JP7078225B2 - 作物収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、圃場の作物を収穫する作物収穫機に関する。
作物収穫機の一例である枝豆収穫機では、特許文献1に開示されているような構成を備えたものがある。特許文献1では、圃場の作物を収穫する収穫部と、収穫部により収穫された作物を横倒れ姿勢で挟持して後側に搬送する搬送体と、搬送体の右側に配置された分離部とが備えられている。
特許文献1では、分離部に、平面視で搬送体と交差する向きの軸芯周りに回転駆動される回転体が設けられており、搬送体により作物が搬送されるのに伴って、回転する回転体が作物に当たり、作物から実が分離される。
分離された実は、下側の搬送コンベアに落下し、搬送コンベアにより搬送されて、回収箱(回収部に相当)に供給されて回収される。
特開2000-201519号公報
分離部において、作物に分離作用が掛かる際、作物から実が分離して搬送コンベアに落下するのに加えて、作物から葉や枝等の屑も分離して搬送コンベアに落下する可能性がある。これにより、実に加えて屑も回収部に供給される可能性があるので、改善の余地がある。
本発明は、収穫された作物から実を分離して回収する作物収穫機において、実に加えて屑も回収部に供給される状態を少なくすることを目的としている。
本発明の作物収穫機は、
圃場の作物を収穫する収穫部と、収穫された作物に分離作用を掛ける分離部と、前記分離部により分離された処理物を搬送する搬送コンベアと、回収部と、
前記搬送コンベアの搬送終端部に隣接する位置に設けられて、前記搬送コンベアの搬送終端部からの処理物を受け取る選別部とが備えられ、
前記選別部に、
成熟した良品の実を下側に通過させて前記回収部に供給する通過部と、葉や枝の屑を乗せて送って排出する送り部とが設けられ、
前記選別部の下側に配置された下部選別部が備えられて、
前記下部選別部に、
前記通過部から落下してきた良品の実と未成熟の不良の実のうち、不良の実を通過させて下側に落とす下部通過部と、良品の実を乗せて送って前記回収部に供給する下部送り部とが設けられている。
枝豆や大豆等の作物では、分離部により作物から処理部が分離されると、処理物に、成熟した良品の実と、葉や枝の屑とが含まれていることがあり、良品の実と屑とを比較すれば、良品の実よりも屑が大きい場合が多い。
本発明によると、作物から分離された処理物(成熟した良品の実、葉や枝の屑)が、搬送コンベアにより搬送されて選別部に渡される。処理物が選別部に渡されると、良品の実は選別部の通過部を下側に通過して、回収部に供給されるのであり、屑は選別部の送り部に乗って送られて、回収部に供給されずに排出される。
これにより、屑が回収部に供給される状態を少なくすることができて、作物収穫機の収穫性能を向上させることができる。
枝豆や大豆等の作物では、成熟した良品の実に加えて、未成熟の不良の実が付いていることがあり、作物から分離された処理物に、成熟した良品の実と、未成熟の不良の実と、葉や枝の屑とが含まれていることがある。良品の実と不良の実とを比較すれば、良品の実よりも不良の実が小さい場合が多い。
本発明によると、下部選別部が選別部の下側に配置されており、処理物が選別部に渡されると、良品の実及び不良の実が選別部の通過部を下側に通過して、下部選別部に渡される。
下部選別部において、良品の実は下部選別部の下部送り部に乗って送られて、回収部に供給されるのであり、不良の実は下部選別部の下部通過部を下側に通過して、回収部に供給されずに排出される。
これにより、不良の実が回収部に供給される状態を少なくすることができて、作物収穫機の収穫性能を向上させることができる。
本発明において、
前記選別部に、送り方向に沿って配置された複数の細長部材が、前記細長部材の延出方向と交差する方向に沿って間隙を開けて配置されて、
前記送り部が前記細長部材であり、前記通過部が前記間隙であると好適である。
本発明によると、選別部において、良品の実は選別部の間隙を無理なく通過して、回収部に供給されるのであり、屑は選別部の間隙を通過せずに、選別部の細長部材に乗り、選別部の細長部材の延出方向に沿って無理なく送られて排出される。
これにより、細長部材と間隙という簡素な構成により、選別部の機能を無理なく発揮させることができて、構造の簡素化の面で有利なものとなる。
本発明において、
前記搬送コンベアの搬送終端部と、前記回収部とが、平面視で排出空間を開けて配置され、
前記選別部が、前記搬送コンベアの搬送終端部に隣接する位置から、前記排出空間及び前記回収部の上側を越えて、前記搬送コンベアの搬送終端部の反対側に延出され、
