JP7094276B2 - 通信制御方法および通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信制御方法および通信システムに係り、より詳しくは、ネットワークインフラ上に論理的に生成された仮想ネットワークであるスライスを選択するスライス選択装置と1つ以上のスライスに対応付けられた複数の処理サーバとを含んだ通信システムにて実行される通信制御方法、および、当該通信システムに関する。
従来の仮想化技術を用いたネットワークシステムは、非特許文献1に開示された仮想化技術を用いて、ハードウェア資源を仮想的に切り分けて、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワークであるネットワークスライス(以下「スライス」と略記する)を生成する。そして、当該スライスへサービスを割当てることにより、それぞれ独立したスライスのネットワークを用いてサービス提供することができる。これにより、多様な要求条件を持つサービス各々にスライスを割り当てた場合、サービス個々の要求条件を満たすことを容易にし、そのシグナリング処理などを軽減させることが可能となる。
中尾彰宏、仮想化ノード・プロジェクト新世代のネットワークをめざす仮想化技術、[online]、2010年6月、独立行政法人情報通信研究機構、[2015年3月16日検索]、インターネット<http://www.nict.go.jp/publication/NICT-News/1006/01.html>
上記のようなネットワークシステムで端末から基地局へサービス要求があると、基地局は、当該時点でセッションが設定されている処理サーバ(いわゆるAccess and mobility Management Function(AMF)に相当)又は予め定められたデフォルトの処理サーバにサービス要求を転送する。ただ、その後の処理を円滑に実行するためには、端末からのサービス要求に対応したスライスを管理している適切な処理サーバが選択され処理を行うことが望ましい。
しかし、現状では、ネットワークシステム内の複数の処理サーバから適切な処理サーバを選択するための技術は、未だあまり検討されていない。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、端末からのサービス要求に適合した適切な処理サーバを選択することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る通信制御方法は、ネットワークインフラ上に論理的に生成された仮想ネットワークであるスライスと、該スライスに対応する処理サーバと、対向する端末が利用するサービスと、を対応付けた情報を含むスライス対応情報を保持し、該スライス対応情報に基づいてスライスを選択するスライス選択装置と、端末に係る処理を実行する複数の処理サーバであって各処理サーバは1つ以上のスライスに対応付けられている当該複数の処理サーバと、を含んだ通信システム、にて実行される通信制御方法であって、前記端末からのサービスの利用要求を受信した一の処理サーバが、前記利用要求を前記スライス選択装置へ転送するステップと、前記スライス選択装置が、前記スライス対応情報に基づいて、前記利用要求に係るサービスに対応するスライスおよび該スライスに対応する対象処理サーバを選択し、選択されたスライスおよび対象処理サーバに関する情報を含んだ選択結果情報を前記一の処理サーバに通知するステップと、前記一の処理サーバが、前記選択結果情報に含まれた前記対象処理サーバに関する情報に基づいて当該一の処理サーバが前記対象処理サーバであるか否かを判定し、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバである場合、前記利用要求に係るサービスの処理を行い、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバでない場合、前記利用要求に係るサービスの処理要求を前記対象処理サーバに転送するステップと、を備える。
上記の一実施形態に係る通信制御方法によれば、端末からのサービスの利用要求を受信した一の処理サーバが、利用要求をスライス選択装置へ転送すると、スライス選択装置は、スライスと該スライスに対応する処理サーバと対向する端末が利用するサービスとを対応付けた情報を含むスライス対応情報に基づいて、利用要求に係るサービスに対応するスライスおよび該スライスに対応する対象処理サーバを選択し、選択されたスライスおよび対象処理サーバに関する情報を含んだ選択結果情報を一の処理サーバに通知する。そして、一の処理サーバは、選択結果情報に含まれた対象処理サーバに関する情報に基づいて当該一の処理サーバが対象処理サーバであるか否かを判定し、当該一の処理サーバが対象処理サーバである場合、利用要求に係るサービスの処理を行い、当該一の処理サーバが対象処理サーバでない場合、利用要求に係るサービスの処理要求を対象処理サーバに転送する。このように、スライス選択装置が、スライスと該スライスに対応する処理サーバと対向する端末が利用するサービスとを対応付けた情報を含むスライス対応情報に基づいて、利用要求に係るサービスに対応するスライスおよび該スライスに対応する対象処理サーバ(即ち、端末からのサービス要求に適合した適切な処理サーバ)を選択し、選択された対象処理サーバによって、端末からの利用要求に係るサービスの処理が行われることになる。
