JP2018164231A - 通信端末および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ送信元のアプリケーションに応じてデータを適切なスライスにルーティングする。【解決手段】通信端末10は、該通信端末10が1つ以上のスライスに接続された状態で、アプリケーションから通信路作成要求があった場合に、アプリケーション−スライス対応表21およびスライス−コネクション対応表22に基づいて、アプリケーションからのデータをルーティングすべきデータ用コネクションを特定し、該アプリケーションの送信元アプリポート番号とデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシ24を設定するスライス管理部12と、アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、ルーティングポリシ24に基づいて、該アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応するデータ用コネクションへ該アプリケーションからのデータをルーティングするルーティング部13と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、通信端末および通信制御方法に係り、例えば、仮想化技術に基づき構築されたネットワーク内に存在する通信端末、および該通信端末における通信制御方法に関する。
なお、本明細書における「サービス」とは、例えば、通信サービス(専用線サービス等)やアプリケーションサービス(動画配信、エンベデッド装置等のセンサ装置を利用したサービス)等の、ネットワークリソースを用いて処理されるサービスをいう。「スライス」とは、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワークであり、上記サービスは、スライスに割り当てられ、当該割り当てられたスライスのネットワークリソースを用いて処理される。
従来の仮想化技術を用いたネットワークシステムは、非特許文献1に開示された仮想化技術を用いて、ハードウェア資源を仮想的に切り分けて、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワークであるスライスを生成する。そして、当該スライスへサービスを割当てることにより、それぞれ独立したスライスのネットワークを用いてサービス提供することができる。これにより、多様な要求条件を持つサービス各々にスライスを割り当てた場合、サービス個々の要求条件を満たすことを容易にし、そのシグナリング処理などを軽減させることが可能となる。
上記のようなネットワークシステムでは、通信端末にて提供されるサービスとスライスとを適切に関連付けることが重要であり、その際に実行されるルーティング方式としては、宛先アドレスに基づきルーティングする方式、送信元端末のアドレス、送信元端末のポート番号、プロトコル、データのパケットサイズ等を用いたルーティングポリシに基づきルーティングする方式などが知られている。
中尾彰宏、″仮想化ノード・プロジェクト新世代のネットワークをめざす仮想化技術″、[online]、2010年6月、独立行政法人情報通信研究機構、[2015年3月16日検索]、インターネット<http://www.nict.go.jp/publication/NICT-News/1006/01.html>
しかし、従来の通信端末内のルーティング機能は、当該通信端末内のアプリケーションが送信したデータをどのスライスに送信すべきかを判断できなかった。また、モバイルネットワークが通信端末に対しルーティングポリシを設定する仕組みは実現していなかった。そのため、データ送信元のアプリケーションに応じて、送信されたデータを適切なスライスにルーティングするといった点はあまり検討されておらず、改良の余地があった。
本発明は、データ送信元のアプリケーションに応じてデータを適切なスライスにルーティングすることを目的とする。
本発明の一実施形態に係る通信端末は、ネットワークとの1つ以上のアプリケーションデータ用コネクションが確立されることで、1つ以上のスライスに接続可能とされた通信端末であって、前記通信端末が1つ以上のスライスに接続された状態で、前記通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又は前記アプリケーションからのスライス選択情報と、予め記憶されたスライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報と、に基づいて、前記アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、前記アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号と前記アプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定するスライス管理部と、前記アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定された前記ルーティングポリシに基づいて、前記アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応する前記アプリケーションデータ用コネクションへ、前記アプリケーションからのデータをルーティングするルーティング部と、を備える。