前記下部選別部が、前記選別部の下側において、前記排出空間と前記回収部の上側とに亘って配置されていると好適である。
本発明によると、選別部を、搬送コンベアの搬送終端部に隣接する位置から、排出空間及び回収部の上側を越えて、搬送コンベアの搬送終端部の反対側に、直線的に配置することができる。これにより、処理物が選別部に渡されると、屑が選別部の送り部に乗って無理なく送られて排出される。
本発明によると、選別部の下側に配置される下部選別部においても、排出空間と回収部の上側とに亘って、選別部と同様に直線的に配置することができる。これにより、良品の実及び不良の実が下部選別部に渡されると、良品の実が下部選別部の下部送り部に乗って無理なく送られて回収部に供給されるのであり、不良の実は下部選別部の下部通過部を下側に通過し排出空間を通って排出される。
本発明によると、選別部及び下部選別部を直線的に配置することができる点、選別部の下側に回収部が配置される点、搬送コンベアの搬送終端部と回収部との間を排出空間として利用することができる点により、全体のコンパクト化を図ることができる。
本発明において、
前記下部選別部に、送り方向に沿って配置された複数の下部細長部材が、前記下部細長部材の延出方向と交差する方向に沿って下部間隙を開けて配置されて、
前記下部送り部が前記下部細長部材であり、前記下部通過部が前記下部間隙であると好適である。
本発明によると、不良の実は下部選別部の下部間隙を無理なく通過して、排出されるのであり、良品の実は下部選別部の下部間隙を通過せずに、下部選別部の下部細長部材に乗り、下部選別部の下部細長部材の延出方向に沿って無理なく送られて、回収部に供給される。
これにより、下部細長部材と下部間隙という簡素な構成により、下部選別部の機能を無理なく発揮させることができて、構造の簡素化の面で有利なものとなる。
本発明において、
前記選別部に、送り方向に沿って配置された複数の細長部材が、前記細長部材の延出方向と交差する方向に沿って間隙を開けて配置されて、
前記送り部が前記細長部材であり、前記通過部が前記間隙であり、
前記下部間隙における前記下部細長部材の延出方向と交差する方向での横幅が、前記間隙における前記細長部材の延出方向と交差する方向での横幅よりも小さいと好適である。
本発明によると、選別部において、良品の実及び不良の実は選別部の間隙を無理なく通過して、下部選別部に渡されるのであり、屑は選別部の間隙を通過せずに、選別部の細長部材に乗り、選別部の細長部材の延出方向に沿って無理なく送られて排出される。
下部選別部において、良品の実は下部選別部の下部間隙を通過せずに、下部選別部の下部細長部材に乗り、下部選別部の下部細長部材の延出方向に沿って無理なく送られて、回収部に供給される。不良の実は下部選別部の下部間隙を無理なく通過して排出される。
本発明によると、下部選別部の下部間隙における下部細長部材の延出方向と交差する方向での横幅が、選別部の間隙における細長部材の延出方向と交差する方向での横幅よりも小さいものに設定されている。
これにより、選別部における良品の実及び不良の実と屑との選別、下部選別部おける良品の実と不良の実との選別が適切に行われるようになって、作物収穫機の収穫性能を向上させることができる。
枝豆収穫機の左側面図である。 枝豆収穫機の平面図である。 収穫部の後部、分離部の第1下回転体及び第2下回転体の付近の横断平面図である。 分離部の第1上回転体及び第1下回転体(第2上回転体及び第2下回転体)の断面図である。 選別部及び下部選別部の付近の背面図である。 選別部の付近の平面図である。 下部選別部の付近の平面図である。 選別部及び下部選別部での選別状態を示す概念図である。 発明の実施の第1別形態において、選別部の付近の背面図である。
図1~図9に、作物収穫機の一例である枝豆収穫機が示されている。図1~図9において、Fは機体1の「前方向」を示し、Bは機体1の「後方向」を示し、Uは機体1の「上方向」を示し、Dは機体1の「下方向」を示している。Rは機体1の「右方向」を示し、Lは機体1の「左方向」を示している。
(枝豆収穫機の全体構成)
図1及び図2に示すように、右及び左のクローラ型式の走行装置2により、機体1が支持されており、機体1の前部の左部に収穫部3が設けられ、機体1の前部の右部に運転部4が設けられている。
機体1の後部に分離部5が設けられており、分離部5の左側に、第2搬送体9及びガイドレール13が設けられている。機体1の右部に支持台6及び作業デッキ7が設けられており、これらに回収箱17(回収部に相当)が設置されている。
(収穫部の構成)
図1及び図2に示すように、収穫部3の前部において、斜め向きの上下方向に沿った軸芯P1周りに、右及び左の従動プーリー45が回転自在に支持されている。収穫部3の後部において、斜め向きの上下方向に沿った軸芯P2周りに、右及び左の駆動プーリー46が回転自在に支持されている。軸芯P1と軸芯P2とは互いに平行である。
