JP7076668B1 - マイクロ波励起光源装置 - Google Patents

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Abstract

本願のマイクロ波励起光源装置(1)は、軸方向に延びる中心電極(2)、中心電極(2)に対して同心配置された環状電極(3)、中心電極(2)と環状電極(3)の間に形成された環状空間に配置され、軸方向に沿って延びる長尺状の発光管(4)、マイクロ波発生源(10)の他方の極が電気接続される接続端板(6)、環状電極(3)と接続端板(6)とを電気接続する接続子(5)、および発光管(4)が外力を受けた際に弾性変形し、環状電極(3)と接続子(5)との接触面にかかる応力を抑制する緩衝機構を備えている。

Description

本願は、マイクロ波励起光源装置に関するものである。
中心電極と環状電極の間の環状空間に発光物質を封入した発光セル(発光管)を配置し、環状空間内でマイクロ波の電磁界を形成することで、所望の波長の光を出射するマイクロ波励起光源装置が開発されている。その際、軸方向の一端側を発光管の外周面に密着させた環状電極に固定し、他端側にネジを切った取り付け部材を用いることで、マイクロ波発生源との電気接続と機械的固定を同時に行う光源装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007―220410号公報(段落0035~0036、図2、図3)
上記のように電気接続と機械的固定を同時に行えるように構成することで、製造工程を簡略化することが可能になる。しかしながら、例えば、殺菌のための紫外線照射に用いた場合、発光はするが、電気接続状態の変化によるインピーダンスの変化によって発光特性が変化し、所望の照射ができなくなる不具合が生じるおそれがあった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、電気接続状態を適切に保ち、発光特性変化を抑制して所望の照射が可能なマイクロ波励起光源装置を提供することを目的とする。
本願に開示されるマイクロ波励起光源装置は、マイクロ波発生源に電気接続されてマイクロ波励起光を発生するマイクロ波励起光源装置において、前記マイクロ波発生源の一方の極に電気接続され、軸方向に延びる中心電極と、前記中心電極に対して同心配置された環状電極と、前記中心電極と前記環状電極との間に形成された環状空間に配置され、前記マイクロ波励起光を発光する発光管と、前記マイクロ波発生源の他方の極が電気接続される接続端板と、環状をなし、前記発光管の外周面に嵌め込まれた軸方向の一端側が、前記外周面との間で前記環状電極を挟み込むとともに、他端側と前記接続端板との間に軸方向の隙間が設けられ、前記環状電極と前記接続端板とを電気接続する接続子と、
軸方向に伸縮する弾性体で構成され、前記軸方向の隙間に配置されて前記接続子と前記接続端板とを連結し、前記発光管が外力を受けた際に弾性変形し、前記環状電極と前記接続子との接触面にかかる応力を抑制する緩衝機構として機能する連結部材とを備えることを特徴とする。
本願に開示されるマイクロ波励起光源装置によれば、衝撃を受けても電気接続状態を適切に保ち、発光特性変化を抑制して所望の照射が可能なマイクロ波励起光源装置を得ることができる。
実施の形態1にかかるマイクロ波励起光源装置の軸に沿った断面図である。 実施の形態1にかかるマイクロ波励起光源装置の一部を拡大した部分拡大断面図である。 実施の形態2にかかるマイクロ波励起光源装置の軸に沿った部分拡大断面図である。 実施の形態2にかかるマイクロ波励起光源装置の軸に垂直な断面図である。 実施の形態3にかかるマイクロ波励起光源装置の軸に沿った部分拡大断面図である。 実施の形態3にかかるマイクロ波励起光源装置の軸に垂直な断面図である。 実施の形態4にかかるマイクロ波励起光源装置の軸に沿った部分拡大断面図である。 実施の形態4にかかるマイクロ波励起光源装置の軸に垂直な断面図である。
実施の形態1.
