JP7078757B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本開示は、電池パックに関する。
従来から車両用の電池モジュールに関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。特許文献1に記載された発明は、電池パックを収容するシールドケース内にジャンクションボックスを収容する場合に、シールドケース内の全体およびジャンクションボックス内の放熱を図ることを課題としている。この課題を解決するために、特許文献1は、以下の構成を備えた電池モジュールを開示している(同文献、請求項1、第0009段落等を参照)。
上記従来の電池モジュールは、電池パックを収容する金属製のシールドケースの内部にジャンクションボックスを収容し、そのジャンクションボックスの樹脂製のケースを前記シールドケースの底壁上に搭載している。さらに、前記シールドケースの壁にファンを取り付けるとともに、そのシールドケース内部を流通した空気を排出する排気口を設けている。また、ジャンクションボックスのケースに通気口を設け、シールドケース内に流入した空気の一部をジャンクションボックスのケース内に流通させる構成としている。
さらに、上記従来の電池モジュールは、ジャンクションボックスのケースの上面にリレーを露出させて配置している(同文献、請求項2、第0010段落等を参照)。このような構成により、シールドケース内を冷却する空気でそのシールドケース内に収容するジャンクションボックス内の冷却を同時に図ることができ、ジャンクションボックスのケースの熱を金属製のシールドケースへと伝導して放熱を図ることができる(同文献、第0011段落等を参照)。
上記従来の電池モジュールにおいて、ジャンクションボックスは、樹脂成形品からなるケースの表面にリレーを露出させて搭載している。より詳細には、ケースは、下面開口で前後左右の側壁からなるロアケースと、そのロアケースの上部にロック結合するアッパーケースとからなるリレーは、アッパーケースの上面に搭載されている(同文献、第0015段落、図1および図2等を参照)。
あるいは、上記従来の電池モジュールにおいて、高圧リレーは、電池モジュールのシールドケースの底壁に敷設する金属板上に直接固定されている。この構成により、高圧リレーに発生した熱を、金属板を介してシールドケースの底壁に直接伝導して放熱できる(同文献、第0021段落および第0022段落、図3等を参照)。
特開2013‐090484号公報
上記従来の電池モジュールは、前述のようにリレーが樹脂成形品からなるアッパーケースの上面に配置されている場合、アッパーケースとロアケースを介してシールドケースの底壁に伝導して放熱される熱量は極めて少ない。そのため、シールドケースの壁にファンと排気口を設け、ジャンクションボックスのケースに通気口を設け、リレーを空冷する必要がある。このような電池モジュールは、構成が複雑で小型化が困難である。
一方、電池モジュールのシールドケースの底壁に敷設する金属板上に高圧リレーを直接固定する構成では、金属板は、高圧リレーに発生した熱をシールドケースの底壁に伝導して放熱する。しかし、この金属板の熱伝導経路は、高圧リレーとシールドケースの底壁との間を最短距離で接続しているため、高圧リレーに発生した熱によってシールドケースの底壁が局所的に高温になるおそれがある。
本開示は、リレーに発生した熱を、熱伝導によって筐体へ放熱することができ、筐体が局所的に高温になるのを抑制することが可能な電池パックを提供する。
本開示の一態様は、筐体と、該筐体に収容された複数の電池セルと、該複数の電池セルに接続されたリレーと、を備えた電池パックであって、前記リレーに発生した熱を伝導させて放熱する放熱部材を備え、前記放熱部材は、前記リレーと前記筐体との間の最短距離よりも長い熱伝導経路を形成していることを特徴とする電池パックである。
本開示の上記一態様によれば、放熱部材によって、リレーと筐体との間に、リレーと筐体との間の最短距離よりも長い熱伝導経路を形成することができる。したがって、リレーに発生した熱を、その熱伝導経路を介して熱伝導によって筐体へ放熱することができ、筐体が局所的に高温になるのを抑制することが可能な電池パックを提供することができる。
