JP7084664B1 - γ-アミノ酪酸(GABA)粉末の製造方法およびそれを使用した製品 - Google Patents

γ-アミノ酪酸(GABA)粉末の製造方法およびそれを使用した製品 Download PDF

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Abstract

【課題】GABA粉末を製造する新規製造方法、およびその製造方法によって製造されたGABA粉末を含む製品を提供する。【解決手段】本発明は、γ-アミノ酪酸(GABA)含有粉末の製造方法であって、(1)原料にGABA産生能を有する乳酸菌を接種して培養し、GABAを含有する発酵液を得る発酵工程と、(2)前記発酵液を加熱し、前記乳酸菌を殺菌する加熱殺菌工程と、(3)前記発酵液に賦形剤を添加する工程と、(4)前記賦形剤が添加された発酵液を加熱しながら混合して混合液を得る加熱混合工程と、(5)前記混合液を静置する静置工程と、(6)前記混合液を噴霧乾燥して前記GABA含有粉末を得る、噴霧乾燥工程と、を包含する、製造方法を提供する。【選択図】なし

Description

IPOD FERM BP-10487
本発明は、グルタミン酸をグルタミン酸脱炭酸酵素(グルタミン酸デカルボキシラーゼ)の作用により脱炭酸してγ-アミノ酪酸(GABA)を生成するγ-アミノ酪酸生産能を有する乳酸菌を使用してGABA粉末を製造する新規製造方法、およびその製造方法によって製造されたGABA粉末を含む製品に関する。
GABAは、自然界に広く分布している非タンパク質アミノ酸の1種であり、野菜や果物、穀類等に普通に含まれているアミノ酸である。生体内においては、抑制系の神経伝達物質としての働きを有し、脳や脊髄等の中枢神経系に特に多く存在することが分かっている。
GABAは、乳酸菌を用いた発酵法により製造できることが知られており(特許文献1)、発酵法により製造されたGABAを含有する発酵生成物が多くの製品で利用されている。
特許第3880820号公報
本発明は、乳酸菌による新規GABA製造法、およびそのような方法によって製造された新規GABA粉末を提供する。本発明の主要な観点によれば、以下の発明が提供される。
(項目1)
γ-アミノ酪酸(GABA)含有粉末の製造方法であって、
(1)原料にGABA産生能を有する乳酸菌を接種して培養し、GABAを含有する発酵液を得る発酵工程と、
(2)前記発酵液を加熱し、前記乳酸菌を殺菌する加熱殺菌工程と、
(3)前記発酵液に賦形剤を添加する工程と、
(4)前記賦形剤が添加された発酵液を加熱しながら混合して混合液を得る加熱混合工程と、
(5)前記混合液を静置する静置工程と、
(6)前記混合液を噴霧乾燥して前記GABA含有粉末を得る、噴霧乾燥工程と、
を包含する、製造方法。
(項目2)
前記加熱混合工程が、約75℃~約110℃の温度で行われる、項目1に記載の製造方法。
(項目3)
前記静置工程が、前記混合液を約20分~約24時間静置することを特徴とする、項目1または2に記載の製造方法。
(項目4)
前記静置工程が、前記混合液を約30分~約18時間静置することを特徴とする、項目3に記載の製造方法。
(項目5)
前記静置工程が、前記混合液を室温で静置することを特徴とする、項目1~4のいずれか一項に記載の製造方法。
(項目6)
前記乳酸菌がラクトバチルス・ヒルガルディーK-3株(FERM P-10487)である、項目1~5のいずれか一項に記載の製造方法。
(項目7)
前記GABA粉末は、ラクトバチルス・ブレビスを用いること以外は同様に製造して得られたGABA粉末と比較して、改善された味質を有する、項目1~6のいずれか一項に記載の製造方法。
(項目8)
前記GABA粉末は、ラクトバチルス・ブレビスを用いること以外は同様に製造して得られたGABA粉末と比較して、改善された臭いを有する、項目1~7のいずれか一項に記載の製造方法。
(項目9)
項目1~8のいずれか一項に記載の製造方法によって得られたGABAを、食物に配合して食品を得ることを包含する、食品の製造方法。
(項目10)
項目1~8のいずれか一項に記載の製造方法によって得られたGABAを、化粧料に配合して化粧品を得ることを包含する、化粧品の製造方法。
