JP7081595B2 - 打込機 - Google Patents

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Description

本発明は、止具が送られる射出部と、射出部の止具を打撃する打撃部と、を有する打込機に関する。
従来、止具が送られる射出部と、射出部の止具を打撃する打撃部と、を有する打込機が知られており、その打込機が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された打込機は、打撃部、第1電磁ソレノイド、第2電磁ソレノイド、圧縮コイルバネ、ハンドル、トリガ、セフティー作動片、第1起動スイッチ、第2起動スイッチ、電源、マガジン及び送り爪を有する。打撃部は、プランジャ及びビットを有する。第1電磁ソレノイドはプランジャに駆動力を与える。圧縮コイルバネはプランジャを復帰させる。マガジンは止具同士を連結した止具列を収容する。
特許文献1に記載された打込機は、トリガが操作されて第1起動スイッチがオンし、かつ、セフティー作動片が被打込材に当接して第2起動片がオンすると、電源から第1電磁ソレノイドに励磁電流が供給されて打撃部が吸引され、ビットの先端が射出路内の先頭の止具を打撃して被打込材に打ち込む。
第1起動スイッチまたは第2起動スイッチの一方、または両方がオフされると、打撃部は圧縮コイルバネの力で上昇して停止する。打撃部が停止した後、第2電磁ソレノイドに励磁電流が供給されて送り爪が作動し、マガジン内の止具が射出路に送られる。
特許第1340055号明細書
しかし、特許文献1に記載されている打込機は、止具を射出部に送る時期に改善の余地があった。
本発明の目的は、止具を射出部に送る時期を改善可能な打込機を提供することである。
一実施形態の打込機は、止具が送られる射出部と、第1位置から第2位置に移動する際に前記射出部の前記止具を打撃する打撃部と、作業者が操作可能な操作部材と、前記操作部材が操作されると電源部から電力の供給を受けて前記打撃部を移動させる移動機構と、前記射出部に近づく第1方向及び前記射出部から離れる第2方向に移動可能とされ、前記操作部材が操作されると、前記第1方向に移動して前記止具を前記射出部に送るフィーダと、前記フィーダを前記第1方向に付勢する付勢部と、前記電源部から電力の供給を受け、前記フィーダを前記付勢部の付勢に抗して前記第2方向に移動させる移動部と、前記フィーダが前記第2方向に移動した状態を前記電力の供給を受けることなく保持可能とする保持部と、を備える動力機構と、を有し、前記操作部材が操作されると、前記操作部材が操作されてから前記打撃部が前記止具を打撃する前までの間に、前記保持部による前記フィーダの保持が解除され、前記付勢部が前記フィーダを前記第1方向に移動させて前記止具を前記射出部に送るとともに、前記移動機構が前記打撃部を移動させて前記射出部に送られた前記止具を前記打撃部により打撃し、前記フィーダが、前記移動部により前記第2方向に移動し、前記保持部により前記付勢部の付勢に抗した状態で保持され、次の止具が前記射出部に無い状態で、前記動力機構と前記移動機構が停止する。
他の実施形態の打込機は、止具が送られる射出部と、第1位置と第2位置との間で停止及び移動可能であり、かつ、前記第1位置から前記第2位置に移動する際に前記射出部の前記止具を打撃する打撃部と、を有する打込機であって、作業者が操作可能な操作部材と、第1モータを有し、かつ、前記操作部材が操作されると前記打撃部を移動させ、その後に停止する移動機構と、前記止具を前記射出部に送るフィーダと、前記打撃部が停止している間は前記フィーダを停止させ、かつ、前記操作部材が操作されると前記フィーダを移動させて前記止具を前記射出部に送る動力機構と、を有し、前記動力機構は、前記第1モータによって動作される。
一実施形態の打込機は、止具を射出部に送る時期を改善可能である。
本発明の一実施形態である打込機の実施例1を示す正面断面図である。 打込機の実施例1の一部を示す正面断面図である。 打込機に設けた動力機構の動作を示す左側面図である。 打込機における制御系統を示すブロック図である。 打込機に設けた動力機構の動作を示す底面図である。 打込機に設けた動力機構の動作を示す底面図である。 打込機に設けた動力機構の動作を示す左側面図である。 打込機に設けた動力機構の動作を示す左側面図である。 打込機に設けた動力機構の動作を示す左側面図である。 打込機に設けた動力機構の動作を示す底面図である。 打込機の実施例2を示す部分断面図である。 図11に設けた駆動機構及び動力機構の側面図である。 打込機の実施例3を示す部分断面図である。 打込機に設ける動力機構の実施例4を示す底面図である。 図14の動力機構の動作を示す底面図である。 図14の動力機構の動作を示す底面図である。 図14の動力機構の動作を示す底面図である。 図14の動力機構の動作を示す底面図である。 図14の動力機構の動作を示す底面図である。 打込機の実施例5を示す部分断面図である。 打込機の打撃部の位置、電動モータのトルクとの関係を示すタイムチャートである。
本発明の打込機の一実施形態を、図面を参照して説明する。
(実施例1) 図1及び図2に示す打込機10は、ハウジング11、打撃部12、ノーズ部13、電源部14、電動モータ15、減速機構16、変換機構17、蓄圧容器18及び動力機構19を有する。ハウジング11は、打込機10の外殻要素であり、ハウジング11は、シリンダケース20と、シリンダケース20に接続されたハンドル21と、シリンダケース20に接続されたモータケース22と、ハンドル21及びモータケース22に接続された装着部23と、を有する。
電源部14は装着部23に対して取り付け及び取り外しが可能である。電動モータ15はモータケース22内に配置されている。蓄圧容器18は、キャップ24と、キャップ24が取り付けられるホルダ25と、を有する。ヘッドカバー26がシリンダケース20に取り付けられており、蓄圧容器18は、シリンダケース20内及びヘッドカバー26内に亘って配置されている。蓄圧容器18内に圧力室27が設けられている。圧力室27に気体が充填されている。気体は圧縮性の気体であればよく、気体は、空気の他、不活性ガス、例えば、窒素ガス、希ガスを用いることができる。本実施形態では、圧力室27に空気が充填されている例を説明する。