図1と図2は、実施の形態1にかかるマイクロ波励起光源装置の構成について説明するためのものであり、図1はマイクロ波励起光源装置の軸に沿った断面図、図2は図1の領域R部分を拡大した部分拡大断面図である。
実施の形態1にかかるマイクロ波励起光源装置1は、図1に示すように、径方向の中心に配置された中心電極2、中心電極2に同心配置された環状電極3、および中心電極2と環状電極3との間の環状空間内に配置された発光管4を備えている。また、マイクロ波発生源100と電気接続するための接続端となる円盤状の接続端板6と、接続端板6と環状電極3との電気接続、および接続端板6に対する発光管4の機械的固定を行うための環状の接続子5とを備えている。
発光管4は、例えば、他のガラスと比べて紫外線透過率が高い石英ガラスの内管4iと外管4xを接合して2重管を構成し、内部(発光空間4s)に発光物質である水銀(Hg)等を封入したものである。二重管としては、外径D4=15mm、軸長L4=150mmと、外径D4に対して軸長L4が10倍にもなる細長い形状となっている。
そして、外管4xの外周面4fxには、例えば、網状導体と称される網状をなして光を透過できる環状電極3を密着させている。また、径方向の中心(内管4iの内側)には、環状電極3と同心となる中心電極2が挿入されている。中心電極2と環状電極3は、マイクロ波発生源100からマイクロ波が入力されることによって、環状空間内に電磁界を形成するように機能する。そして、形成された電磁界によって発光空間4s内の発光物質を励起発光させ、環状電極3を透過して出射するように構成している。
接続端板6は、外周側に配置され、環状電極3との電気接続を行うための導体部61と、導体部61の内周側に配置され、中心部に中心電極2を通す符号を付さない貫通孔が形成された絶縁体部62とで構成している。接続子5は、導電材料で環状に形成され、発光管4に嵌合することで、内周面と発光管4の外周面4fxとの間で環状電極3を挟み込み、環状電極3との電気接続を行うように構成している。
そして、接続子5と接続端板6との機械的な連結、および接続子5と導体部61との電気接続を行い、緩衝機構として機能する連結部材7をさらに備えている。
連結部材7としては、弾性体として8本のつるまきバネを軸の向きを軸方向に平行にして周方向の8か所に分散配置した場合を描画している。そして、図2に示すように、衝撃が加わらない場合に、接続端板6と接続子5それぞれの対向面6ffと対向面5ffが軸方向の隙間G7aをあけて平行に対向するように、接続子5を接続端板6に対して機械的に支持している。また、連結部材7は導電体で構成しているため、導体部61と接続子5とを電気接続している。
また、接続子5は、発光管4の外径D4(厳密には環状電極3の厚みを加えた径)に内径を合わせた円環部5rと軸方向における円環部5rの一端(図中右側)で径方向の内側に向かって延びる縁部5pとを有して、導電性部材で構成している。そして、発光管4の外周面4fx側に環状電極3の上から円環部5rを嵌め込むことで、発光管4の外周面4fxを拘束して機械的に固定する。これにより、マイクロ波発生源100の一方の極から接続端板6、接続子5を経由した環状電極3までの電気接続経路が完成する。
なお、嵌め込みについては、発光管4の外径D4に環状電極3の厚みを加えた径よりも接続子5の円環部5rの内径を小さくしておき、接続子を熱して膨張させた状態で嵌め込むいわゆる焼き嵌めを用いてもよい。あるいは、内周面5fiをテーパ状に形成し、円環部5rを発光管4に対して軸方向に押し込むことで、径方向の押圧力を発生させるように構成してもよい。
このとき、縁部5pが、発光管4の一端(図中右側の端部)に当たるまで円環部5rを嵌め込んだ場合、発光管4の軸方向の動きも拘束し、接続子5と発光管4との機械的固定度がより強固になる。一方、発光管4および接続子5は、接続端板6に対しては、弾性体である連結部材7を介して支持されているため、軸方向での動き、あるいは軸に対して傾く方向での動きは許容される。
中心電極2は、機械的には接続端板6の絶縁体部62に固定支持されているが、電気的には、マイクロ波発生源100の他方の極に直接、あるいは同軸ケーブル等を介して電気接続されている。このとき、中心電極2の外径D2は、発光管4の内管4iの内周面4fiとの間に隙間G24を有するように、内径D4iよりも小さく設定されており、内周面4fiに対して浮いた状態となっている。つまり、中心電極2は発光管4に対しては、機械的な縁が切られ、発光管4の軸方向での動き、あるいは軸に対して傾く方向での動きが許容される。隙間G24は、想定される衝撃(外力)とそれに応じて許容される中心電極2の動き(連結部材7を構成する弾性部材のバネ係数等)に基づいて、例えば、1mmから5mmの範囲で設定される。