また、本発明の別の実施形態に係る通信制御方法は、ネットワークインフラ上に論理的に生成された仮想ネットワークであるスライスと、該スライスに対応する処理サーバに対向する端末が利用するサービスと、を対応付けた情報を含むスライス対応情報を保持し、該スライス対応情報に基づいてスライスを選択するスライス選択装置と、端末に係る処理を実行する複数の処理サーバであって各処理サーバは1つ以上のスライスに対応付けられている当該複数の処理サーバと、を含んだ通信システム、にて実行される通信制御方法であって、前記端末からのサービスの利用要求を受信した一の処理サーバが、前記利用要求を前記スライス選択装置へ転送するステップと、前記スライス選択装置が、前記スライス対応情報に基づいて、前記利用要求に係るサービスに対応するスライスを選択し、選択されたスライスの情報を前記一の処理サーバに通知するステップと、前記一の処理サーバが、スライスと該スライスに対応する処理サーバとを対応付けた情報を含む処理サーバ対応情報に基づいて、前記選択されたスライスに対応する対象処理サーバを選択し、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバである場合、前記利用要求に係るサービスの処理を行い、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバでない場合、前記利用要求に係るサービスの処理要求を前記対象処理サーバに転送するステップと、を備える。
上記の別の実施形態に係る通信制御方法によれば、端末からのサービスの利用要求を受信した一の処理サーバが、利用要求をスライス選択装置へ転送すると、スライス選択装置は、スライスと該スライスに対応する処理サーバに対向する端末が利用するサービスとを対応付けた情報を含むスライス対応情報に基づいて、利用要求に係るサービスに対応するスライスを選択し、選択されたスライスの情報を一の処理サーバに通知する。そして、一の処理サーバは、スライスと該スライスに対応する処理サーバとを対応付けた情報を含む処理サーバ対応情報に基づいて、上記選択されたスライスに対応する対象処理サーバを選択し、当該一の処理サーバが対象処理サーバである場合、利用要求に係るサービスの処理を行い、当該一の処理サーバが対象処理サーバでない場合、利用要求に係るサービスの処理要求を対象処理サーバに転送する。このように、一の処理サーバが、スライスと該スライスに対応する処理サーバとを対応付けた情報を含む処理サーバ対応情報に基づいて、上記選択されたスライスに対応する対象処理サーバ(即ち、端末からのサービス要求に適合した適切な処理サーバ)を選択し、選択された対象処理サーバによって、端末からの利用要求に係るサービスの処理が行われることになる。
本発明によれば、端末からのサービス要求に適合した適切な処理サーバを選択することができる。
第1、第2実施形態における通信システムの構成例を示す図である。 スライス選択装置(NSSF)の機能ブロック構成図である。 処理サーバ(AMF)の機能ブロック構成図である。 (a)は第1実施形態におけるスライス管理テーブルの一例を示す図であり、(b)は第1実施形態におけるAMF管理テーブルの一例を示す図である。 (a)は第2実施形態におけるスライス管理テーブルの一例を示す図であり、(b)は第2実施形態におけるスライス-AMF対応情報の一例を示す図である。 第1、第2実施形態におけるNSSFのスライス管理テーブル更新処理を示すシーケンス図である。 第1実施形態における端末のスライス接続処理を示すシーケンス図である。 第2実施形態における端末のスライス接続処理を示すシーケンス図である。 各装置のハードウェア構成例を示す図である。 (a)は第1実施形態におけるスライス管理テーブルの変形例を示す図であり、(b)は第2実施形態におけるスライス管理テーブルの変形例を示す図であり、(c)は第2実施形態におけるスライス-AMF対応情報の変形例を示す図である。 変形例2における通信システムの構成例を示す図である。 変形例2を図7の処理に適用した場合を示すシーケンス図である。 変形例2を図8の処理に適用した場合を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の各種の実施形態について説明する。第1実施形態は、いわゆる次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)においてスライス選択装置(Network Slice Selection Function(以下、発明の実施形態では「NSSF」という))が適切な処理サーバ(Access and mobility Management Function(以下、発明の実施形態では「AMF」という))を選択する実施形態であり、第2実施形態は、次世代ネットワークにおいてAMF自身が適切なAMFを選択する実施形態である。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
