JP7112299B2 - 発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法 - Google Patents

発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7112299B2
JP7112299B2 JP2018174913A JP2018174913A JP7112299B2 JP 7112299 B2 JP7112299 B2 JP 7112299B2 JP 2018174913 A JP2018174913 A JP 2018174913A JP 2018174913 A JP2018174913 A JP 2018174913A JP 7112299 B2 JP7112299 B2 JP 7112299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
store
order
headquarters
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018174913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020046943A (ja
Inventor
勇希 浦地
凌 庵崎
剛光 上野
Original Assignee
株式会社オービック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オービック filed Critical 株式会社オービック
Priority to JP2018174913A priority Critical patent/JP7112299B2/ja
Publication of JP2020046943A publication Critical patent/JP2020046943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7112299B2 publication Critical patent/JP7112299B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法に関する。
特許文献1には、「まず、店舗の商品発注担当者が店舗サーバ20の表示部22(図2参照)にテーブル形式の商品発注表220(図3参照)を表示させ、この商品発注表220で商品の発注数を入力して本部サーバ10に送信することで、店舗から本部へ商品発注を行う。」と開示されている(特許文献1の段落0020等参照)。
特開2018-081408号公報
このように、店舗から本部に商品の発注を行う際に、従来においては、店舗ごとに発注の形態が異なる場合においても、同一の運用をしなければならず、結果として、無駄に本部の人員に負荷がかかったり、本部から店舗への出荷に時間がかかることによって欠品が生じる可能性もあった。
具体的には、A店舗については、本部において、店舗から本部への商品の発注予定数の確認および変更をし、B店舗については、本部において前記発注予定数の確認のみを行い、C店舗については、本部において前記発注予定数の確認も行わない、という様な柔軟な運用を行うことはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、店舗から本部への発注を行う際に、店舗ごとに異なる発注の運用を行えるように発注関連業務を支援できる発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法を提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る発注関連業務支援システムは、制御部を備える店舗側装置および制御部を備える本部側装置を含み、店舗から本部への発注に関する発注関連業務を支援する発注関連業務支援システムであって、前記店舗側装置の前記制御部は、前記店舗を識別するための店舗識別データと、前記発注の予定に関するデータである発注予定データのみが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第一区分、前記発注予定データおよび前記発注を確定したデータである発注確定データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第二区分ならびに前記発注予定データおよび前記発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータである出荷指示データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第三区分のいずれか一つの区分と、を含む店舗制御マスタを参照して、入力された前記店舗識別データと入力された商品を識別するための商品識別データと入力された前記商品の発注予定数とを含む、前記店舗側で作成された前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第一区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データを前記本部側に連携する発注予定データ連携手段と、前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第二区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数とを含む前記発注確定データである店舗側発注確定データを作成し、当該作成した店舗側発注確定データを前記本部側に連携する発注確定データ連携手段と、前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第三区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記発注予定数とを含む前記出荷指示データである店舗側出荷指示データを作成し、当該作成した店舗側出荷指示データを前記本部側に連携する出荷指示データ連携手段と、を備え、前記本部側装置の前記制御部は、前記発注予定データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数または前記発注予定数を前記本部側で変更した数とを含む前記発注確定データである本部側発注確定データを作成する発注確定データ作成手段と、前記発注確定データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側発注確定データまたは前記発注確定データ作成手段で前記本部側で作成した前記本部側発注確定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記本部側で確認された前記発注確定数とを含む前記出荷指示データである本部側出荷指示データを作成する出荷指示データ作成手段と、前記出荷指示データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側出荷指示データまたは前記出荷指示データ作成手段で前記本部側で作成した前記本部側出荷指示データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記本部側から前記店舗側への前記商品の出荷数としての前記出荷指示数とを含む、前記発注に対する前記本部からの出荷に関するデータである出荷データを作成する出荷データ作成手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る発注関連業務支援システムは、前記店舗制御マスタが、前記商品識別データを更に含み、前記発注予定データ連携手段、前記発注確定データ連携手段および前記出荷指示データ連携手段が、前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データおよび前記商品識別データと紐付く前記区分を取得すること、を特徴とする。
