JP7106251B2 - 梱包箱、及び梱包箱に被収容物を収容して梱包した梱包体 - Google Patents

梱包箱、及び梱包箱に被収容物を収容して梱包した梱包体 Download PDF

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Description

本発明は、被収容物を梱包する梱包箱、及び梱包箱に被収容物を収容して梱包した梱包体に関する。
飲料を収容するビン等の被収容物を梱包箱に収容した状態で搬送することが知られている。梱包箱は、被収容物を収容する箱本体、及び、被収容物に装着されて箱本体内での被収容物の移動を規制する規制部材を有している。
この種の規制部材は、箱本体内に嵌合する底壁と、底壁部の周縁から立ち上がる周壁部とを有している。底壁は、被収容物の一部を挿通する孔を有している。底壁は、その下面で被収容物に接触する。周壁部は、箱本体の上壁部に直接的、または、緩衝部材を介して間接的に接触している。
このように、底壁部が被収容物に接触し、周壁部が箱本体の上壁部に接触することにより、規制部材自体の箱本体内での移動が規制される。規制部材の移動が規制されることにより、被収容物の箱本体内での移動も規制されることとなる。また、この種の規制部材を、1枚の紙部材を折り曲げることにより形成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63-197824号公報
しかしながら、上述のように、1枚の紙部材から形成された規制部材には、以下の問題があった。すなわち、周壁部は、底壁部の周縁に一体に形成されており、底壁部に対して折り曲げることにより、構成されている。この為、周壁部が箱本体の内側に向かって倒れる場合がある。
周壁部が箱の内側に向かって倒れると、周壁部の上端の位置が低くなる。すなわち、規制部材の高さが低くなる。規制部材の高さが低くなると、規制部材と箱本体の上壁部との間に隙間が形成される。この隙間により、規制部材及び被収容物が移動するという問題がある。
例えば、被収容物として、内部に香料等の薬液と圧縮ガスや液化ガスなどの噴射剤を収容するいわゆるエアゾール容器や薬液をポンプ式スプレーで排出させるボトルを収容する場合がある。この種のボトルは、その上部に、ノズルやポンプが設けられている。ノズルやポンプが押圧されることにより、ボトル内の薬液が、ガスまたは霧状になり、ノズルを通して外部に噴射される。この為、規制部材と箱の上壁部との間に隙間が形成され、それゆえ、規制部材及びボトルが箱内で移動すると、ノズルが箱本体の上壁部に当接することにより押圧されてガスが漏れる虞がある。また、ノズルが箱本体の上壁部に当接した際の衝撃によりノズルが屈曲し、ボトルの使用時に支障をきたす虞もある。
この為、本発明は、第1の部分、及び第1の部分に連続し、断面が第1の部分よりも大きい第2の部分を有する被収容物の、梱包箱内での、第1の部分及び第2の部分が並ぶ方向の移動を規制できる梱包箱、及び梱包箱に被収容物を収容して梱包した梱包体を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る梱包箱は、先端に噴射口を有するノズルを備え、ノズルを押し込むことにより噴射口から内容物を噴射する噴射部、噴射部を設けた第1の部分、及び、噴射部の反対側で第1の部分に連続し、断面が第1の部分よりも大きい第2の部分を有する被収容物を収容可能な箱本体であって、底部、胴部、及び、上壁部を有する箱本体と、被収容物に装着した状態で箱本体に収容可能な規制部材と、を具備する。規制部材は、被収容物の第1の部分を内部に配置可能であり、かつ、第2の部分の断面よりも小さい孔を有し、第1の部分を孔に挿通して規制部材を被収容物に装着した状態で第2の部分に接触する底壁部と、底壁部の縁に少なくとも1つ形成され、底壁部から立ち上がる側壁部と、少なくとも1つの側壁部の側縁に形成され、底壁部上に配置された補強部と、を備える。規制部材を装着した状態の被収容物を規制部材とともに箱本体に収容して梱包した状態で、補強部の上端が箱本体の上壁部に接触する。側壁部及び補強部の底壁部からの突出高さは、規制部材を装着した状態の被収容物を規制部材とともに箱本体に収容して梱包した状態で、噴射部の上部と箱本体の上壁部の間に隙間が形成される高さである。
本発明の一態様に係る梱包体は、先端に噴射口を有するノズルを備え、ノズルを押し込むことにより噴射口から内容物を噴射する噴射部、噴射部を設けた第1の部分、及び、噴射部の反対側で第1の部分に連続し、断面が第1の部分よりも大きい第2の部分を有する被収容物と、被収容物に装着可能な規制部材と、底部、胴部、及び、上壁部を有し、規制部材を装着した状態の被収容物を規制部材とともに収容可能な箱本体と、を具備する。規制部材は、被収容物の第1の部分を内部に配置可能であり、かつ、第2の部分の断面よりも小さい孔を有し、第1の部分を孔に挿通して規制部材を被収容物に装着した状態で第2の部分に接触する底壁部と、底壁部の縁に少なくとも1つ形成され、底壁部から立ち上がる側壁部と、少なくとも1つの側壁部の側縁に形成され、底壁部上に配置された補強部と、を備える。規制部材を装着した状態の被収容物を規制部材とともに箱本体に収容して梱包した状態で、補強部の上端が箱本体の上壁部に接触する。側壁部及び補強部の底壁部からの突出高さは、規制部材を装着した状態の被収容物を規制部材とともに箱本体に収容して梱包した状態で、噴射部の上部と箱本体の上壁部の間に隙間が形成される高さである。
