JP7102480B2 - 超音波画像表示装置及びその制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、超音波画像において計測を行なう超音波画像表示装置及びその制御プログラムに関する。
超音波画像において、腫瘤の大きさや胎児の大きさなどを計測することができる超音波画像表示装置が、例えば特許文献1に開示されている。オペレーターは、超音波画像に例えばカーソル(cursor)を表示させ、このカーソルを計測対象に合わせ、計測を行なう。得られた計測値はレポート(report)に用いられることもある。
特開2000-139920号公報
同じ被検体における同じ計測対象に対して、経過観察などの目的で時間をあけて複数回の計測を行ない、計測結果を比較することがある。この場合、新たに画像を取得して計測を行なう時、その画像における計測対象を、過去の計測結果と容易に比較したい。この比較は、新たな画像を取得するための超音波のスキャン中に行なわれるので、オペレーターの操作ができるだけ少ない方がよい。
一態様において、第1の超音波画像の計測対象に設定した第1の計測用グラフィックと同じ第2の計測用グラフィックを第2の超音波画像にも設定することで、第2の超音波画像における計測対象を、第1の超音波画像の計測結果と容易に比較することができ、なおかつできるだけ少ない操作で、オペレーターが第2の超音波画像に計測用グラフィックを設定することができる超音波画像表示装置が提供される。すなわち、一態様において、超音波画像表示装置は、超音波プローブと、ユーザインタフェースと、プロセッサと、ディスプレイを備える。前記超音波プローブは、被検体における計測対象を含む領域に対して第1及び第2の超音波スキャンを行なうよう構成され、前記ユーザインタフェースは、オペレーターの入力を受け付けるよう構成される。前記プロセッサは、前記第1の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第1の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第1の超音波画像における前記計測対象に、基準点及び他の構成要素を含む第1の計測用グラフィックを設定して計測を実行する。また、前記プロセッサは、前記第2の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第2の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第2の超音波画像に、第2の計測用グラフィックを構成する基準点を表示する。さらに、前記プロセッサは、前記第2の超音波画像に表示された前記基準点及び前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の相対的な位置関係が、前記第1の計測用グラフィックを構成する前記基準点及び前記他の構成要素の相対的な位置関係と同じ位置関係になるように、前記第2の超音波画像に表示された前記基準点に対し、前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の前記第2の超音波画像における位置を特定して該他の構成要素を表示し、前記第2の計測用グラフィックを前記第2の超音波画像に設定するよう構成される。
上記態様における超音波画像表示装置によれば、第1の超音波画像の計測対象に設定された第1の計測用グラフィックと同じ第2の計測用グラフィックが第2の超音波画像に設定されるので、第2の超音波画像の計測対象について、第1の超音波画像の計測結果と容易に比較することができる。オペレーターは、第2の超音波画像において基準点を表示する入力を行なうだけでよいので、オペレーターの操作をできるだけ少なくすることができる。
実施形態による超音波診断装置の一例を示すブロック図である。 第1実施形態による第1の超音波画像における計測を示すフローチャートである。 第1の超音波画像における計測対象に第1の計測用グラフィックが設定されたディスプレイを示す図である。 第1の計測用グラフィックにおける第1及び第2カーソルの間の距離と角度を示す図である。 第1実施形態による第2の超音波画像における第2の計測用グラフィックの設定を示すフローチャートである。 オペレーターによって選択された第1の超音波画像が表示されたディスプレイを示す図である。 第1の超音波画像と並んで第2の超音波画像が表示されたディスプレイを示す図である。 第2の超音波画像に第1のカーソルが設定されたディスプレイを示す図である。 第2の超音波画像に第2の計測用グラフィックが設定されたディスプレイを示す図である。 第2実施形態による第1の超音波画像における計測を示すフローチャートである。 第2実施形態による第2の超音波画像における第2の計測用グラフィックの設定を示すフローチャートである。 第2の超音波画像が表示されたディスプレイを示す図である。 第2の超音波画像に第1カーソルが表示されたディスプレイを示す図である。 第2の超音波画像に第2の計測用グラフィックが設定されたディスプレイを示す図である。 第2の超音波画像における第2の計測用グラフィックの移動を説明する図である。 計測用グラフィックの他例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の実施形態では、超音波画像表示装置の一例である超音波診断装置について説明する。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態について説明する。図1に示す超音波診断装置1は、超音波プローブ2、送信ビームフォーマ3及び送信機4を含む。超音波プローブ2は、被検体に対して超音波スキャンを実行して超音波のエコーを受信する。より具体的には、超音波プローブ2は、パルス超音波を被検体(図示せず)に放射する複数の振動素子2aを有する。複数の振動素子2aは、送信ビームフォーマ3および送信機4によってドライブされパルス超音波を放射する。