右の従動プーリー45及び右の駆動プーリー46に亘り、ゴムベルト製の右の第1搬送体8が取り付けられている。左の従動プーリー45及び左の駆動プーリー46に亘り、ゴムベルト製の左の第1搬送体8が取り付けられている。
右及び左の第1搬送体8が、収穫部3の全長に亘って合わせられている。収穫部3に、多数のローラー47が回転自在に支持されており、ローラー47により第1搬送体8の合わせ部分(作物Aの挟持部分)の反対側が支持されている。収穫部3の前部に、右及び左のデバイダ48、サブソイラ49が取り付けられている。
収穫部3の前部が下側で、収穫部3の後部が上側となるように、収穫部3が側面視で斜めの姿勢で、機体1の前部の左部に前後方向に沿って支持されている。
第1搬送体8において、従動プーリー45の付近が搬送始端部8aであり、駆動プーリー46の付近が搬送終端部8bである。これにより、右及び左の第1搬送体8が、第1搬送体8の搬送始端部8aから搬送終端部8bに亘って、捩じられることなく、直線的に斜め上側の後側に向けて延出されている。
(第2搬送体及びガイドレールの構成)
図1,2,3に示すように、機体1の左部に駆動機構27が支持されており、機体1の左部の前部に、回転輪55,56が左右方向の軸芯周りに回転自在に支持され、機体1の左部の後部に、回転輪57が左右方向の軸芯周りに回転自在に支持されている。
第2搬送体9は、多数の突部を備えたチェーン状に構成されており、駆動機構27の駆動スプロケット27a及び回転輪55,56,57に亘って、第2搬送体9が取り付けられて、機体1の左部(分離部5の左側)に、第2搬送体9が前後方向に沿って配置されている。第2搬送体9は、駆動機構27の駆動スプロケット27aにより、図1の時計方向に回転駆動される。
第2搬送体9は、第1搬送体8の搬送終端部8bから後側に延出されており、第2搬送体9において、回転輪55と回転輪56との間の部分が搬送始端部9aであり、回転輪57の付近が搬送終端部9bである。
ガイドレール13が、第2搬送体9の上側に沿って配置されている。ガイドレール13は、多数のチャンネル状部材が(図示せず)が一列状に並べられ、チャンネル状部材がピン(図示せず)により屈曲自在に接続されている。チャンネル状部材の接続部分に、バネ(図示せず)が接続されており、バネによりガイドレール13が第2搬送体9側に付勢されている。
(分離部の構成)
図1,2,3に示すように、分離部5が機体1に設けられている。分離部5に、第1上回転体11及び第1下回転体12、第2上回転体21及び第2下回転体22が設けられている。
分離部5において、第1上回転体11及び第1下回転体12、第2上回転体21及び第2下回転体22の下側に、回収コンベア10が前後方向に沿って設けられている。
回収コンベア10の後部の下側に左右方向に沿って搬送コンベア14が設けられ、回収コンベア10の後部から後側に所定間隔を開けて排出コンベア15が設けられており、回収コンベア10の下側に唐箕16が設けられている。
図3に示すように、分離部5の右側に、壁部43,44が設けられている。壁部43は平面視で前後方向に配置され、壁部44は平面視で前後方向と交差する斜めに配置されている。分離部5の左側に、壁部29が設けられている。壁部29は平面視で前後方向に配置されており、壁部29に、前後方向に沿った開口部(図示せず)が設けられている。
(第1上回転体及び第1下回転体、第2上回転体及び第2下回転体の構成)
図3及び図4に示すように、第1上回転体11(第1下回転体12、第2上回転体21及び第2下回転体22)において、軸部18と2個の打撃部19とが設けられている。
軸部18は六角軸状に形成されている。打撃部19は平板状に形成されており、互いに180度の位相の違いで軸部18に連結されて、半径方向外側に延出されている。打撃部19の外端部に、硬質ゴム製の縁部20が取り付けられている。
図4に示すように、第1上回転体11の回転軌跡の直径D1と、第1下回転体12の回転軌跡の直径D1とが同じものに設定されている。第2上回転体21の回転軌跡の直径D1と、第2下回転体22の回転軌跡の直径D1とが同じものに設定されている。第2上回転体21(第2下回転体22)の回転軌跡の直径D1が、第1上回転体11(第1下回転体12)の回転軌跡の直径D1よりも、少し小径に設定されている。
(第1上回転体及び第1下回転体、第2上回転体及び第2下回転体の配置)
