JP7101241B2 - 成形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、成形装置に関する。
従来、金属パイプを金型により型閉してブロー成形する成形装置が知られている。例えば、特許文献1に記載された成形装置は、金型と、金属パイプ材料を通電加熱する通電加熱部と、を備えている。この成形装置では、金属パイプ材料を通電加熱し、金型内に配置している。そして、成形装置は、金型を型閉した状態で金属パイプ材料に気体を供給して膨張させることによって、金属パイプ材料を金型の形状に対応する形状に成形する。従来の成形装置では、金属パイプ材料に対して各電極を接触させて通電を行うことで、金属パイプ材料の加熱を行っていた。通電加熱を行う場合は、電力供給ラインに大きな電流(例えば数万A程度)が流れるため、当該電力供給ラインからの漏れ磁場の影響で、金型が磁化してしまい、当該金型が移動する場合がある。特許文献1に記載された成形装置は、金型の移動を抑制するための金型移動抑制部を備えている。
国際公開第2017/038692号
しかしながら、上述の様な成形装置では、通電加熱に伴う磁化による金型の移動を抑止絵するだけではなく、金型周辺に配置されたセンサなどに対する磁場の影響を低減することも求められる。すなわち、金型周辺のセンサなどへの磁場の影響を低減することが求められていた。
そこで、本発明は、金型周辺のセンサなどへの磁場の影響を低減できる成形装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る成形装置は、金属パイプ材料を膨張させて金属パイプを成形する成形装置であって、上型及び下型で金属パイプを成形する金型と、下型の下側に設けられる下側ベース部と、上型の上側に設けられる上側ベース部と、下側ベース部と上側ベース部との間で立設された柱部と、上型と下型との間に配置される金属パイプ材料へ電力を供給して通電加熱を行う通電加熱部と、を備え、柱部は、通電加熱部の通電加熱時において、内部の磁束密度が、下側ベース部の下面の中心での磁束密度、及び上側ベース部の上面の中心での磁束密度の少なくとも一方よりも高い。
この成形装置によれば、柱部は、下型の下側に設けられる下側ベース部と、上型の上側に設けられる上側ベース部との間に配置される。また、柱部は、通電加熱部の通電加熱時において、内部の磁束密度が、下側ベース部の下面の中心での磁束密度、及び上側ベース部の上面の中心での磁束密度の少なくとも一方よりも高い。通電加熱時に磁束密度が高くなっているということは、柱部は、金型周辺において、周囲の磁束を吸収しているように構成されていることを示す。このように、柱部が金型周辺で発生する磁束を吸収するため、その分、他のセンサへ向かう磁束を減らすことができる。以上により、金型周辺のセンサなどへの磁場の影響を低減できる。
成形装置において、上側ベース部及び下側ベース部の少なくとも一方の内側に配置されたセンサを更に備えてよい。上側ベース部及び下側ベース部の内側は、磁場の影響を受けにくい箇所である。従って、当該箇所にセンサを配置することで、センサに対する磁場の影響を低減することができる。
成形装置において、通電加熱部は、通電加熱時に金属パイプ材料と接触する一対の電極と、一対の電極へ電力を伝達する一対のブスバーと、を備え、一対のブスバーは、一対の電極が対向する第1の方向及び上下方向と直交する第2の方向における、金型の一方側に配置されてよい。一対のブスバーは通電加熱時に大きな電流が流れる箇所である。このようなブスバーを両方とも金型の第2の方向における一方側へ配置することで、金型の他方側の領域は、当該金型によってブスバーから生じる磁場を遮断された領域となる。従って、当該領域にセンサなどを配置することで磁場の影響を低減することができる。
本発明の成形装置によれば、金型周辺のセンサなどへの磁場の影響を低減できる成形装置を提供する。
本発明の実施形態に係る成形装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る成形装置を示す概略構成図である。 電極周辺の拡大図であって、(a)は電極が金属パイプ材料を保持した状態を示す図、(b)は電極にシール部材を押し付けた状態を示す図、(c)は電極の正面図である。 金型周辺の構造を上方から見たときの図である。 ブスバーをX軸方向の正側から見た時の図である。 柱部付近の磁束密度の強さを示すモデル図である。
以下、本発明による成形システムの好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
