JP7119125B2 - 通信制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、移動通信システムにおいてサイドリンク通信を制御するための通信制御方法に関する。
従来、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のLTE(Long Term Evolution)システムにおいて、ユーザ装置間のインターフェイスであるサイドリンクを用いて直接的に行う通信であるサイドリンク通信が規定されている。また、このサイドリンク通信をV2X(Vehicle-to-everything)サービスに応用したV2Xサイドリンク通信も規定されている。
近年、第5世代(5G)の無線アクセス技術に位置付けられるNR(New Radio)の標準化が3GPPにおいて進められている(例えば、非特許文献1参照)。現状のNRシステムの仕様にはサイドリンク通信が規定されていないが、NRシステムにサイドリンク通信(特に、V2Xサイドリンク通信)を導入するための議論が3GPPにおいて開始されている。
3GPP技術仕様書 「TS38.300 V15.3.0」 2018年9月、インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp//Specs/archive/38_series/38.300/38300-f30.zip>
第1の態様に係る通信制御方法は、移動通信システムにおいてサイドリンク通信を制御するための方法である。前記通信制御方法は、前記移動通信システムの基地局が、前記サイドリンク通信に利用可能なキャリア周波数又は無線リソースプールを示す第1リソース情報をブロードキャストすることと、前記基地局が、前記第1リソース情報と対応付けられた第1送信種別情報を送信することとを含む。前記第1送信種別情報は、前記キャリア周波数又は前記無線リソースプールを用いた前記サイドリンク通信における送信種別として、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのうち少なくとも1つを指定する情報である。
第2の態様に係る通信制御方法は、移動通信システムにおいてサイドリンク通信を制御するための方法である。前記通信制御方法は、前記移動通信システムのユーザ装置が、PUCCH又はPRACHを介して、前記サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てを前記移動通信システムの基地局に要求することを含む。前記無線リソースの個別割り当てを要求する場合に、前記ユーザ装置は、該ユーザ装置が前記サイドリンク通信に適用することを希望する送信種別として、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのうち少なくとも1つを前記基地局に通知する。
第3の態様に係る通信制御方法は、移動通信システムにおいてサイドリンク通信を制御するための方法である。前記通信制御方法は、受信側ユーザ装置が、前記サイドリンク通信により送信側ユーザ装置からデータを受信することと、前記受信側ユーザ装置が、前記サイドリンク通信のための品質測定用のサイドリンク信号を定期的に送信することとを含む。前記品質測定用のサイドリンク信号を送信する場合に、前記受信側ユーザ装置は、前記送信側ユーザ装置からの前記データを正しく受信したか否かを示す応答情報を含む前記サイドリンク信号を送信する。
第4の態様に係る通信制御方法は、移動通信システムにおいてサイドリンク通信を制御するための方法である。前記通信制御方法は、前記移動通信システムの基地局が、サイドリンク通信をマルチキャストで行う複数のユーザ装置からなるグループに対して、NACK送信用の同一の無線リソースを割り当てることと、前記グループに含まれる1又は複数の受信側ユーザ装置が、前記グループに含まれる送信側ユーザ装置からのデータを正しく受信できなかった場合、前記基地局から割り当てられた前記同一の無線リソースを用いて、前記1又は複数の受信側ユーザ装置から前記送信側ユーザ装置に前記NACKを送信することとを含む。
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係るユーザ装置の構成を示す図である。 実施形態に係る基地局の構成を示す図である。 実施形態に係るユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 実施形態に係る制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 実施形態に係るサイドリンク通信の送信種別を示す図である。 第1実施形態に係る動作の具体例1を示す図である。 第1実施形態に係る動作の具体例2を示す図である。 第2実施形態に係る動作の具体例1を示す図である。 第2実施形態に係る動作の具体例2を示す図である。 第3実施形態に係る動作の具体例を示す図である。 第4実施形態に係る動作の具体例を示す図である。
NRのサイドリンク通信は、LTEのサイドリンク通信をベースとしつつ、LTEのサイドリンク通信には無い高度な機能が追加されることが想定される。例えば、送達確認を用いた再送制御の機能や、ユニキャスト及びブロードキャストに加えてマルチキャストの機能が追加されると想定される。
そこで、本開示は、NRのサイドリンク通信を適切に制御することを可能とする。
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(移動通信システム)
まず、一実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。一実施形態に係る移動通信システムは3GPPの5Gシステムであるが、移動通信システムには、LTEが少なくとも部分的に適用されてもよい。
図1は、一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
図1に示すように、移動通信システムは、ユーザ装置(UE:User Equipment)100と、5Gの無線アクセスネットワーク(NG-RAN:Next Generation Radio Access Network)10と、5Gのコアネットワーク(5GC:5G Core Network)20とを有する。
UE100は、移動可能な装置である。UE100は、ユーザにより利用される装置であればどのような装置であってもよい。例えば、UE100は、携帯電話端末(スマートフォンを含む)やタブレット端末、ノートPC、通信モジュール(通信カード又はチップセットを含む)、センサ若しくはセンサに設けられる装置、車両若しくは車両に設けられる装置(Vehicle UE)、又は飛行体若しくは飛行体に設けられる装置(Aerial UE)である。