本発明によれば、規制部材の高さが低くなることを防止できることにより、第1の部分、及び第1の部分に連続し、断面が第1の部分よりも大きい第2の部分を有する被収容物の、容器内での、第1の部分及び第2の部分が並ぶ方向の移動を規制できる。
本発明の第1の実施形態に係る規制部材を含む梱包箱、及び、ボトルを示す斜視図。 本発明の第1の実施形態に係る梱包箱内にガスボトルが収容された状態を、図1に示すF2-F2線に沿って切断して示す断面図。 本発明の第1の実施形態に係る規制部材を一部きり欠いて示す斜視図。 本発明の第1の実施形態に係る板部材を示す平面図。 本発明の第1の実施形態に係る規制部材の変形例を示す平面図。 本発明の第1の実施形態に係る規制部材の別の変形例を示す平面図。 本発明の第1の実施形態に係る規制部材の別の変形例を示す斜視図。 図7に示す変形例を形成する板部材を示す平面図。 本発明の第1の実施形態に係る規制部材の別の変形例を示す平面図。 図9に示す変形例を形成する板部材を示す平面図。 本発明の第1の実施形態に係る規制部材の別の変形例を示す平面図。 本発明の第2の実施形態に係る規制部材を示す斜視図。 本発明の第2の実施形態に係る板部材を示す平面図。 本発明の第3の実施形態に係る規制部材を示す平面図。 本発明の第3の実施形態に係る板部材を示す平面図。 本発明の第1乃至第3の実施形態に係る規制部材の変形例を示す平面図。 図16の変形例を形成する板部材を示す平面図。 本発明の第1乃至第3の実施形態に係る規制部材の変形例を示す平面図。 図18に示す変形例を形成する板部材を示す平面図。
本発明の第1の実施形態に係る規制部材10を、図1乃至図4を用いて説明する。図1は、規制部材10を含む梱包箱1、及び、梱包箱1に梱包されるボトル6を示す斜視図である。図2は、図1に示すF2-F2線に沿って梱包箱1を切断した状態を示す断面図である。図3は、規制部材10を一部切り欠いて示す斜視図である。図4は、規制部材10を形成可能な板部材40を示す平面図である。
まず、ボトル6について説明する。ボトル6は、図1に示すように、梱包箱1内に収容される被収容物の一例である。ボトル6は、その内部に、香料等の薬液と圧縮ガスや液化ガスなどの噴射剤を収容している。ボトル6は、ボトル本体7、ボトル本体に設けられたノズル8、及び、アダプタ9を有している。
ボトル本体7は、外観が、複数の異なる外径を有する円柱状に形成されている。ボトル本体7の端部は、小径部7aである。小径部7aは、第1の部分の一例である。ボトル本体7は、小径部7aに連続する大径部7bを有している。大径部7bの断面は、小径部7aの断面よりも大きい。大径部7bは、ボトル本体7の軸方向に直交する端面7cを有している。大径部7bは、第2の部分の一例である。小径部7a及び大径部7bは、同軸に配置されている。
ノズル8は、ボトル本体7の小径部7aに設けられている。ノズル8は、ボトル本体7に対してボトル本体7の軸方向に押し込み可能に設けられている。ノズル8は、ボトル本体7内に押されると、ボトル本体7内の薬液を外部に噴射させる。ボトル本体7内の薬液は、ボトル本体7のの噴射剤により、ガスまたは霧状になり、ノズル8を通して外部に噴射される。
アダプタ9は、複数の異なる外形を有する筒状に形成されており、ノズル8に同軸的に固定されている。すなわち、アダプタ9が押圧されると、ノズル8がボトル本体7に押し込まれる。アダプタ9は、ノズル8から噴射されたガス等を、アダプタ9の先端から噴射可能に形成されている。アダプタ9は、ボトル6を、当該ボトル6が装着される装置(図示せず)に装着する為に用いられる。
梱包箱1の説明に戻る。梱包箱1は、被収容物を収容する容器の一例である。梱包箱1は、図1及び図2に示すように、ボトル6を2本収容可能に形成されている。梱包箱1は、2本のボトル6を収納可能な箱本体2、及び、2つのボトル6に装着されて、2つのボトル6の箱本体2内での移動を規制可能な規制部材10を有している。
箱本体2は、直方体状に形成されている。箱本体2は、具体的には、断面が一方向に長い矩形状の筒状に形成された箱胴部3、箱胴部3の下端に形成された箱底壁部4、及び、箱胴部3の上端に形成された箱上壁部5を有している。
箱上壁部5は、図1に示すように、箱胴部3の上端の3つの縁のそれぞれに一体に形成された第1の上壁構成部5a、第2の上壁構成部5b、及び、第3の上壁構成部5cにより構成されている。これら上壁構成部5a,5b,5cは、箱胴部3の縁で折り曲げ可能に構成されている。上壁構成部5a,5b,5cを箱胴部3の縁で内側に折り曲げることにより、箱胴部3の上端開口を閉塞できる。また、上壁構成部5a,5b,5cを立ち上げることにより、箱胴部3の上端開口を開くことができる。