〈成形装置の構成〉
図1は、本実施形態に係る成形装置の正面図である。図1に示すように、成形装置10は、金型13と、下側ベース部110と、上側ベース部120と、柱部150と、を備える。金型13は、上型12及び下型11を備える。下側ベース部110は、下型11と対向して下側に設けられる。なお、水平方向における一方の方向をX軸方向(第1の方向)とし、水平方向においてX軸方向と直交する方向をY軸方向(第2の方向)とする。X軸方向における一方(図1における紙面右側)を正側とし、Y軸方向における一方(図1における紙面表側)を正側とする。
下側ベース部110は、ベッドと称される部品であり、成形装置10の土台を構成している。下側ベース部110内には、下型11を移動させる駆動機構などが収容されている。下側ベース部110は直方体の形状を有しており、水平方向に広がる上面110a及び下面110bを有している。下側ベース部110は、上端側に板状の基台111を有している。基台111上には、下型11と、後述の電極、気体供給機構などが配置される。基台111の上面が下側ベース部110の上面110aに該当する。上側ベース部120は、上型12と対向して上側に設けられる。上側ベース部120は、クラウンと称される部品であり、成形装置10の上部構造のベースとなる部品である。上側ベース部120内には、上型12を移動させる駆動機構などが収容されている。上側ベース部120は直方体の形状を有しており、水平方向に広がる下面120a及び上面120bを有している。柱部150は、下側ベース部110と上側ベース部120との間で立設された部材である。柱部150は、金型13の周囲を取り囲むように複数本(ここでは四本)形成されている。なお、柱部150の詳細な構成については後述する。
図2は、本実施形態に係る成形装置の概略構成図である。図1に示されるように、金属パイプを成形する成形装置10は、前述の上型12及び下型11からなる金型13と、上型12を移動させる駆動機構80Aと、下型11を移動させる駆動機構80Bと、上型12と下型11との間に配置される金属パイプ材料14を保持するパイプ保持機構30と、パイプ保持機構30で保持されている金属パイプ材料14に通電して加熱する通電加熱部50と、上型12及び下型11の間に保持され加熱された金属パイプ材料14内に高圧ガス(気体)を供給するための気体供給部60と、パイプ保持機構30で保持された金属パイプ材料14内に気体供給部60からの気体を供給するための一対の気体供給機構40,40と、を備えると共に、上記駆動機構80A,80Bの駆動、上記パイプ保持機構30の駆動、上記通電加熱部50の駆動、及び上記気体供給部60の気体供給をそれぞれ制御する制御部70と、を備えて構成されている。
金型13の一方である下型11は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、その上面に例えば矩形状のキャビティ(凹部)16を備える。下型11は、下側ベース部110の基台111上の中央付近に移動可能に配置されている。下型11は、X軸方向に沿って延びる直方体の形状を有している。すなわち、成形時には、金属パイプ材料14は、X軸方向に沿って延びる状態で成形される。下型11には冷却水通路19が形成されている。
更に、下型11のX軸方向の端部近傍には、パイプ保持機構30を構成する後述する電極17,18(下側電極)等が配置されている。そして、下側電極17,18上に金属パイプ材料14が載置されることで、下側電極17,18は、上型12と下型11との間に配置される金属パイプ材料14に接触する。これにより、下側電極17,18は金属パイプ材料14に電気的に接続される。本実施形態では、下側電極17,18は、下型11のX軸方向の両端と隣り合う位置にて、基台111上に固定された状態で配置されている。
下型11と下側電極17との間及び下側電極17の下部、並びに下型11と下側電極18との間及び下側電極18の下部には、通電を防ぐための絶縁材91がそれぞれ設けられている。ここでは、下側電極17,18は、絶縁材91を介して、基台111上に設けられた支持部材112に支持されている。
金型13の他方である上型12は、駆動機構80Aを構成する後述のスライド81Aに固定されている。上型12は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、内部に冷却水通路25が形成されると共に、その下面に例えば矩形状のキャビティ(凹部)24を備える。このキャビティ24は、下型11のキャビティ16に対向する位置に設けられる。上型12は、X軸方向に沿って延びる直方体の形状を有している。