上記の通信端末では、当該通信端末が1つ以上のスライスに接続された状態で、当該通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、スライス管理部が、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又はアプリケーションからのスライス選択情報と、予め記憶されたスライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報と、に基づいて、アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、当該アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号とアプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定する。そして、ルーティング部が、アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定されたルーティングポリシに基づいて、当該アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応するアプリケーションデータ用コネクションへ、当該アプリケーションからのデータをルーティングする。このようにして、通信端末が1つ以上のスライスに接続された状態で、当該通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、予めアプリケーションに割り当てられた送信元アプリポート番号を含んだ情報を基にルーティングポリシを設定し、当該ルーティングポリシに基づいて当該アプリケーションからのデータを適切なアプリケーションデータ用コネクションへルーティングすることができる。
また、本発明の別の実施形態として、アプリケーションの通信開始時に、通信端末のスライス接続とアプリケーションの通信路確立とを両方実行する態様も考えられ、以下のように記述することができる。
即ち、本発明の別の実施形態に係る通信端末は、ネットワークとの1つ以上のアプリケーションデータ用コネクションが確立されることで、1つ以上のスライスに接続可能とされた通信端末であって、前記通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又は前記アプリケーションからのスライス選択情報に基づいて、前記通信端末を、前記アプリケーションに対応付けられたスライスに接続する要求を行うスライス管理部と、前記スライス管理部から前記要求があった場合に、前記要求に応じたスライス接続要求をネットワークに送信し、スライス接続要求へのネットワークからの応答に基づいて、アプリケーションデータ用コネクションを確立し、スライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報を設定するスライス接続部と、アプリケーションからのデータをアプリケーションデータ用コネクションへルーティングするルーティング部と、を備え、前記スライス管理部は、前記スライス接続部により前記第2対応付け情報が設定された場合に、設定された前記第2対応付け情報に基づいて、前記アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、前記アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号と前記アプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定し、前記ルーティング部は、前記アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定された前記ルーティングポリシに基づいて、前記アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応する前記アプリケーションデータ用コネクションへ、前記アプリケーションからのデータをルーティングすることを特徴とする。
上記の通信端末では、当該通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、スライス管理部が、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又は前記アプリケーションからのスライス選択情報に基づいて、通信端末を、アプリケーションに対応付けられたスライスに接続する要求を行うと、スライス接続部が、当該要求に応じたスライス接続要求をネットワークに送信し、スライス接続要求へのネットワークからの応答に基づいて、アプリケーションデータ用コネクションを確立し、スライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報を設定する。そして、スライス管理部が、設定された第2対応付け情報に基づいて、アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号とアプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定し、ルーティング部が、アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定されたルーティングポリシに基づいて、当該アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応するアプリケーションデータ用コネクションへ、当該アプリケーションからのデータをルーティングする。このようにして、通信端末をスライスに接続し、予めアプリケーションに割り当てられた送信元アプリポート番号を含んだ情報を基にルーティングポリシを設定し、当該ルーティングポリシに基づいて当該アプリケーションからのデータを適切なアプリケーションデータ用コネクションへルーティングすることができる。