本開示の実施形態に係る電池パックの斜視図。 図1に示す電池パックの筐体のカバーを取り外した状態の斜視図。 図1に示す電池パックの筐体に収容された電池モジュールの分解斜視図。 図1に示す電池パックの筐体に収容された電装品ホルダの斜視図。 図2に示す電池パックの放熱部材とリレーとの位置関係を示す斜視図。 図5に示すVI-VI線に沿う拡大断面図。 図5に示す電池パックの変形例1に係る斜視図。 図5に示す電池パックの変形例2に係る斜視図。 図8のIX‐IX線に沿う拡大断面図。 図5に示す電池パックの変形例3に係る斜視図。 図5に示す電池パックの変形例4に係る斜視図。
以下、図面を参照して本開示に係る電池パックの実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る電池パック100の斜視図である。図2は、図1に示す電池パック100の筐体10のカバー12を取り外した状態の斜視図である。図3は、図1に示す電池パック100の筐体10に収容された電池モジュール20の分解斜視図である。図4は、図1に示す電池パック100の筐体10に収容された電装品ホルダ30の斜視図である。なお、図2に示す電池パック100は、カバー12だけでなく、図4に示す電装品ホルダ30を含む補機類を取り外した状態である。
詳細については後述するが、本実施形態の電池パック100は、以下の構成を主な特徴としている。電池パック100は、筐体10と、その筐体10に収容された複数の電池セル1と、その複数の電池セル1に接続されたリレー32と、を備えている。さらに、電池パック100は、リレー32に発生した熱を伝導させて放熱する放熱部材40を備えている。この放熱部材40は、リレー32と筐体10との間の最短距離Dsよりも長い熱伝導経路Ptを形成している(図6参照)。
以下、本実施形態の電池パック100の各部の構成について詳細に説明する。本実施形態の電池パック100は、たとえば、筐体10と、電池モジュール20と、電装品ホルダ30と、放熱部材40と、を備えている。
筐体10は、たとえば、おおむね直方体の形状を有し、縦方向の寸法が横方向および高さ方向の寸法よりも大きい箱形である。なお、以下では、筐体10の横方向に平行なX軸、筐体10の縦方向に平行なY軸、筐体10の高さ方向に平行なZ軸からなる直交座標系を用いて電池パック100の各部を説明する場合がある。
筐体10は、たとえば、上部が開放された矩形箱形の本体部11と、その本体部11の上部の開口を閉鎖する蓋状のカバー12とを有している。本体部11の素材は、たとえば、電気亜鉛めっき鋼鈑などの金属材料であり、カバー12の素材は、たとえば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの樹脂材料である。
図2に示す本体部11は、横方向一方側(-X方向側)に電池モジュール20を収容し、横方向他方側(+X方向側)のスペースに、図4に示す電装品ホルダ30を収容し、電池モジュール20と電装品ホルダ30との間に放熱部材40を収容する。
図1に示すカバー12は、たとえば、横方向一方側(+X方向側)の端部で縦方向(Y方向)の両端の角部に凹部が形成され、その凹部に開口部が形成されている。電池パック100は、カバー12の開口部に、外部端子である一対の高電圧端子101を露出させている。電池パック100は、高電圧端子101を介して外部の機器から電力が供給され、高電圧端子101を介して外部の機器へ電力を供給する。
また、カバー12は、たとえば、高電圧端子101が配置された横方向一方側(+X方向側)かつ縦方向一方側(+Y方向側)の角部の縦方向内側(-Y方向側)に凹部を有し、この凹部に信号コネクタ102を露出させる開口部が形成されている。電池パック100は、カバー12の開口部に、信号コネクタ102を露出させている。電池パック100は、信号コネクタ102を介して、たとえば、車両に搭載された電子制御ユニットに接続される。信号コネクタ102は、たとえば、電池パック100の制御信号用のコネクタであり、情報の入出力や電力の受給を行う。
電池モジュール20は、たとえば、図2に示すように、筐体10の内部の横方向一方側(-X方向側)に収容され、ボルトなどの締結部材によって筐体10に固定されている。電池モジュール20は、たとえば、図3に示すように、扁平角形の複数の電池セル1と、各々の電池セル1を厚さ方向(Z方向)の両側から保持して複数の電池セル1を厚さ方向(Z方向)に積層させる複数のセルホルダ22と、を備えている。
また、電池モジュール20は、複数の電池セル1を接続するバスバー21(図2参照)と、セルホルダ22を介して複数の電池セル1の積層方向の両端に配置される一対のエンドプレート23と、これら一対のエンドプレート23を連結する複数の連結部24と、を備えている。さらに、電池モジュール20は、複数の電池セル1の厚さ方向(Z方向)に沿う電池蓋1dに対向して配置されるバスバーケース25(図2参照)と、を備えている。
