JP7121998B2 - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、座部に着座した使用者の臀部から太ももに亘る施療部をマッサージする座部マッサージ機構を備えた椅子型マッサージ機に関するものである。
従来より、機械式のマッサージ機構を用いて座部に着座した使用者の臀部の施療部をマッサージするマッサージ機としては、特許文献1のようなものが知られている。
特許文献1のマッサージ機は、背もたれ部と座部とが一体化したようなバケットシート型に形成されており、背もたれ部の上端から座部の前端までの広い範囲に亘って設けられるラック部に沿ってマッサージ機構を案内することにより、肩から太ももまでの広い範囲に対する施療を可能とするものとなっている。つまり、特許文献1のマッサージ機では、座部の下側にマッサージ機構を移動させれば、臀部の施療部に対して機械式のマッサージを施術することが可能となる。
特開2014-171号公報
ところで、特許文献1のマッサージ機では、マッサージ機構を案内するラック部は、臀部から太ももまでの施療部を施療可能なように座面のすぐ下側に設置されている。このように座面に近い位置にラック部を設置すると、使用者が座面に着座した際に使用者の臀部が座部に沈み込んでラック部やマッサージ機構に当たり、痛みや異物感などの不快な使用感を使用者に与えてしまう可能性がある。
特に、椅子型マッサージ機として使用される場合には、リクライニングチェアのように使用者が単に腰掛けるだけの目的で使用されることもあり、着座した際に使用者に不快感を極力感じさせないような構造を採用するのが好ましい。
また、特許文献1のマッサージ機のラック部は、背もたれ部や座面の形状に合わせて複雑に湾曲した形状とされており、複雑な構造であるが故に製造コストも高騰しやすい。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、座部マッサージ機構を臀部から太ももまでの施療部に移動させる座部マッサージ移動機構に簡単な構造を採用しつつも、座面から離れた位置にマッサージ機構を確実に収納することができ、収納時においては、使用者に対して痛みや異物感などの不快な使用感を使用者に与えることのない椅子型マッサージ機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の椅子型マッサージ機は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の椅子型マッサージ機は、座部と、座部に着座した使用者の臀部を施療する座部マッサージ機構と、前記座部の内側に設けられると共に座部マッサージ機構を前後方向に案内する座部ガイドレールと、背もたれ部と、背もたれ部にもたれかかる使用者の背部を施療する背部マッサージ機構と、前記背部の内側に設けられると共に背部に沿って背部マッサージ機構を上下方向に案内する背部ガイドレールと、を備えた椅子型マッサージ機であって、前記座部ガイドレールは、前記座部の内側において、前記背部ガイドレールの下端に位置する背部マッサージ機構のさらに下方を指向するように、後方下側に向かって延設されていることを特徴とする。
好ましくは、前記座部マッサージ機構は、前記臀部の施療部を下方から揉みマッサージする下揉みマッサージ部材と、前記揉みマッサージ部材の左右方向の外側に設けられて前記臀部の施療部を側方から揉みマッサージする横揉みマッサージ部材と、を備えているとよい。
好ましくは、前記背部マッサージ機構は、使用者の背部を施療する背部マッサージ部材を備えており、前記座部マッサージ機構を座部ガイドレールの後端に案内すると共に、前記背部マッサージ機構を背部ガイドレールの下端に案内し且つ位置させた際に、前記座部マッサージ機構の下揉みマッサージ部材は、前記背部ガイドレールの下端に位置する背部マッサージ機構のさらに下方に位置するように構成されているとよい。
好ましくは、前記座部マッサージ機構を座部ガイドレールの後端に案内すると共に、前記背部マッサージ機構を背部ガイドレールの下端に案内し且つ位置させた際に、前記座部マッサージ機構の横揉みマッサージ部材が、前記背部ガイドレールの下端に位置する背部マッサージ機構のさらに幅方向の外側に位置するように構成されているとよい。
好ましくは、前記座部マッサージ機構の横揉みマッサージ部材は、前後方向に距離をあけて配備された前施療子及び後施療子と、これらの施療子を支持する前アーム部材及び後アーム部材と、を有しており、前記横揉みマッサージ部材は、前記前施療子及び後施療子が同じ高さを維持したまま、前記座部ガイドレールに沿って移動可能とされているとよい。
好ましくは、前記座部ガイドレールは、前記背部ガイドレールの下端までの高さの1/2程度に後端が位置する構成とされているとよい。
好ましくは、前記座部ガイドレールは、前記背部マッサージ機構のさらに下方を指向するように、後方下側に向かって傾斜した略直線状に延設されているとよい。
好ましくは、前記横揉みマッサージ部材は、当該横揉みマッサージ部材の上端側を前記横揉みマッサージ部材の下端側に対して、幅方向に沿って揺動可能とする揺動部を備えているとよい。
好ましくは、前記揺動部は、駆動側に連結された下部マッサージ体と、前記下部マッサージ体の上方に配備された上部マッサージ体と、前記下部マッサージ体に対して上部マッサージ体を前後方向を向く軸回りに揺動自在に連結する連結部と、前記下部マッサージ体に対して上部マッサージ体を幅方向内側に向かって弾性的に押圧する弾性部材と、を有しているとよい。
好ましくは、前記下部マッサージ体に対する上部マッサージ体の幅方向における傾斜角度の変化を計測することで、前記座部に着座した使用者の体型を判断する体型計測センサが設けられているとよい。
本発明の椅子型マッサージ機によれば、座部マッサージ機構を臀部から太ももまでの施療部に移動させる座部マッサージ移動機構に簡単な構造を採用しつつも、座面から離れた位置にマッサージ機構を確実に収納することができ、収納時においては、使用者に対して痛みや異物感などの不快な使用感を使用者に与えることのない。