(項目11)
項目1~8のいずれか一項の製造方法によって製造された、GABA粉末。
(項目12)
項目9に記載の製造方法によって製造された、食品。
(項目13)
項目10に記載の製造方法によって製造された、化粧品。
本開示において、上記の1つまたは複数の特徴は、明示された組み合わせに加え、さらに組み合わせて提供され得ることが意図される。なお、本開示のさらなる実施形態および利点は、必要に応じて以下の詳細な説明を読んで理解すれば、当業者に認識される。なお、上記した以外の本開示の特徴及び顕著な作用・効果は、以下の発明の実施形態の項及び図面を参照することで、当業者にとって明確となる。
本発明は、味質および/または臭いの改善されたGABA製品をもたらす、乳酸菌による新規GABA製造法、およびそのような方法によって製造された新規GABA粉末を提供することができる。
図1は、異なる加熱混合温度条件における、K-3株およびブレビス株を用いて製造されたGABA含有粉末の塩味の官能評価結果を示す。 図2は、異なる加熱混合温度条件における、K-3株およびブレビス株を用いて製造されたGABA含有粉末の後味の残りの官能評価結果を示す。 図3は、異なる加熱混合温度条件における、K-3株およびブレビス株を用いて製造されたGABA含有粉末の苦味の官能評価結果を示す。 図4は、異なる加熱混合温度条件における、K-3株およびブレビス株を用いて製造されたGABA含有粉末のすっぱい臭いの官能評価結果を示す。 図5は、混合液の異なる静置条件における、K-3株およびブレビス株を用いて製造されたGABA含有粉末の苦みの官能評価結果を示す。
以下、本開示を最良の形態を示しながら説明する。本明細書の全体にわたり、単数形の表現は、特に言及しない限り、その複数形の概念をも含むことが理解されるべきである。
従って、単数形の冠詞(例えば、英語の場合は「a」、「an」、「the」など)は、特に言及しない限り、その複数形の概念をも含むことが理解されるべきである。また、本明細書において使用される用語は、特に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味で用いられることが理解されるべきである。したがって、他に定義されない限り、本明細書中で使用される全ての専門用語および科学技術用語は、本開示の属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。矛盾する場合、本明細書(定義を含めて)が優先する。
(定義)
以下に本明細書において特に使用される用語の定義および/または基本的技術内容を適宜説明する。
本明細書において、「約」とは、後に続く数値の±10%を意味する。
本明細書において、「室温」とは、約20℃~約40℃をいう。
本明細書において、「静置」とは、静止した状態で平穏環境下に置いておくことをいい、振動や音波等の外部からの人為的な物理的刺激を与えないことを意味する。
本明細書において、「γ-アミノ酪酸(GABA)含有粉末」とは、粉末中の主成分が
GABAである任意の粉末をいう。粉末において「ある成分が主成分である」とは、粉末中の20重量%以上が当該成分であることをいう。
本明細書において、物質Aが物質Bよりも「改善された味質」を有するとは、基準となる物質に対する物質Aおよび物質Bの味質をそれぞれ複数の評価者によって官能評価した結果を平均した場合に、物質Aの方が物質Bの評価結果よりも優れていることをいう。本発明における官能評価は、複数の評価者により、基準に対する強弱を-2、-1、0、+1、+2の5段階評価でVASアンケート形式でチェックし、全評価者の結果を平均値としたものである。本発明における味質は、塩味、後味の残り、または苦味であり得るが、これらに限定されない。
本明細書において、物質Aが物質Bよりも「改善された臭い」を有するとは、基準となる物質に対する物質Aおよび物質Bの臭いを官能評価した結果を平均した場合に、物質Aの方が物質Bの評価結果よりも優れていることをいう。本発明における臭いは、酵母臭、発酵臭、およびすっぱい臭いであり得るが、これらに限定されない。