箱胴部3の上端開口を通して、2本のボトル6及び規制部材10の一体物を、箱本体2に出し入れすることができる。本実施形態では、一例として、箱本体2の長手方向に平行な方向を上下方向とし、箱底壁部4に対して箱上壁部5側を上側とする。このように構成された箱本体2は、例えば、1枚の板部材を折り曲げることにより構成することが可能である。この板部材は、箱本体2を展開した形状を有しており、例えば、紙から形成される。
図3に示すように、規制部材10は、底壁部11、胴部20、及び、補強部30を有している。図3では、規制部材10の、後述する第2の側壁部22及び第4の側壁部24は、説明の為、一部を切り欠いて示しており、切り欠いた部分を2点鎖線で示している。なお、規制部材10の上下方向は、本実施形態では、規制部材10がボトル6に装着されて箱本体2内に配置された姿勢に基づいて設定される。
底壁部11は、一例として、箱本体2の箱胴部3内に嵌合する大きさ及び形状を有している。本実施形態では、箱胴部3が断面矩形の筒状に形成されることから、底壁部11は、箱胴部3の長手方向に直交する断面と同形となる矩形、または、箱胴部3の長手方向に直交する断面より若干小さい矩形状に形成されている。なお、底壁部11の形状は、箱胴部3内に嵌合する形状に限定されるものではない。底壁部11が矩形であることから、底壁部11の外縁13は、4つの辺13a,13b,13c,13dから構成されることとなる。底壁部11が多角形である場合は、底壁部11の外縁13は、多角形と同数の辺から構成されることとなる。すなわち、底壁部11が矩形である場合は、外縁13は4つの辺から構成される。底壁部11が三角形の場合は、外縁13は3つの辺から構成される。底壁部11が6角形の場合は、外縁13は、6つの辺から構成される。
底壁部11には、2つの孔12が形成されている。孔12は、底壁部11の、対向する2つの稜部を結ぶ線を挟んで両側にそれぞれ配置されている。孔12は、ボトル本体7の小径部7aを挿通可能であり、かつ、小径部7aに連続する大径部7bを挿通不可能な大きさを有している。
孔12内にボトル6の小径部7aが配置されることにより、規制部材10が2本のボトル6に装着される。孔12内に小径部7aが配置されると、大径部7bが底壁部11の下面に接触する。この接触により、規制部材10がボトル6に保持される。
胴部20は、図2に示すように、規制部材10が2つのボトル6に装着された状態において、その内側に、ボトル6の小径部7a、ノズル8、及び、アダプタ9を収容する。胴部20の高さは、規制部材10が2つのボトル6に装着された状態で、アダプタ9の先端より高い。さらに、胴部20は、箱上壁部5に接触する高さを有している。
なお、箱本体2の高さ及び胴部20の高さは、規制部材10が2つのボトル6に装着された状態で規制部材10が箱上壁部5に接触し、かつ、箱本体2の箱上壁部5とアダプタ9との間に隙間を設ける高さであることが好ましい。
胴部20は、図3に示すように、底壁部11の4つの辺13a,13b,13c,13dのそれぞれに形成された側壁部を有している。具体的には、胴部20は、底壁部11の2つの短辺の一方(辺13a)に形成された、一方向に長い矩形板状の第1の側壁部21、他方(辺13b)に形成された一方向に長い矩形板状の第2の側壁部22、底壁部11の2つの長辺の一方(辺13c)に形成された一方向に長い矩形板状の第3の側壁部23、及び、他方(辺13d)に形成された一方向に長い矩形板状の第4の側壁部24(図1に示す)を有している。
第1の側壁部21の上端縁から下端縁までの長さ、第2の側壁部22の上端縁から下端縁までの長さ、第3の側壁部23の上端縁から下端縁までの長さ、及び、第4の側壁部24の上端縁から下端縁までの長さは、等しい。これら側壁部21,22,23,24が周方向に並ぶことにより、胴部20が構成されている。これら側壁部21,22,23,24は、底壁部11の上面に対して垂直または略垂直に立ち上がっている。
補強部30は、底壁部11上に、底壁部11の上面に直交またはほぼ直交する姿勢で配置されている。補強部30は、胴部20の互いに対向する2つの稜部R間に設けられている。より具体的には、補強部30は、1つの稜部Rから、この稜部Rに対向する別の稜部Rまで延びている。補強部30は、2つの孔12の間に配置されている。補強部30は、底壁部11及び胴部20の厚みと同じ厚みを有する、方向に長い矩形板状に形成されている。補強部30は、胴部20と同じ高さ、または、略同じ高さを有している。補強部30の上端は、箱本体2の箱上壁部5に接触する。