また、本発明に係る発注関連業務支援システムは、前記店舗制御マスタにおいて、前記第一区分が、前記店舗制御マスタ中の前記商品識別データで特定される商品が、数量が限られている商品、高価な商品または人気商品である場合に設定され、前記第三区分が、前記特定される商品が、回転率が高い商品または前記店舗側に在庫管理を一任されている商品である場合に設定されること、を特徴とする。
また、本発明に係る発注関連業務支援方法は、制御部を備える店舗側装置および制御部を備える本部側装置を含む情報処理システムで実行される、店舗から本部への発注に関する発注関連業務を支援する発注関連業務支援方法であって、前記店舗側装置の前記制御部で実行される、前記店舗を識別するための店舗識別データと、前記発注の予定に関するデータである発注予定データのみが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第一区分、前記発注予定データおよび前記発注を確定したデータである発注確定データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第二区分ならびに前記発注予定データおよび前記発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータである出荷指示データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第三区分のいずれか一つの区分と、を含む店舗制御マスタを参照して、入力された前記店舗識別データと入力された商品を識別するための商品識別データと入力された前記商品の発注予定数とを含む、前記店舗側で作成された前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第一区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データを前記本部側に連携する発注予定データ連携ステップと、前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第二区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数とを含む前記発注確定データである店舗側発注確定データを作成し、当該作成した店舗側発注確定データを前記本部側に連携する発注確定データ連携ステップと、前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第三区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記発注予定数とを含む前記出荷指示データである店舗側出荷指示データを作成し、当該作成した店舗側出荷指示データを前記本部側に連携する出荷指示データ連携ステップと、を含み、前記本部側装置の前記制御部で実行される、前記発注予定データ連携ステップで前記店舗側から前記本部側に連携した前記発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数または前記発注予定数を前記本部側で変更した数とを含む前記発注確定データである本部側発注確定データを作成する発注確定データ作成ステップと、前記発注確定データ連携ステップで前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側発注確定データまたは前記発注確定データ作成ステップで前記本部側で作成した前記本部側発注確定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記本部側で確認された前記発注確定数とを含む前記出荷指示データである本部側出荷指示データを作成する出荷指示データ作成ステップと、前記出荷指示データ連携ステップで前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側出荷指示データまたは前記出荷指示データ作成ステップで前記本部側で作成した前記本部側出荷指示データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記本部側から前記店舗側への前記商品の出荷数としての前記出荷指示数とを含む、前記発注に対する前記本部からの出荷に関するデータである出荷データを作成する出荷データ作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、店舗から本部への発注を行う際に、店舗ごとに異なる発注の運用を行えるように発注関連業務を支援できるという効果を奏する。
図1は、発注関連業務支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本部で確認と配分を行うパターンの場合における処理フローの一例を示す図である。 図3は、本部で確認のみを行うパターンおよび本部で確認を行わないパターンの併用の場合における処理フローの一例を示す図である。 図4は、本部で確認と配分を行うパターンおよび本部で確認のみを行うパターンの併用の場合における処理フローの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[1.構成]
本実施形態に係る発注関連業務支援システムの構成について、図1を用いて説明する。図1は、発注関連業務支援システムの構成の一例を示すブロック図である。発注関連業務支援システムは、店舗側装置100と本部側装置200とネットワーク300とサーバ400とで構成される。
店舗側装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、店舗側装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
店舗側装置100は、図1に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。店舗側装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、店舗側装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、店舗側装置100と他の装置(例えば、サーバ400、本部側装置200)とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバ400に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114を、表示領域としてのモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、店舗制御マスタとしての店舗発注制御マスタ106aと、発注予定データとしての店舗発注データ106bと、店舗側発注確定データとしての店舗発注確定データ106cと、店舗側出荷指示データとしての出荷指示データ106dと、を備えている。
