JP7098917B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関するものである。
特許文献1に電気掃除機が記載されている。この電気掃除機は、吸込口体の一例として、回転体と該回転体を駆動する駆動モータとを内部に有する床ブラシ本体を備えている。回転体は、回転することによって被清掃面上の塵埃を掻き取る回転ブラシの一例である。特許文献1における駆動モータは、該回転ブラシを回転させるための電動機である。駆動モータは、床ブラシ本体が被清掃面から離れると自動的に停止する。駆動モータは、床ブラシ本体が被清掃面に接地すると自動的に駆動する。
特公平6-91872号公報
特許文献1においては、駆動モータが駆動を開始する際に当該駆動モータを含む回路に突入電流が流れる。例えば、床ブラシ本体の被清掃面への接地が繰り返し行われた場合、駆動モータを含む回路には突入電流が繰り返し流れる。特許文献1においては、駆動モータを含む回路に対して、突入電流による過大な負荷がかかりうる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、回転ブラシを回転させる電動機が駆動を開始する際に生じる突入電流を抑制することである。
本発明に係る電気掃除機は、塵埃を吸い込むための気流を発生させる電動送風機を有する掃除機本体と、回転ブラシが設けられ、当該回転ブラシを回転させる電動機を有する吸込口体と、電動機流れる電流を検出可能に設けられた電流検出手段と、電源から電動機へ電力が供給可能な状態になったら電動機へ設定電力が供給されるように、電流検出手段によって検出された電流に応じた制御を実行する電力制御手段と、電源から電動機へ電力を供給する配線を、吸込口体が被清掃面へ接地している場合には通じさせ、吸込口体が被清掃面へ接地している場合には遮断するスイッチと、を備える。電力制御手段は、電動送風機の動作を操作する操作部によって電動送風機の運転が指示されている際、電流検出手段によって検出された電流に基づいて第1信号または第2信号を出力する制御部と、制御部から出力された信号に応じて電源から電動機へ供給される電力の大きさを制御する電動機駆動制御部と、を有する。制御部は、電流検出手段によって検出された電流がゼロもしくは予め設定された電流より小さい場合、電動機駆動制御部へ第1信号を出力し、電流検出手段によって検出された電流が予め設定された電流より大きい場合、電動機駆動制御部へ第2信号を出力するものである。電動機駆動制御部は、制御部から第1信号が出力されている場合は電源から電動機へ供給される電力が第1電力となるよう制御し、制御部から第2信号が出力されている場合は電源から電動機へ供給される電力が第1電力よりも大きい第2電力となるよう制御する。
本発明に係る電気掃除機によれば、回転ブラシを回転させる電動機が駆動を開始する際に生じる突入電流を抑制することができる。
実施の形態1の掃除機の側面図である。 実施の形態1の掃除機の構成例を示す模式図である。 制御部が第1信号を出力している状態の一例を示す模式図である。 制御部が第2信号を出力している状態の一例を示す模式図である。 第1信号および第2信号を選択的に出力する制御部の動作例を示す図である。 電力制御手段の一例である制御装置の機能を実現する処理回路の構成例を示す図である。 実施の形態2の掃除機の構成例を示す模式図である。 実施の形態3の掃除機の構成例を示す模式図である。 実施の形態3の掃除機の変形例を示す模式図である。 実施の形態4の掃除機の構成例を示す模式図である。 実施の形態6の掃除機の斜視図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。本開示では、重複する説明については、適宜に簡略化または省略する。なお、本開示は、以下の各実施の形態で示す構成のあらゆる組み合わせを含み得るものである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の掃除機100の側面図である。本実施の形態では、電気掃除機の一例として、コードレスタイプのスティック型の掃除機100を示す。掃除機100は、例えば、吸込口体1、パイプ20および掃除機本体40を備える。吸込口体1は、例えば、床面等の被清掃面を清掃するために用いられる。吸込口体1の底面には、塵埃および空気を吸込むための吸込口2が形成される。
パイプ20は、吸込口体1と掃除機本体40との間に設けられる接続部材の一例である。図1に示す状態において、吸込口体1と掃除機本体40とは、パイプ20を介して接続されている。パイプ20の一側端部は、吸込口体1に着脱可能に接続される。パイプ20の他側端部は、掃除機本体40に着脱可能に接続される。
上述したように、パイプ20は、吸込口体1および掃除機本体40に着脱可能である。換言すると、吸込口体1は、パイプ20に着脱可能である。また、掃除機本体40は、パイプ20に着脱可能である。本実施の形態において、吸込口体1は、パイプ20を介して、掃除機本体40に対して着脱可能である。なお、吸込口体1は、パイプ20を介さず、直接的に掃除機本体40に着脱可能であってもよい。
吸込口体1およびパイプ20内には、外部から掃除機本体40に塵埃を含む空気を流入させるための風路が形成される。なお、本開示では、ごみ、塵、埃、毛髪、繊維等のように、掃除機100の清掃対象となるものを総称して、「塵埃」と称する。また、本開示では、塵埃を含む空気を、「含塵空気」と称する。
掃除機本体40は、例えば、電動送風機41および集塵部42を有する。電動送風機41は、塵埃を吸い込むための気流を発生させるものである。集塵部42は、含塵空気から塵埃を分離して、当該塵埃を捕集する装置である。また、掃除機本体40は、使用者が掃除機100を操作するための操作部43を有する。操作部43には、例えば、掃除機100の運転を制御するための複数のボタンが含まれる。
電動送風機41は、使用者からの操作部43に対する操作に応じて、予め設定された動作を行う。電動送風機41が動作することにより、塵埃を吸い込むための気流が発生する。塵埃および空気は、吸込口体1の吸込口2から吸い込まれる。塵埃および空気、すなわち含塵空気は、吸込口体1およびパイプ20内の風路を通り、掃除機本体40の集塵部42へ送られる。集塵部42へ送られた含塵空気は、塵埃と空気とに分離される。当該塵埃は、集塵部42に捕集される。集塵部42によって塵埃と分離された空気は、掃除機本体40から排出される。
また、掃除機100は、電源部44を備える。電源部44は、掃除機100が動作するために必要な電力を供給する電源の一例である。電源部44は、掃除機100に備えられた各機器へ電力を供給する。電源部44は、例えば、電動送風機41へ電力を供給する。電源部44は、例えば、掃除機本体40へ着脱自在に設けられる。なお、電源部44は、掃除機本体40に固定されていてもよい。
