JP7121253B2 - 情報処理システム、その制御方法、携帯端末、携帯端末の制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、その制御方法、携帯端末、携帯端末の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、その制御方法、携帯端末、携帯端末の制御方法、およびプログラムに関する。
大規模な圃場を管理し経営する農業経営者は、各圃場の状態を監視し管理するために定点カメラを複数設置し、定期的に圃場を撮像することで撮像した画像から圃場の状態を確認している。
また、農業経営者は、定点カメラで撮像された画像から異常を発見した場合には、異常を発見した圃場の状態を確認するために、必要に応じて遠隔地の農業作業者に対し画像の取得を依頼する。当該依頼に対し農業作業者は、指定された圃場を撮像し、撮像した画像を農業経営者宛に送信する。そして農業経営者、定点カメラの画像とともに農業作業者から受信した画像を確認して、圃場の状態を確認するといった運用が行われている。
特定の場所に関する画像を容易に管理するために、例えば、特許文献1のしくみでは、位置情報に基づいて画像の格納場所を設定し、当該位置情報に関連する画像は設定した格納場所に保存するしくみが開示されている。ここで、特許文献1には、位置情報の取得にGPS(Global Positioning System)を用いることが開示されている。
特開2016-12232号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術のように、GPSの情報では位置情報の精度が十分とはいえない。例えば、農業経営者が、複数の圃場が隣接する場合に、GPSの情報を基に撮像すべき圃場を依頼すると誤った位置を指定する可能性がある。そのため、当該依頼を受けた農業作業者は、誤った圃場の画像を撮像してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、指定された位置の撮像依頼に対して作業者による誤った位置の撮像を抑制することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、
複数の撮像装置と情報処理装置と携帯端末とが通信可能に接続されている情報処理システムであって、
前記情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得手段と、
撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得手段と、
前記第一の取得手段で取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得手段で取得した前記第二の識別情報が一致するか否かに応じた情報を通知するように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、指定された位置の撮像依頼に対して作業者による誤った位置の撮像を抑制することが可能な仕組みを提供することができる。
本発明の実施形態における情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるサーバ装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における携帯端末103のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における定点カメラ104のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における情報処理装置105のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における情報処理システムの機能構成図の一例を示す。 本発明の実施形態における定点カメラ104による定期的な撮像が行われる際のフローチャートを示す。 本発明の実施形態における圃場確認依頼から圃場の撮像実施までのフローチャートを示す。 本発明の実施形態における情報処理装置105での画像データ表示までのフローチャートを示す。 本発明の実施形態における情報処理装置105で画像データを表示する際の表示画面の一例を示す。 本発明の実施形態における携帯端末103が圃場確認依頼を受信した際の表示画面の一例を示す。 本発明の実施形態における携帯端末103が定点カメラ104に接続した際の表示画面の一例を示す。 本発明の実施形態における携帯端末103が撮像を行う際の表示画面の一例を示す。 本発明の実施形態における画像データテーブル1400の一例を示す。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。尚、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載した構成の具体的な実施形態の1つである。
本実施形態における情報処理システムの一例を図1に示す。図1は、第一の実施形態における情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。情報処理システムは、サーバ装置101と、携帯端末103と、定点カメラ104と、情報処理装置105とがWAN102上で通信可能に接続されている。
サーバ装置101は、携帯端末103、定点カメラ104、情報処理装置105等の通信可能な各デバイスと接続し、画像データ(撮像画像)の取得と管理を行う。また、サーバ装置101と通信可能に接続された各デバイスからのリクエストに応じて画像データを出力する機能を持つ。
携帯端末103は、作業者が利用する端末であり、サーバ装置101と通信し、確認するべき圃場の位置情報の取得や圃場確認依頼の受信、撮像した画像データの送信等の処理を行う機能を持つ。
定点カメラ104は、サーバ装置101と通信して、定期的に撮像した画像データのアップロードなどを行う機能を持つ。
情報処理装置105は、農業経営者が利用する端末であり、サーバ装置101と通信して各圃場の画像データの表示や、作業者(携帯端末103)への圃場確認依頼を発行する。
尚、図1のワイドエリアネットワーク(WAN)102上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。以上が、本実施形態における情報処理システムのシステム構成の一例である。
