JP7094444B2 - 室内機および空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、ドレンパン内の水位を検知する室内機および空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機の室内機は、ドレンパン内の水位を検知し、ドレンパン内の水位があらかじめ定められた高さになったとき、ドレンパン内の水を排出するドレンポンプを起動する。特許文献1は、ドレンパン内に1組の電極を備え、両電極間が導通したとき、水位があらかじめ定められた値を超えたことを検知し、ドレンポンプを起動させる室内機を開示する。
特開平5-149577号公報
しかしながら、特許文献1に記載の室内機は、ドレンポンプの吸込口とドレン水の水面が近いときにドレンポンプを動作させると、吸込口から空気とドレン水とを共に吸込んでしまう。このとき、特許文献1に記載の室内機は、騒音を発生させてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ドレン水を吸込むときの騒音を抑制することができる室内機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る室内機は、熱交換を行う熱交換器と、熱交換器で結露した水を受け止めるドレンパンと、動作することでドレンパンの内部に溜まったドレン水を吸込口から吸い込んで排出するドレンポンプと、ドレンポンプを動作させるドレン水の水位である第1の水位以上の水位を検知したとき第1の水位を検知したことを示す第1の情報を出力し、ドレンポンプを停止させるドレン水の水位である第2の水位以下の水位を検知したとき第2の水位を検知したことを示す第2の情報を出力する検知装置と、第1の情報を用いて第1の水位のときにドレンポンプを動作させ、第2の情報を用いて第2の水位のときにドレンポンプを停止させる制御部と、を備え、第1の水位は、第2の水位よりも高く、第2の水位は、ドレンパンの底面を起点とした吸込口の高さよりも高く、検知装置は、ドレンパンの内部に設置され、光を照射する光源と、ドレンパンの内部であって、第2の水位のときのドレン水の水面よりも下方に設置され、光源からの光を検知する第1の光センサと、ドレンパンの内部であって、第2の水位のときのドレン水の水面よりも下方に設置され、光源からの光を検知する第2の光センサと、を備え、光源は、第1の水位のときのドレン水の水面よりも上方に設置され、第1の光センサおよび第2の光センサに検出されない位置に向けて光を照射し、第1の光センサは、第1の水位のときのドレン水の水面で屈折した光源からの光が入射する位置に設置され、第1の水位のときに光源からの光を検知することで第1の情報を出力し、第2の光センサは、第2の水位のときのドレン水の水面で屈折した光源からの光が入射する位置に設置され、第2の水位のときに光源からの光を検知することで、第2の情報を出力し、制御部は、第1の情報を取得したときにドレンポンプを動作させ、第2の情報を取得したときにドレンポンプを停止させる。
本発明に係る室内機は、ドレン水を吸込むときの騒音を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる空気調和機の一例を示す図 図1のII-II線における室内機の縦断面を示す図 実施の形態1にかかる検知装置の構成を示す図 実施の形態1にかかる制御回路を示す図 実施の形態1にかかる室内機の動作の流れを示すフローチャート 実施の形態2にかかる検知装置の構成を示す図 実施の形態2にかかる室内機の動作の流れを示すフローチャート 実施の形態3にかかる検知装置の構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る室内機および空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる空気調和機の一例を示す図である。空気調和機100は、天井埋込形の室内機50と、配線52を介して室内機50と接続する室外機51とを備える。室内機50は、熱交換器、ファン、およびファンモータを備える。室内機50は電源53から電力が供給され、供給された電力を用いてファンモータを駆動させる。