JP7087291B2 - 壁紙、及び壁紙が施工された部屋 - Google Patents

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Description

本発明は、主に室内の壁面に施工される壁紙に関し、特に、面内の反射率が均一ではない壁紙に関する。
従来、部屋を明るく感じさせるために、高反射壁紙や高拡散壁紙を壁面に施工する方法が知られている(例えば、特許文献1および2)。
しかしながら、これら従来の高反射壁紙および高拡散壁紙は、面内の反射率が概ね均一であり、外光や照明の光の分布を意識した設計ではなく、特別な視覚効果を有するものでもない。そのため、従来の高反射壁紙および高拡散壁紙は、明るく感じさせるという効果は不十分であったことに加えて、壁全体が白色化する方向性となるため、白すぎて落ち着かない空間であると感じさせやすかった。
特開2014-210992号公報 特開2016-102273号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、部屋をより明るく感じさせながら、さらに開放感や落ち着きも与える壁紙を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、壁紙の反射率を特定方向に向かって増加させることにより、前記課題を解決しうることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明の要旨は下記のとおりである。
1.反射率が特定方向に向かって増加している、壁紙。
2.前記反射率は前記特定方向に沿って連続的に増加している、項1に記載の壁紙。
3.前記反射率は前記特定方向に沿って段階的に増加している、項1に記載の壁紙。
4.部屋の壁面に、該部屋の光源に近い部分ほど前記反射率が高くなるように施工された、項1~3のいずれかに記載の壁紙。
5.部屋の壁面に、該部屋の光源から遠い部分ほど前記反射率が高くなるように施工された、項1~3のいずれかに記載の壁紙。
6.前記光源は前記部屋の窓である、項4または5に記載の壁紙。
7.前記光源は前記部屋の照明装置である、項4または5に記載の壁紙。
8.壁紙が施工された部屋であって、
前記壁紙は、反射率が特定方向に向かって増加している、部屋。
9.前記壁紙が壁面に、光源に近い部分ほど前記反射率が高くなるように施工された、項8に記載の部屋。
10.前記壁紙が壁面に、光源から遠い部分ほど前記反射率が高くなるように施工された、項8に記載の部屋。
本発明によれば、部屋に開放感や落ち着きを与える壁紙を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る壁紙の平面図である。 本発明の一実施形態に係る他の壁紙の平面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の実施例1に係る部屋の概略構成を示す斜視図及び側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の実施例1に係る他の部屋の概略構成を示す斜視図及び側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の実施例2に係る部屋の概略構成を示す斜視図及び側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の実施例2に係る他の部屋の概略構成を示す斜視図及び側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の実施例3に係る部屋の概略構成を示す斜視図及び側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の実施例4に係る部屋の概略構成を示す斜視図及び側面図である。 本発明の変形例に係る壁紙の平面図である。 (a)及び(b)は、本発明の他の変形例に係る壁紙の平面図であり、(c)は、それらの壁紙を組み合わせた集合体の平面図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1および図2はそれぞれ、本実施形態に係る壁紙10および壁紙20の平面図である。これらの壁紙10および壁紙20は、平面視の形状がいずれも矩形(長方形)であり、反射率が特定方向に向かって増加するように印刷されている。
壁紙10は、流れ方向に向かって反射率が連続的に増加している。具体的には、図1に示すように、壁紙10の対向する2つの短辺のうち一方の短辺10aから他方の短辺10bへの方向に向かって反射率が増加している。
一方、壁紙20は、幅方向に向かって反射率が連続的に増加している。具体的には、図2に示すように、壁紙20の対向する2つの長辺のうち一方の長辺20aから他方の長辺20bへの方向に向かって反射率が増加している。
なお、本明細書における反射率は、コニカミノルタ社CM-3700d分光測色計を用いて、反射モード・D65光源・2°視野・SCI方式(鏡面反射光+拡散反射光)またはSCE方式(拡散反射光のみ)により測定された視感反射率Y値である。