次に、図2を用いてサーバ装置101のハードウェア構成について説明する。図2は、サーバ装置101のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)が記憶されている。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード等の入力デバイス209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTや液晶ディスプレイでも構わない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。また、メモリコントローラ(MC)207は、フレキシブルディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の各種装置及びサーバが後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。
次に、図3を用いて携帯端末103のハードウェア構成について説明する。図3は、携帯端末103のハードウェア構成を示す図である。
CPU301は、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM302あるいはフラッシュメモリ314には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、当該携帯端末が実行する機能を実現するために必要な、後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM303にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ305は、タッチパネル310、マイク311、カメラ312からの入力を制御する。タッチパネル310からはユーザのタッチ操作に関する入力を制御し、マイク311からは音声の入力を制御し、カメラ312からは撮像された静止画、動画の入力を制御する。出力コントローラ306は、タッチパネル310、スピーカ313への出力を制御する。
タッチパネル310は、ユーザからのタッチ操作を検知すると共に、前述した出力コントローラ306から送られた映像を表示する。タッチパネル310は、表示器と位置入力装置とが一体となった部品である。複数の箇所に対するタッチ操作(以下、マルチタッチ)も検知可能である。また、タッチパネル310は、ネットワークを介して他の機器から取得した各種情報を表示する。すなわち、タッチパネル310は、ディスプレイ(表示部)としての機能を備えている。
メモリコントローラ(MC)307は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するフラッシュメモリ314へのアクセスを制御する。本実施形態においては、フラッシュメモリとして説明を行うが、ハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の記憶媒体であってもよい。
通信I/Fコントローラ309は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
センサコントローラ308は、タブレット端末107が備えるセンサ315からの入力を制御する。タブレット端末107のセンサ315には様々なセンサが存在し、例えば方位センサ、加速度センサ、GPS(Global Positioning System)センサである。
尚、CPU301は、例えばRAM303内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、タッチパネル310上での表示を可能としている。
本実施形態における携帯端末103が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等はフラッシュメモリ314に記録されており、必要に応じてRAM303にロードされることによりCPU301によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルはフラッシュメモリ314に格納されている。
以上で図3に示す携帯端末103のハードウェア構成の説明を終了する。
次に、図4について説明する。図4は、定点カメラ104のハードウェア構成を示す図である。
CPU401は、システムバス404に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM402あるいは外部メモリ408には、CPU401の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)が記憶されている。また、ROM402あるいは外部メモリ408には、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM403は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU401は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM403にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
メモリコントローラ(MC)407は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ408へのアクセスを制御する。また、メモリコントローラ(MC)407は、フレキシブルディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ408へのアクセスを制御する。
カメラ部406は、画像処理部405と接続されており、監視対象に対して向けられたレンズを透過して得られた光をCCDやCMOS等の受光セルによって光電変換を行った後、RGB信号や補色信号を画像処理部405に対して出力する。
画像処理部405は、RGB信号や補色信号に基づいて、ホワイトバランス調整、ガンマ処理、シャープネス処理を行う。更に、画像処理部405は、YC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号(以下、YC信号)を生成し、YC信号を所定の圧縮形式(例えばJPEGフォーマット、あるいはMotionJPEGフォーマット等)で圧縮する。この圧縮されたデータは、画像データとして外部メモリ408へ一時保管される。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)409は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。外部メモリ408に記憶された画像データは、通信I/Fコントローラ409によって外部機器へ送信される。
