JP7107671B2 - リソース割当装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:(以下「RAN」と称する)におけるリソース割当てを行うリソース割当装置に関する。
なお、本明細書における「サービス」又は「ネットワークサービス」とは、例えば、通信サービス(専用線サービス等)及びアプリケーションサービス(動画配信、エンベデッド装置等のセンサ装置を利用したサービス)等の、ネットワークリソースを用いて処理されるサービスを意味する。「スライス」とは、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワークであり、上記サービスは、スライスに割り当てられ、当該割り当てられたスライスのネットワークリソースを用いて処理される。
従来のRANにおけるリソース割当方法としては、PF(Proportional Fairness)に基づく手法が知られている(特許文献1参照)。この手法は、各ユーザの瞬時スループットと一定区間における平均スループットとの比を算出して相互に比較し、比の値が大きいユーザから順にリソースを割り当てる手法である。上記の「スループット」としては、例えば、端末における受信信号電力対干渉および雑音電力比(受信SINR(Signal-to-Interference plus Noise power Ratio))が用いられる。
特開2013-229727号公報
一方、サービス毎に仮想的なネットワークリソースを分離してリソース割当量を保証するスライシング技術が知られている。しかし、RANにおけるリソースを対象として上記スライシング技術を適用することは未だあまり検討されておらず、例えばスライスの要求条件に応じて、RANにおけるリソースを適切に分離しリソース割当量を保証することは困難であった。仮に、リソース割当量を保証するために、単純にサービス毎に固定的にリソースを割り当てる方法を採用した場合、リソースの分割損が大きくなり、ネットワーク全体でのリソース利用効率が低下するおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、必要なリソース割当数を確保しつつ、分割損を抑えながらネットワーク全体でのリソース利用効率を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係るリソース割当装置は、無線アクセスネットワークにおけるリソース割当てを行うリソース割当装置であって、スライスの優先度を含むサービス要求条件、端末が利用するサービスに関する利用サービス情報、および端末の在圏情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記サービス要求条件、前記利用サービス情報および前記在圏情報に基づいて、前記サービス要求条件に応じたスライスごとのリソース最大割当数および前記利用するサービスに対応するスライスの優先度に応じたスライスごとのウエイト値を決定する決定部と、前記決定部により決定されたスライスごとのリソース最大割当数およびウエイト値に基づいてリソース割当てを行うリソース割当部と、を備える。
上記のリソース割当装置では、取得部が、スライスの優先度を含むサービス要求条件、端末が利用するサービスに関する利用サービス情報、および端末の在圏情報を取得し、決定部が、取得されたサービス要求条件、利用サービス情報および在圏情報に基づいて、サービス要求条件に応じたスライスごとのリソース最大割当数および上記利用するサービスに対応するスライスの優先度に応じたスライスごとのウエイト値を決定し、そして、リソース割当部が、決定されたスライスごとのリソース最大割当数およびウエイト値に基づいてリソース割当てを行う。このように、スライスの優先度を含むサービス要求条件に応じて決定されたスライスごとのリソース最大割当数、および、端末が利用するサービスに対応するスライスの優先度に応じたスライスごとのウエイト値に基づいて、リソース割当てが行われることで、必要なリソース割当数を確保しつつ、分割損を抑えながらネットワーク全体でのリソース利用効率(例えば、無線アクセスネットワークにおける周波数利用効率)を向上させることができる。
本発明によれば、必要なリソース割当数を確保しつつ、分割損を抑えながらネットワーク全体でのリソース利用効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成図である。 通信システムにおいて実行される処理シーケンスを示す図である。 サービス運用装置から通知されるサービス要求条件の一例を示す図である。 基地局により決定される割当RB最大数およびウエイト値等の一例を示す図である。 (a)は、従来のPFインデックス値に基づくリソース割当て例を説明する図であり、(b)は、本発明の一実施形態に係るPFインデックス値に基づくリソース割当て例を説明する図である。 基地局により実行される処理例を示すフロー図である。 基地局のハードウェア構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための一形態を詳細に説明する。