図3及び図4に示すように、第1上回転体11が、第1上軸芯P11周りに回転自在に壁部44と壁部29とに亘って、ベアリング23により支持されている。第1下回転体12が、第1上軸芯P11の下側で第1上軸芯P11に沿った第1下軸芯P12周りに回転自在に、壁部44と壁部29とに亘って、ベアリング23により支持されている。
第2上回転体21が、第2上軸芯P21周りに回転自在に、壁部44と壁部29とに亘って、ベアリング23により支持されている。第2下回転体22が、第2上軸芯P21の下側で第2上軸芯P21に沿った第2下軸芯P22周りに回転自在に、壁部44と壁部29とに亘って、ベアリング23により支持されている。
第1上回転体11及び第1下回転体12における第2搬送体9側の部分が、第1上回転体11及び第1下回転体12における第2搬送体9の反対側の部分よりも、第2搬送体9の搬送始端部9a側(前側)に位置するように、第1上回転体11及び第1下回転体12(第1上軸芯P11及び第1下軸芯P12)が、第2搬送体9に対して平面視で傾斜(交差)して配置されている。
第2上回転体21及び第2下回転体22における第2搬送体9側の部分が、第2上回転体21及び第2下回転体22における第2搬送体9の反対側の部分よりも、第2搬送体9の搬送始端部9a側(前側)に位置するように、第2上回転体21及び第2下回転体22(第2上軸芯P21及び第2下軸芯P22)が、第2搬送体9に対して平面視で傾斜(交差)して配置されている。
(第1上回転体及び第1下回転体、第2上回転体及び第2下回転体の回転方向並びに回転位相)
図3及び図4に示すように、第1上回転体11(第2上回転体21)の軸部18における第2搬送体9の反対側の部分に、伝動軸24を介して駆動軸25が接続されており、駆動軸25の動力により、第1上回転体11(第2上回転体21)が、回転方向C1(作物Aが第2搬送体9の搬送始端部9a側に押される方向)に回転駆動される。
第1下回転体12(第2下回転体22)の軸部18における第2搬送体9の反対側の部分に、伝動軸24を介して駆動軸25が接続されており、駆動軸25の動力により、第1下回転体12(第2下回転体22)が、回転方向C1とは逆方向の回転方向C2(作物Aが第2搬送体9の搬送始端部9a側に押される方向)に回転駆動される。
第1上回転体11及び第1下回転体12において、第1上回転体11の打撃部19と第1下回転体12の打撃部19とが、第1上回転体11と第1下回転体12との間を交互に通過するように(同時に通過しないように)、第1上回転体11の打撃部19の回転位相と、第1下回転体12の打撃部19の回転位相とが、ずらして設定されている。
第2上回転体21及び第2下回転体22において、第2上回転体21の打撃部19と第2下回転体22の打撃部19とが、第2上回転体21と第2下回転体22との間を交互に通過するように(同時に通過しないように)、第2上回転体21の打撃部19の回転位相と、第2下回転体22の打撃部19の回転位相とが、ずらして設定されている。
(姿勢変更部及び防塵カバーの構成)
図1及び図2に示すように、第1搬送体8の搬送終端部8bの上部に、姿勢変更部62が取り付けられている。姿勢変更部62に、ガイド部63、無端回動体64及び爪体65が設けられている。
ガイド部63は、上側及び下側の2組備えられており、第1搬送体8の搬送終端部8bから後側に延出されて、平面視で分離部5に近い側(右側)に斜めに傾斜して配置されている。
第1搬送体8(駆動プーリー46)に伝達された動力が分岐して、無端回動体64に伝達されており、無端回動体64が図2の時計方向に回転駆動される。爪体65は、無端回動体64の移動方向に沿って所定間隔を置いて無端回動体64に取り付けられており、無端回動体64と一体で図2の時計方向に回転駆動される。
姿勢変更部62の右側に位置するように、防塵カバー26が設けられている。防塵カバー26は、板材を組み合わせて箱状に構成されており、防塵カバー26の左部に開口部26aが開口されている。
防塵カバー26は、分離部5の入り口に相当するものであり、後述の(枝豆収穫機の収穫全体の流れにおいて、収穫部での状態)に記載のように、作物Aの上部が、倒れ込むようにして防塵カバー26の開口部26aに入り、防塵カバー26から分離部5に入る。
(枝豆収穫機の収穫全体の流れにおいて、収穫部での状態)
枝豆収穫機における収穫の全体の流れについて、各部分での状態を、以下のように、本項から後述の(枝豆収穫機の収穫全体の流れにおいて、分離部での回収コンベア、搬送コンベア及び排出コンベアでの状態)において、順に説明する。
図1及び図2に示すように、収穫部3において、デバイダ48が圃場に接して、サブソイラ49が圃場に入り込んだ状態で、機体1を前進させると、圃場の作物Aがデバイダ48により分けられ、サブソイラ49により圃場が崩されながら、圃場の起立姿勢の作物Aが右及び左の第1搬送体8の搬送始端部8aに入る。