店舗発注制御マスタ106aは、図2~図4に示すように、例えば、店舗を識別するための店舗識別データ(店舗)と、商品を識別するための商品識別データ(商品)と、店舗から本部への発注の予定に関するデータである発注予定データのみが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第一区分(Aパターン)、前記発注予定データおよび前記発注を確定したデータである発注確定データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第二区分(Bパターン)ならびに前記発注予定データおよび前記発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータである出荷指示データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第三区分(Cパターン)のいずれか一つの区分(制御パターン)と、等を含む。
前記第一区分(Aパターン)は、例えば、前記店舗での入力が発注の予定となり、前記本部での確認および配分(配分とは、発注予定数の変更のことである)が行われ、前記店舗に出荷が行われる場合に設定される区分である。言い換えると、前記第一区分(Aパターン)は、店舗発注制御マスタ106a中の前記商品識別データで特定される商品が、例えば、数量が限られている商品、高価な商品または人気商品等であるために、本部での確認および数量配分が必要な場合に設定される区分である。
前記第二区分(Bパターン)は、例えば、前記店舗での入力が発注となり、前記本部での確認が行われ、前記店舗に出荷が行われる場合に設定される区分である。言い換えると、前記第二区分(Bパターン)は、例えば、在庫の配分を行う必要はないが、本部での確認は必要である場合に設定される区分である。
前記第三区分(Cパターン)は、例えば、前記店舗での入力が出荷の指示となり、前記本部での確認を通さずに前記店舗に出荷が行われる場合に設定される区分である。言い換えると、前記第三区分(Cパターン)は、店舗発注制御マスタ106a中の前記商品識別データで特定される商品が、例えば、回転率が高い商品または前記店舗側に在庫管理を一任されている商品である場合に設定される区分である。
店舗発注データ106bは、店舗から本部への発注の予定に関するデータであり、前記店舗側での店舗発注入力により作成される。店舗発注データ106bは、図2~図4に示すように、例えば、入力された前記店舗識別データ(店舗)と、入力された前記商品識別データ(商品)と、入力された前記商品の発注予定数(発注数)と、等を含む。
店舗発注確定データ106cは、店舗から本部への発注を確定したデータであり、後述する発注確定データ連携部102bが店舗発注データ106bに基づいて店舗側で作成する。店舗発注確定データ106cは、図3~図4に示すように、例えば、前記店舗識別データ(店舗)と、前記商品識別データ(商品)と、前記商品の発注確定数(発注数)としての前記発注予定数と、等を含む。
出荷指示データ106dは、店舗から本部への発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータであり、後述する出荷指示データ連携部102cが店舗発注データ106bに基づいて店舗側で作成する。出荷指示データ106dは、図3に示すように、例えば、前記店舗識別データ(店舗)と、前記商品識別データ(商品)と、前記商品の出荷指示数としての前記発注予定数と、等を含む。
制御部102は、店舗側装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、(1)前記店舗を識別するための店舗識別データと、前記発注の予定に関するデータである発注予定データのみが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第一区分、前記発注予定データおよび前記発注を確定したデータである発注確定データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第二区分ならびに前記発注予定データおよび前記発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータである出荷指示データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第三区分のいずれか一つの区分と、を含む店舗制御マスタを参照して、入力された前記店舗識別データと入力された商品を識別するための商品識別データと入力された前記商品の発注予定数とを含む、前記店舗側で作成された前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第一区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データを前記本部側に連携する発注予定データ連携手段としての発注予定データ連携部102aと、(2)前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第二区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数とを含む前記発注確定データである店舗側発注確定データを作成し、当該作成した店舗側発注確定データを前記本部側に連携する発注確定データ連携手段としての発注確定データ連携部102bと、(3)前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第三区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記発注予定数とを含む前記出荷指示データである店舗側出荷指示データを作成し、当該作成した店舗側出荷指示データを前記本部側に連携する出荷指示データ連携手段としての出荷指示データ連携部102cと、を備えている。
発注予定データ連携部102aは、店舗名と、Aパターン~Cパターンのいずれか一つの制御パターンと、を含む店舗発注制御マスタ106aから、店舗名と商品名と発注予定数とを含む、前記店舗側で作成された店舗発注データ106b中の店舗名と紐付く制御パターンを取得し、当該取得した制御パターンがAパターンである場合、前記店舗側で作成された店舗発注データ106bを前記本部側に連携する。なお、連携とは、言い換えると、送信のことである。
発注確定データ連携部102bは、店舗名と、Aパターン~Cパターンのいずれか一つの制御パターンと、を含む店舗発注制御マスタ106aから、店舗側で作成された店舗発注データ106b中の店舗名と紐付く制御パターンを取得し、当該取得した制御パターンがBパターンである場合、前記店舗側で作成された店舗発注データ106bに基づいて、前記店舗名と前記商品名と発注確定数としての前記発注予定数とを含む店舗発注確定データ106cを作成し、当該作成した店舗発注確定データ106cを前記本部側に連携する。