室外機51は、熱交換器、ファン、ファンモータ、および圧縮機を備える。室外機51は、配線52を介して供給される電力を用いて、ファンモータおよび圧縮機を駆動させる。配線52は、室外機51に電力を供給するための電源配線と、室内機50と室外機51との間で情報の送受信を行うための通信線とが含まれる。室内機50の熱交換器と室外機51の圧縮機と室外機51の熱交換器とにより冷凍サイクルが構成される。室内機50は、筐体1と、筐体1の下面に取付けられる化粧パネル2とを有する。なお、本実施の形態では、室内機50は天井埋込形であるとしたが、例えば、壁掛け型であってもよく、室内機50の種類は限定されない。
図2は、図1のII-II線における室内機50の縦断面を示す図である。室内機50は、熱交換器3と、ドレンパン4と、ドレンポンプ5と、ドレン配管6と、検知装置7と、制御部8と、を備える。熱交換器3は、室内機50が設置される室内の空気と熱交換を行う。ドレンパン4は、熱交換器3で結露した水を受け止める。ドレンポンプ5は、吸込口15を備え、吸込口15からドレンパン4に溜まったドレン水を吸い込んで排出する。ドレン配管6は、ドレンポンプ5が吸い上げたドレン水を室内機50の外に排出する。検知装置7は、ドレンポンプ5を動作させるドレン水の水位である第1の水位以上の水位を検知したとき第1の情報を制御部8に出力し、ドレンポンプ5を停止させるドレン水の水位である第2の水位以下の水位を検知したとき第2の情報を制御部8に出力する。制御部8は、検知装置7が出力する第1の情報を用いて第1の水位のときにドレンポンプ5を動作させる。また、制御部8は、第2の情報を用いて第2の水位のときにドレンポンプ5を停止させる。
図3は、実施の形態1にかかる検知装置7の構成を示す図である。検知装置7は、センサケース9と、光源12と、を備える。センサケース9は、ドレンパン4の内部の底面に設置される。また、センサケース9は、第1の光センサ10と、第2の光センサ11を備える。第1の光センサ10は、ドレンパン4の内部に設置され、ドレンポンプ5を起動させてドレン水を排出させる水位である水位13のときに光源12からの光を検知し、制御部8に第1の情報を出力する。第2の光センサ11は、ドレンパン4の内部に設置され、ドレンポンプ5を停止させてドレン水の排出を停止させる水位である水位14のときに光源12からの光を検知し、制御部8に第2の情報を出力する。第1の光センサ10および第2の光センサ11は、ドレン水の水位が水位14よりも低い場合は、光源12からの光を検知しない。また、第1の光センサ10および第2の光センサ11は、ドレン水の水位が水位14より高く、水位13より低い場合も、光源12からの光を検知しない。光を検知するとは、第1の光センサ10および第2の光センサ11があらかじめ定められた値の受光量である第1の受光量以上の光を受光することである。つまり、第1の受光量は、第1の光センサ10および第2の光センサ11が光を検知したかを判別するために用いられるしきい値である。
光源12は、ドレンパン4の内部の側面に設置される。また、光源12は、第1の水位のときのドレン水の水面よりも上方に設置され、第1の光センサ10および第2の光センサ11に検出されない位置に向けて光を照射する。第1の光センサ10は、ドレン水の水位が、ドレンポンプ5を起動させてドレン水を排出させる水位である水位13であるときのドレン水の水面で屈折した光源12からの光が入射する位置に設置され、第1の水位のときに光源12からの光を検知することで第1の情報を出力する。水位13は第1の水位とも呼ばれる。第2の光センサ11は、ドレン水の水位が、ドレンポンプ5を停止させてドレン水の排出を停止させる水位である水位14であるときのドレン水の水面で屈折した光源12からの光が入射する位置に設置され、第2の水位のときに光源12からの光を検知し、第2の情報を出力する。つまり、光源12からの光は、ドレン水の水面で屈折して第1の光センサ10および第2の光センサ11に照射される。水位14は、第2の水位とも呼ばれる。水位13は水位14よりも高い。水位13および水位14は、ドレンパン4の底面を起点としたドレンポンプ5の吸込口15の高さよりも高い。なお、本実施の形態では、光源12は、ドレンパン4の内部の側面に設置されるとしたが、光源12が設置される位置は、ドレンパン4の内部の側面に限られない。例えば、光源12は室内機50の他の構成要素に固定されてもよい。
