JP7084732B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、室内機を覆う前面パネルの表面に人感センサを備える空気調和機に関するものである。
従来より、前面パネルに備えた表示部の後方に表示ランプを搭載した表示基板を設け、前記表示ランプに対向する表示部に備える孔を透過して前記表示ランプの点灯等を確認することで、空気調和機の運転状態を使用者が確認するものがあった。(例えば、特許文献1参照)
特許5342476号公報
人感センサはその検知感度を良くするためには、なるべく前面パネルの表面に突出した方が感度は向上するが、前面パネルに直接人感センサを取り付けた場合には、取り付けスペースや電気配線の接続等で、製造コストの上昇や組み立て工数の増加をまねくものだった。また、前面パネルの後方にセンサ素子とセンサ素子を取り付ける基板を設け、前面パネルを貫通する孔を備え、センサ素子を覆うセンサレンズのみを前面パネルの孔より突出した場合には、孔の径をセンサレンズの外径よりも充分大きくすれば、孔にセンサレンズを貫通する組み立て作業は簡単に行うことができるが、孔とセンサレンズの間に大きな隙間が生じることで美観を損ねるものである。また、孔の径をセンサレンズの外径に近い大きさにした場合には、孔にセンサレンズを貫通する組み立て作業をするときに、孔の縁がセンサレンズに引っかかってセンサレンズに傷が発生したり、センサレンズからセンサ素子やセンサ素子が取り付けられているセンサ基板を押しつける力が加わることで、センサ素子やセンサ基板が破損する問題が有った。
本発明は上記課題を解決するため、室内機を覆う前面パネルの表面に人感センサを備える空気調和機において、前記前面パネルにはレンズ孔を備え、前記前面パネルの後方に位置する後板と、前記後板に固定する基板ケースとを有し、前記基板ケースの一部にセンサ固定部を形成し、前記センサ固定部に取り付けられるセンサ基板を有し、前記センサ固定部には前記センサ基板を固定するための溝と係止部とを形成し、該係止部には係止孔を備え、前記人感センサは前記センサ基板とセンサ素子とセンサレンズで構成し、前記センサ基板の一端側に前記溝に挿入する差込部を、他端には前記係止孔に係止する凸部を、略中央部には前記センサ素子を備え、該センサ素子を前記センサレンズで覆い、前記前面パネルの前記レンズ孔に前記センサレンズが貫通して位置する構成とし、前記係止部は、前記センサ固定部の背面から側面にかけて、断面L字型に形成され、前記係止部の基端側は前記背面に設けられた2本の切欠の間に備えられ、前記係止部は、前記センサレンズの背面側に配置され、前記レンズ孔の形成する平面と垂直方向に柔軟性を有すると共に、前記センサ基板を前記センサ固定部に取り付けたときに撓むようにした。
本発明に係る空気調和機においては、前面パネル取り付け時にレンズ孔の縁がセンサレンズに接触し押圧したときには、係止部が撓むことで衝撃を吸収して、センサレンズやセンサ基板が破損することを防止する。また、センサ固定部17にセンサ基板9と略平行な切欠21を介して係止部19を設け、係止部19をレンズ孔22と略垂直方向に柔軟性を有する形状とすることで、更に衝撃を吸収するものである。
本発明の一実施形態の斜視図。 同縦断面図。 同基板ケースの斜視図。 同要部の拡大分解斜視図。 同前面パネルの取り付けを説明する要部拡大断面図。 同平面方向の要部拡大断面図
次に、本発明の一実施形態の空気調和機を図面に基づいて説明する。1はセパレート式空気調和機の室内機で、後板2と前方の前面パネル3によって筐体を形成し、この筐体内には熱交換器(図示せず)と送風ファン等(図示せず)を備えている。また、前記前面パネル3の更に前面は、前面上部を中心に回動し着脱自在の化粧パネル4によって覆われている。
また、前記前面パネル3は上面に吸込口5を、底面に吹出口6を備え、前記吸込口5の内側には網目状で着脱自在のエアーフィルタ7を左右1対備え、吸込空気に含まれる埃を取り除く。また、前記熱交換器はフィンチューブ式の熱交換器を使用するものであり、冷房運転時には蒸発器として作用して低温になり、暖房運転時には凝縮器として作用して高温となることで、前記吹出口6から冷風や温風を吹き出して室温を調節する。また、前記送風ファンはクロスフローファンで、熱交換器の内側に配置され、前記吸込口5とエアーフィルタ7、熱交換器、送風ファン、吹出口6とを連通して送風経路(図示せず)を形成している。
前記吹出口6の右側には円形の人感センサ8を有している。この人感センサ8は人体から放射される赤外線を測定することにより、人の存在を検知する。また、人感センサ8はセンサ基板9とセンサ素子10とセンサレンズ11で構成する。
前記センサ基板9はおよそ縦30mm×横60mm×厚さ1.6mmで薄板状のプリント基板で、前面の中央右側に赤外線を検知する前記センサ素子10が半田付けによって取り付けられている。また、前面の中央左側はワイヤレスリモコン(図示せず)の信号を受信する受信器12が、また、前面の上部中央には室内制御基板(図示せず)へ接続される端子(図示せず)の接続部13が半田付けによって取り付けられている。また、前記センサ基板9の上下の左端から長手方向の約1/5程度の長さ範囲に設けられた差込部14と右側端面に形成した凸部15によって基板ケース16に係止して固定する。