上型12のX軸方向の両端近傍には、スペース12aが設けられており、当該スペース12a内には、パイプ保持機構30の可動部である後述する電極17,18(上側電極)等が、上下に進退動可能に配置されている。そして、下側電極17,18上に金属パイプ材料14が載置された状態において、上側電極17,18は、下方に移動することで、上型12と下型11との間に配置された金属パイプ材料14に接触する。これにより、上側電極17,18は金属パイプ材料14に電気的に接続される。
上型12と上側電極17との間及び上側電極17の上部、並びに上型12と上側電極18との間及び上側電極18の上部には、通電を防ぐための絶縁材101がそれぞれ設けられている。それぞれの絶縁材101は、パイプ保持機構30を構成するアクチュエータの可動部である進退ロッド96に固定されている。このアクチュエータは、上側電極17,18等を上下動させるためのものであり、アクチュエータの固定部は、上型12と共に駆動機構80のスライド81側に保持されている。
パイプ保持機構30の右側部分において、電極18,18が互いに対向する面のそれぞれには、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝18aが形成されていて(図3参照)、当該凹溝18aの部分に丁度金属パイプ材料14が嵌り込むように載置可能とされている。パイプ保持機構30の右側部分において、絶縁材91,101が互いに対向する露出面には、上記凹溝18aと同様に、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されている。また、電極18の正面(金型の外側方向の面)には、凹溝18aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面18bが形成されている。よって、パイプ保持機構30の右側部分で金属パイプ材料14を上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14の右側端部の外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。
パイプ保持機構30の左側部分において、電極17,17が互いに対向する面のそれぞれには、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝17aが形成されていて(図3参照)、当該凹溝17aの部分に丁度金属パイプ材料14が嵌り込むように載置可能とされている。パイプ保持機構30の左側部分において、絶縁材91,101が互いに対向する露出面には、上記凹溝18aと同様に、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されている。また、電極17の正面(金型の外側方向の面)には、凹溝17aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面17bが形成されている。よって、パイプ保持機構30の左側部分で金属パイプ材料14を上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14の左側端部の外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。
図2に示されるように、駆動機構80Aは、上型12及び下型11同士が合わさるように上型12を移動させるスライド81Aと、スライド81Aに接続される軸部82Aと、軸部82Aをガイドするシリンダ部83Aと、を備える。シリンダ部83Aは、上下方向に延びて下側が開口する円筒状の部材である。シリンダ部83Aは、少なくとも上端側の部分が上側ベース部120内に配置されている。ここでは、シリンダ部83Aは略全長にわたって上側ベース部120内に配置され、下端側の一部のみが、上側ベース部120から突出している。軸部82Aは、シリンダ部83Aの下側の開口から下方へ向かって延びてスライド81Aに接続される。軸部82Aがシリンダ部83Aでガイドされながら上下方向へ往復移動することに伴い、スライド81A及び上型12が上下方向に往復移動する。軸部82Aは、駆動源85Aから伝達された油圧などの駆動力によって駆動する。
