JP7114178B2 - フォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、内容物を泡状に吐出させるフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器に関する。
例えばハンドソープ、ボディーソープ、シャンプー等の内容物を収容する容器として、内容物を収容する容器本体に、ノズルが設けられた押下げヘッドと、押下げヘッドが押下げ操作されると容器本体に収容されている内容物を空気と混合してノズルの吐出口から泡状に吐出させる泡吐出機構(例えばポンプ機構)と、を備えたフォーマーディスペンサーを装着したフォーマーディスペンサー付き容器が知られている。
また、このようなフォーマーディスペンサー付き容器として、吐出口を下方に向けた複数のノズルを備えたアダプタを押下げヘッドに装着することで、押下げヘッドを押し下げたときに、アダプタの複数の吐出口から吐出される泡状の内容物が、ある形態を模した泡の造形物に造形されるようにして、ノズルから吐出された泡の見た目の楽しさを向上させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-149060号公報
特許文献1に記載された従来のフォーマーディスペンサー付き容器によれば、押下げヘッドにアダプタを装着することで、ノズルからの泡の吐出パターンを、単独のノズルから単に泡を吐出させる通常パターンから、泡をある形態に造形して吐出させる造形パターンに切り替えることができる。しかし、当該切替えのためには、押下げヘッドに対してアダプタを着脱する必要があり、その切り替えが煩雑であるという問題点があった。
本発明の目的は、ノズルからの泡の吐出パターンを通常パターンと造形パターンとに容易に切り替えることが可能なフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器を提供することにある。
本発明のフォーマーディスペンサーは、ノズルと、容器本体に収容されている内容物を空気と混合して前記ノズルの吐出口から泡状に吐出させる泡吐出機構と、を備えたフォーマーディスペンサーであって、前記ノズルが、前記ノズルの軸心を中心として周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第1貫通孔を備えた第1ノズル体と、先端に前記吐出口を備えるとともに前記ノズルの軸心を中心として周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第2貫通孔を備え、前記第1ノズル体の内側または外側に軸方向に移動自在に嵌合する第2ノズル体と、を有し、前記第2ノズル体が、前記第1ノズル体の先端から突出するとともに前記第2貫通孔が前記第1貫通孔と前記第1ノズル体の先端との間に位置する突出位置と、前記突出位置から前記吐出口が前記第1ノズル体の先端に接近する方向に押し込まれて前記第2貫通孔が前記第1貫通孔に連通する押込み位置との間で移動自在であることを特徴とする。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、前記ノズルが、前記容器本体の軸方向に対して側方に向けて延びているのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、前記第2ノズル体が前記押込み位置となったときに、前記第1ノズル体の先端と前記第2ノズル体の先端の軸方向位置が一致するのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、前記第2ノズル体が前記第1ノズル体の内側に配置されているのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、前記第2ノズル体を前記押込み位置から前記突出位置に向けて付勢するバネ部材を有するのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、前記第2ノズル体と前記バネ部材とが合成樹脂材料により一体に形成されているのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、前記第1ノズル体にストッパ壁が設けられ、前記第2ノズル体が、前記ストッパ壁に係止されて前記第2ノズル体の前記突出位置よりも軸方向の外側に向けた移動を阻止するフック部を備えているのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、前記ノズルが押下げヘッドに設けられ、前記泡吐出機構が、前記押下げヘッドが押下げ操作されると作動するポンプ機構であるのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサー付き容器は、前記フォーマーディスペンサーと、前記フォーマーディスペンサーが装着された前記容器本体と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ノズルからの泡の吐出パターンを通常パターンと造形パターンとに容易に切り替えることが可能なフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るフォーマーディスペンサー付き容器の一部切欠き側面図である。 