コードレスタイプの掃除機100の電源部44は、例えば、充放電可能な二次電池である。電源部44は、例えば、図示しない充電台を介して充電される。充電台は、電源ケーブルによって外部の商用電源等に接続される。充電台に掃除機100が載せられると電源部44は、充電台に電気的に接続される。電源部44は、充電台を介して、外部の商用電源等に電気的に接続される。電源部44は、上記のようにして充電される。
さらに、本実施の形態の掃除機100は、回転ブラシ3を備えている。回転ブラシ3は、吸込口体1に設けられる。一例として、回転ブラシ3は、吸込口体1に対して着脱自在である。回転ブラシ3は、回転することによって被清掃面上の塵埃を掻き取るものである。回転ブラシ3は、吸込口2を臨むようにして、回転可能に設けられている。
図2は、実施の形態1の掃除機100の構成例を示す模式図である。なお、図2の模式図においては、本開示の主旨を明確かつ簡潔に説明するため、回転ブラシ3、パイプ20、操作部43等の図示を省略している。また、図2は、本開示の主旨を説明するための模式図であり、実際の電気回路の構成を示すものではない。
吸込口体1は、図2に示すように、電動機4を有する。電動機4は、回転ブラシ3を回転させるためのものである。電動機4は、電源部44から供給される電力によって駆動する。電動機4の駆動力は、例えば、ベルト等の部材を介して回転ブラシ3へと伝えられる。電動機4が駆動すると、回転ブラシ3は回転する。
また、本実施の形態の掃除機100は、スイッチ5を備えている。スイッチ5は、吸込口体1が被清掃面から離れた際に回転ブラシ3の回転を自動的に停止させるためのものである。本実施の形態において、スイッチ5は、図2に示すように、電動機4に直列に設けられている。
スイッチ5は、例えば、吸込口体1の底面に上下動可能に設けられたローラ等の部材に連動するように構成される。スイッチ5は、吸込口体が被掃除面へ接地したか否かに応じてオン/オフされるように構成される。スイッチ5は、吸込口体1が被清掃面へ接地している場合にはオン状態になる。スイッチ5は、吸込口体1が被清掃面から離れた場合にはオフ状態になる。
電動機4が駆動するための電力は、電源部44から供給される。上述したとおり、吸込口体1は、掃除機本体40に対して着脱自在である。吸込口体1が掃除機本体40に対して接続されているとき、掃除機本体40に設けられた電源部44と吸込口体1とは、配線によって接続される。電源部44は、この配線を介して、吸込口体1が有する電動機4へ電力を供給する。
オン状態のスイッチ5は、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線を通じさせる。スイッチ5がオン状態になることにより、掃除機100の状態は、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態となる。オフ状態のスイッチ5は、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線を遮断する。スイッチ5がオフ状態になることにより、掃除機100の状態は、電源部44から電動機4へ電力を供給することができない状態となる。
また、電源部44から電動機4へ電力を供給することができるか否かの切り替えは、スイッチ5のオン/オフ以外によっても行われる。例えば、吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されると、電源部44と電動機4との接続が解除される。吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されると、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線が遮断される。吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されている場合、掃除機100の状態は、スイッチ5の状態によらず、電源部44から電動機4へ電力を供給することができない状態となる。
また、掃除機100は、図2に示すように、制御装置50を備える。制御装置50は、例えば、掃除機本体40に設けられる。制御装置50は、掃除機100に備えられた各機器を制御するためのものである。例えば、電動機4および電動送風機41の動作は、制御装置50によって制御される。本実施の形態において、制御装置50は、電動機4および電動送風機41へ供給される電力を制御する。制御装置50は、電力制御手段の一例である。なお、電動機4および電動送風機41は、単一の制御装置50によってではなく、例えば、複数の装置によって行われてもよい。
制御装置50は、例えば、図2に示すように、制御部51、電動機駆動制御部52および電動送風機駆動制御部53を有している。制御部51は、例えば、マイコン等によって構成される。制御部51は、電動機4を駆動するための信号を、電動機駆動制御部52に対して出力する。また、制御部51は、電動送風機41を駆動するための信号を、電動送風機駆動制御部53に対して出力する。
電動機駆動制御部52は、制御部51から出力された信号に応じて、電動機4へ供給される電力を制御する。電動送風機駆動制御部53は、制御部51から出力された信号に応じて、電動送風機41へ供給される電力を制御する。電動機駆動制御部52および電動送風機駆動制御部53は、例えば、スイッチング素子等によって構成される。
制御部51は、例えば、使用者からの操作部43に対する操作に応じた信号を出力する。電動機駆動制御部52は、例えば、使用者からの操作部43に対する操作に応じて、電動送風機41へ供給される電力を制御する。同様に、電動送風機駆動制御部53は、例えば、使用者からの操作部43に対する操作に応じて、電動送風機41へ供給される電力を制御する。さらに、本実施の形態において、電動機駆動制御部52は、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になったら当該電動機4へ予め設定された設定電力が供給されるように構成されている。
さらに、本実施の形態の掃除機100は、図2に示すように、電動機電流検出部54を備えている。電動機電流検出部54は、電動機4を流れる電流を検出可能に設けられる。電動機電流検出部54は、電流検出手段の一例である。電動機電流検出部54は、カレントトランス等によって構成される。電動機電流検出部54は、検出した電流の情報を含む電気信号を、制御装置50の制御部51に対して出力する。