超音波診断装置1は、さらに受信機5及び受信ビームフォーマ6を含む。振動素子2aから放射されたパルス超音波は、被検体内において反射して振動素子2aに戻るエコーを生成する。エコーは、振動素子2aによって電気信号に変換されてエコー信号となり、受信機5に入力される。エコー信号は、受信機5において所要のゲインによる増幅等が行なわれた後に受信ビームフォーマ6に入力され、この受信ビームフォーマ6において受信ビームフォーミングが行われる。受信ビームフォーマ6は、受信ビームフォーミング後の超音波データを出力する。
受信ビームフォーマ6は、ハードウェアビームフォーマであってもソフトウェアビームフォーマであってもよい。受信ビームフォーマ6がソフトウェアビームフォーマである場合、受信ビームフォーマ6は、グラフィックス処理ユニット(GPU)、マイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、または論理演算を実行することができる他の種類のプロセッサのうちの任意の1つまたは複数を含む1つまたは複数のプロセッサを備えることができる。受信ビームフォーマ6を構成するプロセッサは、後述のプロセッサ7とは別のプロセッサで構成されていてもよいし、プロセッサ7で構成されていてもよい。
超音波プローブ2は、送信ビームフォーミングおよび/または受信ビームフォーミングの全部または一部を行うための電気回路を含むことができる。例えば、送信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、および受信ビームフォーマ6の全部または一部は、超音波プローブ2内に設けられていてもよい。
超音波診断装置1は、送信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、および受信ビームフォーマ6を制御するためのプロセッサ7も含む。さらに、超音波診断装置1は、ディスプレイ8、メモリ9及びユーザインタフェース10を含む。
プロセッサ7は、超音波プローブ2と電子通信している。プロセッサ7は、超音波プローブ2を制御して超音波データを取得することができる。プロセッサ7は、振動素子2aのどれがアクティブであるか、および超音波プローブ2から送信される超音波ビームの形状を制御する。プロセッサ7はまた、ディスプレイ8とも電子通信しており、プロセッサ7は、超音波データを処理してディスプレイ8上に表示するための超音波画像にすることができる。「電子通信」という用語は、有線通信と無線通信の両方を含むように定義することができる。プロセッサ7は、一実施形態によれば中央処理装置(CPU)を含むことができる。他の実施形態によれば、プロセッサ7は、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)、または他のタイプのプロセッサなど、処理機能を実行することができる他の電子構成要素を含むことができる。他の実施形態によれば、プロセッサ7は、処理機能を実行することができる複数の電子構成要素を含むことができる。例えばプロセッサ7は、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、およびグラフィックスプロセッシングユニットを含む電子構成要素のリストから選択された2つ以上の電子構成要素を含むことができる。
プロセッサ7は、RFデータを復調する複合復調器(図示せず)を含むこともできる。別の実施形態では、処理チェーンの早いうちに復調を実行することができる。
プロセッサ7は、複数の選択可能な超音波モダリティに従った1つまたは複数の処理動作をデータに行うように構成されている。エコー信号が受信されるとき、データは走査セッション中にリアルタイムで処理することができる。この開示のために、「リアルタイム」という用語は、いかなる意図的な遅延もなく行われる手順を含むように定義される。
また、データは、超音波の走査中に一時的にバッファ(図示せず)に格納し、ライブ操作またはオフライン操作でリアルタイムではなく処理することができる。この開示において、「データ」という用語は、本開示においては、超音波診断装置を用いて取得される1つまたは複数のデータセットを指すように使用することができる。
超音波データは、プロセッサ7によって他のまたは異なるモード関連モジュール(例えば、Bモード、カラードップラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラ、造影モード、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度、など)で処理して超音波画像のデータを作ることができる。例えば、1つまたは複数のモジュールが、Bモード、カラードップラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラ、造影モード、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度、およびそれらの組合せ、などの超音波画像を生成することができる。
