JP7090954B1 - 加熱試験器 - Google Patents

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Abstract

【課題】感熱体の形態が異なる複数種の火災感知器の試験に兼用が可能で、かつそれぞれを適正に試験することができる加熱試験器を提供する。【解決手段】本発明に係る加熱試験器は、感熱式の火災感知器1を加熱するための電熱ヒータ22と、電熱ヒータ22の上方に配されて、該電熱ヒータ22からの発熱を火災感知器1に向けて放出する放熱口62と、放熱口62の開口寸法を大小に変化させる拡縮機構61とを備える。拡縮機構61は、断熱性を有する複数枚の絞り羽根65を含む。各絞り羽根65は、放熱口62が最小となる遮熱姿勢と、放熱口62が最大となる開放姿勢との間で、火災感知器1の設置面に直交する揺動軸64のまわりに揺動自在に軸支されている。最小時の放熱口62が、遮熱姿勢をとる複数枚の絞り羽根65に囲まれる小開口77で構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、感熱式の火災感知器を試験する加熱試験器に関する。
屋内の天井などに設置される感熱式の火災感知器の試験には、これを加熱する熱源を備える加熱試験器が用いられる。かかる加熱試験器の熱源としては、白金の触媒作用でベンジン(炭化水素燃料)を酸化分解させるときに生じる反応熱や、燃料を用いない電熱ヒータなどが知られている。本発明では、カーボンニュートラルの実現に寄与し得ることや、可燃物の持ち込みの制限を受けないことなどを理由に、後者の電熱ヒータを採用するが、電熱ヒータを熱源とする加熱試験器自体は例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1の加熱試験器では、上面が開口するカップ状のホルダーの内部に、渦巻状に配設された電熱ヒータが収容保持されている。
登録実用新案第3042120号公報
ここで、感熱式の火災感知器の構造について図13を用いて説明する。火災感知器1には複数のタイプがあるが、多くの場合、天井面に固定される大径のベース部2と、ベース部2の下面中央から突出する小径のセンサ部3とを備える点で共通する。感熱体4は下側のセンサ部3に収容されて、センサ部3の底面の露出口5を介して外方(下方)へ露出している。(a)に示す第1の火災感知器1Aの感熱体4Aは、ベース部2の下面中央から下向きに伸びるピン状に形成されており、該感熱体4Aの先端(下端)に臨む円形の露出口5Aが、センサ部3の底部中央に形成されている。(b)に示す第2の火災感知器1Bの感熱体4Bは、水平な円板状に形成されており、該感熱体4Bの下面に臨む円環状の露出口5Bが、センサ部3の底部に形成されている。円形の露出口5Aの直径は、円環状の露出口5Bの内径に近く、その外径よりは十分に小さい。
ヒータから熱が上向きに放射される範囲を、(a)の円形の露出口5Aおよび(b)の円環状の露出口5Bの両方をカバーし得る広範囲とすることにより、両火災感知器1A・1Bに兼用可能な加熱試験器を得ることができる。ただし、この加熱試験器を第1の火災感知器1Aに使用すると、円形の露出口5Aの周囲すなわちセンサ部3の底壁にも熱が放射されてしまう。この底壁を含むセンサ部3の外郭は熱可塑性プラスチックからなることが多いため、高熱が加わることで軟化するおそれがある。この不都合を回避すべく、電熱ヒータから熱が放射される範囲を狭くすると、今度は第2の火災感知器1Bの感熱体4Bに対する熱の放射が不十分になり、これを適正に試験することができなくなるおそれがある。
本発明は、感熱体4A・4Bの形態が異なる複数種の火災感知器1A・1Bの試験に兼用が可能で、かつそれぞれを適正に試験することができる加熱試験器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱試験器は、感熱式の火災感知器1を加熱するための電熱ヒータ22と、電熱ヒータ22の上方に配されて、該電熱ヒータ22からの発熱を火災感知器1に向けて放出する放熱口62と、放熱口62の開口寸法を大小に変化させる拡縮機構61とを備えることを特徴とする。
拡縮機構61は、断熱性を有する複数枚の絞り羽根65を含む。各絞り羽根65は、放熱口62が最小となる遮熱姿勢と、放熱口62が最大となる開放姿勢との間で、火災感知器1の設置面に直交する揺動軸64のまわりに揺動自在に軸支されており、最小時の放熱口62が、遮熱姿勢をとる複数枚の絞り羽根65に囲まれる小開口77で構成される。