なお、壁紙10及び20の色彩は特に限定されない。
本実施形態では、壁紙10および壁紙20は、例えば、基材上に可視光反射性の材料を印刷(塗布)することにより製造することができる。あるいは、基材上に発泡剤含有樹脂層を積層し、さらに発泡剤含有樹脂層上に可視光反射性の材料を印刷し、その後、発泡剤含有樹脂層を加熱発泡させることにより、壁紙10および壁紙20を製造してもよい。壁紙10では、可視光反射性の材料が短辺10aから短辺10bへの方向に向かって濃度が増加するように印刷されている。壁紙20では、可視光反射性の材料が長辺20aから長辺20bへの方向に向かって濃度が増加するように印刷されている。これにより、壁紙の面内の反射率を連続的に変化させることができる。
可視光反射性の材料は、基材に印刷可能な材料であれば特に限定されないが、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、鉛白、リトポン、硫酸バリウム等の白色顔料、雲母チタン粉等のパール顔料等が挙げられる。
基材の材質は、壁紙基材として適した機械強度、耐熱性等を有する限り特に限定されず、繊維質シートが一般に使用できる。具体的には、繊維質シートの中でも、難燃紙(パルプ主体のシートをスルファミン酸グアニジン、リン酸グアジニン等の難燃剤で処理したもの);水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機添加剤を含む無機質紙;上質紙;薄用紙などが挙げられる。
あるいは、壁紙10および壁紙20は、可視光吸収性の材料を特定方向に濃度が減少するように印刷することによっても製造することができる。
可視光吸収性の材料は、基材に印刷可能な材料であれば特に限定されないが、例えばダイレクトエロー26、パーマネントカルミンFB、フタロシアニンブルー等の有機顔料、黄色酸化鉄、べんがら、紺青、カーボンブラック等の無機顔料等の白以外の顔料、インディゴ等の白以外の染料等が挙げられる。
あるいは、壁紙10および壁紙20は、表面の凹凸形状を特定方向に反射率が増加するように変化させることによっても製造することができる。なお、本形態における反射率は主に拡散反射率(SCE方式のY値)で測定される。
表面の凹凸形状の賦型方法は特に限定されないが、例えば公知の技術であるエンボス加工により賦型できる。具体的には、基材上に塩化ビニル樹脂やオレフィン系樹脂等の樹脂層を設け、その樹脂層の表面を加熱軟化後、エンボス版を押圧することにより、所望のエンボス模様を賦型できる。エンボス模様としては、例えば木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチャー、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
本実施形態に係る壁紙は、部屋の壁面に、該部屋の光源に近い部分ほど前記反射率が高くなるよう、または低くなるように施工される。これにより、壁紙に反射した光の強度分布が実際に壁紙に入射した光の強度分布と異なるため、人間は、光源の光が実際よりも強く感じたり、より遠くまで届いているように感じる。よって、人間に、部屋を広く感じる、部屋を明るく感じるといった視覚的効果を生じさせ、部屋に開放感を与えることができる。
例えば、光源が部屋の窓である場合(すなわち、太陽光を通過させる窓が部屋の光源となる場合)、例えば窓面と平行でない側壁面及び/又は天井面に、窓に近い部分ほど反射率が高くなるように壁紙を施工してもよいし、あるいは、窓から遠い部分ほど反射率が高くなるように壁紙を施工してもよい。また、光源が部屋の照明装置である場合も、例えば側壁面に、照明装置に近い部分ほど反射率が高くなるように壁紙を施工してもよいし、あるいは、照明装置から遠い部分ほど反射率が高くなるように壁紙を施工してもよい。壁紙の施工態様および視覚的効果の具体例については、後述の実施例において説明する。
以下に実施例を示して本発明をより詳しく説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1
図3(a)及び(b)はそれぞれ、実施例1に係る部屋101の概略構成を示す斜視図及び側面図である。図3(a)では、部屋101の内面のうち、床面40a、窓側内壁面40b及び側壁面40cが示されており、図3(b)では、部屋101の内面のうち、床面40a、窓側内壁面40b、側壁面40c、天井面40d及び内部側内壁面40eが示されている。側壁面40cは窓50に垂直な面である。部屋101では、壁紙10が側壁面40cに、部屋101の光源である窓50に近い部分ほど反射率が高くなるように施工されている。より具体的には、垂直方向に隣接して配列された3つの壁紙10が、短辺10bが窓側に位置し、短辺10aが窓側とは反対の建物内部側に位置し、流れ方向が水平となるように施工されている。