(第1実施形態のシステム構成)
図1に示すように第1実施形態に係る通信システム1は、端末(UE)10と、基地局に相当するeNodeBを含んだ無線アクセス網(Radio Access Network(以下「RAN」と称する))20と、複数のAMF(Access and mobility Management Function)30と、複数のSMF(Session Management Function)40と、複数のUPF(User Plane Function)50と、NSSF(Network Slice Selection Function)60と、NSMF(Network Slice Management Function)70と、NSSMF(Network Slice Sub-network Management Function)80と、を含んで構成される。以下、各装置について概説する。
AMF30は、ネットワークに在圏するUE10のアクセス管理、モビリティ管理等を行う機能を備えた装置であり、SMF40は、U-Planeセッションを管理する機能を備えた装置であり、UPF50は、U-Planeトラヒックを処理する機能を備えた装置である。ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワークであるスライスは、上記AMF30、SMF40およびUPF50を含んで構成され、スライスを構成するノード・回線の集合はNSI(Network Slice Instance)と称される。なお、1つのAMFは複数のスライスで共有されうる。例えば、図1の構成例では、NSI11はAMF1、SMF11、UPF11を含んで構成され、NSI12はAMF1、SMF12、UPF12を含んで構成され、AMF1は、NSI11に係るスライスとNSI12に係るスライスとで共有されている。同様に、NSI21はAMF2、SMF21、UPF21を含んで構成され、NSI22はAMF2、SMF22、UPF22を含んで構成され、AMF2は、NSI21に係るスライスとNSI22に係るスライスとで共有されている。
NSSF60は、スライスを選択する機能を備えた装置であり、NSMF70は、スライスを生成・管理する機能を備えた装置であり、NSSMF80は、スライスの一部(Network Slice Sub-network)を生成・管理する機能を備えた装置である。このうちNSMF70は、サービス事業者がサービスを構築し提供するためのシステムであるOSS/BSS(Operation Support System/ Business Support System)90に含まれたSerMF(Service Management Function)90Aと連携して、提供されるサービスに係るスライスを生成・管理する。
上記のうちNSSF60とAMF30は、本発明に関連する以下のような機能部を備える。
図2に示すように、NSSF60は、スライスと、該スライスに対応するAMFと、対向するUEが利用するサービスと、を対応付けた情報を含むスライス管理テーブル(特許請求の範囲の「スライス対応情報」に相当)を保持する保持部61と、スライス管理テーブルに基づいて、UEからの利用要求に係るサービスに対応するスライスおよび該スライスに対応するAMF(特許請求の範囲の「対象処理サーバ」に相当)を選択する選択部62と、選択されたスライスおよび選択されたAMF(以下「対象AMF」という)に関する情報を含んだ選択結果情報をAMFに通知する通知部63と、を備える。
図3に示すように、AMF30は、UEからのサービスの利用要求を受信し、該利用要求をNSSF60へ転送する通信部31と、NSSF60から通知された選択結果情報内の選択された対象AMFに関する情報に基づいて当該AMFが対象AMFであるか否かを判定し、当該AMFが対象AMFである場合、上記利用要求に係るサービスの処理を行い、当該AMFが対象AMFでない場合、上記利用要求に係るサービスの処理要求を対象AMFに転送する判定処理部32と、を備える。
図4(a)に示すように、保持部61により保持されるスライス管理テーブルには、例えば、スライスに係るNSIの識別情報(NSI-ID)と、当該スライスに対応するAMFの識別情報(AMF-ID)と、当該スライスを選択する際に用いられるパラメータの1つでありサービス要求条件、サービス種別等が定義されたSST(Slice Service Type)と、当該スライスを選択する際に用いられるパラメータの1つでありサービス以外の情報(例えば端末情報、法人情報など)が規定されたSD(Slice Differentiator)と、が対応付けられて記憶されている。
図4(b)に示すAMF管理テーブルは、判定処理部32により保持され、AMFの識別情報(AMF-ID)と当該AMFのアドレスとが対応付けられて記憶されている。判定処理部32は、当該AMFが対象AMFでない場合、AMF管理テーブルを参照して対象AMFのアドレス情報を取得し、該アドレス情報を用いてサービスの処理要求を対象AMFに転送する。
