JP7097569B2 - 生体情報検出装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
1.実施の形態(光センサ、電池およびメカスイッチを密封した保持部材を有するマウスピース状の生体情報検出装置の例。)
2.変形例
変形例1(歯に装着する保持部材のうち、メカスイッチの操作部に対応する位置に突起部分を設けるようにした生体情報検出装置の例。)
変形例2(装着する歯の側面のうち、メカスイッチの操作部に対応する位置に突起部材を設けるようにした生体情報検出装置の例。)
変形例3(歪センサを有する生体情報検出装置の例。)
変形例4(加速度センサを有する生体情報検出装置の例。)
変形例5(光センサを歯茎に装着し、その歯茎の反射光を受光するようにした生体情報検出装置の例。)
3.その他の変形例
[生体情報検出装置1の全体構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係る生体情報検出装置1の概略構成例を模式的に斜視図にて表したものである。また、図2A,図2Bおよび図3は、いずれも、生体情報検出装置1の概略構成例を模式的に表した断面図である。但し、図2Aおよび図2Bは、生体情報検出装置1における、図1に示したメカスイッチ12(後に詳述)を含む、図1に示したII-II切断線に沿った矢視方向の断面を表す。なお、図2Aは、口腔内に装着される前の、遮断状態(後述)の生体情報検出装置1を表し、図2Bは、口腔内の歯Tに装着された通電状態(後述)の生体情報検出装置1を表している。一方、図3は、生体情報検出装置1における、図1に示した光センサ5(後に詳述)を含む、図1に示したIII-III切断線に沿った矢視方向の断面を表している。また、図4は、メカスイッチ12を拡大して表す断面図である。また、図5は、生体情報検出装置1の使用状態の一例を表す斜視図である。さらに図6は、生体情報検出装置1に含まれる生体情報検出モジュール2の構成を表すブロック図である。
次に、生体情報検出装置1の製造方法について、上記図1~図7に加えて図8Aおよび図8Bを参照して説明する。図8Aは、生体情報検出装置1の製造方法の一工程を表す説明図であり、図8Bは、図8Aに続く一工程を表す説明図である。なお、図8Aおよび図8Bは、本製造工程の説明に関する主要な部材のみを記載した概略図である。
生体情報検出装置1では、図2Aの非装着状態から、封止部分10Aの内側部分102と対向部分10Bとの間の空間10Vに歯Tが挿入されることにより、図2Bの装着状態へ移行する。その際、保護部分としての内側部分102が第1の変位方向(図2Bに示した+X方向)に変位する。すなわち、歯Tにシェル10が装着されることにより、内側部分102が歯Tと操作部124との間に挟まれるようになっている。このため、歯Tから内側部分102を介して操作部124へ外力が付与され、遮断状態から通電状態へ移行する。反対に、空間10Vから歯Tが離脱することにより、図2Bの装着状態から図2Aの非装着状態へ移行する。その際、保護部分としての内側部分102が第2の変位方向(図2Aに示した-X方向)に変位する。すなわち、歯Tに装着されたシェル10が歯Tから取り外されることにより、内側部分102が第2の変位方向(図2Aに示した-X方向)に変位し、操作部124が操作されて通電状態から遮断状態へ移行するようになっている。
このように、本実施の形態の生体情報検出装置1によれば、生体情報検出モジュール2にメカスイッチ12を設け、電池6から光センサ5および送受信モジュール8への電力供給がなされる通電状態と、その電力供給が遮断される遮断状態との切り替えを行うようにした。このため、生体情報の検出を実施したい場合のみメカスイッチ12をオン状態とし、光センサ5および送受信モジュール8への電力供給を行えばよいので、電力供給を常時行わなくて済む。したがって、消費電力の低減が可能であり、電池6が一次電池であれば電池6の長寿命化を図ることができ、電池6が二次電池であれば充電頻度を低下させることができる。あるいは、電池6の電池容量を低減できるので、電池6の小型化が可能であり、ひいては生体情報検出モジュール2および生体情報検出装置1自体の小型化を図ることができる。
続いて、上記実施の形態の変形例(変形例1~5)について説明する。なお、実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図9Aおよび図9Bは、本開示の第1の変形例(変形例1)としての生体情報検出装置1Aの概略構成を表す断面図であり、上記実施の形態で説明した生体情報検出装置1を記載した図2Aおよび図2Bに対応するものである。すなわち、図9Aは、口腔内に装着される前の、遮断状態の生体情報検出装置1Aを表し、図9Bは、口腔内の歯Tに装着された通電状態の生体情報検出装置1Aを表している。この生体情報検出装置1Aは、シェル10の内側部分102が突起部分102Tを含むようにしたことを除き、他は上記実施の形態の生体情報検出装置1と実質的に同じ構成を有する。