第1実施形態の椅子型マッサージ機の斜視図である。 座部マッサージ機構及び座部ガイドレールを左前側から見た場合の拡大図である。 座部マッサージ機構を右前側から見た場合の拡大図である。 座部マッサージ機構が座部ガイドレールの先端に位置する状態での椅子型マッサージ機の側面断面図である。 座部マッサージ機構が座部ガイドレールの中途側に位置する状態での椅子型マッサージ機の側面断面図である。 座部マッサージ機構が座部ガイドレールの後端に位置する状態での椅子型マッサージ機の側面断面図である。 座部マッサージ機構に設けられる横揉みマッサージ部材と下揉みマッサージ部材とを拡大して示した図である。 正面視において、椅子型マッサージ機の内部における、横揉みマッサージ部材と下揉みマッサージ部材と背部マッサージ部材との位置関係を示す図である。 正面斜め上側から見た場合の椅子型マッサージ機の内部における横揉みマッサージ部材と下揉みマッサージ部材と背部マッサージ部材との位置関係を示す図である。 第2実施形態の座部マッサージ機構に設けられる横揉みマッサージ部材と下揉みマッサージ部材とを拡大して示した図である。
「第1実施形態」
以下、本発明の椅子型マッサージ機1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、第1実施形態の椅子型マッサージ機1を模式的に示したものである。
図1に示すように、第1実施形態の椅子型マッサージ機1は、使用者が着座する座部2と、座部2に着座した使用者がもたれかかる背もたれ部3と、を有している。この座部2は角棒状のフレーム部材を組み合わせた座部フレーム4で構成されており、背もたれ部3は座部2と同じく角棒状のフレーム部材を組み合わせた背部フレーム5にて構成されている。
さらに、上述した座部フレーム4には、座部2に着座した使用者の臀部を施療する座部マッサージ機構6と、座部マッサージ機構6を前後方向に案内する座部ガイドレール7と、が設けられている。また、背部フレーム5には、背もたれ部3にもたれかかる使用者の背部を施療する背部マッサージ機構8と、背もたれ部3の内側に設けられると共に背もたれ部3に沿って背部マッサージ機構8を上下方向に案内する背部ガイドレール9と、が設けられている。つまり、座部マッサージ機構6は座部ガイドレール7により前後方向に移動可能とされ、背部マッサージ機構8は背部ガイドレール9により上下方向に移動可能とされている。
そして、第1実施形態の椅子型マッサージ機1は、座部ガイドレール7が、背部ガイドレール9の下端に位置する背部マッサージ機構8のさらに下方を指向するように、後方下側に向かって傾斜した略直線状に延設されていることを特徴とするものとなっている。
以降では、まず第1実施形態の椅子型マッサージ機1に設けられる、座部2、座部マッサージ機構6、座部ガイドレール7、背もたれ部3、背部マッサージ機構8、背部ガイドレール9について説明する。
なお、椅子型マッサージ機1を説明する際には、図1に示すように、背もたれ部3を起立状態にして床面などの水平面に載置された椅子型マッサージ機1の高さ方向を上下方向とする。また、図1、図4、図9などに図示された方向を、左右方向(幅方向)や前後方向として椅子型マッサージ機1の説明を行う。これらの方向は、椅子型マッサージ機1に着座した使用者から見た上下方向、左右方向、前後方向と一致するものとなっている。
図1など示すように、座部2は、角棒状のフレーム部材を櫓状に組み合わせたフレーム構造体から成る座部フレーム4にて構成されている。座部フレーム4の上側には図示しないクッションなどが載置可能となっており、使用者の着座を可能としている。具体的には、座部フレーム4は、左右方向(幅方向)の外側に配備される外フレーム10と、外フレーム10の左右方向の内側に配備される内フレーム11と、の2組のフレーム構造体を組み合わせて構成されている。
外フレーム10は、上述した長尺のフレーム部材(棒状の枠体)を組み合わせて枠形状に形成されている。外フレーム10のさらに外側(幅方向の外側)には、椅子型マッサージ機1のカバー12が取り付けられており、外フレーム10の内側に設けられた機械部分(可動部分)に使用者の手足が入り込むことを防止可能となっている。また、外フレーム10の下側(枠体の基端側)には、前後左右の四隅に床面にフレーム部材が直接接触することを防止するゴムなどで形成された脚部13(接地部)が設けられており、この脚部13を介して外フレーム10は床面に起立状態で設置可能となっている。また、外フレーム10の幅方向内側、言い換えれば左右の外フレーム10の内側には内フレーム11が配設されている。
内フレーム11は、平面視矩形とされた枠状のフレーム構造体で形成されており、外フレーム10の上部で支持されることで、外フレーム10が接触(接地)している床面から上方に浮き上がった状態(宙吊り状態)で支持可能となっている。内フレーム11の内側には、上述した座部マッサージ機構6を前後方向に移動可能とする座部ガイドレール7が、内フレーム11の左側及び右側にそれぞれ1本ずつ、合わせて左右で1組配備されていて、前後方向に沿って座部マッサージ機構6を案内可能としている。
図2及び図3に示すように、座部マッサージ機構6は、座部2に着座した使用者の施療部(臀部から太ももまでの施療部)をマッサージ可能な部材である。この座部マッサージ機構6はベース体14の上に載置状態で取り付けられており、ベース体14は座部ガイドレール7に移動可能に取り付けられていて、座部マッサージ機構6は前後方向に移動可能とされている。
また、座部マッサージ機構6は、使用者の施療部に対して揉み、叩き、掴みなどのマッサージ動作を行う座部マッサージ体15を備えている。具体的には、第1実施形態の座部マッサージ機構6の座部マッサージ体15は、臀部から太ももまでの施療部を下方から揉みマッサージする下揉みマッサージ部材16と、下揉みマッサージ部材16との間に施療部を挟み込んで押圧マッサージ行う横揉みマッサージ部材17と、の2種類から構成されている。これらの下揉みマッサージ部材16及び横揉みマッサージ部材17は、上述した座部マッサージ機構6に設けられた1つの座部揉み駆動部18(駆動モータ)で同時に駆動可能とされている。