本明細書において「または」は、文章中に列挙されている事項の「少なくとも1つ以上」を採用できるときに使用される。「もしくは」も同様である。本明細書において「2つの値」の「範囲内」と明記した場合、その範囲には2つの値自体も含む。
(乳酸菌およびその発酵)
本発明の乳酸菌は、培地にグルタミン酸またはその塩類を添加することにより増殖が促進されてグルタミン酸脱炭酸酵素の作用によりγ-アミノ酪酸を生成する能力を有する任
意の乳酸菌であり得る。代表的な実施形態において、本発明の乳酸菌は、1L中に100gのグルタミン酸ナトリウムを含む液体培地において、30℃の温度で48時間培養したとき、γ-アミノ酪酸を45g/L以上生産することができる。特に好ましい実施形態に
おいては、本発明に係る乳酸菌は、ラクトバチルス・ヒルガルディーに属するK-3株(FERM P-10487)である。
K-3株の菌学的性質を表1に示す。
Figure 0007084664000001
本発明においては、乳酸菌を使用し、グルタミン酸またはその塩類を含有する発酵原料に乳酸菌を接種し培養して、γ-アミノ酪酸を含有する発酵食品を製造する。乳酸菌としては、凍結乾燥菌体、凍結保存株および液体培養液のうちのいずれを使用してもよいが、使用の前日から1%以上のグルタミン酸を含む発酵液または液体培地で前培養したものを使用することが好ましい。
本発明の製造方法で用いるグルタミン酸は、化学的にはアミノ酸の一種であるL-グルタミン酸を指し、調味料としての用途を持つ食品添加物であるグルタミン酸やグルタミン酸ナトリウム、その他のグルタミン酸塩、さらに食品蛋白質を酸や酵素で加水分解して得られるグルタミン酸のいずれを用いても構わない。また、調味料、水産加工品、トマトなど、遊離グルタミン酸を含む食品をそのままで用いても構わない。ただし、より多量のγ-アミノ酪酸を含有した食品を得ようとする場合には、より多量のグルタミン酸を含有する発酵原料を用いることが必要である。
発酵培地は、乳酸菌の生育のために、上記したグルタミン酸の他に、ブドウ糖、果糖、麦芽糖などの糖質や、酵母エキス、肉エキス等のビタミンやミネラルを含む食品を含有することが好ましい。さらに、乳化剤や安定剤、pH調整剤などの食品添加物を用いることができる。
発酵処理に使用される容器は、洗浄や加熱殺菌を行うことができて、食品の製造に使用可能である容器であれば、大きさや材質を問わないが、雑菌が混入しにくい構造をしたものが好ましい。
発酵温度は、好ましくは20℃~30℃で、発酵時間は、例えば48時間~75時間であり、5重量%以上の高濃度のグルタミン酸ナトリウムを含む発酵培地を用いて発酵させる場合は、菌の増殖が最も促進される初発pH4.5~5.5が最も好ましい。例えば、4重量%のグルタミン酸ナトリウムを含む液体培地でK-3株を培養させた場合、72時間後のγ-アミノ酪酸の生成量は、初発pH6.3および初発pH5.0のいずれにおい
ても約2重量%であったのに対し、10重量%のグルタミン酸ナトリウムを含む液体培地でK-3株を培養させた場合には、72時間後のγ-アミノ酪酸の生成量は、初発pH6
.3では約3重量%であるのに対し、初発pH5.0では約5重量%に達した。また、発酵液のpHは、K-3株の増殖に伴って上昇し、発酵処理を開始してから24時間~48時間経過した時点ではpH7~8の中性域に達する。このため、発酵処理を開始してから24時間前後経過した時点で、発酵液を再びpH5程度に調整して発酵処理を続けるようにする。このようにすることにより、乳酸菌の増殖をさらに促進させ、γ-アミノ酪酸生成の速度や効率を上昇させることができる。
(乳酸菌の殺菌および発酵の停止のための加熱(加熱殺菌工程))
本発明においては、所定の時間発酵を行ったあと、乳酸菌を殺菌し、発酵を停止するために加熱(加熱殺菌工程)を行う。加熱殺菌工程は、発酵液中の乳酸菌が死滅する任意の条件によって行われ得る。乳酸菌は、約75℃以上約15分の加熱により死滅するので、本発明の加熱殺菌工程の条件は、約75℃以上の温度での約15分以上の加熱であり得る。
1つの実施形態において、本発明の加熱殺菌工程は、約75℃~約120℃で約30分の加熱によって行われ得る。
(発酵後の賦形剤との混合)
