JP7116620B2 - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子及びその制御方法に関する。
近年、アバランシェフォトダイオード(APD)をガイガーモードで動作させた際に発生するアバランシェ現象(アバランシェブレークダウン)を利用する撮像素子が検討されている。この方式の撮像素子においては、フォトン1個の入射をアバランシェ増幅により観測可能なレベルの信号とし、予め決められた基準電圧と比較して、該基準電圧よりも高いパルス信号をカウントすることで、デジタル値を検出する。
一方、従来から用いられているCMOS撮像素子では、フォトダイオード(PD)で発生した電荷をフローティングディフュージョン(FD)部へ転送し、電圧に変換して蓄積する電荷蓄積方法が主流である。この方式では、FDの電圧をソースフォロワ(SF)で増幅し、画素外のAD変換器へ信号を転送する際に、SFのゲート界面で発生するRTS(Random Telegraph Signal)ノイズによりS/N比が劣化することが知られている。
これに対し、APDを用いた撮像素子ではRTSノイズが発生しないため、S/N比の向上が期待されている。APDを用いたデバイスの一例として、特許文献1ではAPDを利用したTOF(Time of Flight)型の測距用センサが開示されている。
特開2014-81254号公報
上述したAPDにおけるアバランシェ増幅の発生確率には、印加電圧依存があることが知られている。APDに印加する逆バイアスの印加電圧が高いほどアバランシェ増幅の発生確率、すなわち入射光に対する感度が高くなる。一方、印加電圧が高くなるほど1個のフォトンが入射した際のデッドタイムの時間が長くなり、APDのカウントレート(感度、飽和)が制限されるという課題がある。
さらに、APDを一般的なベイヤー配列のカラーフィルタを備える撮像素子に適用した場合、色、つまり分光透過率の違いによりAPDに入射するフォトン数が画素ごとに変化し、感度や飽和が変わることになる。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、APDなどのフォトンカウンティング型の撮像素子により得られる画像の画質の向上を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像素子は、フォトンの入射に応じて、出力電圧が変動する複数の受光素子と、前記複数の受光素子それぞれについて、前記出力電圧が予め決められた閾値を超えて変動する回数をカウントして、カウント値を出力するカウント手段と、前記複数の受光素子に、降伏電圧以上の複数の異なる逆バイアス電圧を印加する電圧供給手段と、を有し、前記複数の受光素子はそれぞれカラーフィルタを備え、前記電圧供給手段は、第1の色のカラーフィルタを備える前記受光素子に第1の逆バイアス電圧を印加し、前記第1の色と異なる第2の色のカラーフィルタを備える前記受光素子に前記第1の逆バイアス電圧よりも高い第2の逆バイアス電圧を印加する。
本発明によれば、APDなどのフォトンカウンティング型の撮像素子により得られる画像の画質を向上させることができる。
本発明の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図。 実施形態における撮像素子の構成図。 ガイガーモードでAPDを駆動した場合の遷移を説明する模式図。 フォトン入射時のパルス波形を示す模式図。 逆バイアス電圧に対する、感度及び飽和光量の関係を示す概念図。 第1の実施形態における電位HVDDの供給方法を示す模式図。 第2の実施形態における電位HVDDの供給方法を示す模式図。 第3の実施形態における電位HVDDの供給方法を示す模式図。 第4の実施形態における降伏電圧の温度依存と印加電圧との関係を説明する模式図。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本第1の実施形態における撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
図1において、レンズ部101は、レンズ駆動回路102により、ズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などが行われて、被写体の光学像を撮像素子103に結像させる。撮像素子103は、レンズ部101により結像された被写体を画像信号として取り込み、画像処理回路104は、撮像素子103から出力される画像信号に各種の補正や現像処理、データ圧縮のための演算等を行う。