図1に示すフォーマーディスペンサー付き容器の一部切欠き平面図である。 (a)は第2ノズル体の斜視図であり、(b)同図(a)の矢視Aから見た第2ノズル体の背面図である。 図1に示すフォーマーディスペンサー付き容器の、第2ノズル体を押込み位置とした状態における一部切欠き側面図である。 通常パターンによりノズルから内容物を吐出している様子を示す斜視図である。 造形パターンによりノズルから内容物を吐出している様子を示す斜視図である。
以下、本発明のフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に例示説明する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲においては、「上方」、「下方」は図1に示す姿勢における「上方」、「下方」を意味するものとする。
図1に示す本発明の一実施の形態に係るフォーマーディスペンサー付き容器1は、容器本体2に、本発明の一実施の形態に係るフォーマーディスペンサー3を装着したものである。
フォーマーディスペンサー3が装着された容器本体2は、円筒状の口部2aの下端に有底筒状の胴部2b(図1においては上側の一部のみを示す。)が一体に設けられたボトル形状となっており、その内部には、例えば、ハンドソープ、ボディーソープ、シャンプー等の、空気と混合することで泡状化させることが可能な内容物が収容される。
容器本体2としては、例えばポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成樹脂製のブロー成形容器を用いることができるが、容器本体2の材質や形状等は種々変更可能である。
フォーマーディスペンサー3は、泡吐出具とも呼ばれるものであり、容器本体2に装着され、容器本体2に収容されている内容物を空気と混合し、図示しない発泡部材を通過させることによって泡状にして所定量ずつ吐出させることができる。フォーマーディスペンサー3は、装着部10、押下げヘッド20及び泡吐出機構としてのポンプ機構30を有している。
装着部10は合成樹脂材料により有頂円筒状に形成され、容器本体2の口部2aに、ねじ結合により着脱自在に装着されている。すなわち、フォーマーディスペンサー3は、装着部10を口部2aにねじ結合させることで容器本体2に装着されている。
なお、装着部10は、ねじ結合に替えて、例えば打栓等の他の手段によって容器本体2の口部2aに装着される構成とすることもできる。
装着部10の頂壁には上方に向けて突出する円筒状の筒状部11が一体に設けられ、筒状部11の内側には、ポンプ機構30の図示しないステムが筒状部11と同軸状に配置されている。
押下げヘッド20は合成樹脂製となっており、天面が略ドーム状となる有頂円筒状のヘッド本体21を有している。ヘッド本体21の下面には下方に向けて延びる円筒状の連結筒体22が一体に設けられ、連結筒体22はポンプ機構30の図示しないステムの上端に連結固定されている。押下げヘッド20は、ポンプ機構30のステムとともに上下方向(装着部10に接近、離反する方向)に移動自在となっており、使用者等によって押下げ操作されることで、図1に示す位置から下方(装着部10に接近する方向)に移動することができる。連結筒体22の内部は内容物の流路となっており、ポンプ機構30のステムの内部空間に連通し、当該ステムを介してポンプ機構30から圧送された泡状の内容物が供給される。
ヘッド本体21の下面には、連結筒体22の外側に該連結筒体22と同軸に円筒状のカバー筒23が一体に設けられており、押下げヘッド20が押下げ操作されて下方に向けて移動すると、カバー筒23は筒状部11の外側を移動するようになっている。
押下げヘッド20にはノズル40が設けられている。本実施の形態では、ノズル40は、ヘッド本体21の側部に連なり、容器本体2の軸方向に対して側方に、すなわち押下げヘッド20の押下げ方向に対して垂直な方向(水平方向)に延びている。
ノズル40は、第1ノズル体41と、第1ノズル体41とは別体に設けられて第1ノズル体41の内側に配置された第2ノズル体42とを有している。