本発明によれば、データ送信元のアプリケーションに応じてデータを適切なスライスにルーティングすることができる。
第1、第2実施形態における通信端末の機能ブロック構成図である。 第1実施形態におけるスライス接続処理を説明するための図である。 第1実施形態における通信路確立処理を説明するための図である。 図3の通信路確立処理の変形例を説明するための図である。 第2実施形態における処理を説明するための図である。 図5の処理の変形例を説明するための図である。 通信端末のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る各種の実施形態を説明する。以下では、第1実施形態として、通信端末のスライス接続処理とアプリケーションの通信路確立処理とを別個に実行する態様を、第2実施形態として、アプリケーションの通信開始時に上記2つの処理を両方実行する態様を、それぞれ説明する。
[第1実施形態]
図1には、第1実施形態における通信端末10の機能ブロック構成を示す。この図1に示すように、通信端末10は、機能ブロックとして、スライス接続部11、スライス管理部12、ルーティング部13、アプリケーション稼動部14、通信路管理部15、およびパケット生成部16を備える。また、通信端末10は、アプリケーション−スライス対応表21、スライス−コネクション対応表22、通信路情報23、およびルーティングポリシ24を記憶しており、これらは上記の機能ブロックのうち1つ以上の機能ブロックに記憶されてもよいし、上記の機能ブロック以外の図示しない1つ以上の記憶部に記憶されてもよい。
また、通信端末10は、制御コネクションおよび1つ以上のアプリケーションデータ用コネクション(以下「データ用コネクション」と略称する)をネットワーク30との間に設定可能である。ここでのネットワーク30は、例えば無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)およびコアネットワークを含んで構成される。上記のアプリケーション−スライス対応表21には、アプリケーション識別子とスライス選択情報との対応付け情報(以下「第1対応付け情報」と称する)が設定され、スライス−コネクション対応表22には、スライス選択情報とデータ用コネクションとの対応付け情報(以下「第2対応付け情報」と称する)が設定されている。以下、各機能ブロックを概説する。
スライス接続部11は、制御コネクション経由でネットワーク30にスライス接続要求等を行い、ネットワーク30からの応答に基づいてデータ用コネクションを確立し、スライス選択情報とデータ用コネクションとの第2対応付け情報をスライス−コネクション対応表22に設定する。ここでの「スライス選択情報」は、アプリケーションが接続するスライスを選択するための情報であり、3GPP規格ではNSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)として定義され、例えば、サービスタイプ、外部ネットワーク識別子などの情報を含む。
スライス管理部12は、通信端末10にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、アプリケーション−スライス対応表21に記憶されたアプリケーション識別子とスライス選択情報との第1対応付け情報、およびスライス−コネクション対応表22に記憶されたスライス選択情報とデータ用コネクションとの第2対応付け情報と、に基づいて、上記アプリケーションからのデータをルーティングすべきデータ用コネクション(送信先コネクション)を特定し、上記アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号(以下「送信元ポート番号」と略称する)と上記の送信先コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定する。即ち、送信元ポート番号と送信先コネクションとの対応付け情報をルーティングポリシ24に登録する。なお、スライス管理部12は、アプリケーション−スライス対応表21に記憶されたアプリケーション識別子とスライス選択情報との第1対応付け情報に代わり、アプリケーションが指定したスライス選択情報を用いてもよく、この場合の処理(図4)は変形例として後述する。
ルーティング部13は、アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、ルーティングポリシ24に基づいて送信元ポート番号に対応する送信先コネクションへパケットをルーティングする。
アプリケーション稼動部14は、通信端末10内でアプリケーションが稼動する部分である。
通信路管理部15は、アプリケーションから通信路作成要求があった場合に通信路を確立する。その際、確立した通信路に関する通信路情報23に、上記アプリケーションに予め割り当てられた送信元ポート番号を設定し、上記アプリケーションの送信元ポート番号情報を含む通信路確立通知をスライス管理部12に送信する。
パケット生成部16は、アプリケーションからデータ送信要求を受け付け、当該アプリケーションからのデータを含んだパケットを生成する。
次に、通信端末10にて実行される処理として、図2のスライス接続処理、図3の通信路確立処理を順に説明する。
