JP7091970B2 - 電磁鋼板積層体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

電磁鋼板積層体の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体を製造する製造方法及び製造装置に関する。
従来、電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体が、例えば電動モータのロータあるいはステータとして用いられている。特許文献1には、電磁鋼板積層体からなるロータコア(回転子積層鉄心)の製造方法が記載されている。
特許文献1に記載の製造方法では、電磁鋼板を打ち抜いて形成された薄板材からなる鉄心片をかしめ積層して基準ブロックコアを形成し、さらに複数の基準ブロックコアを所定角度(90°)ずつ回転させながら積層する。特許文献1の図2には、4つの基準ブロックコアを積層した例が記載されている。
基準ブロックコアには、鉄心片を積層方向に貫通する貫通孔が設けられている。複数の基準ブロックコアは、貫通孔どうしの連通により形成される連結孔に嵌入された連結ピンによって連結され、かつ溶接されて一体の積層体となる。この積層体は、搬送トレイに載置され、樹脂封止装置まで搬送される。樹脂封止装置では、積層体の磁石挿入孔に挿入された硬磁性体(磁石)が樹脂の注入により封止される。搬送トレイは、積層体の下面が当接する平板状の載置部と、載置部の中央部に立設されたガイド部材とを有しており、積層体の中心部の軸孔にガイド部材が嵌入する。
特開2007-282392号公報
特許文献1に記載の製造方法では、複数の基準ブロックコアを連結ピンによって連結して積層し、積層体の中心部の軸孔にガイド部材を嵌入させる。ここで、複数の基準ブロックコアを連結ピンによって連結することなく、例えば複数の基準ブロックコアのそれぞれを搬送トレイに載置しながら積層すれば、製造時の工数を削減することが可能となる。しかし、この場合には、基準ブロックコアが搬送トレイに対して僅かでも傾いていると、軸孔にガイド部材を嵌入させる際などに引っ掛かりが生じてしまい、搬送トレイ上に複数の基準ブロックコアを積み重ねることが困難となるおそれがある。
そこで、本発明は、電磁鋼板を打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体を製造するにあたり、複数の板材の水平方向の位置をガイド芯によって合わせながら、複数の板材を鉛直方向に沿って載置台に容易に積み重ねることが可能な電磁鋼板積層体の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体を製造する製造方法であって、前記複数の板材が鉛直方向に順次積み重ねられる載置台と、前記複数の板材の積層方向に延在して前記複数の板材の水平方向の位置を合わせるガイド芯と、前記載置台を前記ガイド芯に対して前記積層方向に相対移動させるアクチュエータとを用い、前記電磁鋼板積層体は、複数枚の前記板材を板厚方向に連結したブロックごとに前記複数の板材が積層され、前記ガイド芯は、前記積層方向に直交する断面における外形寸法が一定の胴部と、前記胴部よりも上方に設けられた先細り形状の肩部とを有し、1つの前記ブロックが新たに積み重ねられたとき、当該ブロックの下端部が前記胴部と水平方向に並び、当該ブロックの上端部が前記胴部よりも上方に位置し、その後に前記アクチュエータによって前記載置台を下降させることにより、当該ブロックの全体を前記胴部に外嵌させる、電磁鋼板積層体の製造方法を提供する。
また、本発明は、上記の目的を達成するため、電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体を製造する製造装置であって、前記複数の板材の積層方向に延在して前記複数の板材の水平方向の位置を合わせるガイド芯と、前記複数の板材が鉛直方向に順次積み重ねられる載置台と、前記載置台を前記ガイド芯に対して前記積層方向に移動させることが可能なアクチュエータとを備え、前記電磁鋼板積層体は、複数枚の前記板材を板厚方向に連結したブロックごとに前記複数の板材が積層され、前記ガイド芯は、前記積層方向に直交する断面における外形寸法が一定の胴部と、前記胴部よりも上方に設けられた先細り形状の肩部とを有し、1つの前記ブロックが新たに積み重ねられたとき、当該ブロックの下端部が前記胴部と水平方向に並び、当該ブロックの上端部が前記胴部よりも上方に位置し、その後に前記アクチュエータによって前記載置台を下降させることにより、当該ブロックの全体を前記胴部に外嵌させる、電磁鋼板積層体の製造装置を提供する。