このように構成したマイクロ波励起光源装置1に対し、マイクロ波発生源100からマイクロ波が入力されると、中心電極2と環状電極3との間の環状空間内で入力されたマイクロ波による電磁界が形成される。形成されたマイクロ波の電磁界によって、環状空間内に配置した発光管4の発光空間4s内の発光物質を励起発光させ、環状電極3を透過して発光光を出射することができる。例えば、2.45GHzのマイクロ波で環状空間に電磁界を発生させた場合、発光物質である水銀の励起発光により紫外線が出射され、効率の高い殺菌が実現できる。
ここで、例えば、発光管4に対して衝撃が加わった場合について検討する。特許文献1に示された構成では、細長い発光管はマイクロ波発生源100、もしくは伝送経路に対してネジを用いて固定的に支持されているため、ネジ部分に力が加わり、不可逆的な変形が生じるおそれがある。すると、電気接続も兼ねるネジ部分での接触状況も変化し、マイクロ波の伝送経路におけるインピーダンスが初期設定値から変化し、所望の発光特性を得ることができなくなる。一方、その状態でも、導通が保たれて、発光しない状態ではなかったため、これまで、この現象については見過ごされてきたが、マイクロ波励起光源装置1として、看過すべきでない現象であることを本願発明者は見出した。
そこで、本願のマイクロ波励起光源装置1では、発光管4が外力を受けた際に、例えば連結部材7が弾性変形することで、発光管4と接続子5との接触面にかかる応力を抑制する緩衝機構を形成するように構成した。実施の形態1においては、発光管4を嵌め込む接続子5と支持機構である接続端板6との間に、周方向に分散配置した複数の弾性体で構成し、緩衝機構として機能する連結部材7を介在させて発光管4を支持するようにした。
ここで、発光管4に対して軸を傾ける方向の力が加わったとする。すると、その力が加わっている間は、連結部材7が変形することで、隙間G7aの形状が変化し、接続子5との変位を伴うことなく、接続端板6に対して変位し、発光管4と接続子5との間にかかる応力が緩和される。その結果、外周面4fxに密着した環状電極3と接続子5との間で変位が生じることはなく、衝撃などの外力が加わっても電気接続状態、つまりインピーダンスを初期設定値のまま維持し、所望の発光特性を維持することができる。
一方、中心電極2は、接続端板6に対して機械的に固定されているが、発光管4に対しては、変位を見越して設定された隙間G24を有しているため、変位した際に内周面4fiと衝突することはない。さらに、その変位は連結部材7の変形、つまり弾性変形に伴う変位であるため、外力が解消されれば、元の位置、つまり軸中心に沿った正規の位置に戻る。つまり、弾性体の変形では、外力を受けた際の変位は可逆的であり、外力が解消されれば、中心電極2と環状電極3との間の環状空間も元の状態に戻るため、電磁界の状態も回復し、特性を維持することができる。
なお、連結部材7を構成する弾性体の配置については、軸を挟む位置、あるいは囲む位置に配置されていれば、配置数、および配置位置は適宜変更可能である。さらには、つるまきバネに限ることもなく、板バネ、竹の子バネ等、導電性を有するのであれば他の形態でもよい。また、以降の実施の形態を含め、本願では、外周面4fxの軸方向に垂直な形状が円形で、環状電極3を全周で支持できる二重管仕様の発光管4を例に説明するが、これに限ることはない。例えば、らせん管のように、外周面側から押圧しても外径を維持して環状電極3を支持でき、中心電極2との隙間G24も維持できる形態であれば、どのような形態でも適用可能である。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、接続子と接続端板との間に軸方向の隙間を設け、弾性変形する連結部材で連結する例について説明した。本実施の形態2では、接続子を径方向に押圧支持する連結部材を設けた例について説明する。図3と図4は、実施の形態2にかかるマイクロ波励起光源装置の構成について説明するためのものであり、図3は実施の形態1の図2に対応するマイクロ波励起光源装置の軸に沿った部分拡大断面図、図4は図3のA-A線に対応する軸に垂直な断面図である。なお、発光管、環状電極、中心電極それぞれの全体像については、実施の形態1の図1を援用する。
