JP7113166B2 - 電解水散布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電解水を生成して散布する電解水散布装置に関する。
空気中の細菌、真菌、ウイルス、臭い等の除去を行うために、電気分解により次亜塩素酸を含む電解水を生成して散布する電解水散布装置が知られている。
従来、次亜塩素酸の生成は、ユーザが直接設定した生成量や、ユーザにより設定された風量(電解水を散布するときの風量)に基づき決定される固定生成量となるように、行われていた。即ち、従来の電解水散布装置では次亜塩素酸の生成量が固定となるため、実際の使用環境に対しては、生成量が多すぎたり少なすぎたりする可能性があった。
一方、電解水に含まれる次亜塩素酸濃度を測定し、次亜塩素酸の量を調整する技術が知られている(特許文献1)。
特開2006-26214号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、電解水に含まれる次亜塩素酸の濃度を安定させるものであり、使用環境に応じて最適な次亜塩素酸生成量を提供するまでには至らなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、使用環境に応じて最適な量の活性酸素種を生成できる電解水散布装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の電解水散布装置は、以下を特徴とするものである。即ち、本発明の電解水散布装置は、所定空間に存在する空気の浄化を行う電解水散布装置であって、
電解水を生成する電解水生成部と、筐体内に電解水生成部が生成した電解水を吸気口から吸い込んだ空気に接触させて吹出口から散布する散布部と、電解水生成部と散布部とを制御する制御部と、所定空間の二酸化炭素濃度を算出する二酸化炭素算出手段と、所定空間の人を検知する人検出手段と、人検出手段の値を用いて所定空間の人の活動量を判定する活動量判定部と、を備え、制御部は、電解水生成部への電気分解のための通電を行う通電時間と通電停止後の非通電時間とを一周期とし、当該一周期を複数回繰り返すことで電解水の生成を制御する生成制御部と、二酸化炭素算出手段の値に基づいて通電時間、非通電時間、通電時間における電力量及び散布部による風量を決定する浄化能力決定部と、を備え、浄化能力決定部は、二酸化炭素算出手段の値と、活動量判定部の検出値とを用いて、通電時間、非通電時間、通電時間における電力量及び散布部による風量を決定する。また、本発明の電解水散布装置は、所定空間に存在する空気の浄化を行う電解水散布装置であって、電解水を生成する電解水生成部と、筐体内に電解水生成部が生成した電解水を吸気口から吸い込んだ空気に接触させて吹出口から散布する散布部と、電解水生成部と前記散布部とを制御する制御部と、所定空間の二酸化炭素濃度を算出する二酸化炭素算出手段と、を備え、二酸化炭素算出手段は、水素を検出する水素検出手段と、水素検出手段の値から人排出の二酸化炭素濃度を推定する人排出二酸化炭素推定手段と、を備え、制御部は、電解水生成部への電気分解のための通電を行う通電時間と通電停止後の非通電時間とを一周期とし、当該一周期を複数回繰り返すことで電解水の生成を制御する生成制御部と、二
酸化炭素算出手段の値に基づいて通電時間、非通電時間、通電時間における電力量及び散布部による風量を決定する浄化能力決定部と、を備える。
本発明の電解水散布装置によれば、電解部への電気分解のための通電を行う通電時間と、前記通電停止後の非通電時間と、前記通電時間における電力量と、散布部による風量が、二酸化炭素算出手段の値に基づいて決定される。これにより、本発明の電解水散布装置は、使用環境の二酸化炭素濃度に応じて最適な量の活性酸素種を生成できるという効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る電解水散布装置の斜視図である。 同電解水散布装置の斜視図である。 同電解水散布装置の断面図である。 同電解水散布装置の断面図である。 同電解水散布装置の機能ブロック図である。 二酸化炭素濃度と浄化能力レベルの関係の一例を示す模式図である。 (a)は、浄化能力レベルと風量との関係の一例を示す模式図であり、(b)は、浄化能力レベルと電力量との関係の一例を示す模式図であり、(c)は、浄化能力レベルと通電時間との関係の一例を示す模式図であり、(d)は、浄化能力レベルと非通電時間との関係の一例を示す模式図であり、(e)は、浄化能力レベルと風量及び電解水生成条件との関係の一例を示す模式図である。 