右及び左の第1搬送体8により、圃場の起立姿勢の作物Aが右側及び左側から挟持されて、右及び左の第1搬送体8により作物Aが引き抜かれ持ち上げられて、作物Aが起立姿勢に維持されながら収穫部3に沿って斜め上側の後側に搬送される。
作物Aが第1搬送体8の搬送終端部8bに達すると、第1搬送体8の搬送終端部8bから第2搬送体9の搬送始端部9aへの受け渡し部分において、姿勢変更部62により、起立姿勢の作物Aが分離部5側の横倒れ姿勢に姿勢変更されて、作物Aの上部が、倒れ込むようにして防塵カバー26の開口部26aに入る。
(枝豆収穫機の収穫全体の流れにおいて、第2搬送体及びガイドレールによる作物の搬送状態)
図1及び図2に示すように、作物Aの上部が倒れ込むようにして防塵カバー26の開口部26aに入るのに伴って、作物Aの株元A1が第2搬送体9の搬送始端部9aに受け渡されるのであり、横倒れ姿勢の作物Aの株元A1が、第2搬送体9の搬送始端部9aとガイドレール13との間に挟持される。
作物Aの株元A1が第2搬送体9とガイドレール13との間に挟持されると、作物Aの株元A1によって、ガイドレール13が、折れ曲がるようにして上側に持ち上げられるのであり、バネの付勢力によって第2搬送体9とガイドレール13との間に、作物Aの株元A1が十分な挟持力によって挟持される。
横倒れ姿勢の作物Aの株元A1が、第2搬送体9及びガイドレール13に挟持された状態で、第2搬送体9が回転駆動されると、作物Aが壁部29の開口部から分離部5の内部に入り、第2搬送体9の搬送始端部9aから搬送終端部9bに向けて搬送される。
(枝豆収穫機の収穫全体の流れにおいて、分離部(第1上回転体及び第1下回転体、第2上回転体及び第2下回転体)での状態)
図3に示すように、横倒れ姿勢の作物Aが第2搬送体9及びガイドレール13により後側に搬送されると、分離部5において、作物Aは先ず、第1上回転体11と第1下回転体12との間に入る。
図4に示すように、第1上回転体11の打撃部19及び第1下回転体12の打撃部19が、交互に繰り返して作物Aに当たる状態となり、作物Aが第2搬送体9の搬送始端部9a側に押される状態となる。
これにより、作物Aから、成熟した良品の実A2、未成熟の不良の実A3、葉や枝等の屑A4が、処理物として分離されて回収コンベア10に落下する。
次に作物Aは、第2上回転体21と第2下回転体22との間に入るのであり、第2上回転体21の打撃部19及び第2下回転体22の打撃部19が、交互に繰り返して作物Aに当たる状態となり、作物Aが第2搬送体9の搬送始端部9a側に押される状態となる。
これにより、作物Aから、成熟した良品の実A2、未成熟の不良の実A3、葉や枝等の屑A4が、処理物として分離されて回収コンベア10に落下する。
図3及び図4に示すように、第1上回転体11及び第1下回転体12が、第2搬送体9に対して傾斜配置されている。第2上回転体21及び第2下回転体22が、第2搬送体9に対して傾斜配置されている。第1上回転体11(第2上回転体21)の回転方向C1、及び第1下回転体12(第2下回転体22)の回転方向C2が設定されている。
これにより、第1上回転体11(第2上回転体21)の打撃部19、及び第1下回転体12(第2下回転体22)の打撃部19が作物Aに当たる際に、作物Aの株元A1が第2搬送体9及びガイドレール13に挟持された状態で、作物Aを株元A1側(第2搬送体9側)から上部側に向けて引き出そうとする分力が発生するのであり、作物Aが株元A1側に圧縮され座屈して折れ曲がったりするようなことがなく、作物Aから処理物が無理なく分離される。
(枝豆収穫機の収穫全体の流れにおいて、分離部での回収コンベア、搬送コンベア及び排出コンベアでの状態)
図1,2,3に示すように、処理物(良品の実A2、不良の実A3及び屑A4)が分離された作物Aは、第2搬送体9の搬送終端部9bに達すると、第2搬送体9の搬送終端部9bから圃場に放出される。
回収コンベア10が後側に向けて回転駆動されており、回収コンベア10に落下した処理物(良品の実A2、不良の実A3及び屑A4)は、回収コンベア10により後側に搬送され、回収コンベア10の後部から搬送コンベア14に落下する。
唐箕16の搬送風が回収コンベア10の下側から後側に流れ、回収コンベア10と排出コンベア15との間を通って、排出コンベア15の上側を後側に流れている。
この場合、薄く非常に小さい不良の実A3や、小さく細かい屑A4は、唐箕16の搬送風により飛ばされて排出コンベア15に乗るのであり、排出コンベア15により後側に搬送されて圃場に放出される。