NG-RAN10は、基地局(5Gシステムにおいて「gNB」と呼ばれる)200を含む。gNB200は、NG-RANノードと呼ばれることもある。gNB200は、基地局間インターフェイスであるXnインターフェイスを介して相互に接続される。gNB200は、1又は複数のセルを管理する。gNB200は、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。gNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、及び/又はモビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる。「セル」は、UE100との無線通信を行う機能又はリソースを示す用語としても用いられる。1つのセルは1つのキャリア周波数に属する。
なお、gNBがLTEのコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)に接続されてもよいし、LTEの基地局が5GCに接続されてもよい。また、LTEの基地局とgNBとが基地局間インターフェイスを介して接続されてもよい。
以下において、gNB200がUE100との無線通信を行う場合について主として説明するが、eNBがUE100との無線通信を行うことにより、eNBがサイドリンク通信を制御してもよい。
5GC20は、AMF(Access and Mobility Management Function)及びUPF(User Plane Function)300を含む。AMFは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。AMFは、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングを用いてUE100と通信することにより、UE100が在圏するエリアの情報を管理する。UPFは、データの転送制御を行う。AMF及びUPFは、基地局-コアネットワーク間インターフェイスであるNGインターフェイスを介してgNB200と接続される。
図2は、UE100(ユーザ装置)の構成を示す図である。
図2に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサと電気的に接続された少なくとも1つのメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPU(Central Processing Unit)と、を含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。
図3は、gNB200(基地局)の構成を示す図である。
図3に示すように、gNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、gNB200における各種の制御を行う。制御部230は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサと電気的に接続された少なくとも1つのメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPUと、を含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。
バックホール通信部240は、基地局間インターフェイスを介して隣接基地局と接続される。バックホール通信部240は、基地局-コアネットワーク間インターフェイスを介してAMF/UPF300と接続される。なお、gNBは、CU(Central Unit)とDU(Distributed Unit)とで構成され(すなわち、機能分割され)、両ユニット間がF1インターフェイスで接続されてもよい。
図4は、データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
図4に示すように、ユーザプレーンの無線インターフェイスプロトコルは、物理(PHY)レイヤと、MAC(Medium Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤとを有する。
PHYレイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100のPHYレイヤとgNB200のPHYレイヤとの間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。UE100のMACレイヤとgNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。gNB200のMACレイヤはスケジューラを含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定する。
RLCレイヤは、MACレイヤ及びPHYレイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとgNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
SDAPレイヤは、コアネットワークがQoS制御を行う単位であるIPフローとAS(Access Stratum)がQoS制御を行う単位である無線ベアラとのマッピングを行う。なお、RANがEPCに接続される場合は、SDAPが無くてもよい。
図5は、シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
図5に示すように、制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックは、図4に示したSDAPレイヤに代えて、RRC(Radio Resource Control)レイヤ及びNAS(Non-Access Stratum)レイヤを有する。
UE100のRRCレイヤとgNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のためのRRCシグナリングが伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとgNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードである。UE100のRRCとgNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がない場合、UE100はRRCアイドルモードである。また、RRC接続が中断(サスペンド)されている場合、UE100はRRCインアクティブモードである。
RRCレイヤの上位に位置するNASレイヤは、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。UE100のNASレイヤとAMF300のNASレイヤとの間では、NASシグナリングが伝送される。
なお、UE100は、無線インターフェイスのプロトコル以外にアプリケーションレイヤ等を有する。
(サイドリンク通信)
一実施形態に係る移動通信システムは、UE間のインターフェイスであるサイドリンクを用いて直接的に行う通信であるサイドリンク通信をサポートする。サイドリンク通信は、V2Xサイドリンク通信であってもよい。なお、サイドリンクは、PC5インターフェイスと呼ばれることもある。
サイドリンク通信のプロトコルスタックは、物理レイヤと、MACレイヤと、RLCレイヤと、PDCPレイヤとを有する。サイドリンク通信のプロトコルスタックは、制御プレーンにおいて、RRCレイヤを有していてもよい。