タイミング発生回路105は、撮像素子103に各種タイミング信号を出力して駆動する。制御回路106は、様々な演算と撮像装置100全体の制御と監視を行う。メモリ107は、画像データを一時的に記憶する。記録回路108は、半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体に記録または読み出しを行う。操作回路109は、ユーザーからの命令を受け付け、表示回路110は各種情報や撮影画像を表示する。
次に、図2を参照して、第1の実施形態における撮像素子103について説明する。図2(a)は、撮像素子103の概略構成図であり、センサ基板201および回路基板202が互いに積層された積層構造を有する。なお、本実施形態では、積層構造を有するものとするが、同様の機能を具備するならば、積層構造に限らず単層構造であってもよい。
センサ基板201には、複数の画素203が行列方向に配置された画素アレイが形成され、画素203には、それぞれに例えばR(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタが形成されている。
回路基板202には、画素制御部204、信号処理回路205、基板メモリ206が形成される。画素制御部204は、センサ基板201の画素203毎にバンプ等で電気的に接続され、画素203を駆動する制御信号を出力すると共に、画素203からのバッファ出力であるパルス波形を受信する。
画素制御部204は、対応する画素203毎に、予め設定された閾値Vthと画素203の出力とを比較することによりフォトンの有無を判定してカウントするカウンタが設けられ、閾値を超えて変化するパルス波形の数を計数する。
画素制御部204で計数されたカウント値は、信号処理回路205によって、撮像素子103の外部に出力される。また、基板メモリ206はDRAM等の揮発性メモリであり、画素制御部204からの信号を信号処理回路205で処理する際に一時的にデータを保持する目的等で用いられる。
次に、画素203の構成について説明する。図2(b)は、センサ基板201に形成される画素203の等価回路図である。画素203は、 クエンチ抵抗301、アバランシェフォトダイオード(APD)302(受光素子)、バッファ303で構成される。APD302には、クエンチ抵抗301を介して電位HVDDによる逆バイアス電圧が印加される。このときの電位HVDDは、APD302をガイガーモードで駆動するために逆バイアス電圧が降伏電圧以上となるように設定されている。バッファ303の出力は画素制御部204内のカウンタ304に入力される。なお、以下の説明において単に「電圧」と記載されている場合は、「逆バイアス電圧」のことを指す。
ここで、図3を用いてフォトン入射時の画素203の動作について簡単に説明する。図3は、APD302の電流電圧特性を示している。
本第1の実施形態ではAPD302のカソードには、クエンチ抵抗301を介して、降伏電圧を超える電圧とするための電位HVDDが供給され、APD302はガイガーモードとなる。
ここでAPD302にフォトンが入射すると、APD302ではアバランシェ増幅による大電流(光電流)が流れる(動作A)。この電流が流れると同時にクエンチ抵抗301によって電圧降下が発生し、APD302に印加される電圧が降伏電圧未満となり、アバランシェ増幅が止まる(動作B)。
アバランシェ増幅が止まると、APD302のカソードは再び電位HVDDによりチャージされ、ガイガーモードに戻る(動作C)。動作A~Cによるバッファ入力端の電圧変化はバッファ303によってパルス整形され、カウンタ304によって計測される。これを繰り返すことでAPD302に入射したフォトンの数を計測することが可能となる。
次に、アバランシェ増幅によるパルス波形と電位HVDDとの関係を、図4を用いて説明する。図4は、横軸を時間としてフォトン入射時にAPD302から出力される出力電圧のパルス波形を示す模式図である。なお、図4において、出力電圧は縦軸の上に行くほど電圧が高くなるように表している。
図4(a)は、APD302に降伏電圧を十分に超えさせる逆バイアス電圧を印加することのできる電位HVDDが供給された場合を示す。このとき、APD302に入射した光子イベントA、B、Cはともにカウンタの閾値Vthを超えて変化するパルス波形が出力される程度のアバランシェ増幅が発生し、それぞれのパルスは時間分解されている。したがって、図4(a)のケースにおいては光子イベントの回数をカウントすることができる。
一方、図4(b)は、APD302に図4(a)より小さい逆バイアス電圧となる電位HVDDが供給された場合を示す。このとき、APD302に入射した光子イベントAとCはカウンタの閾値Vthを超えて変化するパルス波形が出力される程度のアバランシェ増幅が発生していない。したがって、図4(b)のケースにおいては一部の光子イベントをカウントすることができない。