複数の電池セル1は、おおむね直方体の扁平な角形の形状を有し、厚さ方向(Z方向)に積層されて筐体10に収容されている。電池セル1は、たとえば、角形リチウムイオン二次電池である。電池セル1は、扁平角形の電池缶1cと、その電池缶1cの開口部を閉塞する電池蓋1dと、電池缶1cに収容された図示を省略する電極群および電解液と、その電極群に接続されて電池蓋1dに取り付けられた一対の外部端子1gと、を備えている。
電池缶1cは、一端に開口を有する扁平な有底角筒状の容器であり、底部が絶縁フィルム1fによって覆われている。絶縁フィルム1fは、電気絶縁性を有する樹脂製のフィルムであり、たとえば、筐体10と電池セル1との間を電気的に絶縁する。電池蓋1dは、たとえば、おおむね長方形の板状の部材であり、全周にわたって電池缶1cの開口部にレーザ溶接によって接合されることで、電池缶1cを密閉している。
電池缶1cと電池蓋1dは、電極群および電解液を収容して密閉する電池容器を構成している。電池蓋1dは、たとえば、電池セル1の内圧が規定の圧力を超えて上昇したときに開裂して電池セル1の内部のガスを放出する安全弁1vを有している。電極群は、たとえば、長尺帯状の正電極と、長尺帯状の負電極とを、長尺帯状の絶縁部材であるセパレータを介して対向させて捲回した捲回電極群である。
電極群を構成する正電極は、たとえば、正極の集電板を介して正極の外部端子1gに接続されている。電極群を構成する負電極は、たとえば、負極の集電板を介して負極の外部端子1gに接続されている。電解液は、たとえば、電池蓋1dに設けられた注液口から電池缶1cの内部に注入されることで電池缶1cに収容され、電極群に含浸されている。電池セル1は、電解液の注入後に、たとえば、レーザ溶接によって電池蓋1dの注液口に注液栓1kを接合することで、電池缶1cが電池蓋1dによって密閉される。
電池セル1の厚さ方向である積層方向(Z方向)に隣り合う二つの電池セル1は、極性の異なる外部端子1gが積層方向に隣り合うように、交互に180[°]反転させて積層されている。そして、隣接する電池セル1の極性の異なる外部端子1gを、積層方向に、順次、バスバー21(図2参照)によって接続していくことで、積層された複数の電池セル1を直列に接続することができる。
バスバー21は、たとえば、アルミニウムや銅などの導電性を有する金属製の板状の部材であり、レーザ溶接や超音波接合によって電池セル1の外部端子1gに接合され、隣接する電池セル1の外部端子1gの間を電気的に接続している。電池モジュール20は、たとえば、図3に示すように、電池パック100の高さ方向(Z方向)に積層された扁平角形の複数の電池セル1からなる二列の電池列を有している。電池セル1がそれぞれ厚さ方向(Z方向)に積層された二列の電池列は、電池セル1の幅方向(Y方向)に並んでいる。
セルホルダ22は、電池セル1を厚さ方向(Z方向)の両側から保持して複数の電池セル1を厚さ方向に積層させるように構成されている。セルホルダ22は、たとえば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの電気絶縁性を有するエンジニアリングプラスチックによって構成され、電池セル1と電池セル1との間に介在され、電池セル1と電池セル1との間を絶縁するセパレータ、または電池セル1と電池セル1との間に間隔をあけるスペーサとして機能する。
一対のエンドプレート23は、複数の電池セル1の積層方向の両側に配置された板状の部材であり、セルホルダ22を介して複数の電池セル1を積層方向の両側から挟持している。一対のエンドプレート23は、たとえば、複数の電池セル1の積層方向に圧縮力を加えた状態で、ボルトなどの締結部材によって、複数の連結部24に固定される。詳細は後述するが、これら複数の連結部24は、たとえば、リレー32に発生した熱を筐体10に伝導させる熱伝導経路Ptの一部である第2経路Pt2(図5参照)を形成する。
連結部24は、たとえば、プレート状またはブロック状の金属製の部材であり、複数の電池セル1の幅方向(Y方向)を向く両側面に対向して配置されている。より具体的には、電池モジュール20は、二列の電池列を電池セル1の幅方向両側から挟み込むように配置されたサイドプレートとしての一対の連結部24と、二列の電池列の間に配置されたセンタープレートとしての連結部24を有している。