本発明の第2実施形態である電解水散布装置の機能ブロック図である。 二酸化炭素濃度と活動量と浄化能力レベルの関係の一例を示す模式図である。 本発明の第3実施形態である電解水散布装置の機能ブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、図1~7を参照して、本発明の第1実施形態である電解水散布装置Dについて説明する。図1は、電解水散布装置Dの斜視図であり、電解水散布装置Dを前面側から見た図である。図2は、電解水散布装置Dの斜視図であり、図1のパネル3を開いた状態で電解水散布装置Dを前面側から見た図である。
図1、2に示す通り、電解水散布装置Dは、略箱形状の本体ケース1を備え、本体ケース1の両側面には略四角形状の吸気口2を有している。本体ケース1の天面には、開閉式の吹出口6が設けられている。図1、2では、吹出口6は閉じた状態である。
本体ケース1の前面側から見て、右側の側面(本体ケース1の一方側の側面)である第1の本体側面1Aには、開閉可能なパネル3が設けられている。本体ケース1の一方側の側面の吸気口2は、パネル3に設けられている。パネル3を開くと、縦長四角形状の開口4が現れる。開口4から、後述する貯水部14、タンク部材15、錠剤投入ケース18a等が取り出し可能に構成されている。
図3は、電解水散布装置Dの正面視中央部分を縦方向に切った断面図であり、電解水散布装置Dを右側から見た図である。図4は、電解水散布装置Dの正面視右側を縦方向に切った断面図であり、電解水散布装置Dにおける右側から見た図である。
図2、図3、図4に示すように、本体ケース1内には、電解水生成部5と、タンク部材15と、散布部19と、風路8とを備えている。電解水生成部5は、貯水部14と、電解部17と、電解促進錠剤投入部18と、投入制御部41(図5参照)とを備えている。
貯水部14は、天面を開口した箱形状しており、水を貯水できる構造となっている。貯水部14は、本体ケース1の下部に配置され、本体ケース1から水平方向にスライドして着脱可能となっており、開口4から取り出すことができる。貯水部14は、タンク部材15から供給される水を貯水する。
電解部17は、電極部材(図示せず)を備えており、この電極部材が貯水部14内の水に浸かるように設置される。電解部17は、この電極部材に通電することにより、貯水部14内の塩化物イオンを含む水を電気化学的に電気分解し、活性酸素種を含む電解水を生成させる。ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ酸素分子と、その関連物質のことである。例えば、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシラジカル、或いは過酸化水素といった所謂狭義の活性酸素に、オゾン、次亜塩素酸(次亜ハロゲン酸)等といった所謂広義の活性酸素を含む。
電解部17は、電極部材への電気分解するための通電を行う通電時間と、その通電停止後の時間、つまり通電を行っていない時間である非通電時間を一周期として、その一周期を複数回繰り返すことで、電解水を生成する。非通電時間に対して通電時間を長くすれば、一周期当たりにおいてより多くの量の活性酸素種を含む電解水が生成される。また通電時間に対して非通電時間を長くすれば、一周期当たりの活性酸素種の生成が抑えられる。さらに、通電時間における電力量を大きくすれば、より多くの量の活性酸素種を含む電解水が生成される。詳細は後述するが、電解水散布装置Dは、この通電時間と、非通電時間と、通電時間における電力量と、送風部7の風量とを、二酸化炭素算出手段51の値に基づいて決定する。これにより、使用環境に応じて最適な量の活性酸素種を生成できる。
電解促進錠剤投入部18は、錠剤投入ケース18aと、錠剤投入ケース18a内に設けた錠剤投入部材(図示せず)と、錠剤投入ケース18aの上部に着脱自在に設けられた錠剤投入カバー18bとを備えている。錠剤投入ケース18aは、開口4から取り出し可能に構成される。ユーザは、取り出した錠剤投入ケース18aから錠剤投入カバー18bを外すことで、ユーザが錠剤投入ケース18a内に電解促進錠剤を装填できる。
錠剤投入部材が回動すると、電解促進錠剤が錠剤投入ケース18aの底面の落下開口(図示せず)より貯水部14に落下する。この電解促進錠剤が貯水部14内の水に溶け込むことにより、貯水部14の水が塩化物イオンを含む水となる。なお、電解促進錠剤の一例は、塩化ナトリウムである。