図6は、一実施形態に係るサイドリンク通信の送信種別を示す図である。
図6に示すように、サイドリンク通信の送信種別は、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストを含む。また、サイドリンク通信には、受信側UE100Rから送信側UE100Tへのフィードバックが導入されうる。
フィードバックは、受信側UE100Rが送信側UE100Tからのデータを正しく受信したか否かを示す応答情報を含む。フィードバックは、送信側UE100Tと受信側UE100Rとの間の伝搬路の状態を示すチャネル状態情報(CSI)を含んでもよい。
応答情報は、RLCレイヤのARQ(Automatic repeat-request)の応答情報であってもよいし、MACレイヤのHARQ(Hybrid ARQ)の応答情報であってもよい。応答情報は、データを正しく受信したことを示すACKと、データを正しく受信しなかった(すなわち、データの受信に失敗した)ことを示すNACKとを含む。
ユニキャストのサイドリンク通信は、1対1のサイドリンク通信である。送信側UE100Tがデータを受信側UE100Rに送信し、受信側UE100Rがフィードバック情報を送信側UE100Tに送信する。
なお、送信側UE100Tは、データの送信に先立ち、サイドリンク通信用の制御情報を受信側UE100Rに送信する。
マルチキャストのサイドリンク通信は、特定のグループ内で行う1対多(1対特定多数)のサイドリンク通信である。マルチキャストは、グループキャストと呼ばれることもある。送信側UE100Tがデータをグループ内の受信側UE100Rに送信し、各受信側UE100Rがフィードバック情報を送信側UE100Tに送信する。
ブロードキャストのサイドリンク通信は、1対不特定多数のサイドリンク通信である。送信側UE100Tは特定の宛先UE又はグループを指定せずにデータを送信する。
(第1実施形態)
次に、上述した移動通信システム及びサイドリンク通信を前提として、第1実施形態について説明する。
第1実施形態において、gNB200は、サイドリンク通信に利用可能なキャリア周波数又は無線リソースプールを示す第1リソース情報をブロードキャストする。無線リソースプールとは、キャリア周波数内の一部の無線リソース(時間・周波数リソース)からなるリソース群をいう。無線リソースプールは、キャリア周波数内の一部の帯域幅部分(BWP:Bandwidth part)であってもよい。無線リソースプールは、サイドリンク通信における送信用の無線リソースプールと受信用の無線リソースプールとが別々に規定されてもよい。
また、gNB200は、第1リソース情報と対応付けられた第1送信種別情報を送信する。第1送信種別情報は、キャリア周波数又は無線リソースプールを用いたサイドリンク通信における送信種別として、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのいずれかを指定する情報である。
これにより、キャリア周波数ごと又は無線リソースプールごとに、サイドリンク通信における送信種別を異ならせることができるため、送信種別ごとに最適なキャリア周波数又は無線リソースプールを用いたサイドリンク通信を実現しやすくなる。
例えば、ユニキャスト用の無線リソースプールとマルチキャスト用の無線リソースプールとでサブキャリア間隔を異ならせるといった運用を実現しやすくなる。この場合、gNB200は、第1リソース情報と対応付けられたサブキャリア間隔情報を送信してもよい。サブキャリア間隔情報は、対応するキャリア周波数又は無線リソースプールのサブキャリア間隔を示す情報である。gNB200は、第1送信種別情報の送信に加えて、又は第1送信種別情報の送信に代えて、サブキャリア間隔情報を送信してもよい。
第1実施形態において、gNB200は、第1リソース情報及び第1送信種別情報を1つのシステム情報ブロック(SIB)に含めるとともに、このSIBをブロードキャストしてもよい。このSIBは、NRのサイドリンク通信に専用で用いるSIBであってもよい。gNB200は、サブキャリア間隔情報をSIBにさらに含めてもよい。SIBは、RRCアイドルモード及びRRCインアクティブモードのUE100も受信可能であるため、RRCアイドルモード及びRRCインアクティブモードのUE100がサイドリンク通信を行うことを円滑化できる。
或いは、gNB200は、第1リソース情報をSIBによりブロードキャストし、第1送信種別情報をユニキャストのメッセージ(例えば、RRCメッセージ)で送信してもよい。この場合、UE100がRRCコネクティッドモードであってもよい。
第1実施形態において、gNB200から第1リソース情報及び第1送信種別情報を受信したUE100は、第1リソース情報及び第1送信種別情報の少なくとも一方に基づいて、サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをgNB200に要求してもよい。この場合、UE100がRRCコネクティッドモードであってもよい。UE100は、このような要求をRRCメッセージにより行ってもよい。
このRRCメッセージは、RRCコネクティッドモードのUE100が送信可能なサイドリンクUE情報メッセージであってもよい。或いは、RRCメッセージは、UE100がRRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移するためのメッセージ(RRC Request)、UE100がRRCインアクティブモードからRRCコネクティッドモードに遷移するためのメッセージ(RRC Resume Request)、及び/又は無線リンク障害を検知したUE100が再接続を行うためのメッセージ(RRC Re-establishment)であってもよい。
サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをgNB200に要求する際に、UE100は、第1送信種別情報に基づいて、第2送信種別情報をgNB200に送信してもよい。第2送信種別情報は、UE100がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別として、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのいずれかを示す情報である。これにより、UE100は、自身が利用可能な送信種別のうち、自身が希望する送信種別に適したキャリア周波数又は無線リソースプールに含まれる無線リソース(時間・周波数リソース)の割り当てをgNB200に要求できる。
また、サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをgNB200に要求する際に、UE100は、第1リソース情報に基づいて、第2リソース情報をgNB200に送信してもよい。第2リソース情報は、無線リソースの個別割り当てを要求するキャリア周波数又は無線リソースプールを示す。これにより、UE100は、自身が希望する送信種別に適したキャリア周波数又は無線リソースプールをgNB200に通知できるため、適切な無線リソース(時間・周波数リソース)をgNB200が割り当てやすくなる。