前記基板ケース16は前記室内制御基板等の電子部品が取り付けられるプラスチック樹脂成形品で、前記送風経路の右側で前記後板2の右端に縦方向にネジ止め固定される。また、前記基板ケース16の前方下部には前記センサ基板9を取り付けるセンサ固定部17を突出して形成している。このセンサ固定部17は縦断面コの字型で、前側左に前記センサ基板9の差込部14を差し込む溝18を上下に一対形成している。この溝18はセンサ固定部17の左端から右側に約14mm(後側)と約7mm(前側)のビードを上下から内側に向けて備えることで、約1.7mm(深さ)×約1.9mm(幅)で前記差込部14よりもやや大きな溝を形成し、センサ基板9をスムーズに差込挟持する。また、センサ固定部17は背面から右側面にかけて横断面L字型の係止部19と、この係止部19に前記センサ基板9の凸部15が嵌る縦長の係止孔20を形成している。また、前記係止部19の背面側の上下に切欠21を有することで図6の破線で示した様に係止部19に前後方向の柔軟性を備えることができるもので、この柔軟性によって前記センサ基板9や前記センサ素子10等の破損を防止する。
前記センサレンズ11は、赤外線を透過する樹脂材料で形成され、柱状の前記センサ素子10を覆うことでセンサ素子10にセンサレンズ11前方周囲の赤外線を集めるために、前方が略球面状に突出する。
22は前記前面パネル3の右下隅に備えるレンズ孔で、前記センサレンズ11の外径よりも稍大きな径であり、センサレンズ11が貫通してセンサレンズ11の球状表面が前記前面パネル3の表面に突出することで、室内の人の存在を検知する。23は表示部で表示ランプ等の点灯で空気調和機の運転状態を知らせるものである。
前記前面パネル3の組み付けについて説明すれば、後板2の前方に熱交換器や送風ファン等の機能部品と基板ケース16が順次ネジ止め固定される。後板2の前方に前面パネル3を取り付ける際に、図5破線矢印のように、前面パネル3のレンズ孔22の縁がセンサレンズ11に接触し押圧するが、センサ固定部17の係止部19が柔軟に後ろ側に変形して撓むことで衝撃を吸収して和らげる。それによって、センサレンズ11の表面に傷が発生したり、センサレンズ11やセンサ素子10やセンサ基板9が破損することを防止する。また、センサ固定部17にセンサ基板9と略平行な切欠21を介して係止部19を設けたことで、係止部19をレンズ孔22の形成する平面と略垂直方向に柔軟性を持たせることができ、前面パネル3の取り付け時にレンズ孔22の縁がセンサレンズ11を押圧しても係止部19が後ろ側に撓むことで差込部14の端付近で撓み、レンズ基板9のセンサ素子9付近のレンズ基板9は撓みが少なくセンサ素子10へのダメージを防止できる。
このように、本件発明によれば、前面パネル3取り付け時にレンズ孔22の縁がセンサレンズ11に接触し押圧したときには、係止部19が撓むことで衝撃を吸収して、センサレンズ11やセンサ基板9が破損することを防止する。また、センサ固定部17にセンサ基板9と略平行な切欠21を介して係止部19を設け、係止部19をレンズ孔22と略垂直方向に柔軟性を有する形状とすることで、更に衝撃を吸収するものである。
なお、本発明は上記一実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で改変可能なものである。
1 室内機
2 後板
3 前面パネル
8 人感センサ
9 センサ基板
10 センサ素子
11 センサレンズ
14 差込部
15 凸部
16 基板ケース
17 センサ固定部
18 溝
19 係止部
20 係止孔
21 切欠
22 レンズ孔

Claims (1)

  1. 室内機を覆う前面パネルの表面に人感センサを備える空気調和機において、
    前記前面パネルにはレンズ孔を備え、
    前記前面パネルの後方に位置する後板と、
    前記後板に固定する基板ケースとを有し、
    前記基板ケースの一部にセンサ固定部を形成し、
    前記センサ固定部に取り付けられるセンサ基板を有し、
    前記センサ固定部には前記センサ基板を固定するための溝と係止部とを形成し、該係止部には係止孔を備え、
    前記人感センサは前記センサ基板とセンサ素子とセンサレンズで構成し、
    前記センサ基板の一端側に前記溝に挿入する差込部を、他端には前記係止孔に係止する凸部を、略中央部には前記センサ素子を備え、該センサ素子を前記センサレンズで覆い、前記前面パネルの前記レンズ孔に前記センサレンズが貫通して位置する構成とし、
    記係止部は、前記センサ固定部の背面から側面にかけて、断面L字型に形成され、
    前記係止部の基端側は前記背面に設けられた2本の切欠の間に備えられ、
    前記係止部は、前記センサレンズの背面側に配置され、
    前記係止部は前記レンズ孔の形成する平面と垂直方向に柔軟性を有していると共に、前記センサ基板を前記センサ固定部に取り付けたときに撓むようにしたことを特徴とする空気調和機。
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