室内機50のハードウェア構成について説明する。制御部8は、各処理を行う電子回路である処理回路により実現される。
本処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリ及びメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央演算装置)を備える制御回路であってもよい。ここでメモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどが該当する。図4は、実施の形態1にかかる制御回路を示す図である。本処理回路がCPUを備える制御回路である場合、この制御回路は例えば、図4に示す構成の制御回路200となる。
図4に示すように、制御回路200は、CPUであるプロセッサ200aと、メモリ200bとを備える。図4に示す制御回路200により実現される場合、プロセッサ200aがメモリ200bに記憶された、各処理に対応するプログラムを読みだして実行することにより実現される。また、メモリ200bは、プロセッサ200aが実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
室内機50の動作の流れについて説明する。図5は、実施の形態1にかかる室内機50の動作の流れを示すフローチャートである。室内機50が運転中である場合(ステップS1,Yes)、制御部8は、光を検知した旨を示す第1の情報を第1の光センサ10から取得したか確認する(ステップS2)。第1の情報を第1の光センサ10から取得した場合(ステップS2,Yes)、つまり、ドレン水の水位が水位13以上となったとき、制御部8は、ドレンポンプ5を動作させる(ステップS3)。ステップS3において、ドレンポンプ5が既に動作している場合、制御部8は、ドレンポンプ5を動作させたままにする。第1の情報を第1の光センサ10から取得しない場合(ステップS2,No)、処理はステップS4に進む。
制御部8は、光を検知した旨を示す第2の情報を第2の光センサ11から取得したか確認する(ステップS4)。第2の情報を第2の光センサ11から取得した場合(ステップS4,Yes)、つまり、ドレン水の水位が水位14以下となったとき、制御部8は、ドレンポンプ5を停止させる(ステップS5)。ステップS5において、ドレンポンプ5が既に停止している場合、制御部8は、ドレンポンプ5を停止させたままにする。第2の情報を第2の光センサ11から取得しない場合(ステップS4,No)、処理はステップS1に戻る。また、室内機50が運転中でない場合(ステップS1,No)、処理は終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、ドレンポンプ5を停止させる水位である水位14が、ドレンパン4の底面を起点としたドレンポンプ5の吸込口15の高さよりも高い。また、制御部8は第1の情報と第2の情報とを用いてドレンポンプ5の動作を制御する。このため、ドレンポンプ5の吸込口15が空気とドレン水とを共に吸込むことを抑制できる。したがって、室内機50は、ドレン水吸込時の騒音を防ぐとともに、空気とドレン水とを共に吸込むようなドレンポンプ5の運転を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、制御部8はドレン水の水面の光の屈折を利用してドレンポンプ5を制御したが、ドレン水の水面が頻繁に振動するような場合に、水面の振動によって光源12からの光が屈折する大きさが変化してしまい、第1の光センサ10および第2の光センサ11が適切に光を検知できない場合がある。実施の形態2では、第1の光センサ10および第2の光センサ11が水面の振動の影響を受けにくい状態で光源からの光を検知できる検知装置を開示する。