図1、図2に示すように、第1ノズル体41は、上壁41a、下壁41b及び一対の側壁41cを有する横断面が略矩形の角筒状となっている。第1ノズル体41はヘッド本体21の側部に連なって当該ヘッド本体21と一体に設けられ、押下げヘッド20の押下げ方向に対して垂直な方向(水平方向)に延びている。第1ノズル体41の内部空間は、連結筒体22に設けられた連通路24を介して連結筒体22の内側に連通している。
第1ノズル体41は、ノズル40の軸心(第1ノズル体41の軸心)を中心として周方向に間隔を空けて並ぶ4つの第1貫通孔41dを備えている。より具体的には、第1ノズル体41の上壁41a、下壁41b及び一対の側壁41cに、それぞれ1つの第1貫通孔41dが設けられている。4つの第1貫通孔41dは、それぞれ円形であり、上壁41a、下壁41b及び一対の側壁41cを内外方向に貫通している。また、それぞれの第1貫通孔41dは、第1ノズル体41の軸方向中央よりも先端側に配置され、それぞれの軸方向位置は互いに一致している。なお、第1貫通孔41dの形状は円形に限らず、たとえば四角形状などの他の形状としてもよい。
図1~図3に示すように、第2ノズル体42は、合成樹脂製となっており、上壁42a、下壁42b及び一対の側壁42cを有し、横断面が第1ノズル体41よりも小さい略矩形の角筒状となっている。第2ノズル体42は、上壁42a、下壁42b及び一対の側壁42cの外側面が、それぞれ第1ノズル体41の上壁41a、下壁41b及び一対の側壁41cの内側面に摺接するように、第1ノズル体41の内側に軸方向に移動自在に嵌合している。第2ノズル体42の内部空間は、第1ノズル体41の内側空間に連通するとともに連通路24を介して連結筒体22の内側に連通している。
第2ノズル体42は、ノズル40の軸心(第2ノズル体42の軸心)を中心として周方向に間隔を空けて並ぶ4つの第2貫通孔42dを備えている。より具体的には、第2ノズル体42の上壁42a、下壁42b及び一対の側壁42cに、それぞれに1つの第2貫通孔42dが設けられている。4つの第2貫通孔42dは、それぞれ第1ノズル体41の第1貫通孔41dと同径の円形であり、上壁42a、下壁42b及び一対の側壁42cを内外方向に貫通している。また、それぞれの第2貫通孔42dは、第2ノズル体42の軸方向中央よりも先端側に配置され、それぞれの軸方向位置は互いに一致している。なお、第2貫通孔42dの形状は円形に限らず、たとえば四角形状などの他の形状としてもよい。また、第2貫通孔42dの形状を円形とする場合においては、第1貫通孔41dと同径に限らず、異なる径としてもよい。
第2ノズル体42の先端(ヘッド本体21の側を向く端部とは反対側の端部)は開口しており、当該開口は、ポンプ機構30から圧送されてきた内容物を外部に向けて吐出する吐出口42eとなっている。
第2ノズル体42は、第1ノズル体41の先端から突出するとともに第2貫通孔42dが第1貫通孔41dと第1ノズル体41の先端との間に位置する突出位置(図1、図2に示す位置)と、突出位置から第1ノズル体41の内部に向けて(図1中右側に向けて)押し込まれて4つの第2貫通孔42dがそれぞれ対応する第1貫通孔41dに連通する押込み位置(図4に示す位置)との間で移動自在となっている。本実施の形態では、図4に示すように、第2貫通孔42dが押込み位置となると、第1ノズル体41の先端と第2ノズル体42の先端の軸方向位置が一致する。
図1、図2に示すように、第2ノズル体42が突出位置にあるときには、第1ノズル体41の4つの第1貫通孔41dは、それぞれ第2ノズル体42の上壁42a、下壁42b及び一対の側壁42cにより閉塞され、第2ノズル体42の4つの第2貫通孔42dは、それぞれ第1ノズル体41の上壁41a、下壁41b及び一対の側壁41cにより閉塞される。したがって、第2ノズル体42が突出位置にあるときには、ノズル40は吐出口42eのみが開放され、第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dは閉塞された状態となる。
一方、第2ノズル体42が押込み位置にあるときには、第2ノズル体42の4つの第2貫通孔42dが、それぞれ対応する第1貫通孔41dに連通する。したがって、第2ノズル体42が押込み位置にあるときには、ノズル40は、その先端の吐出口42eに加えて、第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dを通してノズル40の側方の4箇所においても開放される。
第2ノズル体42には2本のバネ部材50が設けられている。本実施の形態では、バネ部材50は、合成樹脂材料の射出成形によって第2ノズル体42と一体に形成されている。
図3(a)、(b)に示すように、一方のバネ部材50は、第2ノズル体42の上壁42aの連結筒体22の側を向く後端に一体に連なり、そこから第2ノズル体42の軸心を中心として周方向に湾曲しつつ連結筒体22の側に向けて延びる細長い棒状に構成されている。他方のバネ部材50は、第2ノズル体42の下壁42bの連結筒体22の側を向く後端に一体に連なり、そこから第2ノズル体42の軸心を中心として周方向に湾曲しつつ連結筒体22の側に向けて延びる細長い棒状に構成されている。これらのバネ部材50は、それぞれ湾曲度合いを変化させつつ軸方向に弾性変形自在となっている