具体的には、座部マッサージ機構6は、回転駆動力を発生する座部揉み駆動部18(駆動モータ)と、この座部揉み駆動部18で発生する回転駆動力により回転駆動される回転軸19と、を備えている。本実施形態の椅子型マッサージ機1では、この座部揉み駆動部18はベース体14(座部マッサージ機構6)における左右方向のほぼ中央側に配備されており、座部揉み駆動部18で発生した回転駆動力を、ウォームギアを用いた減速機構20を介して、回転軸19における左右方向の中途側に設けられたギアホイール21に伝達している。また、ギアホイール21の左右両側には下揉みマッサージ部材16がそれぞれ設けられており、下揉みマッサージ部材16のさらに幅方向外側には横揉みマッサージ部材17が設けられていて、上述した下揉みマッサージ部材16及び横揉みマッサージ部材17は1基の座部揉み駆動部18で発生する回転駆動力を用いて動作する構成となっている。
下揉みマッサージ部材16は、座部マッサージ機構6の右側と左側とにそれぞれ配備されており、左右一対設けられている。それぞれの下揉みマッサージ部材16は、回転軸19の回転運動をカムを用いて変換することで、左右方向に往復して揺動可能とされている。
具体的には、下揉みマッサージ部材16は、上述した回転軸19に対して同伴回転する下揉み傾斜ボス部材22と、下揉み傾斜ボス部材22の外周側に基端側が回動自在に嵌め込まれた下揉みマッサージアーム23と、下揉みマッサージアーム23が下揉み傾斜ボス部材22と一体に回動することを規制する下揉み規制部24と、回転軸19から離れる方向(前方上側及び後方上側)に突出した下揉みマッサージアーム23の先端側に設けられた下揉み施療子25と、を備えている。
下揉み傾斜ボス部材22は、回転軸19と同軸とされた略円筒状の部材であり、回転軸19の軸心に対して傾斜した軸心回りを周回する下揉み傾斜カム面を外周面に有している。この下揉み傾斜カム面には下揉みマッサージアーム23の基端側が摺動自在に嵌め込まれている。
下揉みマッサージアーム23は、基端側に下揉み傾斜カム面に回動自在に嵌り込む環状の孔部を有しており、基端側から径外側(回転軸19から離れる方向)に突出した先端側に、施療部に接触して施療を行う下揉み施療子25を有している。
なお、本実施形態の椅子型マッサージ機1の場合、下揉みマッサージアーム23は回転軸19を基準として、回転軸19の前側と後側とに向かって2又状に突出する構造となっており、それぞれの先端に下揉み施療子25を有している。つまり、本実施形態の下揉みマッサージアーム23は、やや上方に突出しつつ、いずれも水平方向に沿って這うように伸びており、使用者の臀部に沿いつつ、且つ下揉みマッサージ部材16を配置するために上下方向に大きなスペースを確保しなくても良いように配慮されている。
また、2又状に分岐した下揉みマッサージアーム23のうち、前方に伸びる前アーム部材23Fと、後方に伸びる後アーム部材23Rとは、先端の高さがほぼ同じとなるようになっており、それぞれの先端に取り付けられる前側の下揉み施療子25と後側の下揉み施療子25とはほぼ同じ高さとなっている。
一方、上述した下揉みマッサージアーム23の基端側には、この下揉みマッサージアーム23が下揉み傾斜ボス部材22と同伴して回転することを規制する下揉み規制部材26が設けられている。本実施形態の下揉み規制部材26は下揉みマッサージアーム23の基端側から前側と後側とに向かって突出する突起(下揉み規制突起)であり、下揉み傾斜ボス部材22の前側及び後側に位置するベース体14には下揉み規制部材26と接触して下揉みマッサージアーム23の回動を規制可能な下揉み規制板27が設けられている。つまり、下揉みマッサージアーム23の下揉み規制部材26をベース体14の下揉み規制板27に接触させる下揉み規制部24を設けることにより、下揉み傾斜ボス部材22に対する下揉みマッサージアーム23の同伴回転が規制される。その一方で、下揉み規制部24(下揉み規制板27)は下揉みマッサージアーム23の左右方向に沿った揺動は規制しない。そのため、下揉み規制部24(下揉み規制部材26及び下揉み規制板27)を設けることで、下揉みマッサージアーム23は、左右方向を向く軸回りの回動を規制されたまま左右方向には揺動可能となる。
つまり、上述した下揉みマッサージ部材16のマッサージ機構では、左右方向を向く軸回りに回転する回転軸19の回転運動を、下揉み傾斜ボス部材22、下揉みマッサージアーム23、下揉み規制部24、及び下揉み規制板27を用いた変換機構により、左右方向に沿った並進運動に変換することで、下揉みマッサージ部材16を左右方向に揺動可能としている。
なお、上述した左側の下揉みマッサージ部材16と右側の下揉みマッサージ部材16とでは、下揉み傾斜ボス部材22に形成される下揉み傾斜カム面の傾斜方向は左右で反対方向を向くように(左右で鏡像に)なっている。つまり、左側の下揉みマッサージ部材16に設けられた下揉みマッサージアーム23が左方向に揺動する場合は、右側の下揉みマッサージ部材16では下揉み傾斜カム面の傾斜方向が左右で反対になっているため、下揉みマッサージアーム23が右方向に揺動し、左右一対の下揉みマッサージ部材16、16が互いに離反方向に揺動する。このようにして左右一対の下揉みマッサージ部材16、16が、左右方向に沿って互いに近接動作と離反動作とを繰り返し、左右一対の下揉みマッサージ部材16、16の間に位置する施療部に対して揉みマッサージを可能とする。
一方、上述した回転軸19における左右一対の下揉みマッサージ部材16、16のさらに幅方向外側には、横揉みマッサージ部材17が設けられている。この横揉みマッサージ部材17も、下揉みマッサージ部材16と同様に左右一対配備されている。これらの横揉みマッサージ部材17のマッサージ機構も、回転軸19の回転駆動力を、下揉みマッサージ部材16と同様な変換機構により変換することで左右方向に沿って揺動する構成とされている。つまり、横揉みマッサージ部材17は、横揉み傾斜ボス部材28、横揉みマッサージアーム32、横揉み傾斜カム面、横揉み規制部44(横揉み規制部材29、横揉み規制板30)、及び横揉み施療子31を備えている。この横揉みマッサージ部材17が上述した下揉みマッサージ部材16と異なっている点は、横揉み傾斜カム面の傾斜方向が下揉み傾斜カム面の傾斜方向とは左右で反対方向に(左右で鏡像に)なっている点である。