本発明に係る電磁鋼板積層体の製造方法及び製造装置によれば、電磁鋼板を打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体を製造するにあたり、複数の板材の水平方向の位置をガイド芯によって合わせながら、複数の板材を鉛直方向に沿って載置台に容易に積み重ねることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る製造方法及び製造装置により製造された回転電機ロータを有する回転電機を示す構成図である。 (a)は、回転電機ロータを示す斜視図である。(b)は、回転電機ロータを回転軸線Oに沿った軸方向断面で示す断面図である。 1枚のコアプレートを示す平面図である。 製造装置のパレット及びアクチュエータを示す断面図である。 パレットの分解斜視図である。 (a)~(e)は、第1乃至第5のブロックを載置台上に順次積み重ねる工程を示している。(f)は、第1のブロックの一部を拡大して示す断面図である。 製造装置及び搬送装置を上方から見た概略構成図である。 製造装置及び搬送装置を斜め上方から見た概略構成図である。 ロータコアの収容穴に硬磁性体を固定する固定工程を示す説明図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図9を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(回転電機の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る製造方法及び製造装置により製造された回転電機ロータ(以下、単に「ロータ」という。)を有する回転電機を示す構成図である。
この回転電機100は、ステータ1と、ロータ2とを有している。ステータ1は、図略のハウジングに非回転に固定される。ロータ2は、中心部にシャフト10が挿通されたロータコア21を有し、シャフト10と一体に回転する。回転電機100は、駆動力を発生するモータとして、あるいはシャフト10の回転力を電気エネルギーに変換する発電機として、もしくはその両方の機能を有するモータジェネレータとして、例えば電気自動車や所謂ハイブリッド車両に搭載される。
ステータ1は、ステータコア11と、複数のコイル12とを有して構成されている。ステータコア11は、円筒状の基体部111と、基体部111から径方向内方に突出した複数のティース112と、基体部111から径方向外方に突出した複数の被固定部113とを一体に有している。図1の図示例では、ステータコア11が15個のティース112を有しており、それぞれのティース112にコイル12が巻き回されている。被固定部113には、ステータコア11をハウジングに固定するためのボルトを挿通させるボルト挿通穴113aが形成されている。
ステータコア11及びロータコア21は、電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体である。以下、ロータコア21の製造方法、及びロータコア21を製造するための製造装置について詳細に説明するが、ステータコア11も同様にして製造することが可能である。
図2(a)は、ロータ2を示す斜視図である。図2(b)は、ロータ2を回転軸線Oに沿った軸方向断面で示す断面図である。ロータ2は、ロータコア21と、ロータコア21に保持された複数の磁石22とを有している。ロータコア21は、複数枚のコアプレート3を回転軸線Oに平行な積層方向に積層して構成されている。本実施の形態では、ロータコア21が一例として50枚のコアプレート3からなるが、コアプレート3の枚数は、必要なロータコア21の厚みに応じて適宜変更可能である。コアプレート3は、電磁鋼板をプレス加工により打ち抜いて形成された平板状の板材である。
ロータコア21には、シャフト10が挿通される中心穴210と、複数の磁石22をそれぞれ収容する複数の収容穴211と、磁石22を冷却する冷却液を流通されるための複数の冷却穴212とが形成されている。中心穴210、複数の収容穴211、及び複数の冷却穴212は、ロータコア21を軸方向(複数枚のコアプレート3の積層方向)に貫通している。なお、本実施の形態では、収容穴211及び冷却穴212が回転軸線Oと平行に延在しているが、収容穴211及び冷却穴212は、回転軸線Oに対して傾斜して複数枚のコアプレート3の積層方向に延在していてもよい。