本発明は、加熱殺菌工程の後、乳酸菌を培養して得られたγ-アミノ酪酸を含有する発酵液を賦形剤と混合して混合液を得ることを含む。この段階で発酵液に添加される賦形剤としては、デキストリン、でんぷん、シクロデキストリン、マルトデキストリン、アラビアガムなどが挙げられるが、これらに限定されない。好ましい実施形態において、この段階で発酵液に添加される賦形剤はでんぷんまたはデキストリンであり、特に好ましくはデキストリンであり得る。
本発明は、賦形剤と発酵液との混合の際に、賦形剤と発酵液との混合を促進するために、混合液を加熱すること(加熱混合工程)を含む。加熱混合工程は、賦形剤を少なくとも部分的に溶解し、賦形剤と発酵液との混合を促進し得る温度で行われ得る。でんぷん、デキストリン、シクロデキストリンなどの賦形剤は、一般的に40℃以上に加熱することによって発酵液との混合を促進することができる。
1つの実施形態において、本発明の加熱混合工程は、約60℃~約120℃で30分の加熱によって行われ、好ましい実施形態においては、約75℃~約110℃で30分以上の加熱によって行われ得る。
驚くべきことに、乳酸菌発酵によるγ-アミノ酪酸粉末の製造工程において、賦形剤と
発酵液との混合の際の加熱温度を約75℃~約110℃とすることによって、最終的に得られるγ-アミノ酪酸粉末において味質の改善および/または臭いの改善という効果が奏
されることが予想外に発見された(実施例1)。
本発明の発酵液は、賦形剤との混合に加えて、濾過、濃縮などの処理工程に供してもよい。典型的には、加熱殺菌工程の後、濾過および/または濃縮し、γ-アミノ酪酸の含有量をさらに高めてから利用するようにしてもよい。
本発明における発酵後の処理としては、濃縮、不純物除去、清澄化、脱塩、脱色、酵素処理などが挙げられるが、これらに限定されない。典型的な実施形態において、脱塩および脱色は活性炭処理によって行うことができ、不純物除去は、膜処理、カラム精製、または遠心分離によって行うことができる。
濾過は、濾紙、濾布などを用いた通常の食品加工用の濾過設備を使用して行うことができ、珪藻土やセルロース、活性炭などの濾過助剤を用いるようにしてもよい。濃縮工程は、真空濃縮機、減圧濃縮機、蒸留釜、凍結濃縮機などの設備を用いて行う以外にも、火にかけた鍋で発酵液中の水分を蒸発させてもよい。
これらの処理工程は、賦形剤との混合の前に行われてもよいし、混合の後に行われてもよい。典型的には、処理工程は賦形剤との混合の後に行われ得る。
(加熱混合工程後の静置)
本発明者らは、加熱混合工程後に、発酵液または処理液を特定の条件で静置することが、味質の改善および/または臭いの改善のために、特に臭いの改善のために好ましいことを予想外に発見した。
基本的には、加熱混合工程の後に混合液をただちに以下の乾燥工程に供しても、有用なGABA含有粉末を得ることは可能である。しかしながら、種々の条件の静置工程を経て得られるGABA含有粉末について詳細に試験した結果、混合液を特定の条件で静置することで、味質が改善および/または臭いが改善したGABA含有粉末を得られることが示された(実施例2)。
好ましい実施形態において、本発明の製造方法において、加熱混合工程後に、混合液を約10分以上、約20分以上、より好ましくは約30分以上静置してから、その後の乾燥工程に供し得る。好ましい実施形態において、本発明の製造方法において、加熱混合工程後に、混合液を約100時間以下、約24時間以下、より好ましくは約18時間以下静置してから、その後の乾燥工程に供し得る。より好ましい実施形態において、本発明の製造方法において、加熱混合工程後に、混合液を、約20分~約24時間、約20分~約18時間、約30分~約24時間、約30分~約18時間静置してから、その後の乾燥工程に供し得る。
静置工程はどのような温度で行われてもよいが、好ましくは室温で行われ得る。
(乾燥工程)
加熱混合工程を経た処理液は、乾燥工程に供され、GABAを含むGABA含有粉末を提供し得る。乾燥工程は、噴霧乾燥や凍結乾燥など、当該分野で公知の効率的かつ衛生的な方法により行うことができるが、典型的な実施形態においては噴霧乾燥によって行うことができる。
噴霧乾燥の前後において、さらに殺菌工程を設けてもよい。
(好ましい実施形態)