補強部30は、第3の側壁部23の一方の側縁23aに一体に形成されている。すなわち、補強部30は、稜部Rを構成する第3の側壁部23の側縁23aに形成されている。補強部30の底端30aは、底壁部11に接触している。補強部30の一方の側縁30bは、稜部Rに当接している。具体的には、補強部30の側縁30bは、稜部Rを構成する、第2の側壁部22の側縁22a及び第4の側壁部24の側縁24aの少なくとも一方に当接している。
このように構成された規制部材10は、1枚の板部材40から形成することができる。図4に示すように、板部材40は、底壁構成部41、第1の側壁構成部42、第2の側壁構成部43、第3の側壁構成部44、第4の側壁構成部45、及び、補強部構成部46を有している。板部材40は、折り曲げることが可能な材料から形成されている。板部材40は、一例として、紙から形成されている。例えば、板部材40は、規制部材10の強度を高める為に、厚紙等の厚い紙から形成されている。底壁構成部41は、規制部材10の底壁部11となる。
第1の側壁構成部42は、底壁構成部41の辺51aに形成されている。第1の側壁構成部42は、底壁構成部41の辺51aに沿って折り曲げられることにより、第1の側壁部21を構成する。
第2の側壁構成部43は、底壁構成部41の辺に形成されている。第2の側壁構成部43は、底壁構成部41の辺51bに沿って折り曲げられることにより、第2の側壁部22を構成する。
第3の側壁構成部44は、底壁構成部41の辺51cに形成されている。第3の側壁構成部44は、底壁構成部41の辺51cに沿って折り曲げられることにより、第3の側壁部23を構成する。
第4の側壁構成部45は、底壁構成部41の辺51dに一体に形成されている。第4の側壁構成部45は、底壁構成部41の辺に沿って折り曲げられることにより、第4の側壁部24を構成する。辺51a、辺51b、辺51c、及び辺51dにより、底壁構成部41の縁51が構成される。
補強部構成部46は、第3の側壁構成部44と一体に形成されている。補強部構成部46は、具体的には、第3の側壁構成部44の長手方向に連続して一体に形成されている。この為、補強部構成部46及び第3の側壁構成部44の一体物は、第4の側壁構成部45よりも長い帯状に形成されることとなる。補強部構成部46は、第1の側壁構成部42に対しては、分離されている。補強部構成部46は、第3の側壁構成部44に対して鋭角に折り曲げることにより、補強部30を構成する。
板部材40は、各構成部間に目印となる線が設けられても良い。作業者等は、この線に沿って折り曲げることとなる。または、この線に変えて、または、線と合わせて、折り曲げやすくする為の線状のくぼみDが形成されてもよい。これら、線やくぼみDは、各構成部間の境界線となる。
このように構成された規制部材10は、補強部30を有するので、規制部材10自体の剛性を向上することができる。この為、箱本体2内でのボトル6の移動を強固に規制することができる。箱本体2内でのボトル6の移動を防止できることにより、ボトル6のアダプタ9が箱上壁部5に押圧されることにより生じるボトル6の収容物の漏れを防止できる。
さらに、補強部30が、2つの稜部Rを結ぶ線状に配置されることにより、4つの側壁部21,22,23,24が内側に倒れようとすると、これら側壁部は、補強部30に当接する。この当接により、4つの側壁部21,22,23,24が倒れることが防止される。4つの側壁部21,22,23,24が倒れないことにより、胴部20の高さが低くなることが防止されるので、規制部材10と箱本体2の箱上壁部5との間に隙間が生じることを防止できる。規制部材10と箱上壁部5との間に隙間が生じることを防止できることにより、2つのボトル6が箱本体2内で箱上壁部5に向けて移動することを防止できる。
さらに、補強部30の側縁30bが、稜部Rに接触しているので、側壁部21,22,23,24の内側に倒れることを、より一層防止できる。さらに、補強部30が箱上壁部5に接触しているので、箱本体2内でボトル6が上下方向に移動しようとする際に規制部材10に作用する荷重に対する補強部30の剛性を向上できる。
なお、本実施形態では、補強部30は、胴部20の2つの稜部R間の距離と同じまたは略同じ長さを有しており、側縁30bが稜部Rに接触している。しかしながら、補強部30の長さは、2つの稜部R間の長さと同じまたは略同じであることに限定されない。他の例としては、例えば、図5に平面図で示す変形例のように、補強部30の長さは、2つの稜部R間の長さよりも長くてもよい。この場合、補強部30は、屈曲部31を有する。補強部30は、屈曲部31を有することにより、上下方向に対する剛性を向上することができる。または、補強部30は、その側縁30bを湾曲させ、または、折り曲げることにより、この湾曲部または折り曲げ部を稜部Rに接触させてもよい。
また、本実施形態では、補強部30の側縁30bは、胴部20の稜部Rに接触している。しかしながら、補強部30の側縁30bは、稜部Rに接触することに限定されない。他の例として、図6に平面図で示す変形例のように、補強部30の一端は、稜部Rに当接していなくてもよい。また、補強部30の側縁30bは、胴部20の内面に接触していなくてもよい。なお、側壁部21,22,23,24が内側に倒れることを防止する為に、補強部30の側縁30bは、稜部Rに接触するか、または、稜部Rの近傍まで延びていることが好ましい。