駆動機構80Bは、上型12及び下型11同士が合わさるように下型11を移動させる軸部82Bと、軸部82Bをガイドするシリンダ部83Bと、を備える。シリンダ部83Bは、上下方向に延びて上側が開口する円筒状の部材である。シリンダ部83Bは、下側ベース部110内に配置されている。シリンダ部83Aは、基台111よりも下側に配置され、全体が下側ベース部110内に配置されている。軸部82Bは、シリンダ部83Bの上側の開口から上方へ向かって延びて下型11に接続される。軸部82Bがシリンダ部83Bでガイドされながら上下方向へ往復移動することに伴い、下型11が上下方向に往復移動する。軸部82Bは、駆動源85Bから伝達された油圧などの駆動力によって駆動する。
通電加熱部50は、電力供給部55と、電力供給部55と電極17,18とを電気的に接続する電力供給ライン52と、電極17,18と、を備える。電力供給部55は、直流電源及びスイッチを含み、電極17,18が金属パイプ材料14に電気的に接続された状態において、電力供給ライン52、電極17,18を介して金属パイプ材料14に通電可能とされている。なお、電力供給ライン52は、ここでは、下側電極17,18に接続されている。
この通電加熱部50では、電力供給部55から出力された直流電流は、電力供給ライン52によって伝送され、電極17に入力される。そして、直流電流は、金属パイプ材料14を通過して、電極18に入力される。そして、直流電流Cは、電力供給ライン52によって伝送されて電力供給部55に入力される。
一対の気体供給機構40の各々は、シリンダユニット42と、シリンダユニット42の作動に合わせて進退動するシリンダロッド43と、シリンダロッド43におけるパイプ保持機構30側の先端に連結されたシール部材44とを有する。シリンダユニット42は基台111上に載置固定されている。シール部材44の先端には先細となるようにテーパー面45が形成されており、電極17,18のテーパー凹面17b,18bに合わさる形状に構成されている(図3参照)。シール部材44には、シリンダユニット42側から先端に向かって延在し、詳しくは図3(a),(b)に示されるように、気体供給部60から供給された高圧ガスが流れるガス通路46が設けられている。
気体供給部60は、ガス源61と、このガス源61によって供給されたガスを溜めるアキュムレータ62と、このアキュムレータ62から気体供給機構40のシリンダユニット42まで延びている第1チューブ63と、この第1チューブ63に介設されている圧力制御弁64及び切替弁65と、アキュムレータ62からシール部材44内に形成されたガス通路46まで延びている第2チューブ67と、この第2チューブ67に介設されている圧力制御弁68及び逆止弁69とからなる。圧力制御弁64は、シール部材44の金属パイプ材料14に対する押力に適応した作動圧力のガスをシリンダユニット42に供給する役割を果たす。逆止弁69は、第2チューブ67内で高圧ガスが逆流することを防止する役割を果たす。第2チューブ67に介設されている圧力制御弁68は、制御部70の制御により、金属パイプ材料14を膨張させるための作動圧力を有するガスを、シール部材44のガス通路46に供給する役割を果たす。一対の気体供給機構40は、下型11を挟むように、X軸方向に互いに対向するように配置される。
制御部70は、気体供給部60の圧力制御弁68を制御することにより、金属パイプ材料14内に所望の作動圧力のガスを供給することができる。また、制御部70は、駆動機構80A,80B及び電力供給部55等を制御する。
〈成形装置を用いた金属パイプの成形方法〉
次に、成形装置10を用いた金属パイプの成形方法について説明する。最初に、焼入れ可能な鋼種の円筒状の金属パイプ材料14を準備する。この金属パイプ材料14を、例えばロボットアーム等を用いて、下型11側に備わる電極17,18上に載置(投入)する。電極17,18には凹溝17a,18aが形成されているので、当該凹溝17a,18aによって金属パイプ材料14が位置決めされる。
次に、制御部70は、駆動機構80A及びパイプ保持機構30を制御することによって、当該パイプ保持機構30に金属パイプ材料14を保持させる。具体的には、駆動機構80Aの駆動によりスライド81A側に保持されている上型12及び上側電極17,18等が下型11側に移動すると共に、パイプ保持機構30に含まれる上側電極17,18等を進退動可能としているアクチュエータを作動させることによって、金属パイプ材料14の両方の端部付近を上下からパイプ保持機構30により挟持する。この挟持は電極17,18に形成される凹溝17a,18a、及び絶縁材91,101に形成される凹溝の存在によって、金属パイプ材料14の両端部付近の全周に渡って密着するような態様で挟持されることとなる。