図1に、本実施形態に係る通信システム1の構成を示す。図1に示すように、本実施形態に係る通信システム1は、端末(User Equipment)10、基地局20、セッション管理機能(Session Management Function(以下「SMF」と称する))30、およびサービス運用装置40を含んで構成され、端末10に対し、データ通信を用いてネットワークサービスを提供するシステムである。
通信システム1では、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワークであるスライスに対してサービスを割り当てることにより、端末10に対してネットワークサービスを提供する。上記のスライスは、より詳しくは、ネットワークのリソースを仮想的に切り分けて、切り分けられたリソースを結合し、結合されたリソース上に論理的に生成される仮想化ネットワーク又はサービス網であり、スライス同士は、リソースが分離されているため、互いに干渉しない。なお、本実施形態では、リソースの呼称として、Resource Blockの略称である「RB」を用いる。
以下、通信システム1の各構成部を順に概説する。
端末10は、端末ユーザにより使用される端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末等の携帯型端末全般を含む。
基地局20は、RANにおいて端末10の在圏情報等を管理する装置であり、例えば、LTE方式の無線通信に対応した無線基地局であるeNodeB(evolved Node B)等に相当する。本実施形態では、本発明に係るリソース割当装置は基地局20により構成され、基地局20は、以下のようなリソース割当装置としての機能部を備える。即ち、基地局20は、スライスの優先度を含むサービス要求条件、端末が利用するサービスに関する利用サービス情報、および端末10の在圏情報を取得する取得部21と、取得部21により取得されたサービス要求条件、利用サービス情報および在圏情報に基づいて、サービス要求条件に応じたスライスごとのリソース最大割当数(本実施形態では「割当RB最大数」と称する)および上記利用するサービスに対応するスライスの優先度に応じたスライスごとのウエイト値を決定する決定部22と、決定部22により決定されたスライスごとの割当RB最大数およびウエイト値に基づいてリソース割当てを行うリソース割当部23と、を備える。
サービス運用装置40は、サービスを提供する事業者等により管理される装置であり、サービス要求条件をSMF30に対し通知する機能を有する。図3には、サービス運用装置40から通知されるサービス要求条件の一例を示す。図3の例では、サービス要求条件には、スライスの優先度、スライス名、スライスに対応付けられたサービスの名称(サービス名)、1つの処理単位当りのデータ量、データの平均的な到達間隔などの情報が含まれる。
SMF30は、サービス運用装置40からのサービス要求条件に基づいてスライスの優先度を含むサービス要求条件を決定し、決定内容を基地局20へ通知する機能を有する。SMF30としての機能は、例えば、MANO(Management and Orchestration)アーキテクチャとして定義されるNFVO(NFV Orchestrator)に搭載できる。なお、上記のSMF30及びサービス運用装置40に係る機能はそれぞれ、複数台の装置によって実現されてもよい。
次に、図2を参照しながら、通信システム1において実行される処理の概要を説明する。図2に示すように、サービス運用装置がサービス要求条件をSMFに通知すると(ステップS1)、SMFは、受信したサービス要求条件を基に、スライスの優先度を含むサービス要求条件を決定し(ステップS2)、当該決定内容を基地局に通知する(ステップS3)。一方で、端末が利用するサービスに関する利用サービス情報が端末から基地局へ通知される(ステップS4)。
基地局は、ステップS3で通知されたスライスの優先度を含むサービス要求条件、ステップS4で通知された利用サービス情報、および、従来手法によって得られる端末の在圏情報を取得し(ステップS5)、取得されたサービス要求条件、利用サービス情報および在圏情報に基づいて、サービス要求条件に応じたスライスごとの割当RB最大数および上記利用するサービスに対応するスライスの優先度に応じたスライスごとのウエイト値を決定する(ステップS6)。図4には、基地局により決定される割当RB最大数およびウエイト値等の一例を示す。例えば、基地局は、図3に記載された「データ量」を「到達間隔」で除算することで単位時間(例えば1秒)当たりのデータ流量を算出するともに端末の在圏情報から端末台数を集計し、得られたデータ流量および端末台数に基づきスライスごとの割当RB最大数を求め、また、サービスに対応するスライスの優先度に応じたスライスごとのウエイト値を決定する。さらに、基地局は、ステップS6で決定したスライスごとの割当RB最大数およびウエイト値に基づいてリソース割当てを行う(ステップS7)。