また、ロータコア21は、シャフト10の一対のキー溝10a(図1参照)にそれぞれ嵌合する一対の突起21aを有している。シャフト10は、キー溝10aに突起21aが嵌合することにより、ロータコア21との相対回転が規制されている。
図3は、1枚のコアプレート3を示す平面図である。コアプレート3には、中心穴30と、複数の磁石挿通用の貫通穴31と、複数の冷却液流通用の貫通穴32とが形成されている。磁石挿通用の貫通穴31は、長穴状に形成されており、その長軸方向がコアプレート3の径方向及び周方向に対して傾斜している。冷却液流通用の貫通穴32は、長穴状であり、複数の磁石挿通用の貫通穴31よりもコアプレート3の径方向の内側に形成されている。また、コアプレート3は、一対の舌片3aを有している。ロータコア21の突起21aは、複数枚のコアプレート3のそれぞれの舌片3aにより形成されている。
複数枚のコアプレート3が積層されることにより、それぞれのコアプレート3の中心穴30が連通して中心穴210になり、それぞれのコアプレート3の複数の磁石挿通用の貫通穴31が積層方向に連通して複数の収容穴211になり、それぞれのコアプレート3の複数の冷却液流通用の貫通穴32が積層方向に連通して複数の冷却穴212になる。なお、冷却液によって磁石22を冷却する必要がない場合には、コアプレート3に冷却液流通用の貫通穴32を設けなくともよい。
磁石22は、長手方向に直交する断面が長方形の四角柱状であり、収容穴211に充填された樹脂23によってロータコア21に固定されている。磁石22の長手方向の端面は樹脂23に覆われている。磁石22は、例えばフェライトやネオジム等の粉末を焼結した棒状の硬磁性体であり、収容穴211に収容される前の段階では着磁されておらず、ロータコア21に固定された後に着磁される。
(ロータの製造方法)
次に、ロータ2の製造方法、及びこの製造方法によりロータ2を製造する製造装置について説明する。ロータ2は、プレス加工により得られた複数枚のコアプレート3を積層してロータコア21を構成し、ロータコア21の複数の収容穴211のそれぞれに棒状の硬磁性体を挿入し、収容穴211内で硬磁性体を樹脂23で固定した後に着磁して磁石22とすることにより製造される。
図4は、ロータ2を製造する製造装置を構成するパレット4及びアクチュエータ5を示す断面図である。図5は、パレット4の分解斜視図である。コアプレート3の積層は、パレット4を用いて複数枚のコアプレート3を順次鉛直方向に積み上げることにより行われる。図4は、図面下方が鉛直方向の下側にあたり、図面上方が鉛直方向の上側にあたる。以下、「上」及び「下」とは、鉛直方向の上下をいうものとする。
パレット4は、平板状のベース部材41と、ベース部材41に立設されて複数枚のコアプレート3の水平方向の位置を合わせる円筒状のガイド芯42と、ロアプレート43及びアッパプレート44からなり、複数枚のコアプレート3が順次積み重ねられる載置台45と、載置台45に取り付けられた複数の突き当てピン46と、収容穴211に樹脂23を注入するための後述するカルプレートを位置決めする複数の位置決めピン47と、ガイド芯42をベース部材41に固定するための複数の固定ピン48とを有して構成されている。
ガイド芯42は、その軸方向がベース部材41の上面41aに対して垂直になるように、複数枚のコアプレート3の積層方向に延在している。ガイド芯42の外面には、コアプレート3の一対の舌片3aが係合する一対の凹溝420が軸方向に沿って形成されている。複数の位置決めピン47は、ガイド芯42の上端面42aから上方に突出している。
また、ガイド芯42は、複数枚のコアプレート3の積層方向に直交する断面における外形寸法が一定の胴部421と、胴部421よりも上方に設けられた先細り形状の肩部422とを有している。胴部421は、凹溝420が形成された部分を除いて外周面421aの断面形状が円形であり、この外周面421aの直径が鉛直方向(複数枚のコアプレート3の積層方向)の全体にわたって一定である。外周面421aの直径は、コアプレート3の中心穴30の内径よりも僅かに小さく形成されている。
肩部422は、胴部421側から上端面42a側に向かうにつれて徐々に外形寸法が小さくなるように、その外周面422aが鉛直方向に対して傾斜している。コアプレート3は、中心穴30の周縁部が肩部422の外周面422aに案内されて、胴部421の外周に積層される。複数枚のコアプレート3は、ガイド芯42に外嵌されることによって水平方向に位置決めされる。