画像ビームおよび/または画像フレームは保存され、データがメモリに取得された時を示すタイミング情報を記録することができる。前記モジュールは、例えば、画像フレームを座標ビーム空間から表示空間座標に変換するために走査変換演算を実行する走査変換モジュールを含むことができる。被検体に処置が実施されている間にメモリから画像フレームを読み取り、その画像フレームをリアルタイムで表示する映像プロセッサモジュールが設けられてもよい。映像プロセッサモジュールは画像フレームを画像メモリに保存することができ、超音波画像は画像メモリから読み取られディスプレイ8に表示される。
なお、走査変換演算前の超音波データをローデータ(raw data)というものとする。また、走査変換演算後のデータを画像データというものとする。
プロセッサ7が複数のプロセッサを含む場合、プロセッサ7が担当する上述の処理タスクを、複数のプロセッサが担当してもよい。例えば、第1のプロセッサを使用して、RF信号を復調および間引きすることができ、第2のプロセッサを使用して、データをさらに処理した後、画像を表示することができる。
また、例えば受信ビームフォーマ6がソフトウェアビームフォーマである場合、その処理機能は、単一のプロセッサで実行されてもよいし、複数のプロセッサで実行されてもよい。
ディスプレイ8は、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどである。
メモリ9は、任意の既知のデータ記憶媒体であり、非一過性の記憶媒体及び一過性の記憶媒体を含む。非一過性の記憶媒体は、例えば、HDD(Hard Disk:ハードディスク)、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性の記憶媒体である。非一過性の記憶媒体は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの可搬性の記憶媒体を含んでいてもよい。プロセッサ7によって実行されるプログラムは、非一過性の記憶媒体に記憶されている。
一過性の記憶媒体は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性の記憶媒体である。
ユーザインタフェース10は、オペレーターの入力を受け付けることができる。例えば、ユーザインタフェース10は、ユーザーからの指示や情報の入力を受け付ける。ユーザインタフェース10は、キーボード(keyboard)、ハードキー(hard key)、トラックボール(trackball)、ロータリーコントロール(rotary control)及びソフトキー等を含んで構成されている。ユーザインタフェース10は、ソフトキー等を表示するタッチスクリーンを含んでいてもよい。
次に、本例の超波診断装置1における作用について説明する。本例では、被検体における計測対象に対して、先ず第1の超音波画像において計測が行われる。その後、経過観察等を目的として、同じ被検体における同じ計測対象に対して第2の超音波画像が取得される。
先ず、第1の超音波画像における計測について説明する。図2は、第1の超音波画像における計測を示すフローチャートである。先ず、ステップS1では、超音波プローブ2が被検体における計測対象を含む領域に対して第1の超音波スキャンを行なう。そして、第1の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づいて、プロセッサ7が第1の超音波画像を作成してディスプレイ8に表示する。第1の超音波画像は、Bモード画像である。
第1の超音波画像を取得するために用いた条件は、メモリ9に記憶されてもよい。第1の超音波画像を取得するために用いた条件は、第1の超音波スキャンの条件(スキャンパラメータ)や、第1の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づいて第1の超音波画像を作成する条件を含む。
次に、ステップS2では、プロセッサ7は、図3に示すように、第1の超音波画像UI1における計測対象T1に、第1の計測用グラフィックG1を設定する。第1の超音波画像UI1に表示された被検体の計測対象を計測対象T1というものとする。プロセッサ7は、ユーザインタフェース10が第1の計測用グラフィックG1を設定するオペレーターの入力を受け付けると、この入力に基づいて第1の計測用グラフィックG1を設定する。
第1の計測用グラフィックG1は、基準点及び他の構成要素を含んでいる。ここでは、基準点は第1カーソルC11であり、他の構成要素は第2カーソルC21である。また、第1の計測用グラフィックG1は、他の構成要素として、第1及び第2カーソルC11、C21の間の線分L1も有している。第1の計測用グラフィックG1は、第1及び第2カーソルC11、C21の間の距離、すなわち線分L1の長さを計測する計測ツールである。
計測対象T1に対する第1の計測用グラフィックG1の設定について説明する。オペレーターは、ユーザインタフェース10を用いて、計測対象T1の長さを計測したい部分に第1及び第2カーソルC11、C21を配置する。一例では、オペレーターは、先ず第1の超音波画像UI1に表示された第1カーソルC11を移動させて計測対象T1の輪郭線上の一点に配置し、位置を確定する。次に、オペレーターは、ユーザインタフェース10を用いて第2カーソルC21を移動させて計測対象T1の輪郭線上の他の点に配置し、位置を確定する。
また、ステップS2では、第1の計測用グラフィックG1が設定されると、プロセッサ7は、第1の超音波画像UI1に設定された第1カーソルC11と第2カーソルC21の相対的な位置関係を特定する情報Infをメモリ9に記憶する。一例では、情報Infは第1カーソルC11と第2カーソルC1の画像表示領域における座標である。画像表示領域は、第1の超音波画像UI1が表示される領域である。また、他例では、情報Infは、図4に示すように、画像表示領域における第1カーソルC11から第2カーソルC21までの距離D(線分L1の長さ)と、第1カーソルC11に対する第2カーソルC21の角度αであってもよい。角度αは、第1カーソルC11から水平方向に延びる二点鎖線Ld(仮想線)と線分L1の間の角度である。