例えば、左側の下揉みマッサージ部材16に着目した場合、下揉み傾斜カム面の傾斜方向が、下揉みマッサージアーム23が右方向に揺動する方向に傾斜している場合は、同じ左側の横揉みマッサージ部材17に設けられた横揉み傾斜カム面の傾斜方向は、横揉みマッサージアーム32が左方向に揺動する方向に傾斜している。また、下揉み傾斜カム面の傾斜方向が、下揉みマッサージアーム23が左方向に揺動する方向に傾斜している場合は、同じ左側の横揉みマッサージ部材17に設けられた横揉み傾斜カム面の傾斜方向は、横揉みマッサージアーム32が右方向に揺動する方向に傾斜している。
このようにして横揉みマッサージ部材17は、下揉みマッサージ部材16とは左右方向で反対方向に揺動を繰り返すため、互いに隣り合った横揉みマッサージ部材17と下揉みマッサージ部材16とは近接動作と離反動作とを繰り返し、両マッサージ部材の間に位置する施療部に対して挟みマッサージを行うことを可能としている。
なお、上述した横揉みマッサージアーム32も下揉みマッサージアーム23と同様に前後に2又状に分岐した構造となっている。この2又状に分岐した横揉みマッサージアーム32のうち、前方に伸びる前アーム部材32Fと、後方に伸びる後アーム部材32Rとは、先端の高さがほぼ同じとなるようになっている。つまり、第1実施形態の場合では、前アーム部材32Fよりも後アーム部材32Rを長尺に形成することで、前側の横揉み施療子31と後側の横揉み施療子31とがほぼ同じ高さとなるようにしている。
それゆえ、第1実施形態の座部マッサージ移動機構33で座部マッサージ機構6を前後方向に移動させると、前側の下揉み施療子23と後側の下揉み施療子23とがほぼ同じ高さを維持すると共に、前側の横揉み施療子31と後側の横揉み施療子31とがほぼ同じ高さを維持する、言い換えれば前施療子及び後施療子を同じ高さに維持することができるようになる。
上述した座部マッサージ機構6の下側には、座部マッサージ機構6を載置するベース体14が設けられている。このベース体14には、座部マッサージ機構6が載せられたベース体14を前後方向に移動させる座部マッサージ移動機構33が設けられている。
図2や図3に示す如く、この座部マッサージ移動機構33は、ベース体14に設けられた走行モータ34と、走行モータ34で発生する回転駆動力を用いて回転する走行軸35と、座部ガイドレール7に噛み合うように走行軸35の両端にそれぞれ設けられた走行ギア36と、を備えている。
具体的には、第1実施形態の場合、走行ギア36はベース体14の後部に配備されており、ベース体14の前部にはスライダが配備されている。そして、このスライダは、座部ガイドレール7の上側に、座部ガイドレール7と平行となるように形成されたスライド溝に嵌め込まれており、スライド溝の形成方向に沿ってベース体14を案内できるようになっている。つまり、ベース体14は、後側の走行ギア36と、前側のスライダとの2点で支持されており、安定した姿勢を保持しつつ前後方向に移動可能とされている。
なお、第1実施形態の座部マッサージ移動機構33はベース体14の後側に走行ギア36を設けているが、走行ギア36の取り付け位置は後側でなくても良く、ベース体14の前側などでも良い。
第1実施形態では、上述した走行モータ34は、ベース体14における座部揉み駆動部18の左側に配備されている。この走行モータ34の回転駆動力は、減速機構45を介して走行モータ34の後方に位置する走行軸35に入力されている。また、上述した走行軸35は、回転軸19の後方に、回転軸19と平行になるように(左右方向に軸心を向けて)配備されている。走行軸35の左右方向の中途側には走行モータ34の回転駆動力が入力されており、この回転駆動力を用いて走行軸35は左右方向を向く軸回りに回転自在となっている。さらに、走行ギア36は、走行軸35の左右両端にそれぞれ設けられている。これらの走行ギア36(ピニオンギア)は、ベース体14の左右両端から幅方向外方に向かって突出するように設けられており、座部ガイドレール7上に設けられたラックギア37に上方から噛み合う構成となっている。
なお、本発明の椅子型マッサージ機1は、座部ガイドレール7の形状や配設方向に特徴を有している。ただ、座部ガイドレール7に関しては後で詳しく説明することとし、先に背もたれ部3の構成について説明する。
図1に示すように、上述した背もたれ部3は、座部2の後方に位置した部材であり、座部2に着座した使用者がもたれかかることができるように厚みを持った平たい板状に形成されている。背もたれ部3の内側には、上述した背部フレーム5が設けられており、この背部フレーム5には使用者の肩部から背中を通って腰までの広い範囲に対して揉み、叩き、又は掴みなどのマッサージを行う背部マッサージ機構8と、この背部マッサージ機構8を背もたれ部3の傾斜方向に沿って案内可能な背部ガイドレール9と、が設けられている。
背部マッサージ機構8は、上述した座部マッサージ機構6と同様に、前方に突出した背部マッサージ部材38を左右に一対備えており、これらの背部マッサージ部材38を背部マッサージ機構8に設けられた背部駆動モータを用いて左右方向に揺動させることで、背部の施療部を施療可能となっている。
つまり、背部マッサージ機構8は、背部の施療部に接触してこの施療部を施療可能な背部施療子40と、背部施療子40が先端に設けられた背部マッサージアーム41と、を有しており、背部マッサージアーム41を左右方向に揺動させることで、使用者の背部の施療部を施療可能となっている。
具体的には、背もたれ部3の前側は前方に向かって開口していて、この開口した前側から背部マッサージ機構8は背部マッサージ部材38を前方に突出させることが可能となっている。そして、この前方に突出した背部マッサージ部材38の先端(前端)には、背部施療子40が設けられている。