シリンダ28がシリンダケース20内に収容されている。シリンダ28は金属製である。シリンダ28はシリンダケース20に対して第1中心線X1方向及び径方向に位置決めされている。打撃部12は、ハウジング11の内部から外部に亘って配置されている。打撃部12は、ピストン29及びドライバブレード30を有する。ピストン29は、シリンダ28の内部において、シリンダ28の第1中心線X1方向で移動可能である。ピストン29の外周面にシール部材119が取り付けられている。シール部材119は、シリンダ28の内周面に接触してシール面を形成する。
ドライバブレード30は、金属製である。ピストン29とドライバブレード30とが別部材で設けられ、ピストン29とドライバブレード30とが接続されている。打撃部12は、第1中心線X1方向に移動可能である。
ノーズ部13は、シリンダケース20の内外に亘って配置されている。ノーズ部13は、シリンダケース20に対して第1中心線X1方向に位置決めされ、かつ、シリンダ28の径方向に位置決めされている。ノーズ部13は、バンパ支持部31、射出部32及び筒部33を有する。バンパ支持部31は筒形状であり、かつ、ガイド孔34を有する。ガイド孔34は第1中心線X1を中心として配置されている。
バンパ支持部31内にバンパ35が配置されている。バンパ35はガイド孔36を有する。バンパ35は合成ゴム、例えば、エラストマーで一体成形されている。ガイド孔36は第1中心線X1を中心として設けられている。ドライバブレード30はガイド孔36内で第1中心線X1方向に移動可能である。
射出部32はバンパ支持部31及び筒部33に接続され、かつ、バンパ支持部31から第1中心線X1方向に突出している。射出部32は射出路37を有し、射出路37は第1中心線X1と同心状に設けられている。ドライバブレード30は、射出路37内で第1中心線X1方向に移動可能である。
電動モータ15はモータケース22内に設けられている。電動モータ15は、ロータ38及びステータ39を有する。ステータ39は、モータケース22に固定されている。ロータ38は回転軸40に取り付けられている。
モータケース22内にギヤケース41が設けられている。ギヤケース41は筒形状であり、ギヤケース41は筒部33に対して回転しない。減速機構16はギヤケース41内に設けられている。減速機構16は、入力要素42、出力要素43及び複数組のプラネタリギヤ機構を有する。減速機構16の入力要素42は回転軸40に連結されており、入力要素42は軸受44により回転可能に支持されている。
変換機構17は筒部33内に配置されている。変換機構17は、出力要素43の回転力を打撃部12の移動力に変換する。変換機構17は、図3のように、駆動軸45、ピンホイール46及び凸部47を有する。図2のように、駆動軸45を第2中心線X2を中心として回転可能に支持する2個の軸受120が設けられている。ピンホイール46は駆動軸45に固定されており、ピンホイール46は複数のピニオンピン48を有する。複数のピニオンピン48は、図3のように、ピンホイール46の回転方向に間隔をおいて配置されている。複数のピニオンピン48は、ピンホイール46の回転方向における所定角度の範囲に配置されている。
凸部47はドライバブレード30の移動方向に間隔をおいて複数配置されている。複数のピニオンピン48は、複数の凸部47に対してそれぞれ単独で係合及び解放が可能である。ピンホイール46が図3で時計回りに回転して、少なくとも1個のピニオンピン48と、少なくとも1個の凸部47とが係合すると、ピンホイール46の回転力は打撃部12に伝達される。すると、打撃部12は圧力室27の圧力に抗して第2方向D2で移動する。ピニオンピン48が全て凸部47から解放されると、ピンホイール46の回転力は打撃部12に伝達されない。
打撃部12は、圧力室27の圧力で第1方向D1に常に付勢される。打撃部12が図1で第1方向D1で移動することを下降と呼ぶ。打撃部12が図1で第2方向D2で移動することを上昇と呼ぶ。第1方向D1及び第2方向D2は第1中心線X1と平行であり、かつ、第2方向D2は第1方向D1とは逆向きである。
図2のように、回転規制機構49がギヤケース41内に設けられている。回転規制機構49は、プラネタリギヤを構成する要素、例えば、キャリヤ50と、ギヤケース41に固定されたリングとの間に配置されている。回転規制機構49は、例えば、ローラ、ボールを含む。ピニオンピン48と凸部47とが係合している状態で、打撃部12が第1方向D1に付勢され、ピンホイール46が図3で反時計回りのトルクを受けると、回転規制機構49はキャリヤ50とリングとの間に食い込み、楔作用によりピンホイール46の回転を防止する。これに対して、電動モータ15のトルクが減速機構16に伝達されると、回転規制機構49はキャリヤ50とリングとの間に食い込まない。つまり、回転規制機構49は、ピンホイール46が図3で時計回りに回転することを許容する。
図1に示すように、ハンドル21にトリガ51が設けられている。作業者、つまり、ユーザはハンドル21を掴んでトリガ51を操作する。図4に示すトリガスイッチ52がハンドル21内に設けられている。トリガスイッチ52は、トリガ51に操作力が加わるとオンし、トリガ51の操作力が解除されるとオフする。
電源部14は、電動モータ15に電力を供給することが可能である。電源部14は、収容ケース53と、収容ケース53内に収容した複数の電池セルとを有する。電池セルは、充電及び放電が可能な二次電池であり、電池セルは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。
また、図1に示すマガジン54が設けられ、マガジン54は射出部32及び装着部23により支持されている。マガジン54は釘55を収容する。図2のように、釘55は軸部56及び頭部57を有する。マガジン54内に収容される釘55は連結要素、例えば、接着剤、針金等により互いに連結されている。つまり、複数の釘55同士は互いに平行な状態でマガジン54内に収容される。複数の釘55はロール状に巻かれた状態でマガジン54内に収容される。
動力機構19は、釘55をマガジン54内から射出部32に送る。動力機構19は、電動モータ15、ピンホイール46、回転軸58、スプリング59、ピストン60、シリンダ61及びフィーダ62を含む。回転軸58は、マガジン54により回転可能に支持されており、回転軸58はフランジ63及びカム64を有する。フランジ63は複数のピン65を有する。複数のピン65は、回転軸58の回転方向に沿って配置されている。ピンホイール46は複数のピン66を有する。複数のピン66は、ピンホイール46の回転方向に沿って配置されている。ピンホイール46が回転すると、ピン66とピン65とが互いに係合及び解放可能である。少なくとも1つのピン66と、少なくとも1つのピン65とが係合すると、ピンホイール46の回転力は回転軸58に伝達される。カム64は円板状であり、図5のように、カム64の外周面から突出した係合部67が設けられている。