電力制御手段の一例である制御装置50は、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になったら当該電動機4へ設定電力が供給されるように、電動機電流検出部54によって検出された電流に応じた制御を実行するように構成されている。制御装置50は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を下回ると上記の設定電力が第1電力となるように予め設定された制御を実行する。また、制御装置50は、当該制御を実行中に電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を上回ると設定電力が第1電力よりも大きい第2電力となるように、予め設定された別の制御を実行する。
制御装置50の動作について、より具体的に説明する。制御装置50の制御部51は、電動機を駆動するための第1信号および第2信号を、電動機電流検出部54によって検出された電流に応じて選択的に出力可能に構成されている。制御部51は、電動機電流検出部54から出力された電気信号に応じて、第1信号および第2信号を、電動機駆動制御部52に対して選択的に出力する。
図3は、制御部51が第1信号を出力している状態の一例を示す模式図である。図4は、制御部51が第2信号を出力している状態の一例を示す模式図である。図3および図4においては、本開示の主旨を明確かつ簡潔に説明するため、電動送風機41、電動送風機駆動制御部53等の図示を省略している。また、図3および図4は、本開示の主旨を説明するための模式図であり、図2と同様、実際の電気回路の構成を示すものではない。なお、図3および図4においては、上記の予め設定された電流を「基準電流」と表記している。
掃除機100が運転している際、制御部51は、電動機4を駆動するための第1信号および第2信号の少なくとも一方を出力する。制御部51は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を下回ると第1信号を出力するように構成されている。例えば、図3に示すように、スイッチ5がオフ状態になっている場合、電動機4へは電流が流れない。スイッチ5がオフ状態になっている場合、電動機電流検出部54によって検出される電流はゼロになる。スイッチ5がオフ状態になっている場合、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第1信号を出力する。
また、制御部51は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を上回ると第2信号を出力するように構成されている。例えば、図4に示すように、スイッチ5がオン状態になっている場合、電動機4へは一定以上の電流が流れる。予め設定された電流は、この一定以上の電流より小さい電流として設定される。スイッチ5がオン状態になっている場合、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第2信号を出力する。
なお、制御部51は、吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されている場合においても、図3に示すスイッチ5がオフ状態になっている場合と同様に動作する。上述したように、吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されている場合、掃除機100の状態は、電源部44から電動機4へ電力を供給することができない状態となる。吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されている場合、電動機4へは電流が流れない。吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されている場合、電動機電流検出部54によって検出される電流はゼロになる。吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されている場合、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第1信号を出力する。
電動機駆動制御部52は、制御部51から出力された信号が第1信号であるか第2信号であるかに応じて、電動機4へ供給される電力を制御する。第1信号が出力されている場合、電動機駆動制御部52は、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になったら当該電動機4へ第1電力が供給されるように動作する。第2信号が出力されている場合、電動機駆動制御部52は、電動機4へ第2電力が供給されるように動作する。
一例として、第1電力は、第2電力の10%程度に設定される。また、第1電力は、電動機4へ当該第1電力が供給された場合に当該電動機4へ流れる電流が上記の予め設定された電流を上回るように設定される。第1電力より大きい第2電力が電動機4へ供給された場合に当該電動機4へ流れる電流は、上記の予め設定された電流を上回る。
ここで、電動機4へ第1電力が供給された場合に当該電動機4へ流れる電流を、第1電流とする。また、電動機4へ第2電力が供給された場合に当該電動機4へ流れる電流を、第2電流とする。一例として、上記の予め設定された電流と第2電流とは、当該予め設定された電流が当該第2電流の1%から2%程度になるように、設定される。そして第1電流は、上述したように、予め設定された電流を上回るように設定される。第2電流は、第1電流より大きい。
図5は、第1信号および第2信号を選択的に出力する制御部51の動作例を示す図である。図5においては、図3および図4と同様、予め設定された電流を「基準電流」と表記している。まず、スイッチ5がオン状態になっている期間においては、制御部51からは第2信号が出力される。例えば、第2信号は、図5に示すように、直流状の信号として出力される。スイッチ5がオン状態になっている期間に、第2電力が電動機4へ供給される。スイッチ5がオン状態になっている期間、電動機4へ流れる電流は、上記の第2電流となる。スイッチ5がオン状態になっている期間、電動機4へ流れる電流は、予め設定された電流を上回る。
スイッチ5がオン状態からオフ状態に切り替わると、電動機4へ流れる電流は、予め設定された電流を下回る。すなわち、スイッチ5がオン状態からオフ状態に切り替わると、電動機電流検出部54によって検出される電流が予め設定された電流未満になる。電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流未満になると、制御部51から出力される信号は、第2信号から第1信号に切り替えられる。換言すると、制御部51は、第2信号を出力している際に電動機電流検出部54によって検出される電流が予め設定された電流未満になると、出力する信号を第2信号から第1信号へ切り替える。
図5に示すように、スイッチ5がオフ状態になっている期間においては、第1信号が出力され続ける。一例として、第1信号は、図5に示すように、パルス状の信号として出力される。上述したように、電動機駆動制御部52は、第1信号が出力されている場合、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になったら当該電動機4へ第1電力が供給されるように動作する。
スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わると、掃除機100の状態は、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態となる。スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わった時点では、電動機駆動制御部52は、制御部51から出力された第1信号に応じて動作する。スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わった時点では、電動機4へ第1電力が供給される。
電動機4へ第1電力が供給されることで、当該電動機4へ流れる電流は、上記の第1電流となる。スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わった後、電動機電流検出部54によって検出される電流は、第1電流となる。上述したように、第1電流は、予め設定された電流よりも大きい。電動機電流検出部54によって検出される電流が予め設定された電流を超過することにより、制御部51から出力される信号は、第1信号から第2信号に切り替えられる。換言すると、制御部51は、第1信号を出力している際に電動機電流検出部54によって検出される電流が予め設定された電流を上回ると、出力する信号を第1信号から第2信号へ切り替える。なお、出力する信号を第1信号から第2信号へ切り替える際には、信号の出力量を徐々に増加させることが望ましい。
制御部51から第2信号が出力されると、電動機駆動制御部52は、当該第2信号に応じて動作する。制御部51から第2信号が出力されると、電動機駆動制御部52は、電動機4へ第2電力が供給されるように動作する。これにより、電動機4へは再び第2電力が供給される。電動機4へは、第2電流が流れる。
このように、本実施の形態では、スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、電動機4へ供給される電力は、第1電力から第2電力へと段階的に切り替えられる。スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わった場合、電動機4へ流れる電流は、第1電流から第2電流へと段階的に切り替えられる。本実施の形態であれば、スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わった際に生じる突入電流が抑制される。
制御部51および電動機駆動制御部52を含む制御装置50は、上記のようにして、電動機電流検出部54によって検出された電流に応じた制御を実行する。本実施の形態において、第1信号が出力されている場合に制御装置50が実行する制御は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を下回ると実行される第1制御の一例である。また、第2信号が出力されている場合に制御装置50が実行する制御は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を上回ると実行される第2制御の一例である。
上述したように、吸込口体1がパイプ20または掃除機本体40から取り外されている場合、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第1信号を出力する。本実施の形態の掃除機100は、パイプ20または掃除機本体40から取り外されていた吸込口体1が再び取り付けられた場合においても、スイッチ5がオフ状態からオン状態に切り替わった場合と同様に動作する。取り外されていた吸込口体1が取り付けられた場合、電動機4へ供給される電力は、第1電力から第2電力へと段階的に切り替えられる。取り外されていた吸込口体1が取り付けられた場合、電動機4へ流れる電流は、第1電流から第2電流へと段階的に切り替えられる。このように、本実施の形態の掃除機100は、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になった時点で生じる突入電流を抑制することができる。
本実施の形態の掃除機100は、電動機4を流れる電流を検出可能に設けられた電動機電流検出部54を備える。また、掃除機100は、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になったら当該電動機4へ設定電力が供給されるように、電動機電流検出部54によって検出された電流に応じた制御を実行する制御装置50を備える。制御装置50は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を下回ると設定電力が第1電力となるように制御を実行する。また、制御装置50は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流を上回ると設定電力が第2電力となるように制御を実行する。上記のように構成された掃除機100であれば、回転ブラシ3を回転させる電動機4が駆動を開始する際に生じる突入電流を抑制することができる。
本実施の形態の掃除機100は、例えば、電動機4が駆動を開始する際の突入電流を抑制するための部材を別途必要とすることがない。また、本実施の形態によれば、過大な突入電流に耐えることができる配線、素子、印刷配線板上の導通部および接続部等を掃除機100に設ける必要もなくなる。本実施の形態によれば、部品点数の削減によって、掃除機100の小型化および軽量化等の効果が得られる。小型化および軽量化等の効果は、特に、コードレスタイプのスティック型の掃除機100の使い勝手の向上に影響する。
なお、電力制御手段の一例である制御装置50は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流以下になると設定電力が第1電力となるように制御を実行するように構成されてもよい。制御装置50は、電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流以上になると設定電力が第2電力となるように制御を実行するように構成されてもよい。電動機電流検出部54によって検出された電流が予め設定された電流と一致した場合における制御装置50の動作は、任意に設定され得る。
本実施の形態において、電力制御手段の一例である制御装置50は、第1信号および第2信号を選択的に出力可能な制御部51と、当該制御部51から出力された信号に応じて電動機へ供給される電力を制御する電動機駆動制御部52と、を有している。本実施の形態の制御装置50は、簡易な構成によって、より確実に、突入電流を抑制するための制御を実行することが可能である。