投入制御部41は、例えば錠剤投入ケース18aの底面の落下開口付近に設けられ、電解促進錠剤投入部18による電解促進錠剤の投入を制御する。後述する制御部30より電解促進錠剤の投入指示があると、投入制御部41は電解促進錠剤投入部18に設けられた錠剤投入部材の回動を開始する。そして、投入制御部41は、錠剤投入ケース18aから貯水部14に落下された電解促進錠剤の有無を判断し、錠剤投入ケース18aから貯水部14に電解促進錠剤が落下したと判断すると、錠剤投入部材の回動を停止する。
なお、電解水散布装置Dは、電解促進錠剤投入部18及び投入制御部41を有していなくてもよい。この場合は、電解水散布装置Dが、ユーザに対して電解促進錠剤の投入を指示する報知を表示や発音によって行い、ユーザに電解促進錠剤を直接貯水部14へ投入させるようにしてもよい。
タンク部材15は、本体ケース1内部の正面視右側の側面に設置され、貯水部14から着脱可能な構造となっており、開口4から取り出すことができる。タンク部材15は、貯水部14の底面に設けられたタンク保持部14aに装着されている。タンク部材15は、水を貯水するタンク15aと、タンク15aの開口(図示せず)に設けられた蓋15bとを備えている。蓋15bの中央には、開閉部(図示せず)が設けられており、この開閉部が開くと、タンク15a内の水が、貯水部14へ供給される。
具体的には、タンク15aの開口を下向きにして、タンク部材15を貯水部14のタンク保持部14aに取り付けると、タンク保持部14aによって開閉部が開く。つまり、タンク部材15に水を入れてタンク保持部14aに取り付けると、開閉部が開いて貯水部14に給水され、貯水部14内に水が溜まる。貯水部14内の水位が上昇して蓋15bのところまで到達するとタンク部材15の開口が水封されるので給水が停止し、タンク部材15の内部には水が残り、貯水部14内の水位が下がった場合に都度、タンク15a内部の水が貯水部14に給水される。即ち、貯水部14内の水位は一定に保たれる。
なお、電解水散布装置Dは、タンク部材15を有していなくてもよい。この場合は、電解水散布装置Dに対して、水を供給するラインを水道水よりひき、貯水部14内の水位が下がった場合に、貯水部14内の水位が所定位置に上昇するまで、水道水を供給するようにしてもよい。
散布部19は、送風部7と、フィルター部16とを備える。送風部7は、本体ケース1の中央部に設けられ、モータ部9と、モータ部9により回転するファン部10と、それらを囲むスクロール形状のケーシング部11とを備えている。モータ部9は、ケーシング部11に固定されている。
ファン部10は、シロッコファンであり、モータ部9から水平方向に延びた回転軸9aに固定され、モータ部9は、ケーシング部11に固定されている。モータ部9の回転軸9aは、本体ケース1の前面側から背面側に延びている。ケーシング部11は、ケーシング部11の本体ケース1における上面側に吐出口12を備え、ケーシング部11の本体ケース1における背面側に吸込口13を有している。
送風部7の風量は、二酸化炭素の濃度に応じて、風量単位時間(例えば、5分)毎に決定される。決定された風量に基づき、モータ部9の回転量が制御される。なお、電解水を生成する一周期は、この風量単位時間に複数分割され得る。
フィルター部16は、貯水部14に貯水された電解水と、送風部7によって本体ケース1内に流入した室内空気とを接触させる部材である。フィルター部16は、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔を備えたフィルター16aを配置し、その一端が貯水部14の水に浸漬され、保水されるように、フィルター16aの中心軸を回転中心として貯水部14に回転自在に内蔵されている。そして、フィルター部16は、駆動部(図示しない)により回転され、電解水と室内空気を連続的に接触させる構造となっている。
風路8は、吸気口2と吹出口6とを連通し、吸気口2から順に、フィルター部16、送風部7、吹出口6を備えている。モータ部9によってファン部10が回転すると、吸気口2から吸い込まれ風路8内に入った外部の空気は、順に、フィルター16a、送風部7、吹出口6を介して、電解水散布装置Dの外部へ吹き出される。これにより、貯水部14にて生成された電解水が外部へ散布される。なお、電解水散布装置Dは、必ずしも電解水そのものを撒くものでなくてもよく、結果的に生成した電解水由来(揮発を含む)の活性酸素種を散布するものであっても電解水散布に含まれる。