ここで、UE100がgNB200に通知する第2リソース情報(キャリア周波数又は無線リソースプール)は、UE100がサポートするキャリア周波数又は送信種別を暗示してもよい。具体的には、gNB200は、UE100から通知されたキャリア周波数又は無線リソースプールに基づいて、UE100がサポートするキャリア周波数又は送信種別を特定する。
或いは、サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをgNB200に要求する際に、UE100は、第2リソース情報をgNB200に送信しなくてもよい。第2リソース情報は、無線リソースの個別割り当てを要求するキャリア周波数又は無線リソースプールを示す。この場合、UE100は、サイドリンク通信に適用することを希望する送信種別を示す第2送信種別情報をgNB200に送信する。gNB200は、UE100が希望する送信種別に対応するキャリア周波数又は無線リソースプールであれば、どのキャリア周波数又はどの無線リソースプールもUE100がサポートしているとみなしてもよい。
なお、gNB200から第1リソース情報及び第1送信種別情報を受信したUE100は、自身が希望する送信種別に対応するキャリア周波数又は無線リソースプールの中から無線リソース(時間・周波数リソース)を選択し、サイドリンク通信を自律的に行ってもよい。この場合、UE100は、RRCアイドルモード又はRRCインアクティブモードであってもよい。
また、RRCアイドルモード又はRRCインアクティブモードのUE100は、gNB200から受信した第1リソース情報及び第1送信種別情報に基づいて、自身が希望する送信種別に対応するキャリア周波数に属するセルへのセル再選択を行うようにセル再選択制御を行ってもよい。例えば、UE100は、自身が希望する送信種別に対応するキャリア周波数をセル再選択の最高優先度の周波数に設定することにより、このキャリア周波数に属するセルを優先的にサービングセルとして選択する。
図7は、第1実施形態に係る動作の具体例1を示す図である。
図7に示すように、ステップS101において、gNB200は、キャリア周波数の識別子(第1リソース情報)とこのキャリア周波数を用いたサイドリンク通信における送信種別を指定する情報(第1送信種別情報)とを含むSIBをブロードキャストする。
ここで、1又は複数のキャリア周波数の識別子からなるリストがSIBに含まれてもよい。第1送信種別情報は、このリスト内の各エントリ(識別子)と対応付けられていてもよい。
図7において、キャリア周波数Aにユニキャストが対応付けられており、キャリア周波数Bにマルチキャストが対応付けられており、キャリア周波数Cにブロードキャストが対応付けられている一例を示している。但し、1つのキャリア周波数に複数の送信種別が対応付けられていてもよい。
gNB200から第1リソース情報及び第1送信種別情報を受信したUE100は、ステップS111において、第1リソース情報及び第1送信種別情報に基づいて、サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをgNB200に要求してもよい。UE100は、このような要求をRRCメッセージにより行ってもよい。以下において、このメッセージをリソース要求メッセージと呼ぶ。
図7において、UE100が、gNB200から通知されたキャリア周波数のうち、自身が希望する送信種別に対応するキャリア周波数の識別子(第2リソース情報)をリソース要求メッセージに含める一例を示している。また、UE100が、自身が希望する送信種別を示す第2送信種別情報をリソース要求メッセージに含める一例を示している。例えば、上述した例において、マルチキャストのサイドリンク通信を希望するUE100は、キャリア周波数Bの識別子と、マルチキャストを示す送信種別情報とをリソース要求メッセージに含める。
ステップS112において、gNB200は、UE100からのリソース要求メッセージに基づいて、UE100が希望する送信種別に対応するキャリア周波数に含まれるサイドリンク通信用無線リソース(時間・周波数リソース)をUE100に割り当てる。gNB200は、このようなリソース割り当てをPDCCH(Physical Downlink Control Channel)により行ってもよいし、ユニキャストのRRCメッセージ(専用RRCメッセージ)により行ってもよい。
図8は、第1実施形態に係る動作の具体例2を示す図である。
図8に示すように、ステップS121において、gNB200は、無線リソースプールの識別子(第1リソース情報)とこの無線リソースプールを用いたサイドリンク通信における送信種別を指定する情報(第1送信種別情報)とを含むSIBをブロードキャストする。
ここで、1又は複数の無線リソースプールのリソース範囲及び識別子からなるリストがSIBに含まれてもよい。第1送信種別情報は、このリスト内の各エントリと対応付けられていてもよい。
図8において、無線リソースプールAにユニキャストが対応付けられており、無線リソースプールBにマルチキャストが対応付けられており、無線リソースプールCにブロードキャストが対応付けられている一例を示している。但し、1つの無線リソースプールに複数の送信種別が対応付けられていてもよい。
gNB200から第1リソース情報及び第1送信種別情報を受信したUE100は、ステップS131において、第1リソース情報及び第1送信種別情報に基づいて、サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをgNB200に要求してもよい。
図8において、UE100が、gNB200から通知された無線リソースプールのうち、自身が希望する送信種別に対応する無線リソースプールの識別子(第2リソース情報)をリソース要求メッセージに含める一例を示している。また、UE100が、自身が希望する送信種別を示す第2送信種別情報をリソース要求メッセージに含める一例を示している。例えば、上述した例において、マルチキャストのサイドリンク通信を希望するUE100は、無線リソースプールBの識別子と、マルチキャストを示す送信種別情報とをリソース要求メッセージに含める。
ステップS132において、gNB200は、UE100からのリソース要求メッセージに基づいて、UE100が希望する送信種別に対応する無線リソースプールに含まれるサイドリンク通信用無線リソース(時間・周波数リソース)をUE100に割り当てる。gNB200は、このようなリソース割り当てをPDCCHにより行ってもよいし、ユニキャストのRRCメッセージ(専用RRCメッセージ)により行ってもよい。
(第1実施形態の変更例1)
上述した第1実施形態において、無線リソースプールがBWPでありうる一例について説明した。しかしながら、無線リソースプールは、BWPに含まれる一部の無線リソース(時間・周波数リソース)からなるリソース群であってもよい。
この場合、無線リソースプールはBWPとセットで設定され、無線リソースプールがBWPと対応付けられていてもよい。具体的には、無線リソースプールは、UE100に設定されるBWP内に規定される。