情報Infは、第1の計測用グラフィックG1が設定された第1の超音波画像UI1についてのものであることが特定できる状態で記憶される。一例では、第1の計測用グラフィックG1が設定された第1の超音波画像UI1は、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)形式でメモリ9に記憶され、情報Infは、第1の超音波画像UI1のDICOMデータの一部として記憶されてもよい。一例では、第1の超音波画像UI1のDICOMデータは、第1の超音波画像UI1のローデータを含んでおり、このローデータに情報Infが記録されていてもよい。
ただし、情報Inf及び第1の計測用グラフィックG1が設定された第1の超音波画像UI1が記憶されるタイミングはステップS2に限られない。例えば、後述のステップS3において計測が実行された後に、情報Inf及び第1の計測用グラフィックG1が設定された第1の超音波画像UI1が記憶されてもよい。
次に、ステップS3では、プロセッサ7が、計測対象T1に設定された第1の計測用グラフィックG1による計測を実行する。具体的には、プロセッサ7は、計測対象T1に設定された第1の計測用グラフィックG1における線分L1の長さを算出する。プロセッサ7は、第1の超音波画像UI1における線分L1の長さから実際の被検体における長さを算出する。
次に、第2の超音波画像の取得と第2の超音波画像における計測用グラフィックの設定について、図5のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップS11では、オペレーターは、第2の超音波画像における計測対象と比較したい計測結果を有する第1の超音波画像UI1を特定する。ユーザインタフェース10は、オペレーターによる第1の超音波画像UI1を特定する入力を受け付ける。
ステップS11において、第1の超音波画像UI1は、この第1の超音波画像UI1が取得された被検体について過去に記憶された複数の超音波画像の中から特定される。過去に計測が行われた複数の第1の超音波画像UIが存在していてもよい。一例では、過去に記憶された複数の超音波画像がサムネイル画像として表示され、これらサムネイル画像の中から一つの第1の超音波画像UI1が特定されてもよい。
次に、ステップS12では、プロセッサ7は、ステップS11において特定された第1の超音波画像UI1について記憶された情報Infをメモリ9から読み出す。また、ステップS12では、プロセッサ7は、ステップS11において選択された第1の超音波画像UI1を取得するために用いた条件をメモリ9から読み出す。さらに、プロセッサ7は、図6に示すように、メモリ9から読み出した第1の超音波画像UI1をディスプレイ8に表示する。
次に、ステップS13では、プロセッサ7は、読み出した条件を設定して超音波プローブ2による第2の超音波スキャンをドライブする。超音波プローブ2は、第1の超音波スキャンが行われた被検体における計測対象を含む領域に対して、第2の超音波スキャンを行なう。そして、第2の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づいて、プロセッサ7が第2の超音波画像UI2を作成し、図7に示すようにディスプレイ8に表示する。第2の超音波画像UI2も、第1の超音波画像UI1と同様にBモード画像であり、第1の超音波画像UI1と並んで表示される。
次に、ステップS14では、プロセッサ7は、図8に示すように、第2の超音波画像UI2に第1カーソルC12を表示して設定する。この第1カーソルC12は、後述するように第2の超音波画像UI2に設定される第2の計測用グラフィックG2を構成する。第1カーソルC12は第2の計測用グラフィックG2の基準点を構成する。
プロセッサ7は、ユーザインタフェース10が第1カーソルC12を表示及び設定するオペレーターの入力を受け付けると、この入力に基づいて第1カーソルC12を表示し、設定する。ここで、設定とは第1カーソルC12の位置が確定された状態を意味する。
一例では、オペレーターは、第2の超音波画像UI2において、第1の超音波画像UI1に設定された第1カーソルC11の位置と、計測対象に関して同じ位置になるように、第1カーソルC12を設定する。具体的には、オペレーターは、第2の超音波画像UI2における計測対象T2の輪郭線上の一点に第1カーソルC12を設定する。この第2の超音波画像UI2における計測対象T2の輪郭線上の一点は、第1の超音波画像UI1における計測対象T1の輪郭線上の一点と同じ位置である。なお、第2の超音波画像UI2に表示された被検体の計測対象を計測対象T2というものとする。
次に、ステップS15では、プロセッサ7は、図9に示すように、第2の超音波画像UI2に第2の計測用グラフィックG2を設定する。ここでは、プロセッサ7は、第2の計測用グラフィックG2を構成する基準点を除く他の構成要素、すなわち第1カーソルC12を除く他の構成要素である第2カーソルC22及び線分L2を設定する。プロセッサ7は、ステップS12において読み出された情報Infに基づいて、第2の超音波画像UI2において、第1カーソルC12に対する第2カーソルC22の位置を特定し、この第2カーソルC22及び線分L2を設定する。