図5は、電解水散布装置Dの機能をブロックで示した機能ブロック図である。電解水散布装置Dは、電解水生成部5及び散布部19等、電解水散布装置D全体を制御する制御部30を備えている。制御部30は、例えば、本体ケース1(図1参照)の天面に設けられた操作パネルの裏側に設けられている。電解水散布装置Dは、また、二酸化炭素算出手段51を有しており、これは制御部30と接続される。
二酸化炭素算出手段51は、二酸化炭素を検出する二酸化炭素検出手段52と、二酸化炭素検出手段52の値から二酸化炭素の濃度を推定する二酸化炭素推定手段53とからなり、二酸化炭素の濃度を取得する。
二酸化炭素検出手段52は、吹出口6から吹き出される電解水(又は活性酸素種)を含む空気の影響を受けない場所に設けられる。これにより、電解水散布装置Dが設置された場所における二酸化炭素の濃度を正確に把握できる。
制御部30は、浄化能力決定部54、生成制御部34を備えている。
生成制御部34は、電解部17における電解水の生成を制御する。具体的には、電解部17の電極部材への電気分解するための通電を行う通電時間と、その通電停止後の非通電時間を一周期として、その一周期を繰り返すことで、電解部17において電解水を生成させる。
浄化能力決定部54は、風量単位時間毎に、二酸化炭素算出手段51により取得された二酸化炭素濃度より判断される浄化能力レベルに基づいて、電解部17における電解水の生成条件及び送風部7の風量を決定する。電解水生成条件とは、電解水を生成する一周期における通電時間及び非通電時間と、その通電時間における電力量である。
図6は、二酸化炭素濃度と浄化能力レベルとの関係の一例を示すもので、浄化能力決定部54において、これを基に電解水散布装置Dの浄化能力レベルを決定する。
図6に示すように、二酸化炭素算出手段51より取得した二酸化炭素の濃度範囲と浄化レベルとが関連付けられている。図6の例では、浄化能力レベルをLV1~LV3の3段階で示しており、二酸化炭素の濃度が高いほど、浄化能力レベルが高くなるように設定される。電解水散布装置Dが配置される部屋の換気量が不足すると、在室者の呼吸より排出される二酸化炭素の影響で室内の二酸化炭素濃度が高くなる。
図7(a)は、浄化能力レベルと風量との関係の一例を示すもので、浄化能力決定部54において、これを基に電解水散布装置Dの風量を決定する。
図7(a)に示すように、浄化能力レベルと風量とが関連付けられている。図7(a)の例では、風量を1からの3段階で示しており、浄化能力レベルが高いほど、風量が大きくなるように設定される。風量が多くなると、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量が多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
図7(b)は、浄化能力レベルと電力量との関係の一例を示すもので、浄化能力決定部54において、これを基に電解水散布装置Dの電力量を決定する。
図7(b)に示すように、浄化能力レベルと電力量とが関連付けられている。図7(b)の例では、決定すべき電力量として、電極部材に流す電流(電極電流)の大きさを規定している。電極電流を1から3の3段階で示しており、浄化能力レベルが高いほど、電極電流が大きくなるように設定される。電極部材に流れる電流がその決定された電流となるように電極部材に印加する電圧を制御すれば、通電時間における電力量が定まる。通電時間における電力量を大きくすれば、より多くの量の活性酸素種を含む電解水が生成される。さらに、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量も多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
図7(c)は、浄化能力レベルと通電時間との関係の一例を示すもので、浄化能力決定部54において、これを基に電解水散布装置Dの通電時間を決定する。
図7(c)に示すように、浄化能力レベルと通電時間とが関連付けられている。図7(c)の例では、通電時間を1から3の3段階で示しており、浄化能力レベルが高いほど、通電時間が長くなるように設定される。通電時間がなくなれば、より多くの量の活性酸素種を含む電解水が生成される。さらに、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量も多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