図1、図2に示すように、第2ノズル体42が突出位置にあるときには、2本のバネ部材50は、それぞれ軸方向に僅かに圧縮するように弾性変形した状態で連結筒体22の外面に当接している。これにより、第2ノズル体42は、これらのバネ部材50によって、押込み位置から突出位置に向けた方向に付勢されている。
第2ノズル体42にはフック部51が一体に設けられている。より具体的には、第2ノズル体42の後端には第2ノズル体42の軸心に中心が一致する略十字形状の支持体52が一体に設けられ、支持体52の中心には後方に向けて延びる支持柱53が一体に設けられ、支持柱53の後端にフック部51が設けられている。フック部51は、それぞれ第2ノズル体42の先端側に向けて徐々に互いの間隔が広がるように傾斜する一対のフック片51aを備えている。第2ノズル体42は、これらのフック片51aが、連結筒体22の第1ノズル体41の後端側の内面に連なる部分に連結筒体22の内部の側から係止されることにより、突出位置よりも軸方向の外側に向けた移動が阻止されている。
このように、第2ノズル体42は、バネ部材50によって押込み位置から突出位置に向けて付勢されるとともにフック部51によって突出位置よりも軸方向の外側に向けた移動が阻止されることで、通常状態において突出位置に保持されるようになっている。一方、第2ノズル体42を第1ノズル体41の内部に向けて押し込むことで、バネ部材50を弾性変形させて押込み位置にまで移動させることができる。図4に示すように、第2ノズル体42が押込み位置となると、フック部51がその後端側の部分において連結筒体22の内面に当接し、第2ノズル体42が押込み位置を超えてさらに後方に移動することが防止される。
ポンプ機構30は、装着部10に支持されて筒状部11及び容器本体2の内部に配置されている。ポンプ機構30は、押下げヘッド20が押下げ操作されて図示しないステムが押下げヘッド20とともに下方に向けて移動することにより作動して、容器本体2に収容されている内容物を空気と混合して泡状とし、泡状となった内容物を、ステム、連結筒体22の内部及び連通路24を通してノズル40に圧送する。ポンプ機構30からノズル40に圧送された泡状の内容物は、第1ノズル体41の内側を通るとともに、支持体52の間から第2ノズル体42の内側に流入し、吐出口42eないし第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dを通して外部に吐出される。
押下げヘッド20の押下げ操作が解除されて押下げヘッド20とともにステムが押し下げられる前の初期位置に復帰すると、当該復帰動作において容器本体2に収容されている内容物がポンプ機構30の内部に取り込まれる。そして、次に押下げヘッド20が押下げ操作されたときに、ポンプ機構30に取り込まれた内容物がノズル40に向けて圧送される。
なお、ポンプ機構30としては、押下げヘッド20が押下げ操作されることで作動し、容器本体2に収容されている内容物を空気と混合してノズル40から泡状に吐出させることができるものであれば、種々の構成のものを用いることができる。例えば、本実施の形態では、ポンプ機構30として、それぞれステムに連通する空気用と内容物用の2つのシリンダと、それぞれのシリンダに対応した2つのピストンと、内容物用のシリンダに接続された吸引管と、内容物用のシリンダと吸引管との間に設けられた逆止弁とを備え、ステムが初期位置に復帰動作すると2つのピストンが作動して容器本体2の内部の内容物が吸引管を通して内容物用のシリンダに取り込まれるとともに空気用のシリンダに空気が取り込まれ、ステムが押下げヘッド20とともに押下げ操作されると2つのピストンが逆方向に作動して内容物用のシリンダに取り込まれている内容物と空気用シリンダに取り込まれている空気とが混合されつつノズル40に圧送される構成のものが用いられている。
上記構成を有するフォーマーディスペンサー付き容器1は、容器本体2に内容物を収容した状態とし、押下げヘッド20を押下げ操作することで、ノズル40から泡状の内容物を吐出させることができる。このとき、フォーマーディスペンサー付き容器1は、第1ノズル体41から突出する第2ノズル体42の押し込みの有無によって、ノズル40からの泡の吐出パターンを通常パターンと造形パターンとに容易に切り替えることができる。
