JP7086308B2 - Dc/dcコンバータ装置 - Google Patents

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Description

本願は、DC/DCコンバータ装置に関するものである。
ダブルチョッパタイプのDC/DCコンバータ装置は、半導体スイッチング素子等での損失を増加させることなく、リアクトルのリプル電流を低減させることができるとともに、小型且つ安価に構成することができるチョッパ回路として提案され、無停電電源装置での平滑コンデンサの電圧制御などに用いられている。
従来のダブルチョッパタイプのDC/DCコンバータ装置は、それぞれダイオードが逆並列接続された4個のトランジスタと2個のリアクトルと2個のコンデンサとを備える。そして、2個のトランジスタを1つのパッケージに内蔵し、3つの端子を露出する半導体モジュールが用いられる(例えば特許文献1参照)。
国際公開WO2017/056209号
従来のDC/DCコンバータ装置では、2個の半導体モジュールを用いる必要があり、設置面積の低減化には不適であった。また、各半導体モジュールとコンデンサとを流れる循環電流の経路の配線インダクタンスが異なり、サージ電圧の低減が困難であった。このためサージ電圧による悪影響が発生し、各部の冷却を効果的に行えないという問題点があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、サージ電圧による悪影響を抑制し、各部の冷却が効果的に可能であって、設置面積が小さく小型化の促進された構成のDC/DCコンバータ装置を提供することを目的とする。
本願に開示されるDC/DCコンバータ装置は、それぞれダイオードが逆並列接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列接続された第1ブリッジ回路と、それぞれダイオードが逆並列接続された第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列接続された第2ブリッジ回路とを1つのパッケージに収納した半導体モジュールと、第1、第2平滑コンデンサと、前記半導体モジュールと前記第1、第2平滑コンデンサとを接続する積層導体とを備える。前記半導体モジュールは、前記パッケージの第1面に並んで設けられた入出力端子である第1~第4端子と、前記パッケージの第2面に並んで設けられた入出力端子である第5、第6端子とを備え、前記第1端子と前記第2端子との間に前記第1ブリッジ回路が接続され、前記第3端子と前記第4端子との間に前記第2ブリッジ回路が接続され、前記第1ブリッジ回路の中間端子が前記第5端子に接続され、前記第2ブリッジ回路の中間端子が前記第6端子に接続される。前記第1、第2平滑コンデンサは、前記パッケージの前記第1面に対向するように配列される。そして、前記積層導体は、前記第1端子と前記第1平滑コンデンサの正極とを接続する高電位接続導体と、前記第4端子と前記第2平滑コンデンサの負極とを接続する低電位接続導体と、前記第2端子および前記第3端子と前記第1平滑コンデンサの負極および前記第2平滑コンデンサの正極とを接続する中間電位接続導体とが積層されて成る。
本願に開示されるDC/DCコンバータ装置によれば、小さな設置面積で、各第1、第2ブリッジ回路によるサージ電圧の差を抑制できる。これにより、サージ電圧による悪影響を抑制し、各部の冷却が効果的に可能であって、小型化の促進されたDC/DCコンバータ装置を提供する事ができる。
実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置としての昇圧チョッパ回路の概略回路構成を示す図である。 実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置としての降圧チョッパ回路の概略回路構成を示す図である。 実施の形態1による半導体モジュールの入出力端子の配置を示す図である。 実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置の概略上面図である。 実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置の概略側面図である。 実施の形態1によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態1によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態1によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置に流れる循環電流の経路を示す回路図である。 実施の形態1によるダブルチョッパユニットに流れる循環電流の経路を示す図である。 実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置に発生するサージ電圧を示す図である。 比較例によるDC/DCコンバータ装置の概略回路構成を示す図である。 比較例によるDC/DCコンバータ装置の概略上面図である。 比較例によるDC/DCコンバータ装置の概略側面図である。 比較例による循環電流の経路を示す図である。 実施の形態1の別例による半導体モジュールの入出力端子の配置を示す図である。 実施の形態1の別例によるDC/DCコンバータ装置の概略上面図である。 実施の形態1の別例によるDC/DCコンバータ装置の概略側面図である。 実施の形態1の別例によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態1の別例によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態1の別例によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態2によるDC/DCコンバータ装置の概略上面図である。 実施の形態2によるDC/DCコンバータ装置の概略側面図である。 実施の形態2によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態2によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態2の別例によるDC/DCコンバータ装置の概略上面図である。 実施の形態2の別例によるDC/DCコンバータ装置の概略側面図である。 実施の形態2の別例によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態2の別例によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態3によるDC/DCコンバータ装置としての昇圧チョッパ回路の概略回路構成を示す図である。 実施の形態3によるDC/DCコンバータ装置の概略上面図である。 実施の形態3によるDC/DCコンバータ装置の概略側面図である。 実施の形態3によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態3によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。 実施の形態3によるダブルチョッパユニットの一部を示す平面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置としての昇圧チョッパ回路の概略回路構成を示す図である。
