JP7087507B2 - 被搬送物用張力制御装置、被搬送物搬送装置、液体吐出装置、及び画像形成装置 - Google Patents

被搬送物用張力制御装置、被搬送物搬送装置、液体吐出装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、被搬送物用張力制御装置、被搬送物搬送装置、液体吐出装置、及び画像形成装置に関する。
従来、被搬送物用張力制御装置が適用される画像形成装置として、被搬送物の一例であるロール状に巻かれたロール紙(ロールメディアとも呼ばれる)を印字部に搬送して印字するタイプが知られている。
一例のロール紙型記録装置(特許文献1)では、ロール紙供給部のテンション(張力)付与装置の構造を工夫している。その構造では、複数の摩擦トルク板をトルク伝達板を介して連動軸に摩擦接続し、各摩擦トルク板のギアと噛み合わされるロックギアを電磁クラッチのオンにより連動軸に並行するロック軸に固定し、オフにより回転自在としている。
上述した特許文献1に係るテンション付与装置は、ロール紙のロール径の変化に対応してロール紙保持軸上のトルクを変化させ、ロール紙の引き出し部に加えるテンションを変化させている。これにより、ロール紙の巻き径の変化に起因するロール紙のバックテンションの変化を抑制し、ロール紙における印画の見当精度を向上させている。
ところが、このテンション付与装置の構造は、部品点数が多くてコスト高になるという問題がある他、駆動用のモータに加わる負荷が摩擦トルク板によって変化してしまい、一定ではないために制御が複雑になってしまうという問題もある。
本発明は、モータに加わる負荷を一定にでき、低コストで張力制御できる機能を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、駆動軸を回転駆動させる駆動手段と、前記駆動軸の回転駆動力をロール状に巻かれた被搬送物の回転軸の回転駆動に伝達させる駆動伝達手段と、を備え、前記駆動伝達手段は、前記駆動軸と前記回転軸との間に具備された可変減速機構及びトルクリミッタから成る張力付与機構と、前記駆動軸からの駆動を前記可変減速機構に伝達する途中に配置され前記トルクリミッタを備える中間軸と、前記中間軸の回転方向及び回転量を検出する第一検出手段と、前記回転軸の回転方向及び回転量を検出する第二検出手段と、前記第一検出手段の検出結果及び前記第二検出手段の検出結果から算出される回転量差分値に基づいて、前記駆動軸の駆動を前記回転軸へと伝達する減速比に応じて前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記可変減速機構は、前記中間軸から前記駆動軸の駆動が伝達される入力軸と、前記入力軸からの前記駆動を前記回転軸に伝達する出力軸と、前記入力軸の前記出力軸に対向する側の端部に取り付けられた入力側円錐ローラと、前記出力軸の前記入力軸に対向する側の端部に取り付けられた出力側円錐ローラと、前記入力側円錐ローラ及び前記出力側円錐ローラの側面に、球面が接触するように配置された半球形ローラと、前記半球形ローラの球面を前記入力側円錐ローラ及び前記出力側円錐ローラの側面へと加圧する加圧部材と、を有し、半球形ローラは、前記入力軸及び前記出力軸に対し垂直な軸の方向に延在する保持部材に保持されて配置された垂直軸であって前記球面の中心を通る軸を中心に対して回転可能であり、かつ、前記垂直軸に対して垂直方向に延在するように前記保持部材内で結合された水平軸であって、前記球面の中心を通る軸に対して揺動可能である、ことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成により、モータに加わる負荷を一定にでき、低コストで張力制御できるようになる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に係る被搬送物用張力制御装置が適用される画像形成装置の一例の概略構成を斜め上方向から一部透視して示す図である。 図1に示す画像形成装置を側面方向から示す模式図である。 図1に示す画像形成装置に備えられる画像形成部の要部を一部透視して示す平面図である。 図1に示す画像形成装置に備えられる給紙装置の外観構成を斜め上方向から示す図である。 図4に示す給紙装置の張力制御装置となる給紙駆動部の細部構成を示す図である。 図5に示す給紙駆動部に備えられる可変減速機構の一例を示した概略図であり、(a)は正面方向からの減速変化無し状態の図、(b)は正面方向からの減速変化有り状態の図である。 図5に示す給紙駆動部に備えられる可変減速機構の他例を一部破断して要部を拡大して示した断面図である。 図6又は図7に示す可変減速機構の半球形ローラに対する揺動駆動機構を示した概略図であり、(a)はその側面方向からの図、(b)はその正面方向からの図である。