シリンダ61は、マガジン54に固定されている。ピストン60はシリンダ61に沿って往復移動可能である。つまり、ピストン60は射出路37に対して接近及び離反が可能である。スプリング59は、ピストン60を射出路37に近づく向きで付勢している。ピストン60はスプリング59に付勢されてシリンダ61の端面78に接触する。フィーダ62はピストン60と共に往復移動可能であり、フィーダ62はピストン60に対して支持軸68を介して回転可能に取り付けられている。フィーダ62を支持軸68を中心として時計回りに付勢にする付勢部材が設けられている。付勢部材は、スプリングを含む。フィーダ62は、係合部69、送り爪70,71を有する。送り爪70,71は、フィーダ62がピストン60と共に移動する方向に間隔をおいて配置されている。
図1のように、射出部32にプッシュレバー72が取り付けられている。プッシュレバー72は射出部32に対して、第1中心線X1方向の所定範囲で移動可能である。制御部73が装着部23内に設けられている。制御部73は、基板、図4に示すマイクロコンピュータ74及びインバータ回路75を有する。マイクロコンピュータ74は、入出力インタフェース、演算処理部及び記憶部を有する。インバータ回路75は、電源部14と電動モータ15との間の電気回路を接続及び遮断する。インバータ回路75は、複数のスイッチング素子を備え、複数のスイッチング素子は単独でオン・オフが可能である。マイクロコンピュータ74は、インバータ回路75を制御する。
また、図4に示すプッシュスイッチ76が射出部32に設けられている。プッシュスイッチ76は、プッシュレバー72が被打込材W1に押し付けられるとオンし、プッシュレバー72が被打込材W1から離れるとオフする。図4に示す位置検出センサ77がハウジング11内に設けられている。位置検出センサ77は、第1中心線X1方向における打撃部12の位置を検出して信号を出力する。図2の例では、ピンホイール46の回転方向の位相を検出する位相検出センサが設けられており、位相検出センサが位置検出センサ77の役割りを果たす。トリガスイッチ52の信号、プッシュスイッチ76の信号、位置検出センサ77の信号は、マイクロコンピュータ74に入力される。マイクロコンピュータ74は、トリガスイッチ52の信号、プッシュスイッチ76の信号、位置検出センサ77の信号を処理して、インバータ回路75を制御する。
ユーザが打込機10を使用する例は、次の通りである。制御部73は、トリガスイッチ52のオフ、またはプッシュスイッチ76のオフのうち、少なくとも一方を検出していると、電動モータ15を停止する。一方、打撃部12は圧力室27の圧力で、常に第1方向D1に付勢されている。ピニオンピン48と凸部47とが係合しており、打撃部12が受ける付勢力はピンホイール46に伝達され、ピンホイール46は図3で反時計回りの回転力を受ける。回転規制機構49は、ピンホイール46の回転を防止し、打撃部12は図3に示す待機位置で停止している。打撃部12が待機位置で停止していると、図1のように、打撃部12は上死点と下死点との間で停止している。
打撃部12の上死点は、ピストン29が第1中心線X1方向でバンパ35から最も離れた位置である。打撃部12の下死点は、ピストン29がバンパ35に接触している位置である。
打撃部12が待機位置で停止していると、図1のように、ドライバブレード30の先端115は、射出路37に最も近い箇所に位置する釘55の頭部57と、釘55の先端116との間に位置する。また、図5のように、係合部67は係合部69に係合し、フィーダ62が停止している。送り爪71は、釘55の送り方向で1番目の釘55と、2番目の釘55との間に位置する。打撃部12が待機位置で停止していると、釘55は射出路37に位置しない。
制御部73は、トリガスイッチ52がオンされ、かつ、プッシュスイッチ76がオンされていることを検出すると、電源部14の電力を電動モータ15に供給する。電動モータ15の回転力は、減速機構16を経由してピンホイール46に伝達される。ピンホイール46は、図3で時計回りに回転する。
ピンホイール46が回転すると打撃部12が第2方向D2で上昇し、圧力室27の圧力が上昇する。また、ピンホイール46の回転力は回転軸58に伝達され、回転軸58は図5で時計回りに回転する。このため、フィーダ62はスプリング59の付勢力に抗して射出路37から離れる第2方向B2で移動する。
そして、回転軸58の回転に伴い、図6のように係合部67が係合部69から解放されると、フィーダ62は第1方向B1に移動し、釘55の送り方向で1番目に位置する釘55が射出路37に送られる。さらに、図2に示すピストン60が端面78に接触し、フィーダ62が停止する。
さらに、ピンホイール46が回転し、図7のように打撃部12が上死点に到達する。また、回転軸58は時計回りの回転を継続する。そして、ピニオンピン48の全てが凸部47から解放されると、打撃部12は圧力室27の圧力で下降する。打撃部12が下降している間、ピン66とピン65とが係合しており、回転軸58は回転を継続する。打撃部12が下降すると、ドライバブレード30は射出路37の釘55を打撃し、釘55は被打込材W1に打ち込まれる。
ドライバブレード30が釘55を打撃した後、ピストン29がバンパ35に衝突する。バンパ35は打撃部12の運動エネルギを吸収する。つまり、打撃部12は、図8のように下死点に到達して停止する。また、制御部73は、打撃部12が下死点に到達した後も電動モータ15を回転させ、回転軸58は回転を継続する。しかし、係合部67は係合部69から解放されているため、フィーダ62は停止している。
ピンホイール46の回転が継続され、ピニオンピン48が凸部47に係合すると、打撃部12は、図9のように下死点から上死点に向けて上昇する。また、回転軸58は回転しているが、係合部67は係合部69から解放されており、フィーダ62は停止している。
ピンホイール46の回転に伴い、打撃部12は第2方向D2で更に上昇すると、図10のように、係合部67が係合部69に係合する。次いで、回転軸58の回転に伴い、送り爪70,71が釘55に接触すると、その反力でフィーダ62は支持軸68を中心として図10で反時計回りに回動する。送り爪70,71が釘55を乗り越えると、フィーダ62は支持軸68を中心として時計回りに回転し、送り爪70,71が釘55同士の間に進入する。そして、制御部73は、打撃部12が図3のように待機位置に到達したことを検出すると、電動モータ15を停止する。制御部73は、位置検出センサ77の信号を処理し、打撃部12が待機位置に到達したか否かを検出する。