図1に示すように、DC/DCコンバータ装置100は、第1ブリッジ回路1と第1平滑コンデンサC1と第1リアクトル21とを有するチョッパと、第2ブリッジ回路2と第2平滑コンデンサC2と第2リアクトル22とを有するチョッパとを、入力直流電源3と負荷4との間に備える、ダブルチョッパタイプの昇圧チョッパ回路である。
第1ブリッジ回路1は、それぞれダイオードD1、D2が逆並列接続された第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2とが直列接続されて成り、第2ブリッジ回路2は、それぞれダイオードD3、D4が逆並列接続された第3スイッチング素子Q3と第4スイッチング素子Q4とが直列接続されて成る。
第1~第4スイッチング素子Q1~Q4は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)あるいはMOSFET(metal-oxide-semiconductor field effect transistor)などを用いる。また、第1~第4スイッチング素子Q1~Q4およびダイオードD1~D4の材料には、Si(ケイ素)あるいはSiC(炭化ケイ素)などが用いられる。
また、第1ブリッジ回路1と第2ブリッジ回路2とは、半導体モジュール50に収納される。即ち、半導体モジュール50の1つのパッケージに4個のスイッチング素子Q1~Q4と4個のダイオードD1~D4とが収納される。半導体モジュール50には、入出力端子である第1~第6端子11~16が外側に露出するように形成される。
半導体モジュール50の内側では、第1端子11と第2端子12との間に第1ブリッジ回路1が接続され、第3端子13と第4端子14との間に第2ブリッジ回路2が接続される。また、第1ブリッジ回路1の中間端子(交流端子)が第5端子15に接続され、第2ブリッジ回路2の中間端子(交流端子)が第6端子16に接続される。
半導体モジュール50の外側では、第1端子11と第1平滑コンデンサC1の正極31とが接続され、第2端子12と第1平滑コンデンサC1の負極32とが接続され、第3端子13と第2平滑コンデンサC2の正極33とが接続され、第4端子14と第2平滑コンデンサC2の負極34とが接続される。第1平滑コンデンサC1の負極32と、第2平滑コンデンサC2の正極33とは互いに接続され、第1平滑コンデンサC1の正極31と、第2平滑コンデンサC2の負極34との間に負荷4が接続される。
また、第5端子15には第1リアクトル21の一端が接続され、第6端子16には第2リアクトル22の一端が接続される。第1リアクトル21の他端と第2リアクトル22の他端との間に入力直流電源3が接続される。
即ち、第1ブリッジ回路1は第1平滑コンデンサC1の両極間に接続され、第2ブリッジ回路2は第2平滑コンデンサC2の両極間に接続され、第1平滑コンデンサC1と第2平滑コンデンサC2とは直列接続され、該直列回路は負荷4と並列に接続される。また、第1ブリッジ回路1の中間端子は、第1リアクトル21を介して入力直流電源3の正極に接続され、第2ブリッジ回路2の中間端子は、第2リアクトル21を介して入力直流電源3の負極に接続される。
なお、図1では昇圧チョッパ回路を示したが、この実施の形態は降圧チョッパ回路にも適用できる。
図2は、実施の形態1の別例によるDC/DCコンバータ装置としての降圧チョッパ回路の概略回路構成を示す図である。図2に示すように、DC/DCコンバータ装置200は、第1平滑コンデンサC1の正極31と、第2平滑コンデンサC2の負極34との間に入力直流電源3が接続され、第1リアクトル21と第2リアクトル22との間に負荷4が接続される。その他の構成は、図1で示したDC/DCコンバータ装置100(昇圧チョッパ回路)と同様である。
図3は、半導体モジュール50の入出力端子の配置を示す図である。
第1ブリッジ回路1と第2ブリッジ回路2とは、半導体モジュール50の1つのパッケージ51に収納される。パッケージ51は、一般的に直方体であり、図3では、2つの側面である第1面と第2面とを右辺と左辺とで示す。なお、第1面および第2面は、図示する面に限らない。
図3に示すように、第1端子11、第2端子12、第3端子13および第4端子14は、この順にパッケージ51の第1面に並んで配置される。また、第5端子15および第6端子16は、この順にパッケージ51の第2面に並んで配置される。
第1端子11、第2端子12、第3端子13および第4端子14は、ほぼ等間隔に配置され、互いに電気的に絶縁される。第5端子15と第6端子16とも、互いに電気的に絶縁される。
図4は、DC/DCコンバータ装置100、200の概略上面図であり、図5は、図4で示すDC/DCコンバータ装置100、200を手前から見た概略側面図である。
図4および図5に示すように、DC/DCコンバータ装置100、200は、半導体モジュール50と第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを接続する積層導体40を備える。そして、半導体モジュール50と第1、第2平滑コンデンサC1、C2と積層導体40とを備えたユニットであるダブルチョッパユニット60が構成される。
ダブルチョッパユニット60は、図中、右側に第1、第2平滑コンデンサC1、C2が、左側に半導体モジュール50がそれぞれ配置され、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の右側から、ファン等の送風部品(図示せず)による冷却風が左向きに送られる。即ち、半導体モジュール50は、第1、第2平滑コンデンサC1、C2よりも冷却風の下流側に配置される。また、第1、第2平滑コンデンサC1、C2は、冷却風の向きに対し垂直方向に配列される。
なお、半導体モジュール50は、冷却器70上にネジなどで固定される。
上述したように、半導体モジュール50の第1端子11、第2端子12、第3端子13および第4端子14は、この順にパッケージ51の第1面に並んで配置される。そして、このパッケージ51の第1面に対向するように、第1、第2平滑コンデンサC1、C2が配列され、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32、第2平滑コンデンサC2の正極33、負極34の4端子がこの順に並んでパッケージ51の第1面に対向配置される。
積層導体40は、それぞれ導体板から成る高電位接続導体41と中間電位接続導体42と低電位接続導体43とを、絶縁材44を介して積層して構成される。高電位接続導体41、中間電位接続導体42および低電位接続導体43を構成する3枚の導体板は、半導体モジュール50と接続するために突出した端子部48を除いて全て同じ幅と長さで構成される。
高電位接続導体41は、第1端子11と第1平滑コンデンサC1の正極31とを接続する。中間電位接続導体42は、第2端子12および第3端子13と、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを接続する。低電位接続導体43は、第4端子14と第2平滑コンデンサC2の負極34とを接続する。