すなわち、フォーマーディスペンサー付き容器1は、図5に示すように、ノズル40の第2ノズル体42の吐出口42eに、例えば手のひらなどの吐出対象体60を押し当てることなく、第2ノズル体42を第1ノズル体41から突出する突出位置としたまま押下げヘッド20を押下げ操作することで、ノズル40の第2ノズル体42の吐出口42eから吐出対象体60に泡状の内容物70を吐出させることができる。このとき、第1ノズル体41に設けられた第1貫通孔41d及び第2ノズル体42に設けられた第2貫通孔42dは、それぞれ閉塞されているので、泡状の内容物70は所定の形状に造形されることなく、第2ノズル体42の吐出口42eのみから吐出される。
なお、第2ノズル体42は、上壁42a、下壁42b及び一対の側壁42cの外側面が、それぞれ第1ノズル体41の上壁41a、下壁41b及び一対の側壁41cの内側面に摺接するように第1ノズル体41に嵌合しているので、第1ノズル体41と第2ノズル体42との間に泡状の内容物70が流通することはない。
一方、図4、図6に示すように、例えば手のひらなどの吐出対象体60をノズル40の第2ノズル体42の先端に押し当て、吐出対象体60によって吐出口42eを閉塞しつつ第2ノズル体42を押込み位置にまで押し込んだ状態とし、この状態で押下げヘッド20を押下げ操作することで、泡状の内容物70を4つの第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dを通して造形しつつ外部に吐出させることができる。すなわち、第2ノズル体42の先端に吐出対象体60を押し当てて第2ノズル体42を押込み位置にまで押し込むことで、吐出口42eを閉塞しつつ4つの第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dを互いに連通させることができ、これにより、ポンプ機構30から圧送されてきた泡状の内容物70を、吐出口42eから吐出させることなく、ノズル40の周方向に並ぶ4つの第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dを通してノズル40の軸方向に直交する方向に向けて吐出対象体60の表面に沿って放射状に吐出させることができる。このように、ノズル40の周方向に並ぶ4つの第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dを通して吐出対象体60の表面に沿って泡状の内容物70を放射状に吐出させることにより、図6に示すように、ノズル40から吐出対象体60の上に吐出された泡状の内容物70を、4つの花弁を有する花のような形状の立体的な造形物に形成することができる。したがって、ノズル40から吐出された泡状の内容物70の見た目の楽しさを向上させ、フォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3の商品価値を高めることができる。
このように、本実施の形態のフォーマーディスペンサー付き容器1によれば、第1ノズル体41から突出する第2ノズル体42を押込み位置に向けて押し込むか否かにより、ノズル40からの泡の吐出パターンを、泡状の内容物70を所定の形状に造形させることなく吐出させる通常パターンと、泡状の内容物70を所定の形状に造形して吐出させる造形パターンとに容易に切り替えることができる。
ここで、本実施の形態においては、ノズル40を、容器本体2の軸方向に対して側方(押下げヘッド20の側方)に向けて延びるとともに、4つの第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dを、それぞれノズル40の軸心を中心として周方向に間隔を並べて設けた構成としている。これにより、造形パターンにおいて、押下げヘッド20を押下げ操作して吐出対象体60に泡状の内容物70を所定の形状の造形物として吐出させる際に、手のひらなどの吐出対象体60をノズル40に対して側方から押し当てることができるようにして、ノズル40からの吐出対象体60に向けて吐出される泡状の内容物70がノズル40に遮られて視認し難くなることを無くして、4つの第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dから吐出対象体60に吐出されて所定形状の造形物に造形されていく泡状の内容物70の様子を、ノズル40によって遮られることなく良好に視認可能とすることができる。これにより、造形パターンにおいて、ノズル40の複数の第1貫通孔41d及び第2貫通孔42dから吐出された泡状の内容物70が所定の造形物に造形されていく様子の視認性を高めて、フォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3の商品価値をさらに高めることができる。