このように、アバランシェ確率とパルス出力の大きさは、APD302に印加する電圧、すなわち電位HVDDの大きさに依存し、この電位HVDDによって撮像素子103の感度特性(確率)や飽和特性が変化する。
図5は、電位HVDDによりAPD302にかけられる電圧と、感度601及び飽和光量602との関係を示す概念図である。上述した通り、逆バイアス電圧は、電位HVDDが下がるほど高くなる。図5に示すように、横軸に示す電圧が降伏電圧を超えるとアバランシェ増幅が発生し、電圧が上昇するのに従って感度601も上昇する。一方、電圧が上昇するのに従ってパルス検出されるイベントが増加するため、飽和光量602は電圧が上昇するのに従って低下する傾向にある。
図6は、第1の実施形態における電位HVDDの供給方法を示す模式図であり、カラーフィルタがベイヤー配列されたセンサ基板201の複数の画素203の各々に電圧を供給する電圧供給回路701の配線パターンを示している。なお、電圧供給回路701は、センサ基板201上に構成しても、回路基板202上に構成してもどちらでも構わない。
図6において、HVDD1と示した電源配線には電位HVDD1が供給され、n行目のR(赤)のカラーフィルタが設けられた画素、n+1行目のB(青)のカラーフィルタが設けられた画素に接続される。また、HVDD2と示した電源配線には電位HVDD2が供給され、n行目のG(緑)のカラーフィルタが設けられた画素、n+1行目のG(緑)のカラーフィルタが設けられた画素に接続されている。n+2行目以降も同様である。また同色の列方向に対しても同じパターンが繰り返される。
電位HVDD1とHVDD2は、互いに異なる電位であり、本実施形態では、電位HVDD1を電位HVDD2よりも相対的に低い電位とし、電圧がより高くなるようにしている。以下にその理由を説明する。
ベイヤー配列のカラーフィルタが設けられた撮像素子103において、単位画素203に形成されたカラーフィルタの白色光(グレー)に対する分光透過率は、一般的にG(緑)のカラーフィルタが最も大きく、R(赤)、B(青)のカラーフィルタは相対的に小さいことが知られている。つまり、APD302に到達するフォトンの密度は色ごとに異なる。
この特性に基づいて画素203ごとに供給する電位HVDDを調整することで、カラーフィルタの分光透過率に対応したアバランシェ増幅を生じさせることができる。つまり、第1の実施形態では、R(赤)、B(青)のカラーフィルタが設けられた画素に低い電位HVDD1を供給することで、電位HVDD2を供給するG(緑)のカラーフィルタが設けられた画素と比較して相対的に感度特性を向上させ、分光透過率の低下を補う。
このようにすることで、分光透過率によって入射フォトンの密度に違いが生じても、色ごとに感度を調整することで、後段のデジタルゲインによるノイズを抑圧することができ、引いては撮像装置100の画質を向上させることができる。
この電位HVDDの値は、前述のようにカラーフィルタの分光透過率に応じて決める他に、撮像装置100がホワイトバランス調整部や色温度検出部、色温度設定部を備えるならば、ホワイトバランスゲインや色温度に応じて決めてもよい。
なお、上述した例では、カラーフィルタの種類や配線レイアウトの観点から、G(緑)のカラーフィルタが設けられた画素とR(赤)、B(青)のカラーフィルタが設けられた画素とで、異なる電位HVDDを供給する場合について説明した。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、例えば、対角に配置される二組のG(緑)のカラーフィルタが設けられた画素に対して異なる電圧を供給しても良い。また、R(赤)のカラーフィルタが設けられた画素とB(青)のカラーフィルタが設けられた画素に供給する電圧をそれぞれ異ならせるなどしても良い。
更に、電位HVDDに応じて変動するダークカウントレートを考慮して、例えばS/Nが最大になるようにカウンタの閾値Vthを好適に変化させることもできる。
また、電位HVDDに応じて変化する感度(アバランシェ確率)や飽和をあらかじめ取得しておくことで、撮像素子103を駆動して出力された画像信号(カウント値)を補正してもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態における撮像装置100の構成及び撮像素子103の概略構成は、第1の実施形態において図1及び図2を参照して説明したものと同様であるため、ここでは説明を省略する。
図7は、第2の実施形態における電位HVDDの供給方法を示す模式図であり、センサ基板201上の複数の画素203の各々に供給する電位の領域分割パターンを示している。