図5に示すように、第1、第2平滑コンデンサC1、C2上に、下から低電位接続導体43、中間電位接続導体42、高電位接続導体41の順番に同じ領域に等間隔で重ね、各接続導体41~43の間に、この接続導体41~43の導体板より幅と長さが大きな絶縁材44を挿入することで、3層の積層導体40が構成される。
積層導体40は、半導体モジュール50の第1~第4端子11~14と金属ネジなどの導電物で接続される。同様に、積層導体40は、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32、第2平滑コンデンサC2の正極33、負極34の4端子と金属ネジなどの導電物で接続される。なお、積層導体40の低電位接続導体43、中間電位接続導体42および高電位接続導体41は、それぞれかわし穴45を設けて、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の所望の端子以外との接続を回避する。
また、パッケージ51の第2面に設けられた、半導体モジュール50の第5端子15は、第1リアクトル21に接続される導電体と金属ネジなどの導電物で接続される。同様に、半導体モジュール50の第6端子16は、第2リアクトル22に接続される導電体と金属ネジなどの導電物で接続される。
図6~図8は、それぞれダブルチョッパユニット60の一部を示す平面図である。図6は、半導体モジュール50と第1平滑コンデンサC1とを高電位接続導体41で接続する様子を示す。図7は、半導体モジュール50と第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを中間電位接続導体42で接続する様子を示す。図8は、半導体モジュール50と第2平滑コンデンサC2とを低電位接続導体43で接続する様子を示す。
図6に示すように、高電位接続導体41は、第1端子11と第1平滑コンデンサC1の正極31とを、即ち高電位部分を接続する。高電位接続導体41は、第1平滑コンデンサC1の負極32と、第2平滑コンデンサC2の正極33、負極34とに対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
図7に示すように、中間電位接続導体42は、第2端子12および第3端子13と、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを、即ち中間電位部分を接続する。中間電位接続導体42は、第1平滑コンデンサC1の正極31と、第2平滑コンデンサC2の負極34とに対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
図8に示すように、低電位接続導体43は、第4端子14と第2平滑コンデンサC2の負極34とを、即ち低電位部分を接続する。低電位接続導体43は、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32と、第2平滑コンデンサC2の正極33とに対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
図9は、DC/DCコンバータ装置(昇圧チョッパ回路)100に流れる循環電流の経路を示す回路図である。
DC/DCコンバータ装置100では、第1平滑コンデンサC1の充電と第2平滑コンデンサC2の充電とが交互に繰り返し実施され、第1平滑コンデンサC1の充電モードと、第2平滑コンデンサC2の充電モードとの動作の切り替え時に、循環電流Ipc、Icnが流れる。
第1平滑コンデンサC1の充電モードでは、第2スイッチング素子Q2がオフで第3スイッチング素子Q3がオンの期間中、入力直流電源3からの電流が、第1リアクトル21→第1ダイオードD1→第1平滑コンデンサC1→第3スイッチング素子Q3→第2リアクトル22を通って流れ、第1平滑コンデンサC1を必要な電圧値まで充電する。
第2平滑コンデンサC2の充電モードでは、第2スイッチング素子Q2がオンで第3スイッチング素子Q3がオフの期間中、入力直流電源3からの電流が、第1リアクトル21→第2スイッチング素子Q2→第2平滑コンデンサC2→第4ダイオードD4→第2リアクトル22を通って流れ、第2平滑コンデンサC2を必要な電圧値まで充電する。
第1平滑コンデンサC1の充電モードから第2平滑コンデンサC2の充電モードに切り替わる際、第2平滑コンデンサC2の充電モード開始時に、第2スイッチング素子Q2がターンオンした瞬間、第1ダイオードD1は、順方向に流れていた電流が逆方向に一時的に流れた後にオフする。この第1ダイオードD1を逆方向に流れる電流により、第1平滑コンデンサC1→第1ダイオードD1→第2スイッチング素子Q2を循環する循環電流Ipc(実線矢印で図示)が流れる。その後、第2スイッチング素子Q2がターンオフした瞬間に発生するスイッチングサージ電圧VM1は、循環電流Ipcによる電流経路上の配線インダクタンスに基づいて演算できる。
また、第2平滑コンデンサC2の充電モードから第1平滑コンデンサC1の充電モードに切り替わる際、第1平滑コンデンサC1の充電モード開始時に、第3スイッチング素子Q3がターンオンした瞬間、第4ダイオードD4は、順方向に流れていた電流が逆方向に一時的に流れた後にオフする。この第4ダイオードD4を逆方向に流れる電流により、第2平滑コンデンサC2→第3スイッチング素子Q3→第4ダイオードD4を循環する循環電流Icn(点線矢印で図示)が流れる。その後、第3スイッチング素子Q3がターンオフした瞬間に発生するスイッチングサージ電圧VM2は、循環電流Icnによる電流経路上の配線インダクタンスに基づいて演算できる。
図10は、ダブルチョッパユニット60に流れる循環電流Ipc、Icnの経路を示す図である。図10に示すように、循環電流Ipcの経路長と循環電流Icnの経路長は等しくなり、配線インダクタンスは概ね等しくなる。また、半導体モジュール50の第1~第4端子11~14および第1、第2平滑コンデンサC1、C2の正極、負極の配置により、循環電流Ipc、Icnの経路長を短くでき、配線インダクタンスを低減できる。
そして、半導体モジュール50から第1、第2平滑コンデンサC1、C2へ流れる電流と、第1、第2平滑コンデンサC1、C2から半導体モジュール50へ流れる電流とが、積層導体40の中で対向する事になり、配線インダクタンスをさらに低減できる。
スイッチングサージ電圧は、(直流印加電圧)+{(配線インダクタンス)×(電流時間変化率)}で算出でき、配線インダクタンスの大きさに応じて大きくなる。この実施の形態では、上記のように循環電流Ipc、Icnの経路上の配線インダクタンスを概ね等しくして低減できる。スイッチングサージ電圧VM1、VM2は、電力損失の発生、および第2、第3スイッチング素子Q2、Q3の劣化などを引き起こすものであるが、配線インダクタンスの低減により、共に抑制できる。このため、スイッチングサージ電圧VM1、VM2による悪影響を抑制できる。
図11は、DC/DCコンバータ装置100に発生するサージ電圧を示す図であり、スイッチング素子のターンオフ時のスイッチングサージ電圧VM1、VM2を、スイッチング素子に流れる電流Iと共に示す。循環電流Ipc、Icnの経路上の配線インダクタンスが概ね等しくなるため、スイッチングサージ電圧VM1とスイッチングサージ電圧VM2との差も小さくできる。このため、VM1とVM2との相違期間Tdefにおいて発生する相違電圧Vdefと電流Iとの積による、半導体モジュール50の損失差も小さくできる。