また、本実施形態では、補強部30は、胴部20と同じ高さ、または、略同じ高さを有している。しかしながら、補強部30は、胴部20と同じ高さ、または、略同じ高さを有することに限定されない。他の例として、図7に一部きり欠いた斜視図で示す変形例のように、補強部30は、胴部20の高さよりも低くてもよい。なお、図8は、この変形例の規制部材10を形成可能な板部材40を示す平面図である。
また、本実施形態では、補強部30は、第3の側壁部23に形成されているが、これに限定されない。例えば、補強部30は、複数の側壁部に形成されてもよい。この変形例としては、図9に平面図で示すように、補強部30が、第3の側壁部23、及び、第2の側壁部22に形成されてもよい。図10は、この規制部材10の変形例を形成可能な板部材40を示す平面図である。なお、図9では、第3の側壁部23に形成された補強部30の側縁30b、及び、第2の側壁部22に形成された側縁30bは、互いに接触している。
しかしながら、第3の側壁部23に形成された補強部30の側縁30b、及び、第2の側壁部22に形成された補強部30の側縁30bは、接触することに限定されない。さらなる変形例としては、図9に2点鎖線で示すように、第3の側壁部23に一体に形成された補強部30、及び、第2の側壁部22に一体に形成された補強部30が、それぞれの側面どうしを重ねることを可能な長さを有してもよい。
また、本実施形態では、底壁部11の全ての辺13a,13b,13c,13dに側壁部が形成されている。しかしながら、底壁部11の全ての辺13a,13b,13c,13dに側壁部が形成されることに限定されない。側壁部は、底壁部11の複数の辺の少なくとも1つに形成されればよく、さらに、この1つ以上の側壁部の少なくとも1つに、補強部が形成されればよい。
図11は、この変形例を示す平面図である。図11に示すように、この変形例では、規制部材10の胴部20は、第1の側壁部21を有しておらず、第2の側壁部22、第3の側壁部23、及び、第4の側壁部24を有している。さらに他の例では、胴部20は、補強部30が形成された第3の側壁部23のみ有していてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る規制部材10Aを、図12及び図13を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する構成は、第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。規制部材10Aは、第1の実施形態と同様に、2つのボトル6に装着されることにより、箱本体2内での2つのボトル6の移動を規制可能に形成されている。
図12は、規制部材10Aを一部きり欠いて示す斜視図である。図13は、規制部材10Aを形成可能な板部材40Aを示す平面図である。図12に示すように、規制部材10Aは、底壁部11、胴部20A、及び、補強部30Aを有している。胴部20Aは、第1の側壁部21、第2の側壁部22、第3の側壁部23A、及び、第4の側壁部24を有している。なお、図12では、第2の側壁部22及び第4の側壁部24は、説明の為、一部を切り欠かいて示している。切り欠かれた部分は2点鎖線で示している。
第3の側壁部23Aは、底壁部11の長手方向に沿う辺13cの一端から中途部までの範囲に形成されている。第3の側壁部23Aは、平面矩形の板状に形成されている。第3の側壁部23Aの上縁から下縁までの長さは、側壁部21,22,23,24の上縁から下縁までの長さと等しい。補強部30Aは、第3の側壁部23Aに連続して形成されている。側壁部21,22,23A,24は、底壁部11の上面に対して垂直にまたは略垂直に立ち上がっている。
補強部30Aは、側壁部23Aの側縁に形成されている。補強部30Aは、平面矩形の板状に形成されている。補強部30Aは、2つの孔12の間に配置されている。補強部30Aは、底壁部11の上面に直交または略直交する姿勢で底壁部11上に配置されている。補強部30Aの底端30cは、底壁部11に接触している。
補強部30Aは、屈曲部31を有している。なお、屈曲部31を有することに限定されない。また、補強部30Aの側縁30dは、稜部Rを構成する、第2の側壁部22の側縁22a、及び、第4の側壁部24の側縁24aの少なくとも一方に接触してもよい。または、側縁30dは、第1の側壁部21の内面、第4の側壁部24の内面、第2の側壁部22の内面に接触していてもよい。または、側縁30dは、胴部20の内面に接触していなくてもよい。
板部材40Aは、図13に示すように、底壁構成部41、第1の側壁構成部42、第2の側壁構成部43、第3の側壁構成部44A、第4の側壁構成部45、及び、補強部構成部46Aを有している。第3の側壁構成部44Aは、底壁構成部41の辺51cに形成されている。第3の側壁構成部44Aは、底壁構成部41に対して折り曲げられることにより、第3の側壁部23Aを構成する。