以上のステップS1~S7が、リソース割当てを行うまでの一連の処理である。このうち基地局により実行されるステップS5~S7の処理については、図6を用いて、後に詳述する。
その後、端末と基地局間でデータ通信が行われて端末のユーザが所望のサービスを利用する(ステップS8)。このようなサービス利用の終了、新規のサービス利用の要求発生などにより、利用サービスは変化する。そのため、所定の時間周期ごとに又は所定の更新タイミングの到来などをトリガーに、図2に示すように、上記ステップS5~S7の処理を再度実行する。これにより、最新の利用サービス情報、最新の在圏情報などに基づいて最新の状況に応じた適切なリソース割当てを行うことができる。
次に、図5(a)、(b)を用いてリソース割当ての一例を説明する。図5(a)は、従来のPF(Proportional Fairness(プロポーショナル・フェアネス))に基づく手法を用いたリソース割当て例を示し、図5(b)は、本発明の一実施形態に係る手法(PFに基づく手法の改良手法)を用いたリソース割当て例を示す。ここでは、「スライスAを用いてサービスを利用するユーザ1(「Slice#A-User1」と表記)」、「スライスAを用いてサービスを利用するユーザ2(「Slice#A-User2」と表記)」および「スライスBを用いてサービスを利用するユーザ1(「Slice#B-User1」と表記)」を対象として、リソース(RBindex(k) (k=0,1,2,…))それぞれを個別に割り当てる例を説明する。
まずは、従来のPF(Proportional Fairness)に基づくリソース割当て手法と同様に、各ユーザの瞬時スループットと一定区間における平均スループットとの比の算出が行われる。その結果、図5(a)に示すPFインデックス値(プロポーショナル・フェアネス・インデックス値)が得られたとする。
そして、従来は、図5(a)に示すように、算出されたPFインデックス値の大きいユーザからリソース(RBindex(k) (k=0,1,2,…))それぞれの割り当てを行うため、図5(a)にてハッチングされたユーザにRBが割り当てられる。この場合、スライスの優先度に基づいた無線リソース割当を行うことができず、「スライスAを用いてサービスを利用するユーザ2」にはRBが割り当てられないといった不都合が生じる。
一方、本実施形態に係るPFインデックス値に基づくリソース割当では、スライスの優先度に応じたウエイト値が上記PFインデックス値に乗算され(即ち、重み付けが行われ)、乗算後のPFインデックス値(本実施形態では「重み付けPFインデックス値」と称する)が得られる。
ここでは、図4に例示したように、スライスAに係るウエイト値として「5」が、スライスBに係るウエイト値として「4」が、それぞれ求められたとすると、図5(a)におけるスライスAに係るPFインデックス値にウエイト値「5」が乗算され、スライスBに係るPFインデックス値にウエイト値「4」が乗算され、その結果、図5(b)に示す重み付けPFインデックス値が得られる。なお、本実施形態では、ウエイト値に基づく重み付けの一例として、PFインデックス値にウエイト値を乗算する例を示したが、乗算以外の手法で、ウエイト値に基づく重み付けを実施してもよい。
そして、重み付けPFインデックス値に基づき、リソース割当が行われる。具体的には、重み付けPFインデックス値の大きいユーザからリソース(RBindex(k) (k=0,1,2,…))それぞれの割当てが行われ、図5(b)にてハッチングされたユーザにRBが割り当てられる。この例では、「スライスAを用いてサービスを利用するユーザ2」に対してもRBが割り当てられ、スライスの優先度に基づいた無線リソース割当を行うことができる。
次に、図6を用いて、図1の基地局20により実行される処理の一例を説明する。図6は、「各スライスへの割当RB数が、サービス要求条件に応じて決定された各スライスの割当RB最大数を超えないようにしつつ、スライスの優先度に応じた各スライスのウエイト値を用いて得られた重み付けPFインデックス値に基づいて、リソース割当てを行う処理」を記載している。
図6の説明では、RBが割り当てられる個々の単位を、当該技術分野の慣例に倣い「ユーザ」と称する。また、各スライスに割り当てられたRB数(実績数)をカウントするためのスライスごとの「割当RB数」は、「0」に初期設定されている。
まず、図1の取得部21が、スライスの優先度を含むサービス要求条件をSMF30から取得し(ステップT1)、端末10が利用するサービスに関する利用サービス情報、および端末10の在圏情報を取得する(ステップT2)。なお、ステップT1、T2は実行順序が逆でもよいし、同時並行で実行してもよい。