出荷指示データ連携部102cは、店舗名と、Aパターン~Cパターンのいずれか一つの制御パターンと、を含む店舗発注制御マスタ106aから、店舗側で作成された店舗発注データ106b中の店舗名と紐付く制御パターンを取得し、当該取得した制御パターンがCパターンである場合、前記店舗側で作成された店舗発注データ106bに基づいて、前記店舗名と前記商品名と出荷指示数としての前記発注予定数とを含む出荷指示データ106dを作成し、当該作成した出荷指示データ106dを前記本部側に連携する。
発注予定データ連携部102a、発注確定データ連携部102bおよび出荷指示データ連携部102cは、店舗名と商品名とAパターン~Cパターンのいずれか一つの制御パターンとを含む店舗発注制御マスタ106aを参照して、店舗名と商品名と発注予定数とを含む店舗発注データ106b中の店舗名および商品名と紐付く制御パターンを取得してもよい。これにより、店舗ごとかつ「商品ごと」に異なる発注の運用を行うことが可能となる。
本部側装置200は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、本部側装置200は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
本部側装置200は、図1に示すように、制御部202と通信インターフェース部204と記憶部206と入出力インターフェース部208と、を備えている。本部側装置200が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部204は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、本部側装置200をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部204は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、本部側装置200と他の装置(例えば、サーバ400、店舗側装置100)とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部206に格納されるデータは、サーバ400に格納されてもよい。
入出力インターフェース部208には、入力装置212および出力装置214が接続されている。出力装置214には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置212には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置214を、表示領域としてのモニタ214とし、入力装置212をキーボード212またはマウス212として記載する場合がある。
記憶部206には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部206には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部206として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部206は、例えば、本部側発注確定データとしての店舗発注確定データ206cと、本部側出荷指示データとしての出荷指示データ206dと、出荷データ206eと、を備えている。
店舗発注確定データ206cは、店舗から本部への発注を確定したデータであり、後述する発注確定データ作成部202aが前記本部側で作成する。店舗発注確定データ206cは、図2および図4に示すように、例えば、前記店舗識別データ(店舗)と、前記商品識別データ(商品)と、前記商品の発注確定数(発注数)としての前記発注予定数または前記発注予定数を前記本部側で変更した数と、等を含む。前記店舗側から連携された店舗発注データ106b中の発注予定数を前記本部側で確認して、変更がない場合には、店舗発注確定データ206c中の前記発注確定数として、店舗発注データ106b中の前記発注予定数がそのまま設定される。これに対して、前記店舗側から連携された店舗発注データ106b中の発注予定数を前記本部側で確認して、変更がある場合(例えば、本部での在庫が少ないまたは商品が人気商品である等の事情により本部からの出荷数を減らしたい場合)には、店舗発注確定データ206c中の前記発注確定数として、店舗発注データ106b中の前記発注予定数を前記本部側で変更した数が設定される。例えば、図2の例では、店舗から本部に連携された店舗発注データ106b中の発注予定数100が、本部側で100から80に減らされて、当該80が店舗発注確定データ206c中の発注確定数となっている。
出荷指示データ206dは、店舗から本部への発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータであり、後述する出荷指示データ作成部202bが前記本部側で作成する。出荷指示データ206dは、図2~図4に示すように、例えば、前記店舗識別データ(店舗)と、前記商品識別データ(商品)と、前記商品の出荷指示数としての前記本部側で確認された前記発注確定数と、等を含む。例えば、図3の例では、店舗から本部に連携された店舗発注確定データ106c中の発注確定数100が、本部側で確認され問題ないと判断されたため、当該100が出荷指示データ206d中の出荷指示数となっている。
出荷データ206eは、店舗から本部への発注に対する前記本部からの出荷に関するデータであり、後述する出荷データ作成部202cが作成する。出荷データ206eは、図2~図4に示すように、例えば、前記店舗識別データ(店舗)と、前記商品識別データ(商品)と、前記本部側から前記店舗側への前記商品の出荷数としての前記出荷指示数と、等を含む。
制御部202は、本部側装置200を統括的に制御するCPU等である。制御部202は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部202は、機能概念的に、(1)前記発注予定データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数または前記発注予定数を前記本部側で変更した数とを含む前記発注確定データである本部側発注確定データを作成する発注確定データ作成手段としての発注確定データ作成部202aと、(2)前記発注確定データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側発注確定データまたは前記発注確定データ作成手段で前記本部側で作成した前記本部側発注確定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記本部側で確認された前記発注確定数とを含む前記出荷指示データである本部側出荷指示データを作成する出荷指示データ作成手段としての出荷指示データ作成部202bと、(3)前記出荷指示データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側出荷指示データまたは前記出荷指示データ作成手段で前記本部側で作成した前記本部側出荷指示データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記本部側から前記店舗側への前記商品の出荷数としての前記出荷指示数とを含む、前記発注に対する前記本部からの出荷に関するデータである出荷データを作成する出荷データ作成手段としての出荷データ作成部202cと、を備えている。