図10Aおよび図10Bは、本開示の第2の変形例(変形例2)としての生体情報検出装置1Bの概略構成を表す断面図であり、上記実施の形態で説明した生体情報検出装置1を記載した図2Aおよび図2Bに対応するものである。すなわち、図10Aは、口腔内に装着される前の、遮断状態の生体情報検出装置1Bを表し、図10Bは、口腔内の歯Tに装着された通電状態の生体情報検出装置1Bを表している。この生体情報検出装置1Bは、歯Tの側面TSのうち、メカスイッチ12の操作部124と対応する位置に取り付けられた突起部材TTをさらに有するようにしたことを除き、他は上記実施の形態の生体情報検出装置1と実質的に同じ構成を有する。
図11は、本開示の第3の変形例(変形例3)としての生体情報検出装置1Cの概略構成を表す断面図である。この生体情報検出装置1Cは、シェル10のうち歯Tの歯冠部TAを覆う部分に歪センサ31を埋設するようにしたものである。歪センサ31は、メカスイッチ12を介して電池6と電力線により接続されると共に、信号処理部4と通信線により接続されている。歪センサ31は、電池6からの電力供給を受け、信号処理部4に対し検出信号を送信するようになっている。生体情報検出装置1Cは、この点を除き、他は上記実施の形態の生体情報検出装置1と実質的に同じ構成を有する。したがって、この生体情報検出装置1Cにおいても、上記実施の形態の生体情報検出装置1と同様の効果が得られる。そのうえ、歪センサ31を設けることにより、被験者が上顎の歯と下顎の歯とを咬み合せた際の咬合力や、歪センサ31に触れる被験者の頬や舌の圧力を測定することができる。咬合力や頬および舌の圧力などの情報を用いることで、例えば義歯やインプラントなどの人工の歯に必要とされる構造物強度の情報や歯列情報を得ることができる。なお、歪センサ31としては、例えば磁気歪みを利用した磁歪センサが適用可能である。また、歪センサ31の代わりに圧電素子などを用いた圧力センサの適用可能性もある。
図12は、本開示の第4の変形例(変形例4)としての生体情報検出装置1Dの概略構成を表す斜視図である。この生体情報検出装置1Dは、例えば生体情報検出モジュール2に、加速度センサ32をさらに設けるようにしたものである。加速度センサ32は、電池6と電力線により接続されると共に、信号処理部4と通信線により接続されている。加速度センサ32は、電池6からの電力供給を受け、信号処理部4に対し検出信号を送信するようになっている。生体情報検出装置1Dは、この点を除き、他は上記実施の形態の生体情報検出装置1と実質的に同じ構成を有する。したがって、この生体情報検出装置1Dにおいても、上記実施の形態の生体情報検出装置1と同様の効果が得られる。そのうえ、加速度センサ32を設けることにより、被験者の例えば上顎に対する下顎の動きを検出することができる。上顎と下顎との相対的な動きを検出することにより、例えば義歯やインプラントなどの人工の歯に必要とされる構造物強度の情報や、顎関節異常の有無などの診断に活用できる可能性がある。また、加速度センサ32の代わりにジャイロセンサを用いてもよい。
上記実施の形態の生体情報検出装置1は、口腔内の頬CHの内面に光を照射し、頬CHの内面からの反射光を受光することにより、生体情報を検出するようにしたものである。これに対し、図13に示した本開示の第5の変形例(変形例5)の生体情報検出装置1Eは、歯茎Gに光を照射し、歯茎Gからの反射光を受光することにより、生体情報を検出するものである。生体情報検出装置1Eでは、生体情報検出モジュール2のうちメカスイッチ12が歯Tの側面TSと対向する位置に配置され、光センサ5などのその他の部分は歯茎Gと対向する位置に配置される。生体情報検出装置1Eにおけるシェル10は、生体情報検出モジュール2のうちのその他の部分を封止する封止部分10Cをさらに有している。生体情報検出装置1Eでは、メカスイッチ12と、電池6、光センサ5および送受信モジュール8とが図示しない配線によりそれぞれ繋がれている。生体情報検出装置1Eでは、発光素子5Aは、第1の透光部分10T1を介して歯茎Gと対向するように配置され、受光素子5Bは、第2の透光部分10T2を介して歯茎Gと対向するように、発光素子5Aに近接して配置されている。したがって、生体情報検出モジュール2を覆うシェル10の透光部分10Tは、生体情報検出モジュール2を挟んで歯茎Gと反対側に位置する外側部分101に設けられている。生体情報検出装置1Eは、これらの点を除き、他は上記実施の形態の生体情報検出装置1と実質的に同じ構成を有する。この生体情報検出装置1Eにおいても、上記実施の形態の生体情報検出装置1と同様の効果が得られる。