各絞り羽根65は、揺動軸64と平行に伸びる作用ピン81を介して、拡縮機構61を構成する1個のリンク体66に連結されており、リンク体66が作用ピン81と一体に回転操作されると、各絞り羽根65が揺動軸64のまわりに一斉に揺動する。
電熱ヒータ22および拡縮機構61は、上面に開口を有するフード21に収容されている。リンク体66は、平面視で中央が開口する周回状に形成されて、フード21の上開口を通じて手動で回転操作可能に配置されており、フード21の上開口およびリンク体66の中央開口を介して、少なくとも遮熱姿勢における各絞り羽根65が視認可能である。
各絞り羽根65は、水平な上羽根板85と下羽根板86を上下に接合して構成されている。上羽根板85と下羽根板86は、互いに重ならない非重畳部88・89をそれぞれ備えており、遮熱姿勢における各絞り羽根65の上羽根板85の非重畳部88が、隣接する絞り羽根65の下羽根板86の非重畳部89に重なるようになっている。
本発明に係る加熱試験器は、電熱ヒータ22からの発熱を火災感知器1に向けて放出する放熱口62の開口寸法を大小に変化させる拡縮機構61を備える。この加熱試験器によれば、図13(a)に示したピン状の感熱体4Aを有する第1の火災感知器1Aを試験するときは、拡縮機構61により放熱口62の開口寸法を縮小させることで、電熱ヒータ22の熱を感熱体4Aのみにピンポイントに放射することができる。つまり、感熱体4Aを囲むセンサ部3の底壁が高熱を受けて軟化する不都合を回避することができる。一方、図13(b)に示した円板状の感熱体4Bを有する第2の火災感知器1Bを試験するときは、拡縮機構61により放熱口62を拡大させることで、電熱ヒータ22の熱を感熱体4Bの外周部まで十分に放射して、これを適正に試験することができる。以上のように、本発明によれば、感熱体4A・4Bの形態が異なる複数種の火災感知器1A・1Bの試験に兼用が可能で、かつそれぞれを適正に試験することができる加熱試験器を得ることができる。
拡縮機構61が、複数枚の絞り羽根65を揺動軸64のまわりに揺動させて、放熱口62を拡縮するものであると、ユーザー(火災感知器1の試験作業員)は各絞り羽根65を揺動操作するだけで放熱口62の大きさを変更することができ、部品の付け替えなどの煩わしい手間を伴うことなく放射熱量を簡便に調整することができる。加えて、拡縮機構61を可動部が少ない簡素なものとして、拡縮機構61の故障のリスクや加熱試験器の全体コストを下げることができる。
各絞り羽根65を、作用ピン81を介して1個のリンク体66に連結し、リンク体66が回転操作されると各絞り羽根65が揺動軸64のまわりに一斉に揺動するようにしていると、ユーザーは1個のリンク体66を回転操作するだけで、各作用ピン81を介して各絞り羽根65の姿勢を同時に変更して、放熱口62を拡縮させることができる。
電熱ヒータ22と共に拡縮機構61がフード21に収容されていると、フード21が天井面などに強く衝突した場合でも、拡縮機構61に直接の衝撃が及ばないようにすることができるので、同機構61の破損を防止することができる。また、フード21の上開口およびリンク体66の中央開口を介して、少なくとも遮熱姿勢における各絞り羽根65が視認可能であると、ユーザーは各絞り羽根65の位置を確認しながらリンク体66を回転操作して、各絞り羽根65の姿勢の変更を簡便に行うことができる。
各絞り羽根65を、互いに非重畳部88・89を備える上羽根板85と下羽根板86で構成し、遮熱姿勢における各絞り羽根65の上羽根板85の非重畳部88が、隣接する絞り羽根65の下羽根板86の非重畳部89に重なるようにすることができる。このように、隣接する絞り羽根65どうしを部分的に重畳可能に構成する、換言すれば、絞り羽根65の揺動軌跡どうしの重なりを部分的に許容すると、その分だけ各絞り羽根65の面積を大きくすることができ、また、遮熱姿勢の絞り羽根65に囲まれる放熱口62(小開口77)を十分に小さくすることができる。したがって、第1の火災感知器1Aの試験時に、感熱体4Aを囲むセンサ部3の底壁が、高熱により損傷することを防いで、当該センサ部3の底壁をより的確に保護することができる。