本発明の製造方法によって得られるGABA含有粉末は、GABA固形分当りの量にして、約20重量%、約40重量%、約60重量%、約80重量%、又はそれ以上の量であり得る。GABA含有粉末中のGABA含有量は、利用した発酵培地、培養条件、微生物の種類や菌株の種類、濃縮および精製方法等の要因に応じて変化し得る。
本発明のGABA含有粉末は、GABAに加えて、その他のアミノ酸、糖等のその他成分、発酵培地成分、微生物もしくはその一部を含んでもよい。
特に好ましい実施形態において、本発明の製造方法において、加熱混合工程を約60℃~約120℃で30分の加熱によって、より好ましくは約75℃~約110℃で30分以上の加熱によって行い、混合液を、約20分~約24時間、約20分~約18時間、約30分~約24時間、またはより好ましくは約30分~約18時間、室温で静置してから、その後の乾燥工程に供し得る。このようにしてGABA含有粉末を製造することにより、得られるGABA含有粉末は、味質の改善および/または臭いの改善を、好ましくは味質の改善および臭いの改善を達成し得る。
好ましい実施形態において、本発明に従ってラクトバチルス・ヒルガルディーK-3株を用いて得られたGABA含有粉末は、ラクトバチルス・ブレビス(例えば、NBRC 12005)を用いること以外は同様の条件で得られたGABA含有粉末(比較GABA含有粉末)と比べて、基準に対する味質の官能評価において、好ましい評価を有する。特定の実施形態において、塩味について、本発明のGABA含有粉末は、比較GABA含有粉末よりも0.3以上、好ましくは0.4以上、より好ましくは0.5以上良い官能評価を有し得る。特定の実施形態において、後味の残りについて、本発明のGABA含有粉末は、比較GABA含有粉末よりも0.3以上、好ましくは0.4以上、より好ましくは0.5以上良い官能評価を有し得る。特定の実施形態において、苦味について、本発明のGABA含有粉末は、比較GABA含有粉末よりも0.4以上、好ましくは0.5以上、より好ましくは0.6以上良い官能評価を有し得る。特定の実施形態において、すっぱい臭いについて、本発明のGABA含有粉末は、比較GABA含有粉末よりも0.1以上、より好ましくは0.2以上良い官能評価を有し得る。
好ましくは、本発明のGABA含有粉末は、比較GABA含有粉末よりも、塩味、後味の残り、苦味、およびすっぱい臭いのうちの任意の1つ、2つ、3つまたは好ましくは4つについて、良い官能評価を有し得る。
(用途)
本発明の製造方法によって得られたGABA含有粉末は、食品に配合されて使用され得る。本発明の製造方法によって得られるGABA含有粉末を食品の用途に使用する場合、改善された味質や改善された臭いが有利であり得る。
本発明の製造方法によって得られるGABA含有粉末を含む食品には、食品製造において通常使用される成分をさらに任意に配合することができる。この成分としては、例えば、タンパク質、炭水化物、脂肪、栄養素、調味料及び香味料等を用いることができる。炭水化物としては、単糖類、例えば、ブドウ糖、果糖など;二糖類、例えば、マルトース、スクロース、オリゴ糖など;及び多糖類、例えば、デキストリン、シクロデキストリンなどのような通常の糖及び、キシリトール、ソルビトール、エリトリトールなどの糖アルコールが挙げられる。香味料としては、天然香味料(タウマチン、ステビア抽出物等)及び合成香味料(サッカリン、アスパルテーム等)を使用することができる。その他に、通常食品に添加される、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味剤、矯臭剤、pH調整剤、着色剤等の添加物を使用してもよい。
本発明における食品は、固形食品や液状飲食品であり得る。固形食品としては、乾燥食品、サプリメント等、例えば、ゼリー、ヨーグルト、冷菓、飴、タブレット、チョコレート、ガム、クラッカー、ビスケット、クッキー、ケーキ、パン等が挙げられるが、これらに限定はされない。また、液状飲食品としては、例えば、清涼飲料、スポーツドリンク、ミネラルウォーター、炭酸飲料、茶(緑茶、ウーロン茶、紅茶、ハーブティー等)、ミネ
ラルウォーター、濃縮果汁、濃縮還元ジュース、ストレートジュース、果実ミックスジュース、果肉入り果実ジュース、果汁入り飲料、果実・野菜ミックスジュース、野菜ジュース、牛乳、乳飲料、ココア飲料、粉末飲料等が挙げられるが、これらに限定はされない。