図7(d)は、浄化能力レベルと非通電時間との関係の一例を示すもので、浄化能力決定部54において、これを基に電解水散布装置Dの通電時間を決定する。
図7(d)に示すように、浄化能力レベルと非通電時間とが関連付けられている。図7(d)の例では、非通電時間を1から3の3段階で示しており、浄化能力レベルが高いほど、非通電時間が短くなるように設定される。非通電時間が短くなれば、電解水を生成する一周期での通電時間が長くなり、一周期当たり、より多くの量の活性酸素種を含む電解水が生成される。さらに、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量も多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
図7(e)は、浄化能力レベルと風量及び電解水生成条件との関係の一例を示すもので、浄化能力決定部54において、これを基に電解水散布装置Dの風量及び電解水生成条件を決定する。
図7(e)に示すように、浄化能力レベルと風量及び電解水生成条件とが関連付けられている。図7(e)の例では、風量及び決定すべき電解水生成条件として、電解水を生成する一周期における通電時間及び非通電時間と、その通電時間における電力量を規定しいている。風量及び電解水生成条件を1から3の3段階で示しており、浄化能力レベルが高いほど、電解水を生成する一周期当たり、より多くの量の活性酸素種を含む電解水が生成されるように設定される。
また、図7(e)では、図7(a)から図7(d)を全て組み合わせた関係となっているが、複数個を組み合わせた関係であってもよい。
風量の変更は、風量単位時間(例えば、5分)毎に決定される。
電力量は、通電中であれば都度変更する。一方、非通電中であれば、次回通電時から変更される。
通電時間は、通電中であれば、現状の通電時間と変更後の通電時間を比較し、通電を続けるか、通電を終了し非通電へ切換えるかが決定される。一方、非通電中あれば、次回通電時から変更される。
非通電時間は、非通電中であれば、現状の非通電時間と変更後の非通電時間を比較し、非通電を続けるか、非通電を終了し通電へ切換えるかが決定される。一方、通電中であれば、次回非通電時から変更される。
以上説明したように、第1実施形態における電解水散布装置Dでは、二酸化炭素算出手段51の値に基づいて、電解水を生成する一周期における電解部17への通電時間、その通電後の非通電時間、及び通電時間における電力量、及び送風部7の風量が決定される。
これにより、電解水散布装置Dの使用環境に応じて最適な量の活性酸素種を生成でき、さらに、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量も多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
また、本実施形態の電解水散布装置Dは、電解水の生成条件として、通電時間、非通電時間及び電力量を決定している。これにより、二酸化炭素濃度に応じて、電解水に含まれる活性酸素種の量を増やしたい場合は、通電時間を長くしたり、非通電時間を短くしたり、電力量を大きくしたりすることで、生成される活性酸素種の量を容易に調整できる。
(第2実施形態)
次いで、図8、9を参照して、本発明の第2実施形態である電解水散布装置Dについて説明する。第1実施形態の電解水散布装置Dは、二酸化炭素算出手段51の値に基づいて、電解水を生成する一周期における電解部17への通電時間、その通電後の非通電時間、及び通電時間における電力量、及び送風部7の風量が決定された。これに対して、第2実施形態の電解水散布装置Dは、二酸化炭素算出手段51の値と活動量判定部55の値に基づいて、電解水を生成する一周期における電解部17への通電時間、その通電後の非通電時間、及び通電時間における電力量、及び送風部7の風量が決定される。
以下、第2実施形態の電解水散布装置Dについて、第1実施形態の電解水散布装置Dと相違する点を中心に説明する。第1実施形態の電解水散布装置Dと同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
図8は、第2実施形態の電解水散布装置Dの機能をブロックで示した機能ブロック図である。本実施形態の電解水散布装置Dでは、第1実施形態の電解水散布装置Dの浄化能力決定部54に代えて、浄化能力決定部57を備えている。浄化能力決定部57には、二酸化炭素算出手段51の値だけでなく、活動量判定部55の値も入力される。
活動量判定部55は、人検出手段56としての焦電型赤外線センサの出力信号の振幅と時間から活動量を判断してもよい。