図2のスライス接続処理は、例えば通信端末10がネットワークへアタッチする場合などに実行される。まず、スライス接続部11が制御コネクション経由でネットワーク30にネットワーク接続を要求すると(図2のステップ(1))、ネットワーク30からネットワーク接続応答が返送される(図2のステップ(2))。次に、スライス接続部11は、スライス−コネクション対応表22を参照して1つ以上のスライス選択情報を取得する(図2のステップ(3))。そして、スライス接続部11が制御コネクション経由でネットワーク30に、上記スライス選択情報に係るスライスのスライス接続を要求すると(図2のステップ(4))、ネットワーク30からスライス接続応答が返送される(図2のステップ(5))。そして、スライス接続部11は、データ用コネクションを各スライスについて確立する(図2のステップ(6))。ここでは例えば、スライス#1についてデータ用コネクション#1が確立され、スライス#2についてデータ用コネクション#2が確立されたとする。さらに、スライス接続部11は、スライスと上記確立されたコネクションとの第2対応付け情報をスライス−コネクション対応表22に登録更新する(図2のステップ(7))。以上のようなスライス接続処理により、1つ以上のデータ用コネクションが確立され、スライスと上記確立されたコネクションとの第2対応付け情報がスライス−コネクション対応表22に登録される。
図3の通信路確立処理では、通信端末10が1つ以上のスライスに接続された状態で、通信路管理部15が、通信端末10にて稼動しているアプリケーション(ここでは例えばアプリケーション#1)から通信路作成要求を受け付けると(図3のステップ(1))、アプリケーション#1用に通信路#1を割り当てて、通信路#1に関する通信路情報23に、アプリケーション#1に予め割り当てられた送信元ポート番号「5678」を含む送信元・送信先情報を設定し(図3のステップ(2))、アプリケーション識別子「アプリケーション#1」および上記送信元ポート番号「5678」を含む通信路確立通知をスライス管理部12に送信する(図3のステップ(3))。
次に、スライス管理部12は、アプリケーション−スライス対応表21に記憶されたアプリケーション識別子とスライス選択情報との第1対応付け情報、および、スライス−コネクション対応表22に記憶されたスライス選択情報とデータ用コネクションとの第2対応付け情報を参照して、上記通信路確立通知で通知されたアプリケーション識別子「アプリケーション#1」に対応付けられる「コネクション#1」、即ち、アプリケーション#1からのデータをルーティングすべきデータ用コネクション(送信先コネクション)となる「コネクション#1」を特定する(図3のステップ(4)、(5))。そして、スライス管理部12は、通知された送信元ポート番号「5678」と上記特定された「コネクション#1」との対応付け情報をルーティングポリシ24に追加登録する(図3のステップ(6))。
そして、スライス管理部12が、通信路#1が確立された旨の通信路確立応答を通信路管理部15へ送信すると(図3のステップ(7))、通信路管理部15は通信路#1が作成された旨の通信路作成応答をアプリケーション#1へ送信する(図3のステップ(8))。これにより、アプリケーション#1は通信路#1が作成されたことを認識する。
その後、アプリケーション#1がデータ送信要求をパケット生成部16へ送信すると(図3のステップ(9))、パケット生成部16は、通信路情報を参照してアプリケーション#1からのデータを含むパケットを生成し(図3のステップ(10))、生成されたパケットの送信をルーティング部13に要求する(図3のステップ(11))。ルーティング部13は、ルーティングポリシ24を参照して(図3のステップ(12))、アプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」に対応する送信先コネクション「コネクション#1」へパケットをルーティングする(即ち、コネクション#1を用いてパケットを送信する:図3のステップ(13))。上記のステップ(9)〜(13)では、例えば、アプリケーション#1用に作成された通信路の識別情報(通信路#1)を含んだデータ送信要求が、パケット生成部16へ送信され、パケット生成部16は、上記識別情報(通信路#1)をキーにして通信路情報を参照しアプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」を取得し、送信元ポート番号「5678」を含んだパケット送信要求をルーティング部13に送信してもよい。この場合、ルーティング部13は、送信元ポート番号「5678」をキーにしてルーティングポリシ24を参照し送信先コネクション「コネクション#1」を取得し、当該コネクション#1へパケットをルーティングしてもよい。
以上のような通信路確立処理により、ルーティングポリシに基づいてアプリケーションからのデータを適切なデータ用コネクションへルーティングすることができる。
図3の通信路確立処理では、アプリケーション識別子とスライス選択情報との第1対応付け情報が予めアプリケーション−スライス対応表21に設定された例を説明したが、アプリケーション−スライス対応表21は必須要件ではなく、例えば、アプリケーションがスライス選択情報を指定してもよい。以下、この場合の通信路確立処理を図4に基づき説明する。
図4の通信路確立処理では、通信端末10が1つ以上のスライスに接続された状態で、通信路管理部15が、通信端末10にて稼動しているアプリケーション(ここでは例えばアプリケーション#1)から、スライス選択情報「スライス#1」を含んだ通信路作成要求を受け付けると(図4のステップ(1))、アプリケーション#1用に通信路#1を割り当てて、通信路#1に関する通信路情報23に、アプリケーション#1に予め割り当てられた送信元ポート番号「5678」を含む送信元・送信先情報を設定し(図4のステップ(2))、上記スライス選択情報「スライス#1」および送信元ポート番号「5678」を含む通信路確立通知をスライス管理部12に送信する(図4のステップ(3))。