次に、図5について説明する。図5は、情報処理装置105のハードウェア構成を示す図である。
CPU501は、システムバス504に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM502あるいは外部メモリ511には、CPU501の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)が記憶されている。また、ROM502あるいは外部メモリ511には、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM503は、CPU501の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU501は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM503にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)505は、キーボード等の入力デバイス509や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)506は、ディスプレイ510等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTや液晶ディスプレイでも構わない。
メモリコントローラ(MC)507は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ511へのアクセスを制御する。また、メモリコントローラ(MC)507は、フレキシブルディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ511へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)508は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU501は、例えばRAM503内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ510上での表示を可能としている。また、CPU501は、ディスプレイ510上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の各種装置及びサーバが後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ511に記録されており、必要に応じてRAM503にロードされることによりCPU501によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ511に格納されている。
次に、図6を用いて本実施形態における情報処理システムの機能構成図について説明する。尚、図6に示す機能構成はあくまで一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があるため、これに限定されない。これらの各機能は、サーバ装置101のCPU201、携帯端末103のCPU301、定点カメラ104のCPU401、および情報処理装置105のCPU501により実行される。
サーバ装置101は、データ公開部611、データ受信部612、記憶部613、データソート部614、イベント送信部615を備える。
データ公開部611は、情報処理装置105からのリクエストに従って各圃場の画像データを出力することで画像データを公開する機能部である。ここで出力する画像データは、定点カメラ104で撮像された画像データと携帯端末103で撮像された画像データを含む。
データ受信部612は、定点カメラ104や携帯端末103から送信される画像データを受信する機能部である。
記憶部613は、データ受信部612で受信した定点カメラ104や携帯端末103で撮像された画像データを記憶する機能部である。記憶部613は、さらに定点カメラ104で撮像された画像データと携帯端末103で撮像された画像データとを定点カメラ104のカメラID1402や新規で発行するイベントID1403等の識別情報で対応付けて記憶することも可能である。尚、カメラID1402およびイベントID1403については、図14の画像データテーブル1400を用いて後述する。
データソート部614は、データ受信部612で受信した画像データを特定のルールに従って解析する機能部である。特定のルールによる解析とは、定点カメラ104の識別情報や圃場確認依頼ごとに紐づけられたイベントID1403の情報を用いて画像データを整理することを示す。尚、圃場確認依頼については図6の携帯端末103の機能構成である、圃場確認依頼受信部631の説明で後述する。データソート部614は、画像データを解析して記憶部613の機能により記憶し、情報処理装置105や他のデバイスからのリクエストに応じて必要な画像データを表示できるように画像データに関する情報を配置する機能を持つ。
イベント送信部615は、携帯端末103から画像データを受信した際に、情報処理装置105へ画像データを更新する案内を発行する機能部である。ここで、更新する画像データとは、記憶部613で記憶される画像データである。イベント送信部615から発行された案内を受け取った情報処理装置105は、当該案内に記載される、画像データの格納場所を示すURLに基づいて画像データを表示可能とする。
次に、携帯端末103の機能構成について説明する。携帯端末103は、圃場確認依頼受信部631、定点カメラリンク部632、定点カメラIDチェック部633、携帯端末写真撮像部634、携帯端末データ送信部635を備える。
圃場確認依頼受信部631は、情報処理装置105から送信された圃場確認依頼を受信するための機能部である。ここで、圃場確認依頼とは、定点カメラ104のカメラID1402等の圃場を特定可能な情報とともに、圃場の撮像依頼を含む情報である。また、圃場確認依頼は、携帯端末103に対して送信する通知される。圃場の撮像依頼の通知は携帯端末103の画面に表示させる通知である。尚、圃場の撮像依頼の通知は、これに限定されるものでなく、メールによる通知であってもよい。尚、本実施形態では情報処理装置105から圃場確認依頼が送信されるがこれに限定されるものではない。例えば、情報処理装置105から圃場確認依頼の要求を受け付けたことにより、サーバ装置101が圃場確認依頼を発行し、携帯端末103に送信してもよい。尚、定点カメラ104の名称やカメラID1402、および定点カメラ104の場所などは、携帯端末103のタッチパネル310に表示される。また、カメラID1402については図14の説明部分で後述する。