実施の形態2にかかるマイクロ波励起光源装置1は、図3、図4に示すように、径方向において、環状電極3の上から外周面4fxを接続子5が押し付けるように接続子5と接続端板6とを連結する連結部材7を設けるようにした。接続子5は、発光管4の外周面4fxに沿った円環を周方向で分割したような円弧状をなし、周方向に分かれて2か所設ける例を描画している。
接続端板6は、基本的には実施の形態1と同様に、環状電極3との電気接続を行うための導体部61と、導体部61の内周側に配置され、中心部に中心電極2を通す貫通孔が形成された絶縁体部62とで構成している。そして、本実施の形態2では、導体部61の外周面には、後述する連結部材7の筒状部72の内周面に形成された雌ネジ7sと螺合するための雄ネジが切られている。
連結部材7としては、筒状をなし、軸方向の一端側に接続端板6を螺合するための雌ネジ7sが設けられた筒状部72と、筒状部72の他端側の内周面7fiから径方向の中心に向かって延びる弾性部材71とで構成している。接続端板6を軸方向の中間部分で軸中心に向かって突出する符号を付さない畝部に突き当たるまで、雌ネジ7sに螺合させることで、接続端板6は筒状部72に対して機械的に固定される。
一方、弾性部材71は、筒状部72の内周面7fiにおける周方向の分散した位置から接続子5を介して環状電極3で覆われた発光管4の外周面4fxを押圧するよう軸を径方向に向けた複数のつるまきバネを軸方向と周方向の異なる位置に分散配置している。そして、筒状部72と発光管4との間に、径方向の隙間G7rを設け、発光管4と接続端板6との間には軸方向の隙間G7aを設けているが、弾性部材71による押圧により、筒状部72と発光管4とを同心を保つように発光管4を機械的に支持している。
このとき、筒状部72と弾性部材71とはともに導電体で形成されているため、雌ネジ7sへの螺合による連結部材7と接続端板6の機械的な固定に伴い、接続端板6(の導体部61)から弾性部材71までの安定な電気接続経路が完成する。そして、弾性部材71は、接続子5と発光管4の外周面4fxとの間で環状電極3を挟み込み、付勢力によって、接続子5を環状電極3に密着させているため、接続端板6から環状電極3までの電気接続経路が完成する。
中心電極2については、実施の形態1と同様に、機械的には接続端板6の絶縁体部62に固定支持され、電気的にはマイクロ波発生源100の他方の極に直接、あるいは同軸ケーブル等を介して電気接続されている。そして、発光管4の内管4iの内周面4fiとの関係についても、中心電極2は発光管4に対しては、機械的な縁が切られ、軸方向での動き、あるいは軸に対して傾く方向での動きが許容される構成としている。
上記構成を前提として、発光管4に対して軸を傾ける方向の力が加わったとする。すると、その力が加わっている間は、連結部材7の弾性部材71が変形することで、隙間G7rと隙間G7aの形状が変化し、発光管4は、接続子5との変位を伴うことなく接続端板6に対して変位し、発光管4と接続子5との間にかかる応力が緩和される。その結果、外周面4fxに密着した環状電極3と接続子5との間で変位が生じることはなく、電気接続状態、つまりインピーダンスを初期設定値のまま維持し、所望の発光特性を維持することができる。
一方、中心電極2は、接続端板6に対して機械的に固定されているが、発光管4に対しては、内周面4fiとの間に隙間G24を有しているため、変位した際に内周面4fiと衝突することはない。さらに、その変位は弾性部材71の変形、つまり弾性変形に伴う変位であるため、外力が解消されれば、元の位置、つまり軸中心に沿った正規の位置に戻る。つまり、衝撃による変位は可逆的であり、外力が解消されれば、中心電極2と環状電極3との間の環状空間も元の状態に戻るため、電磁界の状態も回復し、特性を維持することができる。
なお、接続子5の周方向、軸方向における長さと配置数、および接続子5それぞれを付勢する弾性部材71の種類と配置位置、配置数については、例示した形態に限ることはない。例えば、図3、図4では、周方向の約1/4の長さの接続子5を2つ対向させて配置する例を示したがこれに限ることはなく、周方向長さ、配置数を変更(2以上)させてもよい。また、弾性部材71が周方向で分散配置されている場合は、接続子には、外周面4fxに沿って変形する材料を用いてもよく、例えば、円弧状の板バネで接続子5を形成してもよい。
また、図3、図4では、接続子5それぞれに軸方向で2か所、周方向で3か所に分かれて弾性部材71を配置する例を示したが、これに限ることはなく、バネの種類も含め、適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態3.