BWPはgNB200からUE100に設定される。例えば、gNB200は、SIBでInitial BWP(初期BWP)をUE100に設定し、その他のBWPはUE100個別に追加設定する。gNB200は、UE100個別に追加設定するBWPごとにサブキャリア間隔(subcarrier spacing)やサイクリックプリフィックスを可変設定できる。また、一のBWPから他のBWPへの切り替えはgNB200により制御される。例えば、第1及び第2のBWPがUE100に設定されており、第1のBWPがアクティブ且つ第2のBWPが非アクティブである場合、gNB200は、アクティブなBWPを第1のBWPから第2のBWPに切替える。
ここで、アクティブなBWPに対応する無線リソースプールはアクティブ(使用可能)であり、非アクティブなBWPに対応するリソースプールは非アクティブ(使用不可)であってもよい。すなわち、無線リソースプールのアクティブ/非アクティブは、BWPのアクティブ/非アクティブと連動していてもよい。
或いは、無線リソースプールがBWPとセットで設定されずに、BWPとは独立に設定されてもよい。この場合、無線リソースプールは、BWP内に設定されもよいし、BWP外に設定されもよいし、BWPの境界を跨いで設定されてもよい。
ここで、無線リソースプールがBWPと少なくとも部分的に重複する場合、BWPのアクティブ/非アクティブが、このBWPと少なくとも部分的に重複する無線リソースプールのアクティブ/非アクティブと連動していてもよい。或いは、無線リソースプールのアクティブ/非アクティブは、BWPのアクティブ/非アクティブと連動していなくもよい。BWPが非アクティブであっても、無線リソースプールが設定されている限り、この無線リソースプール(周波数リソース)を使用可能としてもよい。
(第1実施形態の変更例2)
上述した第1実施形態において、gNB200が、サイドリンク通信に利用可能なキャリア周波数の識別子からなるリストを第1リソース情報としてSIBによりブロードキャストする一例について説明した。このリストには、gNB200のセルのキャリア周波数とは異なる隣接キャリア周波数の識別子が含まれうる。言い換えると、UE100は、サービングセルのキャリア周波数とは異なる隣接キャリア周波数の識別子を含むリストをサービングセルから受信する。
さらに、gNB200は、サイドリンク通信に利用可能な隣接キャリア周波数の識別子に加えて、この隣接キャリア周波数内においてサイドリンク通信に利用可能なBWPを示す情報をSIBによりブロードキャストしてもよい。これにより、UE100は、サービングセルから受信したSIBに基づいて、サイドリンク通信に利用可能な隣接キャリア周波数だけではなく、この隣接キャリア周波数内においてサイドリンク通信に利用可能なBWPも把握できる。
例えば、UE100が、隣接キャリア周波数に属する隣接セルに在圏する他のUE100から送信されるデータを受信(サイドリンク受信)する場合、この隣接セルで提供されるSIBを受信しなくても、サービングセルからのSIB(BWP情報)に基づいてインター周波数サイドリンク受信を効率的に行うことができる。
また、UE100は、BWPを把握するとともに、このBWPの特性(サブキャリア間隔やサイクリックプリフィックス)を把握する。これにより、UE100は、自身が希望するサイドリンク通信のQoS(Quality of Service)特性に適したBWPを特定し、特定したBWPに基づいてインター周波数サイドリンク受信の必要性や、gNB200へのリソース要求の必要性を判断できる。このようなリソース要求については第1実施形態の変更例5において説明する。
(第1実施形態の変更例3)
上述した第1実施形態において、gNB200は、サイドリンク通信に適用されるPDCPパケットデュプリケーション関連の情報を第1リソース情報と対応付けてUE100に送信してもよい。
PDCPパケットデュプリケーションでは、UE100は、同一のPDCPパケットを複数の独立した伝送パスを用いてサイドリンク上で並列的に送信する。例えば、送信側UE100Tにおいて、同一のPDCP PDUを、プライマリRLCエンティティが送信(プライマリ送信)するとともにセカンダリRLCエンティティが送信(セカンダリ送信)する。
本変更例において、プライマリ送信及びセカンダリ送信において互いに異なる無線リソースプールを用いて、独立した伝送パスにより信頼性を高める。UE100におけるPDCPパケットデュプリケーションがアクティブである場合、gNB200は、プライマリ送信及びセカンダリ送信に関する情報を無線リソースプールと対応付けてUE100に送信(設定)する。具体的には、gNB200は、プライマリ送信用の第1無線リソースプールとセカンダリ送信用の第2無線リソースプールとをUE100に設定する。
例えば、gNB200は、セカンダリ送信に使用可能又は使用不可であることを示す情報を無線リソースプールと対応付けてUE100に対して専用RRCメッセージ又はSIBにより送信してもよい。gNB200は、プライマリ送信に使用可能又は使用不可であることを示す情報を無線リソースプールと対応付けてUE100に対して専用RRCメッセージ又はSIBにより送信してもよい。
また、gNB200は、プライマリ送信用の無線リソースプールとセカンダリ送信用の無線リソースプールとをUE100に対して専用RRCメッセージにより設定してもよい。gNB200は、SIBに含まれる各無線リソースプールと対応付けて、プライマリ送信用であるか又はセカンダリ送信用であるかを示す情報をこのSIBに含めてもよい。
本変更例では、プライマリ送信及びセカンダリ送信において互いに異なる無線リソースプールを用いる一例について説明したが、プライマリ送信及びセカンダリ送信において互いに異なるキャリア周波数(セル)を用いてもよい。この場合、本変更例における無線リソースプールをキャリア周波数と読み替えればよい。
(第1実施形態の変更例4)
上述した第1実施形態において、gNB200は、サイドリンク通信における送信データ量の上限を示す情報を第1リソース情報と対応付けてUE100に対して専用RRCメッセージ又はSIBにより送信してもよい。送信データ量の上限を示す情報は、例えば、1送信で200バイト以下、又はビットレート200bps以下といった情報である。これにより、UE100は、自身が送信するデータ量に適した無線リソースプール(又はキャリア周波数)を選択してサイドリンク通信に用いることができる。
或いは、gNB200は、サイドリンク通信における送信データサイズのカテゴリを示す情報を第1リソース情報と対応付けてUE100に対して専用RRCメッセージ又はSIBにより送信してもよい。送信データサイズのカテゴリを示す情報は、例えば、小パケット送信又は大パケット送信といった情報である。これにより、UE100は、自身が送信するデータのサイズに適した無線リソースプール(又はキャリア周波数)を選択してサイドリンク通信に用いることができる。
(第1実施形態の変更例5)
上述した第1実施形態において、UE100からgNB200に送信するリソース割り当て要求に、UE100がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別を示す第2送信種別情報を含める一例について説明した。