また、本実施の形態においては、第2ノズル体42を第1ノズル体41の内側に配置するようにしたので、第2ノズル体42を突出位置と押込み位置との間で移動させる際に、他の部材や操作者の指等が第2ノズル体42に不意に触れることを防止することができる。これにより、第2ノズル体42の突出位置と押込み位置との間の移動をより確実に行わせることができるようにして、フォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3における吐出パターンの切り替えをさらに容易かつ確実に行わせることができる。
さらに、本実施の形態においては、第2ノズル体42が押込み位置となったときに、第1ノズル体41の先端と第2ノズル体42の先端の軸方向位置が一致するようにしたので、手のひら等の吐出対象体60を第2ノズル体42の先端に押し当て、吐出対象体60が第1ノズル体41の先端に当接するまで第2ノズル体42を第1ノズル体41の内部に向けて押し込むことで、押込み量を調整することなく、第2ノズル体42を容易かつ確実に押込み位置に移動させることができる。これにより、フォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3における吐出パターンの切り替えをさらに容易にすることができる。
さらに、本実施の形態においては、第2ノズル体42をバネ部材50によって押込み位置から突出位置に向けて付勢する構成としたので、第2ノズル体42を押込み位置にまで移動させて造形パターンで泡状の内容物70の吐出を行った後、第2ノズル体42の押込みを解除することで、第2ノズル体42を通常パターンに対応した突出位置に自動的に移動(復帰)させることができる。これにより、吐出パターンを通常パターンから造形パターンに切り替えたいときにのみ第2ノズル体42を押し込んで切替え操作を行えばよく、通常パターンで吐出する際には吐出パターンの切替え操作を不要として、フォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3における吐出パターンの切り替えをさらに容易にすることができる。
さらに、本実施の形態においては、第2ノズル体42とバネ部材50とを合成樹脂材料により一体に形成した構成としたので、例えば合成樹脂材料を用いた射出成形等によって、バネ部材50が一体に形成された第2ノズル体42を容易かつ安価に形成することができる。これにより、フォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3のコストを低減することができる。
さらに、本実施の形態においては、第2ノズル体42に設けたフック部51を、第1ノズル体41のストッパ壁である連結筒体22に係止させて第2ノズル体42の突出位置よりも軸方向の外側に向けた移動を阻止するようにしたので、第2ノズル体42を第1ノズル体41の内部に押し込んで、フック部51を連通路24に通して連結筒体22に係止させるだけの簡単な操作で、第2ノズル体42の突出位置よりも軸方向の外側に向けた移動を阻止することができる。これにより、フォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3の構成を簡素化して、そのコストを低減することができる。
さらに、本実施の形態においては、泡吐出機構としてポンプ機構30を用いるようにしたので、泡吐出機構の構成を簡素化して、上記効果を有するフォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3のコストをさらに低減させることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、泡吐出機構として押下げヘッド20の押下げ操作によって手動で作動するポンプ機構30を用いているが、例えば、圧縮ガス等の加圧媒体の圧力により内容物を吐出させるエアゾール機構や、電動ポンプ機構などの、種々の構成のものを用いることもできる。また、容器本体2を、その胴部2bをスクイズ可能な構成とし、泡吐出機構として、容器本体2の胴部2bがスクイズされたときに内容物を泡状にしてノズル40から吐出させる構成のものを採用することもできる。
また、第1ノズル体41のそれぞれの第1貫通孔41d及び第2ノズル体42のそれぞれの第2貫通孔42dの数や形状は、上記に限らず、種々変更可能である。
さらに、第2ノズル体42が押込み位置となったときに、第2ノズル体42のそれぞれの第2貫通孔42dが第1ノズル体41の対応する第1貫通孔41dに連通することができれば、第1ノズル体41のそれぞれの第1貫通孔41dの軸方向位置を互いに相違させ、第2ノズル体42のそれぞれの第2貫通孔42dの軸方向位置を互いに相違させるようにしてもよい。
さらに、第1ノズル体41及び第2ノズル体42は、角筒状に限らず、円筒状に形成することもできる。この場合、第1貫通孔41dと第2貫通孔42dとの周方向位置にずれが生じるのを防止するために、第1ノズル体41に対して第2ノズル体42が軸心を中心として回転するのを防止する回止めを設けるのが好ましい。