本発明の第1実施形態に係る加熱試験器の要部の縦断面図である。 同加熱試験器の全体構成を示す側面図である。 同加熱試験器の試験器本体の縦断背面図である。 試験器本体に内蔵されるヒーターユニットおよび拡縮機構の分解斜視図である。 拡縮機構を構成する絞り羽根の動作を示す平面図であり、(a)は遮熱姿勢を示し、(b)は開放姿勢を示す。 絞り羽根が遮熱姿勢をとるときの試験器本体の縦断側面図である。 絞り羽根が遮熱姿勢をとるときの試験器本体の平面図である。 絞り羽根が開放姿勢をとるときの試験器本体の縦断側面図である。 絞り羽根が開放姿勢をとるときの試験器本体の平面図である。 試験器本体のフードを構成する内筒体に対する外筒体の上下スライドについて説明する図であり、(a)は進出位置を示し、(b)は退入位置を示す。 本発明の第2実施形態に係る加熱試験器の拡縮機構を示す平面図である。 同加熱試験器のリフレクタの形状を示す縦断面図である。 天井面に設置された感熱式の火災感知器の正面図と底面図である。
(第1実施形態) 本発明に係る加熱試験器の第1実施形態を図1ないし図10に示す。本実施形態における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。以降の実施形態においても同じとする。なお、この加熱試験器で試験される火災感知器1の構造は、先に図13を用いて説明したとおりであるから、その説明を省略する。
図2において加熱試験器10は、ユーザー(火災感知器1の試験作業員)により把持される支持棒11と、支持棒11の上端部に連結されて斜め上方へ伸びるアーム12と、アーム12の上端部に回動自在に軸支される試験器本体13とを備える。支持棒11とアーム12の連結部には、両者11・12がなす角度を調整するための角度調整機構15が設けられており、ユーザーはこれを操作して両者11・12を所望の角度で固定することができる。
支持棒11の下部には、後に詳述する試験器本体13の電熱ヒータ22の電源となる電池16が内蔵されている。支持棒11の上部には、電池16から電熱ヒータ22への給電を担う給電ケーブル18のコネクタと、該給電をオンオフ操作するための給電スイッチ17とが設けられている。電池16は例えばリチウムイオン蓄電池で構成される。試験器本体13を火災感知器1に下方から被せた状態で、電熱ヒータ22に通電することにより、感熱体4を加熱して火災感知器1を試験することができる。
図3に示すようにアーム12は、左右一対の半割体19をその長手方向中央部で連結して構成される。アーム12の上部は二股状に形成されており、その間に試験器本体13が配置されている。試験器本体13の外郭をなすフード21は、電熱ヒータ22などを収容する内筒体23と、内筒体23に外嵌する外筒体24と、内筒体23の下側に固定される丸皿状の底蓋25とで構成される。フード21を火災感知器1に下方から被せると、外筒体24の上端が天井面に受け止められて、ベース部2が外筒体24の内側に、またセンサ部3が内筒体23の内側に、それぞれ収容される(図6参照)。底蓋25の左右2個所には、給電ケーブル18の挿通を許すスリット26が設けられている。
内筒体23と外筒体24は共に、上下面に開口を有する円筒状に形成される。外筒体24の外周面には左右一対の回動軸27が径方向に突設されており、アーム12を構成する各半割体19の上端部には、回動軸27を受け入れる軸孔28が設けられている。各半割体19の軸孔28に回動軸27を差し込んだ状態で、半割体19どうしをボルトとナットで連結することにより、試験器本体13の全体がアーム12で回動自在に軸支される。
図4において電熱ヒータ22は、コイル状に巻回された3本の電熱線30で構成される。これら電熱線30は、コイルの中心軸が水平となる横向きに配置されており、より具体的には、内筒体23の中心軸線を囲む仮想の正三角形の各辺に沿って配置されている(図5参照)。各電熱線30を横向きに配置することにより、これを縦向きに配置する場合に比べて、内筒体23ひいては試験器本体13の上下寸法の小型化に寄与することができる。電熱線30の素材としては、一般的なニクロムに加え、電熱効率に優れる白金ロジウム合金や鉄クロムアルミニウム合金などを挙げることができる。本実施形態では、比較的低コストで入手可能な鉄クロムアルミニウム合金を採用した。