定点カメラリンク部632は、定点カメラ104から識別情報(カメラID1402)を取得する機能部である。定点カメラ104と携帯端末103との接続方法は、NFC(Near Field Communication)やIrDA(Infrared Data Association)などの無線通信や、有線通信でも構わない。
定点カメラIDチェック部633は、定点カメラリンク部632で取得した識別情報(第二の識別情報)が、受信した圃場確認依頼に含まれる定点カメラ104の識別情報(第一の識別情報)と一致するか否かを判定する機能部である。定点カメラIDチェック部633は、それぞれ定点カメラ104の識別情報を判定した結果を通知する。
携帯端末写真撮像部634は、携帯端末103のカメラ312で写真の撮像を制御する機能部である(撮像制御手段)。本実施形態では、定点カメラIDチェック部633で定点カメラ104の識別情報を判定し、取得した2つの識別情報が一致すると判定した場合は携帯端末写真撮像部634の機能により撮像を行う。尚、携帯端末写真撮像部634は、定点カメラIDチェック部633により2つの識別情報が一致しないと判定した場合は、撮像を行わせないように撮像を制御してもよい。
携帯端末データ送信部635は、携帯端末写真撮像部634で撮像された写真の画像データをサーバ装置101へ送信する機能部である。
次に、定点カメラ104の機能構成について説明を行う。定点カメラ104は、定点カメラ写真撮像部641、定点カメラデータ送信部642、カメラID送信部643を備える。
定点カメラ写真撮像部641は、定期的に圃場の画像を撮像する機能部である。ここで、定点カメラ写真撮像部641は、特定のフレームレートで動画を撮像してもよい。また、定点カメラ写真撮像部641は、1時間あるいは1日毎等の定期的なタイミングにより画像を撮像してもよい。
定点カメラデータ送信部642は、定点カメラ写真撮像部641の機能により撮像した画像の画像データをサーバ装置101へ送信する機能部である。
カメラID送信部643は、定点カメラ104の識別情報(カメラID1402)を携帯端末103に送信する機能部である。カメラID送信部643は、携帯端末103の定点カメラリンク部632の機能を検知した際に動作する。
次に、情報処理装置105の機能構成について説明を行う。情報処理装置105は、圃場確認依頼送信部651と、表示制御部652を備える。
圃場確認依頼送信部651は、携帯端末103に対して、定点カメラ104の識別情報等の圃場を特定可能な情報と共に、圃場確認依頼を送信する機能部である。
表示制御部652は、情報処理装置105が備えるディスプレイ510に各種画面を表示させるよう制御する機能部である。表示制御部652は、サーバ装置101のデータ公開部611の機能により出力される画像データを表示する。さらに、表示制御部652は、サーバ装置101の記憶部613に記憶された画像データに含まれる情報に応じて、特定の画像データを他の画像データと識別可能に表示するよう制御することもできる。画像データを識別可能に表示する場合とは、例えば、定点カメラ104で撮像した画像データと携帯端末103で撮像した画像データとの対応関係が分かるように、他の画像データと対応づいた画像とを異なる表示態様で表示する場合を含む。この場合、画像データの対応付けと画像データの識別表示のために設定するパラメータは、サーバ装置101で設定する。そして、情報処理装置105はサーバ装置101で設定されたパラメータに基づき画像データを識別表示するよう制御する。
尚、上述の各機能部の動作主体は、適宜変更され得る。一例として、サーバ装置101が有する各種機能部が、携帯端末103、定点カメラ104、情報処理装置105が備える場合もあり得る。また、携帯端末103が有する各種機能部が、携帯端末103、サーバ装置101が備える場合もあり得る。
次に、図7を用いて、本発明の実施形態における、定点カメラ104による定期的な撮像が行われる際のフローチャートの流れを説明する。本実施形態における定点カメラ104は、定期的に圃場を撮像し、撮像して得られた画像データをサーバ装置101に送信する。
ステップS701では、定点カメラ104のCPU401は、現在の時刻の情報を取得する。
ステップS702では、定点カメラ104のCPU401は、現在の時刻が撮像すべき撮像時刻か否かを判定する。より具体的には、設定されている撮像時刻と現在の時刻とを比較し、現在の時刻が撮像時刻と同じ、または撮像時刻を過ぎていた場合はステップS703に処理を進める。現在の時刻がまだ撮像時刻に達していなかった場合は、撮像時刻に達するまでステップS702の処理を繰り返す。
ステップS703では、定点カメラ104のCPU401は、定点カメラ写真撮像部641の機能により、写真を撮像する。
ステップS704では、定点カメラ104のCPU401は、定点カメラデータ送信部642の機能により、ステップS703の撮像により取得した画像データをサーバ装置101に送信する。
ステップS705では、サーバ装置101のCPU201は、データ受信部612の機能により、画像データを定点カメラ104から受信する。
ステップS706では、サーバ装置101のCPU201は、データソート部614の機能により、ステップS705で受信した画像データを解析して、データを参照しやすい構造に変換する。データを参照しやすい構造とは、例えば図14に示す画像データテーブル1400の構造である。サーバ装置101のCPU201は、受信した画像データに含まれる情報を画像データテーブル1400のように整理して格納する。
ここで、図14について説明する。図14は、本実施形態における画像データテーブル1400の一例を示す。画像データテーブル1400は、サーバ装置101に記憶する画像データに関する情報を格納するデータテーブルである。画像データテーブル1400は、画像ID1401、カメラID1402、イベントID1403、ファイルパス1404、撮像時刻1405を含む。画像ID1401は、サーバ装置101の記憶部613に格納された画像データを一意に特定可能な値を示す。カメラID1402は、各定点カメラ104を一意に識別可能な値を示す。各定点カメラ104が撮像した画像データには当該カメラID1402が付与され、圃場確認依頼によって携帯端末103と定点カメラ104が通信して撮像が行われた場合は、携帯端末103によって撮像された画像データにもカメラID1402が付与される。イベントID1403は、圃場確認依頼によって撮像された画像データを一意に情報処理装置105が特定可能な値を示す。情報処理装置105は、指定のカメラID1402を利用して圃場確認依頼を発行する。そのため、圃場確認依頼の発行元となった定点カメラ104で撮像された画像データと、圃場確認依頼によって撮像された携帯端末103の画像データとを、イベントID1403を利用して対応付けることが可能となる。ファイルパス1404は、サーバ装置101に記憶されたファイルにアクセス可能なパス情報を示す。撮像時刻1405は、画像データをサーバ装置101に保存した日時を示す。図10に示す情報処理装置105で表示される各画面では、画像データテーブル1400を利用して各画像データの並び順をソートすることも可能となる。