次に、スライス管理部12は、スライス−コネクション対応表22に記憶されたスライス選択情報とデータ用コネクションとの第2対応付け情報を参照して、上記スライス選択情報「スライス#1」に対応付けられた「コネクション#1」、即ち、アプリケーション#1からのデータをルーティングすべきデータ用コネクション(送信先コネクション)となる「コネクション#1」を特定する(図4のステップ(4))。そして、スライス管理部12は、通知された送信元ポート番号「5678」と上記特定された「コネクション#1」との対応付け情報をルーティングポリシ24に追加登録する(図4のステップ(5))。
そして、スライス管理部12が、通信路#1が確立された旨の通信路確立応答を通信路管理部15へ送信すると(図4のステップ(6))、通信路管理部15は通信路#1が作成された旨の通信路作成応答をアプリケーション#1へ送信する(図4のステップ(7))。これにより、アプリケーション#1は通信路#1が作成されたことを認識する。
その後、アプリケーション#1がデータ送信要求をパケット生成部16へ送信すると(図4のステップ(8))、パケット生成部16は、通信路情報を参照してアプリケーション#1からのデータを含むパケットを生成し(図4のステップ(9))、生成されたパケットの送信をルーティング部13に要求する(図4のステップ(10))。ルーティング部13は、ルーティングポリシ24を参照して(図4のステップ(11))、アプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」に対応する送信先コネクション「コネクション#1」へパケットをルーティングする(即ち、コネクション#1を用いてパケットを送信する:図4のステップ(12))。上記のステップ(8)〜(12)では、例えば、アプリケーション#1用に作成された通信路の識別情報(通信路#1)を含んだデータ送信要求が、パケット生成部16へ送信され、パケット生成部16は、上記識別情報(通信路#1)をキーにして通信路情報を参照しアプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」を取得し、送信元ポート番号「5678」を含んだパケット送信要求をルーティング部13に送信してもよい。この場合、ルーティング部13は、送信元ポート番号「5678」をキーにしてルーティングポリシ24を参照し送信先コネクション「コネクション#1」を取得し、当該コネクション#1へパケットをルーティングしてもよい。
以上のような図4の通信路確立処理により、図3の処理と同様に、ルーティングポリシに基づいてアプリケーションからのデータを適切なデータ用コネクションへルーティングすることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、アプリケーションの通信開始時に、通信端末のスライス接続処理とアプリケーションの通信路確立処理を両方実行する態様を説明する。第2実施形態における通信端末10の機能ブロック構成は、前述した図1の構成とは基本的に同じである。そのため、ここでは、重複した説明は省略する。
以下では、図5を用いて、アプリケーションの通信開始時に実行される一連の処理を説明する。通信路管理部15は、通信端末10にて稼動しているアプリケーション(ここでは例えばアプリケーション#1)から通信路作成要求を受け付けると(図5のステップ(1))、アプリケーション#1用に通信路#1を割り当てて、通信路#1に関する通信路情報23に、アプリケーション#1に予め割り当てられた送信元ポート番号「5678」を含む送信元・送信先情報を設定し(図5のステップ(2))、アプリケーション識別子「アプリケーション#1」および上記送信元ポート番号「5678」を含む通信路確立通知をスライス管理部12に送信する(図5のステップ(3))。
次に、スライス管理部12は、アプリケーション−スライス対応表21に記憶されたアプリケーション識別子とスライス選択情報との第1対応付け情報、および、スライス−コネクション対応表22に記憶されたスライス選択情報とデータ用コネクションとの第2対応付け情報を参照する(図5のステップ(4)、(5))。その際、スライス管理部12は、アプリケーション#1に対応付けられたスライス選択情報「スライス#1」を取得するが、スライス−コネクション対応表22には、スライス#1に対応付けられたコネクションが未登録であることを認識し、スライス#1のスライス接続をスライス接続部11に要求する(図5のステップ(6))。
スライス接続部11が、制御コネクション経由でネットワーク30にスライス#1のスライス接続を要求すると(図5のステップ(7))、ネットワーク30からスライス接続応答が返送される(図5のステップ(8))。そして、スライス接続部11は、スライス#1についてデータ用コネクション#1を確立する(図5のステップ(9))。その後、スライス接続部11は、スライス#1とデータ用コネクション#1との第2対応付け情報をスライス−コネクション対応表22に登録更新し(図5のステップ(10))、スライス#1のスライス接続(データ用コネクション#1の確立)が完了した旨のスライス接続応答をスライス管理部12に送信する(図5のステップ(11))。
次に、スライス管理部12は、上記スライス接続応答により、アプリケーション#1からのデータをルーティングすべきデータ用コネクション(送信先コネクション)となる「コネクション#1」を認識し、ステップ(3)で通知された送信元ポート番号「5678」と上記「コネクション#1」との対応付け情報をルーティングポリシ24に追加登録する(図5のステップ(12))。
そして、スライス管理部12が、通信路#1が確立された旨の通信路確立応答を通信路管理部15へ送信すると(図5のステップ(13))、通信路管理部15は通信路#1が作成された旨の通信路作成応答をアプリケーション#1へ送信する(図5のステップ(14))。これにより、アプリケーション#1は通信路#1が作成されたことを認識する。