しかしながら、リソース割り当て要求は、1)UE100がサイドリンク通信に適用することを希望するサブキャリア間隔を示す情報、2)UE100がサイドリンク通信に適用することを希望するBWPを示す情報、3)UE100がサイドリンク通信にPDCPパケットデュプリケーションを適用することを希望するか否かを示す情報、4)UE100がプライマリ送信又はセカンダリ送信に適用することを希望する無線リソースプールを示す情報、5)UE100がサイドリンク通信において送信を希望するデータ量(サイズ)を示す情報のうち少なくとも1つの情報を含んでもよい。
これにより、gNB200は、UE100の状況に適したリソース割り当てを行うことが可能になる。
なお、UE100は、これらの情報を、gNB200からのSIB又は専用RRCメッセージに基づいてgNB200に送信してもよいし、gNB200からのSIB又は専用RRCメッセージに基づくことなく自発的にgNB200に送信してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、上述した第1実施形態との相違点を主として説明する。
第1実施形態において、UE100からgNB200に送信するリソース割り当て要求がRRCメッセージである一例について説明した。RRCメッセージは、gNB200からUE100に割り当てられたPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)により送信される。しかしながら、このような方法は、gNB200からUE100にPUSCHリソースが割り当てられる必要がある。
第2実施形態において、リソース割り当て要求は、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)又はPRACH(Physical Random Access Channel)により送信される。これにより、gNB200からUE100にPUSCHリソースが割り当てられていなくても、サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをUE100がgNB200に要求できる。
第2実施形態において、UE100は、PUCCH又はPRACHを介して、サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てをgNB200に要求する。ここで、UE100は、自身がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別として、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのいずれかをgNB200に通知する。これにより、自身がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別に適した無線リソースの個別割り当てをUE100がgNB200に要求できる。
図9は、第2実施形態に係る動作の具体例1を示す図である。本動作例において、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのそれぞれについて、スケジューリング要求(SR)用の無線リソース(時間・周波数リソース)又は信号フォーマットが分けられている。信号フォーマットには、信号系列が含まれてもよい。なお、SRは、PUCCH上で送信される上りリンク制御情報(UCI)の一種である。
SR用の無線リソース又は信号フォーマットと送信種別との対応関係は、gNB200からSIBによりブロードキャストされてもよいし、gNB200から専用RRCメッセージによりUE100に通知されてもよいし、UE100に事前設定されていてもよい。
図9に示すように、ステップS201において、UE100は、上記対応関係に基づいて、自身がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別に対応するSR送信方法(無線リソース又は信号フォーマット)を選択する。
ステップS202において、UE100は、ステップS201で選択したSR送信方法によりSRをPUCCH上でgNB200に送信する。SRを受信したgNB200は、このSRの送信に用いられた無線リソース又は信号フォーマットに基づいて、UE100がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別を特定する。
ステップS203において、gNB200は、UE100からのSRに基づいて、UE100が希望する送信種別に対応するサイドリンク通信用無線リソース(時間・周波数リソース)をUE100に割り当てる。gNB200は、このようなリソース割り当てをPDCCHにより行ってもよいし、ユニキャストのRRCメッセージ(専用RRCメッセージ)により行ってもよい。
図10は、第2実施形態に係る動作の具体例2を示す図である。本動作例において、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのそれぞれについて、ランダムアクセスプリアンブル用の無線リソース(時間・周波数リソース)又は信号フォーマットが分けられている。ランダムアクセスプリアンブルは、PRACH上で送信される信号である。
ランダムアクセスプリアンブル用の無線リソース又は信号フォーマットと送信種別との対応関係は、gNB200からSIBによりブロードキャストされてもよいし、gNB200から専用RRCメッセージによりUE100に通知されてもよいし、UE100に事前設定されていてもよい。
図10に示すように、ステップS211において、UE100は、上記対応関係に基づいて、自身がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別に対応するランダムアクセスプリアンブル送信方法(無線リソース又は信号フォーマット)を選択する。
ステップS212において、UE100は、ステップS21で選択したランダムアクセスプリアンブル送信方法によりランダムアクセスプリアンブルをPRACH上でgNB200に送信する。ランダムアクセスプリアンブルを受信したgNB200は、このランダムアクセスプリアンブルの送信に用いられた無線リソース又は信号フォーマットに基づいて、UE100がサイドリンク通信に適用することを希望する送信種別を特定する。
ステップS213において、gNB200は、UE100からのランダムアクセスプリアンブルに基づいて、UE100が希望する送信種別に対応するサイドリンク通信用無線リソース(時間・周波数リソース)をUE100に割り当てる。gNB200は、このようなリソース割り当てをPDCCHにより行ってもよいし、ユニキャストのRRCメッセージ(専用RRCメッセージ)により行ってもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、上述した各実施形態との相違点を主として説明する。第3実施形態は、サイドリンク通信における受信側UE100Rから送信側UE100TへのACK/NACKフィードバックに関する実施形態である。
