーブル100が非使用時にシートクッション201の下方に収容されるため、シート200を幅方向に小型化することなく、十分な大きさのシート用テーブル20を容易に設けることができ、シート200の設置スペース上の制約が大きくなることを防止できる。また、天板1の操作に連動して可動部P1,P2の動きが固定されるので、シート用テーブル100を容易に使用位置にセットできる。
(2)固定装置5は、軸部25を介して回動可能に設けられた天板1の回動操作に連動して可動部P1,P2の動きを固定する(図6A,図6B)。これにより、簡易な操作で可動部P1,P2を容易に固定することができる。
(3)脚部材2は、軸部23,24に対応する複数の可動部P1,P2を有する(図3B)。固定装置5は、可動部P1の動きを固定するように可動部P1に対応してもむけられる第1固定装置5Aと、可動部P2の動きを固定するように可動部P2に対応して設けられる第2固定装置5Bとを有する(図6A,図6B)。これにより、天板1の単一の回動操作により、複数の固定装置5A,5Bを同時に作動することができ、脚部材2を容易に固定できる。
(4)脚部材2は、天板1の収容位置に対応する格納姿勢から使用位置に対応する鉛直姿勢に姿勢変更可能である(図2A~図2D)。固定装置5は、脚部材2が鉛直姿勢であるときの天板1の回動操作に連動して可動部P1,P2の動きを固定する(図6A,図6B)。これにより、天板1の操作により脚部材2を容易に鉛直姿勢に固定できる。
(5)固定装置5は、可動部P1,P2(切り欠き58,224)に係合して可動部P1,P2の動きを停止する可動ロッド51,52と、天板1と可動ロッド51,52とに連結され、天板1の操作による駆動力(引張力F1)を可動ロッド51,52に伝達するケーブル53,54と、を有する(図6A,図6B)。これにより、固定装置5を容易に構成することができるとともに、可動ロッド51,52と切り欠き58,224との係合により可動部P1,P2の動きを強固に固定することができる。
上記実施形態は、種々の形態に変更することができる。以下、いくつかの変形例について説明する。上記実施形態では、第1脚部材21と第2脚部材22とを有する脚部材2、すなわち一対の脚部材21,22を有する脚部(脚部材2)を、天板1を移動可能に支持する脚部として構成したが、脚部の構成はこれに限らない。例えば回動可能な一対の脚部材ではなく、3つ以上の脚部材により、あるいは単一の脚部材により、脚部を構成してもよい。上記実施形態では、一対の固定装置5A,5Bを同時に作動するようにしたが、別々に作動するようにしてもよい。固定装置を1つのみ、あるいは3つ以上設けてもよい。脚部の可動部は2つではなく、3つ以上、あるいは1つでもよい。
上記実施形態では、脚部材2の回動により、天板1をシートクッション201(シートの座部)の下方の収容位置からシートクッション201の上方の使用位置に移動するようにしたが、脚部の回転移動だけではなく、所定方向の直線移動を含んで天板を使用位置に移動するようにしてもよい。上記実施形態では、天板1の回動操作に連動して固定装置を作動するようにしたが、直線方向の操作に連動して固定装置を作動するようにしてもよい。
上記実施形態では、可動部P1,P2に係合して可動部P1,P2の動きを停止する可動ロッド51,52(係合部)と、天板1の操作による駆動力を可動ロッド51,52に伝達するケーブル53,54(力伝達部)とにより固定装置5を構成したが、天板の操作に連動して可動部の動きを固定するのであれば、固定装置の構成はいかなるものでもよい。上記実施形態では、天板1の収容位置に対応する格納姿勢(第1姿勢)から使用位置に対応する鉛直姿勢(第2姿勢)に脚部材2を姿勢変更可能としたが、第1姿勢と第2姿勢とは、上述した以外の姿勢であってもよい。
上記実施形態では、付勢部材6として空気ばねを用いたが、コイルばね等、他の弾性部材を付勢部材として用いることもできる。上記実施形態では、フロア101の上面から上方に突設されたブラケット102に、シート用テーブル100の脚部材2を支持するようにしたが、支持部の構成はこれに限らない。例えばシート200を構成するシートフレームに、支持部を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、左右に連なる車両のシート200の左右方向中央部にシート用テーブル100を配置し、テーブル使用時にシート用テーブル100が左右方向外側に展開するようにしたが、左右のシートを独立して設け、各シートにそれぞれシート用テーブル100を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、車両の後席のシート200にシート用テーブル100を適用するようにしたが、前席のシートに適用することもできる。車両以外の乗り物にも同様にシート用テーブルを適用することができる。したがって、乗員の臀部を支持するシートの座部の構成も上述したものに限らない。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 天板、2 脚部材、5 固定装置、5A 第1固定装置、5B 第2固定装置、21 第1脚部材、22 第2脚部材、51,52 可動ロッド、53,54 ケーブル、100 シート用テーブル、101 フロア、102 ブラケット、201 シートクッション、P1,P2 可動部
Claims (5)
- 乗り物のフロアの上方に設置されるシートに面して設けられるシート用テーブルであって、
天板と、
前記シートの下方に設けられた支持部に取り付けられ、前記シートの座部の下方の収容位置から前記座部の上方の使用位置に至るまで、前記天板を移動可能に支持する脚部と、を備え、
前記脚部は、
可動部と、
前記天板の操作に連動して前記可動部の動きを固定する固定装置と、を有することを特徴とするシート用テーブル。 - 請求項1に記載のシート用テーブルにおいて、
前記固定装置は、前記天板の回動操作に連動して前記可動部の動きを固定することを特徴とするシート用テーブル。 - 請求項1または2に記載のシート用テーブルにおいて、
前記脚部は、複数の前記可動部を有し、
前記固定装置は、それぞれの前記可動部の動きを固定するように前記可動部に対応してそれぞれ設けられることを特徴とするシート用テーブル。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載のシート用テーブルにおいて、
前記脚部は、前記天板の前記収容位置に対応する第1姿勢から前記使用位置に対応する第2姿勢に姿勢変更可能であり、
前記固定装置は、前記脚部が前記第2姿勢であるときの前記天板の操作に連動して前記可動部の動きを固定することを特徴とするシート用テーブル。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載のシート用テーブルにおいて、
前記固定装置は、
前記可動部に係合して前記可動部の動きを停止する係合部と、
前記天板と前記係合部とに連結され、前記天板の操作による駆動力を前記係合部に伝達する力伝達部と、を有することを特徴とするシート用テーブル。
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