(第1実施形態における処理の説明)
以下、第1実施形態における処理として、NSSFのスライス管理テーブル更新処理(図6)とUEのスライス接続処理(図7)を説明する。
図6に示すNSSFのスライス管理テーブル更新処理は、図2の保持部61により保持されているスライス管理テーブルを、NSMFからの指示に基づき最新の情報に更新する処理である。図6の処理は、例えば、OSS/BSSに含まれたSerMFからNSMFへサービス開始依頼が送信されたことをトリガーにして開始される(図6のステップ1)。上記サービス開始依頼には、例えば、前述したSST、SD、およびサービス要求条件に係る情報が含まれる。
NSMFは、サービス開始依頼を受信すると、サービス開始依頼に含まれたSST、SD等のパラメータに基づきスライスを生成するか否かを判定し、生成すると判定された場合、スライス生成に用いるNSSMFを選択する(図6のステップ2)。ここでは、SSTにより定義されたサービス種別、SDにより規定されたサービス以外の情報(例えば端末情報、法人情報など)、およびサービス要求条件に係る情報に応じたスライスが、利用可能な状態で存在するか否かが判定され、上記のようなスライスが存在しなければ、スライスを生成すると判定される。その場合、上記SST、SD等に応じたスライスの生成に適したNSSMFが選択される。なお、SerMFからのサービス開始依頼に上記SST、SD等が含まれていない場合、NSMFは所定の手法で自律的にSST、SD等を設定してもよい。
スライスを生成する場合、NSMFがステップ2で選択されたNSSMFにスライスサブネット生成要求を送信すると(図6のステップ3)、NSSMFは、上記サービス開始依頼に係るサービスのためのスライスサブネットを生成し(図6のステップ4)、正常に生成した旨のスライスサブネット生成応答をNSMFへ送信する(図6のステップ5)。そして、NSMFは、上記サービス開始依頼に係るサービスのためのスライスに係るNSI-IDを生成し(図6のステップ6)、ステップ1のサービス開始依頼に係る処理が完了した旨のサービス開始応答をSerMFへ送信する(図6のステップ7a)とともに、スライスインスタンス更新通知をNSSFに送信する(図6のステップ7b)。上記スライスインスタンス更新通知は、例えば、生成されたNSI-ID、上記SSTおよびSDの情報を含む。なお、ステップ7a、7bの処理順番はどちらが先でもよいし、同時並行でもよい。そして、NSSFは、スライスインスタンス更新通知に含まれたNSI-IDに係るスライスを管理するAMFを予め保持した管理情報に基づき特定し、特定されたAMFのAMF-ID、スライスインスタンス更新通知に含まれたNSI-ID、SSTおよびSDの情報を用いてスライス管理テーブルを更新し(図6のステップ8)、更新完了した旨のスライスインスタンス更新肯定応答をNSMFへ送信する(図6のステップ9)。
以上のような図6の処理により、スライスが生成される場合に、NSSFにより保持されているスライス管理テーブルがNSMFからの指示に基づき正常に更新される。図6では、スライスが新規に生成される場合に着目したが、スライスに係るNSIに変更が生じた場合、既存のスライスが削除される場合など、スライスに係る情報が更新される場合全般において、図6と同様の処理が実行され、NSSFにより保持されているスライス管理テーブルがNSMFからの指示に基づき更新される。
図7に示すUEのスライス接続処理は、利用したいサービス情報を含むネットワーク登録要求(以下「登録要求」と称する)がUEから送信された(図7のステップ1)ことをトリガーとして実行される処理であり、この処理により、UEが利用したいサービスに係る適切なスライスおよび該スライスに対応する適切なAMFが選択される。
上記UEからの登録要求を受信したeNB等のRANは、当該時点でセッションが設定されているAMF又は予め定められたデフォルトのAMF(ここではAMF#1)を、転送先AMFとして選択し(図7のステップ2)、選択されたAMF#1へ登録要求を転送する(図7のステップ3)。そして、登録要求を受信したAMF#1は、登録要求をNSSFへ転送する(図7のステップ4)。
ここで、NSSFは、登録要求に含まれたサービス情報とスライス管理テーブルとに基づき、当該サービスに対応したSST又はSDに係るスライスを選択し、スライス管理テーブル内のAMF-IDにより当該選択されたスライスに対応するAMF(対象AMF)を選択する(図7のステップ5)。そして、NSSFは、選択された対象AMFのAMF-IDを含む登録応答をAMF#1へ送信する(図7のステップ6)。このときNSSFは、上記AMF-IDに加え、選択されたスライスを当該UEが使うことを認められていることを証明するサービス情報(例えばSST、SD等を含んだ情報)、および、選択されたスライスに対応するNSI-IDを、上記登録応答に含めて送信する。