発注確定データ作成部202aは、発注予定データ連携部102aで前記店舗側から前記本部側に連携した店舗発注データ106bに基づいて、前記店舗名と前記商品名と発注確定数としての前記発注予定数または前記発注予定数を前記本部側で変更した数とを含む店舗発注確定データ206cを作成する。
出荷指示データ作成部202bは、発注確定データ連携部102bで前記店舗側から前記本部側に連携した店舗発注確定データ106cまたは発注確定データ作成部202aで前記本部側で作成した店舗発注確定データ206cに基づいて、前記店舗名と前記商品名と出荷指示数としての前記本部側で確認された前記発注確定数とを含む出荷指示データ206dを作成する。
出荷データ作成部202cは、出荷指示データ連携部102cで前記店舗側から前記本部側に連携した出荷指示データ106dまたは出荷指示データ作成部202bで前記本部側で作成した出荷指示データ206dに基づいて、前記店舗名と前記商品名と前記本部側から前記店舗側への出荷数としての前記出荷指示数とを含む出荷データ206eを作成する。
[2.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について説明する。
[2-1.本部での配分を行う運用のパターン]
本項目では、本部での配分を行う運用のパターンにおける処理について、図2を用いて説明する。
まず、図2に示すように、店舗側での店舗発注入力により、店舗発注データ106bが作成される。
ここで、図2の店舗発注制御マスタ106aを参照すると、図2の店舗発注データ106b中の店舗名「京橋店」と紐付く制御パターンは、Aパターンである。Aパターンの場合、発注予定データ連携部102aは、前記作成された店舗発注データ106bを本部側に連携する。
続いて、本部側での配分入力により、店舗発注データ106bの内容が参照され、発注予定数100のうち、適当な発注確定数である80のみが出荷指示の対象として入力されて、オペレータによって確定されると、発注確定データ作成部202aは、発注予定データ連携部102aで本部側に連携した店舗発注データ106bに基づいて、店舗名「京橋店」と商品名「時計」と前記発注予定数100を本部側で変更した数である発注確定数「80」とを含む、図2に示す店舗発注確定データ206cを作成する。なお、当該配分入力においては、出荷指示データ206dが未だ作成されていない店舗発注データ106bのみを参照可能である。
続いて、本部側での出荷指示入力により、出荷データ206eが未だ作成されていない店舗発注確定データ206cが参照され、オペレータによって確定されると、出荷指示データ作成部202bは、発注確定データ作成部202aで作成した店舗発注確定データ206cに基づいて、店舗名「京橋店」と商品名「時計」と出荷指示数としての前記発注確定数「80」とを含む、図2に示す出荷指示データ206dを作成する。
続いて、本部側での出荷入力により、出荷指示データ206dが参照され、オペレータによって確定されると、出荷データ作成部202cは、出荷指示データ作成部202bで作成した出荷指示データ206dに基づいて、店舗名「京橋店」と商品名「時計」と出荷数としての前記出荷指示数「80」とを含む、図2に示す出荷データ206eを作成する。
最後に、作成された出荷データ206eが店舗側に連携され、店舗側での店舗入荷入力により、本部での修正数量分である時計80個を入荷することができる。
[2-2.基本的な運用としては本部での確認を行い、回転が速い商品のみ店舗側で出荷指示まで行う運用のパターン]
本項目では、基本的な運用としては本部での確認を行い、回転が速い商品のみ店舗側で出荷指示まで行う運用のパターンにおける処理について、図3を用いて説明する。
まず、図3に示すように、店舗側での店舗発注入力により、ズボンとボールペンのそれぞれについて、店舗発注データ106bが作成される。以下、ズボンの場合の処理とボールペンの場合の処理とに分けて説明をする。
(1)ズボンの場合
図3の店舗発注制御マスタ106aを参照すると、図3の店舗発注データ106b中の店舗名「銀座店」および商品名「ズボン」と紐付く制御パターンは存在しないが、店舗名「銀座店」と紐付く制御パターンは、Bパターンである。Bパターンの場合、発注確定データ連携部102bは、前記作成された店舗発注データ106bに基づいて、店舗名「銀座店」と商品名「ズボン」と発注確定数としての図3の店舗発注データ106b中の発注予定数「100」とを含む、図3の店舗発注確定データ106cを作成し、当該作成した店舗発注確定データ106cを本部側に連携する。
続いて、本部側での出荷指示入力により、店舗発注確定データ106cの内容が参照され、発注確定数100が確認され、出荷の指示が出される。発注確定数が不適切である場合には、店舗への修正依頼が行われる。発注確定数が適切である場合には、参照された店舗発注確定データ106cがオペレータによって確定される。確定されると、出荷指示データ作成部202bは、発注確定データ連携部102bで連携した店舗発注確定データ106cに基づいて、店舗名「銀座店」と商品名「ズボン」と出荷指示数としての前記発注確定数「100」とを含む、図3に示す出荷指示データ206dを作成する。なお、当該出荷指示入力においては、出荷データ206eが未だ作成されていない店舗発注確定データ106cのみを参照可能である。
続いて、本部側での出荷入力により、出荷指示データ206dが参照され、確定されると、出荷データ作成部202cは、出荷指示データ作成部202bで作成した出荷指示データ206dに基づいて、店舗名「銀座店」と商品名「ズボン」と出荷数としての前記出荷指示数「100」とを含む、図3に示す出荷データ206eを作成する。
(2)ボールペンの場合
図3の店舗発注制御マスタ106aを参照すると、図3の店舗発注データ106b中の店舗名「銀座店」および商品名「ボールペン」と紐付く制御パターンは、Cパターンである。Cパターンの場合、出荷指示データ連携部102cは、前記作成された店舗発注データ106bに基づいて、店舗名「銀座店」と商品名「ボールペン」と出荷指示数としての図3の店舗発注データ106b中の発注予定数「3,000」とを含む、図3の出荷指示データ106dを作成し、当該作成した出荷指示データ106dを本部側に連携する。
続いて、本部側での出荷入力により、出荷指示データ106dが参照され、オペレータによって確定されると、出荷データ作成部202cは、出荷指示データ連携部102cで本部側に連携した出荷指示データ106dに基づいて、店舗名「銀座店」と商品名「ボールペン」と出荷数としての前記出荷指示数「3,000」とを含む、図3に示す出荷データ206eを作成する。
(3)ズボンとボールペンの店舗側への連携
最後に、(1)および(2)で作成された出荷データ206eが店舗側に連携され、店舗側での店舗入荷入力により、ズボン100着およびボールペン3,000個を入荷することができる。