なお、このとき、図3(a)に示されるように、金属パイプ材料14の電極18側の端部は、金属パイプ材料14の延在方向において、電極18の凹溝18aとテーパー凹面18bとの境界よりもシール部材44側に突出している。同様に、金属パイプ材料14の電極17側の端部は、金属パイプ材料14の延在方向において、電極17の凹溝17aとテーパー凹面17bとの境界よりもシール部材44側に突出している。また、上側電極17,18の下面と下側電極17,18の上面とは、それぞれ互いに接触している。ただし、金属パイプ材料14の両端部全周に渡って密着する構成に限られず、金属パイプ材料14の周方向における一部に電極17,18が当接するような構成であってもよい。
続いて、制御部70は、通電加熱部50を制御することによって、金属パイプ材料14を加熱する。具体的には、制御部70は、通電加熱部50の電力供給部55を制御し電力を供給する。すると、電力供給ライン52を介して下側電極17,18に伝達される電力が、金属パイプ材料14を挟持している上側電極17,18及び金属パイプ材料14に供給され、金属パイプ材料14に存在する抵抗により、金属パイプ材料14自体がジュール熱によって発熱する。すなわち、金属パイプ材料14は通電加熱状態となる。
続いて、制御部70による駆動機構80A,80Bの制御によって、加熱後の金属パイプ材料14に対して金型13を閉じる。これにより、下型11のキャビティ16と上型12のキャビティ24とが組み合わされ、下型11と上型12との間のキャビティ部内に金属パイプ材料14が配置密閉される。
その後、気体供給機構40のシリンダユニット42を作動させることによってシール部材44を前進させて金属パイプ材料14の両端をシールする。このとき、図3(b)に示されるように、金属パイプ材料14の電極18側の端部にシール部材44が押し付けられることによって、電極18の凹溝18aとテーパー凹面18bとの境界よりもシール部材44側に突出している部分が、テーパー凹面18bに沿うように漏斗状に変形する。同様に、金属パイプ材料14の電極17側の端部にシール部材44が押し付けられることによって、電極17の凹溝17aとテーパー凹面17bとの境界よりもシール部材44側に突出している部分が、テーパー凹面17bに沿うように漏斗状に変形する。シール完了後、高圧ガスを金属パイプ材料14内へ吹き込んで、加熱により軟化した金属パイプ材料14をキャビティ部の形状に沿うように成形する。
金属パイプ材料14は高温(950℃前後)に加熱されて軟化しているので、金属パイプ材料14内に供給されたガスは、熱膨張する。このため、例えば供給するガスを圧縮空気とし、950℃の金属パイプ材料14を熱膨張した圧縮空気によって容易に膨張させることができる。
ブロー成形されて膨らんだ金属パイプ材料14の外周面が下型11のキャビティ16に接触して急冷されると同時に、上型12のキャビティ24に接触して急冷(上型12と下型11は熱容量が大きく且つ低温に管理されているため、金属パイプ材料14が接触すればパイプ表面の熱が一気に金型側へと奪われる。)されて焼き入れが行われる。このような冷却法は、金型接触冷却又は金型冷却と呼ばれる。急冷された直後はオーステナイトがマルテンサイトに変態する(以下、オーステナイトがマルテンサイトに変態することをマルテンサイト変態とする)。冷却の後半は冷却速度が小さくなったので、復熱によりマルテンサイトが別の組織(トルースタイト、ソルバイト等)に変態する。従って、別途焼戻し処理を行う必要がない。また、本実施形態においては、金型冷却に代えて、あるいは金型冷却に加えて、冷却媒体を例えばキャビティ24内に供給することによって冷却が行われてもよい。例えば、マルテンサイト変態が始まる温度までは金型(上型12及び下型11)に金属パイプ材料14を接触させて冷却を行い、その後型開きすると共に冷却媒体(冷却用気体)を金属パイプ材料14へ吹き付けることにより、マルテンサイト変態を発生させてもよい。
上述のように金属パイプ材料14に対してブロー成形を行った後に冷却を行い、型開きを行うことにより、例えば略矩形筒状の本体部を有する金属パイプを得る。
(成形装置の磁場に関する構造)
成形装置10は、金属パイプ材料14に対して通電加熱を行う。この際、電力供給ライン52や電極17,18などの通電部分に高電流を流すため、周囲に磁場を形成する。そのため、通電加熱時には、通電部分の周囲の部材の内部の磁束密度が大きくなる。成形装置10に発生する磁場に関わる構造について説明する。