第3実施形態において、受信側UE100Rは、サイドリンク通信により送信側UE100Tからデータを受信する。また、受信側UE100Rは、サイドリンク通信のための品質測定用のサイドリンク信号(以下、「品質測定用信号」と呼ぶ)を定期的に送信する。品質測定用信号は、各UE100がCSI測定用に送信する信号であって、ディスカバリー信号又はCSI参照信号と呼ばれることもある。品質測定用信号は、この品質測定用信号の送信元UEの識別子を含んでいてもよい。
第3実施形態において、受信側UE100Rは、送信側UE100Tからのデータを正しく受信したか否かを示す応答情報を含む品質測定用信号を送信する。応答情報は、RLCレイヤのARQの応答情報であってもよいし、MACレイヤのHARQの応答情報であってもよい。応答情報は、データを正しく受信したことを示すACKと、データを正しく受信しなかった(すなわち、データの受信に失敗した)ことを示すNACKとを含む。但し、受信側UE100Rは、ACK送信を行うことなく、NACK送信のみを行ってもよい。
これにより、サイドリンク通信の応答情報用の信号又はチャネルを新たに導入することなく、品質測定用信号によりサイドリンク通信の応答情報を運搬できるため、無線リソースを節約しながらサイドリンク通信の送達確認を導入できる。
第3実施形態において、応答情報を含む品質測定用信号を受信した送信側UE100Tは、この応答情報に基づいて、受信側UE100Rが正しく受信できなかったデータ(すなわち、受信側UE100Rが受信に失敗したデータ)を再送する。これにより、サイドリンク通信の信頼性を向上させることができる。
受信側UE100Rは、前回の品質測定用信号の送信時から今回の品質測定用信号の送信時までの期間において、送信側UE100Tからの全てのデータを正しく受信したか否かを判定してもよい。
そして、受信側UE100Rは、この期間において送信側UE100Tから少なくとも一部のデータを正しく受信できなかったと判定した場合、応答情報としてのNACKを今回の品質測定用信号に含めて送信してもよい。このNACKは、1ビットのフラグであってもよい。
これにより、品質測定用信号に含める応答情報の量を低減できる。一方、この期間において送信側UE100Tから全てのデータを正しく受信できたと判定した場合、受信側UE100Rは、応答情報を今回の品質測定用信号に含めなくてもよい。
この場合、送信側UE100Tは、NACKを含む品質測定用信号を受信すると、このNACKの受信に応じて、前回の品質測定用信号の受信時から今回の品質測定用信号の受信時までの期間において受信側UE100Rに送信した全てのデータを再送してもよい。
図11は、第3実施形態に係る動作の具体例を示す図である。本動作例において、受信側UE100Rは、品質測定用信号を周期Tで送信する。また、送信側UE100Tは、周期T内においてデータ送信を3回行うと仮定している。
図11に示すように、ステップS301において、受信側UE100Rは、品質測定用信号を送信する。送信側UE100Tは、受信側UE100Rから受信した品質測定用信号に基づいて、送信側UE100Tと受信側UE100Rとの間のCSIを推定し、推定したCSIに応じてMCS等の調整(いわゆる、リンクアダプテーション)を行ってもよい。
ステップS302乃至S30において、送信側UE100Tは、データ#1乃至#3を送信(初送)する。ここで、#1乃至#3は、データのシーケンス番号に相当する。受信側UE100Rは、データ#1乃至#3を正しく受信(すなわち、データ#1乃至#3の復号に成功)する。この場合、受信側UE100Rは、ACK/NACKフィードバックを行わない。
ステップS305において、受信側UE100Rは、品質測定用信号を送信する。ステップS306乃至S308において、送信側UE100Tは、データ#4乃至#6を送信(初送)する。受信側UE100Rは、データ#4及び#6を正しく受信するが、データ#5を正しく受信しない(すなわち、データ#5の復号に失敗する)。この場合、受信側UE100Rは、NACKフィードバックを行うと判断する。
ステップS309において、受信側UE100Rは、NACKを含む品質測定用信号を送信する。ステップS310乃至S312において、送信側UE100Tは、データ#4乃至#6を再送する。受信側UE100Rは、データ#4乃至#6を正しく受信する。この場合、受信側UE100Rは、ACK/NACKフィードバックを行わない。ステップS313において、受信側UE100Rは、品質測定用信号を送信する。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、上述した各実施形態との相違点を主として説明する。第4実施形態は、サイドリンク通信における受信側UE100Rから送信側UE100TへのACK/NACKフィードバックに関する実施形態である。
第4実施形態において、gNB200は、サイドリンク通信をマルチキャストで行う複数のUE100からなるグループに対して、NACK送信用の同一の無線リソース(以下、「NACK送信用無線リソース」と呼ぶ)を割り当てる。ここで、NACK送信用無線リソースには、時間・周波数リソースだけではなく、信号系列も含まれてもよい。
グループに含まれる1又は複数の受信側UE100Rは、このグループに含まれる送信側UE100Tからのデータを正しく受信できなかった場合、gNB200から割り当てられたNACK送信用無線リソースを用いて、送信側UE100TにNACKを送信する。
このように、各受信側UE100Rに同一のNACK送信用無線リソースを割り当てることにより、各受信側UE100Rに互いに異なるNACK送信用無線リソースを割り当てる場合に比べて、無線リソースを節約できる。
第4実施形態において、各受信側UE100Rは、ACK送信を行うことなく、NACK送信のみを行ってもよい。これにより、ACK送信用の無線リソースが不要になるため、無線リソースを節約できる。
但し、複数の受信側UE100Rが同一のNACK送信用無線リソースを用いてNACKを送信すると、伝搬路においてNACKが合成され、送信側UE100Tはどの受信側UE100RからNACKを受信したかを識別できない。しかしながら、送信側UE100Tは、グループ内のいずれかの受信側UE100RからNACKを受信すると、データ再送をマルチキャストで行うため、NACKの送信元の受信側UE100Rを一意に特定する必要はない。
図12は、第4実施形態に係る動作の具体例を示す図である。本動作例において、グループ内に1つの送信側UE100Tと2つの受信側UE100R1及びUE100R2が存在すると仮定している。
図12に示すように、ステップS401乃至S403において、gNB200は、グループ内の各UE100に対して、NACK送信用無線リソースを示すNACK用リソース情報を送信する。gNB200は、各UE100を個別の宛先としてNACK用リソース情報をユニキャストで送信してもよいし、グループを宛先としてNACK用リソース情報をマルチキャストで送信してもよい。グループ内の各UE100は、gNB200から受信したNACK用リソース情報を記憶する。
ステップS404及びS405において、送信側UE100Tは、データをマルチキャストで受信側UE100R1及びUE100R2に送信(初送)する。ステップS406及びS407において、受信側UE100R1及びUE100R2は、データを正しく受信する。この場合、受信側UE100R1及びUE100R2は、ACK/NACKフィードバックを行わない。