以下、本発明の被搬送物用張力制御装置、被搬送物搬送装置、液体吐出装置、及び画像形成装置について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る被搬送物用張力制御装置が適用される画像形成装置の一例の概略構成を斜め上方向から一部透視して示す図である。図2は、この画像形成装置を側面方向から示す模式図である。図3は、この画像形成装置に備えられる画像形成部の要部を一部透視して示す平面図である。
図1を参照すれば、この画像形成装置は、装置本体101と、装置本体101の下側に配置されたロール状に巻かれた被搬送物を媒体として供給する媒体供給装置と、装置本体101の下側に配置された媒体を巻き取る媒体巻取装置と、を備える。被搬送物は、ロール状に巻くことが可能なシート、例えば用紙、コート紙、厚紙、OHP、プラスチックフイルム、プリプレグ、銀箔等を示すが、以下はロール紙を例にして説明する。この場合、媒体供給装置は中空軸部115に用紙が巻かれたロール体112を持つ給紙装置102であり、媒体巻取装置は用紙を巻き取る中空軸部115を持つ巻取装置103である。これらの給紙装置102及び巻取装置103は、装置本体101と別体でなく一体的に構成しても良い。
給紙装置102は、ロール紙120を装置本体101の内部に供給する。装置本体101の内部には、図1中の矢印のB方向で示される搬送方向に供給されたロール紙120に画像形成する画像形成部104が配置されている。巻取装置103は画像形成されたロール紙120を巻き取る。画像形成部104は、両側板にガイド部材であるガイドロッド1及びガイドステー2が掛け渡され、これらのガイドロッド1及びガイドステー2にキャリッジ5が図1中の矢印のA方向で示される主走査方向へ移動可能に支持される。
主走査方向の一方側にはキャリッジ5を往復移動させる駆動源である主走査モータ8が配置されている。この主走査モータ8によって回転駆動される駆動プーリ9と主走査方向の他方側に配置された従動プーリ10との間にタイミングベルト11が掛け回されている。このタイミングベルト11にキャリッジ5のベルト保持部が固定され、主走査モータ8を駆動することによってキャリッジ5を主走査方向に往復移動させる。
キャリッジ5には、液体吐出ヘッド及びヘッドに液体を供給するヘッドタンクを一体にした複数(ここでは4個)の記録ヘッド6a~6dが搭載されている。ここで、記録ヘッド6aと記録ヘッド6b~6dとは、主走査方向と直交する副走査方向に1ヘッド分(1ノズル列分)位置をずらして配置されている。また、記録ヘッド6a~6dは、液滴を吐出する複数のノズルからなるノズル列を副走査方向に配列し、滴吐出方向を下方に向けて搭載している。
また、記録ヘッド6a~6dは何れも2列のノズル列を有している。そして、記録ヘッド6a、6bについては、何れのノズル列からも同色である黒色の液滴を吐出する。記録ヘッド6cは、一方のノズル列からシアンの液滴を吐出し、他方のノズル列は未使用ノズル列としている。また、記録ヘッド6dは、一方のノズル列からイエローの液滴を、他方のノズル列からマゼンタの液滴を吐出する。
これにより、モノクロ画像については記録ヘッド6a、6bを使用して1スキャンの主走査方向で2ヘッド分の幅の画像形成を行うことができ、カラー画像については例えば記録ヘッド6b~6dを使用して画像形成を行うことができる。尚、ヘッド構成はこれに限定されるものではなく、複数の記録ヘッドを主走査方向に全て並べて配置する構成でも良い。
また、キャリッジ5の移動方向に沿ってエンコーダシート12が配置され、キャリッジ5にはエンコーダシート12を読み取るエンコーダセンサ13が設けられている。これらのエンコーダシート12及びエンコーダセンサ13によってリニアエンコーダ14を構成し、リニアエンコーダ14の出力からキャリッジ5の位置及び速度を検出する。
キャリッジ5の主走査領域のうち、記録領域では、給紙装置102からロール紙120が給送される。その後、搬送手段21によってキャリッジ5の主走査方向と直交する副走査方向(紙搬送方向)に間欠的にロール紙120が搬送される。記録ヘッド6a~6dのヘッドタンクには、装置本体101に対して交換可能に装着されるメインタンクであるインクカートリッジ60から供給チューブを介して各色インクが供給される。また、キャリッジ5の主走査方向の一方側には、搬送ガイド部材25の側方に記録ヘッド6a~6dの維持回復を行う維持回復機構80が配置されている。
図2に示される搬送手段21は、給紙装置102から給紙されるロール紙120を搬送する搬送ローラ23とこれに対向して配置された加圧ローラ24とを有する。そして、搬送ローラ23の下流側に複数の吸引穴が形成された搬送ガイド部材25と、搬送ガイド部材25の吸引穴から吸引を行う吸引手段としての吸引ファン26と、が備えられる。また、搬送手段21の下流側には、記録ヘッド6a~6dで画像形成されたロール紙120を所定の長さで切断する切断手段としてのカッタ27が配置されている。
給紙装置102のロール体112は、芯部材である紙管等の中空軸部115に長尺なシート状のロール紙120を巻き付けたものである。ここでのロール体112は、ロール紙120の終端を糊付け等の接着で中空軸部115に固定したもの、又はロール紙120の終端を中空軸部115に接着していない非固定のものについて何れも装着可能である。