ロアプレート43及びアッパプレート44は平板状であり、鉛直方向から見た形状が矩形状である。ロアプレート43は、その上面43aがアッパプレート44の下面44bに接触して、アッパプレート44の下側に固定されている。この固定は、例えばアッパプレート44の四隅に設けられたボルト孔442(図5参照)に挿通された図略のボルトがロアプレート43のねじ孔431に螺合することにより行われる。ただし、溶接あるいは接着によってロアプレート43とアッパプレート44とを固定してもよい。
ロアプレート43及びアッパプレート44には、その中心部に貫通孔430,440がそれぞれ形成されている。これらの貫通孔430,440は、互いに連通し、ガイド芯42の胴部421を挿通させることが可能な載置台45の挿通孔450となる。また、アッパプレート44は、貫通孔440の内方に向かって突出する一対の突部441を有しており、この一対の突部441がガイド芯42の一対の凹溝420にそれぞれ係合することにより、載置台45がガイド芯42に対して回り止めされている。載置台45は、ガイド芯42に対して回り止めされた状態で、ガイド芯42に対して鉛直方向に相対移動可能である。
アッパプレート44には、ロータコア21の複数の収容穴211のそれぞれに対応して、突き当てピン46を保持するための複数の保持穴443が設けられている。保持穴443は、1つの収容穴211に対して2つ設けられ、アッパプレート44を貫通している。突き当てピン46は、保持穴443に収容された大径部461と、アッパプレート44の上面44aよりも上方に突出した小径部462とを有し、ロアプレート43によって保持穴443から下方に抜け止めされている。
ベース部材41には、複数の挿通孔410がベース部材41を上下方向に貫通して形成されている。それぞれの挿通孔410には、載置台45を昇降させるアクチュエータ5の支持部材としてのボールねじシャフト51が挿通されている。本実施の形態では、製造装置が1つのパレットのパレット4に対して4つのアクチュエータ5を有しており、図4では、このうち2つのアクチュエータ5を図示している。アクチュエータ5は、ベース部材41及びガイド芯42に対して載置台45を複数枚のコアプレート3の積層方向に相対移動させることが可能である。
ベース部材41には、アクチュエータ5の数と同数の挿通孔410が形成されており、本実施の形態では、4つの挿通孔410がベース部材41に形成されている。なお、アクチュエータ5及び挿通孔410の数は、4つに限らず、例えば3つあるいは5つ以上であってもよい。ただし、ベース部材41を鉛直方向から見た場合に、複数の挿通孔410の中心を結んで出来る多角形にガイド芯42が囲まれるように、複数の挿通孔410が形成されていることが望ましい。
アクチュエータ5は、ボールねじシャフト51と、ボールねじシャフト51を上下方向に駆動する駆動部52とを有している。駆動部52は、電動モータ521と、電動モータ521が発生するトルクによって回転するボールねじナット522とを有している。電動モータ521は、図略のコントローラにより制御され、順回転及び逆回転が可能である。ボールねじシャフト51には、ボールねじ溝が螺旋状に形成されており、電動モータ521が順回転するとボールねじシャフト51が上昇し、電動モータ521が逆回転するとボールねじシャフト51が下降する。電動モータ521は、ベース部材41の下面41bよりも下方に配置され、例えば製造装置のフレームに固定されている。
電動モータ521が順回転したとき、ボールねじシャフト51の上端部がロアプレート43の下面43bに当接し、載置台45を支持して上昇させる。また、電動モータ521が逆回転すると、載置台45が下降する。ボールねじシャフト51がベース部材41よりも下方に移動すると、ロアプレート43の下面43bがベース部材41の上面41aに接触する。このように、載置台45は、ボールねじシャフト51によって支持され、ボールねじシャフト51の上下動にともなってベース部材41に対して接離する。
複数枚のコアプレート3は、板厚方向に連結したブロックごとに積層され、ロータコア21となる。また、複数のブロックのうち少なくとも一部のブロックは、その上側又は下側にあたる他のブロックに対して周方向に所定角度回転した状態で積み重ねる。この所定角度は、コアプレート3の回転対称性に基づいて定められる。本実施の形態では、コアプレート3が一対の舌片3aを有しており、2回回転対称であることから、所定角度が180°である。また、コアプレート3がn回回転対称の形状を有している場合には、この所定角度が360/n(°)もしくはその整数倍となる。なお、n回回転対称とは、360/n(°)だけ回転させた場合に回転前と同じ形状となることをいう。