次に、AMF#1は、受信した登録応答内のAMF-IDを参照し、選択されたAMF(対象AMF)が自機であるか否かを判定する(図7のステップ7)。ここで、対象AMFが自機でない場合、AMF#1は、図4(b)のAMF管理テーブルを参照して、対象AMF(ここではAMF#2)のアドレス情報を取得して、AMF#2へ登録応答を転送する(図7のステップ8)。AMF#2は、受信した登録応答内の情報を用いてネットワークへのUEの登録処理を実行し(図7のステップ9a)、登録処理が正常に完了した旨の登録応答をRAN経由でUEへ送信する(図7のステップ10a)。
一方、図7のステップ7で、選択されたAMF(対象AMF)が自機である場合、AMF#1は、受信した登録応答内の情報を用いてネットワークへのUEの登録処理を実行し(図7のステップ9b)、登録処理が正常に完了した旨の登録応答をRAN経由でUEへ送信する(図7のステップ10b)。
以上の図7の処理により、NSSFが、利用要求に係るサービスに対応するスライスおよび該スライスに対応するAMF(即ち、UEからの利用要求に適合した適切なAMF)を選択することができ、選択されたAMFによってサービスの処理が適切に実行される。
なお、第1実施形態では、AMFが図4(b)のAMF管理テーブルを保持している態様を説明したが、AMF管理テーブルはネットワーク内のノード(例えばDNS(Domain Name System)サーバ)により保持され、AMFが当該ノードに問い合わせることで、AMF-IDに対応する対象AMF(即ち、選択されたAMF)のアドレス情報を取得してもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態では、次世代ネットワークにおいてAMF自身が適切なAMFを選択する実施形態を説明する。第2実施形態のシステム構成は、図1に示す第1実施形態に係る通信システム1の構成と同様である。そのため、ここでは重複した説明を省略する。ただし、本発明に関連する図2のNSSF60の各部の機能、および図3のAMF30の各部の機能は、第1実施形態とは異なるため、以下、説明する。
第2実施形態のNSSF60は、スライスと該スライスに対応するAMFに対向するUEが利用するサービスとを対応付けた情報を含むスライス管理テーブル(特許請求の範囲の「スライス対応情報」に相当)を保持する保持部61と、スライス管理テーブルに基づいて、UEからの利用要求に係るサービスに対応するスライスを選択する選択部62と、選択されたスライスの情報をAMF30に通知する通知部63と、を備える。
第2実施形態のAMF30は、UEからのサービスの利用要求を受信し該利用要求をNSSF60へ転送する通信部31と、スライスと該スライスに対応するAMFとを対応付けた情報を含む後述する図5(b)のスライス-AMF対応情報に基づいて、NSSF60から通知されたスライスに対応するAMF(以下「対象AMF」ともいう)を選択し、当該AMFが対象AMFである場合、利用要求に係るサービスの処理を行い、当該AMFが対象AMFでない場合、利用要求に係るサービスの処理要求を対象AMFに転送する判定処理部32と、を備える。
図5(a)に示すように、第2実施形態のスライス管理テーブルには、例えば、スライスに係るNSIの識別情報(NSI-ID)と、当該スライスを選択する際に用いられるパラメータの1つでありサービス要求条件、サービス種別等が定義されたSST(Slice Service Type)と、当該スライスを選択する際に用いられるパラメータの1つでありサービス以外の情報(例えば端末情報、法人情報など)が規定されたSD(Slice Differentiator)と、が対応付けられて記憶されている。なお、第2実施形態のスライス管理テーブルは、第1実施形態とは異なり、スライスを管理しているAMFの識別情報(AMF-ID)を含むことは必須ではない。
図5(b)に示すスライス-AMF対応情報には、例えば、スライスに係るNSIの識別情報(NSI-ID)と、該スライスに対応するAMFの識別情報(AMF-ID)と、当該AMFのアドレスとが対応付けられて記憶されている。判定処理部32は、スライス-AMF対応情報を、選択されたスライスに対応する対象AMFの選択のために用いるほか、対象AMFにサービスの処理要求を転送する場合に対象AMFのアドレス情報を取得するために用いる。
(第2実施形態における処理の説明)
以下、第2実施形態における処理として、UEのスライス接続処理(図8)を説明する。なお、第2実施形態のNSSFのスライス管理テーブル更新処理は、図6に基づき説明した第1実施形態のNSSFのスライス管理テーブル更新処理と同様であるため、ここでは重複した説明を省略する。
図8に示すUEのスライス接続処理は、利用したいサービス情報を含む登録要求(ネットワーク登録要求)がUEから送信された(図8のステップ1)ことをトリガーとして実行される処理であり、この処理により、UEが利用したいサービスに係る適切なスライスおよび該スライスに対応する適切なAMFが選択される。
上記UEからの登録要求を受信したeNB等のRANは、当該時点でセッションが設定されているAMF又は予め定められたデフォルトのAMF(ここではAMF#1)を、転送先AMFとして選択し(図8のステップ2)、選択されたAMF#1へ登録要求を転送する(図8のステップ3)。そして、登録要求を受信したAMF#1は、登録要求をNSSFへ転送する(図8のステップ4)。