本項目[2-2]で説明したように、ボールペンについては、本部側で出荷指示データを作成するのではなく、店舗側で出荷指示データを作成し本部側へ連携することができる。このため、本実施形態に係る発注関連業務支援システムによれば、ボールペン等の回転率が高い商品を素早く店舗へ出荷することが可能となり、この結果、欠品の可能性が低くなり売上の向上に繋がる。
[2-3.基本的な運用としては本部での確認を行い、人気商品のみ本部側での配分を行う運用のパターン]
本項目では、基本的な運用として本部での確認を行い、人気商品のみ本部側での配分を行う運用のパターンにおける処理について、図4を用いて説明する。
まず、図4に示すように、店舗側での店舗発注入力により、スマホシートと人気商品である限定スマホケースのそれぞれについて、店舗発注データ106bが作成される。スマホシートについては、[2-2]の(1)で説明した内容と処理および効果は同様であるため、説明を省略する。限定スマホケースについては、[2-1]で説明した内容と処理は同様であるが、人気商品であるため効果が異なるため、この点について以下で説明する。
限定スマホケースについての店舗発注データ106bが本部側に連携されると、本部側での配分入力により、他店舗からの発注や他店舗における現在の在庫状況が参照される。そして、店舗からの限定スマホケースについての発注予定数3,000個のうち、いくつ出荷するかを本部側で配分することができる。図4の例では、発注予定数3,000個のうち、本部側で、2,000個を発注確定数として確定して配分している。
そして、限定スマホケースについての出荷データ206eが店舗側に連携され、店舗側での店舗入荷入力により、本部での修正数量分である限定スマホケース2,000個を入荷することができる。このように、本実施形態に係る発注関連業務支援システムによれば、人気商品の配分を本部側で行うことができるため、会社全体として在庫の最適化を図ることが可能となる。
[3.まとめ]
以上説明してきたように、本実施形態に係る発注関連業務支援システムによれば、店舗から本部への発注を行う際に、店舗ごとに異なる発注の運用を行えるように発注関連業務を支援できる。また、本実施形態に係る発注関連業務支援システムによれば、例えば、店舗ごとかつ「商品ごと」に異なる発注の運用を行えるように発注関連業務を支援することもできる。
また、従来における店舗から本部への発注の運用においては、発注の形態が店舗ごとに異なったり、販売している商品の価格帯が店舗ごとに異なる場合であっても、同一の発注の運用をしなければならず、本部の人員に無駄に負荷がかかったり、本部から店舗への出荷に時間がかかることによって欠品の可能性もあった。これに対して、本実施形態に係る発注関連業務支援システムによれば、例えば、店舗の発注形態や販売商品によって、店舗からの発注制限を行うことを可能とした。具体的には、
(1)本部での制御が不要な店舗や商品については、店舗からの発注が本部の制御なしに本部倉庫から出荷されることとなり、この結果、本部の負荷軽減や本部から店舗への出荷スピードの向上が実現された。結果として、欠品が生じる可能性も低くなり、売上の向上にも繋がった。
(2)本部での制御が必要な人気商品や限定商品のみについて、本部が配分を行うことによって、会社全体としての在庫の最適化を図ることが可能となった。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、店舗側装置100および本部側装置200に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、店舗側装置100および本部側装置200が備える処理機能、特に制御部102および制御部202にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて店舗側装置100および本部側装置200に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは店舗側装置100および本部側装置200に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。したがって、本明細書で説明したような処理又は処理方法を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106および記憶部206に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、店舗側装置100および本部側装置200は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、店舗側装置100および本部側装置200は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、店舗販売を行う小売業界等において有用である。
100 店舗側装置
102 制御部
102a 発注予定データ連携部
102b 発注確定データ連携部
102c 出荷指示データ連携部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 店舗発注制御マスタ
106b 店舗発注データ
106c 店舗発注確定データ
106d 出荷指示データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 本部側装置
202 制御部
202a 発注確定データ作成部
202b 出荷指示データ作成部
202c 出荷データ作成部
204 通信インターフェース部
206 記憶部
206c 店舗発注確定データ
206d 出荷指示データ
206e 出荷データ
208 入出力インターフェース部
212 入力装置
214 出力装置
300 ネットワーク
400 サーバ

Claims (4)

  1. 制御部を備える店舗側装置および制御部を備える本部側装置を含み、店舗から本部への発注に関する発注関連業務を支援する発注関連業務支援システムであって、
    前記店舗側装置の前記制御部は、
    前記店舗を識別するための店舗識別データと、前記発注の予定に関するデータである発注予定データのみが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第一区分、前記発注予定データおよび前記発注を確定したデータである発注確定データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第二区分ならびに前記発注予定データおよび前記発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータである出荷指示データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第三区分のいずれか一つの区分と、を含む店舗制御マスタを参照して、入力された前記店舗識別データと入力された商品を識別するための商品識別データと入力された前記商品の発注予定数とを含む、前記店舗側で作成された前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第一区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データを前記本部側に連携する発注予定データ連携手段と、