以上、実施の形態および変形例をいくつか挙げて本開示を説明したが、本開示はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
(1)
口腔内に設置される生体情報検出装置であって、
センサと、
電池と、
操作部を含み、前記操作部が操作されることにより、前記電池から前記センサへの電力供給がなされる通電状態と、前記電力供給が遮断される遮断状態との切り替えを行うメカスイッチと、
前記操作部を覆う保護部分を含み、前記口腔内に装着されて前記センサ、前記電池および前記メカスイッチを全て密封しつつ保持する保持部材と
を有し、
前記口腔内に前記保持部材が装着されることにより、前記保護部分が第1の変位方向へ変位し、前記操作部が操作されて前記遮断状態から前記通電状態へ移行可能である
生体情報検出装置。
(2)
前記保持部材は、前記口腔内における歯に装着可能であり、
前記歯に前記保持部材が装着されることにより、前記歯から前記保護部分を介して前記操作部へ外力が付与され、前記遮断状態から前記通電状態へ移行するようになっている
上記(1)記載の生体情報検出装置。
(3)
さらに、前記口腔内に装着された前記保持部材が前記口腔内から取り外されることにより、前記保護部分が第2の変位方向へ変位し、前記操作部が操作されて前記通電状態から前記遮断状態へ移行可能である
上記(1)記載の生体情報検出装置。
(4)
前記保持部材は、前記口腔内における歯に装着可能であり、
前記保持部材は、前記歯を把持する把持部を含み、
前記把持部に前記歯が挿入されることにより、前記保護部分が前記第1の変位方向に変位し、
前記把持部から前記歯が離脱することにより、前記保護部分が前記第2の変位方向に変位するようになっている
上記(3)記載の生体情報検出装置。
(5)
前記保護部分は、前記口腔内に前記保持部材が装着されることにより、前記歯と前記操作部との間に挟まれるようになっている
上記(4)記載の生体情報検出装置。
(6)
前記保持部材は、前記保護部分と対向する対向部分をさらに含み、前記保護部分と前記対向部分との間に前記歯を把持することにより前記口腔内に装着される
上記(5)記載の生体情報検出装置。
(7)
前記保護部分は、前記遮断状態において、前記メカスイッチと反対側に突出した凸面を含む
上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(8)
前記保持部材における前記保護部分は、前記操作部の外面の形状に沿った形状をなす突起部分を含む
上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(9)
前記歯に取り付けられた突起部材をさらに有し、
前記歯に前記保持部材が装着されることにより前記突起部材と前記保護部分とが当接し、前記保護部分を介して前記突起部材から前記操作部へ外力が付与され、前記遮断状態から前記通電状態へ移行可能である
上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(10)
前記メカスイッチは、モーメンタリスイッチである
上記(1)から(9)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(11)
前記メカスイッチは、
第1の導体と、第2の導体とをさらに含み、
前記操作部へ外力が付与されて前記第1の導体と前記第2の導体とが接触することにより、前記遮断状態から前記通電状態へ移行し、
前記操作部への前記外力が除去されて前記第1の導体と前記第2の導体とが離間することにより、前記通電状態から前記遮断状態へ移行する
上記(1)から(10)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(12)
前記センサは、光を発することのできる発光素子、および前記発光素子から発せられた前記光を受光可能な受光素子を含み、
前記保持部材は、前記発光素子を覆うと共に前記光を透過可能な第1の透光部分および前記受光素子を覆うと共に前記光を透過可能な第2の透光部分を含む
上記(1)から(11)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(13)
前記発光素子は、前記第1の透光部分を介して歯茎と対向するように配置され、