図7(a)に示すように、センサ基板201を画面左の領域A、画面中央の領域B、画面右の領域Cに分け、各領域に配置される画素203をそれぞれ異なる電源配線HVDD_A、HVDD_B、HVDD_Cに接続する。なお、ここでは同一の領域内では画素によらず、すべて同一の電源配線に接続されている。
本第2の実施形態では、電源配線HVDD_Bに電位HVDD2を、また、電源配線HVDD_AとHVDD_Cに電位HVDD2に対して相対的に低い電位HVDD1を設定し、より高い電圧をかけるようにしている。以下にその理由について説明する。
撮像素子103の画素203は、光軸方向に直交する方向に広がりを持つ構造であるため、画素アレイの中央部に対して像高の高い位置ほどフォトンの受光効率が物理的に低下する特性を持つ。この周辺光量落ちは、一般的に受光部の面積が大きく、また一画素あたりのサイズが小さい構成ほど影響が大きくなる。また、レンズ部101そのもののケラレやコサイン4乗則による減光も、周辺部の感度低下の要因となり得る。
この特性に対して、センサ基板201の領域ごとに供給する電位HVDDを変えることで、撮像素子103の周辺光量落ちやレンズ部101の周辺減光に対応したアバランシェ増幅を生じさせることができる。つまり、第2の実施形態では、画像周辺部に相対的に高い電圧をかけることで、画像中央部に対する感度特性を相対的に向上させることにより、水平方向の周辺光量落ち及び周辺減光を補うことができる。
図7(b)は、第2の実施形態における他の電位HVDDの供給方法を示す模式図であり、センサ基板201の画素203それぞれに供給する電位の領域分割パターンを示している。
図7(b)に示す例では、センサ基板201を画面上の領域A、画面中央の領域B、画面下の領域Cに分け、各領域の画素203をそれぞれ異なる電源配線HVDD_A、HVDD_B、HVDD_Cに接続する。なお、ここでは同一の領域内では画素によらず、すべて同一の電源配線に接続されている。そして、電源配線HVDD_Bには電位HVDD2を、また、電源配線HVDD_AとHVDD_Cには、HVDD2に対して相対的に低い電位HVDD1を設定し、より高い電圧をかけるようにしている。
このように、図7(b)に示す例においても、画像周辺部において、電位HVDD1により、より高い電圧をかけることで、電位HVDD2を供給する画像中央部に対して相対的に感度特性を向上させる。これにより、垂直方向の周辺光量落ち及び周辺減光を補っている。
上記の通り第2の実施形態によれば、例えば撮像素子103の斜め入射光に対する光学特性や、レンズ部101の周辺光量落ちの特性に対して、領域ごとに感度の低下を抑えることが可能になる。また、後段の補正ゲイン等による画質劣化も抑制することができ、引いては撮像装置100の画質を向上させることができる。
なお、第2の実施形態では、図7に示したように、一例として領域を3分割する例について説明したが、像高の高い周辺部のみを分割したり、より細分化すること、あるいは連続的な領域分割とすることも可能である。さらには二次元的に領域を分割することも可能である。
また、電位HVDDの領域分割に伴って生じうる感度(アバランシェ確率)や飽和等の不連続性を、画像処理回路104で補正してもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態における撮像装置100の構成及び撮像素子103の概略構成も第1の実施形態において図1及び図2を参照して説明したものと同様であるため、ここでは説明を省略する。
図8は、第3の実施形態における電位HVDDの供給方法を示す模式図であり、センサ基板201の画素203に供給する電位HVDDの単位計数時間当たりの時刻依存を示している。なお、図8の縦軸は、上に行くほど電位HVDDが下がり、その結果逆バイアス電圧が高くなるように示されている。
この例では、一つの単位計数時間をTv=1/128sとして示しており、この単位計数時間内にAPD302に入射したフォトンの数を計数して、1フレームの画像信号とする。例えば、フレームレート120fps相当の動画像や静止画連写画像を出力する場合は、この単位計数時間を最大計数時間として、順次読み出しを継続する。また静止画像においては1フレームで撮影を終了する。なお、計数時間は最大計数時間の範囲内で任意に決められる。
図8(a)は、APD302に降伏電圧以上でかつ時間の経過とともに減衰するスロープ状の電位HVDDが供給されることを表す。なお、このスロープは時間の経過とともに増大する構成でもよい。このとき、時刻tAと記した付近の時間帯ではより低い電位HVDDが供給されており、電圧が相対的に高いため、画素203は高い感度(カウントレート)で入射フォトンをカウントする。一方、時刻tBと記した付近の時間帯では相対的に高い電位HVDDが供給されており、電圧が相対的に低いため、画素203は相対的に低い感度で入射フォトンをカウントする。