第2カーソルC22の位置の特定についてより詳細に説明する。プロセッサ7は、第2の計測用グラフィックG2を構成する第1カーソルC12及び第2カーソルC22の位置関係が、第1の計測用グラフィックG1を構成する第1カーソルC11及び第2カーソルC21の相対的な位置関係と同じ位置関係になるように、カーソルC12に対するカーソルC22の位置を特定する。
図において、第2の超音波画像UI2に表示された計測対象T2は、第1の超音波画像UI1に表示された計測対象T1と比べて大きい。第2の超音波画像UI2に、第1の超音波画像UI1に設定された第1の計測用グラフィックG1と同じ第2の計測用グラフィックG2が表示されることにより、容易に計測対象の大きさを比較することができる。また、オペレーターは、第2の超音波画像UI2において、第1カーソルC12を設定するだけでよいので、できるだけ少ない操作で第2の計測用グラフィックG2を設定することができる。
なお、ステップS15において第2の計測用グラフィックG2が設定された後に、オペレーターは、ユーザインタフェース10を用いて第2カーソルC22を計測対象T2の輪郭線上に移動して計測を行なってもよい。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。先ず、第1変形例について説明する。ステップS2において、第1の超音波画像UI1に設定された第1カーソルC11と第2カーソルC21の相対的な位置関係を特定する情報Infが記憶されなくてもよい。この場合、プロセッサ7は、ステップS12において、メモリ9から情報Infを読み出す代わりに、メモリ9から読み出した第1の超音波画像UI1に表示された第1の計測用グラフィックG1を画像処理によって抽出する。そして、プロセッサ7は、画像処理によって抽出した第1の計測用グラフィックG1の第1及び第2カーソルC11、C12の相対的な位置関係を特定して情報Infを取得する。ステップS15においては、この情報Infを用いて第2の超音波画像UI2に第2の計測用グラフィックG2を設定する。
次に、第2変形例について説明する。図5のフローチャートにおけるステップS12において、ステップS11で選択された第1の超音波画像UI1を取得するために用いた条件がメモリ9から読み出されなくてもよい。この場合、オペレーターが、第2の超音波スキャンの条件及び第2の超音波画像の作成条件を設定する。ここで設定される第2の超音波スキャンの条件は、ステップS11で選択された第1の超音波画像UI1を取得するための第1の超音波スキャンの条件と異なっていてもよい。また、第2の超音波画像の作成条件も、ステップS11で選択された第1の超音波画像UI1の作成条件と異なっていてもよい。
第2変形例では、オペレーターが設定した第2の超音波スキャンの条件及び第2の超音波画像の作成条件に基づいて、ステップS13における第2の超音波スキャン及び第2の超音波画像UI2の表示が行われる。ステップS13において、第2の超音波画像UI2のみがディスプレイ8に表示され、ステップS12において第1の超音波画像UI1が表示されなくてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の超音波診断装置は、第1実施形態と同様に図1に示す超音波診断装置1の構成を有する。
本例では、複数の画像取得工程を含むプロトコルに従って第1及び第2の超音波スキャンが行われる。複数の画像取得工程の各々において第1及び第2の超音波スキャンが行われ、第1及び第2の超音波画像が取得される。プロトコルはメモリ9に記憶されており、プロトコルにおいては、画像取得工程の各々で行われる処理が定められる。この処理には、計測を実行する処理も含まれる。また、プロトコルにおいては、複数の画像取得工程の各々における超音波スキャンの条件や超音波画像の作成条件なども設定されている。
先ず、プロトコルに従った第1の超音波画像の取得と計測について説明する。図10は、第1の超音波画像における計測を示すフローチャートである。先ず、ステップS21では、オペレーターはプロトコルを選択する。ユーザインタフェース10は、オペレーターによるプロトコルを選択する入力を受け付ける。選択されるプロトコルはメモリ9に記憶された複数のプロトコルの中の一つである。また、ステップS21では、プロセッサ7は、選択されたプロトコルをメモリ9から読み出し、このプロトコルで定められた条件を読み出す。条件は、超音波スキャンの条件や超音波画像の作成条件を含む。
次に、ステップS22では、プロセッサ7は、プロトコルに含まれる複数の画像取得工程のうち、最初の画像取得工程において定められた条件を設定する。これにより、超音波スキャンの条件や超音波画像の作成条件が設定される。そして、プロセッサ7は、設定された条件に従って、超音波プローブ2による第1の超音波スキャンをドライブする。第1の超音波スキャンは、第1実施形態と同様に、被検体における計測対象を含む領域に対して行われる。プロセッサ7は、第1の超音波スキャンによってエコー信号が得られると、このエコー信号に基づいて第1の超音波画像UI1を作成し、ディスプレイ8に表示する。第1の超音波画像UI1は、設定された条件に従って作成される。
次に、ステップS23では、プロセッサ7は、現在の画像取得工程が計測を含む工程であるか否かを判定する。計測を含む工程であれば(ステップS23において「YES」)、ステップS24へ処理が移行する。一方、現在の画像取得工程が計測を含む工程でなければ(ステップS23において「NO」)、ステップS26へ処理が移行する。
次に、ステップS24では、プロセッサ7は、第1の超音波画像UI1における計測対象T1に、第1の計測用グラフィックG1を設定する。プロセッサ7は、第1実施形態において説明したステップS2と同様にして第1の計測用グラフィックG1を設定する。また、プロセッサ7は、ステップS24において、ステップS2と同様にして情報Infをメモリ9に記憶する。