なお、電力制御手段の一例である制御装置50の構成は、上記の実施の形態で示した例に限られない。制御装置50は、電流検出手段の一例である電動機電流検出部54によって検出された電流に応じて、電動機4へ供給される電力が段階的に切り替えられるように構成されればよい。図6は、電力制御手段の一例である制御装置50の機能を実現する処理回路の構成例を示す図である。
制御装置50の機能は、例えば、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア200であってもよい。処理回路は、プロセッサ201およびメモリ202を備えていてもよい。処理回路の一部が専用ハードウェア200として形成され、且つ、当該処理回路は更にプロセッサ201およびメモリ202を備えていてもよい。図6に示す例において、処理回路の一部は専用ハードウェア200として形成されている。また、図6に示す例において、処理回路は、専用ハードウェア200に加えて、プロセッサ201およびメモリ202を更に備えている。
一部が少なくとも1つの専用ハードウェア200である処理回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路が少なくとも1つのプロセッサ201および少なくとも1つのメモリ202を備える場合、制御装置50の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ202に格納される。プロセッサ201は、メモリ202に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ201は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリ202には、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROMおよびEEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、または磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクおよびDVD等が該当する。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、電力制御手段の一例である制御装置50の機能を実現することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。図7は、実施の形態2の掃除機100aの構成例を示す模式図である。図7は、実施の形態1における図2に対応するものである。実施の形態1と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、また、説明を簡略化および省略する。
本実施の形態の掃除機100aの基本的な構成は、実施の形態1の掃除機100の構成と同様である。掃除機100aは、掃除機100と同様、掃除機本体40を備えている。また、掃除機100aは、図7に示すように、吸込口体1aを備えている。吸込口体1aは、実施の形態1の吸込口体1と同様、掃除機本体40に対して着脱可能である。
吸込口体1aには、図7に示すように、吸込口体抵抗6が設けられる。吸込口体抵抗6は、電動機4のインピーダンスよりも大きいインピーダンスを有する制限抵抗である。この吸込口体抵抗6は、図7に示すように、電源部44に対して、電動機4と並列になるように設けられる。
本実施の形態の掃除機100aは、図7に示すように、スイッチ5aを備える。スイッチ5aは、実施の形態1のスイッチ5と同様、吸込口体1が被清掃面から離れた際に回転ブラシ3の回転を自動的に停止させるためのものである。
図7に示すように、スイッチ5aは、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線と当該電源部44と吸込口体抵抗6とを繋ぐ配線とのうち一方を通じさせて他方を遮断するように構成されている。スイッチ5aは、電源部44に対して吸込口体1aが接続されている状態において、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線を遮断している時は電源部44と吸込口体抵抗6とを繋ぐ配線を通じさせる。また、スイッチ5aは、電源部44に対して吸込口体1aが接続されている状態において、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線を通じさせている時は電源部と吸込口体抵抗6とを繋ぐ配線を遮断する。
そして、電流検出手段の一例である電動機電流検出部54は、本実施の形態において、吸込口体抵抗6を流れる電流を検出可能に設けられる。電力制御手段の一例である制御装置50は、実施の形態1と同様、電動機電流検出部54が検出した電流に応じた制御を実行する。本実施の形態において、制御装置50は、電動機4へ流れる電流と吸込口体抵抗6へ流れる電流とに応じた制御を実行するように構成される。
吸込口体抵抗6に対して第2電力が供給された場合に当該吸込口体抵抗6へ流れる電流を、第3電流とする。上述したように、吸込口体抵抗6のインピーダンスは、電動機4のインピーダンスよりも大きい。このため、第3電流は、第2電流よりも小さくなる。吸込口体抵抗6は、この第3電流が予め設定された電流よりも小さくなるように構成される。
ここで、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線を遮断しているスイッチ5aの状態を、オフ状態とする。また、電源部44から電動機4へ電力を供給する配線を通じさせているスイッチ5aの状態を、オン状態とする。掃除機100aが備える電動機4へ供給される電力は、スイッチ5aのオン/オフ動作に応じて制御される。
スイッチ5aがオン状態になっている場合には、実施の形態1のスイッチ5がオン状態になっている場合と同様、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第2信号を出力する。スイッチ5aがオフ状態になっている場合には、実施の形態1のスイッチ5がオフ状態になっている場合と同様、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第1信号を出力する。このように、本実施の形態の掃除機100aは、実施の形態1の掃除機100と同様、電動機4が駆動を開始する際に生じる突入電流が抑制されるように動作する。