図2に示されるように、装置本体101側には、給紙装置102のロール体112から引き出されるロール紙120をガイドするガイド部材130と搬送ガイド部材25の下流で吸引後のロール紙120をガイドする排紙ガイド部材131とが配置されている。巻取装置103は、芯部材である紙管等の中空軸部114を有している。ロール紙120の先端は中空軸部114にテープ等で接着されている。
このような構成の画像形成装置は、画像形成時にキャリッジ5を主走査方向に移動し、給紙装置102のロール体112から引き出されてガイド部材130に沿って案内されるロール紙120を搬送手段21によって間欠的に搬送する。そして、記録ヘッド6a~6dを画像情報(印字情報)に応じて駆動して液滴を吐出させることにより、ロール紙120上に所要の画像が形成される。この画像形成されたロール紙120は、排紙ガイド部材131に案内され、巻取装置103内の中空軸部114に巻きとられる。搬送ローラ23上のロール紙120は給紙装置102側、巻取装置103側のそれぞれから張力が付与されながら搬送される。このときのそれぞれの張力が搬送精度に影響を与える。
因みに、給紙装置102は、ロール紙120以外の被搬送物を供給することが可能であって、張力制御装置が配備されるが、こうした場合、被搬送物用張力制御装置と呼ぶことができる。巻取装置103についても、同様に張力制御装置を配備することが可能である。また、給紙装置102と巻取装置103との少なくとも一方に張力制御装置が配備された構成は、被搬送物搬送装置と呼ばれても良い。
ここではロール体112を保持する給紙装置102を備える画像形成装置について説明したが、装置の形態はこれに限定されない。ロール体112を保持する給紙装置102を備えた液体吐出装置であっても良い。液体吐出装置は、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出させる装置である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この液体吐出装置は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置等も含むことができる。液体吐出装置としては、例えば、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置や、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。また、液体吐出装置は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
液体が付着可能なものとは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するもの等を意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布等の被記録媒体、電子基板、圧電素子等の電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セル等の媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上述した液体が付着可能なものの材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス、壁紙や床材等の建材、衣料用のテキスタイル等の液体が一時的でも付着可能であれば良い。液体は、インク、処理液、DNA試料、レジスト、パターン材料、結着剤、造形液、又は、アミノ酸、たんぱく質、カルシウムを含む溶液及び分散液等も含まれる。
また、液体吐出装置は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置等が含まれる。
更に、液体吐出装置としては、他にも用紙の表面を改質する等の目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置がある。また、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置等もある。
上述した液体吐出ユニットとは、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体である。例えば、液体吐出ユニットは、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたもの等が含まれる。ここで、一体化とは、例えば液体吐出ヘッド、機能部品、機構が締結、接着、係合等で互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッド、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが一体化されているものがある。また、チューブ等で互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジとが一体化されているものがある。