なお、第1実施形態の背部マッサージ部材38は、左右に背部施療子40を1個ずつ備えた構成であるが、背部施療子40の設置数は左右に1個ずつでなくても良い。例えば、左右に複数個の背部施療子40を設置しても良いし、背部マッサージ部材38は揉みマッサージ以外のマッサージ動作を行うものでも良い。
また、上述した背部マッサージ機構8は、背部ガイドレール9に沿って昇降可能な昇降基体42に設けられている。具体的には、背部ガイドレール9は、左右に1本ずつ、合わせて2本設けられている。そして、それぞれの背部ガイドレール9には、背部マッサージ機構8の下側に設けられた昇降ギア43(ピニオンギア)が噛み合っている。この昇降ギア43は、昇降基体42の左右両側から突出するように配備されており、背部マッサージ部材38を駆動させるものとは別に昇降基体42に設けられた昇降モータで発生する回転駆動力を受けて回転駆動可能となっている。
上述した背部ガイドレール9は、背もたれ部3の内部を上下方向に貫通するように配備されている。具体的には、背部ガイドレール9には、前述の昇降ギア43が噛み合うラックギア37が形成されており、これらのラックギア37は前方に歯先を向けるようにして取り付けられている。また、背部ガイドレール9は、上下方向の中途位置を基準として、この中途側よりも上側の部分が直線状に形成されており、また中途側よりも下側の部分は前方に向かって湾曲するように形成されており、特に腰部の施療部に対して背部施療子40を強く押し当てられるようになっている。
そして、上述した背部ガイドレール9の下端は、上述した座部フレーム4の内フレーム11の高さとほぼ同じ高さとされている。具体的には、座部フレーム4を構成する内フレーム11は、後方に向って下側に傾斜した状態で取り付けられており、前後方向の前端が上下方向で最も高くなっている。この最も高い位置にあるフレーム部材の前端の高さと、上述した背部ガイドレール9の下端は同じ高さとなっている。
一方、本発明の椅子型マッサージ機1は、座部2の内側(内フレーム11の内側)において、座部ガイドレール7は、背部ガイドレール9の下端に位置する背部マッサージ機構8の下方を指向するように、後方下側に向かって傾斜した略直線状に延設されていることを特徴とする。
具体的には、上述した座部マッサージ機構6を座部ガイドレール7の後端に案内すると共に、背部マッサージ機構8を背部ガイドレール9の下端に案内し且つ位置させた際に、座部マッサージ機構6の下揉みマッサージ部材16が、背部ガイドレール9の下端に位置する背部マッサージ機構8のさらに下方、言い換えれば背部マッサージ部材38のさらに下方に位置するように構成されている。また、座部マッサージ機構6と背部マッサージ機構8の位置が同じ場合に、座部マッサージ機構6の横揉みマッサージ部材17が、背部ガイドレール9の下端に位置する背部マッサージ機構8のさらに幅方向の外側に位置するように構成されている。
このように座部マッサージ機構6を背部マッサージ機構8の幅方向外側や下方にオフセットして配置すれば、上下方向にある程度の厚みを備えた座部マッサージ機構6、特に上下方向の厚みが大きい横揉みマッサージ部材17を採用した場合であっても、背部マッサージ機構8の背部施療子40や背部マッサージ部材38との位置的な干渉を引き起こすことなく、座部マッサージ機構6を背もたれ部3の下方にコンパクトに収納することができる。つまり、本発明の椅子型マッサージ機1は、機械式で施療部を施療可能なマッサージ機構を、臀部から太ももまでの施療部に移動可能なものでありながら、座面から離れた位置にマッサージ機構をコンパクトに収納することができ、製造コストも低くく抑えることができるものとなっている。
次に、本発明の椅子型マッサージ機1の特徴である座部ガイドレール7の形状や配置について説明する。
図2に示すように、ラックギア37が形成された座部ガイドレール7は、座部フレーム4の左側と右側とにそれぞれ設けられており、それぞれの座部ガイドレール7のラックギア37には、上方から座部マッサージ機構6の走行ギア36が噛み合っている。つまり、上述した座部ガイドレール7では、ラックギア37に走行ギア36を噛み合わせた状態で、走行モータ34で発生する回転駆動力を用いて走行ギア36を回転させることで、座部マッサージ機構6が前後方向に移動する構成となっている。
また、座部ガイドレール7は、ストレートの棒状の外観を備えており、後方に向かうにつれて下がるように傾斜した状態で取り付けられている。本実施形態の椅子型マッサージ機1の場合であれば、座部ガイドレール7の前端は、上述した上部フレーム部材の前端よりやや低い位置に取り付けられており、座部ガイドレール7の後端は、座部フレーム4の上下方向の半分程度(1/2程度)の高さに取り付けられていて、座部ガイドレール7は上部フレーム部材に対して15°~20°程度の角度に傾斜している。
上述した座部ガイドレール7を用いて座部マッサージ機構6を収容する際には、図4~図6に示すような手順で座部マッサージ機構6を収容すればよい。
すなわち、図4に示すように、座部ガイドレール7の前端に走行ギア36が位置している状態においては、座部マッサージ機構6の回転軸19は走行ギア36よりも前方に位置しているため、回転軸19を中心に取り付けられた下揉みマッサージアーム23や横揉みマッサージアーム32も、上部フレーム部材よりも上側に突出するように配備されるものとなる。そのため、図4に示す位置に座部マッサージ機構6が存在する場合は、下揉みマッサージアーム23や横揉みマッサージアーム32を用いて使用者の施療部を確実にマッサージすることができる。
一方、図5に示すように、走行ギア36を回転させて、走行ギア36の位置を座部ガイドレール7の前後方向の中途側まで移動させた状態においては、横揉みマッサージアーム32は上部フレーム部材よりも高い位置に存在しているが、下揉みマッサージアーム23は上部フレーム部材と同じ高さかやや高い位置に存在するようになる。その結果、下揉みマッサージアーム23の先端に設けられた下揉み施療子25を下方から太ももなどの施療部に押し当てつつ、横揉みマッサージアーム32の先端に設けられた横揉み施療子31を幅方向外方から押し当てて施療を行うことが可能となる。