浄化能力決定部57は、風量単位時間毎に、二酸化炭素算出手段51により取得された二酸化炭素濃度及び、活動量判定部55より取得される人の活動量より判断される浄化能力レベルに基づいて、電解部17における電解水の生成条件及び送風部7の風量を決定する。
図9は、二酸化炭素濃度と活動量と浄化能力レベルとの関係の一例を示すもので、浄化能力決定部57において、これを基に電解水散布装置Dの浄化能力レベルを決定する。
図9に示すように、二酸化炭素算出手段51より取得した二酸化炭素の濃度範囲と活動量判定部55より取得される人の活動量と浄化レベルとが関連付けられている。図6の例では、活動量を大、小の2段階で示し、浄化能力レベルをLV1~LV3の3段階で示しており、活動量の大小により、二酸化炭素濃度の閾値を変更するものである。活動量が大きいほど二酸化炭素濃度が低い状態でも、浄化能力レベルが高くなるように設定される。
つまり、活動量が「大」で、浄化能力レベルがLV3となる閾位置A3と、活動量が「小」で、浄化能力レベルがLV3となる閾位置A2の関係が、A3<A2となる。
浄化能力レベルと、電解部17における電解水の生成条件及び送風部7の風量との関係は、第1実施形態の電解水散布装置Dと同様である。
電解水散布装置Dが配置される部屋において、在室者の活動量が増加すると、在室者の呼吸より排出される二酸化炭素の濃度が高くなる。一方、電解水散布装置Dと在室者の距離が離れている分、二酸化炭素濃度が拡散するまでの時間差が発生する可能性がある。したがって、活動量が高くなることを検出し、二酸化炭素濃度が高くなる前に、浄化能力レベルを大きくすることができる。
以上説明したように、第2実施形態における電解水散布装置Dでは、二酸化炭素算出手段51の値と活動量判定部55の値に基づいて、電解水を生成する一周期における電解部17への通電時間、その通電後の非通電時間、及び通電時間における電力量、及び送風部7の風量が決定される。
これにより、電解水散布装置Dの使用環境に応じて最適な量の活性酸素種を生成でき、さらに、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量も多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
また、本実施形態の電解水散布装置Dは、二酸化炭素濃度と活動量と浄化能力レベルの関係を使用している。在籍者の活動により、在籍者の呼吸数の増加及び、二酸化炭素濃度の増加が発生する。したがって、在籍者の活動量を検出することにより、二酸化炭素の拡散分だけ早期に浄化能力レベルを変更することができる。これにより、電解水散布装置Dの使用環境に応じて最適な量の活性酸素種を生成でき、さらに、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量も多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
(第3実施形態)
次いで、図10を参照して、本発明の第3実施形態である電解水散布装置Dについて説明する。第2実施形態の電解水散布装置Dは、二酸化炭素算出手段51の値と活動量判定部55の値に基づいて、電解水の生成条件及び送風部7の風量が決定された。これに対して、第3実施形態の電解水散布装置Dは、二酸化炭素検出手段52に代えて、水素検出手段59の出力から二酸化炭素濃度を算出するものである。
以下、第3実施形態の電解水散布装置Dについて、第2実施形態の電解水散布装置Dと相違する点を中心に説明する。第2実施形態の電解水散布装置Dと同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
図10は、第3実施形態の電解水散布装置Dの機能をブロックで示した機能ブロック図である。本実施形態の電解水散布装置Dでは、第2実施形態の電解水散布装置Dの二酸化炭素算出手段51に代えて、二酸化炭素算出手段58を備えている。二酸化炭素算出手段58は、水素検出手段59と人排出二酸化炭素推定手段60とからなる。人排出二酸化炭素推定手段60は、人の呼気中の水素濃度と二酸化炭素濃度の関係性を基に、水素検出手段59の値から二酸化炭素濃度を推定するものである。