    前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第二区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数とを含む前記発注確定データである店舗側発注確定データを作成し、当該作成した店舗側発注確定データを前記本部側に連携する発注確定データ連携手段と、
    前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第三区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記発注予定数とを含む前記出荷指示データである店舗側出荷指示データを作成し、当該作成した店舗側出荷指示データを前記本部側に連携する出荷指示データ連携手段と、
    を備え、
    前記本部側装置の前記制御部は、
    前記発注予定データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数または前記発注予定数を前記本部側で変更した数とを含む前記発注確定データである本部側発注確定データを作成する発注確定データ作成手段と、
    前記発注確定データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側発注確定データまたは前記発注確定データ作成手段で前記本部側で作成した前記本部側発注確定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記本部側で確認された前記発注確定数とを含む前記出荷指示データである本部側出荷指示データを作成する出荷指示データ作成手段と、
    前記出荷指示データ連携手段で前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側出荷指示データまたは前記出荷指示データ作成手段で前記本部側で作成した前記本部側出荷指示データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記本部側から前記店舗側への前記商品の出荷数としての前記出荷指示数とを含む、前記発注に対する前記本部からの出荷に関するデータである出荷データを作成する出荷データ作成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする発注関連業務支援システム。
  2. 前記店舗制御マスタは、前記商品識別データを更に含み、
    前記発注予定データ連携手段、前記発注確定データ連携手段および前記出荷指示データ連携手段は、前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データおよび前記商品識別データと紐付く前記区分を取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の発注関連業務支援システム。
  3. 前記店舗制御マスタにおいて、
    前記第一区分は、前記店舗制御マスタ中の前記商品識別データで特定される商品が、数量が限られている商品、高価な商品または人気商品である場合に設定され、
    前記第三区分は、前記特定される商品が、回転率が高い商品または前記店舗側に在庫管理を一任されている商品である場合に設定されること、
    を特徴とする請求項2に記載の発注関連業務支援システム。
  4. 制御部を備える店舗側装置および制御部を備える本部側装置を含む情報処理システムで実行される、店舗から本部への発注に関する発注関連業務を支援する発注関連業務支援方法であって、
    前記店舗側装置の前記制御部で実行される、
    前記店舗を識別するための店舗識別データと、前記発注の予定に関するデータである発注予定データのみが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第一区分、前記発注予定データおよび前記発注を確定したデータである発注確定データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第二区分ならびに前記発注予定データおよび前記発注に対する前記本部での出荷指示に関するデータである出荷指示データが前記店舗側で作成されることを意味する区分である第三区分のいずれか一つの区分と、を含む店舗制御マスタを参照して、入力された前記店舗識別データと入力された商品を識別するための商品識別データと入力された前記商品の発注予定数とを含む、前記店舗側で作成された前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第一区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データを前記本部側に連携する発注予定データ連携ステップと、
    前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第二区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数とを含む前記発注確定データである店舗側発注確定データを作成し、当該作成した店舗側発注確定データを前記本部側に連携する発注確定データ連携ステップと、
    前記店舗制御マスタを参照して、前記発注予定データ中の前記店舗識別データと紐付く前記区分を取得し、当該取得した区分が前記第三区分である場合、前記店舗側で作成された発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記発注予定数とを含む前記出荷指示データである店舗側出荷指示データを作成し、当該作成した店舗側出荷指示データを前記本部側に連携する出荷指示データ連携ステップと、
    を含み、
    前記本部側装置の前記制御部で実行される、
    前記発注予定データ連携ステップで前記店舗側から前記本部側に連携した前記発注予定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の発注確定数としての前記発注予定数または前記発注予定数を前記本部側で変更した数とを含む前記発注確定データである本部側発注確定データを作成する発注確定データ作成ステップと、
    前記発注確定データ連携ステップで前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側発注確定データまたは前記発注確定データ作成ステップで前記本部側で作成した前記本部側発注確定データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記商品の出荷指示数としての前記本部側で確認された前記発注確定数とを含む前記出荷指示データである本部側出荷指示データを作成する出荷指示データ作成ステップと、