内筒体23には、各電熱線30の一端が接続される上電極板31と、各電熱線30の他端が接続される下電極板32とが収容されている。上電極板31は、給電ケーブル18を介して電池16の例えば正極に接続されることで正に帯電し、下電極板32は、給電ケーブル18を介して電池16の例えば負極に接続されることで負に帯電する。もちろん上下の電極板31・32の正負は逆であってもよい。上下の電極板31・32の間には、両者31・32の短絡を防ぐための中絶縁板33が配置されている。また、上電極板31の上面側には上絶縁板34が、下電極板32の下面側には下絶縁板35が、それぞれ配置されている。各電極板31・32はステンレスなどの金属からなり、各絶縁板33~35はマイカなどの絶縁材料で形成される。
具体的には、各電極板31・32は、略円環板状の枠体38と、枠体38の内周縁から水平に伸びる電熱線30用の3個の内接続片39と、枠体38の外周縁から水平に伸びる給電ケーブル18用の外接続片40と、該外周縁から水平に伸びる3個の固定片41とを一体に備える。各電極板31・32において、3個の内接続片39と3個の固定片41はそれぞれ、枠体38の周方向に等間隔に設けられている。各固定片41は、内接続片39および外接続片40よりも幅広に形成されており、その先端部には後述するビス72用のビス孔42が設けられている。また枠体38の3個所には、後述するリベット57用のリベット孔43が設けられている。
上電極板31と下電極板32は、内接続片39と外接続片40の位置を除いて同形である。内接続片39どうしは枠体38の周方向に位相を60度ずらして配置されており、該周方向に隣接する上電極板31の内接続片39と下電極板32の内接続片39との間に電熱線30が設けられる。両電極板31・32の外接続片40どうしは、枠体38の周方向に位相を180度ずらして配置されており、これら外接続片40には、底蓋25のスリット26および内筒体23の下開口を介して導入された給電ケーブル18が接続される。
各絶縁板33~35は、略円環板状の枠体45と、枠体45の内周縁から水平に伸びる6個の三角形状の補強片46と、枠体45の外周縁から水平に伸びる3個の固定片47とを一体に備える。各絶縁板33~35において、6個の補強片46と3個の固定片47はそれぞれ、枠体45の周方向に等間隔に設けられている。各固定片47の先端部にはビス72用のビス孔48が設けられており、枠体45の3個所にはリベット57用のリベット孔49が設けられている。3枚の絶縁板33~35は完全に同形である。
平面視における各絶縁板33~35の枠体45および固定片47の形状は、各電極板31・32の枠体38および固定片41の形状に一致する。そのため、各板31~35を上から上絶縁板34、上電極板31、中絶縁板33、下電極板32および下絶縁板35の順に積層すると、各電極板31・32の枠体38と固定片41はその上下を絶縁板33~35に覆われ、内接続片39と外接続片40のみが絶縁板33~35の枠体45の内周側あるいは外周側に露出する。ただし、上電極板31の各内接続片39の基端部は、上絶縁板34と中絶縁板33の補強片46に上下を挟まれ、同様に、下電極板32の各内接続片39の基端部は、中絶縁板33と下絶縁板35の補強片46に上下を挟まれる。このように内接続片39の基端部を上下から補強片46で挟むと、該基端部の屈曲とそれに伴う電熱線30の内接続片39からの分離を防止することができる。補強片46が内接続片39を確実に保護し得るように、各絶縁板33~35は各電極板31・32よりも十分に厚く形成される。
下絶縁板35の下面側には逆ハット形のリフレクタ52が配置される。リフレクタ52はステンレスなどの金属からなり、下向きにドーム状に膨出する反射部53と、反射部53の外周縁から水平に張り出す円環板状の固定部54とを一体に備えている。下絶縁板35はリフレクタ52と下電極板32の間で絶縁体として機能する。電熱ヒータ22に下方から臨む反射部53の内面には、熱反射率を高めるための鏡面加工などを必要に応じて施すことができる。このリフレクタ52を配置することにより、電熱ヒータ22から下向きに放射される熱を上方すなわち火災感知器1へ向けて反射させて、当該熱を有効に利用することができる。固定部54の内径と外径は、各電極板31・32および各絶縁板33~35の枠体38・45の内径と外径に略一致しており、固定部54にも枠体38・45と同様に3個のリベット孔55が設けられている。