前記受光素子は、前記第2の透光部分を介して前記歯茎と対向するように配置されている
上記(12)記載の生体情報検出装置。
(14)
前記発光素子は、前記第1の透光部分を介して頬の内面と対向するように配置され、
前記受光素子は、前記第2の透光部分を介して前記頬の内面と対向するように配置されている
上記(12)記載の生体情報検出装置。
(15)
前記保持部材に封止され、前記電池からの電力供給を受けて前記センサからの出力信号に基づきデータ信号を生成する信号処理部と、
前記保持部材に封止され、前記電池からの電力供給を受けて前記信号処理部からの前記データ信号を外部装置に送信可能であると共に前記外部装置からの制御信号を受信可能である送受信部と
をさらに有する
上記(11)から(14)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(16)
前記第1の透光部分および前記第2の透光部分は、熱可塑性高分子化合物により形成されている
上記(11)から(15)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(17)
前記センサは、脈波センサ、パルスオキシメータまたはグルコースセンサである
上記(1)から(16)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(18)
物理量を測定する他のセンサをさらに有する
上記(1)から(17)のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
(19)
歯または歯茎に装着される生体情報検出装置の製造方法であって、
センサと、電池と、操作部を含んで前記操作部が操作されることにより電池からセンサへの電力供給がなされる通電状態と前記電力供給が遮断される遮断状態との切り替えを行うメカスイッチと、をそれぞれ用意することと、
前記センサ、前記電池および前記メカスイッチを一対の封止フィルムの間に挟んだのち、前記一対の封止フィルムを加熱しつつモールド成型することにより、前記操作部を覆う保護部分と、前記保護部分との間に前記歯を挟持可能な対向部分とを含み、前記センサ、前記電池および前記メカスイッチを密封しつつ前記歯に保持可能な保持部材を形成することと
を含み、
前記保持部材を形成する際に、前記歯に前記保持部材が装着されることにより、前記操作部が操作されて前記遮断状態から前記通電状態へ移行可能となり、前記歯に装着された前記保持部材が前記歯から取り外されることにより前記通電状態から前記遮断状態へ移行可能となるように、前記メカスイッチを密封する
生体情報検出装置の製造方法。
Claims (17)
- 口腔内に設置される生体情報検出装置であって、
センサと、
電池と、
操作部を含み、前記操作部が操作されることにより、前記電池から前記センサへの電力供給がなされる通電状態と、前記電力供給が遮断される遮断状態との切り替えを行うメカスイッチと、
前記操作部を覆う保護部分を含み、前記口腔内に装着されて前記センサ、前記電池および前記メカスイッチを全て密封しつつ保持する保持部材と
を有し、
前記口腔内に前記保持部材が装着されることにより、前記保護部分が第1の変位方向へ変位し、前記操作部が操作されて前記遮断状態から前記通電状態へ移行可能であり、
前記保護部分は、前記遮断状態において、前記メカスイッチと反対側に突出した凸面を含む
生体情報検出装置。 - 口腔内に設置される生体情報検出装置であって、
センサと、
電池と、
操作部を含み、前記操作部が操作されることにより、前記電池から前記センサへの電力供給がなされる通電状態と、前記電力供給が遮断される遮断状態との切り替えを行うメカスイッチと、
前記操作部を覆う保護部分を含み、前記口腔内に装着されて前記センサ、前記電池および前記メカスイッチを全て密封しつつ保持する保持部材と
を有し、
前記口腔内に前記保持部材が装着されることにより、前記保護部分が第1の変位方向へ変位し、前記操作部が操作されて前記遮断状態から前記通電状態へ移行可能であり、
前記保護部分は、前記操作部の外面の形状に沿った形状をなす突起部分を含む
生体情報検出装置。 - 前記保持部材は、前記口腔内における歯に装着可能であり、
前記歯に前記保持部材が装着されることにより、前記歯から前記保護部分を介して前記操作部へ外力が付与され、前記遮断状態から前記通電状態へ移行するようになっている
請求項1または請求項2記載の生体情報検出装置。 - さらに、前記口腔内に装着された前記保持部材が前記口腔内から取り外されることにより、前記保護部分が第2の変位方向へ変位し、前記操作部が操作されて前記通電状態から前記遮断状態へ移行可能である