吸込口体1が取り外された場合には、当該吸込口体1と電源部44との接続が解除される。これにより、電動機4および吸込口体抵抗6には、電流が流れなくなる。電動機電流検出部54の検出結果は、吸込口体抵抗6に電流が流れている場合と、吸込口体1が取り外されている場合とで異なる。本実施の形態であれば、電動機4に電流が流れない状態を、スイッチ5aがオフ状態になっている場合と、吸込口体1が取り外されている場合とに区別することが可能となる。
電力制御手段の一例である制御装置50は、実施の形態1と同様、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になったら当該電動機4へ設定電力が供給されるように、電動機電流検出部54によって検出された電流に応じた制御を実行する。本実施の形態であれば、制御装置50は、スイッチ5aがオフ状態になっている場合と、吸込口体1が取り外されている場合とで、それぞれ上記の設定電力が異なるような制御を実行することが可能となる。例えば、吸込口体1が取り外されて電動機4および吸込口体抵抗6に電流が流れていない場合、制御装置50は、設定電力が第1電力よりもさらに低い第3電力となるような制御を実行してもよい。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。図8は、実施の形態3の掃除機100bの構成例を示す模式図である。図8は、実施の形態1における図2および実施の形態2における図7に対応する。実施の形態1および実施の形態2と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、また、説明を簡略化および省略する。
掃除機100bの基本的な構成は、実施の形態1の掃除機100および実施の形態2の掃除機100aの構成と同様である。掃除機100bは、吸込口体1および掃除機本体40を備えている。また、掃除機100bは、吸込口体1と掃除機本体40との間に着脱可能に設けられる接続部材の一例として、パイプ20bを備える。吸込口体1は、パイプ20bに着脱可能である。掃除機本体40は、パイプ20bに着脱可能である。吸込口体1は、パイプ20bを介して、掃除機本体40に対して着脱可能である。吸込口体1は、パイプ20bを介さず、直接的に掃除機本体40に着脱可能であってもよい。
パイプ20bには、図8に示すように、接続部材抵抗21が設けられる。接続部材抵抗21は、電動機4のインピーダンスよりも大きいインピーダンスを有する制限抵抗である。図8に示すように、パイプ20bによって吸込口体1と掃除機本体40とが接続された状態において、接続部材抵抗21は電動機4およびスイッチ5と並列に設けられる。
電流検出手段の一例である電動機電流検出部54は、本実施の形態において、接続部材抵抗21を流れる電流を検出可能に設けられる。電力制御手段の一例である制御装置50は、実施の形態1および実施の形態2と同様、電動機電流検出部54が検出した電流に応じた制御を実行する。本実施の形態において、制御装置50は、電動機4へ流れる電流と接続部材抵抗21へ流れる電流とに応じた制御を実行するように構成される。
本実施の形態の接続部材抵抗21は、実施の形態2における吸込口体抵抗6と同様の機能を有する。上述したように、接続部材抵抗21のインピーダンスは、電動機4のインピーダンスよりも大きい。接続部材抵抗21に対して第2電力が供給された場合に当該接続部材抵抗21へ流れる電流は、第2電流よりも小さくなる。接続部材抵抗21は、接続部材抵抗21に対して第2電力が供給された場合に当該接続部材抵抗21へ流れる電流が予め設定された電流よりも小さくなるように構成される。
掃除機100bが備える電動機4へ供給される電力は、実施の形態1と同様、スイッチ5のオン/オフ動作に応じて制御される。スイッチ5がオン状態になっている場合には、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第2信号を出力する。スイッチ5がオフ状態になっている場合には、制御部51は、電動機駆動制御部52に対して第1信号を出力する。このように、本実施の形態の掃除機100bは、実施の形態1の掃除機100および実施の形態2の掃除機100bと同様、電動機4が駆動を開始する際に生じる突入電流が抑制されるように動作する。
また、本実施の形態において、電動機電流検出部54の検出結果は、以下の4つの状態で異なるものとなる。第1の状態は、電動機4には電流が流れているが接続部材抵抗21には電流が流れていない状態である。この第1の状態には、吸込口体1がパイプ20bを介さずに掃除機本体40に取り付けられていて且つスイッチ5がオン状態になっているときの掃除機100bの状態が該当する。
第2の状態は、電動機4には電流が流れていないが接続部材抵抗21には電流が流れている状態である。この第2の状態には、吸込口体1が取り外されていて且つパイプ20bが取り付けられているときの掃除機100bの状態が該当する。また、第2の状態には、吸込口体1およびパイプ20bが取り付けられていて且つスイッチ5がオフ状態になっているときの掃除機100bの状態も該当する。
第3の状態は、電動機4および接続部材抵抗21に電流が流れている状態である。この第3の状態には、吸込口体1およびパイプ20bが取り付けられていて且つスイッチ5がオン状態になっているときの掃除機100bの状態が該当する。
第4の状態は、電動機4および接続部材抵抗21に電流が流れていない状態である。この第4の状態には、吸込口体1およびパイプ20bが取り外されているときの掃除機100bの状態が該当する。また、第4の状態には、吸込口体1がパイプ20bを介さずに掃除機本体40に取り付けられていて且つスイッチ5がオン状態になっているときの掃除機100bの状態も該当する。
このように、電動機電流検出部54の検出結果は、吸込口体1およびパイプ20bのそれぞれが取り付けられているか否かによって変化する。そして、電力制御手段の一例である制御装置50は、電動機電流検出部54の検出結果に応じた制御を実行する。本実施の形態の掃除機100bは、吸込口体1およびパイプ20bの着脱状態に応じた動作をすることが可能である。一例として、電動機4へ供給される電力は、吸込口体1およびパイプ20bの着脱状態に応じて制御される。また、掃除機100bは、吸込口体1およびパイプ20bの着脱状態に応じて電動送風機41へ供給される電力が制御されるように構成されてもよい。
また、図9は、実施の形態3の掃除機100bの変形例を示す模式図である。掃除機100bは、図9に示すように、掃除具7を更に備えていてもよい。掃除具7は、パイプ20bと掃除機本体40との少なくとも一方に着脱可能に接続される。実施の形態1で述べたように、吸込口体1は、例えば、床面等の被清掃面を清掃するために用いられる。掃除具7は、例えば、床面以外の場所を清掃するために用いられる。使用者は、掃除対象に応じて、吸込口体1、掃除具7およびパイプ20bを付け替える。