搬送コンベア14は支持台6に向けて回転駆動されており、後述の(選別部の構成)~(下部選別部での処理物の状態)に記載のように、搬送コンベア14により搬送された処理物のうち、良品の実A2は回収箱17に供給されるのであり、不良の実A3及び屑A4は圃場に排出される。
(選別部の構成)
図2,5,6に示すように、搬送コンベア14の搬送終端部14aに隣接する位置に、選別部28が設けられている。
搬送コンベア14の前及び後の側板30から、右及び左の側板31が右側に延出されており、側板31が平面視で支持台6の後部を越えて、搬送コンベア14の搬送終端部14aの反対側に、斜め下向きに片持ち状に延出されている。
前及び後の側板31において、搬送コンベア14の搬送終端部14aの反対側の部分に亘って、支持板32が連結されており、搬送コンベア14の搬送終端部14a側の部分に亘って、支持板32が連結されている。
幅狭で薄い合成樹脂製の細長部材33(送り部に相当)が多数用意されて、搬送コンベア14の搬送方向(左右方向)と平行に、細長部材33が支持板32に亘って接続されている。細長部材33の延出方向(左右方向)と交差する方向(前後方向)に沿って、間隙34(通過部に相当)を開けて、細長部材33が配置されている。
以上のように、選別部28は、側板31、支持板32、細長部材33及び間隙34を備えている。
図2,5,7に示すように、支持台6の後部が回収設置部6aであり、支持台6の回収設置部6aに回収箱17が設置される。作業デッキ7の後端部に排出空間35が形成されており、搬送コンベア14の搬送終端部14aと、支持台6の回収設置部6a(回収箱17)とが、平面視で排出空間35を開けて、左右方向に沿って配置されている。
これによって、選別部28が、搬送コンベア14の搬送終端部14aに隣接する位置から、排出空間35及び支持台6の回収設置部6a(回収箱17)の上側を越えて、搬送コンベア14の搬送終端部14aの反対側に延出されている。
(下部選別部の構成)
図5及び図7に示すように、選別部28の下側に、下部選別部36が設けられている。
前及び後の側板30に亘って、前後方向に沿った側板37が連結されて下側に延出されている。前及び後の側板31の下部に、前及び後の側板38が連結されて下側に延出されている。前及び後の側板31に亘って、前後方向に沿った案内板41が連結されて下側に延出されており、側板37と側板38と案内板41とが連結されている。
細長い棒状の金属製の下部細長部材39(下部送り部に相当)が多数用意されている。
下部細長部材39が、側板37の下部37aに連結されて、側板37の下部37aから、搬送コンベア14の搬送方向(左右方向)及び細長部材33と平行に、斜め下向きに片持ち状に延出されている。
前及び後の側板38の間において、下部細長部材39の延出方向(左右方向)と交差する方向(前後方向)に沿って、下部間隙40(下部通過部に相当)を開けて、下部細長部材39が配置されている。
図6及び図7に示すように、下部選別部36の下部間隙40における下部細長部材39の延出方向と交差する方向での横幅W2が、選別部28の間隙34における細長部材33の延出方向と交差する方向での横幅W1よりも、小さいものに設定されている。
以上のように、下部選別部36は、側板37、側板38、下部細長部材39及び下部間隙40、案内板41を備えている。下部選別部36が、選別部28の下側において、排出空間35と支持台6の回収設置部6a(回収箱17)の上側とに亘って配置されている。
(選別部での処理物の状態)
前項の(枝豆収穫機の収穫全体の流れにおいて、分離部での回収コンベア、搬送コンベア及び排出コンベアでの状態)に記載のように、搬送コンベア14により処理物(良品の実A2、不良の実A3及び屑A4)が搬送されてくると、図5,6,8に示すように、処理物は、搬送コンベア14の搬送終端部14aから選別部28に受け渡される。
葉や枝等の屑A4は比較的大きいので、選別部28において、屑A4は、間隙34を通過できずに細長部材33に乗って、細長部材33の延出方向(右方向)に沿って送られるのであり、屑A4は選別部28の終端部から落ちて、圃場に排出される。
この場合、
細長部材33が斜め下向きに延出されている点、
細長部材33において細長部材33の延出方向(左右方向)と交差する方向(前後方向)の部材が無い点、
機体1の走行時の振動や搬送コンベア14の作動による振動等により、細長部材33が振動している点、
前及び後の側板31により、屑A4が選別部28から外側に出ることができない点によって、
選別部28において、屑A4は細長部材33に乗りながら選別部28の終端部に円滑に無理なく送られる。
良品の実A2及び不良の実A3は屑A4よりも小さいので、良品の実A2及び不良の実A3は、間隙34における搬送コンベア14の搬送終端部14aに近い領域を、下側に通過して下部選別部36に落下する。