本発明の製造方法によって得られたGABA含有粉末はまた、化粧品に配合されて使用され得る。本発明の製造方法によって得られるGABA含有粉末を化粧品の用途に使用する場合、改善された臭いが有利であり得る。
本発明の製造方法によって得られるGABA含有粉末を含む化粧品には、化粧品製造において通常使用される成分を任意に配合することができる。そのような成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類;流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類;オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等;イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン;アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類を使用してもよい。
以上、本開示を、理解の容易のために好ましい実施形態を示して説明してきた。以下に、実施例に基づいて本開示を説明するが、上述の説明および以下の実施例は、例示の目的のみに提供され、本開示を限定する目的で提供したのではない。従って、本開示の範囲は、本明細書に具体的に記載された実施形態にも実施例にも限定されず、特許請求の範囲によってのみ限定される。
(実施例1.賦形剤との混合時の加熱条件の検討)
乳酸菌として、ラクトバチルス・ヒルガルディーK-3株(FERM P-10487)およびラクトバチルス・ブレビスNBRC 12005株を用い、それぞれ同一の条件でGABA含有粉末を製造した。具体的な製造条件は以下のとおりである。
まず、乳酸菌を30℃、96時間培養した。培養48時間で発酵液のpHを5.1±0.1に調整し、発酵液を得た。
発酵の終了後、乳酸菌の加熱殺菌を、90℃30分加熱して、乳酸菌を殺菌した。
加熱殺菌後の発酵液を活性炭処理および濾過し、発酵液のBrix値をもとに推定した
GABA含量に応じて賦形剤の量を決定した。賦形剤としてでんぷんを目的のGABA含有量(本実施例においては20%)となるように投入し、加熱しながら撹拌混合した。攪拌混合の際に、60℃30分、90℃30分、120℃30分の3通りの加熱を行った。その後、室温で1時間放置し、その後噴霧乾燥してGABA含有粉末を得た。
各条件で得られたGABA含有粉末について、塩味、後味の残り、および苦味について、5人の評価者に実際に少量のGABA含有粉末を食してもらい、評価した。また、各条件で得られたGABA含有粉末について、すっぱい匂いについて、5人の評価者に粉末の入った袋の臭いを嗅いでもらい、評価した。評価者は、市販の「ファーマギャバ20D」(株式会社ファーマフーズ)を基準とし、各項目の強弱を-2、-1、0、+1、+2の5段階評価でVASアンケート形式でチェックした。5人の評価者の平均値を官能評価の結果とした。
塩味についての結果を図1に、後味の残りについての結果を図2に、苦味についての結果を図3に、すっぱい匂いについての結果を図4にそれぞれ示す。
予想外に、K-3株を用いた場合には、賦形剤(でんぷん)との加熱混合を90℃で行った場合の方が、60℃または120℃で行った場合よりも、いずれの評価においても優れていた。図1~4から明らかなように、これは同様にGABA生産能を有する一般的な乳酸菌であるブレビス株には見られなかった現象で、K-3株特有のものであった点においても驚くべきことであった。
(実施例2.賦形剤との混合後の静置条件の検討)
実施例1において、K-3株を用いた場合には、賦形剤(でんぷん)との加熱混合を90℃で行うことが好ましいことが示唆されたため、さらに好ましい製造条件を検討した。
乳酸菌として、ラクトバチルス・ヒルガルディーK-3株(FERM P-10487)およびラクトバチルス・ブレビスNBRC 12005株を用い、それぞれ同一の条件でGABA含有粉末を製造した。具体的な製造条件は以下のとおりである。
まず、乳酸菌を30℃、96時間培養した。培養48時間で発酵液のpHを5.1±0.1に調整し、発酵液を得た。