その後、アプリケーション#1がデータ送信要求をパケット生成部16へ送信すると(図5のステップ(15))、パケット生成部16は、通信路情報を参照してアプリケーション#1からのデータを含むパケットを生成し(図5のステップ(16))、生成されたパケットの送信をルーティング部13に要求する(図5のステップ(17))。ルーティング部13は、ルーティングポリシ24を参照して(図5のステップ(18))、アプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」に対応する送信先コネクション「コネクション#1」へパケットをルーティングする(即ち、コネクション#1を用いてパケットを送信する:図5のステップ(19))。上記のステップ(15)〜(19)では、例えば、アプリケーション#1用に作成された通信路の識別情報(通信路#1)を含んだデータ送信要求が、パケット生成部16へ送信され、パケット生成部16は、上記識別情報(通信路#1)をキーにして通信路情報を参照しアプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」を取得し、送信元ポート番号「5678」を含んだパケット送信要求をルーティング部13に送信してもよい。この場合、ルーティング部13は、送信元ポート番号「5678」をキーにしてルーティングポリシ24を参照し送信先コネクション「コネクション#1」を取得し、当該コネクション#1へパケットをルーティングしてもよい。
以上のような図5の処理により、アプリケーションの通信開始時に、動的にスライス接続を行い、ルーティングポリシに基づいてアプリケーションからのデータを適切なデータ用コネクションへルーティングすることができる。
図5の処理では、アプリケーション識別子とスライス選択情報との第1対応付け情報が予めアプリケーション−スライス対応表21に設定された例を説明したが、アプリケーション−スライス対応表21は必須要件ではなく、例えば、アプリケーションがスライス選択情報を指定してもよい。以下、この場合の処理を図6に基づき説明する。
図6の処理では、通信路管理部15は、通信端末10にて稼動しているアプリケーション(ここでは例えばアプリケーション#1)から、スライス選択情報「スライス#1」を含んだ通信路作成要求を受け付けると(図6のステップ(1))、アプリケーション#1用に通信路#1を割り当てて、通信路#1に関する通信路情報23に、アプリケーション#1に予め割り当てられた送信元ポート番号「5678」を含む送信元・送信先情報を設定し(図6のステップ(2))、上記スライス選択情報「スライス#1」および送信元ポート番号「5678」を含む通信路確立通知をスライス管理部12に送信する(図6のステップ(3))。
次に、スライス管理部12は、スライス−コネクション対応表22に記憶されたスライス選択情報とデータ用コネクションとの第2対応付け情報を参照する(図6のステップ(4))。その際、スライス管理部12は、スライス−コネクション対応表22に、スライス#1に対応付けられたコネクションが未登録であることを認識し、スライス#1のスライス接続をスライス接続部11に要求する(図6のステップ(5))。
スライス接続部11が、制御コネクション経由でネットワーク30にスライス#1のスライス接続を要求すると(図6のステップ(6))、ネットワーク30からスライス接続応答が返送される(図6のステップ(7))。そして、スライス接続部11は、スライス#1についてデータ用コネクション#1を確立する(図6のステップ(8))。その後、スライス接続部11は、スライス#1とデータ用コネクション#1との第2対応付け情報をスライス−コネクション対応表22に登録更新し(図6のステップ(9))、スライス#1のスライス接続(データ用コネクション#1の確立)が完了した旨のスライス接続応答をスライス管理部12に送信する(図6のステップ(10))。
次に、スライス管理部12は、上記スライス接続応答により、アプリケーション#1からのデータをルーティングすべきデータ用コネクション(送信先コネクション)となる「コネクション#1」を認識し、ステップ(3)で通知された送信元ポート番号「5678」と上記「コネクション#1」との対応付け情報をルーティングポリシ24に追加登録する(図6のステップ(11))。
そして、スライス管理部12が、通信路#1が確立された旨の通信路確立応答を通信路管理部15へ送信すると(図6のステップ(12))、通信路管理部15は通信路#1が作成された旨の通信路作成応答をアプリケーション#1へ送信する(図6のステップ(13))。これにより、アプリケーション#1は通信路#1が作成されたことを認識する。
その後、アプリケーション#1がデータ送信要求をパケット生成部16へ送信すると(図6のステップ(14))、パケット生成部16は、通信路情報を参照してアプリケーション#1からのデータを含むパケットを生成し(図6のステップ(15))、生成されたパケットの送信をルーティング部13に要求する(図6のステップ(16))。ルーティング部13は、ルーティングポリシ24を参照して(図6のステップ(17))、アプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」に対応する送信先コネクション「コネクション#1」へパケットをルーティングする(即ち、コネクション#1を用いてパケットを送信する:図6のステップ(18))。上記のステップ(14)〜(18)では、例えば、アプリケーション#1用に作成された通信路の識別情報(通信路#1)を含んだデータ送信要求が、パケット生成部16へ送信され、パケット生成部16は、上記識別情報(通信路#1)をキーにして通信路情報を参照しアプリケーション#1の送信元ポート番号「5678」を取得し、送信元ポート番号「5678」を含んだパケット送信要求をルーティング部13に送信してもよい。この場合、ルーティング部13は、送信元ポート番号「5678」をキーにしてルーティングポリシ24を参照し送信先コネクション「コネクション#1」を取得し、当該コネクション#1へパケットをルーティングしてもよい。
