JP7118543B2 - 内設ボード及び包装箱 - Google Patents
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Description
上記のような内設ボードの一例として、ベースボードと伸張性のあるフィルムとを有し、フィルムの互いに対向する端縁をベースボードの上面に貼着させ、上面とフィルムとの間に物品を挿入可能な収納部が設けられているものがある。
そこで、本発明は、1つの型で様々な大きさの物品を収容可能な内設ボード及びこの内設ボードを備えた包装箱を提供する。
本発明は、第2の折り曲げ線を有していることにより、第1の折り曲げ線で設置ボードの端部を折り曲げる際の貼着部間の押えフィルムの長さを変更することができる。
この構成によれば、外端部を折り曲げた状態でタブ部を把持して端部全体を設置ボードの下面側に折り返し易くすることができる。
この構成によれば、タブ部と外端部とを破断し易くすることができる。
この構成によれば、破断線が不用意に破断することを防止することができる。
この構成によれば、タブ部の位置が分かり易く、タブ部と外端部とを容易に破断することができる。
この構成によれば、前記いずれかの作用又は機能を奏することができる。
設置ボード7は、梱包対象となる物品(以下単に「物品」という)を載置させる偏平な板部材であり、特に限定されないが、撓ませることが可能な程度に剛性がある紙製又は合成樹脂製等の素材により形成されている。
設置ボード7の長手方向(即ち、矢印X方向、以下同様)に延びる互いに対向する端縁7aの近傍には、押えフィルム8の端部を貼り付ける貼着部10が設けられている。短手方向(即ち、矢印Y方向、以下同様)に対向する端縁7aのそれぞれの近傍に設けられた貼着部10,10同士の間には、物品を載置できる十分なスペースが確保されている。
貼着部10は、端縁7aを長手方向に三分した両端側に設けられている。具体的には、長手方向の両端に位置する貼着部10が略同じ長さ寸法で、長手方向の貼着部10,10間(中間部)が貼着部10よりもやや幅狭になるように設定されている。
第1の折り曲げ線12は、本実施形態では、矩形の4隅を略L字に切り欠いた結果残った長手方向両端の略矩形の角部13の長手方向に沿う一辺13aを含んでほぼ直線状に延びている。
第1の折り曲げ線12と端縁7aとの間には第1の折り曲げ線12に平行な第2の折り曲げ線14が設けられている。第2の折り曲げ線14は、第1の折り曲げ線12に略平行な矩形の角部13の端縁13bから連続して長手方向の中央に向かって貼着部10が形成された領域の長さと略同じ寸法分延びている。
長手方向に延びる端縁7aは、破断線15,15間で、指を掛けやすい長さ程度、外方に突出している。具体的には、端縁7aは、破断線15との交点から各破断線15の延長線方向に延び、その後第1の折り曲げ線12に平行に延びている。
タブ部16aと外端部17とを分けている破断線15は、1箇所又は複数箇所(本実施形態では1箇所)でV字の切込み18を形成しつつ、端縁7aに達するまで延びている。V字の切込み18の一部は、タブ部16aと外端部17とのつなぎ目になっている。
第3の折り曲げ線20は、概ね、外端部17の長手方向の外側の端縁17a,17a間に延びている。具体的には、第3の折り曲げ線20は、外端部17の長手方向の外側の端縁17a,17aよりも僅かに外側の位置からやや内側に向かって傾斜して延びている。
第3の折り曲げ線20と端縁7bとの間には、立ち上げ端部19を折り畳んで立ち上げ寸法を変更する第4の折り曲げ線21が形成されている。
押えフィルム8は、可撓性及び伸縮性のある合成樹脂製のフィルムであり、必須ではないが透明または半透明に形成されている。
載置部23において押えフィルム8に覆われた短手方向に対向する貼着部10,10間は、物品の収納部Rを構成している。
図2に示す設置ボード7の第1の折り曲げ線12を上面視で谷折りにし、押えフィルム8を弛ませ、押えフィルム8の開放端から収納したい物品を収納部Rに収納する。
この場合、物品には嵩があるため、押えフィルム8が伸張しない場合、設置ボード7を撓ませないと物品を収納することができない。
そして、物品を載置部23にしっかりと押え付けて収納部R内で動き難いように収容するために、図3又は図4に示すように、第1の折り曲げ線12において設置ボード7を折り曲げ、折り曲げ端部11の全体を載置部23の下面23bに重ねる。
物品Mを収納部Rに収容したら、第3の折り曲げ線20を折り曲げて立ち上げ端部19を載置部23に対して略直角に立ち上げ、載置部23をちょうど収容できる大きさの図1に示す外箱2に収めて梱包を完了する。
また、内設ボード3は、外端部17を内端部16の上面側に折り重ねる場合であっても、タブ部16aを内端部16と共に載置部23の下面23bに重ねることができるため、タブ部16aを把持して容易に折り返しを行うことができるという効果を奏する。
なお、タブ部16aを形成している端縁7aは、外端部17の一部を形成している端縁7aから第1の折り曲げ線12側にくぼんでいてもよい。
2 外箱
3 内設ボード
7 設置ボード
8 押えフィルム
7a 端縁
10 貼着部
11 端部
12 第1の折り曲げ線
14 第2の折り曲げ線
15 破断線
16 内端部
16a タブ部
17 外端部
18 切込み
M 物品
R 収納部
Claims (5)
- 物品を載置させる設置ボードと、この設置ボードの上面に前記物品を固定する押えフィルムとを備え、
前記設置ボードには、互いに対向する端縁に沿って前記設置ボードと押えフィルムとの貼着部が設けられ、前記貼着部同士の間に物品の収納部が形成され、
前記対向する端縁間の前記貼着部よりも内側には、前記貼着部を含む前記設置ボードの端部を下面側に折り曲げ可能な第1の折り曲げ線と、前記第1の折り曲げ線よりも前記端縁側で前記貼着部を含んで前記第1の折り曲げ線側に折り返される外端部を形成可能な第2の折り曲げ線とを有し、
前記端部の前記第2の折り曲げ線よりも前記第1の折り曲げ線側は、前記第1の折り曲げ線に沿って延びる内端部であり、
前記内端部は、前記第1の折り曲げ線の延在方向の中間部で前記第2の折り曲げ線を超えて前記端縁側に延びたタブ部を有し、
前記外端部は、前記タブ部を間に挟んで前記第1の折り曲げ線の延在方向の両側に連接し、
前記外端部と前記タブ部との間には破断線が形成され、前記破断線において前記外端部と前記タブ部とが分離可能である内設ボード。 - 前記破断線が、前記端縁に向かって徐々にすぼむ直線状に形成されている請求項1に記載の内設ボード。
- 前記破断線には、タブの内側に向かって切り込みが設けられている請求項1又は2に記載の内設ボード。
- 前記タブ部の先端縁が、前記端縁から突出し又は前記端縁からくぼむように形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の内設ボード。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の内設ボードと、
この内設ボードを内部に配置可能な外箱とを備えた包装箱。
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JP2014108785A (ja) | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Oishi Sangyo Kk | 物品の包装用押え具及びそれを使用した物品の包装装置 |
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2018
- 2018-09-11 JP JP2018169934A patent/JP7118543B2/ja active Active
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