ここで、NSSFは、登録要求に含まれたサービス情報とスライス管理テーブルとに基づき、当該サービスに対応したSST又はSDに係るスライスを選択する(図8のステップ5)。そして、NSSFは、選択されたスライスを当該UEが使うことを認められていることを証明するサービス情報(例えばSST、SD等を含んだ情報)、および選択されたスライスに対応するNSI-IDを含んだ登録応答をAMF#1へ送信する(図8のステップ6)。
次に、AMF#1は、図5(b)のスライス-AMF対応情報を参照して、受信された登録応答内のNSI-IDに係るスライスに対応するAMF(対象AMF)を選択し(図8のステップ7a)、選択されたAMF(対象AMF)が自機であるか否かを判定する(図8のステップ7b)。ここで、対象AMFが自機でない場合、AMF#1は、図5(b)のスライス-AMF対応情報を参照して、対象AMF(ここではAMF#2)のアドレス情報を取得して、AMF#2へ登録応答を転送する(図8のステップ8)。AMF#2は、受信した登録応答内の情報を用いてネットワークへのUEの登録処理を実行し(図8のステップ9a)、登録処理が正常に完了した旨の登録応答をRAN経由でUEへ送信する(図8のステップ10a)。
一方、図8のステップ7bで、対象AMFが自機である場合、AMF#1は、受信した登録応答内の情報を用いてネットワークへのUEの登録処理を実行し(図8のステップ9b)、登録処理が正常に完了した旨の登録応答をRAN経由でUEへ送信する(図8のステップ10b)。
以上の図8の処理により、NSSFが、選択されたスライスをUEが使うことを認められていることを証明するサービス情報、および、選択されたスライスに対応するNSI-IDを含んだ登録応答をAMF#1へ送信し、AMF#1は、スライス-AMF対応情報を参照して、受信された登録応答内のNSI-IDに係るスライスに対応するAMF(即ち、UEからの利用要求に適合した適切なAMF)を選択することができ、その後、選択されたAMF(対象AMF)によってサービスの処理が適切に実行される。
なお、第2実施形態では、AMFが図5(b)のスライス-AMF対応情報を保持している態様を説明したが、図5(b)のスライス-AMF対応情報のうち、AMFがNSI-IDとAMF-IDの対応情報のみを保持して、ネットワーク内のノード(例えばDNSサーバ)がAMF-IDとAMFアドレスの対応情報を保持し、AMFがAMF-IDに対応するAMF(選択された対象AMF)のアドレス情報を当該ノードに問い合わせることで、対象AMFのアドレス情報を取得してもよい。
[変形例1]
複数のOSS/BSS(サービス事業者またはネットワーク事業者(以下「サービス事業者」と略記する))が同一物理ネットワークに存在するスライスを管理する場合が存在する。かかる場合を想定して、NSSFおよびNSMFにより管理されるスライス管理テーブルは、NSI-IDとして、当該スライスに対応するサービス事業者を識別する情報を含むことが望ましい。
具体的には、図10(a)に、第1実施形態におけるNSSFおよびNSMFにより管理されるスライス管理テーブルの変形例を示す。図10(a)に示すように、スライス管理テーブルにおいて、NSI-IDを、スライスそのものを識別するCN-NSI-ID(Core Network NSI-ID)と、サービス事業者を識別するOAM-NSI-ID(Operation And Management NSI-ID)とによって構成してもよい。また、第2実施形態におけるNSSFおよびNSMFにより管理されるスライス管理テーブルについても、図10(b)に示すように、NSI-IDを、CN-NSI-IDとOAM-NSI-IDとによって構成してもよい。さらに、第2実施形態におけるAMFにより管理されるスライス-AMF対応情報についても、図10(c)に示すように、NSI-IDを、CN-NSI-IDとOAM-NSI-IDとによって構成してもよい。上記の場合、同じスライスに関し、サービス事業者ごとに識別情報(OAM-NSI-ID)を分けることが可能となり、複数のサービス事業者が同一物理ネットワークに存在するスライスを管理する場合であっても、スライス管理を円滑に実行することができる。
[変形例2]
図11に示すように、変形例2に係る通信システムには、端末ユーザに関する情報を管理するユーザデータ管理装置(User Data Manager(以下「UDM」と称する))95が存在し、NSSF60はUDM95と通信可能とされ、また、AMF30はNSSF60経由でUDM95と通信可能とされている。
変形例2では、NSSF又はAMFは、選択されたスライスをUEが利用可能か否かをUDMに問い合わせることが可能とされている。例えば、図12に示すように、第1実施形態の処理(図7)において、ステップ5にてNSSFがスライスおよびAMFを選択した後、ステップ5xでNSSFは、選択されたスライスをUEが利用可能か否かをUDMに問い合わせてもよい。また、図12のステップ5xに代わり、ステップ7の直前にAMF#1が、NSSFにより選択されたスライスをUEが利用可能か否かをUDMに問い合わせてもよい。