各々の連結部24は、たとえば、電池セル1の高さ方向(+X方向)に突出する凸部を有している。この凸部が図2に示す放熱部材40にボルトなどの締結部材を介して固定される。これにより、放熱部材40と連結部24とが接し、これらの間で熱伝導可能に接続される。また、筐体10の縦方向の両端の側壁10cに対向する一対のサイドプレートである連結部24は、ボルトなどの締結部材を介して筐体10に固定される。これにより、連結部24と筐体10とが接し、これらの間で熱伝導可能に接続される。
バスバーケース25は、たとえば、セルホルダ22に設けられた突起状の係合部に係合し、複数の電池セル1の外部端子1gが設けられた端面を覆うように配置される。バスバーケース25は、たとえば、セルホルダ22と同様のPBTなどのエンジニアリングプラスチックによって構成された矩形枠状の部材であり、電池セル1の外部端子1gを露出させる複数の開口部を有している。また、バスバーケース25は、たとえば、互いに隣接するバスバー21の間を隔壁によって絶縁している。
電装品ホルダ30は、たとえば、図4に示すように、制御基板31と、リレー32と、ヒューズ33と、シャント抵抗34と、一対の接続端子35と、を保持している。制御基板31は、たとえば、電装品ホルダ30の電池モジュール20に対向する面に、ボルトによって固定されている。シャント抵抗34は、たとえば、ねじによって制御基板31に固定され、負極の接続端子35と負極の高電圧端子101との間の電流経路に配置されている。
制御基板31は、たとえば、積層方向に隣接する電池セル1を接続する各々のバスバー21に電圧検出線を介して接続されている。制御基板31は、たとえば、個々の電池セル1の電圧を測定および監視するとともに電池パック100の全体の制御および監視を行う制御回路を備えている。リレー32およびヒューズ33は、電装品ホルダ30に、たとえば、ねじによって固定され、正極の接続端子35と正極の高電圧端子101との間の電流経路に配置されている。
リレー32は、たとえば、高電圧端子101の一方と電池モジュール20の端部バスバーとの間の電流経路を遮断および接続する。本実施形態において、リレー32は、たとえば機械式のリレーであり、コイルとスイッチによって構成され、コイルに電流を流したり流すのを止めたりすることで、スイッチのオンとオフの切り替えが可能である。リレー32のスイッチをオンにすることで、高電圧端子101と電池モジュール20との間の電流経路が接続され、リレー32のスイッチをオフにすることで、その電気経路が遮断される。
リレー32は、コイルやスイッチを含む電子部品を収容するケース32aを有している。ケース32aは、たとえば、おおむね直方体の形状を有する矩形の箱形の容器である。ケース32aは、たとえば、PBTなどの電気絶縁性を有する樹脂材料によって製作することができる。なお、後述するリレー32と筐体10との間の最短距離Ds(図6参照)は、たとえば、リレー32のケース32aと筐体10との間の最短距離Dsである。
図4に示す一対の接続端子35のうち、左側(+Y方向)に配置された正極の接続端子35は、直列に接続された複数の電池セル1の一端の電池セル1の正極の外部端子1gに、端部バスバーを介して接続される。一対の接続端子35のうち、右側(-Y方向)に配置された負極の接続端子35は、直列に接続された複数の電池セル1の他端の電池セル1の負極の外部端子1gに、端部バスバーを介して接続される。
すなわち、図1に示す電池パック100において、右側(+Y方向)の高電圧端子101は、たとえば、複数の電池セル1の正極側に接続された正極の外部端子である。また、左側(-Y方向)の高電圧端子101は、たとえば、複数の電池セル1の負極側に接続された負極の外部端子である。
放熱部材40は、リレー32に発生した熱を伝導させて放熱するための部材である。放熱部材40の素材は、たとえば、ステンレス鋼、アルミニウム合金、銅合金、炭素鋼、もしくは合金鋼などの金属、または、高熱伝導セラミックスもしくは高熱伝導樹脂材料などの非金属を使用することができる。なお、放熱部材40は、リレー32に接する部分を除いて、表面に凹凸を有してもよい。
リレー32に発生した熱を効率よく伝導させて放熱する観点から、放熱部材40の素材の熱伝導率は、リレー32のケース32aの素材の熱伝導率よりも高いことが好ましい。また、放熱部材40の熱容量を増加させてリレー32の放熱を促進させる観点から、放熱部材40の体積は、リレー32の体積よりも大きいことが好ましい。