さらに、図6に示すように、走行ギア36を回転させて、走行ギア36の位置を座部ガイドレール7の後端まで移動させた状態においては、下揉みマッサージアーム23は上部フレーム部材よりも低い位置に存在するようになる。また、横揉みマッサージアーム32は、クッション材の厚みなどを考慮した場合、座面よりも低い位置に存在するようになる。その結果、下揉みマッサージアーム23の先端に設けられた下揉み施療子25、及び横揉みマッサージアーム32の先端に設けられた横揉み施療子31を、座面よりも下側に収容することができるようになり、座面から離れた位置(使用者が着座しても不快感を感じない低い位置)にマッサージ機構を収納することが可能となる。
上述したように座部ガイドレール7を後方下側に向かって傾斜した略直線状に配備すれば、座部ガイドレール7に沿って座部マッサージ機構6を後方に移動させることで、座部マッサージ機構6を座面の下側に収容することが可能となる。また、座部ガイドレール7を略直線状に形成できれば、従来の椅子型マッサージ機1のように湾曲させたものに比べると、部品の製造コストを安くすることができるようになり、椅子型マッサージ機1の価格をコストダウンすることが可能となる。
ところで、上述したように、本実施形態の椅子型マッサージ機1は、座部マッサージ機構6の下揉みマッサージアーム23は、回転軸19を基準として、回転軸19の前側と後側とに向かって水平に先端を伸ばす構造となっており、上下方向に沿った厚みを小さくできるようになっている。このように上下方向の厚みが薄い下揉みマッサージアーム23を採用すれば、座部マッサージ機構6を座部ガイドレール7の後端に案内すると共に、背部マッサージ機構8を背部ガイドレール9の下端に案内し且つ位置させた際に、座部マッサージ機構6の下揉みマッサージ部材16が、背部ガイドレール9の下端に位置する背部マッサージ機構8のさらに下方、言い換えれば背部マッサージ部材38のさらに下方に位置させることが可能となる。その結果、背部マッサージ機構8の下方に設けられた限られたスペースに、下揉みマッサージ部材16をコンパクトに収容することも可能となる。
また、図7及び図8に示すように、横揉みマッサージ部材17は、横揉みマッサージアーム32の形状が下揉みマッサージ部材16の下揉みマッサージアーム23と大きく異なっている。すなわち、横揉みマッサージ部材17に設けられる横揉みマッサージアーム32は、ベース体14の左右端部よりも幅方向外方に向かって大きく膨らむように湾曲してから、下揉みマッサージアーム23の3倍程度の高さまで上方に立ち上がるような形状に形成されている。このような上方に大きく立ち上がった形状に横揉みマッサージアーム32を形成すれば、横揉みマッサージアーム32の先端に設けられる横揉み施療子31の位置を下揉み施療子25の位置よりも高くすることができ、太ももなどの施療部を上方から下方に向かって押しつけるように押圧マッサージすることが可能となる。
また、横揉みマッサージアーム32を幅方向外側に大きく膨らむように湾曲した形状とすれば、座部マッサージ機構6を座部ガイドレール7の後端に案内すると共に、背部マッサージ機構8を背部ガイドレール9の下端に案内し且つ位置させた際に、座部マッサージ機構6の横揉みマッサージ部材17が、背部ガイドレール9の下端に位置する背部マッサージ機構8のさらに幅方向の外側に側面視で重複(オーバラップ)させた状況で位置させることが可能となる(図6参照)。
つまり、図8に示すように、本実施形態の椅子型マッサージ機1では、座部マッサージ機構6を座部ガイドレール7の後端まで移動させた場合に、背部マッサージ機構8の背部施療子40から見た場合に、横揉み施療子31が背部施療子40の幅方向の外側に位置し、下揉み施療子25が背部施療子40の下方に位置するため、横揉み施療子31と背部施療子40とが位置的に干渉することがなく、下揉み施療子25と背部施療子40とが位置的に干渉することもない。
そのため、機械式で施療部を施療可能なマッサージ機構を移動可能に備えたものでありながら、スペースを取りやすい横揉みマッサージ部材17及び下揉みマッサージ部材16を、収容スペースが限られた座面から離れた位置に収納することが可能となる。
さらに、上述した横揉みマッサージアーム32は、下揉みマッサージアーム23と同様に、回転軸19を基準として前側と後側とに伸びており、それぞれの下揉みマッサージアーム23の先端(上端)には横揉み施療子31が形成されている。これらの前側と後側の横揉み施療子31は、互いに距離をあけて配備されており、同じ高さを維持したまま、座部ガイドレール7に沿って移動可能とされている。
このような横揉みマッサージ部材17を設ければ、座部ガイドレール7に沿って横揉みマッサージ機構を移動させても、横揉み施療子31の高さや位置関係が変化することはなく、臀部から太ももまでの施療部に横揉み施療子31を確実に接触させて施療を行うことが可能となる。
「第2実施形態」
次に、第2実施形態の椅子型マッサージ機1について説明する。
図10に示すように、第2実施形態の椅子型マッサージ機1は、横揉みマッサージ部材17が上下2部材に分かれており、上端側が下端側に対して左右方向に弾性的に変位可能に取り付けられていて、使用者の体型に合わせて横揉みマッサージ部材17が左右方向に広がったり狭まったりすることで、さまざまな体型の使用者に対して良好なマッサージを可能とする構成となっている。
例えば、体型が大きい使用者が座部2に着座した場合、太ももなどの施療部の位置は左右方向の外側に位置している。このような施療部に対応するためには、横揉みマッサージ部材17の位置を左右方向の外側にずらすのが好ましい。しかし、横揉みマッサージ部材17が左右方向に固定されていると、このような横揉みマッサージ部材17の移動が困難になる。しかし、第2実施形態に示すように横揉みマッサージ部材17が弾性力に抗して幅方向外側に広がるように変形すれば、左右方向の外側に位置する施療部に対しても横揉み施療子31を確実に押し当てることができるので、左右方向に幅がある大柄の使用者であっても、施療部を確実に施療することが可能となる。