図6は、実施の形態2にかかる検知装置の構成を示す図である。なお、検知装置以外の室内機の構成に関しては実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。室内機は検知装置7に代えて検知装置7aを備える。検知装置7aは、センサケース9aと、光源12aと、を備える。センサケース9aは、第1の光センサ10および第2の光センサ11を備え、ドレンパン4の内部の側面に設けられる。また、光源12aはドレンパン4の底面に設置される。第1の光センサ10および第2の光センサ11は、全反射した光源12aからの光を検知しないように設置される。また、光源12aは、ドレン水の水中で照射される光源12aからの光が、第1の光センサ10および第2の光センサ11に検出されるように配置される。第1の光センサ10は、ドレン水の水位が第1の水位よりも低いときに、光源12aからの第1の光センサ10に向かう光がドレン水の水面で全反射される位置に設置され、第1の水位のときに光源12aからの光を検知することで第1の情報を出力する。第2の光センサ11は、第2の水位のときに光源12aから第2の光センサ11に向かう光が、ドレン水の水面で全反射される位置に設置され、ドレン水の水位が第2の水位よりも高いときに光源12aからの光を検知することで第2の情報を出力する。制御部8は、検知装置7aが出力する第1の情報および第2の情報を用いてドレンポンプ5を制御する。光源12aからの光は、ドレン水の水面で全反射するように照射される。
図6に示される検知装置7aは、光源12aからの光の全反射を利用して水位の検知を行う。第1の光センサ10および第2の光センサ11がドレン水の水面より高い位置にある場合、光源12aからの光は水面で全反射するため、第1の光センサ10および第2の光センサ11は光源12aからの光を検知しない。一方、第1の光センサ10および第2の光センサ11がドレン水の水面以下の位置にある場合、光源12aからの光はドレン水の水面で全反射せず、第1の光センサ10および第2の光センサ11は光源12aからの光を検知することができる。光が水中から空気へ透過せず全反射するためには、光が水面への入射する入射角が約49°以上である必要がある。このため、第1の光センサ10へ向かう光の水面への入射角17が49°以上になるように、光源12aと第1の光センサ10の位置を調整する。また、光源の照射角18を、照射する光が水面ですべて全反射する角度に調整する。水位14は、ドレンパン4の底面を起点としたドレンポンプ5の吸込口15の高さよりも高い。
室内機の動作の流れについて説明する。図7は、実施の形態2にかかる室内機の動作の流れを示すフローチャートである。室内機が運転中である場合(ステップS11,Yes)、制御部8は、光を検知した旨を示す第1の情報を第1の光センサ10から取得したか確認する(ステップS12)。第1の情報を第1の光センサ10から取得した場合(ステップS12,Yes)、つまり、ドレン水の水位が水位13以上となったとき、制御部8は、ドレンポンプ5を動作させる(ステップS13)。ステップS13においてドレンポンプ5が既に動作している場合、制御部8は、ドレンポンプ5を動作させたままにする。第1の情報を第1の光センサ10から取得しない場合(ステップS12,No)、つまり、ドレン水の水位が水位13より低いとき、処理はステップS14に進む。
制御部8は、光を検知した旨を示す第2の情報を第2の光センサ11から取得したか確認する(ステップS14)。第2の情報を第2の光センサ11から取得しない場合(ステップS14,No)、つまり、ドレン水の水位が水位14以下のとき、制御部8は、ドレンポンプ5を停止させる(ステップS15)。ステップS15において、ドレンポンプ5が既に停止している場合、制御部8は、ドレンポンプ5を停止させたままにする。第2の情報を第2の光センサ11から取得した場合(ステップS14,Yes)、つまり、ドレン水の水位が水位14より高いとき、処理はステップS11に戻る。また、室内機が運転中でない場合(ステップS11,No)、処理は終了する。