以上のような図6の処理により、図5の処理と同様に、アプリケーションの通信開始時に、動的にスライス接続を行い、ルーティングポリシに基づいてアプリケーションからのデータを適切なデータ用コネクションへルーティングすることができる。
なお、上述した第1、第2実施形態では、アプリケーション−スライス対応表21に記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報を用いる処理例(図3、図5の処理)と、アプリケーションが指定したスライス選択情報を用いる処理例(図4、図6の処理)とを別個に説明したが、スライス選択情報の受信有無に応じて、用いられる情報を切り替える態様を採用してもよい。即ち、アプリケーションからスライス選択情報を受信した場合には当該受信したスライス選択情報を用い、スライス選択情報を受信していない場合にはアプリケーション−スライス対応表21に記憶された第1対応付け情報を用いてもよい。
なお、上記の実施形態の説明で用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、上記の実施形態における通信端末10は、上述した通信端末10の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、通信端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の通信端末10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。通信端末10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
通信端末10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、通信端末10の各機能部は、プロセッサ1001を含んで実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、通信端末10の各機能部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の通信端末10の各機能部は、通信装置1004を含んで実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、通信端末10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報などは特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報などは、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報などは削除されてもよい。入力された情報などは他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
通信端末は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で「第1〜」、「第2〜」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
10…通信端末、11…スライス接続部、12…スライス管理部、13…ルーティング部、14…アプリケーション稼動部、15…通信路管理部、16…パケット生成部、21…アプリケーション−スライス対応表、22…スライス−コネクション対応表、23…通信路情報、24…ルーティングポリシ、30…ネットワーク、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (6)

  1. ネットワークとの1つ以上のアプリケーションデータ用コネクションが確立されることで、1つ以上のスライスに接続可能とされた通信端末であって、
    前記通信端末が1つ以上のスライスに接続された状態で、前記通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又は前記アプリケーションからのスライス選択情報と、予め記憶されたスライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報と、に基づいて、前記アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、前記アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号と前記アプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定するスライス管理部と、
    前記アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定された前記ルーティングポリシに基づいて、前記アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応する前記アプリケーションデータ用コネクションへ、前記アプリケーションからのデータをルーティングするルーティング部と、
    を備える通信端末。
  2. スライス接続要求へのネットワークからの応答に基づいて、前記アプリケーションデータ用コネクションを確立し、前記第2対応付け情報を設定するスライス接続部、
    をさらに備える請求項1に記載の通信端末。