図4(a)及び(b)はそれぞれ、実施例1に係る他の部屋102の概略構成を示す斜視図及び側面図である。部屋102では、壁紙20が側壁面40cに、部屋102の光源である窓50に近い部分ほど反射率が高くなるように施工されている。より具体的には、水平方向に隣接して配列された4つの壁紙20が、長辺20bが窓側に位置し、長辺20aが窓側とは反対の建物内部側に位置し、幅方向が水平となるように施工されている。4つの壁紙20の反射率は互いに異なっており、例えば、最も窓50に近い壁紙20は、反射率が70~90%であり、2番目に窓50に近い壁紙20は、反射率が50~70%であり、3番目に窓50に近い壁紙20は、反射率が30~50%であり、最も窓50から遠い壁紙20は、反射率が10~30%である。これにより、4つの壁紙20は全体として窓50に近い部分ほど反射率が高くなる。
このように、部屋101及び102では、窓50に近い部分ほど反射率が高くなるように壁紙が施工されているため、窓50から強い光が入っているという印象を与える。そのため、人間は部屋101及び102を実際よりも日当たりの良い明るい部屋と感じる。また、左右のコントラスト差によって奥行きのある印象を与えることから、部屋を広く感じ、部屋に開放感を与えることができる。
なお、実施例1では、天井面40dにも壁紙を施工していたが、天井面40dへの壁紙の施工を省略してもよい。
実施例2
図5(a)及び(b)はそれぞれ、実施例2に係る部屋103の概略構成を示す斜視図及び側面図である。部屋103では、壁紙10が側壁面40cに、部屋103の光源である窓50から遠い部分ほど反射率が高くなるように施工されている。より具体的には、垂直方向に隣接して配列された3つの壁紙10が、短辺10aが窓側に位置し、短辺10bが窓側とは反対の建物内部側に位置し、流れ方向が水平となるように施工されている。
図6(a)及び(b)はそれぞれ、実施例2に係る他の部屋104の概略構成を示す斜視図及び側面図である。部屋104では、壁紙20が側壁面40cに、部屋104の光源である窓50から遠い部分ほど反射率が高くなるように施工されている。より具体的には、水平方向に隣接して配列された4つの壁紙20が、長辺20aが窓側に位置し、長辺20bが窓側とは反対の建物内部側に位置し、幅方向が水平となるように施工されている。4つの壁紙20の反射率は互いに異なっており、例えば、最も窓50に近い壁紙20は、反射率が20~35%であり、2番目に窓50に近い壁紙20は、反射率が35~50%であり、3番目に窓50に近い壁紙20は、反射率が50~65%であり、最も窓50から遠い壁紙20は、反射率が65~80%である。これにより、4つの壁紙20は全体として窓50から遠い部分ほど反射率が高くなる。
このように、部屋103及び104では、窓50から遠い部分ほど反射率が高くなるように壁紙が施工されているため、窓50からの光が建物内部側まで届いているという印象を与える。そのため、人間は部屋103及び104を実際よりも日当たりの良い明るい部屋と感じる。また、左右のコントラスト差によって奥行きのある印象を与えることから、部屋を広く感じ、部屋に開放感を与えることができる。なお、実施例2においても、天井面40dへの壁紙の施工を省略してもよい。
実施例3
図7(a)及び(b)はそれぞれ、実施例3に係る部屋105の概略構成を示す斜視図及び側面図である。部屋105では、壁紙10が窓側内壁面40b、側壁面40c及び内部側内壁面40eに、部屋105の天井面40dに設置された照明装置60に近い部分ほど反射率が高くなるように施工されている。より具体的には、水平方向に隣接して配列された4つの壁紙10が、短辺10aが床側に位置し、短辺10bが天井側に位置し、幅方向が水平となるように施工されている。また、天井面40dには、壁紙10の天井側の短辺10bと等しい反射率の壁紙が施工されている。
これにより、人間に、部屋105を実際より明るく感じる、天井がより高く感じるといった視覚的効果を生じさせ、部屋に開放感を与えることができる。
なお、図示していないが、図2に示す壁紙20を、流れ方向が水平になるように、垂直方向に隣接して配列し、照明装置60に近い部分ほど反射率が高くなるように施工してもよい。これによっても、同様の視覚的効果を奏する。また、実施例3においても、天井面40dへの壁紙の施工を省略してもよい。
実施例4
図8(a)及び(b)はそれぞれ、実施例4に係る部屋106の概略構成を示す斜視図及び側面図である。部屋106では、壁紙10が窓側内壁面40b、側壁面40c及び内部側内壁面40eに、部屋106の天井面40dに設置された照明装置60から遠い部分ほど反射率が高くなるように施工されている。より具体的には、水平方向に隣接して配列された4つの壁紙10が、短辺10bが床側に位置し、短辺10aが天井側に位置し、幅方向が水平となるように施工されている。また、天井面40dには、壁紙10の天井側の短辺10aと等しい反射率の壁紙が施工されている。
これにより、人間に、照明装置60からの光が床まで届いていると感じる、天井がより近く感じるといった視覚的効果を生じさせ、部屋に落ち着きを与えることができる。