放熱部材40の形状は、リレー32に発生した熱を効率よく伝導させて放熱することが可能な形状であれば特に限定されないが、たとえば、図2に示すように、筐体10の縦方向(Y方向)に延びる柱状または細長い板状の形状にすることができる。放熱部材40は、たとえば、リレー32が配置され、筐体10の縦方向(Y方向)および高さ方向(Z方向)に沿う伝熱面40aを有している。放熱部材40は、たとえば、複数の電池セル1を備えた電池モジュール20の一端から他端まで延び、伝熱面40aと反対の面が複数の電池セル1に対向している。
図5は、図4に示す電装品ホルダ30に保持されたリレー32と、そのリレー32に発生する熱を伝熱させて放熱する放熱部材40との位置関係を示す斜視図である。図6は、図5に示すVI-VI線に沿う拡大断面図である。なお、図5および図6では、筐体10のカバー12、電池モジュール20の複数の電池セル1、バスバー21、セルホルダ22、およびバスバーケース25、ならびに、電装品ホルダ30、および電装品ホルダ30に保持されたリレー32以外の部品などの図示を省略している。
放熱部材40は、リレー32に発生した熱を伝導させて放熱する部材である。リレー32は、たとえば筐体10の縦方向(Y方向)および高さ方向(Z方向)におおむね平行な放熱部材40の伝熱面40aに配置されている。伝熱面40aは、リレー32のケース32aに直接的に接してもよいし、放熱用接着剤、放熱グリス、放熱シート、または熱伝導シートなどを介してリレー32のケース32aに間接的に接してもよい。このように、リレー32に伝熱面40aが直接的または間接的に接することにより、リレー32から伝熱面40aへ熱伝導による放熱が可能になっている。
図6に示すように、放熱部材40は、リレー32と筐体10との間の最短距離Dsよりも長い熱伝導経路Ptを形成している。より具体的には、図6に示す例において、リレー32と筐体10との間の最短距離Dsは、放熱部材40の伝熱面40aと反対側のリレー32のケース32aの表面と、筐体10の側壁10cの内側の表面との間の距離である。
また、図6に示す例において、放熱部材40の底面40bは、筐体10の底壁10bに接している。この場合、熱伝導経路Ptは、放熱部材40の内部を通り、放熱部材40の伝熱面40aに対向するリレー32の表面32bすなわちケース32aの表面32bと、筐体10の底壁10bとを結ぶ無数の経路を含んでいる。
その無数の経路の中で最短の熱伝導経路Ptは、リレー32の表面32bの下端から、放熱部材40の伝熱面40aを通り、伝熱面40aに沿って筐体10の底壁10bへ向かい、放熱部材40の底面40bを通って筐体10の底壁10bに至る経路である。この最短の熱伝導経路Ptが、リレー32と筐体10との最短距離Dsよりも長くなっている。
また、図6に示す例において、筐体10の底壁10bに対向するリレー32の底面32cと、筐体10の底壁10bとの間の距離Dが、リレー32と筐体10との間の最短距離であると仮定する。この場合にも、最短の熱伝導経路Ptは、リレー32の底面32cと、筐体10の底壁10bとの間の距離Dよりも長くなっている。これは、放熱部材40の伝熱面40aが、筐体10の高さ方向(Z方向)におおむね平行であり、最短の熱伝導経路Ptが、リレー32の表面32bから伝熱面40aへ向かう筐体10の横方向(X方向)の経路を含むためである。
また、図5および図6に示す例において、放熱部材40の底面40bと筐体10の底壁10bは、少なくとも一部が直接的に接しているが、放熱用接着剤、放熱グリス、放熱シート、または熱伝導シートなどを介して間接的に接していてもよい。
また、筐体10の高さ方向(Z方向)において、放熱部材40は、筐体10の底壁10bとの間に間隙G(図9参照)を有してもよい。この場合、筐体10の縦方向(Y方向)において、筐体10の両側の側壁10cに放熱部材40の両端部を固定することができる。これにより、筐体10の縦方向(Y方向)に延びる放熱部材40によって、リレー32と筐体10との間の最短距離Dsよりも長い熱伝導経路Ptが形成される。
また、図5および図6に示す例において、電池パック100は、放熱部材40を筐体10に固定する固定部材として、放熱部材40が突起部41を有している。突起部41は、たとえば、ボルトを挿通させるボルト孔を有し、ボルトとナットによって筐体10の底壁10bに締結されることで、放熱部材40を筐体10の底壁10bに固定する。
放熱部材40は、たとえば、突起部41において筐体10の底壁10bに接し、その他の部分で筐体10との間に間隙Gを有してもよい。この場合、熱伝導経路Ptは、放熱部材40によって形成されてリレー32に発生した熱を固定部材である突起部41に伝導させる第1経路Pt1と、固定部材である突起部41によって形成されて放熱部材40の熱を筐体10に伝導させる第2経路Pt2と、を有する。