このため、半導体モジュール50の冷却を効果的に実施でき、冷却器70の小型化に貢献できる。
なお、積層導体40は、第1、第2平滑コンデンサC1、C2上に、下から低電位接続導体43、中間電位接続導体42、高電位接続導体41の順番に重ねるものを示したが、いずれの順番に重ねても良く、同様の効果が得られる。
また、スイッチングサージ電圧について、昇圧チョッパ回路であるDC/DCコンバータ装置100について説明したが、降圧チョッパ回路であるDC/DCコンバータ装置200についても、同様にスイッチングサージ電圧を抑制でき、その悪影響を抑制できる。
さらに、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の許容温度は、半導体モジュール50の許容温度より一般的に低いものであるが、冷却風の風上側に第1、第2平滑コンデンサC1、C2を配置するため、効果的に第1、第2平滑コンデンサC1、C2および半導体モジュール50を冷却できる。
さらにまた、第1、第2平滑コンデンサC1、C2は、冷却風の向きに対し垂直方向に配列されるため、第1平滑コンデンサC1と第2平滑コンデンサC2とは、冷却風に同等に冷却され、冷却能力の違いが発生しない。
また、半導体モジュール50の1つのパッケージ51に4個のスイッチング素子Q1~Q4と4個のダイオードD1~D4とを収納するため、複数の半導体モジュールを用いる従来のものに比べて、半導体モジュール50を効果的に冷却でき、また設置面積が小さくDC/DCコンバータ装置100、200の小型化が促進できる。
この実施の形態に対する比較例として、図1と同様の回路構成であって、2つの半導体モジュールM1、M2と2つの平滑コンデンサC1、C2とを冷却風の向きと同方向に一列に配置した場合を、図12~図15に示す。
図12は、比較例によるDC/DCコンバータ装置300の概略回路構成を示す図である。図13は、DC/DCコンバータ装置300の概略上面図であり、図14は、図13で示すDC/DCコンバータ装置300を手前から見た概略側面図である。また、図15は、循環電流の経路を示す図である。
図12に示すように、DC/DCコンバータ装置300は、図1で示したDC/DCコンバータ装置100と同様の回路構成のダブルチョッパタイプの昇圧チョッパ回路である。即ち、第1ブリッジ回路1と第1平滑コンデンサC1と第1リアクトル21とを有するチョッパと、第2ブリッジ回路2と第2平滑コンデンサC2と第2リアクトル22とを有するチョッパとを、入力直流電源3と負荷4との間に備える。
この比較例では、第1ブリッジ回路1は半導体モジュールM1に収納され、第2ブリッジ回路2は半導体モジュールM2に収納される。
即ち、半導体モジュールM1のパッケージには、2個のスイッチング素子Q1、Q2と2個のダイオードD1、D2とが収納され、入出力端子であるTA、TB、TCが外側に露出するように形成される。また、半導体モジュールM2のパッケージには、2個のスイッチング素子Q3、Q4と2個のダイオードD3、D4とが収納され、入出力端子である端子TA、端子TB、端子TCが外側に露出するように形成される。
図13および図14に示すように、DC/DCコンバータ装置300は、半導体モジュールM1、M2と第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを接続する積層導体140を備える。各半導体モジュールM1、M2は、3つの端子TA、TB、TCがパッケージの1つの面に形成される。2つの半導体モジュールM1、M2と2つの平滑コンデンサC1、C2とが冷却風の向きと同方向に一列に配置され、半導体モジュールM1、M2の6端子と第1、第2平滑コンデンサC1、C2の正極、負極の4端子の計10個の端子が図示されるように並んで配置される。また、半導体モジュールM1、M2は冷却器170上に固定される。
積層導体140は、それぞれ導体板から成る高電位接続導体141と中間電位接続導体142と低電位接続導体143とを、絶縁材144を介して積層して構成される。各導体板には、絶縁のためのかわし穴45が設けられる。
高電位接続導体141は、半導体モジュールM1の端子TAと第1平滑コンデンサC1の正極31とを接続する。中間電位接続導体142は、半導体モジュールM1の端子TC、半導体モジュールM2の端子TA、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33を接続する。低電位接続導体143は、半導体モジュールM2の端子TCと第2平滑コンデンサC2の負極34とを接続する。
また、半導体モジュールM1の端子TBには第1リアクトル21が接続され、半導体モジュールM2の端子TBには第2リアクトル22が接続される。
このように構成されるDC/DCコンバータ装置300では、上述した循環電流Ipc、Icnは、図15に示すような経路で流れる。この場合、循環電流Ipcの経路長と循環電流Icnの経路長との差は大きく、配線インダクタンスの差も大きくなる。このため、スイッチングサージ電圧の抑制に限界があり、それによる悪影響が発生する。また、第1平滑コンデンサC1と第2平滑コンデンサC2とは冷却風に対して上流側と下流側との配置になるため、同様に冷却されず、効果的に冷却できない。さらに、2個の半導体モジュールM1、M2を用いるため、設置面積の低減化には不適である。
以上説明したような比較例に比べて、この実施の形態1によるDC/DCコンバータ装置100、200は、スイッチングサージ電圧による悪影響を抑制し、各部の冷却が効果的に可能であって、設置面積が小さく小型化が促進されるものである。
次に、この実施の形態1の別例によるDC/DCコンバータ装置100Aを、図16~図21に基づいて以下に説明する。この場合、半導体モジュールの第1~第4端子および第1、第2平滑コンデンサC1、C2の正極、負極の配置が、上述したDC/DCコンバータ装置100、200と異なる。DC/DCコンバータ装置100、200と同様の部分は同符号を用いて適宜、説明を省略する。
図16は、DC/DCコンバータ装置100A内の半導体モジュール50Aの入出力端子の配置を示す図である。
図16に示すように、第1端子11、第2端子12、第4端子14および第3端子13は、この順にパッケージ51Aの第1面に並んで配置される。また、第5端子15および第6端子16は、この順にパッケージ51Aの第2面に並んで配置される。
第1端子11、第2端子12、第4端子14および第3端子13は、ほぼ等間隔に配置され、互いに電気的に絶縁される。第5端子15と第6端子16とも、互いに電気的に絶縁される。
図17は、DC/DCコンバータ装置100Aの概略上面図であり、図18は、図17で示すDC/DCコンバータ装置100Aを手前から見た概略側面図である。
図17および図18に示すように、DC/DCコンバータ装置100Aは、半導体モジュール50Aと第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを接続する積層導体40Aを備える。そして、半導体モジュール50Aと第1、第2平滑コンデンサC1、C2と積層導体40Aとを備えたユニットであるダブルチョッパユニット60Aが構成される。