更に、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に移動可能に保持させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構とが一体化されているものがある。また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構が一体化されているものがある。因みに、主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。
加えて、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに維持回復機構の一部であるキャップ部材を固定させ、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持回復機構とが一体化されているものがある。その他、液体吐出ユニットとして、ヘッドタンク若しくは流路部品が取付けられた液体吐出ヘッドにチューブが接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構とが一体化されているものがある。因みに、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
また、液体吐出ヘッドは、使用する圧力発生手段が限定されるものではない。例えば圧電アクチュエータ(積層型圧電素子)を使用するものでも良い。それ以外にも、発熱抵抗体等の電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極とから成る静電アクチュエータ等を使用するものでも良い。尚、明細書中の用語における画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等は何れも同義語とする。
図4は、上述した画像形成装置に備えられる給紙装置102の外観構成を斜め上方向から示す図である。この給紙装置102は、スタンド本体15に第1ガイド16、第2ガイド17が互いに平行でロール体112の長手方向に延在して設けられている。このロール体112の長手方向は矢印のA方向で示される。第1ガイド16、第2ガイド17には、第1保持ユニット18、第2保持ユニット19が互いに対向し、且つそれぞれ矢印のA方向に移動可能に支持されている。第1保持ユニット18、第2保持ユニット19は、それぞれロール体保持装置30を備える。
第1保持ユニット18、第2保持ユニット19は、第1ガイド16を主基準、第2ガイド17を従基準とし、それぞれのロール体保持装置30が第1ガイド16の真上に配置されている。第1保持ユニット18は駆動部を有し、ロール体保持装置30を回転運動させる。これに対し、第2保持ユニット19は駆動部を有していない。第1保持ユニット18、第2保持ユニット19は、それぞれのロール体保持装置30をロール体112の中空軸部115に嵌め込むことでロール体112を保持する。
本実施形態では、被搬送物をロール紙120とするが、搬送時に給紙装置102側、巻取装置103側のそれぞれから張力が付与され、そのときの張力が搬送精度に影響を与える点は上述した通りである。特に給紙装置102側でのロール紙120への張力制御は重要であるが、そのときに駆動手段のモータに加わる負荷を安定化させることが困難視されている。そこで、本発明ではモータに加わる負荷を一定にし、低コストで張力制御できるようにすることを目的とする。以下は、給紙装置102に張力制御装置が備えられた場合を説明する。
図5は、上述した給紙装置102の張力制御装置となる給紙駆動部40の細部構成を示す図である。この給紙駆動部40は、駆動軸を回転駆動させる駆動手段としてのモータ44と、モータ44の駆動軸の回転駆動力をロール体112の中空軸部115の回転駆動に伝達させる支持板41、42間に設けられた駆動伝達手段と、を備えることを基本とする。駆動伝達手段は、モータ44の駆動軸とロール体112の中空軸部115に回転駆動力を伝達させる軸受116aにより支持された回転軸116との間に具備された張力付与機構を有する。
この張力付与機構は、モータ44の駆動軸のギアG1から自体のギアG2を通して回転駆動力が伝達される他の軸受119aにより支持された回転軸119に取り付けられたトルクリミッタ43を有する。また、この張力付与機構は、軸受118cにより支持された入力軸118a及び出力軸118bを持つ可変減速機構118を有する。このような構成の張力付与機構では、可変減速機構118が回転軸116とトルクリミッタ43との間の減速比を変化させてロール体112のロール紙120に張力を付与する。その他、駆動伝達手段は、トルクリミッタ43の周囲に設けられたギアG3と、可変減速機構118における入力軸118aに設けられたギアG4と、出力軸118bに設けられたギアG5と、回転軸116に設けられたギアG6と、を有する。