ステップS707では、サーバ装置101のCPU201は、ステップS706で解析した画像データを、解析した結果に応じて画像データのファイル名を変換し、記憶部613の機能により記憶する。
ステップS708では、定点カメラ104のCPU401は、ステップS703で撮像した撮像時刻から、あらかじめ設定された撮像タイミングを用いて次回の撮像時刻を算出する。あらかじめ設定された撮像タイミングとは、例えば、撮像から1時間後、15分後、といった撮像のタイミングを示す情報である。
以上により、図7の説明を終了する。図7の処理により、定点カメラ104は定期的に撮像を行い、撮像により得られた画像データをサーバ装置101に送信する。
次に、図8を用いて、本発明の実施形態における圃場確認依頼から圃場の撮像実施までの一連の処理を説明する。
ステップS801では、情報処理装置105のCPU501は、圃場の確認依頼を受け付け、圃場確認依頼送信部651の機能により圃場確認依頼を携帯端末103に対して送信する。情報処理装置105では、例えば図11の確認依頼画面1100にて圃場確認依頼の要求を受け付ける。情報処理装置105のCPU501は、圃場確認依頼とともに、指定の定点カメラ104のカメラID1402も送信する。カメラID1402は、例えば図10に示す定点カメラ選択画面1000の画面で選択を受け付ける。
図10は、定点カメラ選択画面1000の一例を示す画面である。定点カメラ選択画面1000は、サーバ装置101で管理する定点カメラのカメラID1402の一覧を表示する。
ここで、図11の確認依頼画面1100について説明する。確認依頼画面1100は、作業者選択受付部1101、依頼内容記載ボタン1102、依頼ボタン1103を含む。作業者選択受付部1101は、圃場確認依頼を送信する作業者の選択を受け付ける。依頼内容記載ボタン1102は、押下を受け付けると圃場確認依頼の詳細な内容の記載を受け付ける。依頼ボタン1103は、依頼内容記載ボタン1102で受け付けた内容を、作業者選択受付部1101で受け付けた作業者の携帯端末103に対して送信する。尚、圃場確認依頼は情報処理装置105から送信してもよいし、情報処理装置105で圃場確認依頼を受け付け、一度サーバ装置101に送信し、サーバ装置101で受信した圃場確認依頼を携帯端末103に送信してもよい。
ステップS802では、携帯端末103のCPU301は、圃場確認依頼受信部631の機能により、圃場確認依頼を受信する。圃場確認依頼を受信した際は、例えば図11の圃場確認依頼受信画面1110のような画面を携帯端末103の画面に表示する。
ここで、図11の圃場確認依頼受信画面1110について説明する。圃場確認依頼受信画面1110は、圃場確認依頼を受信した際に携帯端末103に表示する画面の一例である。圃場確認依頼受信画面1110は、依頼の詳細表示1111を備え、確認依頼画面1100で受け付けた依頼内容を詳細表示1111で表示する。詳細表示1111には、定点カメラ104のカメラID1402を表示しても良い。
ステップS803では、携帯端末103のCPU301は、圃場に設置されている定点カメラ104と通信する。より具体的には、作業者によって定点カメラ104に携帯端末103がかざされ、無線通信によってかざされた定点カメラ104と通信する。尚、定点カメラ104と通信できれば、無線通信であっても有線通信であってもよい。また、このとき携帯端末103を所持する作業者は、定点カメラ104が設置されている圃場に移動しておく必要がある。
ステップS804では、携帯端末103のCPU301は、定点カメラリンク部632の機能により、定点カメラ104からカメラID1402を受信する。ここで、カメラID1402は、定点カメラ104からカメラID送信部643の機能により送信されたものである。そして、定点カメラIDチェック部633の機能により、携帯端末103のCPU301は、圃場確認依頼とともに受信したカメラID1402と、定点カメラ104から受信したカメラID1402とが一致するか否かを判定する。圃場確認依頼とともに受信したカメラID1402と、定点カメラ104から受信したカメラID1402とが一致すると判定した場合はステップS806に処理を進める。圃場確認依頼とともに受信したカメラID1402と、定点カメラ104から受信したカメラID1402とが一致しないと判定した場合はステップS805に処理を進める。
ステップS805では、携帯端末103のCPU301は、ステップS804でカメラID1402の一致を判定した結果、カメラID1402が一致しない場合に携帯端末103の画面にエラー通知を行う。エラー通知とは、例えば、図12に示す確認失敗画面1200である。
ここで、図12の説明を行う。図12は、図8のステップS804でカメラID1402の一致を確認した結果、カメラID1402が一致した場合と一致しなかった場合で携帯端末103の画面にそれぞれ表示して判定結果を通知する画面である。確認失敗画面1200は、カメラID1402が一致しなかった場合に表示する画面であり、エラー表示1201を表示する。確認成功画面1210は、カメラID1402が一致した場合に表示する画面であり、成功表示1211を表示する。確認成功画面1210を表示した後は、携帯端末103のCPU301は、撮像のための画面を表示する。
ステップS806では、携帯端末103のCPU301は、ステップS804でカメラID1402の一致を判定した結果、カメラID1402が一致した結果を図12の確認成功画面1210の表示にて通知する。そして、携帯端末103のCPU301は、携帯端末103のカメラ312を起動し、写真の撮像モードに変更する。尚、本実施形態では、携帯端末103が撮像モードに切り替えるためには、ステップS804でカメラID1402が一致したと判定される必要がある。つまり、ステップS804でカメラID1402が一致したと判定されない限り、写真の撮像ができないように制御する。これにより、作業者が間違った位置で撮像した画像データをサーバ装置101に送信することを抑止可能となる。また、カメラID1402の一致に限らず撮像を許可したとしても、撮像した画像データを送信させない、あるいは、サーバ装置101で受信した画像データを記憶しない(格納しない)、といった処理を行うことも可能である。当該処理により、間違った位置で取得された画像データを記憶することを防ぐことも可能である。