まず、図4及び図5を参照して、電極17,18へ電力を供給する電力供給ライン52を構成するブスバー130A,130Bについて説明する。図4は、金型13周辺の構造を上方から見たときの図である。図5は、ブスバー130A,130BをX軸方向の正側から見た時の図である。ブスバー130Aは、電極17へ電力を供給する。ブスバー130Bは、電極18へ電力を供給する。一対のブスバー130A,130Bは、一対の電極17,18が対向するX軸方向及び上下方向と直交するY軸方向における、金型13の正側(一方側)に配置される。従って、金型13に対してY軸方向における負側の領域は、金型13によってブスバー130A,130Bの磁場の影響が少ない領域となる。当該領域に各種センサやシリンダなどの機器を配置することで、当該機器への磁場の影響を低減することができる。
ブスバー130A,130Bの延在部131A,131Bは、下側ベース部110の下端側の高さ位置において、Y軸方向の正側から負側へ向かって下側ベース部110へ向かって延びる。ブスバー130A,130Bの延在部132A,132Bは、下側ベース部110のY軸方向の正側の側面に沿って、下側ベース部110の下端側から上端側へ向かって上方へ延びる(特に図5参照)。ブスバー130A,130Bの延在部133A,133Bは、延在部132A,132Bの上端からY軸方向の負側へ向かって、下側ベース部110上の位置まで延びる。延在部131A,131B,132A,132B,133A,133Bは、互いに平行をなした状態で延びている。従って、当該位置においては、ブスバー130A,130Bは、互いの磁場を打ち消し合うことができる。ブスバー130Aの分岐部134Aは、下側ベース部110の上側の位置で、延在部133Aの端部から分岐してX軸方向の負側へ延び、Y軸方向の負側へ屈曲して電極17に接続される。ブスバー130Bの分岐部134Bは、下側ベース部110の上側の位置で、延在部133Bの端部から分岐してX軸方向の正側へ延び、Y軸方向の負側へ屈曲して電極17に接続される。
ブスバー130A,130Bの延在部131A,131B,132A,132B,133A,133Bは、磁場の漏れを抑制するためのカバー136で覆われている。また、下側ベース部110の側面には、ブスバー130A,130Bの延在部132A,132Bと対向する位置に、磁場を遮断し、ブスバー130A,130Bを固定するためのブラケット137が設けられている(図5参照)。ブラケット137は、下側ベース部110の内側へ磁場が漏れることを抑制する。カバー136及びブラケット137の材料は、磁場を遮断できる電磁軟鉄、珪素鋼、パーマロイ、アモルファスなどである。
成形装置10は、各部位に各種センサを備えている。本実施形態では、磁場の影響を受けにくい箇所にセンサを配置している。具体的には、図2に示すように、成形装置10は、上側ベース部120の内側に配置されたセンサ140Aを備える。センサ140Aは、軸部82Aの位置を検出するためのリニアセンサである。センサ140Aは、上側ベース部120の内部において、シリンダ部83A及び軸部82Aに対して設けられる。センサ140Aのロッド部140Aaはシリンダ部83Aの内部に配置されて軸部82Aに接続される。センサ140Aの検出部140Abはシリンダ部83Aの上端部に配置されている。
成形装置10は、下側ベース部110の内側に配置されたセンサ140Bを備える。センサ140Bは、軸部82Bの位置を検出するためのリニアセンサである。センサ140Bは、下側ベース部110の内部において、シリンダ部83B及び軸部82Bに対して設けられる。センサ140Bのロッド部140Baはシリンダ部83Bの内部に配置されて軸部82Bに接続される。センサ140Bの検出部140Bbはシリンダ部83Bの下端部に配置されている。
図4に示すように、成形装置10は、金型13よりもY軸方向の負側の領域にセンサ140Cを備える。当該領域は、ブスバー130A,130Bが配置される領域に対して、金型13を挟んだ反対側の領域である。従って、センサ140Cは、ブスバー130A,130Bからの磁場の影響を受けにくい。センサ140Cは、例えば金型や金属パイプ材料14の温度を測定する温度計(放射温度計)、金属パイプ材料14の膨張長さを測定する測定器(位置センサや接触スイッチ等)、磁場を測定するガウスメータ等である。