請求項1または請求項2記載の生体情報検出装置。 - 前記保持部材は、前記口腔内における歯に装着可能であり、
前記保持部材は、前記歯を把持する把持部を含み、
前記把持部に前記歯が挿入されることにより、前記保護部分が前記第1の変位方向に変位し、
前記把持部から前記歯が離脱することにより、前記保護部分が前記第2の変位方向に変位するようになっている
請求項4記載の生体情報検出装置。 - 前記保護部分は、前記口腔内に前記保持部材が装着されることにより、前記歯と前記操作部との間に挟まれるようになっている
請求項5記載の生体情報検出装置。 - 前記保持部材は、前記保護部分と対向する対向部分をさらに含み、前記保護部分と前記対向部分との間に前記歯を把持することにより前記口腔内に装着される
請求項6記載の生体情報検出装置。 - 前記メカスイッチは、モーメンタリスイッチである
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。 - 前記メカスイッチは、
第1の導体と、第2の導体とをさらに含み、
前記操作部へ外力が付与されて前記第1の導体と前記第2の導体とが接触することにより、前記遮断状態から前記通電状態へ移行し、
前記操作部への前記外力が除去されて前記第1の導体と前記第2の導体とが離間することにより、前記通電状態から前記遮断状態へ移行する
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。 - 前記センサは、光を発することのできる発光素子、および前記発光素子から発せられた前記光を受光可能な受光素子を含み、
前記保持部材は、前記発光素子を覆うと共に前記光を透過可能な第1の透光部分および前記受光素子を覆うと共に前記光を透過可能な第2の透光部分を含む
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。 - 前記発光素子は、前記第1の透光部分を介して歯茎と対向するように配置され、
前記受光素子は、前記第2の透光部分を介して前記歯茎と対向するように配置されている
請求項10記載の生体情報検出装置。 - 前記発光素子は、前記第1の透光部分を介して頬の内面と対向するように配置され、
前記受光素子は、前記第2の透光部分を介して前記頬の内面と対向するように配置されている
請求項10記載の生体情報検出装置。 - 前記保持部材に封止され、前記電池からの電力供給を受けて前記センサからの出力信号に基づきデータ信号を生成する信号処理部と、
前記保持部材に封止され、前記電池からの電力供給を受けて前記信号処理部からの前記データ信号を外部装置に送信可能であると共に前記外部装置からの制御信号を受信可能である送受信部と
をさらに有する
請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。 - 前記第1の透光部分および前記第2の透光部分は、熱可塑性高分子化合物により形成されている
請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。 - 前記センサは、脈波センサ、パルスオキシメータまたはグルコースセンサである
請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。 - 物理量を測定する他のセンサをさらに有する
請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。 - 歯または歯茎に装着される生体情報検出装置の製造方法であって、
センサと、電池と、操作部を含んで前記操作部が操作されることにより電池からセンサへの電力供給がなされる通電状態と前記電力供給が遮断される遮断状態との切り替えを行うメカスイッチと、をそれぞれ用意することと、
前記センサ、前記電池および前記メカスイッチを一対の封止フィルムの間に挟んだのち、前記一対の封止フィルムを加熱しつつモールド成型することにより、前記操作部を覆う保護部分と、前記保護部分との間に前記歯を挟持可能な対向部分とを含み、前記センサ、前記電池および前記メカスイッチを密封しつつ前記歯に保持可能な保持部材を形成することと
を含み、
前記保持部材を形成する際に、前記歯に前記保持部材が装着されることにより、前記操作部が操作されて前記遮断状態から前記通電状態へ移行可能となり、前記歯に装着された前記保持部材が前記歯から取り外されることにより前記通電状態から前記遮断状態へ移行可能となるように、前記メカスイッチを密封する
生体情報検出装置の製造方法。
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