掃除具7には、図9に示すように、掃除具抵抗8が設けられる。掃除具抵抗8は、電動機4のインピーダンスよりも大きいインピーダンスを有する制限抵抗である。また、掃除具抵抗8のインピーダンスは、接続部材抵抗21のインピーダンスとは異なる。電流検出手段の一例である電動機電流検出部54は、掃除具抵抗8を流れる電流を検出可能に設けられる。電力制御手段の一例である制御装置50は、電動機4へ流れる電流と接続部材抵抗21へ流れる電流と掃除具抵抗8を流れる電流とに応じた制御を実行するように構成される。
図9に示す変形例において、電動機電流検出部54の検出結果は、吸込口体1、掃除具7およびパイプ20bのそれぞれが取り付けられているか否かによって変化する。本変形例において掃除機100bは、吸込口体1、掃除具7およびパイプ20bの着脱状態に応じた動作をすることが可能である。電動送風機41へ供給される電力は、使用者が取り付けた吸込口体1、掃除具7およびパイプ20bの着脱状態に応じて制御され得る。上述したように、使用者は、掃除対象に応じて、吸込口体1、掃除具7およびパイプ20bを付け替える。本変形例であれば、電動送風機41は、掃除対象に応じた適切な風量を発生させるように動作することが可能である。
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明する。図10は、実施の形態4の掃除機100cの構成例を示す模式図である。図10は、実施の形態1における図2に対応する。上記各実施の形態と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、また、説明を簡略化および省略する。
本実施の形態の掃除機100cの基本的な構成は、図10に示すように、実施の形態1の掃除機100の構成と同様である。掃除機100cは、実施の形態1における電動機電流検出部54の代わりに、電圧検出部55を備えている。電圧検出部55は、例えば掃除機本体40cに設けられる。
電圧検出部55は、電動機4と直列に設けられた規定の抵抗の両端の電圧を検出可能に設けられる。電圧検出部55は、例えば、図10に示すように、電動機4と直列に設けられた電動機駆動制御部52の両端の電圧を検出可能に設けられる。本実施の形態の電圧検出部55は、電圧検出手段の一例である。電力制御手段の一例である制御装置50は、本実施の形態においては、電源部44から電動機4へ電力が供給可能な状態になったら当該電動機4へ設定電力が供給されるように、電圧検出部55によって検出された電圧に応じた制御を実行する。
制御装置50は、電圧検出部55によって検出された電圧が予め設定された電圧を下回ると設定電力が第1電力となるように制御を実行する。また、制御装置50は、電圧検出部55によって検出された電圧が予め設定された電圧を上回ると設定電力が第2電力となるように制御を実行する。
電動機4へ第1電力が供給された場合における電動機駆動制御部52の両端の電圧を第1電圧とする。電動機4へ第2電力が供給された場合における電動機駆動制御部52の両端の電圧を第2電圧とする。一例として、予め設定された電圧と第2電圧とは、当該予め設定された電圧が当該第2電圧の1%から2%程度になるように、設定される。第1電圧は、予め設定された電圧を上回るように設定される。第2電圧は、第1電圧より大きい。
電動機4と直列に設けられた規定の抵抗の両端の電圧は、当該電動機4を流れる電流の大きさと相関がある。電圧検出部55は、電動機4を流れる電流を間接的に検出するものである。上記の電圧検出部55を備える掃除機100cは、間接的に、電動機4を流れる電流に応じた動作をする。本実施の形態の掃除機100cであれば、実施の形態1の掃除機100と同様、電動機4が駆動を開始する際に生じる突入電流を抑制することができる。また、掃除機100cは、電動機4を流れる電流を検出するためのカレントトランス等を必要とすることなく構成され得る。
実施の形態5.
次に、実施の形態5について説明する。上記各実施の形態と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、また、説明を簡略化および省略する。本実施の形態の構成は、図7に示す実施の形態2の構成と同様である。本実施の形態において、電力制御手段の一例である制御装置50は、電動機電流検出部54によって検出された電流に応じて、電動送風機41へ供給される電力を制御するように構成される。以下、本実施の形態の制御装置50の構成および動作について、より具体的に説明する。
吸込口体1aが被清掃面から離れると、スイッチ5aがオフ状態となる。スイッチ5aがオフ状態となると、電動機4へ電流が供給されなくなり、吸込口体抵抗6へ電流が供給される。この状態において、本実施の形態の制御装置50の制御部51は、電動機電流検出部54からの情報に基づいて、吸込口体1が掃除機本体40に電気的に接続されている状態で且つ当該吸込口体1が被清掃面から離れた状態であると判定する。吸込口体1が掃除機本体40に電気的に接続されている状態で且つ当該吸込口体1が被清掃面から離れた状態であると判定した制御部51は、電動送風機41へ供給される電力が削減されるように、電動送風機駆動制御部53へ信号を送信する。本実施の形態において、吸込口体1が掃除機本体40に電気的に接続されている状態で且つ当該吸込口体1が被清掃面から離れている場合には、電動送風機41へ供給される電力が削減される。
本実施の形態においては、図8に示す実施の形態3と同様、接続部材抵抗21が設けられたパイプ20bが、接続部の一例として設けられてもよい。また、図9に示す掃除具7が設けられてもよい。電力制御手段の一例である制御装置50は、電動機電流検出部54によって検出された電流に基づいて、掃除機本体40に接続されているものを判定する機能を有していてもよい。そして、制御装置50は、掃除機本体40に接続されているものに応じて、適切な吸込み力が発生するように電動送風機41へ供給される電力を制御するように構成されてもよい。
一例として、制御装置50は、掃除機本体40に接続されているものがパイプ20bのみであれば、吸込口体1aが接続されているときよりも少ない電力が電動送風機41へ供給されるように構成される。また、掃除機本体40に接続されているものが掃除具7のみであれば、掃除機本体40にパイプ20bのみが接続されているときよりも少ない電力が電動送風機41へ供給されるように構成される。電動送風機41へ供給される電力は、制御装置50の電動送風機駆動制御部53によって制御される。
電動送風機41を駆動させるために最適な電力は、電動送風機41が空気を吸い込む際の圧損の程度により変化する。電動送風機41が空気を吸い込む際の圧損は、掃除機本体40に接続されているものによって変化する。本実施の形態であれば、電動送風機41へ供給される電力は、掃除機本体40に接続されているものに応じて増減する。これにより、電動送風機41は、掃除機本体40に接続されているものに応じた適切な吸込み力が発生するように駆動する。
実施の形態6.