なお、成形装置10は、同一の測定対象物に対して、異なる型式や検出方式のセンサを複数備えていてよい。同一の測定対象物を測定したにも関わらず、各センサが大きく異なった値を示す場合、いずれかのセンサが磁場の影響によって誤作動を起こしている可能性がある。従って、制御部70は、複数のセンサからの検出結果を取得し、比較する。制御部70は、各センサからの検出結果が大きく相違している場合は誤作動が生じていることを検出する。例えば、シリンダ部83A及び軸部82Aに対して、センサ140Aに加えて、リニアセンサとは測定方式が異なるエンコーダなどの位置検出センサを設けてよい。
図1及び図4に示すように、成形装置10は、金型13周辺で発生した磁束を吸収するための部材として、柱部150を備えている。柱部150の材料は、鋼などである。なお、下側ベース部110及び上側ベース部120の材料は、鋼などであり、柱部150の材料と同じであってもよく、異なっていてもよい。図1に示すように、柱部150は、下側ベース部110と上側ベース部120との間で立設されることで、上下方向において少なくとも下型11、上型12及びスライド81Aに対応する位置に配置される。図4に示すように、四つの柱部150A,150B,150C,150Dが、下側ベース部110の四方の角部付近に配置されている。柱部150Aは、Y軸方向の正側及びX軸方向の負側の角部に配置される。柱部150Bは、Y軸方向の正側及びX軸方向の正側の角部に配置される。柱部150Cは、Y軸方向の負側及びX軸方向の負側の角部に配置される。柱部150Dは、Y軸方向の負側及びX軸方向の正側の角部に配置される。
柱部150A,150Bは、金型13のY軸方向の正側の端部からY軸方向の正側へ離間した位置に配置されている。柱部150C,150Dは、金型13のY軸方向の負側の端部からY軸方向の負側へ離間した位置に配置されている。柱部150A,150Bが金型13のY軸方向の正側の端部から離間する距離、及び柱部150C,150Dが金型13のY軸方向の負側の端部から離間する距離は、100mm~3000mm程度に設定されてよい。これにより、柱部150A,150B,150C,150Dは、金型13周辺で発生した磁束を良好に吸収することができる。柱部150A,150Cは、金型13のX軸方向の負側の端部からX軸方向の負側へ離間した位置に配置されている。柱部150B,150Dは、金型13のX軸方向の正側の端部からX軸方向の正側へ離間した位置に配置されている。柱部150A,150Cが金型13のX軸方向の負側の端部から離間する距離、及び柱部150B,150Dが金型13のX軸方向の正側の端部から離間する距離は、100mm~3000mm程度に設定されてよい。これにより、柱部150A,150B,150C,150Dは、金型13周辺で発生した磁束を良好に吸収することができる。
上述のように、柱部150は、金型13の周辺で発生した磁束を吸収する。従って、柱部150は、通電加熱部50の通電加熱時において、内部の磁束密度が、下側ベース部110の下面110bの中心P1(図1参照)での磁束密度、及び上側ベース部120の上面120bの中心P2(図1参照)での磁束密度の少なくとも一方よりも高い。中心P1,P2は、各面110b,120bにおけるY軸方向及びX軸方向における中央位置である。また、柱部150の内部の磁束密度は、下側ベース部110の下面110bの中心P1及び上側ベース部120の上面120bの中心P2での磁束密度よりも50%以上高くなるように、構成されていることが好ましい。このような構成とすることで、柱部150が十分に金型13の周辺の磁束を吸収することができる。図6は、柱部150A,150C付近の磁束密度の強さを示すモデル図である。図6において、グレースケールを付した部分は、磁束密度が0.1T(テスラ)以上の部分である。図6に示すように、柱部150のうち、下側ベース部110の上面110aとスライド81Aの下面との間の領域の磁束密度は、0.1T以上となっている。
また、通電加熱時における柱部150の内部の磁束密度は、下側ベース部110の四方の側面の磁束密度の平均値、及び上側ベース部120の四方の側面の磁束密度の平均値よりも高い。柱部150の内部の磁束密度は、下側ベース部110の上面110a及び上側ベース部120の下面120aのうち、金型13から外周側へ離間した外周部付近の磁束密度よりも高い。