このように、複数のブロックのうち一部のブロックを所定角度回転した状態で積み重ねることにより、仮に素材としての電磁鋼板の厚みが部位によってばらついていたとしても、コアプレート3の厚い部分又は薄い部分がロータコア21の軸方向の全体にわたって積層されてしまうことが抑制され、ロータコア21の厚みの部位によるばらつきが緩和される。
本実施の形態では、10枚のコアプレート3が積層されて1つのブロックを構成し、5つのブロックが積層されてロータコア21となる場合について説明する。ただし、1つのブロックに含まれるコアプレート3の枚数ならびに積層されるブロックの数は、コアプレート3の厚みやロータコア21の厚み等に応じて適宜変更可能である。また、本実施の形態では、各ブロックに含まれるコアプレート3の枚数が同じである場合について説明するが、含まれるコアプレート3の枚数がブロックごとに異なっていてもよい。
図6(a)~(e)は、第1乃至第5のブロック3A~3Eを載置台45上に順次積み重ねる工程を示している。図6(f)は、第1のブロック3Aの一部を拡大して示す断面図である。第1乃至第5のブロック3A~3Eは、各コアプレート3の一対の舌片3aがガイド芯42の一対の凹溝420にそれぞれ係合するように積み重ねられる。
図6(f)に示すように、第1のブロック3Aを構成する複数(10枚)のコアプレート3は、加締めによって板厚方向に相互に連結され、一体化されている。本実施の形態では、第1のブロック3Aの最下部に位置するコアプレート3に貫通孔330が形成されており、その上側に位置するコアプレート3の加締めによって形成された凸部331が貫通孔330に嵌入している。また、コアプレート3が加締められることにより凸部331の上方に凹部332が形成され、この凹部332に、さらにその上側に位置するコアプレート3の凸部331が嵌入している。このような加締め方法は、ダボ加締めと称される。ただし、コアプレート3の連結手段としては、ダボ加締めに限らず、例えばV突起カシメでもよい。なお、第2乃至第5のブロック3B~3Eの複数のコアプレート3も、同様に連結されている。
第1乃至第5のブロック3A~3Eは、第1のブロック3Aが最も下側に、また第5のブロック3Eが最も上側になるように順次積層される。第1のブロック3Aは、その上側にあたる第2のブロック3Bに対して、また、第5のブロック3Eは、その下側にあたる第4のブロック3Dに対して、それぞれ180°回転した状態で積層される。また、第3のブロック3Cは、下側の第2のブロック3B及び上側の第4のブロック3Dに対して180°回転した状態で積層される。第1のブロック3A、第3のブロック3C、及び第5のブロック3Eを回転させる回転機構については後述する。
図6(a)は、載置台45に第1のブロック3Aが載置されたときの状態を示している。第1のブロック3Aが載置されるときには、載置台45がその上下方向の移動範囲内において最も高い位置に支持される。第1のブロック3Aが載置台45に載置されたとき、第1のブロック3Aの下端部がガイド芯42の胴部421と水平方向に並び、第1のブロック3Aの上端部が胴部421よりも上方に位置する。
図6(b)は、第1のブロック3Aの上に第2のブロック3Bが積み重ねられる直前の状態を示している。図6(c)は、第1のブロック3Aの上に第2のブロック3Bが積み重ねられたときの状態を示している。第2のブロック3Bが第1のブロック3Aに積み重ねられたとき、第2のブロック3Bの下端部がガイド芯42の胴部421と水平方向に並び、第2のブロック3Bの上端部が胴部421よりも上方に位置する。すなわち、第2のブロック3Bが積み重ねられたとき、第2のブロック3Bは一部のみがガイド芯42の胴部421の外周側に配置され、胴部421に対して不完全な嵌合状態となっている。そして、その後アクチュエータ5によって載置台45が下降すると、第2のブロック3Bの全体がガイド芯42の胴部421に外嵌される。
載置台45は、その上方に積み重ねられたコアプレート3の枚数が増えるにつれて、アクチュエータ5により、ガイド芯42に対して下方に移動する。本実施の形態では、複数枚のコアプレート3が第1乃至第5のブロック3A~3Eごとに積層されるので、載置台45に積み重ねられたブロック(第1乃至第5のブロック3A~3E)の数が増えるごとに、新たに積み重ねられたブロックの厚みに応じた距離だけ、載置台45がガイド芯42に対して下方に移動する。そして、1つのブロックが新たに積み上げられたとき、当該ブロックの下端部がガイド芯42の胴部421と水平方向に並び、当該ブロックの上端部が胴部421よりも上方に位置する。