発酵の終了後、乳酸菌の加熱殺菌を、90℃30分加熱して、乳酸菌を殺菌した。
加熱殺菌後の発酵液を活性炭処理および濾過し、発酵液のBrix値をもとに推定したGABA含量に応じて賦形剤の量を決定した。賦形剤としてでんぷんを目的のGABA含有量(本実施例においては20%)となるように投入し、加熱しながら撹拌混合した。攪拌混合の際に、60℃30分、90℃30分、120℃30分の3通りの加熱を行った。
その後、室温で10分、1時間、または100時間、あるいは4℃で100時間放置した。その後噴霧乾燥してGABA含有粉末を得た。
各条件で得られたGABA含有粉末について、苦味について、実施例1と同様に官能評価を行った。その結果を図5に示す。
予想外に、K-3株を用いた場合には、賦形剤(でんぷん)との加熱混合後の静置を室温で1時間行った場合に、室温で10分もしくは100時間、または4℃で100時間静置した場合よりも、苦味の評価において優れていた。図5から明らかなように、これは同様にGABA生産能を有する一般的な乳酸菌であるブレビス株には見られなかった現象で
、K-3株特有のものであった点においても驚くべきことであった。
GABA粉末を製造する新規製造方法、およびその製造方法によって製造されたGABA粉末を含む製品が提供される。
ラクトバチルス・ヒルガルディーK-3株 FERM P-10487
Figure 0007084664000002

Claims (10)

  1. γ-アミノ酪酸(GABA)含有粉末の製造方法であって、
    (1)原料にGABA産生能を有する乳酸菌を接種して培養し、GABAを含有する発酵液を得る発酵工程と、
    (2)前記発酵液を加熱し、前記乳酸菌を殺菌する加熱殺菌工程と、
    (3)前記発酵液に賦形剤を添加する工程と、
    (4)前記賦形剤が添加された発酵液を約75℃~約110℃の温度で約30分以上加熱しながら混合して混合液を得る加熱混合工程と、
    (5)前記混合液を約20分~約24時間、静置する静置工程と、
    (6)前記混合液を乾燥して前記GABA含有粉末を得る、乾燥工程と、
    を包含し、
    前記乳酸菌がラクトバチルス・ヒルガルディーK-3株(FERM BP-10487)であり、
    前記賦形剤は、デキストリン、でんぷん、シクロデキストリン、マルトデキストリン、およびアラビアガムからなる群より選択され、
    前記GABA粉末は、ラクトバチルス・ブレビス(NBRC 12005)を用いること以外は同様に製造して得られたGABA粉末と比較して、改善された味質を有し、
    前記味質は、塩味、後味の残り、または苦味を含む、製造方法。
  2. 前記静置工程が、前記混合液を約30分~約18時間静置することを特徴とする、請求項に記載の製造方法。
  3. 前記静置工程が、前記混合液を室温で静置することを特徴とする、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記賦形剤は、デキストリンまたはでんぷんである、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記GABA粉末は、ラクトバチルス・ブレビス(NBRC 12005)を用いること以外は同様に製造して得られたGABA粉末と比較して、改善された臭いを有し、前記臭いはすっぱい臭いを含む、請求項1~のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 請求項1~のいずれか一項に記載の製造方法によって得られたGABAを、食物に配合して食品を得ることを包含する、食品の製造方法。
  7. 請求項1~のいずれか一項に記載の製造方法によって得られたGABAを、化粧料に配合して化粧品を得ることを包含する、化粧品の製造方法。
  8. 請求項1~のいずれか一項の製造方法によって製造された、GABA粉末。
  9. 請求項に記載の製造方法によって製造された、食品。
  10. 請求項に記載の製造方法によって製造された、化粧品。
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