ダブルチョッパユニット60Aは、図中、右側に第1、第2平滑コンデンサC1、C2が、左側に半導体モジュール50Aがそれぞれ配置され、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の右側から、ファン等の送風部品(図示せず)による冷却風が左向きに送られる。即ち、半導体モジュール50Aは、第1、第2平滑コンデンサC1、C2よりも冷却風の下流側に配置される。また、第1、第2平滑コンデンサC1、C2は、冷却風の向きに対し垂直方向に配列される。
上述したように、半導体モジュール50Aの第1端子11、第2端子12、第4端子14および第3端子13は、この順にパッケージ51Aの第1面に並んで配置される。そして、このパッケージ51Aの第1面に対向するように、第1、第2平滑コンデンサC1、C2が配列され、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32、第2平滑コンデンサC2の負極34、正極33の4端子がこの順に並んでパッケージ51Aの第1面に対向配置される。
積層導体40Aは、それぞれ導体板から成る高電位接続導体41と中間電位接続導体42Aと低電位接続導体43Aとを、絶縁材44を介して積層して構成される。3枚の導体板は、半導体モジュール50Aと接続するために突出した端子部48を除いて全て同じ幅と長さで構成される。この場合も、いずれの順番で積層しても良い。
図19~図21は、それぞれダブルチョッパユニット60Aの一部を示す平面図である。図19は、半導体モジュール50Aと第1平滑コンデンサC1とを高電位接続導体41で接続する様子を示す。図20は、半導体モジュール50Aと第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを中間電位接続導体42Aで接続する様子を示す。図21は、半導体モジュール50Aと第2平滑コンデンサC2とを低電位接続導体43Aで接続する様子を示す。
このDC/DCコンバータ装置100Aにおいても、ダブルチョッパユニット60Aに流れる循環電流Ipcの経路長と循環電流Icnの経路長は等しく、かつ短くでき、上述したDC/DCコンバータ装置100、200の場合と同様に配線インダクタンスを低減でき、スイッチングサージ電圧VM1、VM2による悪影響を抑制できる。また、DC/DCコンバータ装置100、200の場合と同様に、各部の冷却が効果的に可能であって、設置面積が小さく小型化が促進できる。
実施の形態2.
次に、この実施の形態2によるDC/DCコンバータ装置100Bを、図22~図25に基づいて以下に説明する。この場合、積層導体の構成が、上記実施の形態1のDC/DCコンバータ装置100、200と異なる。DC/DCコンバータ装置100、200と同様の部分は同符号を用いて適宜、説明を省略する。
図22は、DC/DCコンバータ装置100Bの概略上面図であり、図23は、図22で示すDC/DCコンバータ装置100Bを手前から見た概略側面図である。
図22および図23に示すように、DC/DCコンバータ装置100Bは、半導体モジュール50と第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを接続する積層導体40Bを備える。そして、半導体モジュール50と第1、第2平滑コンデンサC1、C2と積層導体40Bとを備えたユニットであるダブルチョッパユニット60Bが構成される。
この場合、DC/DCコンバータ装置100、200と同様の半導体モジュール50を用い、即ち、第1端子11、第2端子12、第3端子13および第4端子14は、この順にパッケージ51の第1面に並んで配置される。そして、このパッケージ51の第1面に対向するように、第1、第2平滑コンデンサC1、C2が配列され、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32、第2平滑コンデンサC2の正極33、負極34の4端子がこの順に並んでパッケージ51の第1面に対向配置される。
また、ダブルチョッパユニット60Bは、図中、右側に第1、第2平滑コンデンサC1、C2が、左側に半導体モジュール50がそれぞれ配置され、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の右側から、ファン等の送風部品(図示せず)による冷却風が左向きに送られる。即ち、半導体モジュール50は、第1、第2平滑コンデンサC1、C2よりも冷却風の下流側に配置される。また、第1、第2平滑コンデンサC1、C2は、冷却風の向きに対し垂直方向に配列される。
積層導体40Bは、それぞれ導体板から成る高電位接続導体41Bと中間電位接続導体42と低電位接続導体43Bとを、絶縁材44を介して積層して構成される。高電位接続導体41B、中間電位接続導体42および低電位接続導体43Bを構成する3枚の導体板は、半導体モジュール50と接続するために突出した端子部48を備える。
高電位接続導体41Bは、第1端子11と第1平滑コンデンサC1の正極31とを接続する。中間電位接続導体42は、第2端子12および第3端子13と、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを接続する。低電位接続導体43Bは、第4端子14と第2平滑コンデンサC2の負極34とを接続する。
図23に示すように、積層導体40Bは、高電位接続導体41Bと低電位接続導体43Bとが積層方向の同じ位置に配置され、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Bと、中間電位接続導体42とが絶縁材44を介して積層される。これにより、2層構造の積層導体40Bが構成される。
この場合、第1、第2平滑コンデンサC1、C2上に、下から中間電位接続導体42が配置され、その上に、中間電位接続導体42の導体板より幅と長さが大きな絶縁材44を介して高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Bが配置される。高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Bは、端子部48を除いて、中間電位接続導体42の端面と重なるように、中間電位接続導体42に応じた幅と長さで形成され、かつ配置される。
なお、この場合も、いずれの順番で積層しても良く、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Bを下層に、中間電位接続導体42を上層に配置しても良い。
積層導体40Bは、半導体モジュール50の第1~第4端子11~14と金属ネジなどの導電物で接続される。同様に、積層導体40Bは、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32、第2平滑コンデンサC2の正極33、負極34の4端子と金属ネジなどの導電物で接続される。なお、積層導体40Bの高電位接続導体41B、中間電位接続導体42および低電位接続導体43Bは、それぞれかわし穴45を設けて、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の所望の端子以外との接続を回避する。
図24、図25は、それぞれダブルチョッパユニット60Bの一部を示す平面図である。