    前記出荷指示データ連携ステップで前記店舗側から前記本部側に連携した前記店舗側出荷指示データまたは前記出荷指示データ作成ステップで前記本部側で作成した前記本部側出荷指示データに基づいて、前記店舗識別データと前記商品識別データと前記本部側から前記店舗側への前記商品の出荷数としての前記出荷指示数とを含む、前記発注に対する前記本部からの出荷に関するデータである出荷データを作成する出荷データ作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする発注関連業務支援方法。
JP2018174913A 2018-09-19 2018-09-19 発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法 Active JP7112299B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018174913A JP7112299B2 (ja) 2018-09-19 2018-09-19 発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018174913A JP7112299B2 (ja) 2018-09-19 2018-09-19 発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020046943A JP2020046943A (ja) 2020-03-26
JP7112299B2 true JP7112299B2 (ja) 2022-08-03

Family

ID=69901496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018174913A Active JP7112299B2 (ja) 2018-09-19 2018-09-19 発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7112299B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002042044A (ja) 2000-07-24 2002-02-08 Susumu Iida グロサリー商品マスタ運用システム
JP2003252440A (ja) 2002-02-28 2003-09-10 Yamato System Development Co Ltd 物流支援システム
JP2005157562A (ja) 2003-11-21 2005-06-16 Honda Motor Co Ltd 製品発注装置
JP2009181475A (ja) 2008-01-31 2009-08-13 Teraoka Seiko Co Ltd 商品発注システム
JP2018081408A (ja) 2016-11-15 2018-05-24 シャープ株式会社 商品発注システム、商品発注サーバ及び商品発注プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002042044A (ja) 2000-07-24 2002-02-08 Susumu Iida グロサリー商品マスタ運用システム
JP2003252440A (ja) 2002-02-28 2003-09-10 Yamato System Development Co Ltd 物流支援システム
JP2005157562A (ja) 2003-11-21 2005-06-16 Honda Motor Co Ltd 製品発注装置
JP2009181475A (ja) 2008-01-31 2009-08-13 Teraoka Seiko Co Ltd 商品発注システム
JP2018081408A (ja) 2016-11-15 2018-05-24 シャープ株式会社 商品発注システム、商品発注サーバ及び商品発注プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020046943A (ja) 2020-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7079676B2 (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
JP7488940B2 (ja) 倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラム
JP2023001262A (ja) 商品手配業務支援装置、商品手配業務支援方法および商品手配業務支援プログラム
JP7121565B2 (ja) 店舗発注管理装置、店舗発注管理方法、及び店舗発注管理プログラム
JP7112299B2 (ja) 発注関連業務支援システムおよび発注関連業務支援方法
JP6829052B2 (ja) 出荷情報管理装置、出荷情報管理方法および出荷情報管理プログラム
JP2020004213A (ja) 売上振替仕訳装置、売上振替仕訳方法および売上振替仕訳プログラム
JP6793034B2 (ja) 出荷期限管理装置、出荷期限管理方法および出荷期限管理プログラム
JP7104594B2 (ja) 受注・売上管理装置、受注・売上管理方法および受注・売上管理プログラム
JP6937130B2 (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法および在庫管理プログラム
JP7104817B2 (ja) 伝票登録制御装置、伝票登録制御方法、および、伝票登録制御プログラム
JP2020030537A (ja) データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラム
JP7502153B2 (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
JP7410847B2 (ja) 在庫管理業務支援装置、在庫管理業務支援方法および在庫管理業務支援プログラム
JP6967165B2 (ja) 出荷情報管理装置、出荷情報管理方法および出荷情報管理プログラム
JP7183034B2 (ja) 単価管理装置、単価管理方法、及び単価管理プログラム
JP2019114133A (ja) 配送情報管理装置、配送情報管理方法、及び配送情報管理プログラム
JP7220041B2 (ja) 売上管理装置、売上管理方法、及び売上管理プログラム
JP7285115B2 (ja) 定期配品装置、定期配品方法、及び定期配品プログラム
JP6990574B2 (ja) 納期管理装置、納期管理方法および納期管理プログラム
JP2024069492A (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
JP2023098347A (ja) オーダー品構成管理装置、オーダー品構成管理方法、および、オーダー品構成管理プログラム
JP2024063256A (ja) 業務支援装置、業務支援方法および業務支援プログラム
JP2020064543A (ja) 消込候補表示装置、消込候補表示方法および消込候補表示プログラム
JP2022084427A (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7112299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150