一方、体型が小さい使用者が座部3に着座した場合、横揉みマッサージ部材17には幅方向内側に向かって横揉み施療子31同士の間隔が狭まるように弾性力が加わっているため、太ももなどの施療部の位置が左右方向の内側である場合には、横揉みマッサージ部材17が弾性力で自ずと左右方向の内側に移動する。そのため、使用者の太ももなどの施療部に横揉み施療子31を確実に押し当てることができるので、体型が小さい使用者であっても、施療部を確実に施療することが可能となる。
具体的には、上述した第2実施形態の横揉みマッサージ部材17は、下側(駆動側)に配備された下部マッサージ体50と、下部マッサージ体50の上部に配備された上部マッサージ体51と、下部マッサージ体50に対して上部マッサージ体51を前後方向を向く軸(揺動軸52)回りに揺動自在に連結する連結部53と、下部マッサージ体50に対して上部マッサージ体51を幅方向内側に向かって付勢する弾性部材54と、を有している。次に、、第2実施形態の横揉みマッサージ部材17を構成する下部マッサージ体50、上部マッサージ体51、連結部53、及び弾性部材54について説明する。
下部マッサージ体50は、上述した回転軸19における左右一対の下揉みマッサージ部材16、16のさらに幅方向外側に配備されている。この下部マッサージ体50は、第1実施形態と同様に左右一対配備されている。これらの下部マッサージ体50も、回転軸19の回転駆動力を、下揉みマッサージ部材16と同様な変換機構(横揉み傾斜ボス部材28、横揉み傾斜カム面、及び横揉み規制部44)により変換することで左右方向に沿って揺動する構成とされている。
また、下部マッサージ体50は、下揉みマッサージアーム23と同じ高さまで上方に立ち上がるような形状に形成されており、上端は前後方向の中央側が上方に向かって凸状に突出する形状とされている。この上方に突出した部分には、前後方向に下部マッサージ体を貫通する貫通孔55が形成されており、貫通孔55を前後方向に貫通するように揺動軸52が設けられている。
上部マッサージ体51は、下部マッサージ体50の上端から幅方向外方に向かって大きく膨らむように湾曲してから、下揉みマッサージアーム23の3倍程度の高さまで上方に立ち上がるような形状に形成されている。
具体的には、上部マッサージ体51は、上部が前方と後方とに二股に別れた側方視で略V字状に形成された部材である。上部マッサージ体51の下部は、前後方向の中途側が上方に向かって矩形状に凹んだ門型形状に形成されている。この門型形状に形成された部分には、前後方向に上部マッサージ体51を貫通する連通孔56が形成されており、上述した揺動軸52が貫通孔55と連通孔56とを連通している。
連結部53は、上述した下部マッサージ体50の貫通孔55と、上部マッサー体51の連通孔56と、貫通孔55と連通孔56とを連通する揺動軸52と、を有している。この揺動軸52は、ほぼ前後方向を向くように配備されており、下部マッサージ体50に対して上部マッサージ体51を前後方向を向く軸回りに揺動自在に連結している。
弾性部材54は、下部マッサージ体50に対して上部マッサージ体51を幅方向内側に向かって付勢する部材であり、本実施形態ではコイルバネが用いられている。このコイルバネ(弾性部材54)は、下部マッサージ体50の貫通孔55と、上部マッサー体31の連通孔56との間に配備されており、揺動軸52の回りにを巻き回すように配備されていて、下部マッサージ体50に対して上部マッサージ体51を幅方向内側に向かって押圧する方向に付勢力(弾性力)を発生可能となっている。
体型計測センサは、下部マッサージ体50の姿勢を固定したまま横揉みマッサージ部材17を前後方向に向かって移動させた場合に、下部マッサージ体50に対する上部マッサージ体51の傾斜角度(幅方向内側乃至は外側への傾斜角度)の変化を計測することで、座部2に着座した使用者の体型を判断するものである。
例えば、下部マッサージ体50に回転駆動力が伝達しないように、言い換えれば回転軸19の回転を停止した状態で、横揉みマッサージ部材17を前方から後方に向かって座部ガイドレール7を用いて移動させる。ここで、座部マッサージ機構6が座部ガイドレール7の前端に位置する状態では、使用者の左右方向のサイズに比べて左右の横揉みマッサージ部材17の横揉み施療子31同士の間隔の方が広くなっている場合を考える。この場合、上部マッサージ体51は施療部に当たらず、上部マッサージ体51は弾性部材54の弾性力で最も左右方向の内側に偏った状態となる。
ところが、座部マッサージ機構6を座部ガイドレール7の後端側にさらに移動すると、使用者の左右方向のサイズと左右の横揉みマッサージ部材17の横揉み施療子31同士の間隔とがやがて等しくなり、上部マッサージ体51が施療部に当たって、上部マッサージ体51が弾性部材54の弾性力に抗して左右方向の外側に揺動し始める。この上部マッサージ体51の揺動を、体型計測センサで計測すれば、使用者の体型(左右方向のサイズがどの程度であるか)を判断することができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
例えば、本実施形態では、座部ガイドレール7の具体的な構成としてラックアンドピニオン機構を採用していたが、他の移動機構を用いてもよい。同様に、背部ガイドレール9の具体的な構成としてラックアンドピニオン機構を採用してもよく、外周面に送りネジが形成されたシャフト機構のような他の移動機構を用いてもよい。
また、下揉み施療子25と横揉み施療子31に関し、下揉み施療子25と横揉み施療子31とを同位相で左右方向に揺動させることで、使用者の臀部の下部と側部とを効果的に揉みマッサージできる。一方で、下揉み施療子25と横揉み施療子31とを逆位相で左右方向に揺動させるようにすると、施療部を下揉み施療子25と横揉み施療子31とで挟み込むようにマッサージすることも可能となる。