次に、決定部22が、スライスごとの割当RB最大数とスライスごとのウエイト値を決定して(ステップT3)、リソース割当部23に渡す。ここで例えば、決定部22は、サービス要求条件に含まれる図3の「データ量」を「到達間隔」で除算することで図4の「データ流量」をスライスごとに求めるとともに、多数の端末10の在圏情報を集計することで図4の「端末台数」をスライスごとに求め、得られたスライスごとのデータ流量および端末台数を基にスライスごとの割当RB最大数を決定する。また、決定部22は、サービス要求条件に含まれるスライスの優先度を基にスライスごとのウエイト値を決定する。その際、スライス間の優先度関係を厳守したウエイト値を決定する。
次に、リソース割当部23は、従来のPF(Proportional Fairness)に基づくリソース割当て手法と同様に、各ユーザの瞬時スループットと一定区間における平均スループットとの比であるPFインデックス値を全ユーザについて算出し(ステップT4)、そして、全ユーザについて、ステップT3で決定したスライスごとのウエイト値に基づき、各ユーザの所属スライスに応じたウエイト値を各ユーザのPFインデックス値に乗算する(ステップT5)。ここで得られた乗算後のPFインデックス値を「重み付けPFインデックス値」と称する。
次に、リソース割当部23は、全ユーザの重み付けPFインデックス値を降順にソートして、降順にソートされた重み付けPFインデックス値から構成される集合Nを生成する(ステップT6)。
次に、リソース割当部23は、集合Nを構成する全ての重み付けPFインデックス値(全てのユーザ)についてリソース割当処理が終了したか否かを判断する(ステップT7)。後述するステップT11、T13で処理済みのユーザは集合Nから削除されるため、ステップT7では、集合Nに未処理のユーザ(重み付けPFインデックス値)が残っているか否かによって、リソース割当処理が終了したか否かが判断される。
上記ステップT7で、集合Nにユーザが残っている場合、即ち、全てのユーザについてのリソース割当処理が未だ終了していない場合は、リソース割当部23は、当該時点の集合Nにおいて最も高い重み付けPFインデックス値(即ち、最も高いユーザ)をRB割当候補とする(ステップT8)。
次に、リソース割当部23は、RB割当候補とされたユーザ(該当ユーザ)の所属スライスの割当RB数が割当RB最大数に達しているか否かを判断する(ステップT9)。
上記ステップT9で該当ユーザの所属スライスの割当RB数が割当RB最大数に達していない場合は、該当ユーザへのRB割当は可能であるため、リソース割当部23は、該当ユーザへのRB割当を実施する(ステップT10)。さらに、同じユーザへの重複したRB割当を防ぐため、RB割当を実施した該当ユーザ(RB割当ユーザ)を集合Nから削除し(ステップT11)、RB割当ユーザの所属スライスの割当RB数を1つカウントアップする(ステップT12)。以後は、ステップT7へ戻り、処理を繰り返す。
一方、ステップT9で、該当ユーザの所属スライスの割当RB数が割当RB最大数に達している場合は、該当ユーザへのRB割当は実施できないため、リソース割当部23は、該当ユーザへのRB割当を実施せずに、集合Nから該当ユーザを削除する(ステップT13)。以後は、ステップT7へ戻り、処理を繰り返す。
以上のようなステップT7~T13の処理は、集合Nにユーザが残っていない状態になるまで、即ち、全てのユーザについてリソース割当処理が終了するまで、繰り返される。そして、集合Nにユーザが残っていない状態になった(全てのユーザについてリソース割当処理が終了した)場合、ステップT7で肯定判断され、図6の処理を終了する。
以上のような処理により、各スライスへの割当RB数が、サービス要求条件に応じて決定された各スライスの割当RB最大数を超えないようにしつつ、スライスの優先度に応じた各スライスのウエイト値を用いて得られた重み付けPFインデックス値に基づいて、リソース割当てが行われる。これにより、必要なリソース割当数を確保しつつ、分割損を抑えながらネットワーク全体でのリソース利用効率(例えば、無線アクセスネットワークにおける周波数利用効率)を向上させることができる。
また、上記実施形態では、リソース割当部23は、PF(Proportional Fairness)に基づく手法により、端末が利用するサービスごとにPFインデックス値を算出し、得られたPFインデックス値を、上記利用するサービスに対応するスライスに関するウエイト値に基づいて重み付けし、スライスごとのリソース割当数がリソース最大割当数を超えないようにしつつ、上記重み付けにより得られた重み付けPFインデックス値に基づいて、リソース割当てを行う。このように、大幅な改良・改変ではなく、従来のPFに基づく手法に少しの工夫(スライスに関するウエイト値に基づく重み付け)を加えるだけで、比較的簡易に処理を実現することができる、という利点がある。
また、上記実施形態では、本発明に係るリソース割当装置がRANにおける基地局により構成される例を説明したが、これは必須要件ではなく、本発明に係るリソース割当装置は、基地局以外の別の装置により構成してもよい。このように本発明に係るリソース割当装置を、基地局以外の別の装置により構成する場合は、例えば、基地局から当該別の装置に対し、リソース割当に必要な情報を提供してリソース割当て処理を指示(又は要求)することで実現できる。