図1に示すように、上下の電極板31・32と3枚の絶縁板33~35とリフレクタ52の各リベット孔43・49・55には、リフレクタ52の下面側からリベット57が挿通されており、上絶縁板34の上面側で各リベット57の先端がかしめられて、電極板31・32と絶縁板33~35とリフレクタ52の6者が一体化されている。金属製のリベット57が電極板31・32に触れて電極板31・32どうしが短絡しないように、そのリベット孔43の孔径はリベット57の軸径よりも十分に大きく形成されている。ただし各電極板31・32は、上下から絶縁板33~35に確りと挟まれるため、絶縁板33~35に対してズレ動くことはない。一方、絶縁板33~35とリフレクタ52のリベット孔49・55の孔径は、リベット57の軸径と略同じである。以上の電極板31・32、絶縁板33~35、リフレクタ52および電熱ヒータ22がヒーターユニット58を構成する。ヒーターユニット58の全体は、内筒体23の筒壁の下端から内向きに張り出す支持壁59で支持される。リフレクタ52の反射部53は、内筒体23の下開口から下方へ突出して、底蓋25の内側に収容される。
電熱ヒータ22から火災感知器1へ放射される熱量は、ヒーターユニット58と共に内筒体23に配置された拡縮機構61で調整される。図5および図6に示すように拡縮機構61は、電熱ヒータ22の上方の放熱口62の開口寸法を大小に変化させるものであり、このように放熱口62の開口寸法を変化させることにより、火災感知器1へ放射される熱量を調整することができる。拡縮機構61は、ヒーターユニット58の上面側に配置されるベース板63と、ベース板63の上面側で揺動軸64のまわりに揺動自在に軸支される3枚の絞り羽根65と、全ての絞り羽根65を同期して動作させるためのリンク体66および操作体67とを、下から記載順に配置して構成される。
図4においてベース板63は、平面視で同形の上ベース69と下ベース70を上下に接合してなり、各電極板31・32と各絶縁板33~35の枠体38・45よりも外径が一回り大きく内径は略同一の円環板状に形成される。上ベース69はマイカなどの断熱材料で形成され、下ベース70はステンレスなどの金属で形成される。下ベース70の下側に位置する上絶縁板34は、下ベース70と上電極板31の間の絶縁体として機能する。
ベース板63の外周縁寄りには、各電極板31・32と各絶縁板33~35のビス孔42・48に対応する3個のビス孔71が設けられている。これらビス孔42・48・71には、図6に示すようにベース板63の上面側からビス72が挿通される。各ビス72の先端は、ヒーターユニット58を支持する内筒体23の支持壁59を貫通して、該支持壁59の下面側に配置されたナット73にねじ込まれる。これら3組のビス72とナット73により、ベース板63とヒーターユニット58が支持壁59に締結固定される。ナット73は、両端(上下端)に雌ネジ穴を有する両ナットからなる。ナット73の他端(下端)には、底蓋25を下面側から貫通するビス74がねじ込まれており、これにより底蓋25が内筒体23に固定されている。
図5に示すように各絞り羽根65は、ベース板63の中央開口76の上面側に部分的に重畳する(a)の遮熱姿勢と、該中央開口76の上方から退避する(b)の開放姿勢との間で、上下方向(火災感知器1の設置面に直交する方向)の揺動軸64のまわりに揺動自在に軸支される。電熱ヒータ22と火災感知器1の間の放熱口62は、各絞り羽根65が遮熱姿勢をとるときに最小となり、各絞り羽根65が開放姿勢をとるときに最大となる。具体的には、(a)の遮熱姿勢においては、平面視における中央開口76の内側に、3枚の絞り羽根65に囲まれる正三角形状の小開口77が形成されており、この小開口77が放熱口62として機能する。一方、(b)の開放姿勢においては、ベース板63の中央開口76が放熱口62として機能する。
揺動軸64は、ベース板63と絞り羽根65にそれぞれ設けられた軸孔79・80(図4参照)に挿通されて、両者63・65に対して径方向に移動不能に連結される。ベース板63の3個の軸孔79は、同板63の周方向に等間隔に設けられている。ベース板63を構成する金属製の下ベース70は強度に優れ、軸孔79の摩耗を防ぐ機能を発揮する。なお揺動軸64は、ベース板63または絞り羽根65と一体に設けることもできる。
各揺動軸64の周囲には、絞り羽根65に揺動力を付与する丸軸状の作用ピン81が配置されている。各作用ピン81は、絞り羽根65に設けられたピン孔82(図4参照)に挿通されて、絞り羽根65に対して径方向に移動不能に連結される。一方、ベース板63には、作用ピン81を案内する長孔状(部分円弧状)の揺動孔83が設けられており、揺動孔83はその長さの範囲内で、ベース板63の外周縁に沿う作用ピン81の揺動を許容する。3個の揺動孔83は、ベース板63の外周縁に沿って等間隔に設けられている。