図6(d)は、第5のブロック3Eが第4のブロック3D上に積み重ねられたときの状態を示している。第5のブロック3Eが積み重ねられると、アクチュエータ5のボールねじシャフト51がベース部材41よりも下方に移動し、ロアプレート43がベース部材41に接触する。図6(e)は、ロアプレート43がベース部材41に接触した状態を示している。このとき、第5のブロック3Eの上端部は、ガイド芯42の上端面42aと同じ高さとなる。このように、ロータコア21を構成する複数枚のコアプレート3が載置台45上に積層されたパレット4は、収容穴211に磁石22となる硬磁性体を挿入して固定する次工程に送られる。
図7及び図8は、第1乃至第5のブロック3A~3Eを積層する製造装置6、ならびに第1乃至第5のブロック3A~3Eやパレット4を搬送する搬送装置7の構成例を模式的に示す概略構成図である。図7は、製造装置6及び搬送装置7を上方から見た状態を示しており、図8は、製造装置6及び搬送装置7を斜め上方から見た状態を示している。
製造装置6は、4つのアクチュエータ5を含んでおり、図7及び図8では、それぞれのアクチュエータ5のボールねじシャフト51を示している。製造装置6は、第1のブロック3A、第3のブロック3C、及び第5のブロック3Eを180°回転させて、第1乃至第5のブロック3A~3Eをパレット4に積み重ねる。本実施の形態では、製造装置6により、2組の第1乃至第5のブロック3A~3Eを同時並行でパレット4に順次積み重ねる場合について説明する。
製造装置6は、第1乃至第5のブロック3A~3Eを移載する移載機61と、第1のブロック3A、第3のブロック3C、及び第5のブロック3Eを回転させる回転機構としての回転台62と、第1乃至第5のブロック3A~3Eを反転させる反転機構としての反転機63と、仮置台64と、第1乃至第5のブロック3A~3Eをパレット4に積み重ねる積層機65とを有している。本実施の形態では、2組の第1乃至第5のブロック3A~3Eを同時並行で積み重ねるため、製造装置6が、回転台62、反転機63、仮置台64、及び積層機65を2つずつ備えると共に、移載機61が2つのハンド611を有している。
搬送装置7は、図略の成形機から搬出された第1乃至第5のブロック3A~3Eを搬送する2つのブロック搬送用ベルトコンベア70と、パレット4を搬送する第1及び第2のパレット搬送用ベルトコンベア71,72と、2つのブロック搬送用ベルトコンベア70のそれぞれの後段部に配置された2つのブロック載置用ローラコンベア73と、第1及び第2のパレット搬送用ベルトコンベア71,72の間に配置されたパレット載置用ローラコンベア74とを有している。
第1乃至第5のブロック3A~3Eは、回転や反転されていない状態でブロック搬送用ベルトコンベア70により搬送される。ブロック載置用ローラコンベア73は、複数のローラ731を有しており、ブロック搬送用ベルトコンベア70により搬送された第1乃至第5のブロック3A~3Eが複数のローラ731上に静置される。
第2のブロック3Bは、移載機61によって第1のブロック3Aがブロック載置用ローラコンベア73から取り除かれた後にブロック載置用ローラコンベア73に静置される。その後、同様にして、第3乃至第5のブロック3C~3Eが、順次ブロック載置用ローラコンベア73に静置される。なお、ブロック載置用ローラコンベア73に静置された第1乃至第5のブロック3A~3Eの位相(周方向の位置)を合わせるための位相合わせ機構を製造装置6に設けてもよい。
パレット載置用ローラコンベア74は、複数のローラ741を有しており、第1のパレット搬送用ベルトコンベア71によって搬送された2つのパレット4が複数のローラ741上に並んで静置される。ボールねじシャフト51は、隣り合う2つのローラ741の間を上下方向に移動可能である。パレット4に第1乃至第5のブロック3A~3Eが積み重ねられると、複数のローラ741が図略のモータにより回転駆動され、両パレット4が第2のパレット搬送用ベルトコンベア72に移送される。第2のパレット搬送用ベルトコンベア72は、パレット4を次工程に搬送する。
移載機61は、第1乃至第5のブロック3A~3Eを把持するハンド611と、ハンド611を水平方向及び鉛直方向に移動させる本体612とを有している。移載機61は、ハンド611により、第1乃至第5のブロック3A~3Eをブロック載置用ローラコンベア73から回転台62に順次移載する。また、移載機61は、ハンド611により、第1乃至第5のブロック3A~3Eを回転台62から仮置台64に順次移載する。