次に、ステップS25では、プロセッサ7が、計測対象T1に設定された第1の計測用グラフィックG1による計測を実行する。プロセッサ7は、第1実施形態において説明したステップS3と同様にして計測を実行する。
次に、ステップS26では、プロセッサ7は、ステップS21で選択されたプロトコルにおいて、次の画像取得工程があるか否かを判定する。次の画像取得工程があると判定された場合(ステップS26において「YES」)、ステップS22へ処理が移行する。このステップS22では、ステップS21で選択されたプロトコルで定められた次の画像取得工程へ処理が移行し、この次の画像取得工程の条件が設定されて新たな第1のスキャンが行われる。そして、ステップS23以降の処理が行われる。
次の画像取得工程に移行する前に、第1の超音波画像がメモリ9に記憶されてもよい。計測が行われた場合には、第1の計測用グラフィックG1が設定された第1の画像がメモリ9に記憶されてもよい。
一方、ステップS26において、次の画像取得工程がないと判定された場合(ステップS26において「NO」)、処理が終了する。
次に、プロトコルに従った第2の超音波画像の取得と第2の超音波画像における計測用グラフィックの設定について、図11のフローチャートに基づいて説明する。ステップS31は、ステップS21と同じであり説明を省略する。また、ステップS32は、ステップS22と同じであり詳細な説明を省略する。ただし、このステップS32では、第2の超音波スキャンが行われ、図12に示すように、第2の超音波画像UI2がディスプレイ8に表示される。第2の超音波スキャンは、第1実施形態と同様に、第1の超音波スキャンが行われた被検体における計測対象を含む領域に対して行われる。従って、第2の超音波画像UI2には、計測対象T2が表示されている。
次に、ステップS33では、ステップS23と同様の判定が行われ、現在の画像取得工程が計測を含む工程であれば(ステップS33において「YES」)、ステップS34へ処理が移行する。一方、現在の画像取得工程が計測を含む工程でなければ(ステップS23において「NO」)、ステップS38へ処理が移行する。
次に、ステップS34では、プロセッサ7は、ステップS31で選択されたプロトコルと同じプロトコルにおける同じ画像取得工程において、過去にメモリ9に記憶された第1の超音波画像を検索し、計測が実施された第1の超音波画像がメモリ9に記憶されているか否かを判定する。ここでの第1の超音波画像は、第2の超音波画像と同じ条件で取得された画像である。
計測が実施された第1の超音波画像が記憶されていると判定された場合(ステップS34において「YES」)、ステップS35へ処理が移行する。一方、計測が実施された第1の超音波画像が記憶されていないと判定された場合(ステップS34において「NO」)、ステップS38へ処理が移行する。
ステップS35では、プロセッサ7は、情報Infをメモリ9から読み出す。読み出される情報Infは、ステップS34においてメモリ9に記憶されていると判定された第1の超音波画像について記憶された情報である。
次に、ステップS36では、プロセッサ7は、図13に示すように、第1実施形態のステップS14と同様にして、第2の超音波画像UI2に第1カーソルC12を表示して設定する。この第1カーソルC12は、第1実施形態と同様に、第2の計測用グラフィックG2を構成する。
次に、ステップS37では、プロセッサ7は、図14に示すように、第1実施形態のステップS15と同様にして、第2カーソルC22及び線分L2を設定する。ただし、プロセッサ7は、ステップS35で読み出された情報Infに基づいて、第2カーソルC22及び線分L2を設定する。これにより、第2の超音波画像UI2に第2の計測用グラフィックG2が設定される。
なお、第1実施形態と同様に、ステップS37において第2の計測用グラフィックG2が設定された後に、オペレーターは、ユーザインタフェース10を用いて第2カーソルC22を計測対象T2の輪郭線上に移動して計測を行なってもよい。
次に、ステップS38では、ステップS26と同様に、ステップS31で選択されたプロトコルにおいて、次の画像取得工程があるか否かを判定する。次の画像取得工程があると判定された場合(ステップS38において「YES」)、ステップS32へ処理が移行する。このステップS32では次の画像取得工程へ移行し、この次の画像取得工程の条件が設定されて新たな第2のスキャンが行われる。そして、ステップS33以降の処理が行われる。一方、ステップS38において、次の画像取得工程がないと判定された場合(ステップS38において「NO」)、処理が終了する。
以上説明した第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第2実施形態においても、第1実施形態の変形例と同様に、プロセッサ7は、ステップS35において、第1の超音波画像UI1に表示された第1の計測用グラフィックG1を画像処理によって抽出して情報Infを取得してもよい。
本発明についてある特定の実施形態を参照して説明してきたが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を施してもよく、均等物に置換してもよい。加えて、本発明の範囲から逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させるために、多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されず、本発明が添付の特許請求の範囲内に属するすべての実施形態を含むことになることを意図している。