給紙駆動部40は、回転軸119に取り付けられて回転軸119における回転方向と回転量とを検出する第1の検出手段となるロータリエンコーダを成すエンコーダE1及びその近傍に設置されるエンコーダセンサES1を有する。また、給紙駆動部40は、回転軸116に取り付けられて回転軸116における回転方向と回転量とを検出する第2の検出手段となるロータリエンコーダを成すエンコーダE2及びその近傍に設置されるエンコーダセンサES2を有する。
更に、給紙駆動部40は、各ロータリエンコーダの検出結果に応じてモータ44を制御することで張力付与機構を介してロール体112のロール紙120へ張力を付与する制御手段である制御部50を備える。この制御部50は、各ロータリエンコーダの検出結果における回転量差分値で張力付与機構における減速比を判断した結果をモータ44の制御に反映させる。加えて、給紙駆動部40は、ロール体112の中空軸部115上に配置されたフランジ117を含み、フランジ117によってロール体112が保持される。このフランジ117は、上述したロール体保持装置30に相当するものである。
以下は、給紙駆動部40の細部機能を説明する。モータ44は、ロール体112を回転させるための駆動源であり、支持板41、42の何れかに固定されている。モータ44の駆動軸が回転駆動したとき、ギアG1から回転軸119のギアG2に伝達されると、回転軸119もギアG2と連れ回って回転が伝達される。回転軸119にはトルクリミッタ43とギアG3とが取り付けられているため、トルクリミッタ43のスリップトルク以上のトルクを付加するとギアG3と回転軸119とが相対的に回転する。このとき、エンコーダE1が回転し、その回転をエンコーダセンサES1が検出する。エンコーダセンサES1による検出結果が制御部50に送られるため、制御部50は張力付与機構の減速比を考慮した上でモータ44の駆動を制御することができる。回転軸119は、支持板41、42のそれぞれに取り付けられた軸受116aによって支持されている。
可変減速機構118は、モータ44側の駆動を伝達するための入力軸118aとロール体112側へ駆動を伝達するための出力軸118bとを有している。入力軸118aには、ギアG4が入力軸118aに対して相対的に回転不可となるように取り付けられており、ギアG3からギアG4を通して入力軸118aへと駆動伝達されるようになっている。出力軸118bには、ギアG5が出力軸118bに対して相対的に回転不可となるように取り付けられており、出力軸118bの回転がギアG5へ伝達されるようになっている。入力軸118a、出力軸118bは、それぞれ支持板41、42に取り付けられた軸受118cによって支持されている。
回転軸116には、ギアG6が回転軸116に対して相対的に回転不可となるように取り付けられており、ギアG5からギアG6を通して回転軸116へと駆動伝達されるようになっている。このとき、エンコーダE2が回転し、その回転をエンコーダセンサES2が検出する。エンコーダセンサES2による検出結果も制御部50に送られるため、制御部50はロール体112の中空軸部115の回転量(回転数)を判断してモータ44の駆動を制御することができる。回転軸116は、支持板41、42のそれぞれに取り付けられた軸受116aによって支持されている。
制御部50では、各ロータリエンコーダによる可変減速機構118の入力側、出力側のそれぞれの回転数の検出結果を比較することで張力付与機構における減速比を判断した結果をモータ44の制御に反映させることができる。この結果、モータ44に加わる負荷を一定にでき、低コストで張力制御できる機能が得られる。尚、この給紙駆動部40では、駆動伝達手段にギアG1~G6を用いた場合を説明したが、これに限定されない。例えばプーリとベルトとを代用させることができる。
図6は、上述した可変減速機構118の一例を示した概略図であり、同図(a)は正面方向からの減速変化無し状態の図、同図(b)は正面方向からの減速変化有り状態の図である。
図6(a)を参照すれば、この可変減速機構118‐1は、入力側円錐ローラ72a、出力側円錐ローラ72b、半球形ローラ72、第1の軸74及び第2の軸75を結合して保持した保持部材73を組み合わせて構成される。このうち、入力側円錐ローラ72aは入力軸118aの端部に取り付けられ、出力側円錐ローラ72bは出力軸118bの端部に取り付けられる。入力側円錐ローラ72aと出力側円錐ローラ72bとは、同軸上に円の径が小さい側を対向するように配置される。
半球形ローラ72は、その球面の中心を通り、入力軸118a及び出力軸118bに垂直な軸方向に延在するように保持部材73により保持されて配置された第1の軸74を中心に回転可能に取り付けられる。また、半球形ローラ72は、球面の中心を通り、第1の軸74に対して垂直方向に延在するように保持部材73内で結合された第2の軸75に対して揺動可能に取り付けられる。更に、半球形ローラ72は、入力側円錐ローラ71aと出力側円錐ローラ71bとのそれぞれの側面に接触するように配置される。