また、図5および図6に示す例において、電池パック100は、放熱部材40を筐体10に固定する固定部材として、電池モジュール20の連結部24を備えている。図3に示すように、筐体10の縦方向(Y方向)の両側の一対の連結部24は、筐体10の側壁10cに対向する面にねじ穴を有し、ボルトによって筐体10の側壁10cに締結される。また、連結部24は、放熱部材40へ向けて突出する凸部の先端面にねじ穴を有している。
そのため、連結部24は、筐体10の側壁10cに固定され、凸部の先端のねじ穴に放熱部材40のボルト孔に挿通されたボルトを締結することで、放熱部材40を筐体10に固定する固定部材となる。この場合、熱伝導経路Ptは、放熱部材40によって形成されてリレー32に発生した熱を固定部材である連結部24に伝導させる第1経路Pt1と、固定部材である連結部24によって形成されて放熱部材40の熱を筐体10に伝導させる第2経路Pt2と、を有する。
以下、本実施形態の電池パック100の作用を説明する。
本実施形態の電池パック100は、たとえば、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両に搭載され、信号コネクタ102が車両側コントローラに接続され、信号コネクタ102を介して情報のやり取りや電源の供給を受ける。電池パック100は、高電圧端子101,101に供給された電力を電池セル1に蓄え、電池セル1に蓄えられた電力を、高電圧端子101,101を介して外部へ供給する。このとき、リレー32は、スイッチがオンにされ、リレー32に高電圧の電流が流れることで、リレー32に熱が発生する。
ここで、本実施形態の電池パック100は、前述のように、筐体10と、その筐体10に収容された複数の電池セル1と、その複数の電池セル1に接続されたリレー32と、を備えている。さらに、電池パック100は、リレー32に発生した熱を伝導させて放熱する放熱部材40を備えている。この放熱部材40は、リレー32と筐体10との間の最短距離Dsよりも長い熱伝導経路Ptを形成している。
この構成により、リレー32に発生した熱を、放熱部材40を介した熱伝導によって筐体10へ放熱することができる。また、放熱部材40がリレー32と筐体10との間の最短距離Dsよりも長い熱伝導経路Ptを形成することで、従来のように熱伝導経路Ptがリレー32と筐体10との間の最短距離Dsに形成される場合と比較して、筐体10が局所的に高温になるのを抑制することができる。
また、本実施形態の電池パック100において、筐体10は、縦方向(Y方向)の寸法が横方向(X方向)および高さ方向(Z方向)の寸法よりも大きい箱形である。放熱部材40は、リレー32が配置され、縦方向(Y方向)および高さ方向(Z方向)に沿う伝熱面40aを有している。
この構成により、リレー32から筐体10への最短の熱伝導経路Ptが、リレー32の表面32bから伝熱面40aへ向かう筐体10の横方向(X方向)の経路を含むことになる。これにより、筐体10の底壁10bに対向するリレー32の底面32cと、筐体10の底壁10bとの間の距離Dが、リレー32と筐体10との間の最短距離である場合でも、その最短距離よりも熱伝導経路Ptを長くすることができる。これにより、従来のように熱伝導経路Ptがリレー32と筐体10との間の最短距離Dsに形成される場合と比較して、筐体10が局所的に高温になるのを抑制することができる。
また、本実施形態の電池パック100において、放熱部材40は、複数の電池セル1の一端から他端まで延びている。この構成により、たとえば車両の衝突などの不測の事態によって、筐体10の縦方向(Y方向)すなわち放熱部材40の延在方向に強い力が作用した場合に、放熱部材40によって複数の電池セル1を保護することができる。すなわち、複数の電池セル1の一端から他端まで延びる放熱部材40によって筐体10の変形を抑制し、複数の電池セル1の破損を抑制することができる。なお、リレー32は、放熱部材40の複数の電池セル1に対向する面に配置してもよい。これにより、放熱部材40によって、リレー32に外力が作用するのを防止して、リレー32を保護することができる。
さらに、放熱部材40が複数の電池セル1の一端から他端まで延びることで、放熱部材40の体積を増加させることができ、放熱部材40の熱容量を増加させることができる。また、放熱部材40の底面40bと筐体10の底壁10bとの間に間隙Gを有する場合には、筐体10の縦方向(Y方向)における熱伝導経路Ptの長さを増加させることができる。これにより、筐体10が局所的に高温になるのを、より確実に抑制することができる。