上記実施の形態1と実施の形態2では、接続子と接続端板との間に隙間を設け、弾性変形する連結部材で連結する例について説明した。本実施の形態3では、導電性のゴムで構成した接続子を用いて、接続子と接続端板とを密着した状態で連結する構成例について説明する。図5と図6は、実施の形態3にかかるマイクロ波励起光源装置の構成について説明するためのものであり、図5は実施の形態1の図2に対応するマイクロ波励起光源装置の軸に沿った部分拡大断面図、図6は図5のB-B線に対応する軸に垂直な断面図である。なお、発光管、環状電極、中心電極それぞれの全体像については、実施の形態2と同様に、実施の形態1の図1を援用する。
実施の形態3にかかるマイクロ波励起光源装置1は、図5、図6に示すように、接続端板6と環状電極3とを導電ゴムで形成した接続子5Eを介して連結するようにした。接続子5Eは、発光管4の外径D4に内径を合わせた円環部5rと、円環部5rの一端(図中右側)で、中心に中心電極2を通すための貫通孔が設けられ、円環部より径が大きい円盤部5bとを有するように、導電性ゴム(弾性体)を用いて一体成形したものである。
円環部5rの内径と径方向の厚みは、発光管4に嵌め込んだ際に、環状電極3との間で安定した電気接続を持続するのに必要な締め付け力(押圧力)が得られる程度に厚くする。さらに、径方向の厚みについては、電気接続経路としての軸方向の抵抗値が過大にならない程度の厚みを有するようにしている。
円盤部5bの軸方向の厚みは、実施の形態1の連結部材7と同様に、発光管4に衝撃が加わった際の緩衝機能を実現するのに必要な変形量を確保できるように導電ゴムの弾性体としての性質に基づいて定められる。
接続端板6は、基本的には実施の形態2と同様の構造であり、環状電極3との電気接続を行うための導体部61と、中心部に中心電極2を通す貫通孔が形成された絶縁体部62とで構成し、導体部61の外周面には雄ネジが切られている。
連結部材7としては、筒状をなし、軸方向の一端側に接続端板6を螺合するための雌ネジ7sが設けられ、他端に円環部5rを通し、円盤部5bの外縁部分を受ける内縁が形成されている。そして、連結部材7の内縁部分から円環部5rを突き出させるように、接続子5Eを連結部材7に嵌め込んだ状態で、環状電極3とともに、発光管4に円環部5rを被せる。円環部5rの内径は発光管4よりも径が小さいため、導電ゴムとしての弾性によって、発光管4は円環部5rに締め付けられ、発光管4と接続子5Eとの機械的支持が成立する。
この状態で、円盤部5bに突き当たるまで、接続端板6を雌ネジ7sに螺合させることで、接続端板6と弾性体である接続子5E、接続子5Eと発光管4の端面が互いに密着する。つまり、連結部材7を介することで、接続端板6と接続子5Eと発光管4は互いに機械的に支持しあう関係になる。
このとき、接続子5Eは導電体で形成されているため、雌ネジ7sへの螺合による連結部材7と接続端板6の機械的な固定に伴い、接続端板6(の導体部61)から接続子5Eを経由する環状電極3までの安定な電気接続経路が完成する。なお、本実施の形態3においては、接続子5Eが導体部61に直接接触するため、連結部材7を導電部材で構成する必要はなく、接続子5Eと接続端板6との機械的支持機能のみを有するように構成してもよい。
中心電極2については、実施の形態1、2と同様に、機械的には接続端板6の絶縁体部62に固定支持され、電気的にはマイクロ波発生源100の他方の極に直接、あるいは同軸ケーブル等を介して電気接続されている。そして、発光管4の内管4iの内周面4fiとの関係についても、中心電極2は発光管4に対しては、機械的な縁が切られ、軸方向での動き、あるいは軸に対して傾く方向での動きが許容される構成としている。
上記構成を前提として、発光管4に対して軸を傾ける方向の力が加わったとする。すると、その力が加わっている間は、接続子5Eが変形することで、接続子5E自体が、実施の形態2で説明した隙間G7rと隙間G7aと同様に形状が変化する。その際、接続子5Eと環状電極3との間で変位を伴うことはなく、発光管4は接続端板6(および連結部材7)に対して変位し、環状電極3と接続子5Eとの接触面にかかる応力が抑制され、状態変化が防止できる。その結果、外周面4fxに密着した環状電極3と接続子5Eとの間で変位が生じることはなく、電気接続状態、つまりインピーダンスを初期設定値のまま維持し、所望の発光特性を維持することができる。
一方、中心電極2は、接続端板6に対して機械的に固定されているが、発光管4に対しては、内周面4fiとの間に隙間G24を有しているため、変位した際に内周面4fiと衝突することはない。さらに、その変位は導電ゴムで形成した接続子5Eの変形、つまり弾性変形に伴う変位であるため、外力が解消されれば、元の位置、つまり軸中心に沿った正規の位置に戻る。つまり、衝撃による変位は可逆的であり、外力が解消されれば、中心電極2と環状電極3との間の環状空間も元の状態に戻るため、電磁界の状態も回復し、特性を維持することができる。
実施の形態4.