各絞り羽根65は、部分的に上下に重なる水平な上羽根板85と下羽根板86で構成されており、両羽根板85・86の重畳部分の2個所がリベットなどの接合具87で接合されている。各羽根板85・86はマイカなどの断熱材料で形成される。接合具87の下端は下羽根板86の下面より下方へ突出して、ベース板63の上面で受け止められており(図1参照)、これによりベース板63と絞り羽根65が面接触しないようにして、絞り羽根65の揺動時の摩擦を軽減してこれをスムーズに揺動させることができる。同様に、接合具87の上端も上羽根板85の上面より上方へ突出して、リンク体66の下面で受け止められている。
上羽根板85と下羽根板86は、互いに重ならない非重畳部88・89をそれぞれ備えており、図5(a)に示す遮熱姿勢においては、各絞り羽根65の上羽根板85の非重畳部88が、反時計方向に隣接する絞り羽根65の下羽根板86の非重畳部89に重なる。このように、下羽根板86の非重畳部89の上面側は、上羽根板85の非重畳部88を受け入れ可能な逃げ凹部として機能する。
絞り羽根65は1枚の厚い板で構成することもできるが、その場合は絞り羽根65の揺動軌跡どうしが重ならないように、その面積(平面視における投影面積)を小さくせざるを得ないため、遮熱姿勢の絞り羽根65に囲まれる放熱口62(小開口77)を十分に小さくすることが難しい。一方、本実施形態のように、隣接する絞り羽根65どうしを部分的に重畳可能に構成する、換言すれば、揺動軌跡どうしの重なりを部分的に許容すると、その分だけ各絞り羽根65の面積を大きくすることができ、その結果、遮熱姿勢の絞り羽根65に囲まれる放熱口62(小開口77)を十分に小さくすることができる。
図4においてリンク体66は、マイカなどの断熱材料で円環板状に形成されて、3枚の絞り羽根65の上面側に配置される。リンク体66の外径はベース板63の外径と略同一であり、リンク体66の内径はベース板63の内径と同じかそれより大きい。リンク体66の外周縁寄りには、作用ピン81が挿通される3個のピン孔91が、その周方向に等間隔に設けられており、各作用ピン81はリンク体66に対して径方向に移動不能に連結される。このリンク体66が水平面内で回転操作されると、3個の作用ピン81がリンク体66と一体に移動して各絞り羽根65に揺動力を付与し、各絞り羽根65が揺動軸64のまわりに一斉に揺動する。遮熱姿勢における各絞り羽根65は、上方からリンク体66の中央開口を介して視認可能であり、開放姿勢における各絞り羽根65は、リンク体66とベース板63の対向空間に視認不能に収容される。なお、リンク体66の内径を例えば操作体67の内径と同程度に大きくして、開放姿勢における各絞り羽根65も視認可能となるようにしてもよい。
図3に示すように、リンク体66はその上面側の操作体67を介して回転操作される。操作体67は、上拡がりのベルマウス状に形成される傾斜壁92と、傾斜壁92の下端から外向きに張り出す円環板状の水平壁93とを一体に備える円環状のプラスチック成形品で構成されており、その内径はリンク体66の内径よりも十分に大きい。傾斜壁92の上端部は内筒体23の上開口縁で支持されており、水平壁93はリンク体66の上面側に3組のボルト94とナット95で連結されている。このボルト94の軸部が先の作用ピン81を構成する。傾斜壁92の3個所には、水平壁93の上面側に位置するボルト94の操作頭部を上方に露出させるための切欠96が形成されている(図7参照)。
各ボルト94は、水平壁93を上面側から貫通し、さらにリンク体66と絞り羽根65のピン孔91・82およびベース板63の揺動孔83を記載順に挿通して、ベース板63の下面側に配置されたナット95にねじ込まれる。なお、ボルト94をナット95に十分にねじ込んだ状態、すなわち、ボルト94の操作頭部が水平壁93の上面に密着し、ナット95がベース板63の下面に密着する状態において、リンク体66と絞り羽根65の間および絞り羽根65とベース板63の間には、上述の接合具87の上下端部に起因する若干の上下隙間がそれぞれ存在する(図1参照)。つまり、絞り羽根65がリンク体66とベース板63に上下から挟持されてその揺動が妨げられることはない。