なお、通信システム1のネットワークの種別は特に限定されるものではなく、例えば、EPC(Evolved Packet Core)ネットワークであってもよいし、いわゆる次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)であってもよい。
上記の実施形態の説明で用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、上記の実施形態における基地局20は、上述した基地局20の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、基地局20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。なお、図1における基地局20以外の装置についても、基地局20と同様の構成であってもよい。以下では、基地局20を例にとって説明する。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、基地局20の各機能部は、プロセッサ1001を含んで実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局20の各機能部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の基地局20の各機能部は、通信装置1004を含んで実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報などは特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報などは、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報などは削除されてもよい。入力された情報などは他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
移動通信端末は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
1…通信システム、10…端末、20…基地局、21…取得部、22…決定部、23…リソース割当部、30…SMF、40…サービス運用装置、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (3)

  1. 無線アクセスネットワークにおけるリソース割当てを行うリソース割当装置であって、
    スライスの優先度を含むサービス要求条件、端末が現時点で利用中のサービスに関する利用サービス情報、および、通信中の端末に関する在圏情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記サービス要求条件に含まれたデータ量および到達間隔に基づき、前記利用中のサービスそれぞれについて、前記データ量を前記到達間隔で除算することで単位時間当たりのデータ流量を算出し、得られた前記単位時間当たりのデータ流量と、前記通信中の端末に関する在圏情報から得られる前記通信中の端末台数と、に基づいて、前記サービス要求条件に応じたスライスごとのリソース最大割当数を決定するとともに、前記利用するサービスに対応するスライスの優先度に応じたスライスごとのウエイト値を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された前記スライスごとのリソース最大割当数および前記スライスごとのウエイト値に基づいてリソース割当てを行うリソース割当部と、
    を備えるリソース割当装置。
  2. 前記リソース割当部は、
    プロポーショナル・フェアネスに基づく手法により、前記端末が利用するサービスごとにプロポーショナル・フェアネス・インデックス値を算出し、
    得られたプロポーショナル・フェアネス・インデックス値を、前記利用するサービスに対応するスライスに関するウエイト値に基づいて重み付けし、
    スライスごとのリソース割当数が前記リソース最大割当数を超えないようにしつつ、前記重み付けにより得られた重み付けプロポーショナル・フェアネス・インデックス値に基づいて、リソース割当てを行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース割当装置。
  3. 前記リソース割当装置は、
    前記無線アクセスネットワークにおける基地局により構成される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のリソース割当装置。
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