上記実施の形態1~3においては、マイクロ波発生源100との電気接続を行う接続端板に対して、発光管を支持する支持機構を構成する接続端板と環状電極との間に、衝撃による応力を緩和する緩衝機構を形成する例について説明した。一方、本実施の形態4では、上記実施の形態1~3とは異なり、マイクロ波発生源100は、照射処理を実行する設備等の設置対象に対して固定されておらず、機械的に浮いた状態である場合を前提とする。そして、設置対象に対して接続端板を支持するための支持機構を設け、支持機構と接続端板との間に弾性体の第二連結部材を介在させ、緩衝機構を形成する例について説明する。
図7と図8は、実施の形態4にかかるマイクロ波励起光源装置の構成について説明するためのものであり、図7は実施の形態1の図2に対応するマイクロ波励起光源装置の軸に沿った部分拡大断面図、図8は図7のC-C線に対応する軸に垂直な断面図である。なお、発光管、環状電極、中心電極それぞれの全体像については、実施の形態2、実施の形態3と同様に、実施の形態1の図1を援用する。
実施の形態4にかかるマイクロ波励起光源装置1は、図7、図8に示すように、発光管4と接続端板6とは、環状電極3と導体部61とを電気接続する接続子5によって、機械的に固定的に支持するようにした。そして、装置本体を固定支持するための支持部9に対して、弾性体で構成した第二連結部材8を介して接続端板6を支持するように構成した。
接続子5は、発光管4の外周面4fxに被せるための第一円環部5r1と、内周面にネジ5sが切られ、接続端板6を螺合させるための第二円環部5r2と、縁部5pとが一体化して、異径継ぎ手のような構造を有している。そのため、図7にも示してあるように、接続端板6と接続子5とは連結される。そして、発光管4とは、実施の形態1で説明したのと同様に第一円環部5r1を被せることで機械的に固定され、環状電極3と電気接続される。
また、接続端板6とは、実施の形態2における連結部材7と接続端板6との関係と同様に、縁部5pに突き当たるまで接続端板6を螺合させることで、接続端板6に対して機械的に固定され、導体部61と電気接続される。その際、接続端板6と発光管4を軸方向で密着させることで、発光管4と接続子5と接続端板6とは軸方向、径方向ともに機械的に強固に固定される。ただし、接続端板6の外周面のうち、第二連結部材8と連結される領域にはネジ5sは切っておらず、軸方向において発光管4に近い側から中央に達しない範囲までとしている。
つまり、本実施の形態4では、接続子5は弾性変形による緩衝機能は有しないが、発光管4と接続端板6とを機械的な固定する連結部材として機能し、環状電極3と導体部61との電気接続経路としても機能する。また、本実施の形態4では、実施の形態1~3とは異なり、中心電極2と発光管4の内周面4fiとの間に隙間を設けておらず、中心電極2と発光管4との間も機械的固定している。つまり、中心電極2と発光管4と環状電極3と接続子5と接続端板6を機械的に固定的に一体化させている。
一方、マイクロ波発生源100は設備に固定されておらず、機械的に浮いた状態であり、発光管4に対して衝撃がかかった場合、接続端板6とともに、マイクロ波発生源100も変位する。そこで、マイクロ波励起光源装置1の本体を設備に固定するため、設備へ固定するための固定台9mと、接続端板6の外周面に対して間隔G8をおいて囲む円環部9rとを有する支持部9、および支持部9と接続端板6とを連結する第二連結部材8を備えた。
第二連結部材8は、例えば、軸を径方向に向けた複数のつるまきバネを周方向に分散配置(図では45°間隔で8か所)し、それぞれが、接続端板6の外周面のうち、接続子5(第二円環部5r2)から露出する部分を押圧する。これにより、支持部9は、弾性体を介して接続端板6、つまりマイクロ波励起光源装置1の本体を機械的に支持するように構成した。
上記構成を前提として、発光管4に対して軸を傾ける方向の力が加わったとする。すると、その力が加わっている間は、第二連結部材8を構成するつるまきバネ(弾性体)が変形することで、接続子5と環状電極3、および接続子5と接続端板6との間で変位を伴うことはない。そのため、衝撃が加わっても、環状電極3と接続子5との接触面、および接続子5と接続端板6(導体部61)との接触面にかかる応力が抑制され、状態変化が防止できる。その結果、外周面4fxに密着した環状電極3から導体部61までの間で変位が生じる部分はなく、電気接続状態、つまりインピーダンスを初期設定値のまま維持し、所望の発光特性を維持することができる。