図24は、半導体モジュール50と第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを、高電位接続導体41B、低電位接続導体43Bでそれぞれ接続する様子を示す。図24に示すように、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Bは、端子部48を除いて同じ幅と長さの導電板から成り、高電位接続導体41Bは第2平滑コンデンサC2の領域上には延在せず、低電位接続導体43Bは第1平滑コンデンサC1の領域上には延在しない。そして、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Bは、同じ高さ位置に配置される。
高電位接続導体41Bは、第1端子11と第1平滑コンデンサC1の正極31とを接続し、即ち高電位部分を接続する。高電位接続導体41Bは、第1平滑コンデンサC1の負極32に対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
低電位接続導体43Bは、第4端子14と第2平滑コンデンサC2の負極34とを接続し、即ち低電位部分を接続する。低電位接続導体43Bは、第2平滑コンデンサC2の正極33に対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
図25は、半導体モジュール50と第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを中間電位接続導体42で接続する様子を示す。図25に示すように、中間電位接続導体42は、第2端子12および第3端子13と、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを接続する。
この実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、ダブルチョッパユニット60Bに流れる循環電流Ipcの経路長と循環電流Icnの経路長は等しく、かつ短くでき、配線インダクタンスを低減できる。このため、スイッチングサージ電圧VM1、VM2による悪影響を抑制できる。また、各部の冷却が効果的に可能であって、設置面積が小さく小型化が促進できる。
また、積層導体40Bを2層構造にしたため、小型化がさらに促進でき、コスト低減も図れる。
なお、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Bの各導体板の面積が、実施の形態1の場合より小さいため、配線インダクタンスの低減効果は実施の形態1に比べて劣る。
次に、この実施の形態2の別例によるDC/DCコンバータ装置100Cを、図26~図29に基づいて以下に説明する。この場合、半導体モジュールの第1~第4端子および第1、第2平滑コンデンサC1、C2の正極、負極の配置が、図16~図21で示した上記実施の形態1の別例と同様である。DC/DCコンバータ装置100、200、100A、100Bと同様の部分は同符号を用いて適宜、説明を省略する。
図26は、DC/DCコンバータ装置100Cの概略上面図であり、図27は、図26で示すDC/DCコンバータ装置100Cを手前から見た概略側面図である。
図26および図27に示すように、DC/DCコンバータ装置100Cは、半導体モジュール50Aと第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを接続する積層導体40Cを備える。そして、半導体モジュール50Aと第1、第2平滑コンデンサC1、C2と積層導体40Cとを備えたユニットであるダブルチョッパユニット60Cが構成される。
この場合、半導体モジュール50Aの第1端子11、第2端子12、第4端子14および第3端子13は、この順にパッケージ51Aの第1面に並んで配置される。そして、このパッケージ51Aの第1面に対向するように、第1、第2平滑コンデンサC1、C2が配列され、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32、第2平滑コンデンサC2の負極34、正極33の4端子がこの順に並んでパッケージ51Aの第1面に対向配置される。
積層導体40Cは、それぞれ導体板から成る高電位接続導体41Bと中間電位接続導体42Aと低電位接続導体43Cとを、絶縁材44を介して積層して構成される。高電位接続導体41B、中間電位接続導体42Aおよび低電位接続導体43Cを構成する3枚の導体板は、半導体モジュール50Aと接続するために突出した端子部48を備える。
高電位接続導体41Bは、第1端子11と第1平滑コンデンサC1の正極31とを接続する。中間電位接続導体42Aは、第2端子12および第3端子13と、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを接続する。低電位接続導体43Cは、第4端子14と第2平滑コンデンサC2の負極34とを接続する。
図27に示すように、積層導体40Cは、高電位接続導体41Bと低電位接続導体43Cとが積層方向の同じ位置に配置され、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Cと、中間電位接続導体42Aとが絶縁材44を介して積層される。これにより、2層構造の積層導体40Cが構成される。この場合も、いずれの順番で積層しても良い。
図28、図29は、ダブルチョッパユニット60Cの一部を示す平面図である。
図28は、半導体モジュール50Aと第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを、高電位接続導体41B、低電位接続導体43Cでそれぞれ接続する様子を示す。図28に示すように、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Cは、端子部48を除いて同じ幅と長さの導電板から成り、高電位接続導体41Bは第2平滑コンデンサC2の領域上には延在せず、低電位接続導体43Cは第1平滑コンデンサC1の領域上には延在しない。そして、高電位接続導体41Bおよび低電位接続導体43Cは、同じ高さ位置に配置される。
高電位接続導体41Bは、第1端子11と第1平滑コンデンサC1の正極31とを接続し、低電位接続導体43Cは、第4端子14と第2平滑コンデンサC2の負極34とを接続する。
図29は、半導体モジュール50Aと第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを中間電位接続導体42Aで接続する様子を示す。図29に示すように、中間電位接続導体42Aは、第2端子12および第3端子13と、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを接続する。
このDC/DCコンバータ装置100Cにおいても、ダブルチョッパユニット60Cに流れる循環電流Ipcの経路長と循環電流Icnの経路長は等しく、かつ短くでき、上述したDC/DCコンバータ装置100Bの場合と同様に配線インダクタンスを低減でき、スイッチングサージ電圧VM1、VM2による悪影響を抑制できる。また、DC/DCコンバータ装置100Bの場合と同様に、各部の冷却が効果的に可能であって、設置面積が小さく小型化が促進できる。
実施の形態3.