回転台62は、第1のブロック3A、第3のブロック3C、及び第5のブロック3Eを水平方向に180°回転させることが可能である。反転機63は、ハンド631と、ハンド631を上下方向移動及び回転駆動することが可能な本体632とを有し、回転台62に置かれた第1乃至第5のブロック3A~3Eの上下(表裏)を反転させることが可能である。なお、ハンド631は、移載機61が第1乃至第5のブロック3A~3Eを移載する際、移載機61のハンド611や第1乃至第5のブロック3A~3Eと干渉しないように、回転台62の上面よりも下方に移動する。
回転台62により180°回転した第1のブロック3A、第3のブロック3C、及び第5のブロック3Eは、移載機61によって仮置台64に移載される。第2のブロック3B及び第4のブロック3Dは、回転台62により回転することなく、移載機61によって仮置台64に移載される。
積層機65は、仮置台64に置かれた第1乃至第5のブロック3A~3Eを把持するハンド651と、ハンド651を水平方向及び鉛直方向に移動させる本体652とを有している。積層機65は、仮置台64から第1乃至第5のブロック3A~3Eを持ち上げてパレット4の上方に移動させ、図6(a)~(e)に示すように、第1乃至第5のブロック3A~3Eを載置台45上に積み重ねる。
アクチュエータ5を制御するコントローラは、積層機65から第1乃至第5のブロック3A~3Eのそれぞれの積み重ね作業が完了したことを示す信号を受け、ボールねじシャフト51を上下動させる。アクチュエータ5は、第1のブロック3Aが載置台45の上に静置された後、及び第2乃至第5のブロック3B~3Eがその下側の他のブロックの上に静置された後に、載置台45を下降させる。
図9は、ロータコア21の収容穴211に挿入された硬磁性体220を固定する固定工程を示す説明図である。製造装置6によって第1乃至第5のブロック3A~3Eが積層されたロータコア21は、収容穴211に挿入された硬磁性体220が樹脂23(図2(b)参照)により固定される。その後、硬磁性体220が着磁されて磁石22となることにより、ロータ2が得られる。
固定工程では、硬磁性体220が収容穴211に挿入されたロータコア21の上にカルプレート8を配置し、さらにカルプレート8の上方に上型91を配置して、硬磁性体220を収容穴211内で固定する樹脂23を収容穴211に注入する。
上型91には、熱硬化性樹脂からなる円柱状の樹脂母材90が挿入される挿入穴910が形成されている。カルプレート8には、樹脂母材90が溶融した樹脂をロータコア21の収容穴211に導入するための充填ポット80が形成されている。カルプレート8は、位置決めピン47が嵌合する嵌合穴81を有しており、この嵌合穴81に位置決めピン47が嵌合することにより位置決めされる。
樹脂母材90は、プランジャ92に押圧され、熱により溶融しながら充填ポット80を経て収容穴211の内面と硬磁性体220との隙間に導入されて、固化して固形の樹脂23となる。充填ポット80には、不要な樹脂の硬化物であるカルが残存するが、このカルは、カルプレート8と共にロータコア21から取り除かれる。
その後、着磁工程において強い磁界を硬磁性体220に印加し、硬磁性体220が着磁されて磁石22となると、ロータ2が完成する。このロータ2は、ステータ1と組み合わされて回転電機100を構成する。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、載置台45に積み重ねられたコアプレート3の枚数が増えるにつれて、載置台45がガイド芯42に対して下方に移動するので、それぞれのコアプレート3の中心穴30にガイド芯42の胴部421を挿通させる距離が短縮される。つまり、仮に載置台45がベース部材41に対して可動ではなく、載置台45が常にベース部材41に接している場合、下方に位置するコアプレート3ほど、その中心穴30にガイド芯42の胴部421を挿通させる距離が長くなり、その過程でコアプレート3がガイド芯42に引っ掛かる可能性が高くなる。しかし、本実施の形態では、載置台45が下方に移動することによりコアプレート3の中心穴30にガイド芯42の胴部421が挿通されるので、コアプレート3がガイド芯42に引っ掛かることが抑制され、複数のコアプレート3の積層を円滑に行うことができる。換言すれば、コアプレート3が載置されることにより、コアプレート3が載置台45に対して平行(ガイド芯42に対して垂直)となり、その状態で載置台45が下降するので、円滑にコアプレート3を積層してロータコア21を形成することができる。
また、本実施の形態では、載置台45に積み重ねられたブロック(第1乃至第5のブロック3A~3E)の数が増えるごとに、新たに積み重ねられたブロックの厚みに応じた距離だけ載置台45が下方に移動するので、各ブロックをガイド芯42の胴部421を挿通させる距離を一定化することができる。