実施例1の打込機10は、打撃部12の第1中心線X1方向における位置と、釘55を射出路37に送る時期との関係を設計可能である。具体的には、ピンホイール46の回転方向において、複数のピニオンピン48の配置位置と、複数のピン66の配置位置とを調整することにより、打撃部12の位置と釘55の送り時期との関係を設計可能である。例えば、ピンホイール46の回転方向に雌ねじ孔を複数設けておき、ピン66に雄ねじを形成しておけば、ピンホイール46の回転方向において、複数のピン66の配置位置を変更すると、打撃部12の位置と釘55の送り時期との関係を変更可能である。
さらに、カム64の回転方向で係合部67を設ける位置を変更し、打撃部12の第1中心線X1方向における位置と、釘55を射出路37に送るタイミングとの関係を設計することも可能である。
このため、ユーザがトリガ51を操作してから、打撃部12が下降し、かつ、ドライバブレード30が釘55を打撃するまでの間に、釘55を射出路37に送ることが可能である。言い換えれば、打撃部12が上死点に到達する前の時点、打撃部12が上死点に到達した時点、打撃部12が上死点から釘55を打撃可能な位置に到達する間、の何れにおいても、釘55を射出路37に送ることが可能である。
また、打撃部12が上死点に到達した時点において、凸部47に係合するピニオンピン48の外周面の形状を、ピンホイール46の外周面に沿った形状にすることにより、ピンホイール46が回転している間、打撃部12を上死点で所定時間停止させることも可能である。この構成を有する打込機10は、打撃部12が上死点で停止している間に、釘55を射出路37に送ることが可能である。
(実施例2) 図11は、実施例2の打込機10を示す。実施例2の打込機10において、実施例1の打込機10と同じ構成要素は、実施例1の打込機10と同じ符号を付してある。図11に打込機10は、打撃部79、駆動機構80、ウェイト81、スプリング82及びプランジャシャフト83を有する。
打撃部79は、ハウジング11内に配置された金属製のプランジャ84と、プランジャ84に固定された金属製のドライバブレード85と、を有する。プランジャシャフト83はハウジング11内に設けられ、かつ、ハウジング11に対して固定されている。プランジャシャフト83の第1中心線X1は、射出路37と平行である。プランジャ84はプランジャシャフト83に取り付けられており、打撃部79は第1中心線X1方向に移動可能である。ドライバブレード85は、射出路37内で第1中心線X1と平行に移動可能である。
ウェイト81は筒形状であり、プランジャシャフト83に取り付けられている。ウェイト81はプランジャシャフト83に対して第1中心線X1方向に移動可能である。スプリング82はハウジング11内に設けられ、スプリング82は、第1中心線X1方向でプランジャ84とウェイト81との間に配置されている。スプリング82は圧縮コイルスプリングであり、第1中心線X1方向に伸縮可能である。スプリング82の材質としては、金属、非鉄金属、セラミックを用いることができる。
ハウジング11内にウェイトバンパ86及びプランジャバンパ87が設けられている。プランジャ84は、第1中心線X1方向でウェイト81とプランジャバンパ87との間に配置されている。ウェイト81は、第1中心線X1方向でプランジャ84とウェイトバンパ86との間に配置されている。ウェイトバンパ86及びプランジャバンパ87は、共に合成ゴム製である。
プランジャ84は、第1中心線X1方向でプランジャバンパ87に近づく第1方向D1の付勢力を、スプリング82から受ける。ウェイト81は、第1中心線X1方向でウェイトバンパ86に近づく第2方向D2の付勢力を、スプリング82から受ける。
図11において、打撃部79及びプランジャ84またはウェイト81が第1方向D1に移動することを下降と呼ぶ。図11において、打撃部79及びプランジャ84またはウェイト81が第2方向D2に移動することを上昇と呼ぶ。ハウジング11内に位置検出センサ77が設けられている。位置検出センサ77は、第1中心線X1方向におけるウェイト81の位置を検出して信号を出力する。
駆動機構80は、駆動軸45の回転力を打撃部79の移動力に変換し、かつ、駆動軸45の回転力をウェイト81の移動力に変換する。駆動機構80は、図12に示す第1ギヤ88、第2ギヤ90及び第3ギヤ92を有する。第1ギヤ88は駆動軸45に固定され、第2ギヤ90は第2軸89により回転可能に支持され、第3ギヤ92は第3軸91により回転可能に支持されている。
複数のカムローラ93が第2ギヤ90に設けられている。図12は、カムローラ93を3個設けた例であり、3個のカムローラ93は、第2ギヤ90の回転方向に間隔をおいて配置されている。3個のカムローラ93は、第2ギヤ90に対してそれぞれ回転可能である。複数のカムローラ94が第3ギヤ92に設けられている。図12は、カムローラ94を2個設けた例であり、2個のカムローラ94は、第3ギヤ92の回転方向に間隔をおいて配置されている。2個のカムローラ94は、第3ギヤ92に対してそれぞれ回転可能である。
プランジャアーム部95がプランジャ84に設けられ、ウェイトアーム部96がウェイト81に設けられている。プランジャアーム部95は複数の係合部97を有し、ウェイトアーム部96は複数の係合部98を有する。係合部97の数はカムローラ93の数と同じであり、係合部98の数はカムローラ94の数と同じである。駆動軸45、第2軸89及び第3軸91は、ギヤホルダ99によりそれぞれ支持されている。
第2ギヤ90は、第1中心線X1方向で第1ギヤ88と第3ギヤ92との間に配置され、第2ギヤ90は、第1ギヤ88及び第3ギヤ92に噛み合っている。第1ギヤ88、第2ギヤ90及び第3ギヤ92は、歯数が全て同一であり、かつ、外径が全て同一である。
電動モータ15の回転力が駆動軸45に伝達されると、図12で第1ギヤ88は時計回りに回転し、第2ギヤ90は反時計回りに回転し、第3ギヤ92は時計回りに回転する。
動力機構19は回転軸100を有し、ギヤ101及びベベルギヤ102が回転軸100に取り付けられている。回転軸100は駆動軸45と平行に配置され、ギヤ101は第1ギヤ88に噛み合っている。回転軸58にベベルギヤ103が取り付けられ、ベベルギヤ103とベベルギヤ102とが噛み合っている。なお、射出部32に押し付け部材104が設けられており、押し付け部材104は射出部32に対して第1中心線X1方向に移動しない。