なお、図示していないが、図2に示す壁紙20を、流れ方向が水平になるように、垂直方向に隣接して配列し、照明装置から遠い部分ほど反射率が高くなるように施工してもよい。これによっても、同様の視覚的効果を奏する。また、実施例4においても、天井面40dへの壁紙の施工を省略してもよい。
総括
実施例1~4における壁紙の実施態様及び視覚的効果を表1に示す。表1において、「グラデーション方向」とは、壁紙の反射率が増加する方向(特定方向)を意味する。
Figure 0007087291000001
(付記事項)
以上、本発明の実施形態及び実施例について説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
上記実施形態及び実施例では、壁紙の反射率が特定方向に向かって連続的に増加(漸増)していたが、反射率の増加は段階的であってもよい。この場合、反射率増加の段階数は、特に限定されないが、3段階以上であることが望ましい。
上記実施例のように、複数の壁紙を組み合わせて、それらの壁紙の集合体の反射率を特定方向に向かって連続的に増加させる場合、隣り合う壁紙の端部の反射率は厳密に一致していることが望ましい。ただし、隣り合う壁紙の端部の反射率を厳密に一致させるためには、各壁紙の生産安定性を高くすることが要求される。
これに対し、図9に示すように、反射率が特定方向に向かって段階的に増加している壁紙21を組み合わせる場合、隣り合う壁紙の端部、すなわち、一方の壁紙21の長辺21aと他方の壁紙の長辺21bとは、反射率を一致させなくてもよい。そのため、各壁紙の生産安定性にそれほど配慮する必要がなくなり、歩留まりを向上させることができる。
壁紙の面内の反射率の範囲は特に限定されないが、面の色彩、光源の種類、施工される部屋の形状等に応じて、所望の視覚的効果を奏するように設定される。本実施形態では、壁紙の面内の反射率は、例えば10%~90%の反射率に設定される。また、複数の壁紙を組み合わせて壁面に施工する場合、複数の壁紙の集合体の反射率が特定方向に増加するように、各壁紙の反射率の範囲が設定される。
また、壁紙の形状(縦横比)及び大きさについては、壁紙が施工される壁面の大きさ等に応じて適宜設計することができる。1つの壁面に1つの壁紙を施工してもよいし、複数の壁紙を施工してもよい。
また、上記実施形態及び実施例では、壁紙の対向する一方の辺から他方の辺への方向に向かって反射率が増加しているが、本発明はこれに限定されず、反射率が増加する特定方向は、窓や照明装置と壁紙との相対位置に応じて、適宜変更可能である。例えば、壁紙の対角線に沿った方向に向かって反射率が増加している構成であってもよい。
また、上記実施形態及び実施例では、壁紙の形状は矩形であったが、壁紙の形状は特に限定されない。例えば、図10(a)及び(b)に示すような三角形の壁紙30及び壁紙31も本発明に含まれる。壁紙30及び壁紙31は、互いに大きさが等しい直角三角形である。壁紙30は、1つの頂点30aからその対辺30bへの方向に向かって、反射率が増加するように印刷されている。一方、壁紙31は、1つの頂点31aからその対辺31bへの方向に向かって、反射率が減少するように印刷されている。これらの壁紙30及び壁紙31を図10(c)に示すように交互に組み合わせることで、全体的に矩形の壁紙の集合体を形成することができる。
10 壁紙
10a 短辺
10b 短辺
20 壁紙
20a 長辺
20b 長辺
21 壁紙
21a 長辺
21b 長辺
30 壁紙
30a 頂点
30b 対辺
31 壁紙
31a 頂点
31b 対辺
40a 床面
40b 窓側内壁面
40c 側壁面
40d 天井面
40e 内部側内壁面
101 部屋
102 部屋
103 部屋
104 部屋
105 部屋
106 部屋

Claims (6)

  1. 同一平面上の1つの壁面に施工された部屋用壁紙であって、
    前記部屋の光源に近い部分ほど視感反射率Y値が高く
    前記視感反射率Y値の範囲は10%~90%である、部屋用壁紙。
  2. 同一平面上の1つの壁面に施工された部屋用壁紙であって、
    前記部屋の光源に遠い部分ほど視感反射率Y値が高く
    前記視感反射率Y値の範囲は10%~90%である、部屋用壁紙。
  3. 前記光源は前記部屋の窓である、請求項またはに記載の部屋用壁紙。
  4. 前記光源は前記部屋の照明装置である、請求項またはに記載の部屋用壁紙。
  5. 同一平面上の1つの壁面に1つまたは複数の壁紙が施工された部屋であって、
    前記1つまたは複数の壁紙は、全体として前記部屋の光源に近い部分ほど視感反射率Y値が高く
    前記視感反射率Y値の範囲は10%~90%である、部屋。
  6. 同一平面上の1つの壁面に1つまたは複数の壁紙が施工された部屋であって、
    前記1つまたは複数の壁紙は、全体として前記部屋の光源に遠い部分ほど視感反射率Y値が高く、
    前記視感反射率Y値の範囲は10%~90%である、部屋。
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