図8(c)は、第3の実施形態における効果を示す模式図である。例えば時刻tAでは相対的に高い感度(カウントレート)により、入射光量に対するパルス波形の分離が困難になることで飽和時の入射光量に制限が生じる。一方、時刻tBでは入射光量に対するパルス波形の分離が可能になることで、飽和光量を改善することができる。このようにすることで計数時間全体においてカウントが飽和することを改善することができる。また飽和光量以下のフォトンが入射した場合においても、時刻tAで感度を補うことができる。
なお、この電位HVDDの時刻変化による感度(カウントレート)や飽和光量の変化を予め取得しておくことで、撮像素子103を駆動して出力された画像信号を補正することもできる。あるいは、フレームや計数時間ごとに電位HVDDの特性を変化させることもできる。
図8(b)は、APDに降伏電圧以上の逆バイアス電圧をパルス状に印加するGGM(Gated Geiger Mode)方式を図8(a)に適用した例を表している。GGM方式は逆バイアス電圧を印加するゲート周期を例えば10ns、振幅1V以上で2値にAC変調させる技術である。このとき、計数時間をTv=1/128sと仮定した場合、カウント飽和は(1/128s)/(10ns)≒7.8×10^5と表される。この逆バイアス電圧は最大では降伏電圧以上であり、最小では降伏電圧以下となる。
一般にGGM方式は、APDが降伏して光電流が流れた際のアバランシェブレークダウンを停止させる目的で用いられる。またGGM方式を用いることで、入射したフォトンの数を電圧変調により時間分解して計測することが可能となる。
このGGM方式の電圧変調周波数によりカウントの飽和は規定することができるが、降伏電圧以上の電位HVDDが印加されると依然として暗電流等に起因するパルス(ダークカウント)が生成され得る。そのため、GGM方式においても、図8(a)のように最大電圧をスロープ化することで、時刻tBでダークカウントを抑え、また時刻tBでは十分な感度が得られない場合でも、時刻tAで感度を補うAPDの駆動が可能になる。
なお、第3の実施形態における電源配線は、1系統の電源配線により構成することができるが、第1及び第2の実施形態で図6及び図7を参照して説明したように、複数系統の電源配線により構成しても良い。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態における撮像装置100の構成及び撮像素子103の概略構成も第1の実施形態において図1及び図2を参照して説明したものと同様であるため、ここでは説明を省略する。
図9は、APD302の降伏電圧の温度依存と印加電圧との関係を説明する模式図である。図9に示すように、一般的にAPD302の温度Tが低い場合は降伏電圧が小さく(アバランシェ現象が起こり易い)、温度Tが高い場合は降伏電圧が大きい方へシフトする(アバランシェ現象が起こりにくい)ことが知られている。
ここで電位HVDDが所定値以上である場合、温度上昇に従ってアバランシェ増幅の確率が低減し、出力パルスが閾値に達しないイベントが存在することになる。これを回避するためには、温度による降伏電圧の変動を包含する高い電圧を生じさせる低い電位HVDDを常に印加することが考えられる。
しかしながら、APD302に流れる光電流やキャリアの熱雑音に起因する暗電流は電圧の上昇に伴って増大するため、常に高い電圧で駆動することはダークカウントや消費電力増大の要因となる。
そこで第4の実施形態では、図9に示すように、温度Tが低い場合(T=T2)は電位HVDD2を、温度Tが高い場合(T=T1)はHVDD2に対して相対的に低い電位HVDD1を設定している。つまり、電位HVDD1は、T=T1でも電圧が降伏電圧以上になるような値に設定される。
一方、電位HVDD2は、T=T1では降伏電圧以上になるような電圧とはならないが、温度がT=T2である場合にアバランシェ増幅を十分に引き起こし、かつ撮像素子103の消費電力を低減することができる。なお、このときAPD302には不図示の温度計測素子が備えられ、制御回路106でモニターを行い、供給する電位を決定する。
上記の通り第4の実施形態によれば、APD302の温度が変化した場合においても、暗電流等に起因するダークカウントや消費電力の増大を抑制した好適な画像を出力する効果を奏する。
なお、第4の実施形態における電源配線は、1系統の電源配線により構成することができるが、第1及び第2の実施形態で図6及び図7を参照して説明したように、複数系統の電源配線により構成しても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば個別に説明した第1から第4の実施形態を適宜組み合わせて適用することも可能である。