次に、ユーザが打込機10を使用する例を説明する。トリガスイッチ52がオフされて電動モータ15が停止していると、打撃部79及びウェイト81は、待機位置で停止している。打撃部79及びウェイト81が待機位置で停止していると、カムローラ93が係合部97に係合し、かつ、カムローラ94が係合部98に係合している。制御部73は、位置検出センサ77の信号を処理することにより、打撃部79及びウェイト81の第1中心線X1方向の位置を推定する。制御部73は、打撃部79及びウェイト81が待機位置にあると、電動モータ15を停止する。打撃部79が待機位置で停止していると、プランジャ84はプランジャバンパ87から離れている。ウェイト81が待機位置に停止していると、ウェイト81はウェイトバンパ86から離れている。
打撃部79は、スプリング82から第1方向D1の付勢力を受け、ウェイト81は、スプリング82から第2方向D2の付勢力を受けている。打撃部79が受けた第1方向D1の付勢力は、プランジャアーム部95、カムローラ93を介して第2ギヤ90に伝達され、第2ギヤ90は、図12で時計回りの回転力を受ける。
ウェイト81が受けた第2方向D2の付勢力は、ウェイトアーム部96、カムローラ94を介して第3ギヤ92に伝達され、第3ギヤ92は、図12で反時計回りの回転力を受ける。第3ギヤ92が受ける反時計回りの回転力は、第2ギヤ90を時計回りに回転させる向きの回転力となる。
このように、第2ギヤ90が時計回りの回転力を受けると、その回転力は第1ギヤ88に伝達され、第1ギヤ88は図12で反時計回りの回転力を受ける。回転規制機構49は、駆動軸45が図12で反時計回りに回転することを防止する。このため、第1ギヤ88は停止した状態に維持される。このようにして、打撃部79及びウェイト81は、待機位置に保持される。
ユーザが押し付け部材104を被打込材W1に押し付け、かつ、トリガスイッチ52がオンされると、電動モータ15に電力が供給されて駆動軸45及び第1ギヤ88が図12で時計回りに回転する。第1ギヤ88が時計回りに回転すると、第2ギヤ90は反時計回りに回転する。3個のカムローラ93の少なくとも1つが係合部97に係合している間、打撃部79はスプリング82の付勢力に抗して上昇する。また、第2ギヤ90が反時計回りに回転すると、第3ギヤ92は時計回りに回転し、2個のカムローラ94の少なくとも1つが係合部98に係合している間、ウェイト81は下降する。
その後、カムローラ93が全て係合部97から解放されると、打撃部79はスプリング82の弾性復元力で下降する。この作用と同期して、カムローラ94が全て係合部98から解放され、ウェイト81はスプリング82の付勢力で上昇する。このように、打撃部79とウェイト81とが互いに逆方向に移動することで、ハウジング11の振動を抑制できる。
そして、打撃部79が下降する過程で、ドライバブレード85は釘55を打撃し、釘55は被打込材W1に打ち込まれる。ドライバブレード85が、スプリング82の弾性復元力で釘55を被打込材W1に打ち込んだ後、プランジャ84がプランジャバンパ87に衝突する。プランジャバンパ87は打撃部79の運動エネルギの一部を吸収する。また、ウェイト81はウェイトバンパ86に衝突し、ウェイトバンパ86はウェイト81の運動エネルギの一部を吸収する。
電動モータ15は、打撃部79が釘55を打撃した後も回転するが、カムローラ93が全て係合部97から解放されている間、打撃部79はプランジャバンパ87に接触した位置、つまり、下死点で停止している。また、カムローラ94が全て係合部98から解放されている間、ウェイト81はウェイトバンパ86に接触した位置、つまり、上死点で停止している。
そして、カムローラ93が係合部97に係合すると、打撃部79が下死点から上昇する。また、カムローラ94が係合部98に係合すると、ウェイト81が上死点から下降する。その後、制御部73は、打撃部79及びウェイト81が待機位置に到達したことを検出すると、電動モータ15を停止する。
動力機構19による釘55の送り動作を、図5、図6及び図10を参照して説明する。打撃部79が待機位置に停止していると、射出路37に釘55は位置していない。打撃部79が待機位置に停止している状態で、第1ギヤ88が図12で時計回りに回転すると、第1ギヤ88の回転力は、ギヤ101、ベベルギヤ102,103を介して回転軸58に伝達される。ここで、図5、図6及び図10に示す回転軸58の回転方向は、実施例1と同様に時計回りである。
打撃部79が待機位置から上昇すると、回転軸58が図5で時計回りに回転し、フィーダ62は第2方向B2で移動する。打撃部79が上死点に到達する前に、全ての係合部67が係合部69から離れる。このため、フィーダ62は、図6のように第1方向B1で移動し、フィーダ62は1本の釘55を射出路37に送る。そして、図11でピストン60が端面78に接触すると、フィーダ62は停止する。
さらに、第1ギヤ88が回転して打撃部79が上死点に到達した後、打撃部79は上死点から下死点に向けて下降し、打撃部79は下死点で停止する。打撃部79が上死点から下死点に下降する間、回転軸58は図6において時計回りで回転するが、全ての係合部67が係合部69から解放されており、フィーダ62は停止している。
打撃部79が下死点に到達した後、カムローラ93が係合部97に係合し、打撃部79が下死点から上昇すると、図10のように係合部67が係合部69に係合する。このため、回転軸58の回転力でフィーダ62が第2方向B2で移動する。そして、打撃部79が待機位置に到達して電動モータ15が停止すると、回転軸58は図5の位置で停止する。
実施例2の打込機10においても、打撃部79の位置と、動力機構19が釘55を射出路37に送る時期との関係を設計可能である。例えば、第2ギヤ90の回転方向におけるカムローラ93の位置を変更して、打撃部79の位置と、動力機構19が釘55を射出路37に送る時期との関係を設計可能である。また、カム64の回転方向における係合部67の位置を変更して、打撃部79の位置と、動力機構19が釘55を射出路37に送る時期との関係を設計可能である。
このため、ユーザがトリガ51を操作してから、打撃部79が下降し、かつ、ドライバブレード85が釘55を打撃する位置に到達するまでの間に、釘55を射出路37に送ることが可能である。言い換えれば、打撃部79が上死点に到達する前の時点、打撃部79が上死点に到達した時点、打撃部79が下降する時点、の何れにおいても、釘55を射出路37に送ることが可能である。