また、本実施形態では、座部揉み駆動部としての駆動モータ18と、座部マッサージ機構6を前後に移動させるための走行モータ34とを備える2モータ式を開示しているが、両モータ18,34を共通化し1モータ式とすることも可能である。
1 椅子型マッサージ機
2 座部
3 背もたれ部
4 座部フレーム
5 背部フレーム
6 座部マッサージ機構
7 座部ガイドレール
8 背部マッサージ機構
9 背部ガイドレール
10 外フレーム
11 内フレーム
12 カバー
13 脚部
14 ベース体
15 座部マッサージ体
16 下揉みマッサージ部材
17 横揉みマッサージ部材
18 座部揉み駆動部(駆動モータ)
19 回転軸
20 減速機構
21 ギアホイール
22 下揉み傾斜ボス部材
23 下揉みマッサージアーム
23F 前アーム部材(下揉み)
23R 後アーム部材(下揉み)
24 下揉み規制部
25 下揉み施療子
26 下揉み規制部材
27 下揉み規制板
28 横揉み傾斜ボス部材
29 横揉み規制部材
30 横揉み規制板
31 横揉み施療子
32 横揉みマッサージアーム
32F 前アーム部材(横揉み)
32R 後アーム部材(横揉み)
33 座部マッサージ移動機構
34 走行モータ
35 走行軸
36 走行ギア
37 ラックギア
38 背部マッサージ部材
40 背部施療子
41 背部マッサージアーム
42 昇降基体
43 昇降ギア(ピニオンギア)
44 横揉み規制部
45 減速機構
50 下部マッサージ体
51 上部マッサージ体
52 揺動軸
53 連結部
54 弾性部材
55 貫通孔
56 連通孔

Claims (10)

  1. 座部と、座部に着座した使用者の臀部を施療する座部マッサージ機構と、前記座部の内側に設けられると共に座部マッサージ機構を前後方向に案内する座部ガイドレールと、背もたれ部と、背もたれ部にもたれかかる使用者の背部を施療する背部マッサージ機構と、前記背部の内側に設けられると共に背部に沿って背部マッサージ機構を上下方向に案内する背部ガイドレールと、を備えた椅子型マッサージ機であって、
    前記座部ガイドレールは、前記座部の内側において、前記背部ガイドレールの下端に位置する背部マッサージ機構のさらに下方を指向するように、後方下側に向かって延設されている
    ことを特徴とする椅子型マッサージ機。
  2. 前記座部マッサージ機構は、前記臀部の施療部を下方から揉みマッサージする下揉みマッサージ部材と、前記下揉みマッサージ部材の左右方向の外側に設けられて前記臀部の施療部を側方から揉みマッサージする横揉みマッサージ部材と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の椅子型マッサージ機。
  3. 前記背部マッサージ機構は、使用者の背部を施療する背部マッサージ部材を備えており、
    前記座部マッサージ機構を座部ガイドレールの後端に案内すると共に、前記背部マッサージ機構を背部ガイドレールの下端に案内し且つ位置させた際に、前記座部マッサージ機構の下揉みマッサージ部材は、前記背部ガイドレールの下端に位置する背部マッサージ機構のさらに下方に位置するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の椅子型マッサージ機。
  4. 前記座部マッサージ機構を座部ガイドレールの後端に案内すると共に、前記背部マッサージ機構を背部ガイドレールの下端に案内し且つ位置させた際に、前記座部マッサージ機構の横揉みマッサージ部材が、前記背部ガイドレールの下端に位置する背部マッサージ機構のさらに幅方向の外側に位置するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の椅子型マッサージ機。
  5. 前記座部マッサージ機構の横揉みマッサージ部材は、前後方向に距離をあけて配備された前施療子及び後施療子と、これらの施療子を支持する前アーム部材及び後アーム部材と、を有しており、
    前記横揉みマッサージ部材は、前記前施療子及び後施療子が同じ高さを維持したまま、前記座部ガイドレールに沿って移動可能とされている
    ことを特徴とする請求項2~4のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  6. 前記座部ガイドレールは、前記背部ガイドレールの下端までの高さの1/2程度に後端が位置する構成とされている
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  7. 前記座部ガイドレールは、前記背部マッサージ機構のさらに下方を指向するように、後方下側に向かって傾斜した略直線状に延設されている
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  8. 前記横揉みマッサージ部材は、当該横揉みマッサージ部材の上端側を前記横揉みマッサージ部材の下端側に対して、幅方向に沿って揺動可能とする揺動部を備えていることを特徴とする請求項2、4、5のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  9. 前記揺動部は、駆動側に連結された下部マッサージ体と、前記下部マッサージ体の上方に配備された上部マッサージ体と、前記下部マッサージ体に対して上部マッサージ体を前後方向を向く軸回りに揺動自在に連結する連結部と、前記下部マッサージ体に対して上部マッサージ体を幅方向内側に向かって弾性的に押圧する弾性部材と、を有している
    ことを特徴とする請求項8に記載の椅子型マッサージ機。
  10. 前記下部マッサージ体に対する上部マッサージ体の幅方向における傾斜角度の変化を計測することで、前記座部に着座した使用者の体型を判断する体型計測センサが設けられている
    ことを特徴とする請求項9に記載の椅子型マッサージ機。
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