JP7077859B2 - モータ装置 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、カバーとコネクタユニットのベース部との間に、コネクタ部と開口部との間から液体が浸入することを好適に抑制できる。
上記構成によれば、例えば内周縁部を直角に曲げる場合のように該内周縁部の一部が薄くなることを防止でき、錆び等による劣化が生じにくくなる。
図1及び図2に示すように、モータ装置1は、モータ2と、モータ2の作動を制御する回路が構成された回路基板3と、回路基板3に設けられたコネクタユニット4と、回路基板3を覆うカバー5とを備えている。なお、以下では、説明の便宜上、カバー5側を軸方向一端側、モータ2側を軸方向他端側という。
図3に示すように、モータ2は、モータハウジング11と、モータハウジング11内に固定されたステータ12と、ステータ12の内周に回転可能に配置されたロータ13とを備えている。
図2~図4に示すように、回路基板3は、ハウジング本体21の開口端部に対応した略六角形の平板状に形成されている。回路基板3は、支持部26に螺着されるネジ51によって天板22に固定されている。そして、回路基板3は、天板22に固定された状態で、ヒートシンク部27に対して放熱グリース29を介して接触している。なお、回路基板3には、モータ2に供給する駆動電流の目標値等の演算を行うための制御回路や、該制御回路の演算した目標値に従ってモータ2に駆動電流を供給するための駆動(パワー)回路等が実装されている。
図2、図3、図5及び図6に示すように、カバー5は、ハウジング本体21の開口端部の形状に対応した有底角筒状に形成されている。カバー5は、金属材料からなり、その外表面には、例えば防錆メッキ等による保護膜61が形成されている。カバー5の筒状部62には、軸方向他端側に突出した板状の取付部63が複数箇所に形成されている。各取付部63には、その板厚方向に貫通した係合孔64が形成されている。なお、カバー5の筒状部62と、ハウジング本体21の開口端部21aとの間には、Oリング等のシール部材65が設けられている。
(1)ベース部52の外周縁部52aに、接着剤57が塗布される塗布部55と、塗布部55の外周側に隣接する段差部56とを形成した。これにより、接着剤57によりベース部52の外周縁部52aと開口部67の内周縁部67aとの間がシールされるため、カバー5の底部66とコネクタユニット4のベース部52との間に液体が浸入することを防止できる。さらに、段差部56を、カバー5の開口部67における内周縁部67aとの間の隙間が塗布部55と内周縁部67aとの間の隙間よりも大きくなるように凹んだ形状としたため、塗布部55に十分な量の接着剤57を塗布することで、該接着剤57が塗布部55からはみ出ても、余分な接着剤57が段差部56に留まるようになる。これにより、シール性を確保しつつ、接着剤57がベース部52から垂れて回路基板3等に落下することを抑制できる。
・上記実施形態において、ヒートシンク部27の形状は適宜変更可能である。また、ヒートシンク部27に切欠き部28を形成しなくともよく、さらに天板22にヒートシンク部27を形成しなくともよい。
・上記実施形態において、ベース部52(コネクタユニット4)を、モータ2の軸方向視で、回路基板3と略同じ大きさ(形状)に形成してもよい。
・上記実施形態において、接着剤57がコネクタ部53と開口部67との間からカバー5の外側にはみ出ないように塗布してもよい。
(イ)前記コネクタユニットは、前記モータの軸方向視で、前記回路基板よりも小さく形成され、前記ベース部における前記開口部の内周縁部と対向する部位は、該ベース部の外周縁部であるモータ装置。上記構成によれば、ベース部(コネクタユニット)の小型化を図ることができる。ここで、コネクタユニットを小型化すると、ベース部から接着剤が垂れやすくなるため、上記構成のように塗布部の外周側に段差部を設けることの効果は大である。
Claims (3)
- モータと、前記モータの作動を制御する回路基板と、前記回路基板に設けられたコネクタユニットと、前記回路基板を覆うカバーとを備え、
前記コネクタユニットは、ベース部、及び前記ベース部から前記モータの軸方向一端側に突出したコネクタ部を有し、
前記カバーには、内外を貫通した開口部が形成され、
前記カバーは、前記開口部を介して前記コネクタ部が前記カバーから突出するように前記モータに固定されたモータ装置において、
前記ベース部における前記開口部の内周縁部と対向する部位は、接着剤が塗布される塗布部、及び前記塗布部の外周側に隣接する段差部を有し、
前記段差部は、前記内周縁部との間の隙間が、前記塗布部と前記内周縁部との間の隙間よりも大きくなるように凹んだ形状とされたモータ装置。 - 請求項1に記載のモータ装置において、
前記接着剤は、前記コネクタ部と前記開口部との間から前記カバーの外側にはみ出るように塗布されたモータ装置。 - 請求項1又は2に記載のモータ装置において、
前記カバーは、金属材料からなり、
前記内周縁部は、該内周縁部の全周に亘って平坦な板状に形成されたモータ装置。
Priority Applications (1)
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JP2018151057A JP7077859B2 (ja) | 2018-08-10 | 2018-08-10 | モータ装置 |
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JP2018151057A JP7077859B2 (ja) | 2018-08-10 | 2018-08-10 | モータ装置 |
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JP2020028159A JP2020028159A (ja) | 2020-02-20 |
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ID=69620495
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013207963A (ja) | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Denso Corp | 駆動装置およびその製造方法 |
JP2013223312A (ja) | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Nippon Densan Corp | ベースユニット、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置 |
WO2017060999A1 (ja) | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 三菱電機株式会社 | 電気機器のケース及びその製造方法 |
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