(実施例3) 図13は、打込機10の実施例3を示す。図13の打込機10において、図1及び図2と同じ要素は、図1及び図2と同じ符号を付してある。動力機構19は、電動モータ105を有し、電動モータ105は回転軸58を回転及び停止する。電動モータ105は、回転軸58を図5、図6及び図10で時計回りに回転することが可能である。図4のように、電源部14の電力を電動モータ105に供給することが可能である。制御部73は電動モータ105の回転及び停止を制御する。
図13の打込機10は、図1及び図2に示す打込機10と同様の作用及び機能を有する。制御部73は、電動モータ105の回転力で回転軸58を回転及び停止させて、釘55を射出路37に送ることが可能である。そして、図13に示す打込機10は、打撃部12の位置と、釘55を射出路37に送る時期との関係を、図1及び図2の打込機10と同様にすることが可能である。
また、図13の電動モータ105は、電動モータ15とは物理的に別の要素であり、電動モータ15の回転力は回転軸58に伝達されない。このため、制御部73が電動モータ105の回転及び停止時期を、電動モータ15の回転及び停止時期とは異ならせることが可能である。つまり、打撃部12が上死点に到達する前の時点、打撃部12が上死点に到達した時点、打撃部12が上死点から釘55を打撃可能な位置に到達するまでの間、の何れにおいても、釘55を射出路37に送ることが可能である。
(実施例4) 実施例4は、動力機構の他の例であり、図14を参照して動力機構19を説明する。図14の動力機構19は、実施例1の打込機10または実施例2の打込機10の何れにも適用可能である。図14の動力機構19は、係合部106、規制部材107、ストッパ108及びスプリング109を有する。係合部106はカム64に設けられている。係合部106は、カム64の回転方向で係合部67とは異なる位置に設けられている。規制部材107はマガジン54に設けられており、規制部材107は、フィーダ62が移動する方向に対して交差する方向に往復移動可能である。
スプリング109は規制部材107をフィーダ62に近づける向きで付勢する。ストッパ108は、図2または図11に示すマガジン54に設けられている。スプリング109により付勢される規制部材107は、ストッパ108に接触して停止する。さらに、規制部材107に係合部110及びガイド面111が設けられている。係合部106は係合部110に対して係合及び解放可能である。ガイド面111は規制部材107の移動方向に対して傾斜した平坦面である。
係合部112がフィーダ62に設けられ、係合部112はガイド面113を有する。ガイド面113はフィーダ62の移動方向に対して傾斜した平坦面である。ガイド面111とガイド面113とは互いに平行である。
次に、図14に示す動力機構19の動作を、図14乃至図19を参照して説明する。ここでは、図2に示す打撃部12の位置に応じて釘55を射出路37に送る例を説明する。打撃部12が図3のように待機位置に停止していると、図14のように、規制部材107はスプリング109の付勢力で付勢され、かつ、ストッパ108に接触して停止している。規制部材107は係合部112に係合しており、フィーダ62は射出路37から最も離れた位置で停止している。つまり、打撃部12が待機位置で停止していると、釘55は射出路37に送られない。また、係合部67は係合部69から解放されている。
そして、電動モータ15が回転して打撃部12が図3の待機位置から上昇すると、回転軸58が図14で時計回りに回転し、係合部106が係合部110に係合する。すると、規制部材107はスプリング109の付勢力に抗してフィーダ62から離れる向きで移動する。規制部材107が移動し、規制部材107が係合部112から解放されると、図15のように、フィーダ62は第1方向B1で移動し、フィーダ62は1本の釘55を射出路37に送る。フィーダ62は端面78に接触して停止する。また、係合部67は係合部69から解放されている。
さらに、打撃部12が図7のように上死点に到達すると、図16のように係合部106が係合部110から解放される。このため、規制部材107はスプリング109の付勢力で移動し、かつ、ストッパ108に接触して停止する。また、係合部67は係合部69から解放されており、フィーダ62は端面78に接触して停止している。
さらに、打撃部12が上死点から下降してドライバブレード30が釘55を打撃し、かつ、打撃部12が下死点に到達するまでの間、係合部106は係合部110から解放され、また、係合部67は係合部69から解放されている。したがって、フィーダ62は停止している。
さらに、電動モータ15の回転が継続されて打撃部12が下死点から上昇するとともに、回転軸58が回転し、図17のように係合部67が係合部69に係合する。すると、図18のように、フィーダ62は第2方向B2で移動する。そして、ガイド面113がガイド面111に接触すると、フィーダ62の移動する分力が、規制部材107に伝達される。すると、規制部材107はスプリング109の付勢力に抗してフィーダ62から離れる向きで移動する。
そして、打撃部12が待機位置に到達する前に、規制部材107は係合部112を乗り越え、規制部材107はスプリング109の付勢力でフィーダ62に近づく。このため、図19のように、規制部材107は係合部112に係合し、かつ、係合部67が係合部69から解放され、フィーダ62が停止する。その後、打撃部12が図3のように待機位置に到達すると電動モータ15が停止し、フィーダ62は図14の位置で停止する。
実施例4の動力機構19は、カム64の回転方向における係合部106の位置を設定して、規制部材107が係合部112に係合される時期を変更できる。このため、打撃部12の位置に応じて、釘55を射出路37に送る時期を変更できる。したがって、打撃部12が上死点に到達する前の時点、打撃部12が上死点に到達した時点、打撃部12が上死点から釘55を打撃可能な位置に到達するまでの間、の何れにおいても、釘55を射出路37に送ることが可能である。
また、図14乃至図19の動力機構19は、打撃部12が下死点で停止している間に、回転軸58の回転力でフィーダ62をスプリング59の付勢力に抗して移動する。このため、フィーダ62を移動させるために電動モータ15がトルクを負担する期間と、打撃部12を上昇させるために電動モータ15がトルクを負担する期間とが重ならず、電動モータ15の最大トルクを低減できる。したがって、電動モータ15を小型化すること、または軽量化することが可能である。さらに、打撃部12を上昇させる際の応答性が向上する。