次に、この実施の形態3によるDC/DCコンバータ装置110を、図30~図35に基づいて以下に説明する。上記実施の形態1と同様の部分は同符号を用いて適宜、説明を省略する。
図30は、実施の形態3によるDC/DCコンバータ装置110の概略回路構成を示す図である。図31は、DC/DCコンバータ装置110の概略上面図であり、図32は、図31で示すDC/DCコンバータ装置110を手前から見た概略側面図である。
図30に示すように、DC/DCコンバータ装置110は、図1で示した半導体モジュール50および第1、第2平滑コンデンサC1、C2を2組、並列に接続したものである。
図31および図32に示すように、DC/DCコンバータ装置110は、2組の半導体モジュール50と2組の第1、第2平滑コンデンサC1、C2とを接続する積層導体40Dを備える。そして、2組の半導体モジュール50および第1、第2平滑コンデンサC1、C2と積層導体40Dとを備えたユニットであるダブルチョッパユニット60Dが構成される。
上記実施の形態1と同様に、各半導体モジュール50の第1端子11、第2端子12、第3端子13および第4端子14は、この順にパッケージ51の第1面に並んで配置される。そして、このパッケージ51の第1面に対向するように、第1、第2平滑コンデンサC1、C2が配列され、第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32、第2平滑コンデンサC2の正極33、負極34の4端子がこの順に並んでパッケージ51の第1面に対向配置される。なお、各半導体モジュール50の第5端子15、第6端子16は、第1面とは異なるパッケージ51の第2面に配置され、第1、第2リアクトル21、22にそれぞれ接続される。
ダブルチョッパユニット60Dは、図中、右側に第1、第2平滑コンデンサC1、C2が、左側に半導体モジュール50がそれぞれ配置され、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の右側から、ファン等の送風部品(図示せず)による冷却風が左向きに送られる。2個の半導体モジュール50は、冷却風の向きに対し垂直方向に配列され、かつ第1、第2平滑コンデンサC1、C2よりも冷却風の下流側に配置される。また、計4個の第1、第2平滑コンデンサC1、C2は、冷却風の向きに対し垂直方向に配列される。
なお、2個の半導体モジュール50は、冷却器71上にネジなどで固定される。
積層導体40Dは、それぞれ導体板から成る高電位接続導体41Dと中間電位接続導体42DA、42DBと、低電位接続導体43Dとを、絶縁材44Dを介して積層して構成される。高電位接続導体41D、中間電位接続導体42DA、42DBおよび低電位接続導体43Dを構成する4枚の導体板は、半導体モジュール50と接続するために突出した端子部48を備える。
高電位接続導体41Dは、2個の第1端子11と2個の第1平滑コンデンサC1の正極31とを接続する。各中間電位接続導体42DA、42DBは、各半導体モジュール50において、第2端子12および第3端子13と、第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを接続する。低電位接続導体43Dは、2個の第4端子14と2個の第2平滑コンデンサC2の負極34とを接続する。
図32に示すように、2組の第1、第2平滑コンデンサC1、C2上に、下から低電位接続導体43D、中間電位接続導体42DA、42DB、高電位接続導体41Dの順番に同じ領域に絶縁材44Dを介して積層される。これにより、3層構造の積層導体40Dが構成される。高電位接続導体41Dと低電位接続導体43Dとは、端子部48を除いて同じ幅と長さの導電板で形成され、絶縁材44Dは、高電位接続導体41Dおよび低電位接続導体43Dより幅と長さが大きい。2枚の中間電位接続導体42DA、42DBは、同じ幅と長さの導電板で形成され、積層方向の同じ位置に配置され、高電位接続導体41Dおよび低電位接続導体43Dの端面と重なるように配置される。
この場合も、積層導体40Dは、各半導体モジュール50の第1~第4端子11~14と金属ネジなどの導電物で接続され、同様に、各第1、第2平滑コンデンサC1、C2の正極、負極の8端子と金属ネジなどの導電物で接続される。なお、積層導体40Dの低電位接続導体43D、中間電位接続導体42DA、42DBおよび高電位接続導体41Dは、それぞれかわし穴45を設けて、第1、第2平滑コンデンサC1、C2の所望の端子以外との接続を回避する。
図33~図35は、それぞれダブルチョッパユニット60Dの一部を示す平面図である。
図33に示すように、高電位接続導体41Dは、2個の第1端子11と、2個の第1平滑コンデンサC1の正極31とを、即ち高電位部分を接続する。高電位接続導体41Dは、各第1平滑コンデンサC1の負極32と、各第2平滑コンデンサC2の正極33、負極34とに対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
図34に示すように、各中間電位接続導体42DA、42DBは、各半導体モジュール50の第2端子12および第3端子13と、接続対象となる第1平滑コンデンサC1の負極32および第2平滑コンデンサC2の正極33とを、即ち中間電位部分を接続する。各中間電位接続導体42DA、42DBは、各第1平滑コンデンサC1の正極31と、各第2平滑コンデンサC2の負極34とに対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
図35に示すように、低電位接続導体43Dは、2個の第4端子14と2個の第2平滑コンデンサC2の負極34とを、即ち低電位部分を接続する。低電位接続導体43Dは、各第1平滑コンデンサC1の正極31、負極32と、各第2平滑コンデンサC2の正極33とに対して電気的に接触しないかわし穴45を設け、絶縁している。