100:撮像装置、103:撮像素子、104:画像処理回路、105:タイミング発生回路、106:制御回路、201:センサ基板、202:回路基板、203:画素、204:画素制御部、205:信号処理回路、206:基板メモリ、301:クエンチ抵抗、302:アバランシェフォトダイオード(APD)、303:バッファ、304:カウンタ

Claims (9)

  1. フォトンの入射に応じて、出力電圧が変動する複数の受光素子と、
    前記複数の受光素子それぞれについて、前記出力電圧が予め決められた閾値を超えて変動する回数をカウントして、カウント値を出力するカウント手段と、
    前記複数の受光素子に、降伏電圧以上の複数の異なる逆バイアス電圧を印加する電圧供給手段と、を有し、
    前記複数の受光素子はそれぞれカラーフィルタを備え、前記電圧供給手段は、第1の色のカラーフィルタを備える前記受光素子に第1の逆バイアス電圧を印加し、前記第1の色と異なる第2の色のカラーフィルタを備える前記受光素子に前記第1の逆バイアス電圧よりも高い第2の逆バイアス電圧を印加することを特徴とする撮像素子。
  2. 前記カラーフィルタは、ベイヤー配列のカラーフィルタであって、前記第1の色は緑、前記第2の色は、赤または青であることを特徴とする請求項に記載の撮像素子。
  3. フォトンの入射に応じて、出力電圧が変動する複数の受光素子と、
    前記複数の受光素子それぞれについて、前記出力電圧が予め決められた閾値を超えて変動する回数をカウントして、カウント値を出力するカウント手段と、
    前記複数の受光素子に、降伏電圧以上の複数の異なる逆バイアス電圧を印加する電圧供給手段と、を有し、
    前記電圧供給手段は、第1の領域の前記受光素子に第の逆バイアス電圧を印加し、前記第1の領域よりも像高が高い第2の領域の前記受光素子に、前記第の逆バイアス電圧より高い第の逆バイアス電圧を印加することを特徴とする撮像素子。
  4. フォトンの入射に応じて、出力電圧が変動する複数の受光素子と、
    前記複数の受光素子それぞれについて、前記出力電圧が予め決められた閾値を超えて変動する回数をカウントして、カウント値を出力するカウント手段と、
    前記複数の受光素子に、降伏電圧以上の複数の異なる逆バイアス電圧を印加する電圧供給手段と、を有し、
    前記降伏電圧は温度に応じて変化し、前記電圧供給手段は、第1の温度の場合に該第1の温度における第1の降伏電圧以上の第の逆バイアス電圧を印加し、前記第1の温度よりも低い第2の温度の場合に、前記第1の降伏電圧未満であって、かつ、前記第2の温度における第2の降伏電圧以上の第の逆バイアス電圧を印加することを特徴とする撮像素子。
  5. 温度を計測する計測手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
  6. 前記逆バイアス電圧が大きくなると共に増加する暗電流に基づいて、前記閾値を決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像素子。
  7. 前記カウント値を処理する信号処理手段をさらに備え、
    前記複数の受光素子を第1の基板に構成し、前記カウント手段及び前記信号処理手段を第2の基板に構成し、前記第1の基板と前記第2の基板を積層したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像素子。
  8. 前記複数の受光素子の各受光素子はガイガーモードで駆動されたアバランシェフォトダイオードであって、前記各受光素子と前記電圧供給手段との間にクエンチ抵抗を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像素子。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像素子と、
    前記カウント値を、前記複数の受光素子それぞれに印加した前記逆バイアス電圧に基づいて補正する補正手段と
    前記カウント値に対してホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整手段と、を有し、
    前記電圧供給手段は、ホワイトバランス調整で用いるホワイトバランスゲインに応じて異なる逆バイアス電圧を印加することを特徴とする撮像装置。
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