この可変減速機構118‐1では、入力軸118aの回転が入力側円錐ローラ71aから半球形ローラ72を加圧する保持部材73に保持された第1の軸74の中心の回転へ伝達される。この後、第1の軸74の中心の回転から保持部材73に保持された第2の軸75を中心に揺動される半球形ローラ72から出力側円錐ローラ71bを通して出力軸118bを回転させるように部材間の摩擦力で伝達される。
即ち、ここでの保持部材73とこれに保持された第1の軸74及び第2の軸75とはそれらの自重により半球形ローラ72を入力側円錐ローラ71a及び出力側円錐ローラ71bの側面へ加圧する加圧部材として機能する。図6(a)では、このような伝達により第1の軸74の中心から入力側円錐ローラ71aの接触点距離と第1の軸74の中心から出力側円錐ローラ71bの接触点距離との差が無く、減速変化無し状態となっている様子を示している。
これに対し、図6(b)では、上述した伝達が生じて減速変化が有り状態となった様子を示している。この場合、半球形ローラ72が第2の軸75を中心に揺動したとき、入力側円錐ローラ71a、出力側円錐ローラ71bに対するそれぞれの接触点が変化し、第1の軸74の中心から接触点までの距離について、入力側と出力側とで大きな差が発生する。これが図6(b)中に示される第1の軸74の中心から入力側円錐ローラ71aの接触点距離X1と第1の軸74の中心から出力側円錐ローラ71bの接触点距離X2との差が生じ、減速変化が有り状態となった様子を示している。
このような接触点距離X1、X2の差によって、入力側から出力側へと伝達する回転数やトルクを変化させ、減速比を無段階で可変することができる。これにより、モータ44に加わる負荷を精度良く制御して一定にすることができる。
図7は、可変減速機構118の他例を一部破断して要部(半球形ローラ72周辺)を拡大して示した断面図である。この可変減速機構118‐2は、先の可変減速機構118‐1と比べ、第1の軸74の周囲に配設され、一端を半球形ローラ72、他端を保持部材73に接触させ、第1の軸74によって保持されるばね等の弾性部材76を持たせた点が相違している。また、ここでの半球形ローラ72は、第1の軸74に対して軸方向にスライド可能に支持される。
この可変減速機構118‐2によれば、半球形ローラ72が弾性部材76によって第1の軸74の軸方向で矢印により示される半球形ローラ72の球中心に向かう方向に付勢される。この付勢により、半球形ローラ72と入力側円錐ローラ71a及び出力側円錐ローラ71bとの加圧力が上がり、摩擦力が上がることで駆動を安定して伝達することができる。これにより、ここでもモータ44に加わる負荷を一層精度良く制御して一定にすることができる。尚、弾性部材76は、半球形ローラ72を入力側円錐ローラ71a及び出力側円錐ローラ71bの側面へ加圧するため、加圧部材に含まれるとみなせる。
図8は、上述した可変減速機構118‐1、118‐2の半球形ローラ72に対する揺動駆動機構を示した概略図であり、同図(a)はその側面方向からの図、同図(b)はその正面方向からの図である。
図8(a)及び図8(b)を参照すれば、半球形ローラ72に対する揺動駆動機構は、ウォームホイール77、ウォームギア78、ウォームギア軸79を有して構成される。このうち、ウォームギア軸79は支持板41、42によって両端を支持されている。ウォームギア軸79の一端にはトルクリミッタ43′が設けられており、トルクリミッタ43′の外輪を支持板41に固定してスリップトルクによるブレーキとする。
第2の軸75の一端にはウォームホイール77が取り付けられている。ウォームホイール77はウォームギア78と駆動が繋がるように配置されている。保持部材73には、第2の軸75の回転により第1の軸74に取り付けられた半球形ローラ72が揺動可能になるように第1の軸74及び第2の軸75が取り付けられている。ウォームギア78とウォームホイール77とによる高減速比のため、半球形ローラ72の揺動をセルフロックできるようになる。
このような仕組みにより、可変減速機構118‐1、118‐2は、トルクが所定値以上加わると回転するトルクブレーキと、第2の軸75から延在してトルクブレーキまで連結された駆動列部材と、を有するとみなせる。そして、駆動列部材が高減速比で第2の軸75を中心とする回転をロックする。この揺動駆動機構については、張力制御を精度良く行わせるための補助的役割を担う。
尚、本発明は上述した実施例に限定されず、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施例は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能であるが、これらは添付した特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 ガイドロッド
2 ガイドステー
5 キャリッジ
6a~6d 記録ヘッド
8 主走査モータ