以上説明したように、実施の形態1に加えて本実施の形態では、室内機が光源12aからの光の全反射を利用してドレン水の水位を検知する。このため、室内機は、ドレン水の水面による光の屈折する角度によってドレン水の水位を検知しない。室内機は光源12aからの光を全反射する角度で照射し、全反射した場合は反射する角度に関わらず第1の光センサ10および第2の光センサ11は、光源12aからの光を検知しない。このため、ドレン水の水面が振動することによって、光の反射する角度が変化しても、第1の光センサ10および第2の光センサ11の光の検知の有無には影響しない。したがって、実施の形態1の効果に加えて、室内機はドレン水の水面の振動による光の屈折の変化の影響を受けずにドレン水の水位を検知することができる。
また、制御部8は、第1の光センサ10および第2の光センサ11が、あらかじめ定められた時間の間、継続して第1の受光量よりも多い第2の受光量以上の光を受光し続けたとき、ドレンポンプ5の動作を制御することとしてもよい。第2の受光量は、例えば、第1の光センサ10、第2の光センサ11、および光源12aがドレン水の水中にあるときに、第1の光センサ10および第2の光センサ11が、ドレン水の水面を挟まず検知する光源12aからの光の受光量に基づいて算出される受光量である。具体的には、第2の受光量は、水中の光の透過率などを考慮して期待される平均的な受光量である。水面の振動などで光の反射する角度が変化すると、光源12aからの光は、ドレン水の水面で反射する光と、ドレン水の水面を透過する光に分かれる場合がある。このとき、透過する光の照度は落ちるため、第1の光センサ10および第2の光センサ11が検知する光の受光量は少なくなる。したがって、水面の振動などで光の反射する角度が変化し、あらかじめ定められた時間内に検知する受光量が少なくなったとき、つまり第1の光センサ10および第2の光センサ11があらかじめ定められた時間の間、継続して受光し続けた光の受光量が第2の受光量より少ないとき、制御部8は、ドレンポンプ5の動作の制御を行わない。言い換えれば、制御部8は、第2の受光量以上の受光量の情報を含む第1の情報および第2の情報をあらかじめ定められた時間の間、第1の光センサ10および第2の光センサ11から継続して入力されたとき、ドレンポンプ5の動作を制御する。このようにすることで、水面の振動によってドレンポンプ5が動作および停止を繰り返すようなドレンポンプ5の誤動作を抑制することができる。第2の受光量を用いてドレンポンプ5の動作を制御する場合、第1の光センサ10および第2の光センサ11は、それぞれ光を検知している間、第1の情報および第2の情報を制御部8に出力し続ける。第1の光センサ10および第2の光センサ11が受光した光の受光量の情報は、それぞれ第1の情報および第2の情報に含まれて、制御部8に出力される。
または、制御部8は、第1の光センサ10および第2の光センサ11が、光源12aからの光をあらかじめ定められた時間の間検知し続けたとき、つまり、第1の受光量の光を受光し続けた場合、ドレンポンプ5の動作を制御することとしてもよい。言い換えれば、制御部8は、第1の光センサ10および第2の光センサ11から、あらかじめ定められた時間の間、継続して第1の情報および第2の情報を入力され続けたとき、ドレンポンプ5の動作を制御することとしてもよい。この場合においても第1の光センサ10および第2の光センサ11は、光を検知している間、それぞれ第1の情報および第2の情報を制御部8に出力し続ける。このようにすることで、第1の光センサ10および第2の光センサ11が、水面の振動などによって一時的に光源12aからの光を検知した場合でも、ドレンポンプ5を誤作動させることを抑制することができる。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3にかかる検知装置の構成を示す図である。制御部および検知装置以外の室内機の構成に関しては実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。室内機は検知装置7に代えて検知装置7bを備える。検知装置7bは、電源20と、一組の第1の電極21と、一組の第2の電極22と、を備える。電源20は、第1の電極21の一方および第2の電極22の一方に電流を流す。第1の電極21は、ドレンパン4の内部に設置され、ドレン水の水位が水位13のときに導通し、導通したとき流れる信号を制御部8aに出力する。第2の電極22は、ドレンパン4の内部に設置され、ドレン水の水位が水位14以上のときに導通し、ドレン水の水位が水位14より低いときに導通しなくなる。