同様に、図13に示すように、第2実施形態の処理(図8)において、ステップ7aの後、ステップ7axでAMF#1は、NSSFにより選択されたスライスをUEが利用可能か否かをUDMに問い合わせてもよい。また、図13のステップ7axに代わり、ステップ5の直後にNSSFが、選択されたスライスをUEが利用可能か否かをUDMに問い合わせてもよい。以上のような変形例2により、選択されたスライスをUEが利用可能であることを事前に確認することができ、不適切なUEによるサービス利用といった不都合を回避し、システム全体の信頼性を向上させることができる。
なお、上記の実施形態の説明で用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、上記の実施形態における図1の各装置(例えばNSSF60、AMF30など)は、上述した処理を実行するコンピュータとして機能してもよい。図9は、各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。各装置は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。図9のハードウェア構成は、図9に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
図1の各装置における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データ等を、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、各装置の各機能部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、各装置の各機能部は、通信装置1004を含んで実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、図1の各装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報などは特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報などは、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報などは削除されてもよい。入力された情報などは他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
移動通信端末は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
1…通信システム、10…UE(端末)、20…RAN、30…AMF(処理サーバ)、31…通信部、32…判定処理部、40…SMF、50…UPF、60…NSSF(スライス選択装置)、61…保持部、62…選択部、63…通知部、70…NSMF(スライス管理装置)、80…NSSMF、90…OSS/BSS、90A…SerMF、95…UDM、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (7)

  1. ネットワークインフラ上に論理的に生成された仮想ネットワークであるスライスと、該スライスに対応する処理サーバと、対向する端末が利用するサービスと、を対応付けた情報を含むスライス対応情報を保持し、該スライス対応情報に基づいてスライスを選択するスライス選択装置と、
    端末に係る処理を実行する複数の処理サーバであって各処理サーバは1つ以上のスライスに対応付けられている当該複数の処理サーバと、
    を含んだ通信システム、にて実行される通信制御方法であって、
    前記端末からのサービスの利用要求を受信した一の処理サーバが、前記利用要求を前記スライス選択装置へ転送するステップと、
    前記スライス選択装置が、前記スライス対応情報に基づいて、前記利用要求に係るサービスに対応するスライスおよび該スライスに対応する対象処理サーバを選択し、選択されたスライスおよび対象処理サーバに関する情報を含んだ選択結果情報を前記一の処理サーバに通知するステップと、
    前記一の処理サーバが、前記選択結果情報に含まれた前記対象処理サーバに関する情報に基づいて当該一の処理サーバが前記対象処理サーバであるか否かを判定し、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバである場合、前記利用要求に係るサービスの処理を行い、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバでない場合、前記利用要求に係るサービスの処理要求を前記対象処理サーバに転送するステップと、
    を備える通信制御方法。
  2. ネットワークインフラ上に論理的に生成された仮想ネットワークであるスライスと、該スライスに対応する処理サーバに対向する端末が利用するサービスと、を対応付けた情報を含むスライス対応情報を保持し、該スライス対応情報に基づいてスライスを選択するスライス選択装置と、