ここでの「柱部150の内部の磁束密度」とは、柱部150の上下方向における基準位置を設定したとき、当該基準位置での柱部150の断面における磁束密度の平均値である。あるいは、柱部150のいずれかの表面で実測された磁束密度を柱部150での磁束密度としてもよい。上下方向の基準位置は任意に設定してよいが、例えば、下側ベース部110の上面110aとスライド81Aの下面との間の上下方向における中央位置に設定されてよい。あるいは、金型13を型閉した状態における、下型11の下面と上型12の上面との間の上下方向における中央位置に設定されてよい。その他、基準位置として、柱部150の何れかの表面の位置が設定されてよい。
本実施形態に係る成形装置10の作用・効果について説明する。
成形装置10によれば、柱部150は、下型11の下側に設けられる下側ベース部110と、上型12の上側に設けられる上側ベース部120との間に配置される。また、柱部150は、通電加熱部50の通電加熱時において、内部の磁束密度が、下側ベース部110の下面110bの中心P1での磁束密度、及び上側ベース部120の上面120bの中心P2での磁束密度よりも高い。通電加熱時に磁束密度が高くなっているということは、柱部150は、金型13周辺において、周囲の磁束を吸収しているように構成されていることを示す。このように、柱部150が金型13周辺で発生する磁束を吸収するため、その分、他のセンサへ向かう磁束を減らすことができる。以上により、金型13周辺のセンサなどへの磁場の影響を低減できる。
成形装置10において、上側ベース部120及び下側ベース部110の内側に配置されたセンサ140A,140Bを更に備える。上側ベース部120及び下側ベース部110の内側は、磁場の影響を受けにくい箇所である。従って、当該箇所にセンサ140A,140Bを配置することで、センサ140A,140Bに対する磁場の影響を低減することができる。
成形装置10において、通電加熱部50は、通電加熱時に金属パイプ材料14と接触する一対の電極17,18と、一対の電極17,18へ電力を伝達する一対のブスバー130A,130Bと、を備え、一対のブスバー130A,130Bは、一対の電極17,18が対向するX軸方向及び上下方向と直交するY軸方向における、金型13の一方側に配置されてよい。一対のブスバー130A,130Bは通電加熱時に大きな電流が流れる箇所である。このようなブスバー130A,130Bを両方とも金型13のY軸方向における一方側へ配置することで、金型13の他方側の領域は、当該金型13によってブスバー130A,130Bから生じる磁場を遮断された領域となる。従って、当該領域にセンサなどを配置することで磁場の影響を低減することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、下側ベース部、上側ベース部、及び柱部の形状や配置は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更してよい。また、柱部の本数も特に限定されず、五本以上の柱部が設けられてもよい。また、金型、通電加熱部、気体供給部、その他の構成要素の形状や配置も適宜変更してよい。
10…成形装置、11…下型、12…上型、13…金型、14…金属パイプ材料、50…通電加熱部、110…下側ベース部、120…上側ベース部、140A,140B…センサ、150,150A,150B,150C,150D…柱部、17,18…電極、130A,130B…ブスバー。

Claims (3)

  1. 金属パイプ材料を膨張させて金属パイプを成形する成形装置であって、
    上型及び下型で前記金属パイプを成形する金型と、
    前記下型の下側に設けられる下側ベース部と、
    前記上型の上側に設けられる上側ベース部と、
    前記下側ベース部と前記上側ベース部との間で立設された柱部と、
    前記上型と前記下型との間に配置される前記金属パイプ材料へ電力を供給して通電加熱を行う通電加熱部と、を備え、
    前記柱部は、前記通電加熱部の通電加熱時において、内部の磁束密度が、前記下側ベース部の下面の中心での磁束密度、及び前記上側ベース部の上面の中心での磁束密度の少なくとも一方よりも高い、成形装置。
  2. 前記上側ベース部及び前記下側ベース部の少なくとも一方の内側に配置されたセンサを更に備える、請求項1に記載の成形装置。
  3. 前記通電加熱部は、通電加熱時に前記金属パイプ材料と接触する一対の電極と、一対の前記電極へ電力を伝達する一対のブスバーと、を備え、
    一対の前記ブスバーは、一対の前記電極が対向する第1の方向及び上下方向と直交する第2の方向における、前記金型の一方側に配置される、請求項1又は2に記載の成形装置。
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