9 駆動プーリ
10 従動プーリ
11 タイミングベルト
12 エンコーダシート
13 エンコーダセンサ
14 リニアエンコーダ
15 スタンド本体
16 第1ガイド
17 第2ガイド
18 第1保持ユニット
19 第2保持ユニット
21 搬送手段
23 搬送ローラ
24 加圧ローラ
25 搬送ガイド部材
26 吸引ファン
27 カッタ
30 ロール体保持装置
40 給紙駆動部
41、42 支持板
43、43′ トルクリミッタ
44 モータ
50 制御部
60 インクカートリッジ
71a 入力側円錐ローラ
71b 出力側円錐ローラ
72 半球形ローラ
73 保持ローラ
74 第1の軸
75 第2の軸
76 弾性部材
77 ウォームホイール
78 ウォームギア
79 ウォームギア軸
80 維持回復機構
101 装置本体
102 給紙装置
103 巻取装置
104 画像形成部
112 ロール体
114、115 中空軸部
116、119 回転軸
116a、118c、119a 軸受
118、118‐1、118‐2 可変減速機構
118a 入力軸
118b 出力軸
120 ロール紙
131 排紙ガイド部材
E1、E2 エンコーダ
ES1、ES2 エンコーダセンサ
特許3831766号公報

Claims (6)

  1. 駆動軸を回転駆動させる駆動手段と、
    前記駆動軸の回転駆動力をロール状に巻かれた被搬送物の回転軸の回転駆動に伝達させる駆動伝達手段と、
    を備え、
    前記駆動伝達手段は、
    前記駆動軸と前記回転軸との間に具備された可変減速機構及びトルクリミッタから成る張力付与機構と、
    前記駆動軸からの駆動を前記可変減速機構に伝達する途中に配置され前記トルクリミッタを備える中間軸と、
    前記中間軸の回転方向及び回転量を検出する第一検出手段と、
    前記回転軸の回転方向及び回転量を検出する第二検出手段と、
    前記第一検出手段の検出結果及び前記第二検出手段の検出結果から算出される回転量差分値に基づいて、前記駆動軸の駆動を前記回転軸へと伝達する減速比に応じて前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、
    前記可変減速機構は、
    前記中間軸から前記駆動軸の駆動が伝達される入力軸と、
    前記入力軸からの前記駆動を前記回転軸に伝達する出力軸と、
    前記入力軸の前記出力軸に対向する側の端部に取り付けられた入力側円錐ローラと、
    前記出力軸の前記入力軸に対向する側の端部に取り付けられた出力側円錐ローラと、
    前記入力側円錐ローラ及び前記出力側円錐ローラの側面に、球面が接触するように配置された半球形ローラと、
    前記半球形ローラの球面を前記入力側円錐ローラ及び前記出力側円錐ローラの側面へと加圧する加圧部材と、
    を有し、
    半球形ローラは、前記入力軸及び前記出力軸に対し垂直な軸の方向に延在する保持部材に保持されて配置された垂直軸であって前記球面の中心を通る軸を中心に対して回転可能であり、かつ、前記垂直軸に対して垂直方向に延在するように前記保持部材内で結合された水平軸であって、前記球面の中心を通る軸に対して揺動可能である、
    ことを特徴とする被搬送物用張力制御装置。
  2. 請求項1に記載の被搬送物用張力制御装置であって、
    前記加圧部材は、前記半球形ローラの球面を前記入力側円錐ローラ及び前記出力側円錐ローラの側面へと付勢する弾性部材を有することを特徴とする被搬送物用張力制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の被搬送物用張力制御装置であって、
    前記可変減速機構は、トルクが所定値以上加わると回転するトルクブレーキと、前記水平軸から延在して前記トルクブレーキまで連結された駆動列部材と、を有し、
    前記駆動列部材は、高減速比で前記水平軸を中心とする回転をロックすることを特徴とする被搬送物用張力制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の被搬送物用張力制御装置を、前記被搬送物を搬送する搬送部材よりも搬送方向の下流側の位置で当該被搬送物を媒体として巻取る媒体巻取装置と、前記搬送部材よりも搬送方向の上流側の位置で前記被搬送物を媒体として供給する媒体供給装置と、の少なくとも一方に備えたことを特徴とする被搬送物搬送装置。
  5. 請求項4に記載の被搬送物搬送装置における前記搬送部材よりも搬送方向の下流側であって、前記媒体巻取装置よりも搬送方向の上流側に配備されて前記被搬送物に液体を吐出して画像形成することを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項に記載の被搬送物搬送装置に、請求項に記載の液体吐出装置を配備して構成されることを特徴とする画像形成装置。
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