これにより、二酸化炭素検出手段に代えて水素検出手段で二酸化炭素濃度を算出することができ、より廉価に電解水散布装置Dの使用環境に応じて最適な量の活性酸素種を生成でき、さらに、吹出口6から吹き出される空気に含まれる活性酸素種の量も多くなるため、多くのウイルスを不活性化できる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、上記各実施形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
本発明に係る電解水散布装置は、空気中の細菌、真菌、ウイルス、臭い等の除去(不活性化を含む)を行う電解水散布装置として有用である。
D 電解水散布装置
1 本体ケース
1A 第1の本体側面
2 吸気口
3 パネル
4 開口
5 電解水生成部
6 吹出口
7 送風部
8 風路
9 モータ部
9a 回転軸
10 ファン部
11 ケーシング部
12 吐出口
13 吸込口
14 貯水部
14a タンク保持部
15 タンク部材
15a タンク
15b 蓋
16 フィルター部
16a フィルター
17 電解部
18 電解促進錠剤投入部
18a 錠剤投入ケース
18b 錠剤投入カバー
19 散布部
30 制御部
34 生成制御部
41 投入制御部
51 二酸化炭素算出手段
52 二酸化炭素検出手段
53 二酸化炭素推定手段
54 浄化能力決定部
55 活動量判定部
56 人検出手段
57 浄化能力決定部
58 二酸化炭素算出手段
59 水素検出手段
60 人排出二酸化炭素推定手段

Claims (4)

  1. 所定空間に存在する空気の浄化を行う電解水散布装置であって、
    電解水を生成する電解水生成部と、
    筐体内に前記電解水生成部が生成した電解水を吸気口から吸い込んだ空気に接触させて吹出口から散布する散布部と、
    前記電解水生成部と前記散布部とを制御する制御部と、
    前記所定空間の二酸化炭素濃度を算出する二酸化炭素算出手段と、
    前記所定空間の人を検知する人検出手段と、
    前記人検出手段の値を用いて前記所定空間の人の活動量を判定する活動量判定部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記電解水生成部への電気分解のための通電を行う通電時間と通電停止後の非通電時間とを一周期とし、当該一周期を複数回繰り返すことで前記電解水の生成を制御する生成制御部と、
    前記二酸化炭素算出手段の値に基づいて前記通電時間、前記非通電時間、前記通電時間における電力量及び前記散布部による風量を決定する浄化能力決定部と、を備え、
    前記浄化能力決定部は、
    前記二酸化炭素算出手段の値と、前記活動量判定部の検出値とを用いて、前記通電時間、前記非通電時間、前記通電時間における電力量及び前記散布部による風量を決定することを特徴とする電解水散布装置。
  2. 所定空間に存在する空気の浄化を行う電解水散布装置であって、
    電解水を生成する電解水生成部と、
    筐体内に前記電解水生成部が生成した電解水を吸気口から吸い込んだ空気に接触させて吹出口から散布する散布部と、
    前記電解水生成部と前記散布部とを制御する制御部と、
    前記所定空間の二酸化炭素濃度を算出する二酸化炭素算出手段と、を備え、
    前記二酸化炭素算出手段は、
    水素を検出する水素検出手段と、
    前記水素検出手段の値から人排出の二酸化炭素濃度を推定する人排出二酸化炭素推定手段
    と、を備え、
    前記制御部は、
    前記電解水生成部への電気分解のための通電を行う通電時間と通電停止後の非通電時間とを一周期とし、当該一周期を複数回繰り返すことで前記電解水の生成を制御する生成制御部と、
    前記二酸化炭素算出手段の値に基づいて前記通電時間、前記非通電時間、前記通電時間における電力量及び前記散布部による風量を決定する浄化能力決定部と、を備える電解水散布装置。
  3. 前記電解水生成部は、
    水を貯めるための貯水部と、
    前記貯水部内の水を電気分解して電解水を生成する電解部と、を備え、
    前記散布部は、
    前記貯水部内の電解水に浸漬させて保水し前記吸気口から流入した空気に接触するフィルター部と、
    前記フィルター部に接触した空気を前記吹出口に導く送風部と、を備える請求項1または2に記載の電解水散布装置。
  4. 前記二酸化炭素算出手段は、
    二酸化炭素を検出する二酸化炭素検出手段と、
    前記二酸化炭素検出手段の値から二酸化炭素濃度を推定する二酸化炭素推定手段と、を備えた請求項1記載の電解水散布装置。
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