このDC/DCコンバータ装置110においても、ダブルチョッパユニット60Dに流れる循環電流Ipcの経路長と循環電流Icnの経路長は等しく、かつ短くできる。また、半導体モジュール50から第1、第2平滑コンデンサC1、C2へ流れる電流と、第1、第2平滑コンデンサC1、C2から半導体モジュール50へ流れる電流とが、積層導体40Dの中で対向する事になり、配線インダクタンスをさらに低減できる。
このため、配線インダクタンスを低減でき、スイッチングサージ電圧VM1、VM2による悪影響を抑制できる。また、各部の冷却が効果的に可能であって、設置面積が小さく小型化が促進できる。
なお、この場合も、低電位接続導体43D、中間電位接続導体42DA、42DBおよび高電位接続導体41Dを積層する順番は、これに限らずいずれでも良い。
また、上記実施の形態では、昇圧チョッパ回路を用いたが、降圧チョッパ回路を用いても良い。
さらに、半導体モジュール50および第1、第2平滑コンデンサC1、C2を2組、並列に接続したものを示したが、3組以上を並列接続した構成にも適用できる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 第1ブリッジ回路、2 第2ブリッジ回路、11~14 第1~第4端子、15 第5端子、16 第6端子、21 第1リアクトル、22 第2リアクトル、31 正極、32 負極、33 正極、34 負極、40,40A,40B,40C,40D 積層導体、41,41B,41D 高電位接続導体、42,42A,42DA,42DB 中間電位接続導体、43,43A,43B,43C,43D 低電位接続導体、44,44D 絶縁材、50,50A 半導体モジュール、51,51A パッケージ、100,100A,100B,100C,110,200 DC/DCコンバータ装置、C1 第1平滑コンデンサ、C2 第2平滑コンデンサ、D1~D4 第1~第4ダイオード、Q1~Q4 第1~第4スイッチング素子。

Claims (9)

  1. それぞれダイオードが逆並列接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列接続された第1ブリッジ回路と、それぞれダイオードが逆並列接続された第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列接続された第2ブリッジ回路とを1つのパッケージに収納した半導体モジュールと、
    第1、第2平滑コンデンサと、
    前記半導体モジュールと前記第1、第2平滑コンデンサとを接続する積層導体とを備え、
    前記半導体モジュールは、前記パッケージの第1面に並んで設けられた入出力端子である第1~第4端子と、前記パッケージの第2面に並んで設けられた入出力端子である第5、第6端子とを備え、前記第1端子と前記第2端子との間に前記第1ブリッジ回路が接続され、前記第3端子と前記第4端子との間に前記第2ブリッジ回路が接続され、前記第1ブリッジ回路の中間端子が前記第5端子に接続され、前記第2ブリッジ回路の中間端子が前記第6端子に接続され、
    前記第1、第2平滑コンデンサは、前記パッケージの前記第1面に対向するように配列され、
    前記積層導体は、前記第1端子と前記第1平滑コンデンサの正極とを接続する高電位接続導体と、前記第4端子と前記第2平滑コンデンサの負極とを接続する低電位接続導体と、前記第2端子および前記第3端子と前記第1平滑コンデンサの負極および前記第2平滑コンデンサの正極とを接続する中間電位接続導体とが積層されて成る、
    DC/DCコンバータ装置。
  2. 前記第1端子、前記第2端子、前記第3端子および前記第4端子は、この順に前記パッケージの前記第1面に配置され、かつ前記第1平滑コンデンサの正極、前記第1平滑コンデンサの負極、前記第2平滑コンデンサの正極および前記第2平滑コンデンサの負極が、この順で前記パッケージの前記第1面に対向して並ぶように配置される、
    請求項1に記載のDC/DCコンバータ装置。
  3. 前記第1端子、前記第2端子、前記第4端子および前記第3端子は、この順に前記パッケージの前記第1面に配置され、かつ前記第1平滑コンデンサの正極、前記第1平滑コンデンサの負極、前記第2平滑コンデンサの負極および前記第2平滑コンデンサの正極が、この順で前記パッケージの前記第1面に対向して並ぶように配置される、
    請求項1に記載のDC/DCコンバータ装置。
  4. 前記高電位接続導体、前記低電位接続導体および前記中間電位接続導体は、それぞれ導体板から成り、前記積層導体は、前記3枚の導体板がそれぞれ絶縁材を介して積層された3層構造となる、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置。
  5. 前記高電位接続導体、前記低電位接続導体および前記中間電位接続導体は、それぞれ導体板から成り、前記高電位接続導体と前記低電位接続導体とが積層方向の同じ位置で配置され、前記積層導体は、前記高電位接続導体および前記低電位接続導体と、前記中間電位接続導体とが絶縁材を介して積層され、前記積層導体を2層構造とした、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置。
  6. 前記半導体モジュールの前記第5、第6端子に、それぞれリアクトルが接続される、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置。
  7. 前記第1、第2平滑コンデンサは、冷却風の向きに対し垂直方向に配列される、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置。
  8. 前記半導体モジュールは、前記第1、第2平滑コンデンサよりも前記冷却風の下流側に配置される、
    請求項7に記載のDC/DCコンバータ装置。
  9. 前記半導体モジュールおよび前記第1、第2平滑コンデンサを複数組備え、該複数の半導体モジュールは、前記冷却風の向きに対し垂直方向に配列される、
    請求項7または請求項8に記載のDC/DCコンバータ装置。
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