この場合、機体1の走行時の振動や搬送コンベア14の作動による振動等により、細長部材33が振動しているので、良品の実A2及び不良の実A3が間隙34に移動することが促進されるのであり、良品の実A2及び不良の実A3が間隙34を通過することが促進される。
(下部選別部での処理物の状態)
成熟した良品の実A2に対して、未成熟の不良の実A3は痩せて薄い状態であるので、不良の実A3は良品の実A2に比べて小さいものとなっている。
前述の(選別部での処理物の状態)の記載、図5,7,8に示すように、良品の実A2及び不良の実A3は、選別部28において主に、間隙34における搬送コンベア14の搬送終端部14aに近い領域を下側に通過して、下部選別部36における側板37に近い領域に落下する。
選別部28において、間隙34における搬送コンベア14の中間部付近から下側に通過した良品の実A2及び不良の実A3は、案内板41により案内されて、下部選別部36における側板37に近い領域に落下する。
良品の実A2及び不良の実A3が下部選別部36に落下すると、良品の実A2は、下部間隙40を通過できずに下部細長部材39に乗って、下部細長部材39の延出方向(右方向)に沿って送られるのであり、良品の実A2は下部選別部36の終端部から落ちて、支持台6の回収設置部6aの回収箱17に供給される。
この場合、
下部細長部材39が斜め下向きに延出されている点、
下部細長部材39において下部細長部材39の延出方向(左右方向)と交差する方向(前後方向)の部材が無い点、
機体1の走行時の振動や搬送コンベア14の作動による振動等により、片持ち状に支持された下部細長部材39が振動している点、
側板37、前及び後の側板38により、良品の実A2が下部選別部36から外側に出ることができない点によって、
下部選別部36において、良品の実A2は下部細長部材39に乗りながら下部選別部36の終端部に円滑に無理なく送られる。
不良の実A3は、良品の実A2よりも小さいので、下部間隙40を下側に通過し、排出空間35を通って圃場に排出される。
この場合、機体1の走行時の振動や搬送コンベア14の作動による振動等により、片持ち状に支持された下部細長部材39が振動しているので、不良の実A3が下部間隙40に移動することが促進されるのであり、不良の実A3が下部間隙40を通過することが促進される。
以上のようにして、支持台6の回収設置部6aの回収箱17が良品の実A2で満杯になると、作業デッキ7の作業者は、支持台6の回収設置部6aの回収箱17を取り出して作業デッキ7に置き、支持台6の空の回収箱17を取り出して支持台6の回収設置部6aに設置する。
(発明の実施の第1別形態)
図9に示すように、下部選別部36を備えずに、選別部28だけを備えてもよい。
下部選別部36を備えない場合、搬送コンベア14が支持台6の回収設置部6aまで延出されて、搬送コンベア14の搬送終端部14aと、支持台6の回収設置部6a(回収箱17)との間に、排出空間35が形成されていない。
選別部28が、搬送コンベア14の搬送終端部14aに隣接する位置から、支持台6の回収設置部6a(回収箱17)の上側を越えて搬送コンベア14の搬送終端部14aの反対側に延出されている。搬送コンベア14の搬送終端部14aの反対側の支持板32に、支持台6の回収設置部6a(回収箱17)に向く案内板42が連結されている。
これにより、処理物が搬送コンベア14の搬送終端部14aから選別部28に受け渡されると、選別部28において、良品の実A2及び不良の実A3は、間隙34を下側に通過して、支持台6の回収設置部6aの回収箱17に供給される。
良品の実A2及び不良の実A3が、間隙34における選別部28の終端部付近の領域から下側に通過した場合、良品の実A2及び不良の実A3は案内板42により支持台6の回収設置部6aの回収箱17に供給される。
屑A4は間隙34を通過できずに細長部材33に乗って、細長部材33の延出方向(右方向)に沿って送られるのであり、屑A4は選別部28の終端部から落ちて、圃場に排出される。
図9に示す構成は、未成熟の不良の実A3が少ない作物Aに適しており、良品の実A2及び不良の実A3の両方を回収箱17に回収する作業形態に適している。
(発明の実施の第2別形態)
回収箱17を使用しない作物収穫機では、支持台6の回収設置部6aの位置に、大きな箱状の回収部(図示せず)を機体1に固定して設置してもよい。
回収箱17に代えて、布製の回収袋(図示せず)を回収部として使用してもよい。
(発明の実施の第3別形態)
選別部28において、幅狭で薄い合成樹脂製の細長部材33に代えて、細長い布製の紐や、細長い金属製の棒材を、細長部材33として使用してもよい。