補強部構成部46Aは、第3の側壁構成部44Aに形成されている。補強部構成部46Aは、具体的には、第3の側壁構成部44Aの長手方向に連続して形成されている。この為、補強部構成部46A及び第3の側壁構成部44Aの一体物は、本実施形態では、第4の側壁構成部45よりも長い帯状に形成されている。補強部構成部46Aは、第3の側壁構成部44Aに対して折り曲げることにより、補強部30Aを構成する。
本実施形態では、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る規制部材10Bを、図14及び図15を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する構成は、第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。規制部材10Bは、2つ以外の複数のボトル6に装着可能に形成されており、その一例として、3つのボトル6に装着される。規制部材10Bは、第1の実施形態と同様に、梱包箱の箱本体内での3つのボトルの移動を規制可能に形成されている。図14は、規制部材10Bを示す平面図である。図15は、規制部材10Bを形成可能な板部材40Bを示す平面図である。なお、本実施形態では、箱本体は、3つのボトルを収容可能な大きさを有している。
図14に示すように、規制部材10Bは、底壁部11A、胴部20、第1の補強部32、及び、第2の補強部33を有している。底壁部11Aは、3本のボトルを収容する箱本体の断面形状と同じ形状の矩形状、または、略同じ形状の矩形状に形成されている。底壁部11Aには、3つの孔12が形成されている。孔12は、底壁部11Aを、その長手方向に略3等分した範囲のそれぞれに、配置されている。
第1の補強部32は、第3の側壁部23の一方の側縁23aに一体に形成されている。第1の補強部32は、一方向に長い矩形の板状に形成されている。第1の補強部32は、2つの孔12の間に配置されている。なお、第1の補強部32は、2つの孔12の間に配置可能とする為に、屈曲部31を有している。なお、第1の補強部32は、屈曲部31を有していなくてもよい。
第1の補強部32は、底壁部11の上面に直交または略直交する姿勢で、底壁部11上に配置されている。第1の補強部32の底端32aは、底壁部11Aに接触している。第1の補強部32の側縁32bは、第4の側壁部24の内面の長手方向の中途部に当接している。第1の補強部32は、胴部20と同じ高さ、または、略同じ高さを有している。この為、第1の補強部32は、箱体の上壁部に接触する。
第2の補強部33は、第3の側壁部23の他方の側縁23bに形成されている。第2の補強部33は、一方向に長い矩形の板状に形成されている。第2の補強部33は、2つの孔12の間に配置されている。なお、第2の補強部33は、2つの孔12の間に配置可能とする為に、屈曲部31を有している。なお、第2の補強部33は、屈曲部31を有していなくてもよい。
第2の補強部33は、底壁部11の上面に直交または略直交する姿勢で、底壁部11上に配置されている。第2の補強部33の底端33aは、底壁部11Aに接触している。第2の補強部33の側縁33bは、第4の側壁部24の内面長手方向の中途部に当接している。また、側縁33bは、第1の補強部32の側縁32bに接触している。第2の補強部33は、胴部20と同じ高さ、または、略同じ高さを有している。この為、第2の補強部33は、箱体の上壁部に接触する。
板部材40Bは、図15に示すように、底壁構成部41A、第1の側壁構成部42、第2の側壁構成部43、第3の側壁構成部44、第4の側壁構成部45、第1の補強部構成部47、及び、第2の補強部構成部48を有している。底壁構成部41Aは、底壁部11Aを構成する。側壁構成部42,43,44,45は、底壁構成部41Aの縁51を形成する4つの辺51a,51b,51c,51dのそれぞれに形成されている。
第1の補強部構成部47は、第3の側壁構成部44の一方の側縁に形成されている。第1の補強部構成部47は、具体的には、第3の側壁構成部44に、第3の側壁構成部44の長手方向に連続して形成されている。第1の補強部構成部47は、第1の側壁構成部42に対して分離されている。第1の補強部構成部47は、第3の側壁構成部44に対して折り曲げられることにより、第1の補強部32を構成する。
第2の補強部構成部48は、第3の側壁構成部44の他方の側縁に形成されている。第2の補強部構成部48は、具体的には、第4の側壁構成部45に、第3の側壁構成部44の長手方向に連続して形成されている。第2の補強部構成部48は、第2の側壁構成部43に対して分離されている。第2の補強部構成部48は、第4の側壁構成部45に対して折り曲げられることにより、第2の補強部33を構成する。