ステップS807では、携帯端末103のCPU301は、携帯端末写真撮像部634の機能により、写真を撮像する。
図13の撮像画面1300は、携帯端末103で撮像を行っている画面の一例を示す。ステップS806で撮像モードに変更された場合は、携帯端末103は撮像画面1300を表示する。
ステップS808では、携帯端末103のCPU301は、携帯端末データ送信部635の機能により、撮像した画像データをサーバ装置101に送信する。
ステップS809では、サーバ装置101のCPU201は、データ受信部612の機能により画像データを受信する。
ステップS810では、サーバ装置101のCPU201は、データソート部614の機能により受信した画像データを解析する。画像データの解析とは、受信した画像データに含まれる情報を、画像データテーブル1400に格納することを示す。
ステップS811では、サーバ装置101のCPU201は、ステップS810で解析した結果に応じて画像データのファイル名などを変換し、記憶部613の機能により画像データを格納する。
ステップS812では、サーバ装置101のCPU201は、画像データを追加し、格納した画像データを更新した旨を示す追加イベントを発行し、情報処理装置105にイベント情報を送信する。イベント情報とは、画像データを参照するためにアクセス可能な情報のことを示し、イベント送信部615の機能により情報処理装置105に通知する。通知の方法は携帯端末103の画面に通知画面を表示してもよいし、情報処理装置105にメールを送信して通知してもよい。イベント情報の内容としては、例えば、サーバ装置101のCPU201がイベントID1403を発行し、イベントID1403の値を付与することで画像データにアクセスするためのURLを発行して、画像データが更新された情報を含む。当該画像データの更新とは、圃場確認依頼によって撮像された画像データがサーバ装置101に新しく記憶された場合と、定点カメラ104の画像データが新しく記憶された場合を含む。
ステップS813では、情報処理装置105のCPU501は、サーバ装置101からイベント情報を受信する。
以上で、図8の説明を終了する。図8の処理により、定点カメラ104の画像に関連するより詳細な画像を携帯端末103から取得でき、サーバ装置101に格納することが可能となる。このとき、ステップS806でも説明した通り、定点カメラ104のカメラID1402を用いて撮像を許可することにより、作業者が間違った位置で撮像した画像データをサーバ装置101に送信することを抑止可能となる。
次に、図9を用いて、本発明の実施形態における、情報処理装置105で画像データを表示する一連の処理を説明する。ここで表示する画像データは、定点カメラ104と携帯端末103で撮像され、サーバ装置101に記憶されている画像データである。
ステップS901では、情報処理装置105のCPU301は、データ公開部611の機能により、画像データをサーバ装置101から受信したイベント情報に含まれるURLにアクセスする。当該URLに対するアクセスを受け付けると、情報処理装置105のCPU301は、サーバ装置101にアクセス要求を送信する。アクセスを受け付けるURLの引数は2種類存在し、画像データを特定するためのカメラID1402の値と、任意のイベントID1403の値が付与されている。イベントID1403が付与されるのは、圃場確認依頼によって撮像された画像が存在する場合である。
ステップS902では、サーバ装置101のCPU201は、情報処理装置105からのアクセス要求を受け付け、アクセスを受け付けたURLにイベントID1403が付与されているか否かを判定する。イベントID1403が付与されていると判定した場合はステップS906に処理を進める。サーバ装置101のCPU201は、イベントID1403が付与されていないと判定した場合には、ステップS903に処理を進める。ここで、URLにイベントID1403が付与されている場合は、圃場確認依頼による携帯端末103の画像データであることを示し、URLにイベントID1403が付与されていない場合は、定点カメラ104の画像データであることを示す。
ステップS903では、サーバ装置101のCPU201は、受信したURLにイベントID1403が付与されていなかった場合、データ公開部611の機能により、画像データテーブル1400の中からカメラID1402に紐づく画像データ一覧を取得する。
ステップS904では、サーバ装置101のCPU201は、取得した画像データ一覧の中にイベントID1403を持つ画像データが存在するか否かを判定する。サーバ装置101のCPU201は、イベントID1403を持つ画像データが存在すると判定した場合はステップS905に処理を進める。サーバ装置101のCPU201は、イベントID1403を持つ画像データが存在しないと判定した場合はステップS907に処理を進める。
ステップS905では、サーバ装置101のCPU201は、取得した画像データにイベントID1403が存在すると判定した場合に、画像データに対してイベントID1403ごとに識別可能なパラメータを付与する。当該パラメータは、画像データを情報処理装置105で表示させる際に画像データを色やマークなどの識別表示で強調可能にするパラメータである。また、イベントID1403ごとにパラメータを付与するため、対応づいた画像データを認識しやすくする効果を奏する。ステップS905で強調可能に付与されたパラメータに基づく表示画面は、図10の定点カメラ画面1020である。図10の定点カメラ画面1020については、図10の説明部分で後述する。
ステップS906では、サーバ装置101のCPU201は、ステップS902で受信したURLにイベントID1403が付与されていると判定した場合に、画像データテーブル1400の中からイベントID1403に紐づく画像データ一覧を取得する。
ステップS907では、サーバ装置101のCPU201は、ステップS903からステップS905の処理に基づいて、取得した情報をもとに情報処理装置105に画像データを表示させるための画面情報を生成する。さらに、ステップS902の処理に基づいて、サーバ装置101のCPU201が画面情報を生成する。ステップS907で画面情報を生成したサーバ装置101のCPU201は、情報処理装置105に生成した画面情報を送信する。