また、本実施形態の電池パック100は、前述のように、筐体10の縦方向(Y方向)において筐体10の両側の側壁10cに放熱部材40の両端部が固定されていてもよい。この場合、筐体10の高さ方向(Z方向)において、放熱部材40と筐体10の底壁10bとの間に間隙Gを有してもよい。
この構成により、熱伝導経路Ptの一部に筐体10の縦方向(Y軸方向)に延びる経路を形成することができる。これにより、たとえば、リレー32と筐体10との間の最短距離が筐体10の高さ方向(Z軸方向)であった場合でも、熱伝導経路Ptをリレー32と筐体10との間の最短距離よりも十分に長くすることができる。したがって、筐体10が局所的に高温になるのを、より確実に抑制することができる。
また、本実施形態の電池パック100は、たとえば、突起部41や連結部24など、放熱部材40を筐体に固定する固定部材を備えている。そして、熱伝導経路Ptは、放熱部材40によって形成されてリレー32に発生した熱を固定部材に伝導させる第1経路Pt1と、固定部材によって形成されて放熱部材40の熱を筐体10に伝導させる第2経路Pt2と、を有している。この構成により、熱伝導経路Ptを形成する部材の熱容量の総和を増加させ、筐体10が局所的に高温になるのを、より確実に抑制することができる。
また、本実施形態の電池パック100は、各々の電池セル1を保持して複数の電池セル1を積層させるセルホルダ22と、複数の電池セル1の積層方向(Z軸方向)の両端にセルホルダ22を介して配置された一対のエンドプレート23と、その一対のエンドプレート23を連結する複数の連結部24と、を備えている。そして、放熱部材40を筐体10に固定する固定部材は、連結部24である。
この構成により、電池パック100の既存の構成である電池モジュール20の連結部24を用いて、放熱部材40を筐体10に固定することができる。また、放熱部材40だけでなく、電池パック100の既存の構成である電池モジュール20の連結部24を用いて、リレー32に発生した熱を伝熱して筐体10に放熱する熱伝導経路Ptを形成することができる。これにより、余分な部品を増設することなく、筐体10が局所的に高温になるのを、より確実に抑制することができる。
また、本実施形態の電池パック100において、放熱部材40の体積は、リレー32の体積よりも大きい。この構成により、放熱部材40の熱容量を増加させることができ、放熱部材40が高温になるのを抑制することができる。また、放熱部材40の表面積を増加させ、放熱部材40の放熱を促進することができる。したがって、筐体10が局所的に高温になるのを、より確実に抑制することができる。
また、本実施形態の電池パック100において、放熱部材40の材質は、たとえば、金属である。この構成により、たとえば、樹脂材料と比較して放熱部材40の強度を向上させることができ、放熱部材40によって筐体10を補強することができる。また、金属は熱伝導性に優れるため、リレー32に発生した熱を、金属製の放熱部材40によって効率よく放熱することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、リレー32に発生した熱を、熱伝導によって筐体10へ放熱することができ、筐体10が局所的に高温になるのを抑制することが可能な電池パック100を提供することができる。
なお、本開示に係る電池パックは、前述の実施形態で説明した電池パック100の構成に限定されない。以下、図7から図11を参照して、前述の電池パック100のいくつかの変形例を説明する。なお、各図では、前述の電池パック100と同様の構成に、前述の電池パック100と同一の符号を付して、説明を省略する。
図7は、図5に示す電池パック100の変形例1に係る斜視図である。本変形例において、電池モジュール20を構成する複数の電池セル1は、図3に示すように、外部端子1gが設けられた電池蓋1dが、筐体10の高さ方向の上方(+Z方向)を向くように、90度の角度で回転させて配置される。この場合、電池セル1の積層方向は、筐体10の横方向(X方向)となる。このような構成によっても、前述の実施形態に係る電池パック100と同様の効果を奏することができる。
図8は、図5に示す電池パック100の変形例2に係る斜視図である。図9は、図8のIX‐IX線に沿う拡大断面図である。本変形例に係る電池パック100は、リレー32が半導体リレーである点で、前述の実施形態に係る電池パック100と異なっている。本変形例において、リレー32は、たとえば基板32sに実装され、基板32sを介して放熱部材40に接している。なお、基板32sは、放熱接着剤、放熱グリス、放熱シート等を介して放熱部材40に間接的に接していてもよい。