さらに、フィーダ62は、スプリング59の付勢力によって釘55を射出路37に送る。このため、スプリング59の弾性力を適切な大きさに設定することで、本実施形態の構造は、電動モータ15の動力でフィーダを動作させて釘を射出路に送る構造に比べて、釘55を射出路37に早く送ることができる。したがって、動力機構19の応答性を向上でき、また、釘55を射出路37に送る時期を細かく設定できる。
なお、図14の動力機構19を、図11の打込機10に設けると、打撃部79の位置に応じて、釘55を射出路37に送る時期を変更できる。
(実施例5) 図20は、打込機10の実施例5を示す。図20の打込機10は、図11に示す打込機10と同様に打撃部79、駆動機構80、ウェイト81、スプリング82、プランジャバンパ87及びウェイトバンパ86を有する。図20のマガジン114は、複数の釘55を1列に、かつ、直線状に並べて収容するガイド溝を有する。また、図20の動力機構19は、図13の実施例3と同様に構成されている。
図20の打込機10では、回転規制機構118がモータケース22内に設けられている。回転規制機構118は、電動モータ15の回転力を駆動軸45に伝達する場合に、電動モータ15の回転を許容し、第2ギヤ90から駆動軸45に伝達される回転力で、電動モータ15が回転することを防止する。
図20の打込機10は、電動モータ15、電動モータ105、駆動機構80、ウェイト81及びスプリング82が、図13に示す電動モータ15、電動モータ105、駆動機構80、ウェイト81及びスプリング82と同様に機能する。また、図20に示す動力機構19は、図13に示す動力機構19と同様に機能し、図13の動力機構19と同様の効果を得ることができる。なお、図20の動力機構19に代えて、図11に示す動力機構19を用いることも可能である。つまり、図20に示す第1ギヤ88の回転力を、ギヤ101、ベベルギヤ102,103を介して回転軸58に伝達する構成とすることも可能である。
図21は、打撃部の位置、釘送り時期及び電動モータのトルクとの関係を示すタイムチャートである。まず、実施例4の動力機構の例を説明する。時刻t1よりも前では、トリガスイッチまたはプッシュスイッチの少なくとも一方がオフされており、電動モータは停止し、かつ、打撃部は待機位置で停止している。時刻t1でトリガスイッチ及びプッシュスイッチがオンされると、電動モータのトルクが実線で示すように上昇し、打撃部が待機位置から上昇する。そして、打撃部が時刻t3で上死点に到達し、ついで、打撃部が実線のように下死点に向けて下降すると、回転する電動モータのトルクは低下する。釘送り例1のように、時刻t1から、時刻t3に到達する前までの間に、釘が射出路に送られる。
さらに、打撃部は時刻t5で下死点に到達して停止し、打撃部は時刻t6で上昇を開始する。実施例4の動力機構は、打撃部が停止している時刻t5から時刻t6の間に、電動モータのトルクでフィーダをスプリングの付勢力に抗して移動させる。このため、電動モータのトルクが、時刻t5から時刻t6の間で上昇し、かつ、低下する。
そして、時刻t6で打撃部が下死点から待機位置に向けて上昇を開始し、かつ、電動モータのトルクが上昇する。打撃部が待機位置に近づくことに伴い、電動モータが負担するトルクは増加する。さらに、打撃部が時刻t8で待機位置に到達すると、電動モータは停止する。
実施例1乃至3、及び実施例5の動力機構の例について、電動モータのトルクを説明する。打撃部が待機位置から上死点に向けて移動する間、電動モータのトルクでフィーダをスプリングの付勢力に抗して移動する。このため、電動モータのトルクは、例えば、時刻t1から時刻t2の間において破線で示すように上昇し、次いで低下する。
また、打撃部が時刻t5から時刻t6の間に下死点で停止していると、フィーダは停止しているため、時刻t5から時刻t6の間における電動モータのトルクは、破線で示すように、時刻t3から時刻t5までの間と同じである。
さらに、打撃部が時刻t6で上昇を開始し、時刻t8で待機位置に到達するまでの間に、電動モータのトルクでフィーダをスプリングの付勢力に抗して移動する。このため、例えば時刻t7から時刻t8までの間、電動モータのトルクは破線で示すように増加する。
次に、実施例2及び実施例5のように図12のカムローラ93により打撃部を上昇させる場合に相当する釘送り例2を説明する。カムローラ93の外周面の形状を第2ギヤ90の外径に沿ったものとすることにより、打撃部を待機位置で所定時間停止することが可能である。例えば、打撃部を、図21のタイムチャートで時刻t3から時刻t4の間、待機位置で停止することか可能である。そして、釘を時刻t3と時刻t4との間で射出路に送ることが可能である。釘を射出路に送る時期は、カム64の回転方向における係合部67の位置を設定することにより、変更可能である。この場合、電動モータトルクは、時刻t3から時刻t4までの間一定に維持され、かつ、時刻t4から低下する。
動力機構19は、電動モータ105に代えて図4に示すソレノイド117を備えていてもよい。また、フィーダ62を磁性材料で構成し、ソレノイド117に励磁電流を供給及び遮断可能とする。制御部73がソレノイド117を制御してソレノイド117に電磁電流を供給し、ソレノイド117が形成する磁気吸引力でフィーダ62をスプリング59の付勢力に抗して移動する。
本実施形態に記載された事項の意味を説明する。釘55は止具の一例であり、射出部32、上死点は第1位置の一例であり、下死点は第2位置の一例である。打撃部12,79、打込機10、トリガ51、プッシュレバー72及び押し付け部材104は、操作部材の一例である。圧力室27、スプリング82、電動モータ15、ピンホイール46及び駆動機構80は、移動機構の一例である。
圧力室27及びスプリング82は、第1移動部の一例であり、電動モータ15、ピンホイール46及び駆動機構80は、第2移動部の一例である。電動モータ15は、第1モータの一例である。電動モータ105は、第2モータの一例である。規制部材107は、エネルギー保持部の一例であり、回転規制機構49,118は、保持機構の一例である。打撃部12の打撃位置は、ドライバブレード30の先端115が、射出路37の釘55の頭部57に到達する直前の位置、ドライバブレード85の先端116が、射出路37の釘55の頭部57に到達する直前の位置である。
打込機は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、変換機構は、ラック・アンド・ピニオン機構、カム機構、牽引機構を含む。カム機構は、モータの回転力で回転するカム板と、カム板に設けたカム面と、カム面に沿って移動し、かつ、打撃部に取り付けられる滑動子と、を有する。牽引機構は、モータの回転力で回転する回転要素と、回転要素に巻かれて打撃部を牽引するケーブルと、を有する。