なお、本実施の形態4では、マイクロ波発生源100が接続端板6に直接固定され、発光管4と機械的に一体である場合を想定したがこれに限ることはない。例えば、接続端板6の導体部61と中心電極2に対して柔軟な同軸ケーブルを介してマイクロ波発生源100が電気接続される場合であっても、支持部9と第二連結部材8による機械的緩衝機能を有する支持機構は有効に機能する。
あるいは、支持部9の円環部9rと第二連結部材8とを導電体で構成し、支持部9を経由して環状電極3への電気接続経路を形成するようにしても、支持部9と第二連結部材8による機械的緩衝機能を有する支持機構は有効に機能する。
なお、本願は、様々な例示的な実施の形態および実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載されたよう様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態で開示した内容の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組合せで実施の形態に適用可能である。したがって、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態で開示した構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
例えば、環状電極3を網状導体で構成する例について説明したがこれに限ることはなく、透明電極と称されるITO(Indium-Tin Oxide)を用いてもよい。また、殺菌を前提として、発光物質として水銀を用いる例を示したが、これに限ることはなく、軸方向で均一な出射(処理対象への照射)が望まれる用途であれば、硫黄(S)、アルゴン(Ar)、キセノン(Xe)等を発光物質として使用し、マイクロ波の周波数もそれに応じて適宜定めればよい。さらには、発光管4としても紫外線透過率の高い石英ガラスを前提としたが、出射光に合わせて適宜選定してもよいことは言うまでもない。
以上のように、本願のマイクロ波励起光源装置1によれば、マイクロ波発生源100に電気接続されてマイクロ波励起光を発生するマイクロ波励起光源装置1において、マイクロ波発生源100の一方の極に電気接続され、軸方向に延びる中心電極2と、中心電極2に対して同心配置された環状電極3と、中心電極2と環状電極3との間に形成された環状空間に配置され、マイクロ波励起光を発光する発光管4と、マイクロ波発生源100の他方の極が電気接続される接続端板6と、環状電極3と接続端板6とを電気接続する接続子5と、発光管4が外力を受けた際に弾性変形し、環状電極3と接続子5との接触面にかかる応力を抑制する緩衝機構(例えば、連結部材7、接続子5E、第二連結部材8)とを備えている。これにより、発光管4が衝撃等の外力を受けても電気接続部分にかかる応力が緩和されるので、電気接続状態を適切に保ち、発光特性変化を抑制して所望の照射が可能なマイクロ波励起光源装置1を得ることができる。
その際、接続子5は、環状をなし、発光管4の外周面4fxに嵌め込まれた軸方向の一端側(円環部5r)が、外周面4fxとの間で環状電極3を挟み込むとともに、他端側(縁部5p)と接続端板6との間には軸方向の隙間G7aが設けられ、軸方向に伸縮する弾性体で構成され、軸方向の隙間G7aに配置されて接続子5と導体部61とを連結し、緩衝機構として機能する連結部材7を備えるようにすれば、発光管4がどのような向きの外力を受けても、連結部材7が変形することで、接続子5と環状電極3との接触面への応力を緩和するので、電気接続状態を適切に保ち、発光特性変化を抑制して所望の照射が可能なマイクロ波励起光源装置1を得ることができる。
あるいは、接続子5は、周方向に分割配置された複数の円弧状の板で構成され、軸方向の一端側の内周面7fiが発光管4の外周面4fxに対して径方向で隙間G7rをあけて対向配置され、他端側が接続端板6(導体部61)に固定される筒状部72と、径方向に伸縮して接続子5を発光管4に向けて押圧する弾性体(弾性部材71)とで構成し、緩衝機構として機能する連結部材7を備えるように構成しても、弾性部材71が変形することで、接続子5と環状電極3との接触面への応力を緩和するので、電気接続状態を適切に保ち、発光特性変化を抑制して所望の照射が可能なマイクロ波励起光源装置1を得ることができる。
その場合、発光管4と接続端板6とが、軸方向で隙間G7aをあけて配置されていれば、発光管4がどのような向きの外力を受けても、接続子5と環状電極3との接触面への応力を緩和できる。