例えば、第2の超音波画像UI2において、第1カーソルC12が設定される前、すなわち第1カーソルC12の位置が確定される前の状態で、第2カーソルC22及び線分L2が表示されてもよい。この場合、第2の超音波画像UI2に第1カーソルC12が表示されると、この第1カーソルC12を基準として、情報Infに基づいて第2カーソルC22及び線分L2が表示される。この場合、オペレーターが、図15に示すように、例えば矢印の方向に第1カーソルC12を移動させると、移動に追従して位置関係が固定されたまま第2カーソルC22及び線分L2が移動し、第2の計測用グラフィックG2が移動するようになっていてもよい。オペレーターは、このようにして第2の計測用グラフィックG2を移動させ、第2の超音波画像UI2の計測対象T2への第2の計測用グラフィックG2の設定を行なってもよい。
なお、図15は、第1実施形態において、第1及び第2の超音波画像UI1、UI2が並んで表示された状態における第2の計測用グラフィックG2の移動が示されている。
また、計測用グラフィックは、上記実施形態で説明した距離計測用のものに限られない。例えば、図16に示すように、計測用グラフィックGは、計測対象の輪郭などをトレースする計測ツールであってもよい。図16に示された計測用グラフィックGも基準点及び他の構成要素を含んでいる。基準点は、カーソルC3であり、他の構成要素は楕円Eである。カーソルC3は楕円E上に位置している。情報Infは、カーソルC3と、カーソルC3を除く楕円E上の各点の相対的な位置関係を特定する情報である。オペレーターが、第2の超音波画像UI2にカーソルC3を設定すると、情報Infに基づいて楕円Eが設定され、第2の超音波画像UI2への計測用グラフィックGの設定が完了する。
また、上記実施形態は、
超音波画像表示装置の制御方法であって、
前記超音波画像表示装置は、超音波プローブと、ユーザインタフェースと、プロセッサと、ディスプレイを備え、
前記超音波プローブは、被検体における計測対象を含む領域に対して第1及び第2の超音波スキャンを行なうよう構成され、
前記ユーザインタフェースは、オペレーターの入力を受け付けるよう構成されており、
前記制御方法は、
前記プロセッサを用いて、前記第1の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第1の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、
前記プロセッサを用いて、前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第1の超音波画像における前記計測対象に、基準点及び他の構成要素を含む第1の計測用グラフィックを設定して計測を実行し、
前記プロセッサを用いて、前記第2の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第2の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、
前記プロセッサを用いて、前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第2の超音波画像に、第2の計測用グラフィックを構成する基準点を表示し、
前記プロセッサを用いて、前記第2の超音波画像に表示された前記基準点及び前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の相対的な位置関係が、前記第1の計測用グラフィックを構成する前記基準点及び前記他の構成要素の相対的な位置関係と同じ位置関係になるように、前記第2の超音波画像に表示された前記基準点に対し、前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の前記第2の超音波画像における位置を特定して該他の構成要素を表示し、前記第2の計測用グラフィックを前記第2の超音波画像に設定することを含む超音波画像表示装置の制御方法としてもよい。
1 超音波診断装置
2 超音波プローブ
7 プロセッサ
8 ディスプレイ
9 メモリ
10 ユーザインタフェース

Claims (11)

  1. 超音波プローブと、ユーザインタフェースと、プロセッサと、ディスプレイを備える超音波画像表示装置であって、
    前記超音波プローブは、被検体における計測対象を含む領域に対して第1及び第2の超音波スキャンを行なうよう構成され、
    前記ユーザインタフェースは、オペレーターの入力を受け付けるよう構成され、
    前記プロセッサは、
    前記第1の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第1の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第1の超音波画像における前記計測対象に、基準点及び他の構成要素を含む第1の計測用グラフィックを設定して計測を実行し、
    前記第2の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第2の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第2の超音波画像に、第2の計測用グラフィックを構成する基準点を表示し、