ステップS408及びS409において、送信側UE100Tは、データをマルチキャストで受信側UE100R1及びUE100R2に送信(初送)する。ステップS410及びS411において、受信側UE100R1及びUE100R2は、データの受信に失敗する。
この場合、ステップS412及びS413において、受信側UE100R1及びUE100R2は、ステップS402及びS403でgNB200から割り当てられたNACK送信用無線リソースを用いてNACKを送信する。
ステップS414及びS415において、送信側UE100Tは、NACKの受信に応じて、ステップS408及びS409で送信したデータをマルチキャストで再送する。ステップS416及びS417において、受信側UE100R1及びUE100R2は、データを正しく受信する。この場合、受信側UE100R1及びUE100R2は、ACK/NACKフィードバックを行わない。
(その他の実施形態)
上述した各実施形態及び各変更例は、別個独立して実施するだけではなく、2以上の実施形態及び/又は2以上の変更例を組み合わせて実施してもよい。
また、上述した各実施形態において、UE100がgNB200のカバレッジ内であることを想定しており、カバレッジ外にUE100が位置する場合を特に考慮していなかった。しかしながら、第1実施形態において、第1リソース情報及び第1送信種別情報(及びサブキャリア間隔情報)がUE100に事前設定されていてもよい。例えば、第1リソース情報及び第1送信種別情報(及びサブキャリア間隔情報)がUE100のUICC(Universal Integrated Circuit Card)に予め記憶されていてもよい。また、第4実施形態において、NACK用リソース情報がUE100に事前設定されていてもよい。例えば、NACK用リソース情報がUE100のUICCに予め記憶されていてもよい。
上述した各実施形態において、5Gシステム(NR)について主として説明したが、各実施形態に係る動作をLTEに適用してもよい。この場合、上述したRRCインアクティブモードをサスペンド状態と読み替えてもよい。サスペンド状態は、RRCアイドルモードの一状態である。
なお、UE100又はgNB200が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。
また、UE100又はgNB200が行う各処理を実行する回路を集積化し、UE100又はgNB200の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC)として構成してもよい。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
本願は、日本国特許出願第2019-002976号(2019年1月10日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。

Claims (4)

  1. 通信制御方法であって、
    ユーザ装置が、基地局からブロードキャストされる、サイドリンク通信に利用可能なキャリア周波数に関するリソース情報を含むシステム情報ブロックを受信することと、
    前記ユーザ装置が、送信種別情報を含むユニキャストのメッセージを前記基地局から受信すること、
    前記ユーザ装置が、前記リソース情報及び前記送信種別情報に基づいて、前記サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てを要求するためのメッセージであって、前記ユーザ装置が前記サイドリンク通信に適用することを希望するキャリア周波数を示す情報を含むサイドリンクUE情報メッセージを前記基地局に送信することと、を含み、
    前記送信種別情報は、キャリア周波数と前記サイドリンク通信の送信種別との対応付けに関する情報であり、前記送信種別は、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのいずれかであり、
    前記サイドリンクUE情報メッセージは、前記個別割り当てを要求する無線リソースに対応する送信種別として、ユニキャスト、グループキャスト、及びブロードキャストのいずれかを示す情報を含む
    通信制御方法。
  2. 前記リソース情報は、前記サイドリンク通信に使用可能なBWP(Bandwidth part)を示す情報を含む
    請求項1に記載の通信制御方法。
  3. ユーザ装置であって、
    サイドリンク通信に利用可能なキャリア周波数に関するリソース情報を含むシステム情報ブロックを基地局から受信する受信部と、
    送信部と、を備え、
    前記受信部は、送信種別情報を含むユニキャストのメッセージを前記基地局から受信し、
    前記送信部は、前記リソース情報及び前記送信種別情報に基づいて、前記サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てを要求するためのメッセージであって、前記ユーザ装置が前記サイドリンク通信に適用することを希望するキャリア周波数を示す情報を含むサイドリンクUE情報メッセージを前記基地局に送信
    前記送信種別情報は、キャリア周波数と前記サイドリンク通信の送信種別との対応付けに関する情報であり、前記送信種別は、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのいずれかであり、
    前記サイドリンクUE情報メッセージは、前記個別割り当てを要求する無線リソースに対応する送信種別として、ユニキャスト、グループキャスト、及びブロードキャストのいずれかを示す情報を含む
    ユーザ装置。
  4. ユーザ装置を制御するプロセッサであって、
    サイドリンク通信に利用可能なキャリア周波数に関するリソース情報を含むシステム情報ブロックを基地局から受信する処理と、
    送信種別情報を含むユニキャストのメッセージを前記基地局から受信する処理と、
    前記リソース情報及び前記送信種別情報に基づいて、前記サイドリンク通信用の無線リソースの個別割り当てを要求するためのメッセージであって、前記ユーザ装置が前記サイドリンク通信に適用することを希望するキャリア周波数を示す情報を含むサイドリンクUE情報メッセージを前記基地局に送信する処理と、を実行し、
    前記送信種別情報は、キャリア周波数と前記サイドリンク通信の送信種別との対応付けに関する情報であり、前記送信種別は、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのいずれかであり、
    前記サイドリンクUE情報メッセージは、前記個別割り当てを要求する無線リソースに対応する送信種別として、ユニキャスト、グループキャスト、及びブロードキャストのいずれかを示す情報を含む
    プロセッサ。
JP2020565146A 2019-01-10 2020-01-06 通信制御方法 Active JP7119125B2 (ja)

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