    端末に係る処理を実行する複数の処理サーバであって各処理サーバは1つ以上のスライスに対応付けられている当該複数の処理サーバと、
    を含んだ通信システム、にて実行される通信制御方法であって、
    前記端末からのサービスの利用要求を受信した一の処理サーバが、前記利用要求を前記スライス選択装置へ転送するステップと、
    前記スライス選択装置が、前記スライス対応情報に基づいて、前記利用要求に係るサービスに対応するスライスを選択し、選択されたスライスの情報を前記一の処理サーバに通知するステップと、
    前記一の処理サーバが、スライスと該スライスに対応する処理サーバとを対応付けた情報を含む処理サーバ対応情報に基づいて、前記選択されたスライスに対応する対象処理サーバを選択し、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバである場合、前記利用要求に係るサービスの処理を行い、当該一の処理サーバが前記対象処理サーバでない場合、前記利用要求に係るサービスの処理要求を前記対象処理サーバに転送するステップと、
    を備える通信制御方法。
  3. 前記通信システムは、当該通信システムにおいて提供されるサービスのためのスライスを生成管理するスライス管理装置、をさらに含み、
    前記通信制御方法は、
    前記スライス選択装置が、前記スライス管理装置からの前記スライス対応情報の更新指示に基づき、前記スライス対応情報を最新の情報に更新するステップ、
    をさらに備える請求項1又は2に記載の通信制御方法。
  4. 前記スライス対応情報は、対応付けられる前記スライスを識別するための情報として、当該スライスに対応するサービス事業者を識別する情報を含む、
    請求項1~3の何れか一項に記載の通信制御方法。
  5. 前記スライス選択装置又は前記一の処理サーバが、端末ユーザに関する情報を管理するユーザデータ管理装置に、前記選択されたスライスを前記端末が利用可能か否かを問い合わせるステップ、
    をさらに備える請求項1~4の何れか一項に記載の通信制御方法。
  6. ネットワークインフラ上に論理的に生成された仮想ネットワークであるスライスを選択するスライス選択装置と、端末に係る処理を実行する複数の処理サーバであって各処理サーバは1つ以上のスライスに対応付けられている当該複数の処理サーバと、を含んだ通信システムであって、
    前記スライス選択装置は、
    前記スライスと、該スライスに対応する処理サーバと、対向する端末が利用するサービスと、を対応付けた情報を含むスライス対応情報を保持する保持部と、
    前記スライス対応情報に基づいて、前記端末からの利用要求に係るサービスに対応するスライスおよび該スライスに対応する対象処理サーバを選択する選択部と、
    選択されたスライスおよび対象処理サーバに関する情報を含んだ選択結果情報を前記処理サーバに通知する通知部と、
    を備え、
    前記処理サーバは、
    前記端末からのサービスの利用要求を受信し、前記利用要求を前記スライス選択装置へ転送する通信部と、
    前記スライス選択装置から通知された前記選択結果情報に含まれた前記対象処理サーバに関する情報に基づいて当該処理サーバが前記対象処理サーバであるか否かを判定し、当該処理サーバが前記対象処理サーバである場合、前記利用要求に係るサービスの処理を行い、当該処理サーバが前記対象処理サーバでない場合、前記利用要求に係るサービスの処理要求を前記対象処理サーバに転送する判定処理部と、
    を備え、
    通信システム。
  7. ネットワークインフラ上に論理的に生成された仮想ネットワークであるスライスを選択するスライス選択装置と、端末に係る処理を実行する複数の処理サーバであって各処理サーバは1つ以上のスライスに対応付けられている当該複数の処理サーバと、を含んだ通信システムであって、
    前記スライス選択装置は、
    前記スライスと、該スライスに対応する処理サーバに対向する端末が利用するサービスと、を対応付けた情報を含むスライス対応情報を保持する保持部と、
    前記スライス対応情報に基づいて、前記端末からの利用要求に係るサービスに対応するスライスを選択する選択部と、
    選択されたスライスの情報を前記処理サーバに通知する通知部と、
    を備え、
    前記処理サーバは、
    前記端末からのサービスの利用要求を受信し、前記利用要求を前記スライス選択装置へ転送する通信部と、
    スライスと該スライスに対応する処理サーバとを対応付けた情報を含む処理サーバ対応情報に基づいて、前記スライス選択装置から通知された前記選択されたスライスに対応する対象処理サーバを選択し、当該処理サーバが前記対象処理サーバである場合、前記利用要求に係るサービスの処理を行い、当該処理サーバが前記対象処理サーバでない場合、前記利用要求に係るサービスの処理要求を前記対象処理サーバに転送する判定処理部と、
    を備える、
    通信システム。
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