打込機は、止具としてのねじを打撃及び回転させることで、止具を被打込み材にねじ込むものを含む。この打込機の場合、止具を打撃する打撃機構の駆動源と、止具に回転力を与える駆動源と、止具を射出路に送る駆動源とを、それぞれを別々に設ける構造、または、各々の駆動源を兼用にする構造の何れでも良い。
打撃部を移動させる動力源としてのモータは、電動モータの他、エンジン、油圧モータ、空気圧モータを含む。電動モータは、ブラシ付きモータまたはブラシレスモータの何れでもよい。また、打込機は、モータの回転エネルギをフライホイールに蓄積させ、モータの停止状態でフライホイールの回転エネルギで打撃部を移動させる打込機でもよい。フライホイールの回転力で打撃部を移動させる打込機は、例えば、特開2007-216339号公報、特開2007-118170号公報に記載されている。止具は、棒状の釘の他、棒状の針、コ字形の金属片を含む。
電動モータに電力を供給する電源部は、直流電源及び交流電源を含む。直流電源は、一次電池及び二次電池を含む。電源部は、直流電源または交流電源に対して、電力ケーブルを介して接続されるアダプタを含む。
10…打込機、11…ハウジング、12,79…打撃部、15,105…電動モータ、17…変換機構、19…動力機構、27…圧力室、32…射出部、46…ピンホイール、49,118…回転規制機構、51…トリガ、54,114…マガジン、55…釘(止具)、62…フィーダ、72…プッシュレバー、80…駆動機構、82…スプリング、104…押し付け部材、107…規制部材、117…ソレノイド、B1…第1方向、B2…第2方向。

Claims (13)

  1. 止具が送られる射出部と、
    第1位置から第2位置に移動する際に前記射出部の前記止具を打撃する打撃部と、
    作業者が操作可能な操作部材と、
    前記操作部材が操作されると電源部から電力の供給を受けて前記打撃部を移動させる移動機構と、
    前記射出部に近づく第1方向及び前記射出部から離れる第2方向に移動可能とされ、前記操作部材が操作されると、前記第1方向に移動して前記止具を前記射出部に送るフィーダと、
    前記フィーダを前記第1方向に付勢する付勢部と、前記電源部から電力の供給を受け、前記フィーダを前記付勢部の付勢に抗して前記第2方向に移動させる移動部と、前記フィーダが前記第2方向に移動した状態を前記電力の供給を受けることなく保持可能とする保持部と、を備える動力機構と、を有し、
    前記操作部材が操作されると、前記操作部材が操作されてから前記打撃部が前記止具を打撃する前までの間に、前記保持部による前記フィーダの保持が解除され、前記付勢部が前記フィーダを前記第1方向に移動させて前記止具を前記射出部に送るとともに、前記移動機構が前記打撃部を移動させて前記射出部に送られた前記止具を前記打撃部により打撃し、前記フィーダが、前記移動部により前記第2方向に移動し、前記保持部により前記付勢部の付勢に抗した状態で保持され、次の止具が前記射出部に無い状態で、前記動力機構と前記移動機構が停止する、打込機。
  2. 止具が送られる射出部と、
    第1位置と第2位置との間で停止及び移動可能であり、かつ、前記第1位置から前記第2位置に移動する際に前記射出部の前記止具を打撃する打撃部と、
    を有する打込機であって、
    作業者が操作可能な操作部材と、
    第1モータを有し、かつ、前記操作部材が操作されると前記打撃部を移動させ、その後に停止する移動機構と、
    前記止具を前記射出部に送るフィーダと、
    前記打撃部が停止している間は前記フィーダを停止させ、かつ、前記操作部材が操作されると前記フィーダを移動させて前記止具を前記射出部に送る動力機構と、
    を有し、
    前記動力機構は、前記第1モータによって動作される、打込機。
  3. 前記移動機構は、前記操作部材が操作されてから前記打撃部が前記止具を打撃するまでの間に、前記打撃部を前記第1位置に停止させることが可能であり、
    前記動力機構は、前記打撃部が前記第1位置に停止している際に、前記止具を前記射出部に送る、請求項1記載の打込機。
  4. 前記移動機構は、
    前記打撃部を前記第1位置から前記第2位置に移動させる第1移動部と、
    前記第1移動部から前記打撃部に加えられる力に抗して、前記打撃部を前記第2位置から前記第1位置に移動させる第2移動部と、
    を有する、請求項2記載の打込機。
  5. 前記第2移動部は、前記第1モータの回転力を前記打撃部を前記第2位置から前記第1位置に移動させる力に変換する変換機構を有する、請求項4記載の打込機。
  6. 前記フィーダは、前記射出部に近づく第1方向及び前記射出部から離れる第2方向に移動可能であり、
    前記フィーダは、前記第1方向に移動して前記止具を前記射出部に送る、請求項2記載の打込機。
  7. 前記フィーダは、前記打撃部が移動して前記第1位置に近づく際に、前記第2方向に移動する、請求項6記載の打込機。
  8. 前記フィーダは、前記打撃部が前記止具を打撃した後であり、かつ、前記移動機構が前記打撃部を前記第2位置から前記第1位置に移動させる前に、前記第2方向に移動する、請求項6記載の打込機。
  9. 前記動力機構は、前記フィーダが前記第2方向に移動する際に、前記フィーダを前記第1方向に移動させるエネルギーを蓄えるエネルギー保持部を有する、請求項8記載の打込機。
  10. 前記動力機構は、前記エネルギー保持部に蓄えられたエネルギーを前記フィーダに加えて前記第1方向に移動させる、請求項9記載の打込機。
  11. 前記第1移動部は、気体の圧力で前記打撃部を移動させる、請求項4記載の打込機。
  12. 前記第1移動部は、弾性部材の弾性復元力で前記打撃部を移動させる、請求項4記載の打込機。
  13. 前記移動機構は、前記打撃部を前記第1位置と前記第2位置との間の待機位置で停止させ、
    前記待機位置で停止される前記打撃部の先端は、前記射出部に最も近い位置にある前記止具の頭部と前記止具の先端との間に位置し、
    前記移動機構は、前記操作部材が操作されると、前記待機位置に停止している前記打撃部を前記第1位置に移動させる、請求項1または2記載の打込機。
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