本実施形態では、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第1の実施形態乃至第3の実施形態では、底壁部11,11Aは、一方向に長い矩形状である。しかしながら、底壁部11,11Aは、正方形や、少なくとも1つの角が90度と異なる角度となる四角形であってもよい。また、底壁部11,11Aは、四角形以外の多角形であってもよい。この場合、補強部30は、胴部20を構成する複数の側壁部の少なくとも1つに一体に形成される。
例えば、箱胴部3が断面三角形の筒状に形成される場合、例えば底壁部11は、図16に平面図で示す規制部材10の変形例のように、平面三角形に形成されてもよい。この場合、胴部20は、底壁部11の3つの辺13a,13b,13cに一体に形成された第1の側壁部21、第2の側壁部22、及び、第3の側壁部23を有する。図17は、この規制部材10の変形例を形成可能な板部材40を示す平面図である。
または、箱本体2の箱胴部3が、断面六角形の筒状に形成される場合、例えば底壁部11は、図18に平面図で示す規制部材10の変形例のように、平面六角形に形成されてもよい。この場合、胴部20は、底壁部11の6つの辺13a,13b,13c,13d,13e,13fのそれぞれに一体に形成される、第1の側壁部21、第2の側壁部22、第3の側壁部23、第4の側壁部24、第5の側壁部25、及び、第6の側壁部26を有する。この例では、補強部30は、一例として、第3の側壁部23に一体に形成される。
図19は、この規制部材10の変形例を形成可能な板部材40を示す平面図である。この例では、板部材40は、図19に示すように、側壁構成部42,43,44,45に加えて、第5の側壁構成部49、及び、第6の側壁構成部50を有する。第5の側壁構成部49は、縁51eに形成される。第6の側壁構成部50は、縁51fに形成される。
なお、第2の実施形態の規制部材10A、及び、第3の実施形態の規制部材10Bに対しても、第1の実施形態の変形例と同様の構造が適用されてもよい。たとえば、規制部材10A,10Bの底壁部11,11Aの辺の全部に側壁部が形成されるのではなく、少なくとも一部に側壁部が形成されてもよい。または、補強部30、第1の補強部32、及び、第2の補強部は、胴部20よりも低くてもよい。または、規制部材10A,10Bの底壁部11,11Aは、図16及び図18に示す変形例のように、4角形以外の多角形であってもよい。
また、第1の実施形態乃至第3の実施形態、及び、各種変形例では、規制部材10、10A及び規制部材10Bの底壁部11、11Aは、多角形に形成された。しかしながら、規制部材の底壁部は、多角形に形成されることに限定されない。底壁部が多角形に形成される場合、底壁部の外周縁を構成する複数の辺のそれぞれは、直線となる。しかしながら、辺の少なくとも1つは、曲線に形成されてもよい。この例としては、図16に示すように、三角形に形成された底壁部11の3つの辺13a,13b,13cのうちの1つが曲線に形成されてもよい。この場合は、底壁部11は、扇型となる。同様に、図3に示す底壁部11の4つの辺13a、13b,13c,13dのうち、1つ以上が、曲線に形成されてもよい。このように、辺が曲線に形成された場合、この辺に連続する側壁部の内面及び外面は曲面となる。なお、底壁部の辺のうち、曲線に形成される辺の数は、限定されるものではない。例えば、全ての辺が、曲線に形成されてもよい。または、底壁部は、複数の辺を有さず、縁が全体としてなだらかな曲線に形成されてもよい。この例は、底壁部の平面形状が円や楕円に形成されることである。このように、底壁部の縁が全体としてなだらかな曲線に形成される場合、底壁部の縁に少なくとも一つ側壁部が形成されればよい。または、底壁部の縁が全体としてなだらかな曲線に形成される場合、縁に複数の側壁部を形成することにより、縁の全域に側壁部が形成されてもよい。
また、第1乃至第3の実施形態では、底壁部11,11Aには、孔12が複数形成されたが、他の例では、1つであってもよい。また、容器の一例として、梱包箱1が説明されたが、容器は、梱包箱1に限定されるものではない。被収容物を収容可能な容器であればよい。また、箱本体2は、断面矩形の直方体状に形成されたものに限定されない。他の例としては、例えば、外観が円柱状や、例えば球体であってもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
孔が形成された底壁部と、
前記底壁部の縁に少なくとも1つ形成され、前記底壁部から立ち上がる側壁部と、
少なくとも1つの前記側壁部の側縁に形成され、前記底壁部上に配置された補強部と、
を備える規制部材。
[2]
前記孔は複数形成され、
前記補強部は、2つの前記孔の間に配置される
[1]に記載の規制部材。
[3]
前記補強部は、2つの前記側壁部間の稜部に当接する
[1]に記載の規制部材。
[4]
前記補強部は、前記側壁部の中途部に当接する
[1]に記載の規制部材。
[5]
前記補強部は、前記側壁部と同じ高さを有する