細長い金属製の棒材を細長部材33として使用した場合、下部選別部36と同様に、細長部材33を搬送コンベア14の搬送終端部14a側から、片持ち状に延出してもよい。
細長部材33に代えて、多数の開口部(通過部に相当)が開口されたメッシュ状の部材(図示せず)を送り部として使用してもよい。
(発明の実施の第4別形態)
下部選別部36において、細長い棒状の金属製の下部細長部材39に代えて、幅狭で薄い合成樹脂製の板材や、細長い布製の紐を、下部細長部材39として使用してもよい。
この場合、選別部28と同様に、下部細長部材39において、搬送コンベア14の搬送終端部14a側の部分及び反対側の部分の両方を支持するように構成すればよい。
下部細長部材39に代えて、多数の開口部(下部通過部に相当)が開口されたメッシュ状の部材(図示せず)を下部送り部として使用してもよい。
(発明の実施の第5別形態)
選別部28及び下部選別部36において、機体1の走行時の振動や搬送コンベア14の作動による振動等により、細長部材33及び下部細長部材39が振動するように構成するのではなく、電動モータ(図示せず)により細長部材33及び下部細長部材39を振動させるように構成してもよい。
(発明の実施の第6別形態)
機体1の前部の右部に、収穫部3(第1搬送体8)、第2搬送体9及びガイドレール13を設けてもよい。この構成によると、第2搬送体9及びガイドレール13の左側に分離部5が設けられ、機体1の左部に、支持台6及び作業デッキ7、選別部28及び下部選別部36が設けられる。
本発明は、枝豆収穫機ばかりではなく、大豆等の作物Aを収穫する作物収穫機にも適用できるのであり、圃場の作物Aを引き抜くのではなく、圃場の作物Aの株元A1の付近をカッター等で切断して、根部を圃場に残しながら作物Aを収穫する作物収穫機にも適用できる。
3 収穫部
5 分離部
14 搬送コンベア
14a 搬送終端部
17 回収箱(回収部)
28 選別部
33 細長部材(送り部)
34 間隙(通過部)
35 排出空間
36 下部選別部
39 下部細長部材(下部送り部)
40 下部間隙(下部通過部)
A 作物
A2 実
A3 実
A4 屑
W1 間隔
W2 間隔

Claims (5)

  1. 圃場の作物を収穫する収穫部と、収穫された作物に分離作用を掛ける分離部と、前記分離部により分離された処理物を搬送する搬送コンベアと、回収部と、
    前記搬送コンベアの搬送終端部に隣接する位置に設けられて、前記搬送コンベアの搬送終端部からの処理物を受け取る選別部とが備えられ、
    前記選別部に、
    成熟した良品の実を下側に通過させて前記回収部に供給する通過部と、葉や枝の屑を乗せて送って排出する送り部とが設けられ、
    前記選別部の下側に配置された下部選別部が備えられて、
    前記下部選別部に、
    前記通過部から落下してきた良品の実と未成熟の不良の実のうち、不良の実を通過させて下側に落とす下部通過部と、良品の実を乗せて送って前記回収部に供給する下部送り部とが設けられている作物収穫機。
  2. 前記選別部に、送り方向に沿って配置された複数の細長部材が、前記細長部材の延出方向と交差する方向に沿って間隙を開けて配置されて、
    前記送り部が前記細長部材であり、前記通過部が前記間隙である請求項1に記載の作物収穫機。
  3. 前記搬送コンベアの搬送終端部と、前記回収部とが、平面視で排出空間を開けて配置され、
    前記選別部が、前記搬送コンベアの搬送終端部に隣接する位置から、前記排出空間及び前記回収部の上側を越えて、前記搬送コンベアの搬送終端部の反対側に延出され、
    前記下部選別部が、前記選別部の下側において、前記排出空間と前記回収部の上側とに亘って配置されている請求項1又は2に記載の作物収穫機。
  4. 前記下部選別部に、送り方向に沿って配置された複数の下部細長部材が、前記下部細長部材の延出方向と交差する方向に沿って下部間隙を開けて配置されて、
    前記下部送り部が前記下部細長部材であり、前記下部通過部が前記下部間隙である請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の作物収穫機。
  5. 前記選別部に、送り方向に沿って配置された複数の細長部材が、前記細長部材の延出方向と交差する方向に沿って間隙を開けて配置されて、
    前記送り部が前記細長部材であり、前記通過部が前記間隙であり、
    前記下部間隙における前記下部細長部材の延出方向と交差する方向での横幅が、前記間隙における前記細長部材の延出方向と交差する方向での横幅よりも小さい請求項4に記載の作物収穫機。
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