本変形例において、電池パック100は、複数のリレー32を備えている。この場合、複数のリレー32の体積の総和よりも、放熱部材40の体積の方が大きいことが好ましい。また、本変形例において、リレー32と筐体10との最短距離Dsは、筐体10に最も近いリレー32の端面と、筐体10との間の距離である。さらに、本変形例の電池パック100では、放熱部材40の底面40bと筐体10の底壁10bとの間に間隙Gが形成されている。本変形例においても、前述の実施形態に係る電池パック100と同様の効果を奏することができる。
図10および図11は、それぞれ、図5に示す電池パックの変形例3および変形例4に係る斜視図である。図10に示す変形例3に係る電池パック100は、筐体10の縦方向(Y方向)における放熱部材40の長さが、前述の実施形態に係る電池パック100の40の長さよりも短い。この構成により、前述の実施形態に係る電池パック100と同様の効果を奏することができるだけでなく、電池パック100の軽量化を図ることができ、電装品ホルダ30および補機類を収容するスペースを拡大することができる。
また、図11に示す変形例4に係る電池パック100において、放熱部材40は、電池モジュール20の連結部24に固定されず、固定部材としてのフランジ部42を介して筐体10の底壁10bに固定されている。このような構成により、前述の実施形態に係る電池パック100と同様の効果を奏することができるだけでなく、変形例3に係る電池パック100と同様の効果を奏することができる。
以上、図面を用いて本開示に係る電池パックの実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本開示に含まれるものである。
1 電池セル
10 筐体
10b 底壁
10c 側壁
22 セルホルダ
23 エンドプレート
24 連結部(固定部材)
32 リレー
40 放熱部材
40a 伝熱面
41 突起部(固定部材)
42 フランジ部(固定部材)
100 電池パック
Ds 最短距離
G 間隙
Pt 熱伝導経路
Pt1 第1経路
Pt2 第2経路

Claims (6)

  1. 筐体と、該筐体に収容された複数の電池セルと、該複数の電池セルに接続されたリレーと、を備えた電池パックであって、
    前記リレーに発生した熱を伝導させて放熱する放熱部材を備え、
    前記筐体は、縦方向の寸法が横方向および高さ方向の寸法よりも大きい箱形であり、前記縦方向において前記筐体の両側の側壁に前記放熱部材の両端部が固定され、前記高さ方向において、前記放熱部材と前記筐体の底壁との間に間隙を有し、
    前記放熱部材は、前記リレーと前記筐体との間の最短距離よりも長い熱伝導経路を形成しており、前記リレーが配置され前記縦方向および前記高さ方向に沿う伝熱面を有し、複数の前記電池セルの一端から他端まで延びていることを特徴とする電池パック。
  2. 前記放熱部材を前記筐体に固定する固定部材を備え、
    前記熱伝導経路は、前記放熱部材によって形成されて前記リレーに発生した熱を前記固定部材に伝導させる第1経路と、前記固定部材によって形成されて前記放熱部材の熱を前記筐体に伝導させる第2経路と、を有することを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 各々の前記電池セルを保持して複数の前記電池セルを積層させるセルホルダと、複数の前記電池セルの積層方向の両端に前記セルホルダを介して配置された一対のエンドプレートと、該一対のエンドプレートを連結する複数の連結部と、を備え、
    前記固定部材は、前記連結部であることを特徴とする請求項に記載の電池パック。
  4. 前記放熱部材の体積は、前記リレーの体積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  5. 前記放熱部材の材質は、金属であることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  6. 前記リレーは、半導体リレーであることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
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