  3. ネットワークとの1つ以上のアプリケーションデータ用コネクションが確立されることで、1つ以上のスライスに接続可能とされた通信端末であって、
    前記通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又は前記アプリケーションからのスライス選択情報に基づいて、前記通信端末を、前記アプリケーションに対応付けられたスライスに接続する要求を行うスライス管理部と、
    前記スライス管理部から前記要求があった場合に、前記要求に応じたスライス接続要求をネットワークに送信し、スライス接続要求へのネットワークからの応答に基づいて、アプリケーションデータ用コネクションを確立し、スライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報を設定するスライス接続部と、
    アプリケーションからのデータをアプリケーションデータ用コネクションへルーティングするルーティング部と、
    を備え、
    前記スライス管理部は、
    前記スライス接続部により前記第2対応付け情報が設定された場合に、設定された前記第2対応付け情報に基づいて、前記アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、前記アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号と前記アプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定し、
    前記ルーティング部は、
    前記アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定された前記ルーティングポリシに基づいて、前記アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応する前記アプリケーションデータ用コネクションへ、前記アプリケーションからのデータをルーティングする、
    ことを特徴とする通信端末。
  4. 前記スライス管理部は、
    前記第1対応付け情報又は前記スライス選択情報のうち、
    前記アプリケーションから前記スライス選択情報を受信した場合に前記スライス選択情報を使用し、
    前記アプリケーションから前記スライス選択情報を受信していない場合に前記第1対応付け情報を使用する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の通信端末。
  5. ネットワークとの1つ以上のアプリケーションデータ用コネクションが確立されることで、1つ以上のスライスに接続可能とされた通信端末、により実行される通信制御方法であって、
    前記通信端末が1つ以上のスライスに接続された状態で、前記通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又は前記アプリケーションからのスライス選択情報と、予め記憶されたスライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報と、に基づいて、前記アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、前記アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号と前記アプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定するステップと、
    前記アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定された前記ルーティングポリシに基づいて、前記アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応する前記アプリケーションデータ用コネクションへ、前記アプリケーションからのデータをルーティングするステップと、
    を備える通信制御方法。
  6. ネットワークとの1つ以上のアプリケーションデータ用コネクションが確立されることで、1つ以上のスライスに接続可能とされた通信端末、により実行される通信制御方法であって、
    前記通信端末にて稼動しているアプリケーションから通信路作成要求があった場合に、予め記憶されたアプリケーションとスライスとの第1対応付け情報又は前記アプリケーションからのスライス選択情報に基づいて、前記通信端末を、前記アプリケーションに対応付けられたスライスに接続する要求を行うステップと、
    前記要求がされた場合に、前記要求に応じたスライス接続要求をネットワークに送信し、スライス接続要求へのネットワークからの応答に基づいて、アプリケーションデータ用コネクションを確立し、スライスとアプリケーションデータ用コネクションとの第2対応付け情報を設定するステップと、
    前記第2対応付け情報が設定された場合に、設定された前記第2対応付け情報に基づいて、前記アプリケーションからのデータをルーティングすべきアプリケーションデータ用コネクションを特定し、前記アプリケーションに予め割り当てられた送信元アプリポート番号と前記アプリケーションデータ用コネクションとを対応付けるルーティングポリシを設定するステップと、
    前記アプリケーションからデータ送信要求があった場合に、設定された前記ルーティングポリシに基づいて、前記アプリケーションの送信元アプリポート番号に対応する前記アプリケーションデータ用コネクションへ、前記アプリケーションからのデータをルーティングするステップと、
    を備える通信制御方法。
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