拡縮機構61の構成に関する説明は以上である。操作体67がその周方向に回転すると、これと一体にリンク体66および各作用ピン81(ボルト94)が移動し、各絞り羽根65が揺動軸64のまわりに一斉に揺動する。なおこのときベース板63は内筒体23に固定されているため移動しない。加熱試験器10のユーザーは、外筒体24と内筒体23の上開口を介して操作体67にアクセスすることができる。具体的には、操作体67の傾斜壁92に手指を当てがって、これを周方向に回転させることにより、3枚の絞り羽根65を遮熱姿勢と開放姿勢の間で揺動させて、放熱口62を拡縮させることができる。このときユーザーは、フード21の上開口および操作体67とリンク体66の中央開口を介して、各絞り羽根65を視認して位置を確認しながら、その姿勢を簡便に変更することができる。傾斜壁92に形成された3個の切欠96は、ユーザーの手指を引っ掛ける指掛けとしても機能する。
拡縮機構61を備える本実施形態の加熱試験器10は、感熱体4の形態が異なる複数種の火災感知器1の試験に兼用することができる。図13(a)に示したピン状の感熱体4Aを有する第1の火災感知器1Aを試験するときは、図6および図7に示すように各絞り羽根65を遮熱姿勢として放熱口62を最小化する。これにより、電熱ヒータ22の熱を感熱体4Aのみにピンポイントに放射することができ、感熱体4Aを囲むセンサ部3の底壁が高熱を受けて軟化する不都合を回避することができる。一方、図13(b)に示した円板状の感熱体4Bを有する第2の火災感知器1Bを試験するときは、図8および図9に示すように各絞り羽根65を開放姿勢として放熱口62を最大化する。これにより、電熱ヒータ22の熱を感熱体4Bの外周部まで十分に放射して、これを適正に試験することができる。以上のように、本実施形態に係る加熱試験器10は、感熱体4A・4Bの形態が異なる複数種の火災感知器1A・1Bの試験に兼用が可能で、かつそれぞれを適正に試験することができる。
なお図10に示すように、多くの火災感知器1では、(a)のように大径のベース部2が天井面に固定され、その下面から小径のセンサ部3が突出するが、(b)のようにベース部2が天井壁に埋設され、センサ部3のみが天井面から露出したものもある。つまり、(b)に示す第3の火災感知器1Cは、(a)に示す第1の火災感知器1Aに比べて、センサ部3が天井面の近くに位置する。この第3の火災感知器1Cの試験に対応するため、本実施形態に係る加熱試験器10では、フード21を構成する外筒体24が内筒体23に対して上下スライド可能に構成されている。具体的には、外筒体24は、ベース部2の上下厚みに相当する分だけ内筒体23の上端から上方へ突出する(a)の進出位置と、上方へ突出しない(b)の退入位置との間で、上下スライド可能に構成されている。
外筒体24を内筒体23に対して各位置で固定するため、内筒体23の外周面には雌ねじ穴からなる上下一対の固定穴98が設けられている。外筒体24の周壁を外側から貫通する固定ピン99の雄ねじ軸を、一方の固定穴98にねじ込むことにより、外筒体24を進出位置または退入位置で固定することができる。内筒体23と外筒体24の対向周面の3個所には、上下方向(軸方向)の相対移動を許容し周方向の相対移動を規制するガイド構造100が設けられている。ガイド構造100は、上下方向に伸びるスライド溝101と、同溝101に沿ってスライド移動する突起102とで構成される。本実施形態では、内筒体23の外周面にスライド溝101を設け、外筒体24の内周面に突起102を設けたが、この関係は逆であってもよい。
第3の火災感知器1Cを試験するときは、外筒体24を進出位置から退入位置に切り替えることにより、内筒体23を天井面により近付けることができる。このときの電熱ヒータ22から感熱体4Cまでの距離は、外筒体24を進出位置にして第1の火災感知器1Aに被せたときの電熱ヒータ22から感熱体4Aまでの距離に略等しい。つまり、本実施形態に係る加熱試験器10によれば、天井面から火災感知器1の感熱体4(センサ部3)までの距離にかかわらず、電熱ヒータ22から感熱体4までの距離すなわち感熱体4に放射される熱量を均等にして、これを適正に試験することができる。本実施形態に係る加熱試験器10は、感熱体4A・4Bの形態が異なる火災感知器1A・1Bに加えて、天井面から感熱体4までの距離が異なる火災感知器1A・1Cの試験にも兼用することができる。