次に、実施の形態6について説明する。図11は、実施の形態6の掃除機100dの斜視図である。上記各実施の形態と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、また、説明を簡略化および省略する。
本開示に係る電気掃除機は、実施の形態1から実施の形態5で示したようなコードレスタイプのスティック型のものに限定されない。本開示に係る電気掃除機は、図11に示すようなキャニスタータイプの掃除機100dであってもよい。掃除機100dの電源には、例えば外部の商用電源等が用いられる。掃除機100dと外部の電源とは、電源ケーブル11等によって接続される。
キャニスタータイプの掃除機100dは、図11に示すように、接続部材の一例として、パイプ20およびホース30を備えている。掃除機100dはパイプ20およびホース30の一方のみを備えていてもよい。また、接続部材は、パイプ20およびホース30に限られるものではない。
本実施の形態に示されるキャニスタータイプの掃除機100dにおいても、上記の各実施の形態と同様の効果を奏することができる。
1 吸込口体、 1a 吸込口体、2 吸込口、 3 回転ブラシ、 4 電動機、 5 スイッチ、 5a スイッチ、 6 吸込口体抵抗、 7 掃除具、 8 掃除具抵抗、 11 電源ケーブル、 20 パイプ、 20b パイプ、 21 接続部材抵抗、 40 掃除機本体、 40c 掃除機本体、 41 電動送風機、 42 集塵部、 43 操作部、 44 電源部、 50 制御装置、 51 制御部、 52 電動機駆動制御部、 53 電動送風機駆動制御部、 54 電動機電流検出部、 55 電圧検出部、 100 掃除機、 100a 掃除機、 100b 掃除機、 100c 掃除機、 100d 掃除機、 200 専用ハードウェア、 201 プロセッサ、 202 メモリ

Claims (6)

  1. 塵埃を吸い込むための気流を発生させる電動送風機を有する掃除機本体と、
    回転ブラシが設けられ、当該回転ブラシを回転させる電動機を有する吸込口体と、
    前記電動機流れる電流を検出可能に設けられた電流検出手段と、
    電源から前記電動機へ電力が供給可能な状態になったら前記電動機へ設定電力が供給されるように、前記電流検出手段によって検出された電流に応じた制御を実行する電力制御手段と、
    前記電源から前記電動機へ電力を供給する配線を、前記吸込口体が被清掃面へ接地している場合には通じさせ、前記吸込口体が被清掃面へ接地している場合には遮断するスイッチと、
    を備え、
    前記電力制御手段は、
    前記電動送風機の動作を操作する操作部によって前記電動送風機の運転が指示されている際、前記電流検出手段によって検出された電流に基づいて第1信号または第2信号を出力する制御部と、
    前記制御部から出力された信号に応じて前記電源から前記電動機へ供給される電力の大きさを制御する電動機駆動制御部と、
    を有し
    前記制御部は、前記電流検出手段によって検出された電流がゼロもしくは予め設定された電流より小さい場合、前記電動機駆動制御部へ前記第1信号を出力し、前記電流検出手段によって検出された電流が前記予め設定された電流より大きい場合、前記電動機駆動制御部へ前記第2信号を出力するものであり、
    前記電動機駆動制御部は、前記制御部から前記第1信号が出力されている場合は前記電源から前記電動機へ供給される電力が第1電力となるよう制御し、前記制御部から前記第2信号が出力されている場合は前記電源から前記電動機へ供給される電力が前記第1電力よりも大きい第2電力となるよう制御する電気掃除機。
  2. 前記吸込口体は、前記掃除機本体に対して着脱可能であり、
    前記吸込口体には、前記電動機のインピーダンスよりも大きいインピーダンスを有する吸込口体抵抗が設けられ、
    前記電源に対して前記吸込口体が接続されている状態において、前記スイッチは、前記電源から前記電動機へ電力を供給する配線を遮断している時は前記電源と前記吸込口体抵抗とを繋ぐ配線を通じさせ、前記電源から前記電動機へ電力を供給する配線を通じさせている時は前記電源と前記吸込口体抵抗とを繋ぐ配線を遮断し、
    前記電流検出手段は、前記吸込口体抵抗を流れる電流を検出可能に設けられ、
    前記電力制御手段は、前記電動機へ流れる電流と前記吸込口体抵抗へ流れる電流とに応じた制御を実行する請求項に記載の電気掃除機。
  3. 前記吸込口体と前記掃除機本体との間に着脱可能に設けられた接続部材を備え、
    前記接続部材には、前記電動機のインピーダンスよりも大きいインピーダンスを有する接続部材抵抗が設けられ、
    前記接続部材によって前記吸込口体と前記掃除機本体とが接続された状態において、前記接続部材抵抗は、前記電動機および前記スイッチと並列に設けられ、
    前記電流検出手段は、前記接続部材抵抗を流れる電流を検出可能に設けられ、
    前記電力制御手段は、前記電動機へ流れる電流と前記接続部材抵抗へ流れる電流とに応じた制御を実行する請求項に記載の電気掃除機。
  4. 前記接続部材および前記掃除機本体の少なくとも一方に着脱可能に接続される掃除具を更に備え、
    前記掃除具には、前記電動機のインピーダンスよりも大きく且つ前記接続部材抵抗のインピーダンスとは異なるインピーダンスを有する掃除具抵抗が設けられ、
    前記電流検出手段は、前記掃除具抵抗を流れる電流を検出可能に設けられ、
    前記電力制御手段は、前記電動機へ流れる電流と前記接続部材抵抗へ流れる電流と前記掃除具抵抗を流れる電流とに応じて、前記電動送風機へ供給される電力を制御する請求項に記載の電気掃除機。
  5. 前記電力制御手段は、前記電流検出手段によって検出された電流に応じて、前記電動送風機へ供給される電力を制御する請求項1から請求項の何れか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記電源は、前記掃除機本体に設けられた充放電可能な二次電池である請求項1から請求項の何れか1項に記載の電気掃除機。
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