第2の電極22が導通したとき流れる信号を制御部8aに出力する。制御部8aは、信号を用いてドレンポンプ5の動作を制御する。第1の電極21が出力する信号は、第1の情報とも呼ばれる。第2の電極22が出力する信号は、第2の情報とも呼ばれる。本実施の形態では、水位13のときに第1の電極21が導通し、制御部8aに信号を出力するため、制御部8aは信号が入力されたとき、ドレンポンプ5を動作することができる。また、本実施の形態では、水位14より低いときに第2の電極22が導通しなくなり、制御部8aに信号をしなくなるため、制御部8aは信号が入力されなくなったとき、ドレンポンプ5を停止することができる。つまり、制御部8aは、第1の情報を取得したときにドレンポンプ5を動作させ、第2の情報を取得しないときにドレンポンプ5を停止させる。
実施の形態1および実施の形態2では、光源12と第1の光センサ10と第2の光センサ11とを用いてドレン水の水位を検知したが、ドレンポンプ5を停止させる水位である水位14が、ドレンパン4の底面を起点としたドレンポンプ5の吸込口15の高さよりも高ければ、本実施の形態のように電極を用いてドレン水の水位を検知するとしてもよい。また、本実施の形態では、一組の第1の電極21と、一組の第2の電極22と、で4本の電極を用いた例を示したが、これに限られない。例えば、一組の第1の電極21と、一組の第2の電極22とで1本の共通の電極を使用してもよい。すなわち、第1の電極21専用の電極1本と共通の電極1本とで一組の第1の電極21とし、第2の電極22専用の電極1本と共通の電極1本とで一組の第2の電極22としてもよい。なお、この例では、共通の電極は、第2の水でドレン水と接触する長さとされる。また、2つの異なる水位を検知するために3本の電極を用いることになる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 筐体、2 化粧パネル、3 熱交換器、4 ドレンパン、5 ドレンポンプ、6 ドレン配管、7,7a,7b 検知装置、8,8a 制御部、9,9a センサケース、10 第1の光センサ、11 第2の光センサ、12,12a 光源、13,14 水位、15 吸込口、17 入射角、18 照射角、21 第1の電極、22 第2の電極、50 室内機、51 室外機、52 配線、53,20 電源、100 空気調和機、200 制御回路、200a プロセッサ、200b メモリ。

Claims (5)

  1. 熱交換を行う熱交換器と、
    前記熱交換器で結露した水を受け止めるドレンパンと、
    動作することで前記ドレンパンの内部に溜まったドレン水を吸込口から吸い込んで排出するドレンポンプと、
    前記ドレンポンプを動作させるドレン水の水位である第1の水位以上の水位を検知したとき前記第1の水位を検知したことを示す第1の情報を出力し、前記ドレンポンプを停止させるドレン水の水位である第2の水位以下の水位を検知したとき前記第2の水位を検知したことを示す第2の情報を出力する検知装置と、
    前記第1の情報を用いて前記第1の水位のときに前記ドレンポンプを動作させ、前記第2の情報を用いて前記第2の水位のときに前記ドレンポンプを停止させる制御部と、
    を備え、
    前記第1の水位は、
    前記第2の水位よりも高く、
    前記第2の水位は、
    前記ドレンパンの底面を起点とした前記吸込口の高さよりも高く、
    前記検知装置は、
    前記ドレンパンの内部に設置され、光を照射する光源と、
    前記ドレンパンの内部であって、前記第2の水位のときの前記ドレン水の水面よりも下方に設置され、前記光源からの光を検知する第1の光センサと、
    前記ドレンパンの内部であって、前記第2の水位のときの前記ドレン水の水面よりも下方に設置され、前記光源からの光を検知する第2の光センサと、
    を備え、
    前記光源は、
    前記第1の水位のときの前記ドレン水の水面よりも上方に設置され、前記第1の光センサおよび前記第2の光センサに検出されない位置に向けて光を照射し、
    前記第1の光センサは、
    前記第1の水位のときの前記ドレン水の水面で屈折した前記光源からの光が入射する位置に設置され、前記第1の水位のときに前記光源からの光を検知することで第1の情報を出力し、