接続子5Eは、導電ゴムで形成され、環状をなし、発光管4の外周面4fxに嵌め込まれた一端側(円環部5r)が、外周面4fxとの間で環状電極3を挟み込むとともに、他端側(円盤部5b)が円盤状をなして軸方向で発光管4と接続端板6との間に介在し、緩衝機構として機能するように構成しても、弾性体である接続子5Eのとくに円盤部5bが変形することで、接続子5Eと環状電極3との接触面への応力を緩和し、電気接続状態を確実に保ち、発光特性変化を抑制して所望の照射が可能なマイクロ波励起光源装置1を得ることができる。
上述したケースにおいて、発光管4の内周面4fiと中心電極2との間には径方向の隙間G24が設けられているようにすれば、緩衝機構が変形した際に発光管4の内周面4fiと中心電極2とが衝突することがなく、より信頼性の高いマイクロ波励起光源装置1を得ることができる。
また、殺菌処理槽のような設置対象に固定される支持部9、および支持部9と接続端板6とを連結し、発光管4が外力を受けた際に弾性変形し、環状電極3と接続子5との接触面にかかる応力を抑制し、緩衝機構として機能する第二連結部材8を備えるように構成すれば、設置対象に対して発光管4を変位させる外力を受けた場合にも、電気接続部分にかかる応力が緩和されるので、電気接続状態を適切に保ち、発光特性変化を抑制して所望の照射が可能なマイクロ波励起光源装置1を得ることができる。
1:マイクロ波励起光源装置、 100:マイクロ波発生源、 2:中心電極、 3:環状電極、 4:発光管、 4s:発光空間、 4fi:内周面、 4fx:外周面、 5:接続子、 5E:接続子(緩衝機構)、 6:接続端板、 61:導体部、 62:絶縁体部、 7:連結部材(緩衝機構)、 8:第二連結部材(緩衝機構)、 9:支持部、 D2:(中心電極の)外径、 D4i:(発光管の内管の)内径、 G24:隙間、 G7a:(軸方向の)隙間、 G7r:(径方向の)隙間、 G8:間隔。

Claims (3)

  1. マイクロ波発生源に電気接続されてマイクロ波励起光を発生するマイクロ波励起光源装置において、
    前記マイクロ波発生源の一方の極に電気接続され、軸方向に延びる中心電極と、
    前記中心電極に対して同心配置された環状電極と、
    前記中心電極と前記環状電極との間に形成された環状空間に配置され、前記マイクロ波励起光を発光する発光管と、
    前記マイクロ波発生源の他方の極が電気接続される接続端板と、
    環状をなし、前記発光管の外周面に嵌め込まれた軸方向の一端側が、前記外周面との間で前記環状電極を挟み込むとともに、他端側と前記接続端板との間に軸方向の隙間が設けられ、前記環状電極と前記接続端板とを電気接続する接続子と、
    軸方向に伸縮する弾性体で構成され、前記軸方向の隙間に配置されて前記接続子と前記接続端板とを連結し、前記発光管が外力を受けた際に弾性変形し、前記環状電極と前記接続子との接触面にかかる応力を抑制する緩衝機構として機能する連結部材とを備えることを特徴とするマイクロ波励起光源装置。
  2. マイクロ波発生源に電気接続されてマイクロ波励起光を発生するマイクロ波励起光源装置において、
    前記マイクロ波発生源の一方の極に電気接続され、軸方向に延びる中心電極と、
    前記中心電極に対して同心配置された環状電極と、
    前記中心電極と前記環状電極との間に形成された環状空間に配置され、前記マイクロ波励起光を発光する発光管と、
    前記マイクロ波発生源の他方の極が電気接続される接続端板と、
    導電ゴムで形成され、軸方向の一端側が環状をなし、前記発光管の外周面に嵌め込まれ前記外周面との間で前記環状電極を挟み込むとともに、他端側が円盤状をなして前記軸方向で前記発光管と前記接続端板との間に介在し、前記環状電極と前記接続端板とを電気接続する接続子とを備え
    前記接続子は、前記発光管が外力を受けた際に弾性変形し、前記環状電極と前記接続子との接触面にかかる応力を抑制する緩衝機構として機能するための変形量を確保できるように前記円盤状をなす部分の厚みが設定されていることを特徴とするマイクロ波励起光源装置。
  3. 前記発光管の内周面と前記中心電極との間には径方向の隙間が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のマイクロ波励起光源装置。
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