さらに、第2ノズル体42を第1ノズル体41の外側に嵌合させて突出位置と押込み位置との間で移動自在とする構成とすることもできる。
さらに、バネ部材50としては上記構成のものに限らず、第2ノズル体42を押込み位置から突出位置に向けて付勢することができるものであれば、例えば、コイルスプリング等の他の部材を用いることもできる。この場合、バネ部材50は、第2ノズル体42と一体に設けられていてもよく、別体に設けられてもよい。
さらに、フック部51としては上記構成のものに限らず、第1ノズル体41に設けられたストッパ壁に係止されて第2ノズル体42の突出位置よりも軸方向の外側に向けた移動を阻止することができるものであれば、種々の構成を採用することができる。
さらに、第1ノズル体41に、それぞれの第1貫通孔41dに連なる分岐ノズルを一体に設けた構成とすることもできる。それぞれの分岐ノズルの先端開口は、ノズル40の軸方向に向けて開口させることができる。この場合、分岐ノズルの先端開口の位置を、押込み位置にまで押し込まれた第2ノズル体42の先端の位置よりも軸方向のヘッド本体21の側に配置するのがよい。これにより、第2ノズル体42の先端を手のひら等の吐出対象体60に押し付けたときに、分岐ノズルの先端開口が吐出対象体60の表面に対して所定の距離だけ離れた状態となって、第1貫通孔41dを通して分岐ノズルから吐出される泡状の内容物70をより立体的に造形させることができる。
1 フォーマーディスペンサー付き容器
2 容器本体
2a 口部
2b 胴部
3 フォーマーディスペンサー
10 装着部
11 筒状部
20 押下げヘッド
21 ヘッド本体
22 連結筒体
23 カバー筒
24 連通路
30 ポンプ機構(泡吐出機構)
40 ノズル
41 第1ノズル体
41a 上壁
41b 下壁
41c 側壁
41d 第1貫通孔
42 第2ノズル体
42a 上壁
42b 下壁
42c 側壁
42d 第2貫通孔
42e 吐出口
50 バネ部材
51 フック部
52 支持体
53 支持柱
60 吐出対象体
70 泡状の内容物

Claims (9)

  1. ノズルと、容器本体に収容されている内容物を空気と混合して前記ノズルの吐出口から泡状に吐出させる泡吐出機構と、を備えたフォーマーディスペンサーであって、
    前記ノズルが、
    前記ノズルの軸心を中心として周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第1貫通孔を備えた第1ノズル体と、
    先端に前記吐出口を備えるとともに前記ノズルの軸心を中心として周方向に間隔を空けて並ぶ複数の第2貫通孔を備え、前記第1ノズル体の内側または外側に軸方向に移動自在に嵌合する第2ノズル体と、を有し、
    前記第2ノズル体が、前記第1ノズル体の先端から突出するとともに前記第2貫通孔が前記第1貫通孔と前記第1ノズル体の先端との間に位置する突出位置と、前記突出位置から前記吐出口が前記第1ノズル体の先端に接近する方向に押し込まれて前記第2貫通孔が前記第1貫通孔に連通する押込み位置との間で移動自在であることを特徴とするフォーマーディスペンサー。
  2. 前記ノズルが、前記容器本体の軸方向に対して側方に向けて延びている、請求項1に記載のフォーマーディスペンサー。
  3. 前記第2ノズル体が前記押込み位置となったときに、前記第1ノズル体の先端と前記第2ノズル体の先端の軸方向位置が一致する、請求項1または2に記載のフォーマーディスペンサー。
  4. 前記第2ノズル体が前記第1ノズル体の内側に配置されている、請求項1~3の何れか1項に記載のフォーマーディスペンサー。
  5. 前記第2ノズル体を前記押込み位置から前記突出位置に向けて付勢するバネ部材を有する、請求項に記載のフォーマーディスペンサー。
  6. 前記第2ノズル体と前記バネ部材とが合成樹脂材料により一体に形成されている、請求項5に記載のフォーマーディスペンサー。
  7. 前記第1ノズル体にストッパ壁が設けられ、
    前記第2ノズル体が、前記ストッパ壁に係止されて前記第2ノズル体の前記突出位置よりも軸方向の外側に向けた移動を阻止するフック部を備えている、請求項~6の何れか1項に記載のフォーマーディスペンサー。
  8. 前記ノズルが押下げヘッドに設けられ、
    前記泡吐出機構が、前記押下げヘッドが押下げ操作されると作動するポンプ機構である、請求項1~7の何れか1項に記載のフォーマーディスペンサー。
  9. 請求項1~8の何れか1項に記載された前記フォーマーディスペンサーと、
    前記フォーマーディスペンサーが装着された前記容器本体と、を有することを特徴とするフォーマーディスペンサー付き容器。
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