また、本実施の形態では、新たに積み上げられたブロックの下端部がガイド芯42の胴部421と水平方向に並ぶと共に、上端部がガイド芯42の胴部421よりも上方に位置するので、ブロックの厚さ方向の一部をガイド芯42の胴部421に嵌め合せれば、載置台45の下降に伴って、ブロックの厚さ方向の残部がガイド芯42の胴部421に外嵌される。
また、本実施の形態では、アクチュエータ5は、駆動部52がベース部材41よりも下方に配置されているので、例えば載置台45を移動させる移動機構がガイド芯42と水平方向に並んで設けられた場合に比較して、製造装置6を小型化することができる。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、回転電機100が車両に搭載される場合について説明したが、回転電機100の用途はこれに限らない。
11…ステータコア(電磁鋼板積層体)
21…ロータコア(電磁鋼板積層体)
3…コアプレート(板材)
3A~3E…第1乃至第5のブロック
42…ガイド芯
421…胴部
422…肩部
5…アクチュエータ
51…シャフト
52…駆動部

Claims (5)

  1. 電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体を製造する製造方法であって、
    前記複数の板材が鉛直方向に順次積み重ねられる載置台と、前記複数の板材の積層方向に延在して前記複数の板材の水平方向の位置を合わせるガイド芯と、前記載置台を前記ガイド芯に対して前記積層方向に相対移動させるアクチュエータとを用い、
    前記電磁鋼板積層体は、複数枚の前記板材を板厚方向に連結したブロックごとに前記複数の板材が積層され、
    前記ガイド芯は、前記積層方向に直交する断面における外形寸法が一定の胴部と、前記胴部よりも上方に設けられた先細り形状の肩部とを有し、
    1つの前記ブロックが新たに積み重ねられたとき、当該ブロックの下端部が前記胴部と水平方向に並び、当該ブロックの上端部が前記胴部よりも上方に位置し、その後に前記アクチュエータによって前記載置台を下降させることにより、当該ブロックの全体を前記胴部に外嵌させる、
    電磁鋼板積層体の製造方法。
  2. 前記載置台に積み重ねられた前記ブロックの数が増えるごとに、新たに積み重ねられた前記ブロックの厚みに応じた距離だけ、前記アクチュエータによって前記載置台を前記ガイド芯に対して下方に移動させる、
    請求項1に記載の電磁鋼板積層体の製造方法。
  3. 複数の前記ブロックのうち少なくとも一部の前記ブロックを、その上側又は下側にあたる他の前記ブロックに対して周方向に所定角度回転した状態で積み重ねる、
    請求項1又は2に記載の電磁鋼板積層体の製造方法。
  4. 前記ガイド芯は、板状のベース部材に立設され、
    前記アクチュエータは、前記ベース部材よりも下方に配置された駆動部と、前記駆動部によって上下方向に移動する支持部材とを有し、
    前記載置台は、前記支持部材によって支持され、前記支持部材の上下動にともなって前記ベース部材に対して接離する、
    請求項1乃至の何れか1項に記載の電磁鋼板積層体の製造方法。
  5. 電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて形成された複数の板材を積層してなる電磁鋼板積層体を製造する製造装置であって、
    前記複数の板材の積層方向に延在して前記複数の板材の水平方向の位置を合わせるガイド芯と、
    前記複数の板材が鉛直方向に順次積み重ねられる載置台と、
    前記載置台を前記ガイド芯に対して前記積層方向に移動させることが可能なアクチュエータとを備え、
    前記電磁鋼板積層体は、複数枚の前記板材を板厚方向に連結したブロックごとに前記複数の板材が積層され、
    前記ガイド芯は、前記積層方向に直交する断面における外形寸法が一定の胴部と、前記胴部よりも上方に設けられた先細り形状の肩部とを有し、
    1つの前記ブロックが新たに積み重ねられたとき、当該ブロックの下端部が前記胴部と水平方向に並び、当該ブロックの上端部が前記胴部よりも上方に位置し、その後に前記アクチュエータによって前記載置台を下降させることにより、当該ブロックの全体を前記胴部に外嵌させる、
    電磁鋼板積層体の製造装置。
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