(第2実施形態) 本発明に係る加熱試験器の第2実施形態を図11および図12に示す。ここでは電熱ヒータ22が、ベース板63の中央開口76の周縁寄りに配置される4本の外電熱線30Aと、該中央開口76の中心寄りに配置される2本の内電熱線30Bとで構成される。これら電熱線30A・30Bは、第1実施形態の電熱線30と同様に、周方向に隣接する上電極板31の内接続片39と下電極板32の内接続片39との間に設けられる。ただし、内電熱線30B用の内接続片39と比べて、内電熱線30B用の内接続片39は十分に長く、中央開口76の中心の近くまで伸びている。
図11の中央に仮想線で示すように、遮熱姿勢の3枚の絞り羽根65に囲まれる小開口77は正六角形状を呈し、該小開口77の真下に2本の内電熱線30Bが位置している。図12においてリフレクタ52の反射部53は、下凸ドーム状の内反射部53Aを円環板状の外反射部53Bで取り囲む二重構造になっており、外反射部53Bの断面は内反射部53Aよりも下方へ小さく膨出する円弧状を呈する。内反射部53Aと外反射部53Bの境界となる円は、小開口77すなわち最小時の放熱口62よりも大きく、ベース板63の中央開口76すなわち最大時の放熱口62よりは十分に小さい。他の構成および作用効果は第1実施形態と同様であるため、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
上記各実施形態では、拡縮機構61を構成する絞り羽根65を3枚としたが、その枚数は任意に選択することができる。各絞り羽根65が開放姿勢をとるとき、すなわち最大時の放熱口62は、ベース板63の中央開口76以外に、リンク体66や上絶縁板34の内周縁であってもよく、あるいは最小時と同様に絞り羽根65に囲まれていてもよい。リンク体66が操作体67を介して間接的に回転操作されるのに代えて、操作体67を省略しリンク体66が直接的に回転操作されるようにしてもよく、そのときのリンク体66は板状以外に例えばドーナツ状やローラー状に形成することができる。
1 火災感知器
4 感熱体
10 加熱試験器
21 フード
22 電熱ヒータ
61 拡縮機構
62 放熱口
63 ベース板
64 揺動軸
65 絞り羽根
66 リンク体
77 小開口
81 作用ピン
85 上羽根板
86 下羽根板
88 非重畳部
89 非重畳部

Claims (5)

  1. 感熱式の火災感知器(1)を加熱するための電熱ヒータ(22)と、
    電熱ヒータ(22)の上方に配されて、該電熱ヒータ(22)からの発熱を火災感知器(1)に向けて放出する放熱口(62)と、
    放熱口(62)の開口寸法を大小に変化させる拡縮機構(61)と、
    を備えることを特徴とする加熱試験器。
  2. 拡縮機構(61)が、断熱性を有する複数枚の絞り羽根(65)を含み、
    各絞り羽根(65)は、放熱口(62)が最小となる遮熱姿勢と、放熱口(62)が最大となる開放姿勢との間で、火災感知器(1)の設置面に直交する揺動軸(64)のまわりに揺動自在に軸支されており、
    最小時の放熱口(62)が、遮熱姿勢をとる複数枚の絞り羽根(65)に囲まれる小開口(77)で構成される請求項1に記載の加熱試験器。
  3. 各絞り羽根(65)は、揺動軸(64)と平行に伸びる作用ピン(81)を介して、拡縮機構(61)を構成する1個のリンク体(66)に連結されており、
    リンク体(66)が作用ピン(81)と一体に回転操作されると、各絞り羽根(65)が揺動軸(64)のまわりに一斉に揺動する請求項2に記載の加熱試験器。
  4. 電熱ヒータ(22)および拡縮機構(61)が、上面に開口を有するフード(21)に収容されており、
    リンク体(66)は、平面視で中央が開口する周回状に形成されて、フード(21)の上開口を通じて手動で回転操作可能に配置されており、
    フード(21)の上開口およびリンク体(66)の中央開口を介して、少なくとも遮熱姿勢における各絞り羽根(65)が視認可能である請求項3に記載の加熱試験器。
  5. 各絞り羽根(65)は、水平な上羽根板(85)と下羽根板(86)を上下に接合して構成されており、
    上羽根板(85)と下羽根板(86)は、互いに重ならない非重畳部(88・89)をそれぞれ備えており、
    遮熱姿勢における各絞り羽根(65)の上羽根板(85)の非重畳部(88)が、隣接する絞り羽根(65)の下羽根板(86)の非重畳部(89)に重なるようになっている請求項2から4のいずれかひとつに記載の加熱試験器。
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