ここで、ステップS907で生成される画面情報に基づいて情報処理装置105で表示される、図10の定点カメラ画面1010と定点カメラ画面1020について説明する。定点カメラ画面1010と定点カメラ画面1020は情報処理装置105で表示可能な画面であり、サーバ装置101に記憶されている定点カメラ104と携帯端末103で撮像された画像データが表示される画面である。定点カメラ画面1010は、表示画面1011、サムネイル画面1012、カメラID表示1013を含む。尚、表示画面1011とサムネイル画面1012は図10の定点カメラ画面1020と圃場確認時の画面1030にも共通して含まれる。サムネイル画面1012はこれまでに撮像された画像の一覧がサムネイル画像として表示される欄であり、サムネイル画面1012で選択を受け付けると表示画面1011に拡大して表示される。また、定点カメラ画面1010で表示される画像は、カメラID表示1013に表示されたカメラID1402に紐づく画像である。定点カメラ画面1010は、図9のステップS903で取得された、定点カメラ104で撮像された画像データであり、かつステップS904でイベントID1403に紐づく画像データがなかった場合に表示される画面を示す。定点カメラ画面1020は、強調表示1021を含む。定点カメラ画面1020は、定点カメラ104と携帯端末103で撮像され、それぞれ対応づいた画像データが表示される画面である。尚、表示画面1011と対応づいた画像データは、強調表示1021で他の対応づかない画像データと識別可能に表示される。この強調表示1021は、図9のステップS905で付与されたパラメータに基づいて情報処理装置105で表示される。
さらに、図10の圃場確認時の画面1030について説明する。圃場確認時の画面1030は、イベントID表示1031を含む。圃場確認時の画面1030は、圃場確認依頼によって取得された、携帯端末103で撮像された画像データを表示させる画面の一例を示す。
ステップS908では、情報処理装置105のCPU501は、サーバ装置101から受信した画面情報をもとに、表示制御部652の機能により画像データを表示するよう制御する。ここで画像データを表示する画面は、図10の定点カメラ画面1010と定点カメラ画面1020、および圃場確認時の画面1030である。
以上で、図9の説明を終了する。図9の処理により、ユーザは、定点カメラ104で撮像された画像、および圃場確認依頼によって携帯端末103で撮像された画像を容易に確認可能となる。また、本実施形態では、カメラID1402やイベントID1403によって定点カメラ104と携帯端末103でそれぞれ撮像された画像データ同士が対応付けられる。そのためユーザが定点カメラ104と携帯端末103とで撮像された画像データをそれぞれ対応付けなくても、その対応関係が情報処理装置105の表示画面で確認可能となる。
以上により、本発明によれば、指定された位置の撮像依頼に対して作業者による誤った位置の撮像を抑制することが可能な効果を奏する。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本実施形態は、コンピュータや制御コンピュータがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD-ROM等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も実施例として適用することができる。また、上記のプログラムも実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、実施形態に基づいて詳述してきたが、特定の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明の範疇に含まれる。さらに、上述した実施形態は一実施形態を示すものにすぎず、上述した実施形態から容易に想像可能な発明も本発明の範疇に含まれる。
101 サーバ装置
102 WAN
103 携帯端末
104 定点カメラ
105 情報処理装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
211 外部メモリ
301 CPU
302 ROM
303 RAM
310 タッチパネル
312 カメラ
401 CPU
402 ROM
403 RAM
406 カメラ
501 CPU
502 ROM
503 RAM
510 ディスプレイ
511 外部メモリ

Claims (19)

  1. 複数の撮像装置と情報処理装置と携帯端末とが通信可能に接続されている情報処理システムであって、
    前記情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得手段と、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段で取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得手段で取得した前記第二の識別情報が一致するか否かに応じた情報を通知するように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記制御手段は、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報が一致した場合と一致しなかった場合とで異なる通知をするように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 複数の撮像装置と情報処理装置と携帯端末とが通信可能に接続されている情報処理システムであって、
    前記情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得手段と、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段で取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得手段で取得した前記第二の識別情報が一致したことに基づいて、撮像手段での撮像を行うように制御する撮像制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  4. 