    前記第2の光センサは、
    前記第2の水位のときの前記ドレン水の水面で屈折した前記光源からの光が入射する位置に設置され、前記第2の水位のときに前記光源からの光を検知することで、第2の情報を出力し、
    前記制御部は、
    前記第1の情報を取得したときに前記ドレンポンプを動作させ、前記第2の情報を取得したときに前記ドレンポンプを停止させる室内機。
  2. 熱交換を行う熱交換器と、
    前記熱交換器で結露した水を受け止めるドレンパンと、
    動作することで前記ドレンパンの内部に溜まったドレン水を吸込口から吸い込んで排出するドレンポンプと、
    前記ドレンポンプを動作させるドレン水の水位である第1の水位以上の水位を検知したとき前記第1の水位を検知したことを示す第1の情報を出力し、前記ドレンポンプを停止させるドレン水の水位である第2の水位以下の水位を検知したとき前記第2の水位を検知したことを示す第2の情報を出力する検知装置と、
    前記第1の情報を用いて前記第1の水位のときに前記ドレンポンプを動作させ、前記第2の情報を用いて前記第2の水位のときに前記ドレンポンプを停止させる制御部と、
    を備え、
    前記第1の水位は、
    前記第2の水位よりも高く、
    前記第2の水位は、
    前記ドレンパンの底面を起点とした前記吸込口の高さよりも高く、
    前記検知装置は、
    前記ドレンパンの内部に設置され、光を照射する光源と、
    前記ドレンパンの内部に設置され、前記光源からの光を検知する第1の光センサと、
    前記ドレンパンの内部に設置され、前記光源からの光を検知する第2の光センサと、
    を備え、
    前記光源は、
    前記ドレンパンの底面に設置され、
    前記第1の光センサは、
    前記ドレン水の水位が前記第1の水位よりも低いときに前記光源からの前記第1の光センサに向かう光が前記ドレン水の水面で全反射される位置に設置され、前記第1の水位以上であるとき前記光源からの光を検知することで第1の情報を出力し、
    前記第2の光センサは、
    前記第2の水位のときに前記光源から前記第2の光センサに向かう光が前記ドレン水の水面で全反射される位置に設置され、前記ドレン水の水位が前記第2の水位よりも高いときに前記光源からの光を検知することで第2の情報を出力し、
    前記制御部は、
    前記第1の情報を取得したときに前記ドレンポンプを動作させ、前記第2の情報を取得しないときに前記ドレンポンプを停止させる室内機。
  3. 前記第1の光センサは、
    前記光源からの光を検知している間、前記第1の情報を出力し続け、
    前記第2の光センサは、
    前記光源からの光を検知している間、前記第2の情報を出力し続け、
    前記制御部は、
    前記第1の光センサおよび前記第2の光センサから、あらかじめ定められた時間の間、継続して前記第1の情報および前記第2の情報を入力され続けたとき、前記ドレンポンプの動作を制御する請求項に記載の室内機。
  4. 前記第1の光センサは、
    前記光源からの光を検知している間、前記第1の情報を出力し続け、
    前記第2の光センサは、
    前記光源からの光を検知している間、前記第2の情報を出力し続け、
    前記第1の情報は、
    前記第1の光センサが受光した前記光源からの光の受光量の情報を含み、
    前記第2の情報は、
    前記第2の光センサが受光した前記光源からの光の受光量の情報を含み、
    前記制御部は、
    前記光源の光を検知したと判断するときに用いるあらかじめ定められた値の受光量である第1の受光量よりも多い第2の受光量以上の受光量を含む前記第1の情報および前記第2の情報をあらかじめ定められた時間の間継続して入力されたとき、前記ドレンポンプの動作を制御する請求項に記載の室内機。
  5. 請求項1からのいずれか1つに記載の室内機と、
    前記室内機と配線で接続される室外機と、
    を備える空気調和機。
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