    前記第2の超音波画像に表示された前記基準点及び前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の相対的な位置関係が、前記第1の計測用グラフィックを構成する前記基準点及び前記他の構成要素の相対的な位置関係と同じ位置関係になるように、前記第2の超音波画像に表示された前記基準点に対し、前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の前記第2の超音波画像における位置を特定して該他の構成要素を表示し、前記第2の計測用グラフィックを前記第2の超音波画像に設定するよう構成される
    超音波画像表示装置。
  2. 前記第1の計測用グラフィックを構成する前記基準点及び前記他の構成要素の相対的な位置関係を特定する情報が記憶されるメモリをさらに備え、
    前記プロセッサは、前記メモリから前記情報を読み出し、読み出した該情報を用いて前記第2の計測用グラフィックを前記第2の超音波画像に設定するよう構成される、請求項1に記載の超音波画像表示装置。
  3. 前記メモリには、前記第1の計測用グラフィックが設定された前記第1の超音波画像がさらに記憶され、
    前記ユーザインタフェースは、オペレーターが前記第1の超音波画像を特定する入力をさらに受け付けるよう構成され、
    前記プロセッサは、前記ユーザインタフェースが前記第1の超音波画像を特定する入力を受け付けると、該第1の超音波画像について記憶された前記情報を読み出すよう構成される請求項2に記載の超音波画像表示装置。
  4. 前記プロセッサは、前記第1の超音波画像が取得された条件と同じ条件で前記第2の超音波画像を取得する場合、前記情報を読み出すよう構成される請求項2に記載の超音波画像表示装置。
  5. 前記第1及び前記第2の超音波画像は、複数の画像取得工程を含むプロトコルに従って、前記複数の画像取得工程の各々において取得され、
    前記プロセッサは、前記第1の超音波画像が取得された画像取得工程と同じ画像取得工程で前記第2の超音波画像を取得する場合、前記情報を読み出すよう構成される請求項4に記載の超音波画像表示装置。
  6. 前記第1の計測用グラフィックが表示された前記第1の超音波画像が記憶されるメモリをさらに備え、
    前記プロセッサは、前記第1の超音波画像に表示された前記第1の計測用グラフィックを画像処理によって抽出して、前記基準点と前記他の構成要素との相対的な位置関係を特定するようさらに構成され、該位置関係の情報を用いて前記第2の計測用グラフィックを前記第2の超音波画像に設定する、請求項1に記載の超音波画像表示装置。
  7. 前記ユーザインタフェースは、オペレーターが前記第1の超音波画像を特定する入力を受け付けるよう構成され、
    前記プロセッサは、前記ユーザインタフェースが前記第1の超音波画像を特定する入力を受け付けると、前記位置関係の特定を行なうよう構成される、請求項6に記載の超音波画像表示装置。
  8. 前記プロセッサは、前記第1の超音波画像が取得された条件と同じ条件で前記第2の超音波画像を取得する場合、前記位置関係の特定を行なうよう構成される、請求項6に記載の超音波画像表示装置。
  9. 前記第1及び前記第2の超音波画像は、複数の画像取得工程を含むプロトコルに従って、前記複数の画像取得工程の各々において取得され、
    前記プロセッサは、前記第1の超音波画像が取得された画像取得工程と同じ画像取得工程で前記第2の超音波画像を取得する場合、前記位置関係の特定を行なうよう構成される請求項8に記載の超音波画像表示装置。
  10. 前記プロセッサは、前記ユーザインタフェースが前記第1の超音波画像を特定する入力を受け付けると、さらに前記第1の超音波画像を取得するための条件と同じ条件を設定して前記第2の超音波画像を取得するよう構成される、請求項3又は6に記載の超音波画像表示装置。
  11. 超音波画像表示装置の制御プログラムであって、
    前記超音波画像表示装置は、超音波プローブと、ユーザインタフェースと、プロセッサと、ディスプレイを備え、
    前記超音波プローブは、被検体における計測対象を含む領域に対して第1及び第2の超音波スキャンを行なうよう構成され、
    前記ユーザインタフェースは、オペレーターの入力を受け付けるよう構成されており、
    前記プロセッサに、
    前記第1の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第1の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第1の超音波画像における前記計測対象に、基準点及び他の構成要素を含む第1の計測用グラフィックを設定して計測を実行し、
    前記第2の超音波スキャンによって得られたエコー信号に基づく第2の超音波画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記ユーザインタフェースが受け付けたオペレーターの入力に基づいて、前記第2の超音波画像に、第2の計測用グラフィックを構成する基準点を表示し、
    前記第2の超音波画像に表示された前記基準点及び前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の相対的な位置関係が、前記第1の計測用グラフィックを構成する前記基準点及び前記他の構成要素の相対的な位置関係と同じ位置関係になるように、前記第2の超音波画像に表示された前記基準点に対し、前記第2の計測用グラフィックを構成する他の構成要素の前記第2の超音波画像における位置を特定して該他の構成要素を表示し、前記第2の計測用グラフィックを前記第2の超音波画像に設定することを実行させるよう構成される 超音波画像表示装置の制御プログラム。
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