前記撮像制御手段は、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報が一致したことに応じて、前記撮像手段での撮像を行うための画面を表示するように制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記情報処理装置は、前記撮像制御手段で撮像された撮像画像を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記撮像画像を前記第一の識別情報および前記第二の識別情報と対応付けて記憶することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理装置は、前記記憶手段で記憶した前記撮像画像を表示するように制御する表示制御手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記撮像装置で撮像された画像と前記携帯端末で撮像された撮像画像とが前記第一の識別情報および前記第二の識別情報で対応づいて前記記憶手段により格納されている場合には、前記撮像装置で撮像された画像と前記携帯端末で撮像された撮像画像との対応関係を識別可能に表示することを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  7. 情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得手段と、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段で取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得手段で取得した前記第二の識別情報が一致するか否かに応じた情報を通知するように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  8. 前記制御手段は、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報が一致した場合と一致しなかった場合とで異なる通知をするように制御することを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  9. 情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得手段と、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段で取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得手段で取得した前記第二の識別情報が一致したことに基づいて、撮像手段での撮像を行うように制御する撮像制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  10. 前記第一の取得手段で取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得手段で取得した前記第二の識別情報が一致するか否かに応じた情報を通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
  11. 前記撮像手段を備えることを特徴とする請求項9または10に記載の携帯端末。
  12. 複数の撮像装置と該複数の撮像装置を管理する情報処理装置と携帯端末とが通信可能に接続されている情報処理システムに含まれることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の携帯端末。
  13. 前記撮像装置は、定点カメラであることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の携帯端末。
  14. 前記撮像装置は、圃場に設置されていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の携帯端末。
  15. 複数の撮像装置と情報処理装置と携帯端末とが通信可能に接続されている情報処理システムの制御方法であって、
    前記情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得ステップと、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記第一の取得ステップで取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得ステップで取得した前記第二の識別情報が一致するか否かに応じた情報を通知するように制御する制御ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  16. 複数の撮像装置と情報処理装置と携帯端末とが通信可能に接続されている情報処理システムの制御方法であって、
    前記情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得ステップと、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記第一の取得ステップで取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得ステップで取得した前記第二の識別情報が一致したことに基づいて、撮像手段での撮像を行うように制御する撮像制御ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  17. 情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得ステップと、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記第一の取得ステップで取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得ステップで取得した前記第二の識別情報が一致するか否かに応じた情報を通知するように制御する制御ステップと
    を備えることを特徴とする携帯端末の制御方法。
  18. 情報処理装置から、複数の撮像装置のうち特定の撮像装置を識別可能な情報である第一の識別情報を取得する第一の取得ステップと、
    撮像装置から、該撮像装置を識別可能な情報である第二の識別情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記第一の取得ステップで取得した前記第一の識別情報と前記第二の取得ステップで取得した前記第二の識別情報が一致したことに基づいて、撮像手段での撮像を行うように制御する撮像制御ステップと
    を備えることを特徴とする携帯端末の制御方法。
  19. コンピュータを、請求項7乃至14のいずれか1項に記載された携帯端末の各手段として機能させるためのプログラム。
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