[1]に記載の規制部材。
[6]
前記底壁部は、多角形に形成されている
[1]に記載の規制部材。
[7]
孔が形成された底壁形成部と、
前記底壁形成部の縁に少なくとも1つ形成された側壁形成部と、
少なくとも1つの前記側壁形成部の側縁に形成された補強部形成部と、
を備える板部材。
[8]
第1の部分、及び、前記第1の部分に連続し、断面が前記第1の部分よりも大きい第2の部分を有する被収容物を収容可能な容器であって、
容器底壁部、容器胴部、及び、容器上壁部を有し、内部に被収容物を収容可能な容器本体と、
前記被収容物に装着可能な規制部材と、
を具備し、
前記規制部材は、
前記被収容物の前記第1の部分を内部に配置可能であり、かつ、前記第2の部分の断面よりも小さい孔を有する底壁部と、
前記底壁部の縁に少なくとも1つ形成され、前記底壁部から立ち上がる側壁部と、
少なくとも1つの前記側壁部の側縁に形成され、前記底壁部上に配置された補強部と、
を備える容器。
1…梱包箱、3…箱胴部(胴部)、4…箱底壁部(底部)、5…箱上壁部(上壁部)、6…ボトル(被収容物)、7a…小径部(第1の部分)、7b…大径部(第2の部分)、10…規制部材、10A…規制部材、10B…規制部材、11…底壁部、11A…底壁部、12…孔、20…胴部、20A…胴部、21…第1の側壁部、22…第2の側壁部、23…第3の側壁部、23A…第3の側壁部、24…第4の側壁部、25…第5の側壁部、26…第6の側壁部、30…補強部、30A…補強部、32…第1の補強部、33…第2の補強部、40…板部材、40A…板部材、40B…板部材、41…底壁構成部、41A…底壁構成部、42…第1の側壁構成部、43…第2の側壁構成部、44…第3の側壁構成部、44A…第3の側壁構成部、45…第4の側壁構成部、46…補強部構成部、46A…補強部構成部、47…第1の補強部構成部、48…第2の補強部構成部、49…第5の側壁構成部、50…第6の側壁構成部、R…稜部。

Claims (2)

  1. 先端に噴射口を有するノズルを備え、前記ノズルを押し込むことにより前記噴射口から内容物を噴射する噴射部、前記噴射部を設けた第1の部分、及び、前記噴射部の反対側で前記第1の部分に連続し、断面が前記第1の部分よりも大きい第2の部分を有する被収容物を収容可能な箱本体であって、底部、胴部、及び、上壁部を有する箱本体と、
    前記被収容物に装着した状態で前記箱本体に収容可能な規制部材と、
    を具備し、
    前記規制部材は、
    前記被収容物の前記第1の部分を内部に配置可能であり、かつ、前記第2の部分の断面よりも小さい孔を有し、前記第1の部分を前記孔に挿通して該規制部材を前記被収容物に装着した状態で前記第2の部分に接触する底壁部と、
    前記底壁部の縁に少なくとも1つ形成され、前記底壁部から立ち上がる側壁部と、
    少なくとも1つの前記側壁部の側縁に形成され、前記底壁部上に配置された補強部と、を備え、
    前記規制部材を装着した状態の前記被収容物を前記規制部材とともに前記箱本体に収容して梱包した状態で、前記補強部の上端が前記箱本体の前記上壁部に接触し、
    前記側壁部及び前記補強部の前記底壁部からの突出高さは、前記規制部材を装着した状態の前記被収容物を前記規制部材とともに前記箱本体に収容して梱包した状態で、前記噴射部の上部と前記箱本体の前記上壁部の間に隙間が形成される高さである、
    梱包箱。
  2. 先端に噴射口を有するノズルを備え、前記ノズルを押し込むことにより前記噴射口から内容物を噴射する噴射部、前記噴射部を設けた第1の部分、及び、前記噴射部の反対側で前記第1の部分に連続し、断面が前記第1の部分よりも大きい第2の部分を有する被収容物と、
    前記被収容物に装着可能な規制部材と、
    底部、胴部、及び、上壁部を有し、前記規制部材を装着した状態の前記被収容物を前記規制部材とともに収容可能な箱本体と、
    を具備し、
    前記規制部材は、
    前記被収容物の前記第1の部分を内部に配置可能であり、かつ、前記第2の部分の断面よりも小さい孔を有し、前記第1の部分を前記孔に挿通して該規制部材を前記被収容物に装着した状態で前記第2の部分に接触する底壁部と、
    前記底壁部の縁に少なくとも1つ形成され、前記底壁部から立ち上がる側壁部と、
    少なくとも1つの前記側壁部の側縁に形成され、前記底壁部上に配置された補強部と、を備え、
    前記規制部材を装着した状態の前記被収容物を前記規制部材とともに前記箱本体に収容して梱包した状態で、前記補強部の上端が前記箱本体の前記上壁部に接触し、
    前記側壁部及び前記補強部の前記底壁部からの突出高さは、前記規制部材を装着した状態の前記被収容物を前記規制部材とともに前記箱本体に収容して梱包した状態で、前記噴射部の上部と前記箱本体の前記上壁部の間に隙間が形成される高さである、
    梱包体。
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